JP2001118905A - 搬送方法及び搬送装置 - Google Patents

搬送方法及び搬送装置

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JP2001118905A
JP2001118905A JP29780699A JP29780699A JP2001118905A JP 2001118905 A JP2001118905 A JP 2001118905A JP 29780699 A JP29780699 A JP 29780699A JP 29780699 A JP29780699 A JP 29780699A JP 2001118905 A JP2001118905 A JP 2001118905A
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arm
arms
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drive
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JP29780699A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Matsumura
泰秀 松村
Hidekazu Seya
英一 瀬谷
Toshishige Kurosaki
利▲栄▼ 黒▲崎▼
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作が確実で構造の簡単なアーム選択機構を具
備し、センサ配線をロボットの外部に取り出し易い構成
のツインアームロボットを提供し、処理室へのウェハの
搬入搬出時間を低減してスループットを向上させるこ
と。 【解決手段】搬送装置の停止位置を死点位置とし、旋回
時には旋回位置に移動して旋回し、ウェハ6の交換時に
は、死点位置から上下キャリア4,5を前進させる。ア
ーム選択機構は、上下被駆動アーム2a,2b,2c,
2dにワイヤ45,46で繋がれたプーリ41,42に
アームの回転方向とは逆方向のトルクを加えることによ
りキャリア4,5を静止させ、そしてプーリ41,42
を静止系に対して固定することによりキャリア4,5を
前進させる。 【効果】動作が確実で構造の簡単なアーム選択機構を備
えるため、安価なツインアーム搬送装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置やフラッ
トパネルディスプレイ装置の製造や検査に際しての基板
の搬送方法及び装置に係り、特に、大気中又は真空環境
下で基板としてのウェハやガラス基板を搬送するための
搬送方法及び搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチチャンバの半導体製造装置では、
搬送装置を収めた搬送室の周囲に複数の処理室と、搬入
室及び搬出室を配置する。搬送装置では、搬入室からウ
ェハを取り出して所定の処理室へと搬送する。そして、
その処理室での処理が終了するとウェハは次の処理室へ
と搬送される。このようにして、いくつかの処理室での
処理が全て終了すると搬出室へと搬送される。
【0003】半導体製造装置の性能の指標の一つにスル
ープットがある。このスループットは単位時間当たりの
ウェハの処理枚数で決まり、カセットに複数枚入れたウ
ェハを搬入室へ投入してから搬出室に回収するまでの時
間が短い程スループットは高くなる。
【0004】マルチチャンバ内でのスループットの向上
を考えると、各処理室での処理時間を短くすることと、
搬送時間を短くすることとの二つの解があるが、ここで
は、搬送時間を短くすることに着目する。搬送時間を短
くするための具体的な方策は搬送速度を速くすることで
あり、もう一つの有効な方策が搬送装置としてツインア
ームロボットを使用することである。
【0005】ツインアームロボットは、二つのアーム
と、各アームの先端にウェハを載せるキャリアを取付け
た構成となっている。このツインアームロボットは、搬
送室内で、二つのキャリアの一方にウェハを載せてお
き、処理室内での処理が終了して処理室のゲートバルブ
が開くと、ウェハが載っていない方のキャリアのアーム
を伸ばして処理室内のウェハを受け取って処理室内から
出し、次に、先にウェハを載せておいた方のキャリアの
アームを伸ばして処理室内にウェハを受け渡すことによ
りウェハの交換を行なう。その後に、処理室内では、次
の処理を開始する。
【0006】シングルアームロボットの場合は、処理室
内での処理が終了してその処理室のゲートバルブが開く
と、アームを伸ばして処理室内のウェハを受け取って処
理室内から取り出して次の工程の処理室もしくは搬出室
にウェハを受け渡してから、このウェハを取り出した処
理室内に次に入れるべきウェハを別の処理室もしくは搬
入室まで取りに行き、このウェハを処理室内に入れてか
ら次の処理を開始することになる。
【0007】上記した二つのウェハ処理の流れを比較す
れば、ツインアームロボットの方が搬送時間を短縮する
のにより有効なことが明白である。
【0008】従来のツインアームロボットには、二つの
スカラ型ロボットを対称に配置してツインアームロボッ
トとしたもの(特許第2739413号公報参照)、二
つのアームで偏菱リンク構造を構成し、かつ両リンクが
鏡映対称関係になった構造のもの(特開平6−1559
2号公報又は特表平7−504128号公報参照)、一
対のアームを二組持ったフロッグレッグ型ロボットで、
二組のアームを一対のアームのそれぞれ片側同士を結合
して駆動する構造のもの(特開平10−175186号
公報参照)等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いて、スカラ型ロボットを対象に配置したツインアーム
ロボットは、一つのアームで被搬送物を支えているので
剛性が弱く、高速で移動させると振動が発生するため、
高速搬送には向かない。アームが偏菱リンク構造で鏡映
対称になった構成のロボットは、被搬送物を載せるキャ
リアの伸縮方向が180度逆の方向を向いているため、
二つのキャリアを切り替える度に180度旋回しなけれ
ばならず、搬送時間短縮の目的に逆行する。また、一対
のアームを二組持ったフロッグレッグ型ロボットで二組
のアームを一対のアームのそれぞれ片側同士を結合して
駆動する構造のロボットでは、その動作原理からくる構
造上の制約でアームを一直線に伸ばした時の形状が偏菱
リンク状となり、その結果、被搬送物を載せるキャリア
と偏菱リンクとを結合するため、ロボットの旋回半径が
大きくなり、ひいては、ロボットを収納する搬送室も大
きくなると云う問題がある。
【0010】上記のような問題点を解決するために、本
発明者らは、先にフロッグレッグ型のツインアームロボ
ットにツインアームの選択機構を備えさせてなる搬送装
置について提案した。このツインアームロボットでは、
二組の被駆動アームのうちの一組(一対)のアームをアー
ム選択機構で選択する装置構成を採用している。このロ
ボットの平面図を図11に示し、この図を用いてその構
成と動作を説明する。図には、一対の駆動アーム1a,
1b、一対の上被駆動アーム2a,2b、この上被駆動
アームに結合された上キャリア4、一対の下被駆動アー
ム3a,3b、この下被駆動アームに結合された下キャ
リア5、および、上キャリア4上に載せられたウェハ6
が示されている。駆動アーム1aと1bをそれぞれ回転
方向8aと8bに回転させると、上被駆動アーム2aと
2bは、それぞれ回転方向9aと9bに回転し、また、
下被駆動アーム3aと3bは、それぞれ回転方向10a
と10bに回転し、その結果、上下キャリア4,5は直
進方向7に直進運動する。
【0011】図11の(c)は、ロボットの旋回動作中で
旋回半径が最小になる状態である。この位置より、ロボ
ットのアームを伸ばす動作を開始すると、駆動アーム1
a,1b、上被駆動アーム2a,2b、下被駆動アーム
3a,3b及び上下キャリヤ4,5は直進方向7に前進
を始め、アーム1a,1b、2a,2b、3a,3bが
一直線になった時、所謂、死点位置に達した時(図11
の(b))にアーム選択機構を動作させて、下被駆動アー
ム3a,3b及び下キャリア5はこの死点位置で停止さ
せ、上被駆動アーム2a,2b及び上キャリア4はその
まま運動を続けさせる(図11の(a))。
【0012】前記の動作をキャリアの位置と経過時間と
の関係で示したのが図12である。同図の(b)は同図の
(a)中の「キャリア位置」を定義した図である。上キャ
リア4は時間の経過と共にその位置が連続的に変化して
いく。しかし、下キャリア5は上記の死点位置で停止さ
せるため、経過時間途中でその位置が変化しなくなる
(図12の(a))。つまり、下キャリア5の運動には不
連続点が存在する。その結果、この不連続点位置では加
速度が無限大となるため、アーム選択機構を動作させた
場合、停止のための非常に大きなエネルギーが必要とな
る,確実な停止ができない,非常に大きな音や振動が発
生する等の問題が起きた。また、キャリアに取り付けた
センサの配線をロボットの外部に取り出すことが困難で
あった。
【0013】従って、本発明の目的は、動作が確実で構
造の簡単なアーム選択機構を持ち、センサ配線をロボッ
トの外部に取り出し易い構成のツインアームロボットを
提供し、さらに、処理室への搬入搬出時間を低減してス
ループットを向上させることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ロボットの
停止位置を死点位置とし、旋回時には旋回位置に移動し
て旋回し、ウェハ交換時にはこの死点位置からアームを
伸ばすよう動作させることにより達成される。
【0015】アーム選択機構は、被駆動アームに繋がれ
たプーリにアームの回転方向とは逆方向のトルクを加え
る、若しくはプーリを静止系に対して固定することで確
実な動作となる。
【0016】そして、駆動アームの片方の駆動軸に穴を
あけ、この穴に配線部材を通すことにより、センサ配線
をロボットの外部に取り出すことが可能となる。また、
スループットの向上は、キャリアの一方に未処理のウェ
ハを載せ、もう一方は空のキャリアとしておき、空のキ
ャリアで処理室から処理済ウェハを搬出し、その直後
に、未処理ウェハを処理室内に搬入する動作を、旋回運
動を行なうことなく、直進運動だけで行なうことにより
達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1に、本発明の一実施例になる搬送装置
(ツインアームロボット)の構成を示す。同図中(a)は
平面図、(b)は正面図である。以下、図1を用いてその
構成につき説明する。
【0019】駆動軸11a,11bに駆動アーム1a,
1bが結合されている。駆動アーム1aとアーム選択機
構を組み込んだ駆動アーム1bの先端には、軸受を介し
て下被駆動アーム3a,3bおよび上被駆動アーム2
a,2bがそれぞれ回転可能に結合されているが、上下
被駆動アームはそれぞれ独立に可動できるようになって
いる。下被駆動アーム3a,3bの先端には、アーム3
a,3bの回転角を等しく保つための同期機構12を介
して、下キャリア5が結合されている。同様に、上被駆
動アーム2a,2bの先端にも、アーム2a,2bの回
転角を等しく保つための同期機構12を介して、上キャ
リア4が結合されており、この上キャリア4上にはウェ
ハ6が載せられている。
【0020】駆動軸11a,11bは、軸受部22で支
えられ、その下方の回転導入器23で真空側から大気側
に導出され、歯車28を介してアーム駆動モータ25に
結合されている。回転導入器23には、磁性流体や磁気
結合で構成されたものを使用する。また、駆動軸11a
と11bとは歯車28で結合されているので、一つのア
ーム駆動モータ25で駆動軸11aと11bとをそれぞ
れ逆方向に回転させることができる。駆動軸11b内に
はアーム選択機構が設けられており、下アーム選択モー
タ26と上アーム選択モータ27は歯車30を介して結
合されている。
【0021】軸受部22の下方には、歯車28,29を
介して旋回モータ24が結合されており、この旋回モー
タ24によってアームやキャリアを旋回させる。軸受部
22には、真空フランジ21が付いていて、アーム部は
真空側に、駆動部は大気側に配置する構成となってい
る。
【0022】なお、アーム選択機構については後程詳し
く記載する。また、図1および図2以降もウェハを上下
方向に移動をさせるための駆動系の記載を省略してい
る。
【0023】図2,図3,図4は、図1に示した装置の
斜視図である。以下、図2,図3,図4を用いてその動
作を説明する。
【0024】図2は、搬送装置の停止状態、つまり、ウ
ェハ交換の待機状態である。ウェハの交換動作や搬送装
置の旋回動作は、この状態から開始される。停止状態で
は、駆動アーム1aと1b、上被駆動アーム2aと2
b、下被駆動アーム3aと3bが一直線の状態となり、
いわゆる死点位置にある。また、前記アームと同期機構
12,上キャリア4,下キャリア5の全てが上下に重な
った状態になっている。
【0025】図3は、ウェハを処理室内に搬入する動作
を示している。図2の停止位置で、アーム選択機構によ
り下被駆動アーム3a,3bを停止させる状態を選択し
て、駆動アーム1a,1bを、上被駆動アーム2a,2
bが伸びる方向8a,8bに回転させて、キャリア4を
直進方向7に移動させた状態を示している。下被駆動ア
ーム3a,3bは、駆動アーム1a,1bと上下に重な
り、キャリア5は停止状態から移動していない。この図
では、下被駆動アーム3a,3bの停止を選択した状態
を示したが、上被駆動アーム2a,2bの停止を選択し
て、駆動アーム1a,1bを駆動すれば、図示の上被駆
動アーム2a,2bが伸びた状態と逆に下被駆動アーム
3a,3bが伸びた状態とが入れ替わることになる。
【0026】図4は装置の旋回位置を示している。図2
の停止位置でアーム選択機構によりアーム選択をしない
で、駆動アーム1a,1bを被駆動アームが伸びる方向
とは逆の方向13a,13bに回転させ、上下キャリア
4,5を旋回位置方向14に移動させた状態である。こ
の旋回位置は、アームやキャリア等の旋回する部品の回
転半径が一番小さくなるように駆動アーム1a,1bの
回転角を選定することによって、搬送装置を収納する搬
送室の床面積を最小にすることが可能であり、それによ
り半導体製造装置,処理装置や検査装置等の製造コスト
や装置の維持費を低減させることができる。旋回位置で
は、停止位置から上被駆動アーム2a,2bと下被駆動
アーム3a,3bとが上下に重なったまま移動してい
る。
【0027】さて、また図3に戻って説明すると、図3
のアーム1a,1b、2a,2bと同期機構12とは6
節リンクを構成しているので、駆動アーム1a,1bを
回転させれば、それに伴ってリンクが変形し、その形状
は一義的に決まる。図4でも同様で、アーム1a,1
b、2a,2bと同期機構12及びアーム1a,1b、
3a,3bと同期機構12とはそれぞれ6節リンクを構
成しており、駆動アーム1a,1bを回転させればリン
ク形状は一義的に決まる。ところが、図2の死点位置で
は駆動アーム1a,1bを回転させても被駆動アーム2
a,2b、3a,3bには回転する力が発生しないた
め、そのまま、駆動アーム1a,1bを回転方向8a,
8bに回転していくならば、図3に示す下被駆動アーム
3a,3bと駆動アーム1a,1bとの関係のように上
下に重なる。つまり、回転方向8a,8bにそのまま回
転していけば、駆動アーム1a,1bと上被駆動アーム
2a,2bと下被駆動アーム3a,3bは上下に重なっ
た状態となり、かつ、上下キャリア4,5も上下に重な
った状態で、停止状態から移動しない。
【0028】纏めると、死点位置では、上被駆動アーム
2a,2bと下被駆動アーム3a,3bに何らかの作用
を与えないと、駆動アーム1a,1bを回転させても、
上下キャリア4,5は移動しない。アーム選択機構は、
この原理を応用している。
【0029】次に、図5を用いてアーム選択機構の構造
について説明する。図5は、図3の状態をワイヤフレー
ムで表わした斜視図であるが、旋回の機構や真空シール
構造は省略している。図3で示していない同期機構12
内部は軸受31c,31dで支えられ、歯車33が噛み
合って上被駆動アーム2a,2bの開き角度を等しくし
ている。下被駆動アーム3a,3bも同様な構成なので
説明を省略する。
【0030】駆動軸11bの内部に、軸47と軸48を
同軸状に通して、軸47の下端には下アーム選択モータ
26を結合し、上端には下プーリ42を結合する。軸4
8の下端には歯車30を介して上アーム選択モータ27
を結合し、上端には上プーリ41を結合する。上プーリ
41は、上被駆動アーム用プーリ43と上ワイヤ45に
より結合され、下プーリ42は、下被駆動アーム用プー
リ44と下ワイヤ46により結合されている。そして、
上被駆動アーム用プーリ43は、軸受31bを介して上
被駆動アーム2bと結合し、下被駆動アーム用プーリ4
4は軸受32bを介して下被駆動アーム3bと結合して
いる。ここで、上プーリ41と上被駆動アーム用プーリ
43の直径比および下プーリ42と下被駆動アーム用プ
ーリ44の直径比は、それぞれ2:1にしておかなけれ
ばならない。以上述べたように、上下プーリ41,4
2、上下ワイヤ45,46、及び上下被駆動アーム用プ
ーリ43,44を駆動アーム1b内に組み込むことによ
り、真空中での塵埃の発生を抑えられる効果がある。
【0031】図6は、アーム選択機構の構造をもう少し
詳細に示した図であり、図1の(b)の縦断面図に当た
る。各回転軸は、軸受50で回転を支え、軸シール51
で真空と大気間を分離している。軸シール51には磁性
流体シールを用いるのが適している。アーム選択機構
は、駆動アーム1b及び駆動軸11bの内部に組み込ん
でいる。一方の駆動アーム1a及び駆動軸11aの内部
は空洞となっていて、ここに線材53を通して、真空封
止端子52から大気側に取り出している。この線材53
は、上下キャリア4,5上にウェハの有無を検出するセ
ンサを取り付けた時には、センサ用信号ケーブルとして
使用する等、装置の真空側で使用する部品に信号や電力
を供給するケーブルとして使用する。線材53は駆動ア
ーム1aから上下被駆動アーム2a,3aに沿って這わ
せることにより、線材の捩じれを最少にすることが可能
となる。
【0032】図7を用いて、アーム選択機構の動作を説
明する。図7は、アーム選択機構の主要部だけを示した
斜視図である。この図の状態は停止状態であり、ここか
らのキャリアの移動には、次の三つのパターンがある。
【0033】(1)ウェハ交換のため、上キャリア4が前
進し、下キャリア5は停止の場合。 駆動アーム1bは、駆動アーム回転方向8bの方向に回
転を始める。その時、上キャリア4を制御する上プーリ
41は、軸48と歯車30を介して結合されている上ア
ーム選択モータ27によって、静止系に対して固定す
る。具体的には、上アーム選択モータ27をサーボで制
御して固定したり、または、無励磁作動型電磁ブレーキ
付きのモータを使用して、これに電圧を印加しない状態
にして固定する。上プーリ41を固定したまま駆動アー
ム1bを回転方向8bに回転させると、上プーリ41と
上被駆動アーム用プーリ43との間に架けた上ワイヤ4
5により、上被駆動アーム用プーリ43には、プーリ回
転方向56の方向にトルクが発生し、上被駆動アーム2
bは被駆動アーム回転方向55の方向に回転し、それに
より上キャリア4は前進する。
【0034】次に下キャリア5の動作について説明す
る。前記と同様に、駆動アーム1bは駆動アーム回転方
向8bの方向に回転を始める。その時下キャリア5を制
御する下プーリ42が、固定されないで自由に回転可能
な状態ならば、下被駆動アーム用プーリ44には、トル
クは発生しない。そのため、下被駆動アーム3bは駆動
アーム1bと重なった状態のままで移動し、下キャリア
5は停止したままの状態になる。これが死点位置からの
動作の特徴であるが、しかし、アーム部品の加工誤差や
組み立て誤差、死点停止時の制御誤差等を考えて、下キ
ャリア5を確実に停止させる方法を採用した。それは、
下キャリア5を制御する下プーリ42に、下キャリア5
が前進する方向とは逆方向のトルクをかけることであ
る。
【0035】下プーリ42は軸47を介して下アーム選
択モータ26と結合している。この下アーム選択モータ
26によって、下プーリ42にプーリ回転方向54の方
向にトルクをかける。すると、下ワイヤ46で連結した
下被駆動アーム用プーリ44には、プーリ回転方向58
の方向のトルクがかかり、下被駆動アーム3bは被駆動
アーム回転方向57の方向に回転しようとする。つま
り、下キャリア5が前進する方向とは逆方向の力を発生
させて、下キャリア5を確実に停止させたままにでき
る。なお、このトルクは下キャリア5の移動を停止させ
るためのトルクではなく、死点から脱出するのを抑える
役目のトルクであるがため、機構系のバックラッシを取
る程度の小さなトルクで良い。
【0036】(2)ウェハ交換のため、下キャリア5が前
進し、上キャリア4は停止の場合。 駆動アーム1bは、駆動アーム回転方向8bの方向に回
転を始める。その時、下キャリア5を制御する下プーリ
42は、それに軸47を介して結合されている下アーム
選択モータ26により、静止系に対して固定する。下プ
ーリ42を固定したまま駆動アーム1bを回転方向8b
の方向に回転させると、下プーリ42と下被駆動アーム
用プーリ44の間に架けた下ワイヤ46により、下被駆
動アーム用プーリ44にはプーリ回転方向56の方向に
トルクが発生し、下被駆動アーム3bは被駆動アーム回
転方向55の方向に回転し、これにより、下キャリア5
は前進する。
【0037】次に上キャリア4の動作について説明す
る。上プーリ41は軸48と歯車30を介して上アーム
選択モータ27と結合している。この上アーム選択モー
タ27により、上プーリ42にプーリ回転方向54の方
向にトルクをかける。すると、上ワイヤ45で連結した
上被駆動アーム用プーリ43には、プーリ回転方向58
の方向のトルクがかかり、上被駆動アーム2bは被駆動
アーム回転方向57の方向に回転しようとする。つま
り、上キャリア4が前進する方向とは逆方向の力を発生
させて上キャリア4を確実に停止させたままにできる。
【0038】(3)旋回のため、上下キャリア4,5が後
退する。 駆動アーム1bは駆動アーム回転方向13bの方向に回
転を始める。その時、上キャリア4を制御する上プーリ
41は、軸48と歯車30を介して結合されている上ア
ーム選択モータ27により、静止系に対して固定する。
上プーリ41を固定したままで駆動アーム1bを回転方
向13b方向に回転させると、上プーリ41と上被駆動
アーム用プーリ43の間に架けた上ワイヤ45により、
上被駆動アーム用プーリ43にはプーリ回転方向58の
方向にトルクが発生し、上被駆動アーム2bは被駆動ア
ーム回転方向57の方向に回転し、よって、上キャリア
4は後退する。下キャリア5についても同様に、下キャ
リア5を制御する下プーリ42は、軸47を介して結合
されている下アーム選択モータ26により静止系に対し
て固定する。下プーリ42を固定したまま駆動アーム1
bを回転方向13b方向に回転させると、下プーリ42
と下被駆動アーム用プーリ44の間に架けた下ワイヤ4
6により、下被駆動アーム用プーリ44にはプーリ回転
方向58方向にトルクが発生して、下被駆動アーム3b
は被駆動アーム回転方向57の方向に回転し、よって、
下キャリア5も後退する。
【0039】以上、キャリアの動作について説明してき
たが、この説明を纏めたものが次の表1である。この表
1から読み取れるように、通常はプーリを固定し、キャ
リアを停止させる場合にのみプーリにトルクをかけるだ
けで良く、極めて簡単な制御でキャリア選択の動作が簡
単に可能となった。
【0040】
【表1】
【0041】図8に、本発明の他の一実施例になる搬送
装置の縦断面構成を示す。本実施例の特徴は、駆動アー
ム1a,1bの両方にアーム選択機構を組み込んで、一
対のアームを対称に構成していることである。このよう
な構成とすることによって、搬送速度を高速化しても確
実なアーム選択動作が可能になる。但し、構成が複雑に
なるため、製造コストは上昇する。
【0042】図9に、本発明のさらに他の一実施例にな
る搬送装置の縦断面構成を示す。本実施例の特徴は、駆
動アーム1b内にアーム選択機構を組み込んで、駆動ア
ーム1a,1bを同期回転させるための歯車34を真空
内に置いて、駆動軸11aを短くした。そして、旋回軸
を駆動軸11bと同軸とすることによって、旋回軸の軸
シール51の直径を小さくすることが可能になった。こ
れにより、製造コストの削減ができた。ただし、旋回中
心と移載機の直進時の中心軸との間にずれが生じるの
で、移載機の設置位置や制御に注意を払う必要がある。
【0043】図10に、本発明のさらに他の一実施例に
なる搬送装置の縦断面構成を示す。図10は、マルチチ
ャンバ方式の処理装置の平面図である。搬送室63内に
搬送装置70を設置し、搬送室63の周囲には、ゲート
バルブ64を介して、処理室62a,62b,62c,
62dが、また、ウェハを複数枚入れたカセット60を
収納したロードロック室61a,61bが配置されてい
る。図10の(a)は、搬送装置70が停止している状態
で、処理室62b内のウェハを交換するための待ち状態
である。図10の(b)は、搬送装置70の旋回状態を示
している。
【0044】ここで、未処理のウェハ6を処理室62b
内に搬入する場合を説明する。搬送装置70はロードロ
ック室61bからウェハ6を取り出し、図10の(b)の
旋回状態で処理室62bの位置まで旋回して、図10の
(a)の停止状態で停止する。処理室62b内のウェハ6
の処理が終了すると、ゲートバルブ64を開き、搬送装
置70の空のキャリアを前進させ処理済ウェハ6を取り
出す。次に、未処理のウェハ6を載せたキャリアを前進
させて、処理室62b内に置く。これで処理室62bの
ウェハ交換が終了し、ゲートバルブ64を閉じて処理を
開始する。
【0045】以上述べたように、上下の各キャリアを直
進で一往復させるだけでウェハ交換が終了するのでスル
ープットが向上する。また、死点位置より後退して旋回
半径が最少になる位置で旋回するため、搬送室63を小
型化でき、その結果、搬送室内の体積も小さくなり、搬
送室63の真空排気系も小型化することができた。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、動作が確実で構造の簡
単なアーム選択機構を持つので安価なツインアーム搬送
装置を提供でき、また、配線を搬送装置の外部に取り出
し易くできるので信頼性が向上し、さらに、処理室への
搬入搬出時間を低減してスループットを上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる搬送装置の概略構成を
示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】図1に示した搬送装置の動作を説明するための
斜視図で、装置の停止状態を示している。
【図3】図1に示した搬送装置の動作を説明するための
斜視図で、ウェハの搬入状態を示している。
【図4】図1に示した搬送装置の動作を説明するための
斜視図で、ウェハの旋回状態を示している。
【図5】図1におけるアーム選択機構の一構成例を示す
図である。
【図6】図1に示した搬送装置の縦断面構成を示す図で
ある。
【図7】図5に示したアーム選択機構の動作説明図であ
る。
【図8】本発明の他の一実施例になる搬送装置の縦断面
構成を示す図である。
【図9】本発明のさらに他の一実施例になる搬送装置の
縦断面構成を示す図である。
【図10】本発明による搬送装置を組み込んでなるウェ
ハ処理装置の平面図である。
【図11】従来の搬送装置の一構成例とその動作を説明
するための平面図である。
【図12】図11に示した従来の搬送装置におけるキャ
リア位置と経過時間との関係を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b … 駆動アーム, 2a,2b … 上被駆動アーム, 3a,3b … 下被駆動アーム, 4 … 上キャリア, 5 … 下キャリア, 6 … ウェハ, 7 … 直進方向, 8a,8b … 駆動アーム回転方向, 9a,9b … 上被駆動アーム回転方向, 10a,10b … 下被駆動アーム回転方向, 11a,11b … 駆動軸, 12 … 同期機構, 13a,13b … 駆動アーム回転方向, 14 … 旋回方向, 21 … 真空フランジ, 22 … 軸受部, 23 … 回転導入器, 24 … 旋回モータ, 25 … アーム駆動モータ, 26 … 下アーム選択モータ, 27 … 上アーム選択モータ, 28 … 歯車, 29 … 歯車, 30 … 歯車, 31a,31b … 軸受, 31c,31d … 軸受, 32a,32b … 軸受, 32c,32d … 軸受, 33 … 歯車, 34 … 歯車, 41 … 上プーリ, 42 … 下プーリ, 43 … 上被駆動アーム用プーリ, 44 … 下被駆動アーム用プーリ, 45 … 上ワイヤ, 46 … 下ワイヤ, 47 … 軸, 48 … 軸, 50 … 軸受, 51 … 軸シール, 52 … 真空封止端子, 53 … 線材, 54 … プーリ回転方向, 55 … 被駆動アーム回転方向, 56 … プーリ回転方向, 57 … 被駆動アーム回転方向, 58 … プーリ回転方向, 60 … カセット, 61a,61b … ロードロック室, 62a,62b … 処理室, 62c,62d … 処理室, 63 … 搬送室, 64 … ゲートバルブ, 70 … 搬送装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒▲崎▼ 利▲栄▼ 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 DA13 FA01 FA07 FA11 FA12 GA04 GA40 GA44 GA47 GA50 LA01 LA11 LA13 LA14 LA18 NA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ一端に駆動軸を有する一対の駆動
    アームと、上記一対の駆動アームの他端には回転可能な
    二対の被駆動アームを結合し、それぞれ一対の被駆動ア
    ームの他端にキャリアを結合し、上記キャリアは上記一
    対の駆動アームと上記一対の被駆動アームの回転とによ
    って直進運動を独立して行ない得るように構成されてな
    る搬送装置において、上記一対の駆動アームの上記駆動
    軸の回転中心軸が二本と、上記一対の駆動アームと上記
    二対の被駆動アームとを結合している回転中心軸が二本
    と、上記各対の被駆動アームと上記キャリアとを結合し
    ている回転中心軸が二本との合計六本の回転中心軸の軸
    線を上記キャリアが運動する平面に投影して得られる合
    計六つの投影点を結んだ線が一直線になる位置で上記キ
    ャリアを停止させるように構成してなることを特徴とす
    る搬送装置。
  2. 【請求項2】上記キャリアは、そのいずれか一方を選択
    しそれに対応する上記駆動軸を回転させることによって
    その停止位置から被搬送物を受け取るもしくは受け渡す
    方向に進む構成とし、選択しなかった他方のキャリアと
    結合した上記被駆動アームはそれに対応する上記駆動ア
    ームの上部に位置して停止しており、何れのキャリアを
    も選択することなく前記とは逆方向に上記駆動軸を回転
    させることにより双方のキャリアがそれぞれの停止位置
    から旋回方向に進む構成としてなることを特徴とする請
    求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】前記の停止位置では、上記キャリアの一方
    に被搬送物を載せ、他方のキャリアには被搬送物を載せ
    ない状態としておき、上記他方のキャリアを選択するこ
    とによって上記他方のキャリアがその停止位置から離れ
    て被搬送物を受け取る位置に移動して被搬送物を受取っ
    てから上記停止位置に戻り、次に上記一方のキャリアが
    被搬送物を受け渡す位置に移動して被搬送物を受け渡し
    てから上記停止位置に戻ると云う一連の動作によって、
    処理室内で処理されるべき被搬送物の交換作業を行なう
    ことを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】上記被駆動アームのそれぞれの回転軸にプ
    ーリを配し、上記駆動アームのそれぞれの回転軸に二個
    のプーリを配し、上記被駆動アームの回転軸に配したプ
    ーリと上記駆動アームの回転軸に配した二個のプーリの
    間をそれぞれワイヤで結合して、上記プーリを独立に静
    止系に対して固定するかまたは上記プーリにトルクを与
    えることにより上記被駆動アームのうちの一方を選択す
    る機構としてなることを特徴とする請求項2または3に
    記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】上記一対の駆動アームの双方とそれに結合
    する上記二対の被駆動アームの双方とに、上記被駆動ア
    ームのうち一方の対を選択して動作させるためのアーム
    選択機構を設けてなることを特徴とする請求項4に記載
    の搬送装置。
  6. 【請求項6】上記一対の駆動アームのうちの一方とそれ
    に結合する上記二対の被駆動アームのうちの一方の対と
    に上記二対の被駆動アームのうちの一方の対を選択して
    動作させるためのアーム選択機構を設けてなることを特
    徴とする請求項4記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】上記一対の駆動アームのうちの一方とそれ
    に結合する上記二対の被駆動アームのうちの一方の対と
    に上記二対の被駆動アームのうちの一方の対を選択して
    動作させるためのアーム選択機構を設け、かつ、上記ア
    ーム選択機構を設けていない方の駆動アームの回転軸の
    内部に通電部材を通すための貫通穴を設けてなることを
    特徴とする請求項4に記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】搬送室の周囲にロードロック室と処理室と
    を配設してなる処理装置であって、前記搬送室内に請求
    項1乃至7のうちの何れかに記載の搬送装置を備えたこ
    とを特徴とする処理装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至7のうちの何れかに記載の搬
    送装置を用い、処理室内に置かれた被搬送物を搬送装置
    の一方のキャリア上に載せて上記処理室の外に搬出し、
    次に上記搬送装置の他方のキャリア上に載せておいた別
    の被搬送物を前記処理室内に搬入する工程とを有するこ
    とを特徴とする搬送方法。
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