JP2023112007A - 断熱箱体、冷蔵庫、および断熱箱体の製造方法 - Google Patents

断熱箱体、冷蔵庫、および断熱箱体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】間口部からの発泡断熱材の漏出を抑制することのできる断熱箱体を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、断熱箱体50を備えている。断熱箱体50は、外箱51と、内箱52と、外箱51と内箱52との間に充填されている発泡断熱材(断熱層53)とを備えている。断熱箱体50の間口部50eを構成する外箱51には、外箱51の端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部66が設けられている。この外箱51には、折り曲げ部66に形成される隙間Gを部分的に塞ぐシール部(例えば、粘着テープ55)が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、断熱箱体、冷蔵庫、および断熱箱体の製造方法に関する。
一般に、冷蔵庫には、周囲との断熱を行うために、貯蔵空間の外周を覆うように断熱箱体が設けられている。断熱箱体は、外箱と、内箱と、これらの間に充填された発泡断熱材とで構成されている。発泡断熱材としては、例えば、硬質発泡ウレタン断熱材などが用いられる。
断熱箱体は、外箱と内箱とを組み合わせて箱体の外形を形成し、箱体内の空間に発泡断熱材の材料を注入することによって製造される。この断熱箱体の製造時に、外箱と内箱とで形成される箱体の隙間から発泡断熱材が漏れ出すことが問題となる。
そこで、例えば、特許文献1では、内箱と外箱二重フランジとの嵌合を強固にし、発泡断熱材の発泡充填時の漏れを防止することが検討されている。
特許第2517084号公報
ところで、断熱箱体の間口部には、仕切り壁を固定させるためのビスなどが差し込まれる貫通孔が形成されている。このような貫通孔が形成されている構成では、外箱と内箱とを組み合わせた箱体内に発泡断熱材料が注入されたときに、箱体の間口部を構成する外箱の二重フランジの隙間に発泡断熱材料が入り込み、貫通孔から発泡断熱材が漏れ出すことが問題となる。
そこで、本発明では、間口部からの発泡断熱材の漏出を抑制することのできる断熱箱体を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる断熱箱体は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に充填されている発泡断熱材とを備えている。前記断熱箱体の間口部を構成する前記外箱には、前記外箱の端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部が設けられており、前記外箱には、前記折り曲げ部に形成される隙間を部分的に塞ぐシール部が設けられている。
本発明の一局面にかかる断熱箱体によれば、間口部からの発泡断熱材の漏出を抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の外観構成を示す正面図である。 図1に示す冷蔵庫の断熱箱体の構成を示す正面図である。 図2に示す断熱箱体を構成する外箱の側面プレートの構成を示す斜視図である。 第1の実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体の間口部分の内部構成を示す断面図である。この図は、図2に示す断熱箱体の仕切り壁が設けられている部分の断面構成を示す図である。 第1の実施形態にかかる冷蔵庫において外箱の側面部に取り付けられるシール部の配置領域を示す模式図である。 第2の実施形態にかかる冷蔵庫において断熱箱体の側面部に取り付けられるシール部の配置領域を示す模式図である。 第2の実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体の間口部分の内部構成を示す断面図である。 第2の実施形態にかかる冷蔵庫の断熱箱体に発泡断熱材料が注入される様子を示す模式図である。 第3の実施形態にかかる冷蔵庫において断熱箱体の側面部に取り付けられるシール部の配置領域を示す模式図である。 第4の実施形態にかかる冷蔵庫において断熱箱体の側面部に取り付けられるシール部の配置領域を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
(冷蔵庫の全体構成)
まず、本実施の形態にかかる冷蔵庫1の全体構成について説明する。図1には、本実施の形態にかかる冷蔵庫1の外観を示す。図1は、本実施形態にかかる冷蔵庫1を正面から見た図である。図2には、冷蔵庫1を構成している断熱箱体50の構成を示す。図3には、断熱箱体50を構成する外箱51の側面プレート61を示す。図3には、断熱箱体50の間口部50eを構成する側面プレート61の折り曲げ部66に粘着テープ(シール部)55が取り付けられた状態を示す。
図1および図2に示すように、冷蔵庫1は、上段に冷蔵室3、中段に野菜室4、製氷室6、および冷凍室7、並びに下段に冷凍室5を備えている。冷蔵室3には、例えば、左右に分割された観音開き式の冷蔵室扉3L(左側)および3R(右側)が設けられている。野菜室4には、引き出し式の野菜室扉4aが設けられている。冷凍室5には、引き出し式の冷凍室扉5aが設けられている。製氷室6には、引き出し式の製氷室扉6aが設けられている。冷凍室7には、引き出し式の冷凍室扉7aが設けられている。
本実施形態では、扉が設けられている面を冷蔵庫の正面または前面と呼ぶ。そして、前面を基準にして、冷蔵庫1を通常の状態で設置した場合に存在する位置に基づいて、冷蔵庫1の各面を、上面、側面、背面、及び底面とする。
冷蔵庫1には、各貯蔵空間を周囲から断熱するための断熱構造として、断熱箱体50が設けられている。断熱箱体50は、冷蔵庫1の外周を覆うように設けられている。断熱箱体50は、主として、外箱51、内箱52、断熱層(発泡断熱材)53、および真空断熱材(VIP)(図示せず)などを備えている。
本明細書では、冷蔵庫1の各面の呼び方と合わせて、断熱箱体50の各部分をそれぞれ、上面部、底面部、側面部50c、背面部50dと呼ぶ。また、断熱箱体50の正面側の開口部分を間口部50eと呼ぶ。
図2に示すように、冷蔵庫1の各貯蔵室は、断熱箱体50の内箱52によってその内壁が形成される。また、各貯蔵室の間には、仕切り壁13および14が配置されている。具体的には、冷蔵室3と、野菜室4、製氷室6、および冷凍室7との間は、仕切り壁13によって仕切られている。また、野菜室4、製氷室6、および冷凍室7と、冷凍室5との間は、仕切り壁14によって仕切られている。
(断熱箱体の構成)
続いて、断熱箱体50のより具体的な構成について、図2および図3などを参照しながら説明する。
断熱箱体50は、主として、外箱51と、内箱52と、断熱層53と、真空断熱材(VIP)(図示せず)とを備えている。
外箱51は、断熱箱体50の外周面を形成する。外箱51は、冷蔵庫1の外形の大部分を形成している。内箱52は、断熱箱体50の内周面を形成する。また、内箱52は、冷蔵室などの各貯蔵空間を区画している。
外箱51は、主として、断熱箱体50の側面部50cを形成する側面プレート61、断熱箱体50の背面部50dを形成する背面プレート62、断熱箱体50の上面部を形成する上面プレート、および断熱箱体50の底面部を形成する底面プレートで構成されている。
図3には、側面プレート61の外観を示す。側面プレート61は、主として、左側の側面を構成する側面板51aと、右側の側面を構成する側面板51aと、左右両側の側面板51aおよび51aを連結する支持部63とで構成されている。支持部63は、断熱箱体50の上面プレートを構成する。側面板51aは、例えば、表面に凹凸加工(エンボス加工)が施された鋼板などで形成することができる。鋼板の表面に凹凸加工を施すことで強度を向上させることができる。
側面板51aの間口部側の端部は、複数回折り曲げられて、所定の形状に形成されている。この折り曲げられた部分は、折り曲げ部66と呼ばれる。折り曲げ部66の詳細な構成については、後述する。
外箱51の内面側において、この折り曲げ部66には、隙間Gが形成されることがある(図4参照)。外箱51の内面側では、この隙間Gを部分的に塞ぐように、粘着テープ55が貼り付けられている。
背面プレート62には、左右両側の端部に、発泡断熱材の材料を注入するための注入口72(72aおよび72b)が複数個設けられている(図5参照)。
断熱層53は、主として、発泡断熱材で構成される。具体的には、断熱層53は、硬質発泡ウレタン(硬質ポリウレタンフォームともいう)などで形成することができる。硬質発泡ウレタンは、2種類の主原料に触媒、発泡剤、製泡剤などを混合し、泡化反応と樹脂化反応を同時に起こして得られる均一な樹脂発泡体である。
また、断熱箱体50の内部には、発泡断熱材で構成された断熱層53の他に真空断熱材が含まれている。真空断熱材は、グラスウールやシリカ粉末等の微細空隙を有する芯材を、ガスバリア性を有する外包材(袋状体、例えばラミネートフィルム)で覆い、外包材の内部を減圧密封して形成される。真空断熱材は、その内部空間を高真空に保ち、気相を伝わる熱量をできる限り小さくすることにより、高い断熱効果を実現することができる。真空断熱材は、例えば、略長方形の平面を有する平板状の部材である。
図2に示すように、断熱箱体50の間口部50eには、複数のビス孔(貫通孔)41が形成されている。ビス孔41は、仕切り壁13および14が取り付けられる冷蔵庫1の中段部分に形成されている。図2に示す例では、間口部50e左右両側に、上から順に4個のビス孔41a・41b・41c・41dが形成されている。断熱箱体50に仕切り壁13および14を取り付けた状態で、これらのビス孔41にビスが差し込まれることによって、仕切り壁13および14は固定される。ビス孔41は、外箱51の折り曲げ部66を貫通するように形成されている(図4参照)。
(折り曲げ部の構成)
続いて、外箱51の間口部50eを構成する折り曲げ部66のより具体的な構成を説明する。図4には、断熱箱体50の間口部50e部分の断面構成を示す。
図4に示すように、折り曲げ部66は、側面板51aに連続する側から順に、第1折り曲げ部51b、第2折り曲げ部51c、第3折り曲げ部51d、第4折り曲げ部51e、および第5折り曲げ部51fで構成されている。
第1折り曲げ部51bは、側面板51aを略直角に折り曲げて形成された部分である。第2折り曲げ部51cは、第1折り曲げ部51bから連続する部分(第1折り曲げ部51bの先端側の部分)を、第1折り曲げ部51bに重なるように折り曲げて形成された部分である。第1折り曲げ部51bおよび第2折り曲げ部51cは、断熱箱体50の間口部50eを構成する。
第3折り曲げ部51dは、第2折り曲げ部51cから連続する部分(第2折り曲げ部51cの先端側の部分)を、側面板51aに重なるように折り曲げて形成された部分である。第4折り曲げ部51eは、第3折り曲げ部51dから連続する部分(第3折り曲げ部51dの先端側の部分)を、第3折り曲げ部51dに対して略直角(あるいは、60度以上90度未満のやや鋭角)に折り曲げて形成された部分である。第5折り曲げ部51fは、第4折り曲げ部51eから連続する部分(第4折り曲げ部51eの先端側の部分)を、後方側に折り曲げて形成された部分である。第5折り曲げ部51fは、折り曲げ部66の最も端部側に位置する。
図4に示すように、第2折り曲げ部51c、第3折り曲げ部51d、および第4折り曲げ部51eによって、間口部50eの裏面側に嵌め込み溝65が形成される。嵌め込み溝65には、内箱52側の取付部52aが嵌め込まれる。また、嵌め込み溝65には、仕切り壁13または14を構成する前面板17の先端部が嵌め込まれる。仕切り壁13または14は、樹脂製の本体部材16、鋼板製の前面板17、および鋼板製の前面カバー18を有している。
本体部材16は、その側壁が、内箱52によって形成される各貯蔵空間の内壁に当接するように配置される。仕切り壁13または14の前面には、側壁よりも外側に延在する取付部17aを含む前面板17と、前面板17の前面に配される前面カバー18とを有している。取付部17aが間口部50eの裏面側に形成された嵌め込み溝65に嵌め込まれて、仕切り壁13または14は、断熱箱体50に固定される。このとき、前面カバー18を嵌め込み溝65に嵌め込んでもよい。
第1折り曲げ部51b、および第2折り曲げ部51cの所定の位置には、開口部42aおよび42bがそれぞれ形成されている。また、前面板17の取付部17aにも開口部42cが形成されている。これらの開口部42a、42b、および42cは、ビス孔41となる。
粘着テープ55は、折り曲げ部66に形成される隙間Gを部分的に塞ぐように、外箱51の内側の面に貼り付けられている。具体的には、粘着テープ55は、側面板51aと第3折り曲げ部51dとの間に形成される隙間Gを跨ぐように配置されている。
上記の構成を有する外箱51と内箱52とを組み合わせて形成された断熱箱体50の内部に、発泡断熱材の材料が注入され、断熱層53が形成される。本実施形態にかかる断熱箱体50では、隙間Gの所定の領域に粘着テープ55を貼り付けることで、発泡断熱材の材料を注入した際も、ビス孔41などからの発泡断熱材の漏れを抑えることができる。
ここで、折り曲げ部66に貼り付けられる粘着テープ55の配置領域について図5を参照しながら説明する。図5には、外箱51の一側面の構成を示す。図5では、側面板51aの内側に取り付けられる粘着テープ55の配置領域を模式的に示す。また、図5では、間口部50eに形成されるビス孔41a・41b・41c・41dの配置位置を模式的に示す。
図5に示すように、外箱51の一側面の間口部50eに沿って、一つの粘着テープ55が貼り付けられている。なお、図5に示す外箱51の一側面(正面から見て左側面)に対向する側面(正面から見て右側面)にも同様に、間口部50eに沿って、一つの粘着テープ55が貼り付けられている。
本実施形態では、粘着テープ55は、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域をカバーするように配置されている。また、粘着テープ55は、断熱箱体50を正面から見て(正面視で)、外箱51の背面プレート62に設けられている下側の注入口72bの投影領域をカバーするように配置されている。
このように、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域、および下側の注入口72bの投影領域をカバーするように一枚の粘着テープ55を貼り付けることで、発泡断熱材の材料を注入した際のビス孔41からの発泡断熱材の漏れをより確実に抑えることができる。
なお、本実施形態では、隙間Gを塞ぐシール部として、薄型の粘着テープ55を例に挙げて説明したが、シール部は粘着テープに限定されない。隙間Gを塞ぐシール部の他の例としては、例えば、ホットメルト、シリコンシーラー、スポンジなどが挙げられる。
(断熱箱体の製造方法)
上記のような構成を有する断熱箱体50は、例えば次のように製造される。
先ず、外箱51を構成する各プレート(側面プレート61、背面プレート62、上面プレート、および底面プレートなど)を準備する。この工程は、外箱の準備工程と呼ばれる。
外箱の準備工程では、側面プレート61の内面の所定の位置に粘着テープ55を貼り付ける(図3参照)。具体的には、側面プレート61の折り曲げ部66に形成される隙間Gを部分的に塞ぐように、粘着テープ55を外箱51の内側の面に貼り付ける(図4参照)。粘着テープ55を貼り付ける範囲は任意に決めることができる。例えば、本実施形態では、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域、および、正面視で外箱51の背面プレート62に設けられている下側の注入口72bの投影領域を覆うように、粘着テープ55を貼り付ける(図5参照)。
また、外箱の準備工程では、背面プレート62および側面プレート61の所定の位置に、放熱パイプおよび真空断熱材を取り付けてもよい。
外箱の準備工程に加えて、内箱52を準備する内箱の準備工程が行われる。内箱52の準備工程では、内箱52の内部には、庫内電装ユニット、各種配線などが取り付けられる。
そして、内箱52の外周を覆うように外箱51の各プレートを取り付ける。また、内箱52内の所定箇所に仕切り壁13および14が取り付けられる。このとき、外箱51の間口部50eの裏面側に形成された嵌め込み溝65に、内箱52の取付部52aおよび仕切り壁13または14の取付部17aが嵌め込まれる。その後、間口部50eに形成された開口部42a、42b、および仕切り壁の取付部17aに形成された開口部42cにビスを挿通し螺合することで、仕切り壁13および14は外箱51に位置決めされて固定される。この工程は、組み立て工程と呼ばれる。
その後、断熱箱体50の背面部50dを上にした状態で、背面部50dに形成された注入口72より液体状の発泡断熱材の材料(発泡ウレタン材料)を注入する。発泡断熱材の材料は、外箱51と内箱52との間の空間内で前面(間口部)側から背面側へと順に発泡して体積を増加しながら充填されていく。発泡した断熱材はその後、硬化する。
具体的には、発泡ウレタン材料は発泡反応しながら体積を増し、外箱51と内箱52との間の空間を充填されていく。このとき、外箱51の内側の面の所定の領域(例えば、図5に示す領域)に、側面プレート61の折り曲げ部66に形成される隙間Gを塞ぐような粘着テープ55が設けられていることで、断熱箱体50の間口部50eのビス孔41などからの発泡ウレタンの漏れを抑えることができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる冷蔵庫1は、断熱箱体50を備えている。断熱箱体50は、外箱51、内箱52、断熱層53、および真空断熱材(VIP)などを備えている。断熱箱体50の間口部50eを構成する外箱51には、外箱51の端部が複数回折り曲げられて形成された折り曲げ部66が設けられている。そして、この折り曲げ部66に形成される隙間Gを部分的に塞ぐように、例えば、粘着テープ55などのシール部が設けられている。
この構成によれば、折り曲げ部66の隙間Gを塞ぐようにシール部を設けることで、各注入口72から発泡断熱材の材料を注入した際に、シール部を配置した領域から隙間Gの内部へ発泡断熱材(またはその材料)が浸入することを回避することができる。これにより、ビス孔41などの間口部50eに形成された貫通孔からの発泡断熱材の漏れを抑えることができる。
なお、断熱箱体50の外箱51には、強度の向上などを目的として、表面に凹凸加工を施したものがある。このような凹凸加工が施されていると、側面板51aと第3折り曲げ部51dとの間、および第1折り曲げ部51bと第2折り曲げ部51cとの間が、凹凸面によって密着しにくくなり、隙間が生じやすくなることで、断熱箱体50内に注入された発泡断熱材(またはその材料)の漏れが促進される可能性がある。そこで、本実施形態にかかる構成を、外箱51の表面に凹凸加工が施されている断熱箱体50に適用することで、外箱51の強度を高めつつ、間口部50eから発泡断熱材の漏れの抑制効果をより高めることができる。
また、上記のような構成の断熱箱体50を製造する場合には、外箱単体の状態で(すなわち、外箱51と内箱52と組み立てる前に)、外箱51の折り曲げ部66の隙間Gにシール部を取り付けることができる。これにより、目的とする位置に確実に粘着テープ、ホットメルトなどのシール部を配置させることができる。
なお、シール部を配置する範囲としては、例えば、図5に示すように、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域、および、正面視で外箱51の背面プレート62に設けられている下側の注入口72b(すなわち、各ビス孔41により近い注入口)の投影領域をカバーする範囲とすることができる。これにより、各注入口72から発泡断熱材の材料を注入した際に、ビス孔41などの間口部50eに形成された貫通孔からの発泡断熱材の漏れをより確実に抑えることができる。
なお、本実施形態では、上側の注入口72aの投影領域にはシール部を配置していない。これは、上側の注入口72aは下側の注入口72bに比べて、各ビス孔41から離れており、注入口72aの投影領域に位置する間口部50eの隙間Gから発泡断熱材が浸入しても、各ビス孔41から漏出する程度に至らないからである。したがって、上側の注入口72aと各ビス孔41との距離、および発泡断熱材の流動性などによっては、上側の注入口72aの投影領域にもシール材を配置してもよい。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、シール部として、薄型の粘着テープ55を例に挙げて説明した。これに対して、第2の実施形態では、シール部の他の例として、角柱状の発泡スチロール155を例に挙げて説明する。
図6には、第2の実施形態にかかる冷蔵庫1の断熱箱体50の側面部の構成を模式的に示す。図6では、断熱箱体50の外箱51に取り付けられる発泡スチロール155の配置領域を示す。図7には、第2の実施形態にかかる冷蔵庫1の断熱箱体50の間口部50e部分の断面構成を示す。この図は、断熱箱体50の間口部50eにおいて発泡スチロール155が配置されている部分の断面構成を示す図である。
図6に示すように、外箱51の一側面の間口部50eに沿って、2つの発泡スチロール155が配置されている。なお、図6に示す外箱51の一側面(正面から見て左側面)に対向する側面(正面から見て右側面)にも同様に、間口部50eに沿って、2つの発泡スチロール155が配置されている。
各発泡スチロール155は、間口部50eの所定の位置から移動しないように、接着剤などを用いて固定されていてもよい。本実施形態では、発泡スチロール155は、断熱箱体50を正面から見て(正面視で)、外箱51の背面プレート62に設けられている複数の注入口72aおよび72bの投影領域をカバーするようにそれぞれ配置されている。
続いて、外箱51の間口部50eを構成する折り曲げ部66のより具体的な構成を、図7を参照しながら説明する。図7に示すように、折り曲げ部66は、側面板51aに近い側から順に、第1折り曲げ部51b、第2折り曲げ部51c、第3折り曲げ部51d、第4折り曲げ部51e、および第5折り曲げ部51fで構成されている。
図7に示すように、第2折り曲げ部51c、第3折り曲げ部51d、および第4折り曲げ部51eによって、間口部50eの裏面側に嵌め込み溝65が形成される。嵌め込み溝65には、内箱52側の取付部52aが嵌め込まれる。
第1折り曲げ部51b、および第2折り曲げ部51cの所定の位置には、開口部42aおよび42bがそれぞれ形成されている。また、前面板17の取付部17aにも開口部42cが形成されている。これらの開口部42a、42b、および42cは、ビス孔41となる。
上述した折り曲げ部66の詳細な構成は、第1の実施形態と同様であるため、より詳しい説明を省略する。
発泡スチロール155は、折り曲げ部66に形成される隙間Gを部分的に覆うように、外箱51の内面に配置されている。具体的には、図7に示すように、発泡スチロール155は、側面板51aと第3折り曲げ部51dとの間に形成される隙間Gを覆うように配置されている。すなわち、角柱形状の発泡スチロール155の一つの角部を形成する側面が、隙間Gを形成している側面板51aに接触するように、発泡スチロール155は配置される。
上記の構成を有する外箱51と内箱52とを組み合わせて形成された断熱箱体50の内部に、発泡断熱材の材料が注入され、断熱層53が形成される。本実施形態にかかる断熱箱体50では、隙間Gの所定の領域に発泡スチロール155を配置することで、発泡断熱材の材料を注入した際に、ビス孔41などからの発泡断熱材の漏れを抑えることができる。
ここで、折り曲げ部66における発泡スチロール155の配置領域について図6を参照しながら説明する。また、図8には、本実施形態にかかる断熱箱体50に発泡断熱材料を注入する様子を模式的に示す。
図6に示すように、発泡スチロール155は、断熱箱体50を正面から見て(正面視で)、外箱51の背面プレート62に設けられている各注入口72aおよび72bの投影領域を少なくともカバーするように配置されている。発泡スチロール155を配置する範囲としては、例えば、各注入口72aおよび72bの中心位置から上下に距離L1だけ離れた位置までとすることができる(図6参照)。ここで、距離L1は、例えば、5cm以上であることが好ましく、10cm以上であることがより好ましい。
このような構成の断熱箱体50に発泡断熱材の材料(発泡ウレタン材料)を注入する場合には、図8に示すように、背面部50dを上にした状態で、背面部50dに形成された注入口72より液体状の発泡断熱材の材料を注入する。このとき、注入された材料は、注入口72の真下に向かって最も勢いよく流れる。図8には、注入口72から注入された発泡断熱材が真下に向かって流れる様子を矢印で示す。
このようにして下方へ流れた発泡断熱材は、注入口72に対応する位置に配置されている発泡スチロール155へぶつかる。発泡スチロール155にぶつかった発泡断熱材は、上方へはね返されつつ拡散する。これにより、注入口72(72aおよび72b)の投影領域に位置する外箱51の折り曲げ部66の隙間Gへの発泡断熱材の流入が、発泡スチロール155によって阻害される。そのため、外箱の折り曲げ部66の隙間Gへ、勢いよく発泡断熱材が流入することを回避することができる。
以上のように、本実施形態にかかる断熱箱体50では、外箱51の内側の面の所定の領域(例えば、図6に示す領域)に、側面プレート61の折り曲げ部66に形成される隙間Gを覆うような発泡スチロール155が設けられている。この構成により、断熱箱体50の間口部50eのビス孔41などからの発泡ウレタンの漏れを抑えることができる。
本実施形態では、隙間Gを覆うシール部の一例として、角柱状の発泡スチロール155を挙げて説明したが、シール部は発泡スチロールに限定されない。隙間Gを覆うシール部の他の例としては、例えば、スポンジなどが挙げられる。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、シール部255を配置する領域が、第1および第2の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1または第2の実施形態と同様の構成を適用することができる。
図9には、第3の実施形態にかかる冷蔵庫1の断熱箱体50の側面部の構成を模式的に示す。図9では、断熱箱体50の外箱51に取り付けられるシール部255の配置領域を示す。なお、本実施形態で説明するシール部255は、第1の実施形態で例示したような粘着テープ、ホットメルト、シリコンシーラー、スポンジのような形態であってもよいし、第2の実施形態で説明したような角柱状の発泡スチロールのような形態であってもよい。
第1の実施形態などと同様に、シール部255は、折り曲げ部66に形成される隙間Gを塞ぐように、外箱51の内側の面に配置されている。
本実施形態では、図9に示すように、外箱51の一側面の間口部50eに沿って、間口部50eの略全体をカバーするように一つのシール部255が取り付けられている。なお、図9に示す外箱51の一側面(正面から見て左側面)に対向する側面(正面から見て右側面)にも同様に、間口部50eに沿って、一つのシール部255が取り付けられている。
すなわち、本実施形態では、シール部255は、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域をカバーするように配置されているとともに、正面視で外箱51の背面プレート62に設けられている各注入口72aおよび72bの投影領域をカバーするように配置されている。
このように、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域、および各注入口72aおよび72bの投影領域をカバーするようにシール部255を配置することで、発泡断熱材の材料を注入した際のビス孔41からの発泡断熱材の漏れをより確実に抑えることができる。
<第4の実施形態>
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、シール部355を配置する領域が、第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。
図10には、第4の実施形態にかかる冷蔵庫1の断熱箱体50の側面部の構成を模式的に示す。図10では、断熱箱体50の外箱51に取り付けられるシール部355の配置領域を示す。なお、本実施形態で説明するシール部355は、第1の実施形態で例示したような粘着テープ、ホットメルト、シリコンシーラー、スポンジのような形態であることが好ましい。
第1の実施形態などと同様に、シール部355は、折り曲げ部66に形成される隙間Gを塞ぐように、外箱51の内側の面に配置されている。
本実施形態では、図10に示すように、外箱51の一側面の間口部50eに沿って、一つのシール部355が貼り付けられている。なお、図10に示す外箱51の一側面(正面から見て左側面)に対向する側面(正面から見て右側面)にも同様に、間口部50eに沿って、一つのシール部355が貼り付けられている。
本実施形態では、シール部355は、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域をカバーするように配置されている。シール部355を配置する範囲としては、例えば、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域の全体を覆うとともに、最も上方のビス孔41aの位置から距離L2だけ上方まで、かつ、最も下方のビス孔41dの位置から距離L2だけ下方までとすることができる(図10参照)。ここで、距離L2は、例えば、2cm以上であることが好ましく、5cm以上であることがより好ましい。
このように、各ビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域をカバーするように一つのシール部355を配置することで、発泡断熱材の材料を注入した際のビス孔41からの発泡断熱材の漏れを抑えることができる。また、シール部355の配置領域を小さくすることができる。また、複数のビス孔41a・41b・41c・41dの配置領域を一つのシール部355で塞ぐことで、製造工程時のシール部355の取り付けにかかる作業時間を短くすることができる。
本実施形態に、第2の実施形態の発泡スチロール155等を同時に適用してもよい。すなわち、各注入口の投影領域の近傍には発泡スチロール155等を配置して発泡断熱材の隙間Gへの浸入防止および周囲への拡散の促進を図り、且つ、各ビス孔41の配置領域をカバーするようにシール部355を配置することでビス孔41の近傍の隙間Gへの発泡断熱材の浸入を防止して、ビス孔41からの発泡断熱材の漏れをより確実に抑えることができる。
(まとめ)
本発明の一局面にかかる断熱箱体(例えば、断熱箱体50)は、外箱(例えば、外箱51)と、内箱(例えば、内箱52)と、前記外箱と前記内箱との間に充填されている発泡断熱材(例えば、断熱層53)と、を備えている。前記断熱箱体の間口部(例えば、間口部50e)を構成する前記外箱には、前記外箱の端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部(例えば、折り曲げ部66)が設けられている。前記外箱は、前記折り曲げ部に形成される隙間(例えば、隙間G)を部分的に塞ぐシール部(例えば、粘着テープ55、発泡スチロール155、シール部255、シール部355)を有している。
上記の本発明の一局面にかかる断熱箱体(例えば、断熱箱体50)において、前記外箱(例えば、外箱51)の背面部(例えば、背面部50d)には、前記発泡断熱材の材料が注入される注入口(例えば、注入口72)が少なくとも一つ設けられており、正面視で、前記シール部(例えば、粘着テープ55、発泡スチロール155、シール部255)は、前記注入口の投影領域に少なくとも設けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる断熱箱体(例えば、断熱箱体50)において、前記間口部(例えば、間口部50e)を構成する前記外箱(例えば、外箱51)には、少なくとも一つの貫通孔(例えば、ビス孔41)が設けられており、前記シール部(例えば、粘着テープ55、シール部255、シール部355)は、前記貫通孔の形成領域に少なくとも設けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる断熱箱体(例えば、断熱箱体50)において、前記シール部(例えば、粘着テープ55、発泡スチロール155、シール部255、シール部355)は、前記折り曲げ部(例えば、折り曲げ部66)に形成される隙間(例えば、隙間G)を覆うように配置されていてもよい。
本発明のもう一つの局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)は、上記の本発明の一局面にかかる断熱箱体(例えば、断熱箱体50)を備えている。
本発明のさらにもう一つの局面にかかる断熱箱体(例えば、断熱箱体50)の製造方法は、断熱箱体の間口部(例えば、間口部50e)を構成する外箱(例えば、外箱51)の端部が複数折り曲げられた折り曲げ部(例えば、折り曲げ部66)を有する前記外箱の内面に、前記折り曲げ部に形成される隙間(例えば、隙間G)を部分的に塞ぐようにシール部(例えば、粘着テープ55、発泡スチロール155、シール部255、シール部355)を取り付ける工程(外箱の準備工程)と、前記外箱の準備工程の後に、前記外箱と内箱(例えば、内箱52)とを組み立てる工程(組み立て工程)と、を含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :冷蔵庫
41 :ビス孔(貫通孔)
50 :断熱箱体
50e :(断熱箱体の)間口部
50d :(断熱箱体の)背面部
51 :外箱
52 :内箱
53 :断熱層(発泡断熱材)
55 :粘着テープ(シール部)
66 :折り曲げ部
72 :注入口
155 :発泡スチロール(シール部)
255 :シール部
355 :シール部
G :隙間
本発明の一局面にかかる断熱箱体は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に充填されている発泡断熱材とを備えている断熱箱体であって、前記断熱箱体の間口部を構成する前記外箱には、前記外箱の端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部が設けられており、前記外箱には、前記折り曲げ部に形成される隙間を部分的に塞ぐシール部が設けられており、前記外箱の背面部には、前記発泡断熱材の材料が注入される注入口が少なくとも一つ設けられており、前記隙間は、前記注入口側に向かって開口している

Claims (6)

  1. 外箱と、
    内箱と、
    前記外箱と前記内箱との間に充填されている発泡断熱材と
    を備えている断熱箱体であって、
    前記断熱箱体の間口部を構成する前記外箱には、前記外箱の端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部が設けられており、
    前記外箱には、前記折り曲げ部に形成される隙間を部分的に塞ぐシール部が設けられている、断熱箱体。
  2. 前記断熱箱体の背面部には、前記発泡断熱材の材料が注入される注入口が少なくとも一つ設けられており、
    正面視で、前記シール部は、前記注入口の投影領域に少なくとも設けられている、
    請求項1に記載の断熱箱体。
  3. 前記間口部を構成する前記外箱には、少なくとも一つの貫通孔が設けられており、
    前記シール部は、前記貫通孔の形成領域に少なくとも設けられている、
    請求項1または2に記載の断熱箱体。
  4. 前記シール部は、前記折り曲げ部に形成される隙間を覆うように配置されている、
    請求項1から3の何れか1項に記載の断熱箱体。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の断熱箱体を備えている冷蔵庫。
  6. 断熱箱体の間口部を構成する外箱の端部が複数折り曲げられた折り曲げ部を有する前記外箱の内面に、前記折り曲げ部に形成される隙間を部分的に塞ぐようにシール部を取り付ける、外箱の準備工程と、
    前記外箱の準備工程の後に、前記外箱と内箱とを組み立てる、組み立て工程と
    を含む断熱箱体の製造方法。
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