JP2023105631A - フロントローダの姿勢維持機構及びフロントローダ - Google Patents

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Abstract

【課題】視認性を向上することが可能なフロントローダの姿勢維持機構を提供する。【解決手段】左右一対のブームフレーム31を具備するブーム30の揺動に応じて動作することで、ブーム30に連結されたバケット50の姿勢を維持するフロントローダ10の姿勢維持機構100であって、フロントローダ10のサイドフレーム20に対して揺動可能な第一リンク部材102と、ブームフレーム31に対して揺動可能に設けられ、第一リンク部材102及びバケットシリンダ80と連結される第二リンク部材104と、を具備し、第一リンク部材102及び第二リンク部材104は、ブームフレーム31を挟んで左右一対設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、ブームに連結された作業具の姿勢を維持するフロントローダの姿勢維持機構及びフロントローダの技術に関する。
従来、ブームに連結された作業具の姿勢を維持するフロントローダの姿勢維持機構の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の姿勢維持機構は、リンクロッド及び連結体を具備する。リンクロッドは、サブフレーム(サイドフレーム)に揺動可能に支持され、ブームの上方に間隔をあけて配置される。連結体は、ブームに揺動可能に支持される。連結体は、リンクロッド及び作業機シリンダとそれぞれ連結される。リンクロッド及び連結体は、ブームの昇降に応じて揺動される。当該揺動によりブームの昇降時にバケットの姿勢が維持される。
しかし、特許文献1に記載の姿勢維持機構は、ブームの上方に配置されたリンクロッド等が作業者の視界を遮って、視認性が悪化するおそれがあった。
特開平11-241361号公報
本開示の一態様は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、視認性を向上することが可能なフロントローダの姿勢維持機構及びフロントローダを提供するものである。
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本開示の一態様においては、左右一対のブームフレームを具備するブームの揺動に応じて動作することで、前記ブームに連結された作業具の姿勢を維持するフロントローダの姿勢維持機構であって、前記フロントローダのサイドフレームに対して揺動可能な第一リンク部材と、前記ブームフレームに対して揺動可能に設けられ、前記第一リンク部材及びバケットシリンダと連結される第二リンク部材と、を具備し、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材は、前記ブームフレームを挟んで左右一対設けられるものである。
本開示の一態様によれば、姿勢維持機構が作業者の視界を遮るのを抑制し、視認性を向上できる。
本開示の一態様においては、前記第一リンク部材は、前記ブームフレームに対して平面視で重複しないように配置されるものである。
本開示の一態様によれば、第一リンク部材がブームフレームと干渉するのを防止できるため、設計自由度を向上できる。
本開示の一態様においては、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材は、少なくとも一部が、前記ブームの揺動角度に関わらず前記ブームに対して側面視で重複するように配置されるものである。
本開示の一態様によれば、姿勢維持機構が作業者の視界を遮るのを効果的に抑制し、視認性を効果的に向上できる。
本開示の一態様においては、左右一対の前記第一リンク部材は、互いの内側へ曲げられた曲げ部を具備するものである。
本開示の一態様によれば、曲げ部によって第一リンク部材の強度を向上できる。
本開示の一態様においては、前記曲げ部は、前記第一リンク部材の揺動軸から、前記第一リンク部材と前記第二リンク部材との連結部分までに亘るように形成されるものである。
本開示の一態様によれば、第一リンク部材の強度を効果的に向上できる。
本開示の一態様においては、前記第二リンク部材は、第一部材と、前記第一部材の左右一側に固定された第二部材と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、第一部材及び第二部材の一方をブームフレームから遠ざけて、ブームフレームとの隙間を確保できる。
本開示の一態様においては、前記第一リンク部材の揺動軸、前記第一リンク部材と前記第二リンク部材との連結部分、及び前記第二リンク部材と前記バケットシリンダとの連結部分は、側面視で略同一直線上に位置するものである。
本開示の一態様によれば、姿勢維持機構が作業者の視界を遮るのを効果的に抑制し、視認性を効果的に向上できる。
本開示の一態様においては、左右一対の前記第一リンク部材は、互いに左右対称に形成され、左右一対の前記第二リンク部材は、互いに左右対称に形成されるものである。
本開示の一態様によれば、左右一対の第一リンク部材及び左右一対の第二リンク部材に一体感を出すことができ、美観の向上を図ることができる。
本開示の一態様においてフロントローダは、前記姿勢維持機構を具備するものである。
本開示の一態様によれば、姿勢維持機構の高さ位置を低くでき、姿勢維持機構が作業者の視界を遮るのを抑制して視認性を向上できる。
本開示の一態様においては、前記第二リンク部材の揺動軸は、前記ブームの内部空間を横切るように設けられるものである。
本開示の一態様によれば、第二リンク部材の揺動軸を比較的低い位置に配置でき、第二リンク部材が作業者の視界を遮るのを抑制できる。
本開示の一態様においては、前記ブームと、前記ブームの内部に配置される管部と、を具備し、前記ブームは、前記第二リンク部材の揺動軸を支持する支持部と、少なくとも一部が前記ブームの内部に配置され、前記支持部を回避するように前記管部を案内する案内部と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、案内部によって管部を案内することで、ブーム内に管部を容易に配置できる。
本開示の一態様によれば、視認性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るフロントローダを具備するトラクタの全体的な構成を示した側面図。 フロントローダを示した斜視図。 同じく、左側面図。 同じく、右側面断面図。 サイドフレーム、ブーム、ブームシリンダ及び姿勢維持機構を示した斜視図。 姿勢維持機構の分解斜視図。 (a)ブーム、ブームシリンダ及び姿勢維持機構を示した平面図。(b)第二リンク部材を示した拡大平面断面図。 姿勢維持機構を示した拡大左側面図。 A1-A1断面図。 ブームの分解斜視図。 ブームを上昇させた状態を示した左側面図。 ブームを最大まで上昇させた状態を示した左側面図。 姿勢維持機構が取り外されたフロントローダを示した左側面図。
以下では、本発明の一実施形態に係るフロントローダ10を具備するトラクタ1の全体構成について説明する。
図1に示すように、トラクタ1は、主として機体フレーム2、エンジン3、トランスミッションケース4、前輪5、後輪6、ボンネット7、キャビン8、ステアリングホイール9及びフロントローダ10を具備する。
機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けて配置される。機体フレーム2の後部にはエンジン3が固定される。当該エンジン3の後部には、トランスミッションケース4が固定される。機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪5に支持される。トランスミッションケース4の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪6に支持される。エンジン3はボンネット7に覆われる。
エンジン3の動力は、トランスミッションケース4に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪5に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪6に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪5及び後輪6が回転駆動され、トラクタ1は走行することができる。
エンジン3の後方にはキャビン8が設けられる。キャビン8の内部には、作業者が搭乗する居住空間が形成される。当該居住空間には、前輪5の切れ角を調節するためのステアリングホイール9、種々の操作具及び作業者が着座するための座席等が配置される。
トラクタ1の前部には、フロントローダ10が装着される。以下では図2から図10を参照し、フロントローダ10の詳細な構成について説明する。
フロントローダ10は、主としてサイドフレーム20、ブーム30、連結フレーム40、バケット50、スタンド60、ブームシリンダ70、バケットシリンダ80、管部90及び姿勢維持機構100等を具備する。
図2及び図3に示すサイドフレーム20は、後述するブーム30を揺動可能に支持するものである。サイドフレーム20は、中空状に形成される。サイドフレーム20は、トラクタ1の車体(機体フレーム2及びトランスミッションケース4)に着脱可能に設けられる。サイドフレーム20は、車体の左右にそれぞれ設けられる。図4及び図5に示すように、右側のサイドフレーム20は、第一開口部21及び第二開口部22を具備する。
第一開口部21及び第二開口部22は、後述する管部90を挿通可能な部分である。第一開口部21は、サイドフレーム20の左側面に形成される。第二開口部22は、サイドフレーム20の上面に形成される。
ブーム30は、左右のサイドフレーム20に揺動可能に支持される。ブーム30は、サイドフレーム20の上部から前下方に向けて延びるように配置される。図4及び図10に示すように、ブーム30は、ブームフレーム31、揺動軸32、ボス部33、案内部34、閉塞部35及びサイドプレート36を具備する。ブームフレーム31、揺動軸32、ボス部33、閉塞部35及びサイドプレート36は、左右一対設けられる。また案内部34は、右側のブームフレーム31に設けられる。以下では、右側のブームフレーム31等を例に挙げ、ブームフレーム31等の構成を説明する。
ブームフレーム31は、ブーム30の主たる構造体を成すものである。ブームフレーム31は、中空状に形成される。右側のブームフレーム31は、第三開口部31a、第四開口部31b、貫通孔31c及びスリット31dを具備する。なお左側のブームフレーム31は、第三開口部31a及び第四開口部31bを具備しない点を除いて、右側のブームフレーム31と同様に構成される。
第三開口部31a及び第四開口部31bは、管部90を挿通可能な部分である。第三開口部31aは、ブームフレーム31の後端部に形成される。第四開口部31bは、ブームフレーム31の前下部に形成される。貫通孔31cは、ブームフレーム31を上下に貫通する孔である。貫通孔31cは、ブームフレーム31の上面の前後中途部(第三開口部31aよりも前方、かつ、第四開口部31bよりも上方)に形成される。スリット31dは、ブームフレーム31を左右に貫通する横長の孔である。スリット31dは、貫通孔31cの下方に形成される。
揺動軸32は、ブームフレーム31をサイドフレーム20に対して揺動可能に支持するものである。揺動軸32は、軸線を左右に向けた円柱状に形成される。本実施形態では、揺動軸32として、サイドフレーム20及びブームフレーム31の左右幅よりも長い軸状部材が用いられる。揺動軸32は、サイドフレーム20及びブームフレーム31に挿通される。
ボス部33は、後述する姿勢維持機構100の第二リンク部材104を取り付けるためのものである。ボス部33は、軸線を左右に向けた略円筒状に形成される。ボス部33の軸線方向における長さは、ブームフレーム31の左右幅よりも長くなるように形成される。ボス部33は、ブームフレーム31の左右両側面を貫通するように設けられる。こうしてボス部33は、ブーム30の内部空間S30を横切るように配置される。ボス部33は、溶接等によりブームフレーム31の左右両側面に固定される。
案内部34は、後述する管部90を案内するためのものである。案内部34は、板面を略上下方向に向けた板状に形成される。案内部34の左右幅は、ブームフレーム31の左右幅と同程度となるように形成される。案内部34は、溶接等により右側のブームフレーム31のスリット31dに固定される。こうして案内部34は、略全体がブーム30の内部に配置される。また案内部34は、ボス部33とブームフレーム31の底面との間に亘るように設けられる。より詳細には案内部34は、ボス部33の上方へ管部90を案内できるように、ボス部33の頂部近傍からブームフレーム31の底面まで側面視で略前後方向に延出するように形成される。
閉塞部35は、ブームフレーム31の貫通孔31cを塞ぐ板状の部材である。閉塞部35は、ボス部33及び案内部34がブームフレーム31に固定された後で、ブームフレーム31に固定される。これによって、貫通孔31cを介してボス部33及び案内部34をブームフレーム31内に容易に溶接できる。
サイドプレート36は、板面を略左右方向に向けた板状に形成される。サイドプレート36は、ブームフレーム31の左右に設けられる。サイドプレート36は、ボス部36aを具備する。
図10に示すボス部36aは、後述するバケットシリンダ80と連結可能な部分である。ボス部36aは、軸線を左右に向けた略円筒状に形成される。ボス部36aは、サイドプレート36の側面から左右一側(サイドプレート36の間に位置するブームフレーム31を基準とした場合、左右外側)に突出するように形成される。ボス部36aは、姿勢維持機構100がフロントローダ10に設けられない場合に使用される。この場合ボス部36aは、連結軸81を介して、バケットシリンダ80と連結される(図13参照)。
図2及び図3に示す連結フレーム40は、左右のブーム30を連結するものである。連結フレーム40は、軸線を左右に向けた略円筒状に形成される。連結フレーム40は、左右のブーム30に亘るように設けられる。
バケット50は、前方に開口するように形成される。バケット50は、ブーム30の前端部に揺動可能に連結される。
スタンド60は、トラクタ1の車体から取り外されたフロントローダ10を自立させるためのものである。スタンド60は、左右のブームフレーム31の前下部にそれぞれ1つずつ(左右一対)設けられる。スタンド60は、ブーム30に収納される収納位置と、接地してフロントローダ10の重量を支持可能な支持位置と、に切り換えることが可能である。なお図面には、収納位置に切り換えられたスタンド60が記載されている。
ブームシリンダ70は、ブーム30をサイドフレーム20に対して揺動させるためのものである。ブームシリンダ70は、サイドフレーム20及びブーム30に揺動可能に連結される。ブームシリンダ70は、左右一対設けられる。
バケットシリンダ80は、バケット50をブーム30に対して揺動させるためのものである。バケットシリンダ80は、ブーム30及びバケット50に揺動可能に連結される。図2及び図3に示すバケットシリンダ80は、姿勢維持機構100の第二リンク部材104を介して、ブーム30に揺動可能に連結される。バケットシリンダ80は、左右一対設けられる。
図2及び図4に示す管部90は、作動油の流路を形成するためのものである。管部90は、トラクタ1のポンプ(不図示)とブームシリンダ70とを接続する第一管部、及びポンプとバケットシリンダ80とを接続する第二管部を含む。管部90は、第一開口部21からサイドフレーム20内に導入され、第二開口部22及び第三開口部31aを介してサイドフレーム20からブーム30内に導入される。また管部90は、第四開口部31bを介してブーム30の内部から連結フレーム40上へ導出され、ブームシリンダ70及びバケットシリンダ80と接続される。
図2及び図3に示す姿勢維持機構100は、ブーム30の揺動に応じて動作することで、バケット50(作業具)の姿勢を維持するものである。姿勢維持機構100は、左右一対設けられる。左右の姿勢維持機構100は、互いに略同一の構成であるため、以下では右側の姿勢維持機構100を例に挙げて姿勢維持機構100の構成を説明し、左側の姿勢維持機構100の構成の説明を省略する。図5及び図6に示すように、姿勢維持機構100は、固定部材101、第一リンク部材102、第一揺動軸103、第二リンク部材104、第二揺動軸105、第一連結軸106及び第二連結軸107を具備する。
図5、図6及び図8に示す固定部材101は、サイドフレーム20の上部に固定される部材である。固定部材101は、板面を略左右方向に向けた板状に形成される。固定部材101は、左右一対設けられる。また固定部材101は、互いに左右対称に形成される。左右の固定部材101は、軸線を左右に向けた略円筒状のボス部101aによって互いに接続される。左右の固定部材101は、サイドフレーム20の側面に固定される。固定部材101は、凹部101bを具備する。
図6、図8及び図9に示す凹部101bは、揺動軸32との干渉を回避するためのものである。凹部101bは、側面視略逆U字状に形成される。凹部101bは、固定部材101の下端部から上部までに亘るように形成される。
第一リンク部材102は、固定部材101と後述する第二リンク部材104との間に設けられる部材である。第一リンク部材102は、板面を略左右方向に向けた板状に形成される。また第一リンク部材102は、略前後方向に長く延びるように形成される。第一リンク部材102は、左右一対設けられる。また第一リンク部材102は、互いに左右対称に形成される。第一リンク部材102は、曲げ部102a及び凹部102bを具備する。
曲げ部102aは、第一リンク部材102の板面が曲げられることによって形成される部分である。曲げ部102aは、第一リンク部材102の上端部に形成される。本実施形態の曲げ部102aは、左右の第一リンク部材102の板面が互いに近接するように(互いの内側へ)曲げられることによって形成される。また曲げ部102aは、第一リンク部材102の後端部から前端部までに亘るように形成される(図8に示す曲げ部102aの範囲R102参照)。
凹部102bは、揺動軸32との干渉を回避するためのものである。凹部102bは、上に凸の凹状に形成される。凹部102bは、第一リンク部材102の後下端部に形成される。
上述の如く構成される第一リンク部材102は、ブームフレーム31及び固定部材101の左右に配置される。こうして第一リンク部材102は、ブームフレーム31を挟んで左右一対設けられる。左右の第一リンク部材102は、ブームフレーム31及び固定部材101と側面視で重複する(図3参照)。また図7(a)に示すように、左右の第一リンク部材102は、平面視でブームフレーム31と重複しない。
図6、図8及び図9に示す第一揺動軸103は、第一リンク部材102をサイドフレーム20に対して揺動可能に支持するためのものである。第一揺動軸103は、軸線を左右に向けた略円柱状に形成される。第一揺動軸103は、左右の第一リンク部材102の後端部及び固定部材101のボス部101aに挿通される。第一揺動軸103は、揺動軸32の後上方に配置される。
第二リンク部材104は、バケットシリンダ80及び第一リンク部材102と連結される部材である。第二リンク部材104は、板面を略左右方向に向けた板状に形成される。第二リンク部材104は、側面視略三角形状に形成される。第二リンク部材104は、左右一対設けられる。また第二リンク部材104は、互いに左右対称に形成される。図6及び図8に示すように、第二リンク部材104は、第一部材104a及び第二部材104bを具備する。
第一部材104aは、第二リンク部材104の後部を成す部材である。第一部材104aは、略板状に形成される。第二部材104bは、第二リンク部材104の前部を成す部材である。第二部材104bは、略板状に形成される。第二部材104bは、第一部材104aの左右一側に固定される。こうして第二部材104bは、第一部材104aと一体的に形成される。
上述の如く構成される第二リンク部材104は、図6及び図7に示すように、ブームフレーム31及びサイドプレート36の左右に配置される。こうして第二リンク部材104は、ブームフレーム31を挟んで左右一対設けられる。左右の第二リンク部材104は、ブームフレーム31及びサイドプレート36と側面視で重複する(図3参照)。また図7(a)に示すように、左右の第二リンク部材104は、平面視でブームフレーム31と重複しない。
また図7(b)に示すように、第二部材104bは、ブームフレーム31を基準とした場合、第一部材104aの左右外側に配置される。よって第二部材104bとサイドプレート36との隙間は、第一部材104aとサイドプレート36との隙間よりも大きい。本実施形態では当該第二部材104bにより、サイドプレート36のボス部36aとの干渉を防止している(図7(b)及び図8参照)。
図4、図6及び図8に示す第二揺動軸105は、第二リンク部材104をブーム30に対して揺動可能に支持するためのものである。第二揺動軸105は、軸線を左右に向けた略円柱状に形成される。第二揺動軸105は、左右の第二リンク部材104の下端部及びブーム30のボス部33に挿通され、当該ボス部33に支持される。こうして第二揺動軸105は、比較的(ブーム30の内部空間S30を横切る程度に)低い高さ位置に配置される。これによって第二リンク部材104を比較的低い位置で支持できるため、第二リンク部材104が作業者の視界を遮るのを抑制できる。
図6及び図8に示す第一連結軸106は、第一リンク部材102と第二リンク部材104とを連結するためのものである。第一連結軸106は、軸線を左右に向けた略円柱状に形成される。本実施形態では、第一連結軸106として、第一リンク部材102の左右幅よりも長い軸状部材が用いられる。第一連結軸106は、第二リンク部材104の後上端部に固定され、第一リンク部材102の前端部と連結される。
第二連結軸107は、第二リンク部材104とバケットシリンダ80とを連結するためのものである。第二連結軸107は、軸線を左右に向けた略円柱状に形成される。本実施形態では、第二連結軸107として、左右の第二リンク部材104を挿通可能なボルトが用いられる。第二連結軸107は、サイドプレート36のボス部36aに挿通されることなく、第二リンク部材104の前上端部とバケットシリンダ80とを連結する。
図8に示すように、第二連結軸107は側面視において、第一揺動軸103と第一連結軸106とを通る直線L1の近傍に配置される。また第一連結軸106、第一揺動軸103及び第二連結軸107は、前下がりに傾斜する方向に並ぶように配置される。こうしてバケット50が接地された状態において、第一揺動軸103、第一連結軸106及び第二連結軸107が略同一直線状に配置されることで、第二リンク部材104とバケットシリンダ80との連結部分(第二連結軸107)を比較的低い位置に配置できる。
上述の如く構成されるフロントローダ10のブーム30は、図3、図11及び図12に示すように、ブームシリンダ70の伸縮に応じてサイドフレーム20に対して揺動される。こうしてブーム30は昇降される。第一リンク部材102及び第二リンク部材104は、ブーム30の昇降に伴って揺動される。姿勢維持機構100は、これらリンク部材102・103の揺動により、作業者がバケットシリンダ80を伸縮させることなくバケット50の姿勢を維持できる。
本実施形態の姿勢維持機構100は、第一リンク部材102及び第二リンク部材104がブームフレーム31を挟んで左右に配置されている。このような構成により、第一リンク部材102及び第二リンク部材104とブームフレーム31とが干渉し難くなって、姿勢維持機構100の設計自由度を向上できる。これによって例えば、第一リンク部材102等がブームフレーム31と側面視で重複する程度まで、第一リンク部材102等の高さ位置を下げられる。これにより、第一リンク部材102等が作業者の視界を遮るのを抑制し、視認性を向上できる。また視認性の向上によって、フロントローダ10による作業を行い易くなり、作業性も向上できる。
特に、本実施形態の第一リンク部材102及び第二リンク部材104は、平面視でブームフレーム31と重複しないように配置されている。これにより、第一リンク部材102等の高さ位置をどれだけ下げたとしてもブームフレーム31と干渉しなくなるため、設計自由度を効果的に向上できる。
また第一リンク部材102及び第二リンク部材104は、ブーム30の揺動角度に関わらず、側面視で略隙間なくブーム30と重複する。より詳細には第一リンク部材102及び第二リンク部材104は、凹部102bを除いて、ブーム30の揺動角度に関わらず、側面視で隙間なくブーム30と重複する。このような構成により、第一リンク部材102及び第二リンク部材104がブーム30から突出するのを抑制し、視認性を効果的に向上できる。また、姿勢維持機構100の見栄えが悪くなるのを抑制し、美観の向上を図ることができる。
また図4に示すように、管部90はサイドフレーム20及びブーム30の内部に配置されている。これによって、管部90と姿勢維持機構100とが干渉するのを防止でき、姿勢維持機構100と管部90との干渉に起因する管部90の破損を防止できる。また管部90をサイドフレーム20等で隠して、美観の向上を図ることができる。また万が一、管部90が破損したとしても、作動油が広範囲に飛散するのを防止できる。
ここで、ブーム30には内部空間S30を横切るボス部33が設けられている。このため管部90を組み付ける際に、第三開口部31aから第四開口部31bに向けて管部90を送り出すと、ボス部33が邪魔になり、管部90を組み付け難くなることが懸念される。そこで本実施形態では、ボス部33の上方へ管部90を案内できるように案内部34が設けられている。当該案内部34により、ボス部33を回避する(ボス部33の上方を通過する)ように管部90を第四開口部31bへと案内できる。これによって、管部90を設ける際にボス部33が邪魔になるのを抑制し、ブーム30内に管部90を容易に配置できる。
また上述の如く、バケットシリンダ80は、比較的低い位置(前記直線L1の近傍)で第二リンク部材104と連結される。このような構成により、図3及び図13に示すように、姿勢維持機構100の有無に関わらず、共通のバケットシリンダ80を使用できる。これによって姿勢維持機構100を容易に後付けできる。
以上の如く、本実施形態に係る姿勢維持機構100は、左右一対のブームフレーム31を具備するブーム30の揺動に応じて動作することで、前記ブーム30に連結されたバケット50(作業具)の姿勢を維持するフロントローダ10の姿勢維持機構100であって、前記フロントローダ10のサイドフレーム20に対して揺動可能な第一リンク部材102と、前記ブームフレーム31に対して揺動可能に設けられ、前記第一リンク部材102及びバケットシリンダ80と連結される第二リンク部材104と、を具備し、前記第一リンク部材102及び前記第二リンク部材104は、前記ブームフレーム31を挟んで左右一対設けられるものである。
このように構成することにより、姿勢維持機構100の高さ位置を低くでき、姿勢維持機構100が作業者の視界を遮るのを抑制して視認性を向上できる。
また、前記第一リンク部材102は、前記ブームフレーム31に対して平面視で重複しないように配置されるものである(図7参照)。
このように構成することにより、設計自由度を向上できる。
また、前記第一リンク部材102及び前記第二リンク部材104は、少なくとも一部が、前記ブーム30の揺動角度に関わらず前記ブーム30に対して側面視で重複するように配置されるものである(図3、図11及び図12参照)。
このように構成することにより、視認性を効果的に向上できる。また見栄えが悪くなるのを抑制し、美観の向上を図ることができる。
また、左右一対の前記第一リンク部材102は、互いの内側へ曲げられた曲げ部102aを具備するものである(図9参照)。
このように構成することにより、曲げ部102aによって第一リンク部材102の強度を向上できる。
また、前記曲げ部102aは、前記第一リンク部材102の揺動軸(後端部、第一揺動軸103)から、前記第一リンク部材102と前記第二リンク部材104との連結部分(前端部、第一連結軸106)までに亘るように形成されるものである(図8参照)。
このように構成することにより、第一リンク部材102の強度を効果的に向上できる。
また、前記第二リンク部材104は、第一部材104aと、前記第一部材104aの左右一側に固定された第二部材104bと、を具備するものである(図7(b)参照)。
このように構成することにより、第一部材104a及び第二部材104bの一方(図7(b)では第二部材104b)をブームフレーム31から遠ざけて、ブームフレーム31との隙間を確保できる。
また、前記第一リンク部材102の揺動軸(第一揺動軸103)、前記第一リンク部材102と前記第二リンク部材104との連結部分(第一連結軸106)、及び前記第二リンク部材104と前記バケットシリンダ80との連結部分(第二連結軸107)は、側面視で略同一直線上に位置するものである(図8参照)。
このように構成することにより、第二リンク部材104とバケットシリンダ80との連結部分(第二連結軸107)の高さ位置を低くできる。
また、左右一対の前記第一リンク部材102は、互いに左右対称に形成され、左右一対の前記第二リンク部材104は、互いに左右対称に形成されるものである。
このように構成することにより、左右一対の第一リンク部材102及び左右一対の第二リンク部材104に一体感を出すことができ、美観の向上を図ることができる。また、第一リンク部材102及び第二リンク部材104を、左右のサイドフレーム20及び左右のブームフレーム31のいずれにも取り付け可能となる(部品を兼用できる)。また左側のリンク部材102・104と右側のリンク部材102・104との間で強度のバランスがよくなって、不具合(リンク部材102・104の変形等)の発生を防止できる。
また、本実施形態に係るフロントローダ10は、前記姿勢維持機構100を具備するものである。
このように構成することにより、姿勢維持機構100の高さ位置を低くでき、姿勢維持機構100が作業者の視界を遮るのを抑制して視認性を向上できる。
また、前記第二リンク部材104の揺動軸(第二揺動軸105)は、前記ブーム30の内部空間S30を横切るように設けられるものである(図4参照)。
このように構成することにより、第二リンク部材104の揺動軸(第二揺動軸105)を比較的低い位置に配置でき、第二リンク部材104が作業者の視界を遮るのを抑制できる。
また、前記ブーム30と、前記ブーム30の内部に配置される管部90と、を具備し、前記ブーム30は、前記第二リンク部材104の揺動軸(第二揺動軸105)を支持するボス部33(支持部)と、少なくとも一部が前記ブーム30の内部に配置され、前記ボス部33を回避するように前記管部90を案内する案内部34と、を具備するものである。
このように構成することにより、ブーム30内に管部90を容易に配置できる。
なお、本実施形態に係るバケット50は、本発明に係る作業具の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るボス部33は、本発明に係る支持部の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第一リンク部材102は、曲げ部102a及び凹部102bを具備するものとしたが、第一リンク部材102の構成はこれに限定されるものではなく、任意に変更可能である。
また第一リンク部材102は、平面視でブームフレーム31と重複しないものとしたが、平面視における第一リンク部材102とブームフレーム31との位置関係は特に限定されるものではない。例えば、第一リンク部材102の一部が平面視でブームフレーム31と重複してもよい。
また第二リンク部材104は、第一部材104a及び第二部材104bを具備するものとしたが、第二リンク部材104の構成はこれに限定されるものではなく、任意に変更可能である。例えば第二リンク部材104は、一枚の板状部材により構成されてもよい。また第二リンク部材104は、板面が適宜曲げられることによってボス部36aとの干渉を回避するように形成されてもよい。
また第一リンク部材102及び第二リンク部材104は、側面視でブーム30と重複するものとしたが、側面視における第一リンク部材102等とブームフレーム31との位置関係は特に限定されるものではない。例えば、第一リンク部材102及び第二リンク部材104のうち、第二リンク部材104だけが側面視でブーム30と重複してもよい。
また第一揺動軸103、第一連結軸106及び第二連結軸107は、側面視で略同一直線上に位置するものとしたが、第一揺動軸103、第一連結軸106及び第二連結軸107の位置関係は任意に変更可能である。
また第一リンク部材102は、左右対称に形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、左右非対称に形成されてもよい。
また第二リンク部材104は、左右対称に形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば左右非対称に形成されてもよい。
またボス部33は、左右両端部がブーム30から突出するものとしたが、これは一例であり、少なくとも一部がブーム30内に配置されていればよい。
また案内部34は、略全体がブーム30内に配置されるものとしたが、これは一例であり、少なくとも一部がブーム30内に配置されていればよい。
また管部90は、ボス部33の上方を通過するように設けられるものとしたが、これは一例であり、管部90がボス部33を通過する箇所は特に限定されるものではない。例えば管部90は、ボス部33の下方を通過するように設けられてもよい。この場合案内部34は、ボス部33の下方に管部90を案内できるように適宜設けられる。
また管部90は、少なくとも一部がサイドフレーム20及びブーム30内に配置されるものとしたが、これは一例であり、管部90の配置は特に限定されるものではない。
10 フロントローダ
20 サイドフレーム
30 ブーム
31 ブームフレーム
50 バケット
80 バケットシリンダ
100 姿勢維持機構
102 第一リンク部材
103 第二リンク部材

Claims (11)

  1. 左右一対のブームフレームを具備するブームの揺動に応じて動作することで、前記ブームに連結された作業具の姿勢を維持するフロントローダの姿勢維持機構であって、
    前記フロントローダのサイドフレームに対して揺動可能な第一リンク部材と、
    前記ブームフレームに対して揺動可能に設けられ、前記第一リンク部材及びバケットシリンダと連結される第二リンク部材と、
    を具備し、
    前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材は、
    前記ブームフレームを挟んで左右一対設けられる、
    フロントローダの姿勢維持機構。
  2. 前記第一リンク部材は、
    前記ブームフレームに対して平面視で重複しないように配置される、
    請求項1に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  3. 前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材は、
    少なくとも一部が、前記ブームの揺動角度に関わらず前記ブームに対して側面視で重複するように配置される、
    請求項1又は請求項2に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  4. 左右一対の前記第一リンク部材は、
    互いの内側へ曲げられた曲げ部を具備する、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  5. 前記曲げ部は、
    前記第一リンク部材の揺動軸から、前記第一リンク部材と前記第二リンク部材との連結部分までに亘るように形成される、
    請求項4に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  6. 前記第二リンク部材は、
    第一部材と、
    前記第一部材の左右一側に固定された第二部材と、
    を具備する、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  7. 前記第一リンク部材の揺動軸、前記第一リンク部材と前記第二リンク部材との連結部分、及び前記第二リンク部材と前記バケットシリンダとの連結部分は、
    側面視で略同一直線上に位置する、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  8. 左右一対の前記第一リンク部材は、
    互いに左右対称に形成され、
    左右一対の前記第二リンク部材は、
    互いに左右対称に形成される、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のフロントローダの姿勢維持機構。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の姿勢維持機構を具備するフロントローダ。
  10. 前記第二リンク部材の揺動軸は、
    前記ブームの内部空間を横切るように設けられる、
    請求項9に記載のフロントローダ。
  11. 前記ブームと、
    前記ブームの内部に配置される管部と、
    を具備し、
    前記ブームは、
    前記第二リンク部材の揺動軸を支持する支持部と、
    少なくとも一部が前記ブームの内部に配置され、前記支持部を回避するように前記管部を案内する案内部と、
    を具備する、
    請求項10に記載のフロントローダ。
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