JP2023102636A - 画像処理装置及びその制御方法、画像読取装置、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像読取装置で読み取った画像から解像度を落とした縮小画像を取得する場合の、処理の効率化を図る。
【解決手段】長手方向を主走査方向とする複数のラインイメージセンサを主走査方向に配置するとともに、主走査方向と直交する副走査方向にずれて配置し、複数のラインイメージセンサと原稿とを副走査方向に相対的に移動させて原稿の画像を読み取る画像読取装置からの読み取りデータを、主走査方向と副走査方向に縮小する処理を行う画像処理装置であって、副走査方向に関して、複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行う副走査方向処理部と、副走査方向処理部により複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行った後のデータを主走査方向につなぎ合わせ、つなぎ合わせた後のデータを前記主走査方向に縮小する主走査方向処理部とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】長手方向を主走査方向とする複数のラインイメージセンサを主走査方向に配置するとともに、主走査方向と直交する副走査方向にずれて配置し、複数のラインイメージセンサと原稿とを副走査方向に相対的に移動させて原稿の画像を読み取る画像読取装置からの読み取りデータを、主走査方向と副走査方向に縮小する処理を行う画像処理装置であって、副走査方向に関して、複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行う副走査方向処理部と、副走査方向処理部により複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行った後のデータを主走査方向につなぎ合わせ、つなぎ合わせた後のデータを前記主走査方向に縮小する主走査方向処理部とを備える。
【選択図】 図3
Description
複数のイメージセンサのデータをつなぎ合わせて画像データを生成する画像処理装置に関する。
紙などのメディアに記録された画像を読み取る手段として、イメージセンサを使用するのは一般的である。また、読み取る画像について、長尺な媒体を読み取る場合や大量の媒体を読み取る場合などもあり、状況によってはイメージセンサの解像度よりも解像度を落として使用したい要求も多くある。
特許文献1には、読み取り時から解像度を落として画像を取得する例として、次のような技術が提案されている。具体的には、副走査方向に関して間引き行とそうでない行とを判定する。そして、間引き行に対しては何も行わず、間引かない有効な行に関しては、その上下行のデータを用いバイリニア方式などのフィルタをかける処理を行う。これにより、無駄な間引き行のフィルタ処理は行わないようにして、処理やメモリ使用の効率化を図る。
また、特許文献2には、大判サイズの紙などのメディアに記録された画像を読み取る画像読取装置として、次のような装置が開示されている。具体的には、複数のイメージセンサを千鳥状に配置し、設置した複数のイメージセンサ毎に画像処理手段を設け、最終的には複数のイメージセンサの画像データをつなぎ合わせて1ライン分の大きな画像データを形成する。
特許文献2のように、複数のイメージセンサを用いた方式では、千鳥状に配置されているイメージセンサの配置を完全に平行に設置することは難しく、少し傾きを持っている状態や、イメージセンサ毎の少しの感度の違いなどが生じる。したがって、それらを補正してつなぎ合わせる必要がある。
このような場合、特許文献1のような手段を用いて縮小画像を形成しようとすると、複数のセンサ毎にそれぞれ間引きして縮小画像をつなぎ合わせることになる。その場合、センサの傾きがあると、傾きの影響によりイメージセンサ間でつなぎ合わせるデータにずれが生じる場合がある。また、同一のイメージセンサ内の一行のデータにおいても、同一行のデータではなくなる場合がある。そのため、縮小画像を作成する場合の対象行が変わってしまい、縮小画像の品質が大きく低下してしまう。
これを回避するためには、一旦解像度の大きな画像を作成した後、バイリニアフィルタなどで平滑化したデータを間引いて縮小画像を生成することになる。しかし、一旦大きな画像を生成することになるため、メモリの使用量も多くなり、処理工程も長くなって、読み取り効率が低下する。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像読取装置で読み取った画像から解像度を落とした縮小画像を取得する場合の、処理の効率化を図ることである。
本発明に係わる画像処理装置は、長手方向を主走査方向とする複数のラインイメージセンサを前記主走査方向に配置するとともに、前記主走査方向と直交する副走査方向にずれて配置し、前記複数のラインイメージセンサと原稿とを前記副走査方向に相対的に移動させて原稿の画像を読み取る画像読取装置からの読み取りデータを、前記主走査方向と前記副走査方向に縮小する処理を行う画像処理装置であって、前記副走査方向に関して、複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行う副走査方向処理手段と、前記副走査方向処理手段により前記複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行った後のデータを前記主走査方向につなぎ合わせ、該つなぎ合わせた後のデータを前記主走査方向に縮小する主走査方向処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像読取装置で読み取った画像から解像度を落とした縮小画像を取得する場合の、処理の効率化を図ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態である画像読取装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像読取装置200は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなるシステムコントローラ3、操作部5、IF部6、搬送モータ7、原稿検知センサ8、端部検知センサ9、ラインイメージセンサ1を備える。ラインイメージセンサ1は、以下CIS(Contact Image Sensor)と呼ぶ。さらに、A/D変換部2、画像メモリ4、電源部10を備える。システムコントローラ3は、CPU31、A/D変換器からのデータを受信する画像読取制御部32、読み取りデータを処理する画像処理部33、外部メモリとのアクセスのためのメモリアクセス部34等を備える。
被スキャン媒体である原稿210の搬送は、搬送モータ7がCPU31からモータドライバを介して制御されることにより行われる。図2において詳しく説明するが、搬送モータ7が上流側原稿搬送ローラ207および下流側原稿搬送ローラ208を回転させる。原稿検知センサ8および端部検知センサ9の出力は、CPU31に入力される。CPU31はこれらのセンサの出力信号の変化と搬送モータ7の状態とに基づいて、CIS1の駆動タイミングを決定して制御を行う。CIS1は、読み取った画像をアナログ信号としてA/D変換部2へ出力し、この信号は、A/D変換部2でデジタル信号に変換され、システムコントローラ3に入力される。
A/D変換部2においてデジタル信号に変換された画像データは、設定された処理を施された後、IF部6を介してUSBまたはLANなどによって接続された外部機器に送信される。電源部10は各部に必要な電圧を生成して電力の供給を行う。
CPU31は、各種演算処理を実行し、画像読取装置200の設定や、画像読取装制御部32、メモリアクセス部33、画像処理部34の起動を制御する。また、画像処理部33内の各処理部の動作/非動作を設定することができ、非動作時には入力画像データをそのまま出力データとすることができる。メモリアクセス部34は、画像メモリ4の予め指定された領域に対して、画像データの読み書きを実行する。なお、メモリアクセス部34は画像メモリ4からの読み出し及び書き込みアドレスを、CPU31による設定により自由に変更することができる。画像読取制御部32は、A/D変換部2からシステムコントローラ3へ入力されるデジタル画像データをライン単位で受信して画像メモリ4へ出力する。
図2(a)は、シートフィード方式の画像読取装置200の外観を示す斜視図である。図2(a)に示すように、画像読取装置200は、本体手前側に原稿給紙口201および原稿給紙台202を有する。ユーザーは、原稿給紙台202上で原稿給紙口201の中央に原稿210の中央部が位置するように原稿210の先端部を乗せ、台の上を滑らせるようにして原稿210を原稿給紙口201へ挿入する。原稿給紙口201は、画像読取装置200が読み取り可能な原稿の主走査方向の幅に対し挿入時の位置ずれや傾き等をある程度許容可能に設計される。原稿210の給紙経路の構成に関しては、図2(b)を用いて説明する。
画像読取装置200は、本体上面に物理キーやLCDパネル等によって構成される操作部5を備えており、読み取り条件の設定や原稿サイズの入力を行うことが可能である。また、画像読取装置200の上面には、上カバー204が配置されており、上方側に開くことで読み取り部等へのアクセスが可能となり、本体のメンテナンスを行うことができる。
図2(b)は、画像読取装置200の内部構成を示す断面図である。図2(b)の断面図においては、左側が原稿搬送の上流側で右側が下流側となり、y軸方向(主走査方向と直交する副走査方向)に原稿210がCIS1に対して相対的に搬送される。ユーザーが原稿給紙台202に沿って給紙した原稿210は、平面状の搬送路を通って本体背面から排紙される。原稿検知センサ8は原稿210の挿入を検知し、原稿210の挿入を検知すると、上流側原稿搬送ローラ208を回転させて原稿210を搬送路内部へと引き込ませる。
端部検知センサ9は上流側原稿搬送ローラ208の回転によって搬送路内部へと引き込まれた原稿210の先端部を検出する。端部検知センサ9の検出結果は原稿210の読み取り開始位置の決定や原稿210の後端部の位置の検出等に用いられる。搬送路の内部では、原稿210はガラス板209と原稿押し当て板211の間を通過する。原稿押し当て板211は、原稿210を所定の圧力でガラス板209に対して押し当てる働きを有する。
CIS1は、長手方向である主走査方向に読み取り面が配列されたラインイメージセンサである。本実施形態では、幅の広い原稿に対応するため、詳しくは図2(c)を用いて説明するが、CIS1はCIS11,CIS12,CIS13の3つのCISから構成されるものとする。CIS1の読み取り面はガラス板209と対向しており、読み取りの焦点位置が原稿210とガラス板209の接触面に位置するように設計されている。下流側原稿搬送ローラ207は不図示のベルトによって上流側原稿搬送ローラ208に従動するように構成されており、原稿押し当て板211によるガラス板209への押し当て領域を通過した原稿210を下流側に排出する役割を持っている。
画像読取制御部32は、各検出センサおよび上流側原稿搬送ローラ208を回転させるための搬送モータ7の制御部、CIS1や操作部5を制御するための回路基板等によって構成される。
図2(c)は、CIS1が千鳥状に配置され、被スキャン媒体である原稿210が移動することによりスキャンを行う様子を模式的に示した図である。なお、CIS11,12,13は、点線で示しているように水平に設置されることを理想としているが、実際には、図2(c)に示すように、設置時に傾いてしまうことが多い。また、被スキャン媒体である原稿210は、本実施形態では、説明を分かりやすくするために白地に横線が描かれたものとしている。なお、本実施形態においては、複数のCISが千鳥状に副走査方向にずれて配置された例を示しているが、副走査方向にずれて配置される状態は千鳥状に限らない。
図3は、画像読取装置200の電気的構成を示すブロック図である。図1のシステムコントローラ3の中の画像読取制御部32と画像処理部33の中の画像結合に関係する部分、CIS1、A/D変換器2、画像処理の際にワークとして使用する画像メモリ4をブロック図として示している。
CIS1には、A4サイズ幅のCISがCIS11,12,13として3つ配置され、AD変換器2にも同様に、それぞれのCISに対応してA/D変換器21,22,23が配置され、それらの信号をシステムコントローラ3に送信するように構成されている。
システムコントローラ3内の画像読取制御部32についても、CISの数だけ独立して設けられており、CIS11~13の信号がA/D変換されたデータが画像メモリ4にそれぞれ読み取りデータ411,412,413として保存される。読み取りデータの保存領域は、読み込みながら画像処理部33へデータを出力していくため、リングバッファの形式をとる場合が多いが、バッファサイズは縮小処理を行うために十分なサイズを確保する。
画像処理部33内の画像処理部分である縮小処理部や画像結合の処理部等は、副走査方向処理部と主走査方向処理部に分かれている。そして、CISの数に対応する副走査方向処理部331~333と、一つの主走査方向処理部334が設けられている。
CIS11については副走査方向処理部331、CIS12については副走査方向処部332、CIS13については副走査方向処理部333が、画像メモリ4内のそれぞれのCISに対応する読み取り画像データから副走査方向の処理を行う。そして、処理後のデータを、画像メモリ4に、副走査方向処理後データ421,422,423として保存する。副走査方向処理後データは、リングバッファの形式を有していることが多く、本実施形態においてもリングバッファ形式であることとする。
主走査方向処理部334は、副走査方向処理後データ421,422,423をCIS一行ずつのデータとして順番に読み込み、つなぎ処理などを行い長い一行の画像データを作成することを繰り返す。そして、作成された1枚の画像をスキャン画像処理後データ43として画像メモリ4に格納する。
なお、RGBでのカラーイメージセンサの場合、3色分同じ回路構成が存在するが、それらは同じ構成であるため、本実施形態では1色分について説明する。
図4は、副走査方向処理部331~333の内部構成を示す図である。データ読み取り部33-1は、メモリアクセス部34を介して読み取り画像データを読み取る機能を有するブロックである。データ読み取り部33-1では、その後の画像処理を行いやすいように読み取り画像データを矩形データ単位で読み取る。矩形データについては後述の図5(a)を用いて説明する。
読み込まれたデータは、副走査方向縮小処理部(副走査方向縮小処理回路)33-2によって副走査方向のみの縮小処理が行われる。その後、ガンマ補正処理部33-3は画素データに対し三次元のガンマ補正処理を行う。ガンマ補正処理部33-3は、副走査方向縮小処理部33-2から出力された画素データを補正処理し、出力する。副走査方向位置補正処理部(副走査方向位置補正処理回路)33-4は、CISの設置時に傾いてしまったデータを補正する。副走査方向フィルタ処理部33-5は、複数のCISの使用による読み取りの際の高周波ノイズを取り除くために、空間周波数の変更を行う部分である。CIS毎に異なるフィルタをかけることにより、CISの違いによる高周波ノイズ成分を同一に調整するための回路である。こちらについても副走査方向のみのフィルタ操作を行う。
以上の処理を行った後、データ書き込み部33-6はメモリアクセス部34を介して副走査方向処理後データを画像メモリ4に書き込む。
図5(a)は、読み取り画像データを矩形データ単位で読み取る例を示した図であり、横8データ縦6データの矩形データ単位の場合を示している。中の数字は読み取ったデータを次の副走査方向処理部に送る順番を表している。これは一例であり、横データの矩形幅はCISの読み取り数の約数で構成されることが好ましい。縦の矩形データの行数は、あらかじめユーザーが設定する縮小率の倍数値であることが好ましい。例えば、縮小率が1/2の場合は2の倍数、2/3の場合は3の倍数等であることとなる。
図5(b)は、読み取り画像データを矩形データ単位で読み取る(リードする)順番を示した図である。読み取り画像データを、図5(b)のように左端のブロック(格子)からブロック中に示した数字の順番にN番目まで矩形単位で読み取る。CISの幅に対応するブロック分読み込んだら、次のブロック(N+1番目)を副走査方向にデータをずらして読み込む。図中1番目の読み込みデータとN+1番目のデータは一部重複しているが、ブロック単位で読み込み処理を行うため、副走査方向の縮小を行う場合はフィルタ処理が必要となり、データを重複して読み込む。副走査方向の縮小処理を行わない場合は、重複読み込みは不要となる。
図6は、副走査方向縮小処理部33-2の構成を示した図である。副走査方向縮小処理部33-2は、副走査方向データを一時保存するための遅延バッファ1、遅延バッファ2と、縮小処理演算時に使用するバイリニアフィルタの縦の係数が設定される係数(下段)、係数(中段)、係数(上段)の設定部とを有する。さらに、それらを使用して出力データを算出する演算部、データ数を管理するデータ数管理部、算出した結果が有効データか否かを判定するデータ有効判定部とを有する。
演算部で行われる演算は次式(1)で表される。計算結果に対して四捨五入を行う場合があるため、図6に"round"と表現している。
演算結果=(リードデータ×係数(下段)+遅延バッファ1×係数(中段)+遅延バッファ2×係数(上段))/(係数(下段)+係数(中段)+係数(上段)) …式(1)
遅延バッファ1、遅延バッファ2は、読み込まれる矩形データの一行分の大きさをそれぞれ有している。読み込まれたデータは演算処理が終了すると、矢印の示す矩形バッファの最後尾にシフトされるとともに、遅延バッファ内のデータも矢印の方向にシフトされる。遅延バッファ1の演算対象データも同時に遅延バッファ2の最後尾にシフトされて、その他のデータは矢印の方向にシフトされる。
遅延バッファ1、遅延バッファ2は、読み込まれる矩形データの一行分の大きさをそれぞれ有している。読み込まれたデータは演算処理が終了すると、矢印の示す矩形バッファの最後尾にシフトされるとともに、遅延バッファ内のデータも矢印の方向にシフトされる。遅延バッファ1の演算対象データも同時に遅延バッファ2の最後尾にシフトされて、その他のデータは矢印の方向にシフトされる。
演算対象データは、図6に示す通り、各バッファの先頭部分である。遅延バッファ1、遅延バッファ2の大きさは読み込みデータの矩形幅となっているため、これらのデータは主走査方向においては同じ場所となり、副走査方向が1ずつずれた上下関係の位置となる。
図7は、副走査方向縮小処理部33-2のデータ数管理部の処理内容を示すフローチャートである。
まず、入力データ数、入力データ行数、補正データ数をそれぞれクリアする(S701)。CPU31からの終了命令があった場合(S702-YES)、この処理は終了となる。CPU31からの終了命令がない場合(S702-NO)、読み込みデータが入力されると、入力データと係数を使用して演算を行う(S703)。
その後、入力データ数をインクリメントし(S704)、入力データ数がリード矩形幅に達していない場合(S705-NO)で、且つCPU31からの終了命令がない場合(S702-NO)、次のデータで演算処理(S703)を行う。
これらの処理を繰り返し、入力データ数がリード矩形幅に達したら(S705-YES)データ行数カウントをインクリメント(S706)し、データ数カウントをクリア(S707)する。その後、CPU31からの終了命令がない場合(S702-NO)、入力されたデータについて行ごとにデータ演算処理(S703)から繰り返す。データ行数がリードデータ矩形行数に達した場合(S708-YES)、次の矩形データの入力が始まるため、データ数カウント、データ行数カウント、補正データ数カウントをそれぞれクリア(S701)し、同じ処理を繰り返す。
図8は、出力用データについてのデータ有効判定部の動作を示すフローチャートである。出力用データありの際(S801)、データ数管理部においてカウントしているデータ行数カウンタの値が有効データ行数だった場合(S802-YES)にのみ、有効データとして出力する(S803)。そうでない場合(S802-NO)は、無効データとして出力しない(S804)。CPU31からの終了命令がある(S805-YES)までこれを繰り返す。
有効データ行数は、例えば縮小率が1/3倍の場合には、3の倍数の行数となる。2/3倍としたい場合は、データ有効判定部において、3の倍数-1、および3の倍数の2つを有効画素と設定することで、倍率を変更することができる。また、1/2倍としたい場合には、係数を二つとして遅延バッファを1つのみ使用することで可能となる。1/4倍、1/5倍、1/6倍などにする場合は、遅延バッファをそれぞれ3、4、5段、係数を4、5、6段分設定できるハードウェア構成とし、遅延バッファ段数および係数の数を任意に設定できる構成にすることで、任意の縮小率に対応可能である。
図9は、読み取り画像データの例を示した図である。図10は、図9のデータを副走査方向縮小処理部33-2により縮小処理(1/3倍)した結果の画像データを示した図である。いずれも、横軸は主走査方向、縦軸は副走査方向の画像データを疑似的に表している。副走査方向縮小処理部33-2により副走査方向のデータを縮小した結果の例である。
副走査方向の縮小処理後のデータについては、ガンマ補正処理部33-3により三次元のガンマ補正処理を行う。ガンマ補正処理は色データの補正であり1画素の入力に対して1画素の出力となる、その後、画素データは、副走査方向位置補正処理部33-4へ出力される。
図11は、副走査方向位置補正処理部33-4の構成を示した図である。副走査方向位置補正処理部33-4は、副走査方向データを一時保存するための遅延バッファ1、遅延バッファ2と、副走査方向の位置補正を行うための係数格納部、データ数管理部、データ有効判定部を備える。
図2(c)に示したように、CIS11~13は水平でなく斜めに設置されてしまっている場合がある。これらの個体の傾きを修正するための係数を係数格納部に格納しておき、位置補正に使用する。係数は工場出荷時などにあらかじめ測定を行って設定値を決定し、係数格納部に保存しておく。
遅延バッファ1、遅延バッファ2は、読み込む矩形データの一行分の大きさをそれぞれ有している。ガンマ処理後のデータが送り込まれるたびに、下式(2)の演算を行う。
計算結果=(ガンマ補正処理後データ×係数(下段)+遅延バッファ1×係数(中段)+遅延バッファ2×係数(上段))/(係数(下段)+係数(中段)+係数(上段)) …式(2)
図12は、副走査方向位置補正処理部33-4のデータ数管理部の動作を示すフローチャートである。
図12は、副走査方向位置補正処理部33-4のデータ数管理部の動作を示すフローチャートである。
データ数管理部において、入力データを管理することにより、フィルタ係数の選択を行う。フローチャートを説明すると、まず、入力データ数、入力データ行数、フィルタ係数管理用データ数、矩形データ読み込み回数をクリアする(S1201)。
入力データは、読み込みを矩形データで行っている関係から、前段で副走査方向に縮小した矩形データの入力となる。そのため、入力データ行数がインクリメントされたタイミングでフィルタ係数管理用データ数をもとに戻す必要があるため、ここでフィルタ係数補正用データ数を矩形データ開始時のフィルタ係数管理用データ数として保存する(S1202)。
CPU31からの終了命令がなかった場合(S1203-NO)、フィルタ係数補正用データ数からフィルタを選択し(S1204)、データ演算を行う(S1205)。次のデータ入力時のフィルタ係数の選択のため、フィルタ係数補正用データ数をインクリメントし(S1206)、フィルタ係数補正用データ数が補正データ幅に達したか否か判定する。達していた場合(S1207-YES)、フィルタ係数管理用データ数をクリアする(S1208)。補正データ幅は、副走査方向について1画素以上のずれが生じるまでの幅(画素数)となっており、工場出荷時などにあらかじめ測定されている。
次回の入力のため、入力データ数もインクリメントし(S1209)、入力データ数が読み込み矩形データ幅に達していない場合(S1210-No)に、入力データに対しての演算処理(S1205)から動作をくりかえす。読み込み矩形データ幅に達していた場合(S1210-YES)、入力データは行が変更となるので、入力データ行数をインクリメントし(S1211)、入力データ数をクリアする(S1212)。
入力データ行数が読み込み矩形データ行×副走査方向縮小倍率に達していない場合(S1213-NO)、保存しておいた矩形データ開始時のフィルタ係数管理用データ数をフィルタ係数管理用データ数とする(S1214)。入力データ行数が読み込み矩形データ行×副走査方向縮小倍率に達していた場合(S1213-YES)、矩形データ読み込み回数をインクリメントする(S1215)。
そして、入力データの読み込み幅がCIS一列分に当たるか否かを判定する。CIS一列分に達していない場合(S1216-NO)、フィルタ係数管理用データ数をインクリメント(S1217)し、新しいフィルタ係数補正用データ数を矩形データ開始時のフィルタ係数管理用データ数として保存(S1202)する。そして、その後の動作を繰り返す。
入力データの読み込み幅がCIS一列分に達していた場合(S1216-YES)、CIS幅の最初から、新たな矩形ブロックでの処理が始まるため、入力データ数、入力データ行数、フィルタ係数管理用データ数をクリアする処理に戻る(S1201)。いずれの処理もCPU31からの終了命令があった場合(S1203-YES)に処理は終了となる。
図13は、副走査方向位置補正処理部33-4のデータ有効判定部の動作を示すフローチャートである。
データ数管理部において、演算された出力データがあった場合(S1301-YES)で、且つデータ行数がフィルタ段数以上の場合(S1302-YES)に有効データ(S1303)として出力する。データ行数がフィルタ段数未満の場合(S1102-NO)、無効データ(S1304)として出力しない。CPU31からの終了命令がある(S1305-YES)までこれを繰り返す。
なお、このデータ有効無効判定部においては、データ入力の行数がフィルタ段数に達することで有効データが発生する。したがって、読み込み画像データを矩形データで読み込む際に、図5(b)で示したように行が変わるとき、次式(3)の分だけ重複データを読み込む必要が生じることになる。
重複データ行数=(フィルタ段数-1)×副走査方向縮小倍率 … 式(3)
図14は、フィルタ係数管理用データ数と副走査方向位置補正処理部33-4のフィルタ係数の関係の一例を示した図である。3段のフィルタの合計値が100となるようなフィルタの一例を示している。補正データ幅は24画素としており、フィルタ係数管理用データ数に応じて係数が選択される。
図14は、フィルタ係数管理用データ数と副走査方向位置補正処理部33-4のフィルタ係数の関係の一例を示した図である。3段のフィルタの合計値が100となるようなフィルタの一例を示している。補正データ幅は24画素としており、フィルタ係数管理用データ数に応じて係数が選択される。
図15は、図9のデータを図14のようなフィルタ係数を使用して補正した結果を示した図である。横軸は主走査方向、縦軸は副走査方向の画像データを疑似的に表している。1画素未満のずれが補正されており、1画素以上のずれは行が違う状態で一画素ずれが生じ、それが続いていくような結果である。
副走査方向位置補正処理部33-4からの出力に対して、CIS11~13の個体の違いから生じる入力データの空間周波数の違いを、副走査方向のみ補正する副走査方向フィルタ処理部で処理する。これは主走査方向、副走査方向共に処理を行うことになるが、ここでは副走査方向のみの処理を行うこととする。縮小処理と同様に、バイリニアフィルタを使用して、均一化を図る方法をとる。
図16は、副走査方向フィルタ処理部33-5の構成を示すブロック図である。副走査方向縮小処理部33-2の構成とほぼ同じ構成となり、フィルタ係数としてバイリニアフィルタの縦の係数を使用する。副走査方向縮小処理部33-2との違いは、遅延バッファ1、遅延バッファ2、副走査方向処理部からの出力データがすべて揃って演算される結果は毎行すべて有効データとするという違いのみである。そのため、詳細な動作の説明は省略する。
本実施形態においては、副走査方向位置補正処理部33-4と副走査方向フィルタ処理部33-5での処理を分けて行っているが、フィルタ係数を重畳することにより同時に行うことも可能である。
なお、副走査方向縮小処理部33-2と副走査方向フィルタ処理部33-5を重畳せずに別個に構成した場合は、フィルタ処理を2回行うことになる。そのため、読み込み画像データを矩形データで読み込むときには、次式(4)の分だけ重複データを読み込むことが必要となる。
重複データ行数=((副走査方向縮小処理フィルタ段数-1)+(副走査方向フィルタ処理フィルタ段数-1))×副走査方向縮小倍率 …式(4)
これらの処理が終わると、副走査方向の処理は終了し、データ書き込み部が副走査方向処理後データとしてメモリに書き込みを行う。CIS11~13のそれぞれのCISに対応した結果が、副走査方向処理後データ421,422,423として画像メモリ4に書き込まれる。これで、副走査方向処理部の処理は終了する。書き込まれた副走査方向処理後データ421,422,423は、次に主走査方向処理部334で処理される。
これらの処理が終わると、副走査方向の処理は終了し、データ書き込み部が副走査方向処理後データとしてメモリに書き込みを行う。CIS11~13のそれぞれのCISに対応した結果が、副走査方向処理後データ421,422,423として画像メモリ4に書き込まれる。これで、副走査方向処理部の処理は終了する。書き込まれた副走査方向処理後データ421,422,423は、次に主走査方向処理部334で処理される。
図17は、主走査方向処理部334の内部構成を示した図である。傾き補正処理部(傾き補正処理回路)334-1においては、図15のような副走査方向処理部で1画素未満の補正を行っているデータに対して、メモリアクセス部でデータの読み込み順を変更することにより、副走査方向の同一ラインのデータとなるようにする処理を行う。また、副走査方向処理後データは、CIS11、CIS12、CIS13について、一行ずつ順番に読み込まれる。
傾き補正処理部334-1からの出力に対して、CISごとに異なる高周波の空間周波数ノイズを同一レベルに低減させるための主走査方向フィルタ処理部334-2での処理が施される。副走査方向については、主走査方向フィルタ処理部334-2からの出力は、バッファメモリ部334-3に出力される。
バッファメモリ部334-3からの出力には、結合処理部(結合処理回路)334-4により、複数のCISのデータを一行ずつ結合する結合処理が施される。その後、結合されたデータには、主走査方向縮小処理部(主走査方向縮小処理回路)334-5により、主走査方向についての縮小処理が施される。さらに、データ圧縮部334-6においてデータビット数の圧縮が行われ、その結果がデータ書き込み部334-7により、メモリアクセス部を介してスキャン画像処理後データ43として画像メモリ4に書き込まれる。
図18は、傾き補正処理部334-1の動作を示すフローチャートである。
図19(a)は、CIS11で横線を読み込んだ場合を想定した図で、CISの傾きから原稿の横線の読み込みデータが右下がりとなっている場合の、副走査方向処理後データのメモリの様子を示した図である。
図19(b)は、CISの読み込みデータが右上がりとなっている場合の、副走査方向処理後データのメモリの様子を示した図である。いずれも横軸は主走査方向、縦軸は副走査方向の画像データを疑似的に表している。CIS11で横線を読み込んだ場合を想定して、これらのデータに基づいて動作の説明を行う。
まず、読み込みデータ(リードデータ)数を初期化する(S1801)、次に、読み込みスタートアドレスを設定する。図19(a)は右下がりのデータとなっており、左上のアドレスが指定されるが、図19(b)の右上がりのデータの場合には、アドレスが上がっていくことを想定した位置を指定する(S1802)。リードデータ数を初期化(S1803)する。
CPU31からの終了命令がなかった場合(S1804)、指定したアドレスのデータの読み込み(S1805)を行う。これが出力となる。リードデータ数をインクメント(S1806)し、次の読み込みデータのアドレス指定のため、アドレスをインクリメント(S1807)する。
リードデータが副走査方向補正データ幅となるまでこれを繰り返す(S1808-NO)。リードデータ数が補正幅に達したら(S1808-YES)、リードブロック数をインクリメントする(S1809)。
読み出し時の矩形データのデータ幅×リードブロック数がCIS一列分のデータ数に達していない場合(S1810-NO)で、且つ図19(a)のような右上がりではないデータの場合(S1811-NO)、S1812に進む。S1812では、リードアドレスにCISの幅分のアドレスを加えて、メモリ上では1行分下となるリードアドレスとする。
リードデータ数がCIS一列分のデータ数に達していない場合(S1810-NO)で、且つ図19(b)のような右上がりのデータの場合(S1811-YES)、S1813に進む。S1813では、リードアドレスからCISの幅のアドレスを減算して、メモリ上では1行分上となるリードアドレスとする。加算の場合でも減算の場合でも、リングバッファの範囲を超える場合は先頭列、あるいは最後列のアドレスとなるよう、リングバッファ範囲処理を行う(S1814)。
リードデータ数がCIS一列分のデータ数に達した場合(S1810-YES)、次の行の処理となるので、リードスタートアドレスにCIS一列分となるデータブロック幅を加える(S1815)。リングバッファの下端を超えていた場合は上端の先頭アドレスに戻すリングバッファ処理を行う(S1816)。なお、CPU31からの終了命令があった場合(S1804-YES)には、処理を終了する。
図20は、図19(a)のデータを傾き補正処理部334-1によって読み込んだ場合のデータを行ごとに示した図である。横軸は主走査方向、縦軸は副走査方向の画像データを表している。1画素以上の副走査方向のずれが発生する箇所で読み込み順を変更することにより、同一行のデータが補正されて読み込まれる。
傾き補正処理部334-1からの出力は、CISごとに異なる高周波ノイズ除去の調整を行うため、主走査方向フィルタ処理部334-2で処理される。図21は、主走査方向フィルタ補正部334-2の概要を示した図であり、バイリニアフィルタの横方向のフィルタ部分のみの演算を行い出力する構成を示している。
主走査方向フィルタ処理部334-2は、CISの一列ごとに順番にデータをバッファメモリ334-3に出力する。具体的には、CIS11の出力は、バッファメモリ334-3を2つに分けた片方のデータバッファ1へ、CIS12の出力はデータバッファ2へ、CIS13の出力はデータバッファ1へ出力される。
バッファメモリ334-3へ出力されたデータは、千鳥状に配置したCISの重複部分を演算処理して一列にするため、結合処理部334-4で処理される。
図21は、主走査方向フィルタ処理部334-2の概要を示した図である。データバッファ1、データバッファ2は、それぞれ傾き補正処理部334-1で読み出したデータを1画素分ずつ格納するためのデータバッファである。
データ数制御部は、データバッファ1、データバッファ2のデータ数の管理を行っている。演算部では、フィルタ処理時の出力データ算出の演算を行っており、次式(5)で示される演算を行う。
演算結果=((入力データ1×係数(上段))+(データ遅延バッファ1×係数(中段))+(データ遅延バッファ2×係数(下段)))/(係数(上段)+係数(中段)+係数(下段)) …式(5)
データ有効判定部では、データ数管理部でのデータ数をもとに演算結果が有効データか否かを判定し、データ数管理部のデータをもとに出力先のデータバッファを選択する。
データ有効判定部では、データ数管理部でのデータ数をもとに演算結果が有効データか否かを判定し、データ数管理部のデータをもとに出力先のデータバッファを選択する。
図22は、主走査方向フィルタ処理部334-2のデータ数管理部の動作を示すフローチャートである。
初期化でデータをクリア(S2201)した後に、CPU31からの終了命令がなかった場合(S2202-NO)、データ演算処理(S2203)の後、データ数をインクリメント(S2804)する。データ数がCIS11、CIS12、CIS13の一列分のデータを合計した値に達する(S2205-YES)まで繰り返し、達したら最初(S2201)に戻る。CPU31からの終了命令があった場合(S2202-YES)、処理を終了する。
図23は、主走査方向フィルタ処理部334-2のデータ有効判定部の動作を示すフローチャートである。データ数管理部でのデータ数をもとに演算された出力データがあった場合(S2301-YES)で、且つデータ行数がフィルタ段数以上の場合(S2302-YES)に有効データ(S2303)とする。データ行数がフィルタ段数に満たない場合(S2302-NO)、無効データ(S2304)として出力しない。CPU31からの終了命令がある(S2305-YES)まで繰り返し、終了命令により処理を終了する。
有効データの場合には、データ数をもとに、出力データの出力先となるデータバッファを選択する。CIS11またはCIS13に対応するデータ数の場合(S2303-YES)、データバッファ1に出力する(S2304)。CIS12に対応するデータ数の場合(S2303-NO)、データバッファ1に出力する(S2305)。データバッファはFIFOの形態をとっており、次の結合処理部334-4への供給元となる。
図24は、結合処理部334-4の処理の概要を示した図である。データバッファ1、データバッファ2は、それぞれCIS一列分の主走査方向のフィルタ処理後データを格納するためのデータバッファである。つなぎマスクデータ保持部には、データをつなぐ時に使用する係数データが格納されている、
データ管理制御部は、データバッファ1、データバッファ2のデータ数の管理、つなぎマスクデータ(つなぎマスク係数)の選択、データ出力の選択を行っている。データ演算部では、データをつなぐ時の出力データの演算を行っており、次式(6)で示される演算を行う。つなぎマスク係数は、つなぎ箇所によって変動する。
データ管理制御部は、データバッファ1、データバッファ2のデータ数の管理、つなぎマスクデータ(つなぎマスク係数)の選択、データ出力の選択を行っている。データ演算部では、データをつなぐ時の出力データの演算を行っており、次式(6)で示される演算を行う。つなぎマスク係数は、つなぎ箇所によって変動する。
(入力データ1×つなぎマスク係数1)+(データバッファ2からのデータ×つなぎマスク係数2)/(つなぎマスク係数1+つなぎマスク係数2) …式(6)
図25は、データ管理制御部の動作を示すフローチャートである。
図25は、データ管理制御部の動作を示すフローチャートである。
入力バッファ1への入力データ数をクリア(S2501)する。入力バッファ1にデータが入力されると、入力データ数をインクリメントし(S2502)、CIS12とのデータ重複部か否かを判定し、データ重複部でなかった場合(S2503-NO)、セレクタを介してそのままデータを送出する(S2504)。データ重複部であった場合(S2503-YES)、データバッファ1にデータを残したままとする。
入力データ数がCIS一列分のデータ数に達していない場合(S2505-NO)、CIS11のデータがまだ入力されるので、入力バッファ1にデータが入力されると、入力データ数をインクリメントする処理(S2002)から繰り返す。
入力データ数がCIS一列分のデータ数に達した場合(S2505-YES)、次のCIS12のデータがデータバッファ2に入力されることになる。入力データ数をクリア(S2506)した後、データバッファ2にデータが入力されると入力データ数をインクリメントし(S2507)、CIS11とのデータ重複部か否かを判定する。重複部のデータだった場合(S2508-YES)で、且つCIS11との重複部だった場合(S2509-YES)には、入力データ数に対応したマスクデータを選択する(S2510)。そして、データバッファ1に残っているデータの演算結果を出力データとする(S2511)。CIS13との重複データだった場合(S2509-NO)は、データバッファ2にデータが残った状態で次のデータが入力される。重複部のデータでなかった場合(S2508-NO)、入力データは出力データとなる。入力データ数がCIS12のデータ数となるまで(S2513-NO)繰り返される。
入力データ数がCIS一列分のデータ数に達した場合(S2513-YES)、CIS12の入力の次のCIS13のデータがデータバッファ1に入力されることになる。入力データ数をクリア(S2514)した後、データバッファ1にデータが入力されると入力データ数をインクリメントし(S2515)、CIS12とのデータ重複部か否かを判定する。重複部のデータだった場合(S2516-YES)には、入力データ数に対応したマスクデータを選択し(S2517)、データバッファ1に残っているデータの演算結果を出力データとする(S2518)。重複部のデータでなかった場合(S2516-NO)、入力データは出力データとなる(S2519)。入力データ数がCIS13のデータ数となるまで(S2013-NO)繰り返される。
入力データ数がCIS13のデータ数となると(S2013-YES)、全てのCISのデータをつなぎ合わせて一行分のデータが作成されたので、CPU31から終了命令がない場合(S2021-NO)、次の行の処理のため先頭に戻って処理を行う。この処理を繰り返す。CPU31から終了命令がある場合(S2021-YES)、これが終了行となり処理を終了する。
図26(a)は、図25のフローチャートで説明したCIS11、CIS12、CIS13のデータがデータバッファ1、データバッファ2に格納され、つなぎデータを作成する場合のデータの関係を示した図である。
最初にデータバッファ1からのCIS11の出力をそのまま出力し、重複部に達すると出力はせずにデータバッファ1にとどまった状態となる。データバッファ2からCIS12のデータが出力され始めるときに、データバッファ1にとどまっているデータとそれぞれ対応する係数に応じて演算した結果を出力データとする。重複部のデータの出力が終わると、データバッファ2の出力をそのまま出力する。再びデータバッファ2の重複部に達すると、出力はせずにデータバッファ2にとどまった状態となる。
続いて、データバッファ1からCIS13のデータが出力され始めるときに、データバッファ2にとどまっているデータとそれぞれ対応する係数に応じて演算した結果を出力データとする。重複部のデータの出力が終わると、データバッファ1の出力をそのまま出力し、CIS13のデータを出力し終わると、1行分のデータ出力が終了する。
図26(b)は、CIS11とCIS12をつなぐ際のつなぎマスク係数(つなぎマスクデータ)の例を示した図である。重複部の番号が大きくなるにつれて、CIS12の割合が大きくなるような例を示している。図26(c)はCIS12とCIS13をつなぐ際のつなぎマスク係数の例を示した図である。こちらも重複部の番号が大きくなるにつれて、CIS13の割合が大きくなるような例を示している。つなぎ処理後のデータは、主走査方向縮小処理部334-5に入力される。
図27は、主走査方向縮小部334-5の構成を示した図である。つなぎ処理後のデータと、遅延バッファ1、遅延バッファ2と、縮小時に使用するバイリニアフィルタの横方向の係数により、下式(7)の演算処理を行う。
計算結果=(リードデータ×係数1+遅延バッファ1×係数2+遅延バッファ2×係数3)/(係数1+係数2+係数3) …式(7)
データ数管理部において処理データのカウントを行い、カウント結果によって出力データの有効判定部により有効か否かを判定し、有効なデータのみの出力を行う。
データ数管理部において処理データのカウントを行い、カウント結果によって出力データの有効判定部により有効か否かを判定し、有効なデータのみの出力を行う。
図28は、データ数管理部の動作を示すフローチャートである。
最初にデータクリア(S2801)した後に、CPU31からの終了命令がない場合(S2802-YES)、データ演算処理後(S2802)、データ数をインクリメント(S2803)する。データ数がつなぎ処理後の一列のデータ数に達するまでデータ演算処理を繰り返す。データ数がつなぎ処理後の一列のデータ数に達すると、次の行の処理に移行するため、データ数のクリア(S2801)から処理を繰り返すことで、縮小処理が実行される。CPU31からの終了命令がある場合(S2802-YES)に処理を終了する。
図29は、主走査方向縮小処理部334-5のデータ有効判定部の動作を示すフローチャートである。
データ数管理部において、演算された出力データがあった場合(S2901-YES)で、且つデータ行数がフィルタ段数以上の場合(S2902-YES)に有効データ(S2903)とする。データ行数がフィルタ段数未満の場合(S2902-NO)、無効データ(S2904)として出力しない。CPU31からの終了命令がある(S2905-YES)まで繰り返す。
図30(a)は、主走査方向縮小処理前の画像データの例を示し、図30(b)は主走査方向縮小処理後のデータ例を示す。いずれも横軸は主走査方向、縦軸は副走査方向の画像データを疑似的に表している。
以上の処理が終わると、必要に応じてデータ圧縮処理部334-6によりデータビット数を圧縮した後、データ書き込み部334-7によって合成処理後のデータをメモリに書き込むことで、結合処理後のデータが画像メモリ4に一時保管される。
以上、説明したように、千鳥状態に配置した複数のCISのデータを結合し画像を作成する場合において、副走査方向の処理をCIS毎に実行し、後に主走査方向処理を行う構成とすることで、効率的に縮小画像の作成を行うことができる。
副走査方向縮小処理、副走査方向位置補正処理等の副走査方向処理については、縮小処理を行いデータ数を減らして以後の処理を行うため、メモリ等を効率的に使用することができる。
また、各CISの副走査方向処理後のデータをつなぎ合わせる前に、位置補正手段および傾き補正手段により、CIS間での傾きのずれなどが補正され、同一行のデータとしてつなぎ合わせることができる。そのため、より高品位な主走査方向のデータを作成することができ、高品位な縮小処理を行うことができる。
また、主走査方向のデータをつなぎ合わせる際、主走査方向については解像度が落ちていない同一の条件となるため、つなぎ合わせ手段は解像度による違いを考慮する必要が無く一種類の手段でつなぎ合わせることができる。
本実施形態においては、CISを3つ使用した例で説明したが、CISの数を増やしても、同様の構成をとることにより同様の処理が可能となる。
(他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:CIS、2:A/D変換器、3:システムコントローラ、4:画像メモリ、5:操作部、6:IF部、7:搬送モータ、8:原稿検知センサ、9:端部検知センサ、10:電源部、31:CPU、32:画像読取制御部、33:画像処理部、34:メモリアクセス部、200:画像読取装置
Claims (14)
- 長手方向を主走査方向とする複数のラインイメージセンサを前記主走査方向に配置するとともに、前記主走査方向と直交する副走査方向にずれて配置し、前記複数のラインイメージセンサと原稿とを前記副走査方向に相対的に移動させて原稿の画像を読み取る画像読取装置からの読み取りデータを、前記主走査方向と前記副走査方向に縮小する処理を行う画像処理装置であって、
前記副走査方向に関して、複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行う副走査方向処理手段と、
前記副走査方向処理手段により前記複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行った後のデータを前記主走査方向につなぎ合わせ、該つなぎ合わせた後のデータを前記主走査方向に縮小する主走査方向処理手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記副走査方向処理手段は、前記ラインイメージセンサごとに前記副走査方向の1画素未満の位置ずれを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記副走査方向処理手段は、前記主走査方向の画素数と前記副走査方向のずれ量に対応したフィルタ係数により前記副走査方向の1画素未満の位置ずれを補正することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記副走査方向処理手段は、前記副走査方向の縮小処理を行った後に、前記副走査方向の1画素未満の位置ずれを補正することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記主走査方向処理手段は、前記複数のラインイメージセンサごとに前記副走査方向の縮小処理が行われたデータに対し、前記副走査方向の1画素以上のずれに対する傾き補正を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記主走査方向処理手段は、前記傾き補正を行った後に、同一ラインとなるそれぞれの主走査方向のデータをつなぎ合わせることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記主走査方向処理手段は、記憶手段に記憶されている前記副走査方向の縮小処理後のデータに対して、前記副走査方向に1画素以上のずれが生じた位置からは、データの読み順を変更することにより、前記傾き補正を行うことを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
- 前記主走査方向処理手段は、前記複数のラインイメージセンサの間で読み取り位置が重複する画素に関しては、それぞれ対応する係数を用いてつなぎ合わせを行うためのデータを算出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記副走査方向処理手段は、副走査方向縮小処理回路、副走査方向位置補正処理回路、前記複数のラインイメージセンサごとの差を調整する処理回路を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記主走査方向処理手段は、傾き補正処理回路、前記複数のラインイメージセンサごとの差を調整する処理回路、結合処理回路、主走査方向縮小処理回路を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 長手方向を主走査方向とする複数のラインイメージセンサを前記主走査方向に配置するとともに、前記主走査方向と直交する副走査方向にずれて配置し、前記複数のラインイメージセンサと原稿とを前記副走査方向に相対的に移動させて原稿の画像を読み取る読取手段と、
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 長手方向を主走査方向とする複数のラインイメージセンサを前記主走査方向に配置するとともに、前記主走査方向と直交する副走査方向にずれて配置し、前記複数のラインイメージセンサと原稿とを前記副走査方向に相対的に移動させて原稿の画像を読み取る画像読取装置からの読み取りデータを、前記主走査方向と前記副走査方向に縮小する処理を行う画像処理方法であって、
前記副走査方向に関して、複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行う副走査方向処理工程と、
前記副走査方向処理工程において前記複数のラインイメージセンサごとに縮小処理を行った後のデータを前記主走査方向につなぎ合わせ、該つなぎ合わせた後のデータを前記主走査方向に縮小する主走査方向処理工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項12に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項12に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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