JP2023102118A - 植物保護材 - Google Patents
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Abstract
【課題】緑化対象面の緑化を早期に行うことが可能となる、植物保護材を提供すること。【解決手段】植物保護材10は、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部30と、植物Pが植えられる少なくとも1つ以上の植栽部40と、本体部30に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部21であって、植栽部40及び当該植栽部40に植えられる植物Pの少なくとも一部を収容可能な収容空間部21と、本体部30に設けられた脱落防止部50であって、植物Pの根の張り出しを許容しながら、植栽部40が本体部30から脱落することを防止する脱落防止部50と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、植物保護材に関する。
従来、路面の緑化を図るための技術の一つとして、芝生が植えられている植栽基盤の上面に植物保護盤を設け、植栽基盤と植物保護盤との間に設けられた板材の下面から突出した突出部が植栽基盤に差し込まれることにより、突出部を介して板材で植物保護盤を支持する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、上記技術においては、植栽基盤、植物保護盤、板材、及び突出部が設置された後に、芝生の養生(生育)が行われる。
ところで、近年では、路面の緑化を早期に図りたいとのニーズが高まっている。しかしながら、上記従来の技術においては、植栽基盤、植物保護盤、板材、及び突出部が設置された後に、芝生の養生が行われるので、路面の如き緑化対象面の緑化に多大な時間を要するおそれがあることから、緑化対象面の緑化を早期に行う観点からは改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、緑化対象面の緑化を早期に行うことが可能となる、植物保護材を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の植物保護材は、植物を保護するための植物保護材であって、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、前記植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、前記本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、前記植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる前記植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、前記本体部に設けられた脱落防止手段であって、前記植物の根の張り出しを許容しながら、前記植栽部が前記本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、を備える。
請求項2に記載の植物保護材は、請求項1に記載の植物保護材において、前記脱落防止手段を不織布で形成した。
請求項3に記載の植物保護材は、請求項1又は2に記載の植物保護材において、前記本体部には、複数の前記収容空間部と、前記収容空間部同士を区画する第1隔壁と、前記第1隔壁内の空間部を区画する第2隔壁とを設け、前記第1隔壁の平面形状と、前記第2隔壁の平面形状とを異ならせた。
請求項4に記載の植物保護材は、請求項1から3のいずれか一項に記載の植物保護材において、前記本体部には、当該本体部を他の本体部に対して着脱自在に連結するための連結部を設けた。
請求項1に記載の植物保護材によれば、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、本体部に設けられた脱落防止手段であって、植物の根の張り出しを許容しながら、植栽部が本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、を備えるので、本体部から植栽部が脱落することを防止しながら、当該本体部を設置面に対して着脱自在に設けることができる。よって、例えば、緑化対象面とは異なる場所で植物保護材の植栽部に植えられた植物を事前に養生させてから当該植物保護材を緑化対象面に移設させることができ、緑化対象面の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止手段によって植栽部内の水を確実に排水させることができ、植物の根腐れを抑制しながら、植物を育てることが可能となる。
請求項2に記載の植物保護材によれば、脱落防止手段を不織布で形成したので、脱落防止手段を安価に構成でき、植物保護材の設置コストを低減することができる。
請求項3に記載の植物保護材によれば、本体部には、複数の収容空間部と、収容空間部同士を区画する第1隔壁と、第1隔壁内の空間部を区画する第2隔壁とを設け、第1隔壁の平面形状と、第2隔壁の平面形状とを異ならせたので、例えばヒールやカートの車輪が収容空間部に落ち込むことを抑制しながら、収容空間部内の植物を保護することができ、植物保護材の使用性を高めることができる。
請求項4に記載の植物保護材によれば、本体部には、当該本体部を他の本体部に対して着脱自在に連結するための連結部を設けたので、植物保護材を安定して設置することができると共に、植物保護材の大きさを緑化対象面の大きさに合致するように設定でき、植物保護材の設置性を高めることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る植物保護材の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、植物を保護するための植物保護材に関する。
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、植物を保護するための植物保護材に関する。
ここで、「植物」とは、植物保護材によって保護される草や木を含む概念であり、例えばコケ植物、シダ植物、種子植物等を含む概念であるが、実施の形態では、芝生として説明する。
また、「植物を保護する」とは、植物が枯死し、又は植物の生長が止まってしまうことを防止することであり、例えば、植物保護材の上を移動する人や車両によって植物が踏まれて千切れてしまうことを抑制すること等が該当する。
また、植物保護材の設置場所の種類については、例えば歩道、車道、又は構造物(ショッピングセンター、病院、工場、学校等)の屋上や壁面等が該当するが、実施の形態では、駐車場として説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
最初に、実施の形態に係る植物保護材10の構成と、植物保護材10の設置場所1(具体的には、駐車場)の構成について説明する。
最初に、実施の形態に係る植物保護材10の構成と、植物保護材10の設置場所1(具体的には、駐車場)の構成について説明する。
(構成-設置場所)
まず、設置場所1の構成について説明する。
まず、設置場所1の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る植物保護材10及び設置場所1を概念的に示す図である。図2は、図1の要部拡大断面図である。
ここで、図1のX方向を設置場所1の左右方向又は幅方向(-X方向を設置場所1の左方向、+X方向を設置場所1の右方向)、図1のY方向を設置場所1の前後方向(+Y方向を設置場所1の前方向、-Y方向を設置場所1の後方向)と称し、図1のZ方向を設置場所1の上下方向(+Z方向を設置場所1の上方向、-Z方向を設置場所1の下方向)と称する。
図1、図2に示すように、実施の形態に係る植物保護材10が設置される設置場所1の緑化対象面2(具体的には、路床の上面)には、透水層部3、植栽層部4、及び調整層部5が設けられている。
ここで、路床の具体的な構成については任意であるが、比較的強度を有する材質で構成されることが望ましく、例えば、平坦な(又は非平坦な)コンクリート製(又はアスファルト等)の床体、又は/及び砕石の如き骨材等で構成されてもよい。
また、例えば、路床と透水層部3との間において、図示しない集水板(例えば、水分を透過しにくい材質(一例として、金属製)で形成された板状体)が設けられてもよい。これにより、透水層部3を透過した雨水等が、集水板を伝って図示しない集水用のタンク等に集められることで、当該タンクの水を植物保護材10(具体的には、後述の植栽部40)に植えられる植物P(以下、単に「植物P」と称する)の育成に再利用できる。
(構成-設置場所-透水層部)
透水層部3は、高い透水性を有する層部である。この透水層部3は、例えば所定の径を有する骨材(一例として、砕石)等を用いて構成されており、図2に示すように、透水層部3の上下方向の長さが150mm程度になるように、路床の上面の略全体にわたって敷設されている。
透水層部3は、高い透水性を有する層部である。この透水層部3は、例えば所定の径を有する骨材(一例として、砕石)等を用いて構成されており、図2に示すように、透水層部3の上下方向の長さが150mm程度になるように、路床の上面の略全体にわたって敷設されている。
(構成-設置場所-植栽層部)
植栽層部4は、植物Pを養生(生育)させるための層部である。この植栽層部4は、例えば保水性及び排水性に優れた公知の土粒子層で構成されており、一例として、多孔質の火山砂利を主要骨材とする特殊な土壌(具体的には、シルトや粘土といった細粒分を含まず、多孔質な礫砂を含む土壌等)、ガラス造粒砂、樹脂系チップ、ゴムチップ、又はこれらを組み合わせたもの等で構成されてもよい。また、この植栽層部4は、図2に示すように、植栽層部4の上下方向の長さが110mm程度になるように、透水層部3の上面の略全体にわたって敷設されている。
植栽層部4は、植物Pを養生(生育)させるための層部である。この植栽層部4は、例えば保水性及び排水性に優れた公知の土粒子層で構成されており、一例として、多孔質の火山砂利を主要骨材とする特殊な土壌(具体的には、シルトや粘土といった細粒分を含まず、多孔質な礫砂を含む土壌等)、ガラス造粒砂、樹脂系チップ、ゴムチップ、又はこれらを組み合わせたもの等で構成されてもよい。また、この植栽層部4は、図2に示すように、植栽層部4の上下方向の長さが110mm程度になるように、透水層部3の上面の略全体にわたって敷設されている。
(構成-設置場所-調整層部)
調整層部5は、植栽層部4の不陸を調整するための層部である。この調整層部5は、例えば、植栽層部4の径と略同一又は大きい径を有する土壌であって、植物Pが植栽可能な土壌(一例として、礫等を含む自然土壌等)又は砂利を用いて構成されており、図2に示すように、調整層部5の上下方向の長さが20mm程度になるように、植栽層部4の上面の略全体にわたって敷設されている。
調整層部5は、植栽層部4の不陸を調整するための層部である。この調整層部5は、例えば、植栽層部4の径と略同一又は大きい径を有する土壌であって、植物Pが植栽可能な土壌(一例として、礫等を含む自然土壌等)又は砂利を用いて構成されており、図2に示すように、調整層部5の上下方向の長さが20mm程度になるように、植栽層部4の上面の略全体にわたって敷設されている。
(構成-植物保護材)
図1に戻り、次に、植物保護材10の構成について説明する。
図1に戻り、次に、植物保護材10の構成について説明する。
図3は、上方から見た後述の収容空間部20、後述の本体部30、及び後述の脱落防止部50を示す斜視図である。図4は、下方から見た後述の収容空間部20、後述の本体部30、及び後述の脱落防止部50を示す斜視図である。図5は、後述の本体部30の平面図である。図6は、後述の本体部30の底面図である。図7は、図3のA領域周辺の拡大図である。図8は、後述の単位ブロック35を示す斜視図である。
植物保護材10は、植物Pを保護するための植物保護手段である。この植物保護材10は、図1に示すように、緑化対象面2(具体的には、調整層部5の上面)において左右方向及び前後方向に沿って複数並設されており、図2に示すように、収容空間部20、本体部30、植栽部40、及び脱落防止部50を備えている。
なお、実施の形態では、図1に示すように、植物保護材10の上面には、車両Cの移動を抑制するためのタイヤ止め6と、設置場所1における駐車領域を区画するためのマーカー7とが、少なくとも1つ以上それぞれ設けられている。
(構成-植物保護材-収容空間部)
収容空間部20は、植栽部40と植物Pの少なくとも一部とを収容可能な空間部であり、図2、図3に示すように、各本体部30の内部において左右方向及び前後方向に略沿って隙間なく複数並設されている。
収容空間部20は、植栽部40と植物Pの少なくとも一部とを収容可能な空間部であり、図2、図3に示すように、各本体部30の内部において左右方向及び前後方向に略沿って隙間なく複数並設されている。
また、収容空間部20の具体的な大きさについては任意であるが、実施の形態では、人Mの歩行又は車両Cの走行がしやすく、且つ、植物Pの生育性を確保しながら植物保護材10の製造性を高めることが可能な大きさに設定されている。
具体的には、収容空間部20の左右方向の長さについては、15mm~25mm程度に設定されている。ただし、これに限らず、例えば、15mm未満、又は25mm以上に設定されてもよい。また、収容空間部20の前後方向の長さについては、15mm~25mm程度に設定されている。ただし、これに限らず、例えば、15mm未満、又は25mm以上に設定されてもよい。また、収容空間部20の上下方向の長さについては、40mm程度に設定されている。ただし、これに限らず、40mm未満に設定されてもよく、又は40mm以上に設定されてもよい。
(構成-植物保護材-本体部)
図1に戻り、本体部30は、植物保護材10の基本構造体である。この本体部30は、設置面に対して着脱自在に設けられており、具体的には、図1に示すように、調整層部5の上面に載置されていると共に、左右方向及び前後方向に略沿って隙間なく複数並設されている。また、図2から図8に示すように、この本体部30は、隔壁31、下面材32、外枠材33、及び連結部34を備えている。
図1に戻り、本体部30は、植物保護材10の基本構造体である。この本体部30は、設置面に対して着脱自在に設けられており、具体的には、図1に示すように、調整層部5の上面に載置されていると共に、左右方向及び前後方向に略沿って隙間なく複数並設されている。また、図2から図8に示すように、この本体部30は、隔壁31、下面材32、外枠材33、及び連結部34を備えている。
ここで、「設置面」とは、本体部30が設置される面を意味し、実施の形態では、後述する養生場所60の地表面、及び調整層部5の上面等が該当する。
(構成-植物保護材-本体部-隔壁)
図3に戻り、隔壁31は、収容空間部20を区画するものである。この隔壁31は、下面材32から上方に向けて突出するように形成された板状体であり、図3、図5、図7に示すように、本体部30の内部において左右方向及び前後方向に略沿って複数並設されている。
図3に戻り、隔壁31は、収容空間部20を区画するものである。この隔壁31は、下面材32から上方に向けて突出するように形成された板状体であり、図3、図5、図7に示すように、本体部30の内部において左右方向及び前後方向に略沿って複数並設されている。
また、隔壁31の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、図7、図8に示すように、第1隔壁31a及び第2隔壁31bを含んで構成されている。
(構成-植物保護材-本体部-隔壁-第1隔壁、第2隔壁)
第1隔壁31aは、収容空間部20同士を区画するものであり、図7、図8に示すように、各収容空間部20の外縁部を略覆うように設けられている。また、第2隔壁31bは、第1隔壁31a内の空間部を区画するものであり、図7、図8に示すように、各収容空間部20の内部に設けられている。
第1隔壁31aは、収容空間部20同士を区画するものであり、図7、図8に示すように、各収容空間部20の外縁部を略覆うように設けられている。また、第2隔壁31bは、第1隔壁31a内の空間部を区画するものであり、図7、図8に示すように、各収容空間部20の内部に設けられている。
また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの具体的な構成については任意であるが、実施の形態では以下の通りに構成されている。
すなわち、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの平面形状については、第1隔壁31aの平面形状と、第2隔壁31bの平面形状とが異なるように設定されている。具体的には、図8に示すように、第1隔壁31aの平面形状は、上下の両端面を開口面とする略六角筒状に設定されており、第2隔壁31bの平面形状は、略十字状に設定されている。ただし、これに限らず、例えば、第1隔壁31aの平面形状は、略四角筒状又は略円筒状に設定され、第2隔壁31bの平面形状は、略格子状に設定されてもよい。
このような設定により、例えばヒールやカートの車輪が収容空間部20に落ち込むことを抑制しながら、収容空間部20内の植物Pを保護することができ、植物保護材10の使用性を高めることができる。
なお、以下では、必要に応じて、収容空間部20のうち、第2隔壁31bによって区画された収容空間部21を「準収容空間部21」と称する。
また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの左右方向の長さについては、収容空間部20の左右方向の長さと略同一にそれぞれ設定されている。また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの前後方向の長さについては、収容空間部20の前後方向の長さと略同一にそれぞれ設定されている。また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの上下方向の長さについては、収容空間部20の上下方向の長さと略同一にそれぞれ設定されている。
また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの厚さについては、金型から脱型して隔壁31を一体に形成するため上方から下方に向かうにしたがって厚くなるように設定されている(すなわち、第1隔壁31a及び第2隔壁31bがテーパー状に形成されている)。具体的には、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの各々の上端の厚さが1.5mm~2.5mm程度で、下端の厚さはこれよりも厚く設定されている。ただし、これに限らず、例えば、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの厚さが均一に設定されてもよい。
また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの設置方法については、図7に示すように、第1隔壁31a及び第2隔壁31bからなる単位ブロック35を、左右方向及び前後方向に略沿って隙間なく複数並設している。なお、隣接する単位ブロック35同士は、互いに第1隔壁31aの一部を共有して構成されている。
また、第1隔壁31a及び第2隔壁31bのその他の構成については、図7、図8に示すように、上切欠き31c及び下切欠き31dが形成されている。
(構成-植物保護材-本体部-隔壁-第1隔壁、第2隔壁-上切欠き)
上切欠き31cは、人Mや車両Cによって植物Pが踏まれて枯死又は損傷することを回避するための切欠きであり、図8に示すように、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの各々を構成する各側片の上端に配置されている。
上切欠き31cは、人Mや車両Cによって植物Pが踏まれて枯死又は損傷することを回避するための切欠きであり、図8に示すように、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの各々を構成する各側片の上端に配置されている。
また、上切欠き31cの具体的な形状や大きさについては任意であるが、実施の形態では、以下の通りに設定されている。
すなわち、上切欠き31cの形状については、図8に示すように、略台形状に設定されている。ただし、これに限らず、例えば、略矩形状、略逆三角形状、又は略半円状に設定されてもよい。
また、上切欠き31cの幅については、上記各側片の幅よりも短く設定されている。具体的には、上切欠き31cの上辺の幅が10mm~50mm程度に設定され、上切欠き31cの底辺の幅が5mm~30mm程度に設定されている。また、上切欠き31cの上下方向の長さについては、上記各側片の上下方向の長さよりも短く設定されており、具体的には、5mm~30mm程度に設定されている。
このような上切欠き31cにより、例えば、植物Pが車両Cのタイヤによって上方から押圧された場合に、当該植物Pの先端側部分を上切欠き31cを介して隣接する収容空間部20(又は隣接する準収容空間部21)に位置させることができ、タイヤと第1隔壁31a又は第2隔壁31bの上端との間に植物Pが挟まって千切れてしまうことを回避できる。
(構成-植物保護材-本体部-隔壁-第1隔壁、第2隔壁-下切欠き)
下切欠き31dは、植物Pが収容空間部20から他の収容空間部20(又は、準収容空間部21から他の準収容空間部21)に至るように生長可能にするための切欠きである。この下切欠き31dは、上切欠き31cの構成と略同一に構成されており、図8に示すように、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの各々を構成する各側片の下端に配置されている。
下切欠き31dは、植物Pが収容空間部20から他の収容空間部20(又は、準収容空間部21から他の準収容空間部21)に至るように生長可能にするための切欠きである。この下切欠き31dは、上切欠き31cの構成と略同一に構成されており、図8に示すように、第1隔壁31a及び第2隔壁31bの各々を構成する各側片の下端に配置されている。
このような下切欠き31dにより、下切欠き31dを介して植物P(具体的には、植物Pの根)が広範囲に生長又は繁殖することが可能となる。
(構成-植物保護材-本体部-下面材)
図5に戻り、下面材32は、本体部30の下端部を構成するものであると共に、人Mや車両Cが植物保護材10の上を移動した際に、植物保護材10が調整層部5又は植栽層部4に埋まってしまうことを防止するためのものである。この下面材32は、例えば平坦な略矩形状の板状体にて形成されており、図5、図6に示すように、本体部30の下端部全体(すなわち、各収容空間部20の下端部全体)を略覆うように配置されている。
図5に戻り、下面材32は、本体部30の下端部を構成するものであると共に、人Mや車両Cが植物保護材10の上を移動した際に、植物保護材10が調整層部5又は植栽層部4に埋まってしまうことを防止するためのものである。この下面材32は、例えば平坦な略矩形状の板状体にて形成されており、図5、図6に示すように、本体部30の下端部全体(すなわち、各収容空間部20の下端部全体)を略覆うように配置されている。
また、下面材32には、第1貫通孔32a及び第2貫通孔32bが形成されている。
(構成-植物保護材-本体部-下面材-第1貫通孔)
図5に戻り、第1貫通孔32aは、植物Pが植物保護材10から植栽層部4に至るように生長可能にするための貫通孔であり、図5、図6に示すように、平面方向から見て、下面材32における各収容空間部20の略中央部にそれぞれ配置されている。
図5に戻り、第1貫通孔32aは、植物Pが植物保護材10から植栽層部4に至るように生長可能にするための貫通孔であり、図5、図6に示すように、平面方向から見て、下面材32における各収容空間部20の略中央部にそれぞれ配置されている。
また、第1貫通孔32aの具体的な形状や大きさについては任意であるが、実施の形態では、以下の通りに設定されている。
すなわち、第1貫通孔32aの形状については、図6に示すように、略円形状に設定されている(なお、下面材32の端部や隅部に位置する第1貫通孔32aは、半円形状や扇形状に設定されている)。ただし、これに限らず、例えば、略三角形状、略矩形状、略楕円形状、又はメッシュ状に設定されてもよい。
また、第1貫通孔32aの径については、下面材32の強度を維持しつつ植物Pが植栽層部4に対して活着しやすい大きさに設定されており、具体的には、収容空間部20の径の30%~70%程度の大きさに設定されている。
(構成-植物保護材-本体部-下面材-第2貫通孔)
図5に戻り、第2貫通孔32bは、植物Pが植物保護材10から植栽層部4に至るように生長可能にするための貫通孔であると共に、収容空間部20(又は準収容空間部21)に位置する植物Pが他の収容空間部20(又は他の準収容空間部21)に至るように生長可能にするための貫通孔である。この第2貫通孔32bは、図5、図6に示すように、平面方向から見て、下面材32における各下切欠き31dに対応する部分にそれぞれ配置されている。
図5に戻り、第2貫通孔32bは、植物Pが植物保護材10から植栽層部4に至るように生長可能にするための貫通孔であると共に、収容空間部20(又は準収容空間部21)に位置する植物Pが他の収容空間部20(又は他の準収容空間部21)に至るように生長可能にするための貫通孔である。この第2貫通孔32bは、図5、図6に示すように、平面方向から見て、下面材32における各下切欠き31dに対応する部分にそれぞれ配置されている。
また、第2貫通孔32bの具体的な形状や大きさについては任意であるが、実施の形態では、以下の通りに設定されている。
すなわち、第2貫通孔32bの形状については、図6に示すように、略長方形状に設定されている。ただし、これに限らず、例えば、略三角形状、略円形状、略楕円形状、又はメッシュ状に設定されてもよい。
また、第2貫通孔32bの左右方向の長さについては、第1貫通孔32aの左右方向の長さよりも短く設定されており、具体的には、10mm程度に設定されている。また、第2貫通孔32bの前後方向の長さについては、第1貫通孔32aの前後方向の長さよりも短く設定されており、具体的には、20mm程度に設定されている。
(構成-植物保護材-本体部-外枠材)
図3に戻り、外枠材33は、本体部30の外縁部を構成するものである。この外枠材33は、下面材32から上方に向けて突出するように形成された板状体であり、図3に示すように、本体部30の外縁部全体を略覆うように配置されている。
図3に戻り、外枠材33は、本体部30の外縁部を構成するものである。この外枠材33は、下面材32から上方に向けて突出するように形成された板状体であり、図3に示すように、本体部30の外縁部全体を略覆うように配置されている。
また、外枠材33の具体的な形状や大きさについては任意であるが、実施の形態では、以下の通りに設定されている。
すなわち、外枠材33の平面形状については、本体部30における外縁部の平面形状と略同一に設定されており、具体的には、図3に示すように、略矩形環状に設定されている。
また、外枠材33の左右方向の長さについては、本体部30の左右方向の長さと略同一に設定されている。また、外枠材33の前後方向の長さについては、本体部30の前後方向の長さと略同一に設定されている。また、外枠材33の上下方向の長さについては、本体部30の上下方向の長さと略同一に設定されている。
(構成-植物保護材-本体部-連結部)
連結部34は、本体部30を他の本体部30に対して着脱自在に連結するためのものであり、図3から図6に示すように、突状連結部34a及び溝状連結部34bを備えている。
連結部34は、本体部30を他の本体部30に対して着脱自在に連結するためのものであり、図3から図6に示すように、突状連結部34a及び溝状連結部34bを備えている。
(構成-植物保護材-本体部-連結部-突状連結部)
図5に戻り、突状連結部34aは、他の植物保護材10の溝状連結部34bに嵌め込むことにより、植物保護材10を他の植物保護材10に対して着脱自在に連結するためのものである。この突状連結部34aは、外枠材33から外側に向けて突出するように形成された板状体であり、具体的には、図5、図6に示すように、平面形状が略コ字状である板状体にて形成されている。また、突状連結部34aは、外枠材33に複数設けられており、具体的には、外枠材33における左面部及び前面部の各々において相互に間隔を隔てて複数配置されている。
図5に戻り、突状連結部34aは、他の植物保護材10の溝状連結部34bに嵌め込むことにより、植物保護材10を他の植物保護材10に対して着脱自在に連結するためのものである。この突状連結部34aは、外枠材33から外側に向けて突出するように形成された板状体であり、具体的には、図5、図6に示すように、平面形状が略コ字状である板状体にて形成されている。また、突状連結部34aは、外枠材33に複数設けられており、具体的には、外枠材33における左面部及び前面部の各々において相互に間隔を隔てて複数配置されている。
(構成-植物保護材-本体部-連結部-溝状連結部)
図4に戻り、溝状連結部34bは、他の植物保護材10の突状連結部34aが嵌め込まれることにより、植物保護材10を他の植物保護材10に対して着脱自在に連結するためのものである。この溝状連結部34bは、相互に間隔を隔てて設けられた一対の略矩形状の切欠きにて形成されており、具体的には、図4に示すように、外枠材33の上端部から上下方向に沿うように形成されている。また、溝状連結部34bは、外枠材33において他の植物保護材10の突状連結部34aと対応する位置に複数設けられており、具体的には、外枠材33における右面部及び後面部の各々において相互に間隔を隔てて複数配置されている。
図4に戻り、溝状連結部34bは、他の植物保護材10の突状連結部34aが嵌め込まれることにより、植物保護材10を他の植物保護材10に対して着脱自在に連結するためのものである。この溝状連結部34bは、相互に間隔を隔てて設けられた一対の略矩形状の切欠きにて形成されており、具体的には、図4に示すように、外枠材33の上端部から上下方向に沿うように形成されている。また、溝状連結部34bは、外枠材33において他の植物保護材10の突状連結部34aと対応する位置に複数設けられており、具体的には、外枠材33における右面部及び後面部の各々において相互に間隔を隔てて複数配置されている。
このような連結部34により、植物保護材10を安定して設置することができると共に、植物保護材10の大きさを緑化対象面2の大きさに合致するように設定でき、植物保護材10の設置性を高めることができる。
また、このような本体部30の形成方法については任意であるが、実施の形態では、公知の金型成形方法を用いて樹脂材料を成形することにより、隔壁31、下面材32、外枠材33、及び連結部34を一体形成している。ただし、これに限らず、例えば、金型成形方法以外の成形方法を用いて、隔壁31、下面材32、外枠材33、及び連結部34を一体形成してもよい。あるいは、隔壁31、下面材32、外枠材33、及び連結部34をそれぞれ別体に形成した後に、公知の接続方法を用いて、これら隔壁31、下面材32、外枠材33、及び連結部34を接続することにより、形成してもよい。
(構成-植物保護材-植栽部)
図2に戻り、植栽部40は、植物Pが植えられる部材である。この植栽部40は、例えば保水性及び排水性に優れた公知の土粒子層で構成されており、具体的には、ピートモス、たい肥、又は/及び赤玉土等からなる培養土と、培養土よりも上方に位置する目土であって、種子を含む目土(例えば、赤玉土)とを含む土粒子層で構成されている。また、図2に示すように、植栽部40は、各収容空間部20の内部に設けられている。
図2に戻り、植栽部40は、植物Pが植えられる部材である。この植栽部40は、例えば保水性及び排水性に優れた公知の土粒子層で構成されており、具体的には、ピートモス、たい肥、又は/及び赤玉土等からなる培養土と、培養土よりも上方に位置する目土であって、種子を含む目土(例えば、赤玉土)とを含む土粒子層で構成されている。また、図2に示すように、植栽部40は、各収容空間部20の内部に設けられている。
また、植栽部40の具体的な形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では、植栽部40に植えられる植物Pが車両Cのタイヤによって上方から押圧された場合に、当該植物Pの少なくとも一部が収容空間部20の内部に収容可能となるように、以下の通りに設定されている。
すなわち、植栽部40の平面形状については、第1隔壁31aの平面形状と略同一に設定されている。
また、植栽部40の左右方向の長さについては、第1隔壁31aの左右方向の長さと略同一にそれぞれ設定されている。また、植栽部40の前後方向の長さについては、第1隔壁31aの前後方向の長さと略同一にそれぞれ設定されている。また、植栽部40の上下方向の長さについては、第1隔壁31aの上下方向の長さよりも短く設定されており、具体的には、第1隔壁31aの上下方向の長さよりも5mm~10mm程度短い長さに設定されている。ただし、これに限らず、例えば、5mm未満短い長さに設定されてもよく、あるいは、10mm以上短い長さに設定されてもよい。
(構成-植物保護材-脱落防止部)
脱落防止部50は、植物Pの根の張り出しを許容しながら、植栽部40が本体部30から脱落することを防止する脱落防止手段である。この脱落防止部50は、例えばシート状体(又は板状体)にて形成され、各本体部30に設けられている。具体的には、図2、図4に示すように、各本体部30の下端部全体を略覆うように設けられ、各本体部30に対して接着剤又は固定具等によって接続されている。
脱落防止部50は、植物Pの根の張り出しを許容しながら、植栽部40が本体部30から脱落することを防止する脱落防止手段である。この脱落防止部50は、例えばシート状体(又は板状体)にて形成され、各本体部30に設けられている。具体的には、図2、図4に示すように、各本体部30の下端部全体を略覆うように設けられ、各本体部30に対して接着剤又は固定具等によって接続されている。
また、脱落防止部50の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では以下の通りに構成されている。
すなわち、脱落防止部50の平面形状については、本体部30の外形に応じた形状に設定されており、具体的には、図4に示すように、略矩形状に設定されている。
また、脱落防止部50の左右方向の長さについては、本体部30の左右方向の長さと略同一に設定されている。また、脱落防止部50の前後方向の長さについては、本体部30の前後方向の長さと略同一に設定されている。また、脱落防止部50の厚さについては、植栽部40が本体部30から脱落することを防止可能な厚さに設定されており、具体的には、0.24mm程度に設定されている。
また、脱落防止部50の材質については、不織布にて形成されており、具体的には、透水係数が8.5×10-2cm/sec以上である樹脂製の不織布にて形成されている。
このような材質により、脱落防止部50を安価に構成でき、植物保護材10の設置コストを低減することができる。
以上のような植物保護材10により、本体部30から植栽部40が脱落することを防止しながら、当該本体部30を設置面に対して着脱自在に設けることができる。よって、例えば、緑化対象面2とは異なる場所(具体的には、後述の養生場所60)で植物保護材10の植栽部40に植えられた植物Pを事前に養生させてから当該植物保護材10を緑化対象面2に移設させることができ、緑化対象面2の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止部50によって植栽部40内の水を確実に排水させることができ、植物Pの根腐れを抑制しながら、植物Pを育てることが可能となる。
(植物保護材の設置方法)
続いて、植物保護材10の設置方法について説明する。
続いて、植物保護材10の設置方法について説明する。
図9は、設置方法の養生工程を示す図である。
植物保護材10の設置方法は、植物保護材10は、緑化対象面2に設置するための方法であり、形成工程、養生工程、敷設工程、及び設置工程を含んでいる。
(植物保護材の設置方法-形成工程)
まず、形成工程について説明する。形成工程は、収容空間部20、本体部30、植栽部40、及び脱落防止部50を含んで構成したもの11(以下、「準植物保護材11」と称する)を形成する工程である。
まず、形成工程について説明する。形成工程は、収容空間部20、本体部30、植栽部40、及び脱落防止部50を含んで構成したもの11(以下、「準植物保護材11」と称する)を形成する工程である。
具体的には、まず、隙間なく並べられた複数の本体部30の下端部全体に対して1枚の脱落防止部50を接着剤で接続する。次に、公知の切断器具を用いて、脱落防止部50を本体部30毎に切断する。続いて、各本体部30の収容空間部20に植栽部40を充填することにより、形成する。
ここで、植栽部40の充填方法については任意であるが、例えば、植栽部40の上下方向の長さが、第1隔壁31aの上下方向の長さよりも5mm~10mm程度短い長さになるように充填することが望ましい。
一例として、本体部30の収容空間部20全体に植栽部40の培養土を充填してから、ブラシ等を用いて余分な培養土を取り除き、その後植栽部40の目土を充填してもよい。あるいは、本体部30の上面に、当該上面全体を覆うシート体(例えば、樹脂コート等)と、シート体の上面に設けられる木枠とを載置して、当該木枠内に所定量の植栽部40の培養土を入れてからシート体を取り外すことで本体部30の収容空間部20に当該培養土に充填し、その後植栽部40の目土を充填してもよい。あるいは、本体部30の上切欠き31cに制限部材(例えば、木製のバックアップ材)を嵌め込んでから、当該本体部30の収容空間部20全体に植栽部40の培養土を充填し、制限部材を取り外した後に植栽部40の目土を充填してもよい。あるいは、本体部30の収容空間部20全体に植栽部40の培養土を充填してから(ただし、培養土を締固めないように充填する)、当該培養土に対して転圧器具を用いて転圧し、その後植栽部40の目土を充填してもよい。
(植物保護材の設置方法-養生工程)
次に、養生工程について説明する。養生工程は、形成工程の後に、準植物保護材11の植栽部40に植えられる植物Pを養生(生育)する工程である。
次に、養生工程について説明する。養生工程は、形成工程の後に、準植物保護材11の植栽部40に植えられる植物Pを養生(生育)する工程である。
具体的には、まず、緑化対象面2とは異なる場所であって、植物Pを養生する場所60(以下、「養生場所60」と称する)の地表面に、耐根シート61(例えば、樹脂製の透水性シート)を敷設する。次に、図9に示すように、耐根シート61の上面に準植物保護材11を載置した後、所定期間(例えば、10日~20日程度等)の間自動潅水装置を用いて(又は手動で)準植物保護材11に対して散水することにより、植物Pを養生する。
(植物保護材の設置方法-敷設工程)
次に、敷設工程について説明する。敷設工程は、養生工程の後に(あるいは、養生工程の前又は形成工程の前に)、緑化対象面2(具体的には、路床の上面)に透水層部3、植栽層部4、及び調整層部5を敷設する工程である。
次に、敷設工程について説明する。敷設工程は、養生工程の後に(あるいは、養生工程の前又は形成工程の前に)、緑化対象面2(具体的には、路床の上面)に透水層部3、植栽層部4、及び調整層部5を敷設する工程である。
具体的には、まず、所定量の骨材等を緑化対象面2に投入し、その後公知のならし器具を用いて当該投入した骨材等をならすことにより、透水層部3を敷設する。次に、所定量の特殊な土壌等を透水層部3の上面に投入し、その後公知のならし器具を用いて当該投入した特殊な土壌等をならした後に転圧することにより、植栽層部4を敷設する。続いて、所定量の自然土壌等を植栽層部4の上面に投入し、その後公知のならし器具を用いて当該投入した自然土壌等をならした後に転圧することにより、調整層部5を敷設する。
(植物保護材の設置方法-設置工程)
続いて、設置工程について説明する。設置工程は、養生工程及び敷設工程の後に、植物保護材10を緑化対象面2に設置する工程である。
続いて、設置工程について説明する。設置工程は、養生工程及び敷設工程の後に、植物保護材10を緑化対象面2に設置する工程である。
具体的には、まず、公知の搬送手段(例えば、トラックの如き搬送車両)を用いて、複数の準植物保護材11を養生場所60から設置場所1に搬送する。次に、図1に示すように、複数の準植物保護材11を調整層部5の上面において左右方向及び前後方向に沿って複数並設することにより、複数の植物保護材10を緑化対象面2に設置する。より具体的には、隣接する本体部30同士を連結部34を介して連結することにより、複数の本体部30を隙間なく並設する。これにて、植物保護材10の設置方法を終了する。
以上のような設置方法により、本体部30から植栽部40が脱落することを防止しながら、本体部30を養生場所60の地表面及び調整層部5の上面に対して着脱自在に設けることができる。よって、養生場所60で植物保護材10に植えられた植物Pを事前に養生させてから当該植物保護材10を緑化対象面2に移設させることができ、緑化対象面2の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止部50によって植栽部40内の水を確実に排水させることができ、植物Pの根腐れを抑制しながら、植物Pを育てることが可能となる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部30と、植物Pが植えられる少なくとも1つ以上の植栽部40と、本体部30に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部20であって、植栽部40又は/及び当該植栽部40に植えられる植物Pの少なくとも一部を収容可能な収容空間部20と、本体部30に設けられた脱落防止部50であって、植物Pの根の張り出しを許容しながら、植栽部40が本体部30から脱落することを防止する脱落防止部50と、を備えるので、本体部30から植栽部40が脱落することを防止しながら、当該本体部30を設置面に対して着脱自在に設けることができる。よって、例えば、緑化対象面2とは異なる場所で植物保護材10の植栽部40に植えられた植物Pを事前に養生させてから当該植物保護材10を緑化対象面2に移設させることができ、緑化対象面2の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止部50によって植栽部40内の水を確実に排水させることができ、植物Pの根腐れを抑制しながら、植物Pを育てることが可能となる。
このように実施の形態によれば、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部30と、植物Pが植えられる少なくとも1つ以上の植栽部40と、本体部30に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部20であって、植栽部40又は/及び当該植栽部40に植えられる植物Pの少なくとも一部を収容可能な収容空間部20と、本体部30に設けられた脱落防止部50であって、植物Pの根の張り出しを許容しながら、植栽部40が本体部30から脱落することを防止する脱落防止部50と、を備えるので、本体部30から植栽部40が脱落することを防止しながら、当該本体部30を設置面に対して着脱自在に設けることができる。よって、例えば、緑化対象面2とは異なる場所で植物保護材10の植栽部40に植えられた植物Pを事前に養生させてから当該植物保護材10を緑化対象面2に移設させることができ、緑化対象面2の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止部50によって植栽部40内の水を確実に排水させることができ、植物Pの根腐れを抑制しながら、植物Pを育てることが可能となる。
また、脱落防止部50を不織布で形成したので、脱落防止部50を安価に構成でき、植物保護材10の設置コストを低減することができる。
また、本体部30には、複数の収容空間部20と、収容空間部20同士を区画する第1隔壁31aと、第1隔壁31a内の空間部を区画する第2隔壁31bとを設け、第1隔壁31aの平面形状と、第2隔壁31bの平面形状とを異ならせたので、例えばヒールやカートの車輪が収容空間部20に落ち込むことを抑制しながら、収容空間部20内の植物Pを保護することができ、植物保護材10の使用性を高めることができる。
また、本体部30には、当該本体部30を他の本体部30に対して着脱自在に連結するための連結部34を設けたので、植物保護材10を安定して設置することができると共に、植物保護材10の大きさを緑化対象面2の大きさに合致するように設定でき、植物保護材10の設置性を高めることができる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(設置場所について)
上記実施の形態では、設置場所1の緑化対象面2に、透水層部3及び調整層部5が設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、透水層部3又は調整層部5の少なくともいずれか一方を省略してもよい。
上記実施の形態では、設置場所1の緑化対象面2に、透水層部3及び調整層部5が設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、透水層部3又は調整層部5の少なくともいずれか一方を省略してもよい。
また、上記実施の形態では、設置場所1が駐車場であると説明したが、これに限らない。例えば、車両Cや人Mが立ち入る可能性が低い場所であってもよく、一例として、道路又は堤防の法面であってもよい。この場合には、収容空間部20は、植栽部40のみを収納できるように構成されてもよく、例えば、収容空間部20の上下方向の長さが植栽部40の上下方向の長さと略同一に設定されてもよい。
(本体部について)
上記実施の形態では、本体部30に、第2隔壁31b、上切欠き31c、下切欠き31d、第2貫通孔32b、及び連結部34が設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、第2隔壁31b、上切欠き31c、下切欠き31d、第2貫通孔32b、及び連結部34の少なくともいずれか1つを省略してもよい。
上記実施の形態では、本体部30に、第2隔壁31b、上切欠き31c、下切欠き31d、第2貫通孔32b、及び連結部34が設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、第2隔壁31b、上切欠き31c、下切欠き31d、第2貫通孔32b、及び連結部34の少なくともいずれか1つを省略してもよい。
(連結部について)
上記実施の形態では、連結部34が、嵌合構造(すなわち、突状連結部34a及び溝状連結部34bを備える構造)で構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、係合構造で構成されてもよい。
上記実施の形態では、連結部34が、嵌合構造(すなわち、突状連結部34a及び溝状連結部34bを備える構造)で構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、係合構造で構成されてもよい。
(脱落防止部について)
上記実施の形態では、脱落防止部50が、不織布で形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、耐久性を高める観点から、金属製又は樹脂製のメッシュ材で形成されてもよい。なお、脱落防止部50が金属製又は樹脂製のメッシュ材で形成される場合には、本体部30とは別体に設けられて、公知の接続方法を用いて本体部30と接続されてもよい。あるいは、脱落防止部50が樹脂製のメッシュ材で形成される場合には、公知の金型成形方法を用いて、本体部30と一体に設けられてもよい。
上記実施の形態では、脱落防止部50が、不織布で形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、耐久性を高める観点から、金属製又は樹脂製のメッシュ材で形成されてもよい。なお、脱落防止部50が金属製又は樹脂製のメッシュ材で形成される場合には、本体部30とは別体に設けられて、公知の接続方法を用いて本体部30と接続されてもよい。あるいは、脱落防止部50が樹脂製のメッシュ材で形成される場合には、公知の金型成形方法を用いて、本体部30と一体に設けられてもよい。
(付記)
付記1の植物保護材は、植物を保護するための植物保護材であって、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、前記植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、前記本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、前記植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる前記植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、前記本体部に設けられた脱落防止手段であって、前記植物の根の張り出しを許容しながら、前記植栽部が前記本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、を備える。
付記1の植物保護材は、植物を保護するための植物保護材であって、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、前記植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、前記本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、前記植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる前記植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、前記本体部に設けられた脱落防止手段であって、前記植物の根の張り出しを許容しながら、前記植栽部が前記本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、を備える。
付記2の植物保護材は、付記1に記載の植物保護材において、前記脱落防止手段を不織布で形成した。
付記3の植物保護材は、付記1又は2に記載の植物保護材において、前記本体部には、複数の前記収容空間部と、前記収容空間部同士を区画する第1隔壁と、前記第1隔壁内の空間部を区画する第2隔壁とを設け、前記第1隔壁の平面形状と、前記第2隔壁の平面形状とを異ならせた。
付記4の植物保護材は、付記1から3のいずれか一項に記載の植物保護材において、前記本体部には、当該本体部を他の本体部に対して着脱自在に連結するための連結部を設けた。
(付記の効果)
付記1に記載の植物保護材によれば、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、本体部に設けられた脱落防止手段であって、植物の根の張り出しを許容しながら、植栽部が本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、を備えるので、本体部から植栽部が脱落することを防止しながら、当該本体部を設置面に対して着脱自在に設けることができる。よって、例えば、緑化対象面とは異なる場所で植物保護材の植栽部に植えられた植物を事前に養生させてから当該植物保護材を緑化対象面に移設させることができ、緑化対象面の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止手段によって植栽部内の水を確実に排水させることができ、植物の根腐れを抑制しながら、植物を育てることが可能となる。
付記1に記載の植物保護材によれば、設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、本体部に設けられた脱落防止手段であって、植物の根の張り出しを許容しながら、植栽部が本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、を備えるので、本体部から植栽部が脱落することを防止しながら、当該本体部を設置面に対して着脱自在に設けることができる。よって、例えば、緑化対象面とは異なる場所で植物保護材の植栽部に植えられた植物を事前に養生させてから当該植物保護材を緑化対象面に移設させることができ、緑化対象面の緑化を早期に行うことが可能となる。また、脱落防止手段によって植栽部内の水を確実に排水させることができ、植物の根腐れを抑制しながら、植物を育てることが可能となる。
付記2に記載の植物保護材によれば、脱落防止手段を不織布で形成したので、脱落防止手段を安価に構成でき、植物保護材の設置コストを低減することができる。
付記3に記載の植物保護材によれば、本体部には、複数の収容空間部と、収容空間部同士を区画する第1隔壁と、第1隔壁内の空間部を区画する第2隔壁とを設け、第1隔壁の平面形状と、第2隔壁の平面形状とを異ならせたので、例えばヒールやカートの車輪が収容空間部に落ち込むことを抑制しながら、収容空間部内の植物を保護することができ、植物保護材の使用性を高めることができる。
付記4に記載の植物保護材によれば、本体部には、当該本体部を他の本体部に対して着脱自在に連結するための連結部を設けたので、植物保護材を安定して設置することができると共に、植物保護材の大きさを緑化対象面の大きさに合致するように設定でき、植物保護材の設置性を高めることができる。
1 設置場所
2 緑化対象面
3 透水層部
4 植栽層部
5 調整層部
6 タイヤ止め
7 マーカー
10 植物保護材
11 準植物保護材
20 収容空間部
21 準収容空間部
30 本体部
31 隔壁
31a 第1隔壁
31b 第2隔壁
31c 上切欠き
31d 下切欠き
32 下面材
32a 第1貫通孔
32b 第2貫通孔
33 外枠材
34 連結部
34a 突状連結部
34b 溝状連結部
35 単位ブロック
40 植栽部
50 脱落防止部
60 養生場所
61 耐根シート
C 車両
M 人
P 植物
2 緑化対象面
3 透水層部
4 植栽層部
5 調整層部
6 タイヤ止め
7 マーカー
10 植物保護材
11 準植物保護材
20 収容空間部
21 準収容空間部
30 本体部
31 隔壁
31a 第1隔壁
31b 第2隔壁
31c 上切欠き
31d 下切欠き
32 下面材
32a 第1貫通孔
32b 第2貫通孔
33 外枠材
34 連結部
34a 突状連結部
34b 溝状連結部
35 単位ブロック
40 植栽部
50 脱落防止部
60 養生場所
61 耐根シート
C 車両
M 人
P 植物
Claims (4)
- 植物を保護するための植物保護材であって、
設置面に対して着脱自在に設けられる本体部と、
前記植物が植えられる少なくとも1つ以上の植栽部と、
前記本体部に設けられた少なくとも1つ以上の収容空間部であって、前記植栽部又は/及び当該植栽部に植えられる前記植物の少なくとも一部を収容可能な収容空間部と、
前記本体部に設けられた脱落防止手段であって、前記植物の根の張り出しを許容しながら、前記植栽部が前記本体部から脱落することを防止する脱落防止手段と、
を備える植物保護材。 - 前記脱落防止手段を不織布で形成した、
請求項1に記載の植物保護材。 - 前記本体部には、複数の前記収容空間部と、前記収容空間部同士を区画する第1隔壁と、前記第1隔壁内の空間部を区画する第2隔壁とを設け、
前記第1隔壁の平面形状と、前記第2隔壁の平面形状とを異ならせた、
請求項1又は2に記載の植物保護材。 - 前記本体部には、当該本体部を他の本体部に対して着脱自在に連結するための連結部を設けた、
請求項1から3のいずれか一項に記載の植物保護材。
Priority Applications (1)
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JP2022002495A JP2023102118A (ja) | 2022-01-11 | 2022-01-11 | 植物保護材 |
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