JP2023097828A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Takashi Haraguchi
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Abstract

【課題】ミラーリッドのスライドを適切にガイドできるサンバイザを提供する。【解決手段】サンバイザ1は、相互に重ねられる板状の第1と第2の芯材12、13を具備するバイザ本体10を有する。第1の芯材12にミラー開口部2が形成されている。上下ガイドレール4、5がミラー開口部2の上下縁に沿いかつミラー開口部2を超えて左右いずれか一方に延びるように第1の芯材12の内側面に形成される。上下ガイドレール4、5のそれぞれの途中に形成された上下レール開口部4c、5cを有する。上下レール開口部4c、5cから上下ガイドレール4、5にミラーリッド3が挿入される。ミラーリッド3がミラー開口部2を覆う閉じ位置と、ミラー開口部を開く開き位置との間でスライド可能に上下ガイドレール4、5に支持される。第1の芯材12の上下ガイドレール4、5の裏面に形成されたミラー保持部8にミラー6が嵌合される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用サンバイザに関する。
特許文献1には、板状のバイザ本体にミラーユニットが組み付けられた車両用サンバイザが開示されている。ミラーユニットは、ミラーが嵌められる枠状のミラートリムと、ミラートリムにスライド可能に取り付けられた板状のミラーリッドと、を有する。
ミラートリムには、ミラーリッドをスライド可能に保持するミラー側レールが形成されている。バイザ本体にもミラーリッドをスライド可能に保持するバイザ側レールが形成されている。ミラートリムがバイザ本体に組み付けられることで、ミラー側レールとバイザ側レールが直線状に並ぶ。その結果、ミラーリッドは、ミラー側レールからバイザ側レールにスライドすることで、ミラーを覆う閉じ位置からミラーを露出する開き位置へスライドする。
特開2019-43367号公報
しかしミラーユニットがバイザ本体に対して正しい場所に組み付けられないと、ミラー側レールとバイザ側レールが位置ずれしてしまう。位置ずれが生じた場合は、ミラーリッドのスライド時にがたつきや異音が生じる懸念がある。そのため、ミラーリッドのスライドを適切にガイドできるサンバイザが従来必要とされている。
本開示の1つの特徴によると、車両用サンバイザは、相互に重ねられる板状の第1と第2の芯材を具備するバイザ本体を有する。第1の芯材にミラー開口部が形成されている。上下ガイドレールがミラー開口部の上下縁に沿いかつミラー開口部を超えて左右いずれか一方に延びるように第1の芯材の内側面に形成される。上下ガイドレールのそれぞれの途中に形成された上下レール開口部を有する。上下レール開口部から上下ガイドレールにミラーリッドが挿入される。ミラーリッドがミラー開口部を覆う閉じ位置と、ミラー開口部を開く開き位置との間でスライド可能に上下ガイドレールに支持される。第1の芯材の上下ガイドレールの裏面に形成されたミラー保持部にミラーが嵌合される。
したがって上下ガイドレールは、第1の芯材のみに形成されている。すなわち上下ガイドレールは、従来のようにバイザ本体とミラーユニットの2つの部材に跨って形成されていない。そのため上下ガイドレールの途中で段差が生じることが少ない。そしてミラーリッドは、上下ガイドレールの途中に形成された上下レール開口部から簡便に挿入できる。したがってミラーリッドのスライドが適切に第1の芯材においてガイドされる。
本開示の他の特徴によると、ミラーを保持するミラーカバーを有する。ミラーカバーがミラー保持部に取り付けられる。したがってミラーは、ミラーカバーによって保持され、ミラー保持部を介して上下ガイドレールに保持される。
本開示の他の特徴によると、ミラーリッドは、ミラーリッドの左右端のいずれか一端に沿って表側に突き出すノブを有する。ノブの上下長さがミラー開口部の上下幅の間に位置する長さである。第1の芯材は、上下レール開口部に対応する裏面においてミラーリッドの上下ガイドレールへの挿入を案内するスロープを有する。したがってミラーリッドは、スロープを利用して上下レール開口部から上下ガイドレールに容易に挿入される。しかもノブが上下ガイドレールに干渉することなくミラーリッドが上下ガイドレールに挿入される。
車両天井に取り付けられたサンバイザと車両内部の一部の斜視図である。 サンバイザの斜視図である。 バイザ本体の分解斜視図である。 バイザ本体の第1の芯材とミラーリッドの裏面図である。 図4のV部拡大斜視図である。 レール開口部に挿入されたミラーリッドと第1の芯材の裏面斜視図である。 図6のVII-VII線断面矢視図である。 閉じ位置のミラーリッドと第1の芯材の裏面斜視図である。 ミラーとミラーカバーが取り付けられた第1の芯材の裏面斜視図である。
図1に示すようにサンバイザ1は、車室内においてフロントガラス21近傍の天井面20に装着される。サンバイザ1は、バイザ本体10と、バイザ本体10の表側に設けられたミラーユニット11とを有する。
図2に示すようにバイザ本体10は略矩形の板状である。バイザ本体10は、厚み方向に重ねられた平板状の第1の芯材12と第2の芯材13とを備える。支軸14は略L字状の丸棒であり、横軸14aと縦軸14bとを有する。縦軸14bは、横軸14aの右端から横軸14aに対して上方に略直交して延出している。縦軸14bの先端はブラケット15の取付孔15aに装着される。
図1に示すようにブラケット15が車室の天井面20に取り付けられる。バイザ本体10を回動可能に支持する支軸14が、ケース18に組み付けられたクリップ17を介してバイザ本体10に装着される。サンバイザ1は、バイザ本体10を覆う表皮を有していない。したがってバイザ本体10は、外部に露出されるサンバイザ1の意匠面を成す。
図1に示すようにサポート軸16は、天井面20に固定されたフック19に脱着可能に保持される。サポート軸16がフック19に取り付けられることで、バイザ本体10がサポート軸16と横軸14aを中心としてフロントガラス21に沿う使用位置Pと、天井面20に沿う格納位置Kとの間で回動する。
図4に示すように第1の芯材12は、略矩形状である。第1の芯材12は、例えば樹脂による一部材で形成される。第1の芯材12は、中央右寄りに厚み方向に貫通するミラー開口部2を有する。第1の芯材12の裏面には、ミラー開口部2の上下縁に沿って左右に延びる上ガイドレール4と下ガイドレール5とが形成される。第1の芯材12の裏面には、ミラー開口部2の右辺に沿って起立する連結部9が形成される。上ガイドレール4の右端と下ガイドレール5の右端は、連結部9に連結される。
図4、5に示すように上ガイドレール4は、略L字状で、第1の芯材12から厚み方向内側に延出し、その先端から下方に張り出す張出部を有する。上ガイドレール4は、ミラー開口部2の上縁と隣り合うミラー隣接部4aと、ミラー開口部2を超えて左方に延び出す延設部4bとを有する。上ガイドレール4の途中に上レール開口部4cが形成される。上レール開口部4cは、ミラー隣接部4aと延設部4bの間において上ガイドレール4を裏側に開口する。換言すると、上ガイドレール4は、上レール開口部4cにおいて先端から下方へ張り出す張出部を有さない。
図5に示すように上ガイドレール4は、ミラーリッド3を上ガイドレール4に組み付ける際にミラーリッド3を案内するスロープ4dを有する。スロープ4dは、上レール開口部4cと隣接する延設部4bの右端に形成される。スロープ4dは、延設部4bから表側に向かって斜めに傾斜する。上ガイドレール4は、ミラーリッド3を閉じ位置Sと開き位置T(図9参照)に保持するストッパ4eを有する。ストッパ4eは、ミラー隣接部4aの左右両部のそれぞれに設けられる。ストッパ4eは、第1の芯材12に対して起立する壁から下方に湾曲状に突出する。
図4に示すように下ガイドレール5は、略L字状で、第1の芯材12から厚み方向内側に延出し、その先端から上方に張り出す張出部を有する。下ガイドレール5は、ミラー開口部2の下縁と隣り合うミラー隣接部5aと、ミラー開口部2を超えて左方に延び出す延設部5bとを有する。下ガイドレール5の途中に下レール開口部5cが形成される。下レール開口部5cは、ミラー隣接部5aと延設部5bの間において下ガイドレール5を裏側に開口する。換言すると、下ガイドレール5も、下レール開口部5cにおいて先端から上方へ張り出す張出部を有さない。下ガイドレール5も上ガイドレール4と同様にスロープ5dを有する。下ガイドレール5は、ミラーリッド3を閉じ位置Sと開き位置Tに保持するストッパ5eを有する。ストッパ5eは、第1の芯材12に対して起立する壁から上方に湾曲状に突出する。
図4に示すように上ガイドレール4と下ガイドレール5には、ミラー保持部8が形成される。ミラー保持部8は、ミラー隣接部4a、5aの裏面において起立する。ミラー保持部8は、角当接部8aと側面当接部8bと上下面当接部8cとを有する。角当接部8aは、略L字状であって、ミラー隣接部4a、5aの左部に形成される。側面当接部8bは、連結部9から裏側に張り出す。複数、例えば3つの上下面当接部8cがミラー隣接部4a、5aに左右方向に並んで形成される。各上下面当接部8cには、爪嵌合部8dが形成される。
図3に示すようにミラーユニット11は、ミラーリッド3とミラー6とミラーカバー7とを有する。ミラーリッド3は、略矩形の板状である。図4に示すようにミラーリッド3は、上縁に沿って裏側に張り出す上縁リブ3cと、下縁に沿って裏側に張り出す下縁リブ3dとを有する。上縁リブ3cと下縁リブ3dの右部には、それぞれ外側に向かって湾曲状に張り出す外方張出部3eが形成される。ミラーリッド3の表面右領域には、表側に張り出すノブ3aが形成される。ノブ3aは、右縁3bに沿って上下に延びる。ノブ3aの上下長さは、ミラー開口部2の上下幅の間に位置する長さである。
図3に示すようにミラー6は、略矩形の板状である。ミラーカバー7は、略矩形の板状である。ミラーカバー7は、上下縁それぞれに沿って左右方向に3つ並ぶ嵌合孔7aと、各嵌合孔7aに設けられた各嵌合爪7bを有する。
図6、7に示すようにミラーリッド3が、右縁3b側から各スロープ4d、5dに案内されて上レール開口部4cと下レール開口部5cとに斜めに挿入される。この挿入によりミラーリッド3は、ノブ3aがミラー開口部2から表側に張り出すように上ガイドレール4と下ガイドレール5との間に装着される。装着されたミラーリッド3は、上ガイドレール4と下ガイドレール5とに閉じ位置Sと開き位置Tとの間でスライド可能に支持される。図8に示すようにミラーリッド3は、右縁3bが連結部9に当接するまで右側に移動されることで閉じ位置Sに配置される。この閉じ位置Sへの移動によりミラーリッド3の各外方張出部3eが、上ガイドレール4と下ガイドレール5の右部のストッパ4e、5eに弾性的に保持される。これによりミラーリッド3は、閉じ位置Sに保持される。
図2に示すようにミラーリッド3は、ノブ3aがミラー開口部2の左端に当接するまで左側に移動させることで開き位置Tに配置される。この開き位置Tへの移動により、図9に示すように、ミラーリッド3の各外方張出部3eが上ガイドレール4と下ガイドレール5の左部のストッパ4e、5eに弾性的に保持される。これによりミラーリッド3は、開き位置Tに保持される。
図8に示すようにミラー6が、各ミラー隣接部4a、5aに裏側から取り付けられる。この取り付けによりミラー6は、ミラー保持部8に嵌合される。ミラー6の左端角部は、各角当接部8aに支持される。ミラー6の右端は、側面当接部8bに支持される。ミラー6の上下端は、各上下面当接部8cに支持される。ミラー保持部8に取り付けられたミラー6は、閉じ位置Sに移動したミラーリッド3に表側から覆われる。
図9に示すようにミラーカバー7が、ミラー保持部8に裏側から取り付けられる。ミラーカバー7の各嵌合孔7aが、ミラー保持部8の各上下面当接部8cに嵌合する。この嵌合によりミラーカバー7の各嵌合爪7bが、ミラー保持部8の爪嵌合部8dにそれぞれスナップフィット嵌合する。それによりミラーカバー7が、ミラー保持部8に取り付けられたミラー6を裏側から保持する。このようにミラーユニット11が、第1の芯材12に装着される。
図4に示すように第1の芯材12は、外周縁に沿って張り出す外側リブ12aと、外側リブ12aよりも内側に外側リブ12aに沿って張り出す内側リブ12bとを有する。内側リブ12bの内側面には、内側リブ12bの剛性を高めるリブが所々に形成される。
図4に示すように第1の芯材12の上縁左領域には、下方に凹んだ左凹部12cが形成される。左凹部12cにサポート軸16が形成される。サポート軸16は、第1の芯材12の上縁に沿って左凹部12cに跨って延びる。サポート軸16は、左凹部12c周辺の外側リブ12aを超えて内側リブ12bまで延びる。サポート軸16は、外側リブ12aと内側リブ12bとの間の凹溝12pを埋めるように第1の芯材12に一体的に形成される。
図4に示すように第1の芯材12の上縁右領域には、下方に凹んだ右凹部12rが形成される。右凹部12rの左側には、横軸14aを回転可能に保持するクリップ17とクリップ17が装着されるケース18とが設けられる。ケース18は、第1の芯材12の上部右側に形成されるケース取付部12eに装着される。ケース取付部12eは、上縁右領域から上ガイドレール4にかけて上下に延びる上下延出リブ12f、12gと各上下延出リブ12f、12gの中央部を繋ぐように左右に延びる左右延出リブ12iとに囲われて成る。各上下延出リブ12f、12gの上部には、横軸14aが挿通可能な支軸支持孔12hがそれぞれ形成される。上下延出リブ12fの右側面には、内側リブ12bに向かって右方に延びる左右延出リブ12mが形成される。
図4に示すように左右延出リブ12iの下面の中央部からは、上ガイドレール4に向けて下方に延びる中間リブ12jと肉厚リブ12kとが形成される。3つの中間リブ12jが左右延出リブ12iの中央右部に左右に並んでいる。肉厚リブ12kは、左右延出リブ12iの中央左部に形成される。肉厚リブ12kは、上ガイドレール4のミラー隣接部4aの中央部近傍に向けて延びる。各上下延出リブ12f、12gと中間リブ12jと肉厚リブ12kは、ケース取付部12eから上ガイドレール4にかけての上下方向の剛性を高めることができる。
図4に示すように第1の芯材12の下側の内側リブ12bからは、下ガイドレール5に向けて上方に延びる上下延出リブ12nが形成される。複数、例えば6つの上下延出リブ12nが、左右に並んで形成される。そのうち5つの上下延出リブ12nは、内側リブ12bと下ガイドレール5のミラー隣接部5aとの間に設けられる。残り1つの上下延出リブ12nは、内側リブ12bと下ガイドレール5の延設部5bとの間に設けられる。
上記のように第1の芯材12は、各上下延出リブ12f、12gと中間リブ12jと肉厚リブ12kと上下延出リブ12nによりミラー開口部2の周囲の上下方向の剛性を高められる。しかも上ガイドレール4のミラー隣接部4aの上部に設けられる各リブ12f、12g、12j、12kと下ガイドレール5のミラー隣接部5aの下部に設けられる上下延出リブ12nとが、左右方向に略重なる領域に上下に並んで配置される。これにより第1の芯材12の下方から大きい力が掛けられた際に、各リブ12f、12g、12j、12k、12nとクリップ17とケース18を介して支軸14に力を逃がすことができる。
図3に示すように第2の芯材13は、略矩形状を有する。第2の芯材13は、例えば樹脂で形成される。第2の芯材13の裏面には、外周縁に沿って張り出すリブ13aが形成される。第2の芯材13の上縁左領域には左凹部13bが形成される。第2の芯材13の上縁右領域には左凹部13hが形成される。左凹部13hの左側には、上縁から下方に延びる上下延出リブ13d、13eが左右に間隔を空けて形成される。各上下延出リブ13d、13eには、支軸14が挿通可能な支軸支持孔13fがそれぞれ設けられる。各上下延出リブ13d、13eの間の上縁には、嵌合爪13cが形成される。支軸支持孔13fの下部には、略矩形状に張り出す箱形状部13gが形成される。
第1の芯材12に第2の芯材13が重ね合わされるとき、第2の芯材13のリブ13aが第1の芯材12の外側リブ12aと内側リブ12bとの間の凹溝12pに係合される。第2の芯材13の左凹部13bと左凹部13hとが、第1の芯材12の左凹部12cと右凹部12rとにそれぞれ対向する。第2の芯材13の嵌合爪13cが、図6に示すケース取付部12eの爪嵌合部12dに係止される。第2の芯材13の上下延出リブ13dが、第1の芯材12の上下延出リブ12fの右側面に右方から対向する。第2の芯材13の上下延出リブ13eが、第1の芯材12の上下延出リブ12gの右側面に右方から対向する。第2の芯材13の箱形状部13gが、図4に示すケース18が装着されたケース取付部12eの隙間12sに嵌り込む。箱形状部13gは、ケース18の位置ずれを防止できる。
上述するように図3に示すように車両用サンバイザ1は、相互に重ねられる板状の第1と第2の芯材12、13を具備するバイザ本体10を有する。第1の芯材12にミラー開口部2が形成されている。上下ガイドレール4、5がミラー開口部2の上下縁に沿いかつミラー開口部2を超えて左右いずれか一方に延びるように第1の芯材12の内側面に形成される。上下ガイドレール4、5のそれぞれの途中に形成された上下レール開口部4c、5cを有する。上下レール開口部4c、5cから上下ガイドレール4、5にミラーリッド3が挿入される。ミラーリッド3がミラー開口部2を覆う閉じ位置Sと、ミラー開口部を開く開き位置Tとの間でスライド可能に上下ガイドレール4、5に支持される。第1の芯材12の上下ガイドレール4、5の裏面に形成されたミラー保持部8にミラー6が嵌合される。
したがって上下ガイドレール4、5は、第1の芯材12のみに形成されている。すなわち上下ガイドレール4、5は、従来のようにバイザ本体とミラーユニットの2つの部材に跨って形成されていない。そのため上下ガイドレールの途中で段差が生じることが少ない。そしてミラーリッド3は、上下ガイドレール4、5の途中に形成された上下レール開口部4c、5cから簡便に挿入できる。したがってミラーリッド3のスライドが適切に第1の芯材12においてガイドされる。
また図9に示すように車両用サンバイザ1は、ミラー6を保持するミラーカバー7を有する。ミラーカバー7がミラー保持部8に取り付けられる。したがってミラー6は、ミラーカバー7によって保持され、ミラー保持部8を介して上下ガイドレール4、5に保持される。
また図2に示すようにミラーリッド3は、ミラーリッド3の左右端のいずれか一端に沿って表側に突き出すノブ3aを有する。ノブ3aの上下長さがミラー開口部2の上下幅の間に位置する長さである。第1の芯材12は、上下レール開口部4c、5cに対応する裏面においてミラーリッド3の上下ガイドレール4、5への挿入を案内するスロープ4d、5dを有する。したがってミラーリッド3は、スロープ4d、5dを利用して上下レール開口部4c、5cから上下ガイドレール4、5に容易に挿入される。しかもノブ3aが上下ガイドレール4、5に干渉することなくミラーリッド3が上下ガイドレール4、5に挿入される。
本開示の形態を上記構造を参照して説明したが、本開示の目的を逸脱せずに多くの交代、改良、変更が可能であることは当業者であれば明らかである。したがって本開示の形態は、添付された請求項の精神と目的を逸脱しない全ての交代、改良、変更を含み得る。例えば本開示の形態は、前記特別な構造に限定されず、下記のように変更が可能である。
車両用サンバイザは、実施例としてバイザ本体を覆う表皮を有しない構成を示したが、別の実施形態として表皮を有する構成であっても良い。バイザ本体は、サポート軸を有しない構成であっても良い。
別の実施形態としてミラー開口部は、矩形状の他、円形状やその他どのような形状であっても良い。ミラー開口部は、第1の芯材の中央右寄りの他、左寄りや中心に設けられても良い。ミラーは、ミラー保持部への嵌合のみで上下ガイドレールに保持される構成であっても良い。ミラーカバーは、第2の芯材に形成される構成であっても良い。第1の芯材は、ミラーリッドを案内するスロープを有しない構成であっても良い。
別の実施形態として、上下ガイドレールの延設部は、ミラー隣接部からミラー開口部を超えて右方に延び出す構成であっても良い。スロープは、ミラー隣接部に形成されても良い。ミラーリッドは、左端側から上下ガイドレールに挿入される構成でも良い。ストッパは必要に応じて設定されるものでよく、上下ガイドレールはストッパを有しない構成であっても良い。
1 サンバイザ(車両用サンバイザ)
2 ミラー開口部
3 ミラーリッド
3a ノブ
3b 右縁
3c 上縁リブ
3d 下縁リブ
3e 外方張出部
4 上ガイドレール(上下ガイドレール)
4a ミラー隣接部
4b 延設部
4c 上レール開口部(上下レール開口部)
4d スロープ
4e ストッパ
5 下ガイドレール(上下ガイドレール)
5a ミラー隣接部
5b 延設部
5c 下レール開口部(上下レール開口部)
5d スロープ
5e ストッパ
6 ミラー
7 ミラーカバー
7a 嵌合孔
7b 嵌合爪
8 ミラー保持部
8a 角当接部
8b 側面当接部
8c 上下面当接部
8d 爪嵌合部
9 連結部
10 バイザ本体
11 ミラーユニット
12 第1の芯材
12a 外側リブ
12b 内側リブ
12c 左凹部
12d 爪嵌合部
12e ケース取付部
12f 上下延出リブ
12g 上下延出リブ
12h 支軸支持孔
12i 左右延出リブ
12j 中間リブ
12k 肉厚リブ
12m 左右延出リブ
12n 上下延出リブ
12p 凹溝
12r 右凹部
12s 隙間
13 第2の芯材
13a リブ
13b 左凹部
13c 嵌合爪
13d 上下延出リブ
13e 上下延出リブ
13f 支軸支持孔
13g 箱形状部
13h 左凹部
14 支軸
14a 横軸
14b 縦軸
15 ブラケット
15a 取付孔
16 サポート軸
17 クリップ
18 ケース
19 フック
20 天井面
21 フロントガラス
K 格納位置
P 使用位置
S 閉じ位置
T 開き位置

Claims (3)

  1. ミラー付き車両用サンバイザであって、
    相互に重ねられる板状の第1と第2の芯材を具備するバイザ本体と、
    前記第1の芯材に形成されたミラー開口部と、
    前記ミラー開口部の上下縁に沿いかつ前記ミラー開口部を超えて左右いずれか一方に延びるように前記第1の芯材の内側面に形成された上下ガイドレールと、
    前記上下ガイドレールのそれぞれの途中に形成された上下レール開口部と、
    前記上下レール開口部から前記上下ガイドレールに挿入されて前記ミラー開口部を覆う閉じ位置と、前記ミラー開口部を開く開き位置の間でスライド可能に前記上下ガイドレールに支持されるミラーリッドと、
    前記第1の芯材の前記上下ガイドレールの裏面に形成されたミラー保持部に嵌合されるミラーを有する車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    前記ミラーを保持するミラーカバーを有し、前記ミラーカバーが前記ミラー保持部に取り付けられる車両用サンバイザ。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用サンバイザであって、
    前記ミラーリッドは、前記ミラーリッドの左右端のいずれか一端に沿って表側に突き出すノブを有し、前記ノブの上下長さが前記ミラー開口部の上下幅の間に位置する長さであり、
    前記第1の芯材は、前記上下レール開口部に対応する裏面において前記ミラーリッドの前記上下ガイドレールへの挿入を案内するスロープを有する車両用サンバイザ。
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