JP2023095537A - 印刷装置 - Google Patents

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Isao Kobayashi
慶充 谷口
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Abstract

【課題】シートの搬送方向において、シートの中心位置と、印刷された印刷データの中心位置とのずれを少なくする。【解決手段】制御部(100)は、レジセンサ(120)による用紙(P)の前端及び後端の検知結果を用いることにより、用紙(P)の第1搬送方向(D1)の長さ(L)の平均値(Lave)を算出する長さ算出処理(S6)と、長さ算出処理(S6)において算出された平均値(Lave)に基づいて、印刷開始位置(PL)を設定する設定処理(S1)と、を含む処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、印刷のために搬送中である定型サイズのシートを切断する切断部を備えた印刷装置がある。例えば、特許文献1の印刷装置では、A3サイズのシートを二等分に切断することにより、A4サイズのシートを2枚生成する構成となっている。
特開2018-186448号公報
ところで、印刷に用いられる定形サイズのシートには、寸法公差内でシート毎に僅かなサイズのばらつきがある。ばらつきのあるシートに対しデフォルトの印刷開始位置を用いて印刷すると、シートの搬送方向において、シートの中心位置と、印刷された画像の中心位置とがシート毎に僅かにずれしまう。
特許文献1の印刷装置においてこのようなシートを切断する場合、例えば、シートの搬送方向において、シートの切断位置から、シートに形成されている画像の先端位置である書き出し位置までの距離にばらつきが生じてしまう。そのため、切断後のシートの中心に対して異なる位置に画像が形成されたシートが排出されてしまう。
また、シートを切断しない印刷装置であっても両面印刷を行った場合は、シートの寸法のばらつきにより、シートの表面に印刷された画像と、シートの裏面に印刷された画像とが、シートの搬送方向において僅かにずれて印刷される。
本発明の一態様は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷媒体を加工する場合に印刷媒体の加工位置から、加工された印刷媒体に印刷された画像の先端までの印刷媒体の搬送方向における距離のばらつきを少なくすると共に、両面印刷する場合に印刷媒体の表面と裏面とに印刷される印刷データの搬送方向における印刷データのずれを少なくする印刷装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る印刷装置は、印刷媒体を収容する収容部と、前記収容部から印刷媒体を取り出して第1搬送方向に沿って搬送する第1搬送部と、前記印刷媒体に印刷ジョブに含まれる印刷データを印刷する印刷部と、前記第1搬送部により搬送される印刷媒体の前記第1搬送方向における前端及び後端を検知する第1検知部と、制御部と、を備える。前記制御部は、前記第1検知部による印刷媒体の前端及び後端の検知結果を用いることにより、印刷媒体の前記第1搬送方向の長さである印刷媒体長さを算出する長さ算出処理と、前記長さ算出処理において算出された前記印刷媒体長さに基づいて、前記印刷部において印刷を開始する位置である印刷開始位置を設定する設定処理と前記設定処理において設定された前記印刷開始位置に基づき、前記印刷部にて前記印刷媒体に前記印刷データを印刷する第1印刷処理と、を含む処理を実行することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、印刷媒体を加工する場合に印刷媒体の加工位置から加工される印刷媒体に印刷される画像の搬送方向の先端までの距離のばらつきを少なくすると共に、両面印刷する場合に印刷媒体の表面と裏面とに印刷される印刷データの搬送方向における印刷データのずれを少なくすることができる印刷装置を提供することができる。
実施形態1に係る印刷装置の内部構造を示す断面図である。 実施形態1に係る印刷装置の電気的構成を示すブロック図である。 切断前の用紙と切断後に生成される第1用紙及び第2用紙を示す図である。 実施形態1に係る印刷装置の制御部による制御の流れを示すフローチャートである。 図4の設定処理を示すフローチャートである。 図4の長さ算出処理を示すフローチャートである。 実施形態2に係る印刷装置の制御部による制御の流れを示すフローチャートである。 図7の設定処理を示すフローチャートである。 実施形態2の変形例に係る印刷装置の制御部による制御の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係る印刷装置の制御部による制御の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1における印刷装置1について、図1~図6を参照して説明する。
[印刷装置の構成]
図1は、実施形態1に係る印刷装置1の内部構造を示す断面図である。図1に示す印刷装置1は、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファックス機能等の複数の機能を備えたMFP(Multi-Function Peripheral)である。なお、説明の便宜上、図1の矢印に示されるように、印刷装置1の上下方向、及び前後方向を定義する。
印刷装置1は、印刷ジョブにより指定される印刷データを、例えばインクを吐出することにより、印刷媒体の一例である用紙Pに印刷を行うインクジェット方式のプリント機能を有する。用紙Pに印刷される印刷データは、カラー印刷が可能であってもよいし、モノクロ印刷専用であってもよい。また、印刷媒体は、紙媒体に限らず、他にも、例えばOHPシートのような樹脂媒体であってもよい。
図1に示すように、印刷装置1は、給送トレイ21と、排出トレイ23と、給送ローラ24と、第1搬送路R1と、印刷部3と、搬送ローラ60,62,64,66,68と、第1フラップ46と、第2フラップ48と、第2搬送路R2と、切断部10と、を備えている。給送ローラ24、及び搬送ローラ60,62,64,66は、第1搬送部の一例である。また、搬送ローラ64,66,68は、第2搬送部の一例である。なお、第1搬送路R1及び第2搬送路に設けられる各ローラの数は、適宜変更可能であり、例えば搬送ローラ66はなくてもよい。
印刷装置1には、収容部の一例である給送トレイ21と、排出トレイ23とが、着脱自在に配置される。給送トレイ21は、複数枚の用紙Pを収容するためのトレイであり、上面が開放している。給送トレイ21には、第1印刷媒体の一例としてA4サイズの用紙Pが収容される。なお、印刷装置1は、複数の給送トレイが配置されるものであってもよい。給送トレイ21の上方には、排出トレイ23が配置されている。排出トレイ23は、搬送ローラ66によって排出された用紙P、第1用紙P1及び第2用紙P2を収容するためのトレイであり、上面が開放している。
給送ローラ24は、給送トレイ21に収容された用紙Pを、第1搬送路R1の搬送開始位置Vへ給送するためのローラである。給送ローラ24は、給送アーム25の前端部に回転可能に支持されている。給送アーム25は、印刷装置1のフレームに支持された軸26に回動可能に支持されている。給送ローラ24は、給送モータ107(図2参照)が駆動することにより正回転する。給送ローラ24が正回転することにより、給送トレイ21に収容された用紙Pが1枚ずつ第1搬送路R1の搬送開始位置Vへ給送される。
第1搬送路R1は、ガイド部材41,42,43,44,45、プラテン34及び印刷部3によって形成される空間をいう。第1搬送路R1は、給送トレイ21から印刷部3を経由して排出トレイ23に至る経路である。第1搬送路R1は、給送トレイ21の後端部から上方に延びている。第1搬送路R1は、ガイド部材41,42により区画される領域にて湾曲し、印刷部3の位置を経由して、ガイド部材43,44,45により区画される領域にて直線状に延びている。ここで、第1搬送路R1へ給送された用紙Pが、印刷装置1の後方から前方へ搬送される方向を第1搬送方向D1とする。
第1搬送路R1における印刷部3よりも第1搬送方向D1の上流側には、搬送ローラ60が配置されている。搬送ローラ60の下部と対向する位置には、ピンチローラ61が配置されている。搬送ローラ60は、図2に示す搬送モータ108によって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って回転する。搬送ローラ60及びピンチローラ61が正回転することにより、用紙Pは、搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて、印刷部3まで搬送される。
印刷部3は、第1搬送路R1において、搬送ローラ60と搬送ローラ62との間に設けられている。印刷部3は、キャリッジ31と、ヘッド32と、ノズル33と、プラテン34とを有する。キャリッジ31は、図2に示すキャリッジモータ109の駆動力が伝達されることにより、用紙Pの幅方向(第1搬送方向D1に対して直交する方向、)に往復移動する。ヘッド32は、キャリッジ31に搭載される。ヘッド32の下面には、複数のノズル33が設けられている。ノズル33からインク滴を吐出することにより用紙Pに印刷がされる。プラテン34は、用紙Pが載置される矩形板状の部材である。
プラテン34に支持された用紙Pに対して、キャリッジ31が移動する過程において、ノズル33がインク滴を選択的に吐出することによって、用紙Pに印刷が行われる。設定された印刷開始位置PL(図3参照)に基づき、用紙Pへの印刷が行われる。制御部100は、用紙Pの搬送が停止している状態でキャリッジ31を用紙Pの幅方向に移動させながらノズル33からインクを吐出させ、用紙Pに1行分の印刷を行う印刷処理と、搬送ローラ60,62を駆動させて用紙Pを所定の改行量だけ搬送する改行処理とを繰り返すことによって、用紙Pへの印刷を行う。
図1に示すように、第1搬送路R1における印刷部3より第1搬送方向D1の下流側には、搬送ローラ62が配置されている。搬送ローラ62の上部と対向する位置には、拍車ローラ63が配置されている。搬送ローラ62は、図2に示す搬送モータ108によって駆動される。拍車ローラ63は、搬送ローラ62の回転に伴って回転する。搬送ローラ62及び拍車ローラ63が正回転することにより、用紙Pは、搬送ローラ62及び拍車ローラ63に挟持されて、第1搬送方向D1の下流側へ搬送される。
また、図1に示すように、第1搬送路R1における搬送ローラ62よりも第1搬送方向D1の下流側には、搬送ローラ64が配置されている。搬送ローラ64の上部と対向する位置には、拍車ローラ65が配置されている。搬送ローラ64は、搬送モータ108によって駆動される。拍車ローラ65は、搬送ローラ64の回転に伴って回転する。搬送ローラ64及び拍車ローラ65が正回転することで、用紙Pは、搬送ローラ64及び拍車ローラ65に挟持されて、切断部10側へ搬送される。
一方、搬送ローラ64及び拍車ローラ65が逆回転することで、用紙Pは、搬送ローラ64及び拍車ローラ65に挟持されると共に、第1フラップ46の下面に沿って、第2搬送路R2へ搬送される。ここで、第1搬送方向D1とは反対の方向であって、第2搬送路R2へ搬送された用紙Pが、印刷装置1の前方から後方へ向かう方向を第2搬送方向とする。
第1搬送路R1における搬送ローラ62と搬送ローラ64との間には、第1フラップ46が設けられている。第1フラップ46は、ガイド部材43に対向した分岐位置Yの付近に配置されている。第1フラップ46は、プラテン34によって第1状態及び第2状態の間を回動可能に支持されている。第1フラップ46は、コイルバネ47によって第1状態となるように付勢されている。第1フラップ46は、図1に実線で示される第1状態では、ガイド部材43と当接して第1搬送路R1を閉塞させる。一方、第1フラップ46は、図1に点線で示される第2状態では、第1状態よりも下方に位置して、ガイド部材43から離間して第1搬送方向D1に搬送される用紙Pを通過させる。
切断部10は、第1搬送路R1において、搬送ローラ64と搬送ローラ66との間に配置されている。切断部10は、周知のカッター機構である。切断部10は、設定された切断位置CL(図3参照)において用紙Pを切断することにより、用紙Pをn等分(nは2以上の整数)に分割する。
図3は、切断前の用紙Pと切断後に生成される第1用紙P1及び第2用紙P2を示す図である。図3では、用紙Pを2等分に分割する例が示されている。用紙Pは、切断部10により切断位置CLにおいて切断され、第1用紙P1及び第2用紙P2に分けられている。例えば、用紙PがA4サイズの場合、A5サイズの第1用紙P1及び第2用紙P2が生成される。なお、用紙Pは、第1搬送方向D1において、第1用紙P1が第2用紙P2よりも先行するように第1搬送路R1に搬送される。
第1搬送路R1における切断部10より第1搬送方向D1の下流側には、搬送ローラ66が配置されている。搬送ローラ66の上部と対向する位置には、拍車ローラ67が配置されている。搬送ローラ66は、図2に示す搬送モータ108によって駆動される。拍車ローラ67は、搬送ローラ66の回転に伴って回転する。搬送ローラ66及び拍車ローラ67が正回転することにより、用紙P、第1用紙P1及び第2用紙P2は、搬送ローラ66に搬送されて、排出トレイ23へ排出される。
図1に示すように、第1搬送路R1と第2搬送路R2との合流位置Wには、第2フラップ48が、回動可能に配置されている。具体的には、第2フラップ48は、図1に実線で示される第1状態と、図1に点線で示される第2状態との間で回動可能になっている。第2フラップ48が第1状態のとき、第2フラップ48及びガイド部材42により、第2搬送路R2の一部が構成される。また、第2フラップ48が第2状態のとき、第2フラップ48及びガイド部材41により、第1搬送路R1の一部が構成される。
第1搬送路R1における搬送ローラ60の上流側には、第1検知部の一例であるレジセンサ120が設けられている。レジセンサ120は、用紙Pの前端又は後端が搬送ローラ60との当接位置を通過することを検知するセンサである。レジセンサ120としては、用紙Pが当接することで揺動するアクチュエータを有するセンサや、光センサ等を用いることができる。
搬送ローラ60には、搬送ローラ60の回転を検出するロータリエンコーダ121が設けられている。ロータリエンコーダ121は、搬送ローラ60の回転に応じてパルス信号を制御部100へ出力する(図2参照)。ロータリエンコーダ121は、エンコーダディスクと、光学センサとを有する。エンコーダディスクは、搬送ローラ60の回転と共に回転する。光学センサは、回転するエンコーダディスクを読み取ってパルス信号を生成し、生成したパルス信号を制御部100に出力する。
印刷部3には、メディアセンサ122が設けられている。メディアセンサ122は、プラテン34上に用紙Pが有るか否かを検知するためのセンサである。メディアセンサ122は、第1搬送路R1を搬送される用紙Pの前端が印刷部3に到達したことを検知するために用いられる。
第2搬送路R2は、ガイド部材71,72,73、によって区画される経路である。第2搬送路R2には、搬送ローラ68及びピンチローラ69が配置されている。第2搬送路R2は、第1搬送路R1における搬送ローラ64よりも上流側の分岐位置Yから分岐し、第1搬送路R1における印刷部3よりも第1搬送方向D1の上流側にある合流位置Wに接続されている。
制御部100により、搬送ローラ64,66を逆回転させると共に、搬送ローラ68を回転させることで、片面に印刷データが記録された用紙Pが、第2搬送路R2において第2搬送方向D2に沿って搬送される。第2搬送路R2に搬送された用紙Pは、合流位置Wにおいて表裏を1回反転させた状態で第1搬送路R1へ搬送される。これにより、印刷部3により、用紙Pの両面に印刷することが可能である。
[印刷装置の電気的構成]
図2は、実施形態1における印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、印刷装置1は、上述した各部に加え、制御部100と、給送モータ107と、搬送モータ108と、キャリッジモータ109と、USBインターフェース(I/F)110と、LANインターフェース(I/F)111と、通信インターフェース(I/F)112と、装着センサ123と、設定部124と、を備えている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM104(登録商標)、及びASIC105を有し、これらが内部バス106によって接続されている。
ROM102には、CPU101が各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。制御部100は、ROM102から読み出した制御プログラムに基づいて、給送モータ107、搬送モータ108、キャリッジモータ109、ヘッド32、及び切断部10等を制御する。また、EEPROM104には、例えば算出された用紙Pの長さL、算出された用紙Pの長さLの平均値Lave等、算出された用紙Pの長さに関するデータが格納される。RAM103は、CPU101が上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記憶する記憶領域、又はデータ処理の作業領域として使用される。EEPROM104には、電源オフ後も保持すべき設定情報が格納される。EEPROM104には、例えば複数種類の用紙Pに関する予め設定された用紙の長さLdef、用紙の長さの適正範囲、印刷開始位置の調整範囲、印刷開始位置のデフォルト値PLdef、及び切断位置のデフォルト値CLdef等の予め設定された情報が格納されている。
ASIC105には、給送モータ107、搬送モータ108、キャリッジモータ109、ヘッド32、切断部10、USBインターフェース110、LANインターフェース111、通信インターフェース112、レジセンサ120、ロータリエンコーダ121、メディアセンサ122、第2検知部の一例である装着センサ123、及び設定部124が接続されている。ASIC105は、給送モータ107、搬送モータ108、及びキャリッジモータ109に駆動電流を供給する。制御部100は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって、給送モータ107、搬送モータ108、及びキャリッジモータ109の回転を制御する。
また、制御部100は、ヘッド32の振動素子に駆動電圧を印加することによって、ノズル33からインク滴を吐出させる。また、ASIC105には、レジセンサ120、ロータリエンコーダ121、メディアセンサ122、及び装着センサ123が接続されている。そして、制御部100は、レジセンサ120、ロータリエンコーダ121、メディアセンサ122、及び装着センサ123から出力される信号に基づいて、印刷装置1の状態を検知する。
レジセンサ120は、用紙Pがレジセンサ120の位置を通過している状態でオン信号を出力し、用紙Pがレジセンサ120の位置を通過していない状態でオフ信号を出力する。即ち、用紙Pの前端がレジセンサ120の位置に到達したタイミングから用紙Pの後端がレジセンサ120の位置を通過するまでの間はオン信号を出力し、それ以外の間はオフ信号を出力する。レジセンサ120による検知信号は、制御部100へ出力される。
装着センサ123は、給送トレイ21に設けられ、給送トレイ21が印刷装置1に装着されているか否かを検知する。装着センサ123は、第2検知部の一例である。装着センサ123は、給送トレイ21が印刷装置1に装着されている状態において、制御部100へオン信号を出力し、給送トレイ21が印刷装置1に装着されていない状態において、制御部100へオフ信号を出力する。装着センサ123は、給送トレイ21と当接することにより給送トレイ21の装着を検知する物理センサや、発光部及び受光部を有する光センサ等を用いることができる。なお、装着センサ123の代わりに、給送トレイ21が取り外されたことを検知する第3検知部としてのセンサを備えてもよい。また、印刷装置1は給送トレイ21に用紙Pが収容されているか否かを検知する第4検知部としてのセンサを備えてもよい。
印刷装置1には、表示画面を有する設定部124が設けられている。設定部124は、例えばタッチパネルからなり、ユーザのタッチ操作により、印刷装置1の印刷に関する各種の設定を行うことが可能な構成となっている。設定部124は、用紙Pのサイズの設定及び切断処理を実行するか否かの設定等を受け付ける。設定部124により設定された情報は、制御部100へ出力される。
USBインターフェース110には、USBメモリ、USBケーブル等が接続される。LANインターフェース111には、LANケーブルを介してPCが接続される。制御部100は、USBインターフェース110又はLANインターフェース111を介して、印刷ジョブを受信すると、印刷装置1の各部を制御することで、印刷ジョブにより指定される印刷データを用紙Pに印刷する。
[制御部による制御の流れ]
次に、実施形態1に係る印刷装置1の制御部100による制御の流れについて、図4~図6のフローチャートを参照して説明する。図4は、実施形態1に係る印刷装置1の制御部100による制御の流れを示すフローチャートである。図5は、図4の設定処理S1を示すフローチャートである。図6は、図4の長さ算出処理S6を示すフローチャートである。なお、図4~図6に示すフローチャートは一例であり、これに限定されない。
図5に示すように、制御部100は、USBインターフェース110又はLANインターフェース111等を介して印刷ジョブをすると、設定処理を実行する(S1)。
ここで図5を用いて、設定処理(S1)について説明する。先ず、制御部100は、後述する長さ算出処理S6において、用紙Pの第1搬送方向D1の長さLの平均値Laveが算出されているか否かを判定する(S10)。平均値Laveは印刷媒体長さの一例である。平均値Laveが算出されていない場合(S10:NO)、制御部100は、印刷開始位置PLをデフォルト値PLdefに設定する(S11)。その後、制御部100は設定処理S1を終了する。平均値Laveが算出されている場合(S10:YES)、制御部100は算出された平均値Laveから印刷開始位置PLを設定する(S12)。
ステップS12において、制御部100は、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関する印刷開始位置のデフォルト値PLdef、ステップS6において算出された平均値Lave、及び印刷ジョブにて指定された用紙Pに関して予め設定された用紙Pの第1搬送方向D1の長さLdefを用いて、印刷開始位置PLを設定する。制御部100は、以下の式(1)に基づき、印刷開始位置PLを設定する。
PL=PLdef+(Lave-Ldef)/2 (1)
次に、制御部100は、S12において設定された印刷開始位置PLが、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関して予め定められた調整範囲内であるか否かを判定する(S13)。予め設定された調整範囲の一例として、印刷ジョブにて指定された用紙Pのサイズに関する規格の許容誤差を用いてもよい。設定された印刷開始位置PLが調整範囲内に含まれる場合(S13:YES)、制御部100は設定処理S1を終了する。設定された印刷開始位置PLが調整範囲内に含まれない場合(S13:NO)、制御部100は調整範囲の上限値又は下限値を印刷開始位置PLとして再設定する(S14)。
ステップS14において、制御部100は、S12にて設定された印刷開始位置PLが調整範囲の上限値を上回る場合、印刷開始位置PLを調整範囲の上限値に設定する。ステップS14において、制御部100は、S12にて設定された印刷開始位置PLが調整範囲の下限値を下回る場合、印刷開始位置PLを調整範囲の下限値に設定する。その後、制御部100は設定処理S1を終了する。
再び図5に戻り、制御部100の制御の流れの説明を続ける。制御部100は、給送モータ107および搬送モータ108を駆動することにより、給送ローラ24及び搬送ローラ60,62,64,66により、用紙Pを第1搬送路R1に搬送する(S2)。制御部100は、印刷部3を制御し、ステップS2にて搬送された用紙Pに対し印刷データを印刷する(S3)。ステップS3において、制御部100は、ステップS1にて設定された印刷開始位置PLに基づき、用紙Pへの印刷データの印刷を開始する。その後、制御部100は、用紙Pへの印刷が終了したか否かを判定する(S4)。用紙への印刷が終了していない場合(S4:NO)、制御部100はステップS3に戻る。用紙への印刷が終了した場合(S4:YES)、制御部100は印刷が終了した用紙Pを排出トレイ23へ排出する(S5)。
次に、制御部100は、長さ算出処理を実行する(S6)。図6を用いて、長さ算出処理S6について説明する。先ず、制御部100は、ステップS2において搬送された用紙Pの前端および後端の検知結果をレジセンサ120から取得する(S20)。ステップS20において、制御部100は、用紙Pの前端の検知結果として、レジセンサ120から出力されたオン信号が出力されたタイミングを参照する。また、ステップS20において、制御部100は、用紙Pの後端の検知結果として、レジセンサ120から出力されたオン信号がオフ信号に切り替わったタイミングを参照する。
その後、制御部100は、取得したレジセンサ120の検知結果から、ステップS2において搬送された用紙Pの第1搬送方向D1の長さLを算出する(S21)。ステップS21において、制御部100は、レジセンサ120がオン信号を出力している間に搬送された用紙Pの搬送量から、用紙Pの第1搬送方向D1の長さLを算出する。用紙Pの搬送量は、ロータリエンコーダ121の回転量から推定される。ステップS21において、制御部100は、レジセンサ120がオン信号を出力している間の用紙Pの搬送速度を参照する。制御部100は、用紙Pの搬送速度に応じて用紙Pの長さLの補正を行う。
なお、用紙Pの搬送速度が予め定められている場合には、制御部100は、レジセンサ120が用紙Pの前端を検知してから、用紙Pの後端を検知するまでの時間と、用紙Pの搬送速度とに基づいて、用紙Pの長さLを算出してもよい。この場合、制御部100は、オン信号が出力されている時間から用紙Pの搬送量を推定する。
次に、制御部100は、ステップS21において算出された用紙Pの長さLが、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関して予め設定された用紙の長さの適正範囲内であるか否かを判定する(S22)。ステップS22において、制御部100は、印刷装置1が備える記憶領域に格納されている適正範囲を参照する。用紙Pの長さLが適正範囲内に含まれない場合(S22:NO)、制御部100は、搬送された用紙Pの長さLを印刷装置1が備える記憶領域に格納しない(S23)。その後、制御部100は長さ算出処理S6を終了する。用紙Pの長さLが適正範囲内に含まれる場合(S22:YES)、制御部100は用紙Pの長さLを印刷装置1が備える記憶領域に格納する(S24)。算出された用紙Pの長さLは、印刷装置1が備える不揮発性の記憶領域に格納される。
次に、制御部100は、レジセンサ120による検知結果の数Nが、30以下であるか否かを判定する(S25)。なお、ステップS25において、レジセンサ120による検知結果の数NはN=30に限られず、適宜変更可能である。レジセンサ120による検知結果の数Nが30以下である場合(S25:YES)、制御部100は用紙Pに関して予め定められた用紙の長さLdefを含めて用紙Pの長さLの平均値Laveを算出する(S26)。ステップS26において、制御部100は、ステップS24において印刷装置1が備える記憶領域に格納された1つ以上の用紙Pの長さLと、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関して予め設定された用紙の長さLdefと、を用いて平均値Laveを算出する(S26)。その後、制御部100は長さ算出処理S6を終了する。
レジセンサ120による検知結果の数Nが30よりも多い場合(S25:NO)、制御部100は、ステップS24において印刷装置1が備える記憶領域に格納された1つ以上の用紙Pの長さLのみを用いて、用紙Pの長さLの平均値Laveを算出する(S27)。即ち、ステップS27において、制御部100は、印刷ジョブにて指定された印刷媒体サイズに関する予め設定された用紙の長さLdefを用いずに平均値Laveを算出する。その後、制御部100は長さ算出処理S6を終了する。
(本実施形態の作用効果)
以上説明したように本実施形態によれば、制御部100は、長さ算出処理S6において算出した用紙Pの第1搬送方向D1における長さLの平均値Laveを算出し、長さ算出処理S6において算出した平均値Laveに基づいて用紙Pに印刷する印刷データの印刷開始位置PLを決定する。そのため、用紙Pの第1搬送方向D1における中心位置と、用紙Pに印刷する印刷データの中心位置との間に生じるずれを少なくすることができる。これにより、例えば、切断機等を用いて用紙Pを切断する場合、用紙Pの切断位置から、切断された用紙Pに印刷された画像の先端までの第1搬送方向D1における距離のばらつきを少なくすると共に、両面印刷する場合に用紙Pの表面と裏面とに印刷される印刷データの第1搬送方向における印刷データのずれを少ない印刷装置を提供することができる。
上記の構成によれば、制御部100は、長さ算出処理S6において、複数のレジセンサ120による用紙Pの前端及び後端の検知結果を用いて、設定処理S1において用いられる印刷媒体長さとしての用紙Pの第1搬送方向D1における長さLを算出する。また、制御部100は、長さ算出処理S6において用紙Pの長さLの平均値Laveを算出する。そのため、用紙Pの印刷開始位置PLが搬送される用紙P毎に大きくずれしまうことがない。これにより、用紙Pに印刷される印刷データの品質を安定した状態で保つことができる。
上記の構成によれば、制御部100は、レジセンサ120による用紙Pの前端及び後端の検知結果の数が予め定められた数以下である場合、長さ算出処理S6において、レジセンサ120の検知結果により算出される用紙Pの長さLと、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関して予め設定された用紙の長さLdefと、を用いて用紙Pの平均値Laveを算出することとなる。そのため、平均値Laveが印刷ジョブにて指定された用紙Pサイズよりも不当に大きくなることを防ぐことができる。これにより、用紙Pに印刷される印刷データの品質を保つことができる。
上記の構成によれば、制御部100は、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関して予め設定された適正範囲内に、レジセンサ120の検知結果から算出される用紙Pの長さLが含まれない場合、長さ算出処理S6において、当該用紙Pの長さLは平均値Laveの算出に用いないこととなる。そのため、平均値Laveが想定以上に大きくなることを防ぐことができる。これにより、用紙Pに印刷される印刷データの品質を保つことができる。
上記の構成によれば、制御部100は、設定処理S1において設定された印刷開始位置PLが、印刷ジョブにて指定された用紙Pサイズに関して予め設定された調整範囲内に収まらない場合、調整範囲の上限値又は下限値に基づき印刷開始位置PLを設定することとなる。予め設定された調整範囲の一例として、印刷ジョブにて指定された用紙Pのサイズに関する規格の許容誤差を用いてもよい。そのため、第1搬送方向D1において、用紙Pの長さの中心位置に対して、用紙Pに印刷される印刷データの中心位置が大きくずれることがない。これにより、印刷媒体に印刷する印刷データの品質低下を防ぐことができる。
上記の構成によれば、印刷媒体長さは第1搬送部により搬送される印刷媒体の搬送速度に基づき算出されることとなる。そのため、搬送速度の違いにより算出される印刷媒体長さにずれが生じることがない。これにより、印刷媒体長さの算出精度を向上させることができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図7及び図8を用いて説明する。図7は、実施形態2に係る印刷装置1の制御部100による制御の流れを示すフローチャートである。図8は、図7の設定処理S30を示すフローチャートである。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態2における制御部100による制御の流れは、実施形態1の制御の流れと比較して、用紙Pを切断する処理(S34)を実施する点において異なる。なお、図7及び図8に示すフローチャートは一例であり、これに限定されない。
図7を用いて、実施形態2に係る印刷装置1の制御部100による制御の流れについて説明する。なお、図7に示すステップS31,S32,S37~S38は、図4に示すステップS2,S3、S5,S6のステップに該当するため、その説明を省略する。制御部100は、印刷ジョブをすると設定処理を実行する(S30)。
次に、図8を用いて、設定処理S30について説明する。図8に示すステップS40,S41,S43,S45,S46は、図5に示すステップS10~S14のステップに該当するため、その説明を省略する。
図8に示すように、用紙Pの長さLの平均値Laveが算出されていない場合において(S40:NO)、制御部100は、ステップS41の後、切断位置CLをデフォルト値CLdefに設定する(S42)。その後、制御部100は設定処理S30を終了する。平均値Laveが算出されている場合において(S40:YES)、制御部100は、ステップS43の後、ステップS38において算出された平均値Laveから用紙Pの切断位置CLを設定する(S44)。
ステップS44において、制御部100は、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関する切断位置のデフォルト値CLdefと、ステップS38において算出された用紙Pの第1搬送方向D1の長さの平均値Laveと、印刷ジョブにて指定された用紙Pに関する予め設定された用紙の第1搬送方向D1の長さの長さLdefを用いて、切断位置CLを設定する。制御部100は、以下の式(2)に基づき、切断位置CLを設定する。
CL=CLdef+(Lave-Ldef)/2 (2)
ステップS46の後、制御部100は、ステップS44にて設定された切断位置CLが予め定められた切断位置CLの調整範囲内か否かを判定する(S47)。設定された切断位置CLが調整範囲内に含まれる場合(S47:YES)、制御部100は設定処理S30を終了する。設定された切断位置CLが調整範囲内に含まれない場合(S47:NO)、制御部100は切断位置CLを調整範囲の上限値、又は下限値に再設定する(S48)。ステップS48において、制御部100は、S44にて設定された切断位置CLが調整範囲の上限値を上回る場合、切断位置CLを調整範囲の上限値に設定する。ステップS48において、制御部100は、S44にて設定された切断位置CLが調整範囲の下限値を下回る場合、切断位置CLを調整範囲の下限値に設定する。その後、制御部100は設定処理S30を終了する。
再び図7に戻り、制御部100の制御の流れの説明を続ける。制御部100は、ステップS32の後、用紙Pの切断位置CLが切断部10に到達したか否かを判定する(S33)。用紙Pの切断位置CLが切断部に到達していない場合(S33:NO)、制御部100はステップS32に戻る。用紙Pの切断位置CLが切断部に到達した場合(S33:YES)、制御部100は切断部10を制御して用紙Pを切断位置CLにて切断する(S34)。
次に、制御部100は、用紙Pへの印刷を再び開始する(S35)。続いて、制御部100は、用紙Pへの印刷が終了したか否かを判定する(S36)。用紙Pへの印刷が終了していない場合(S36:NO)、制御部100はステップS35に戻る。用紙Pへの印刷が終了した場合(S36:YES)、制御部100はステップS37に進む。
なお、本実施形態において、用紙Pを切断する処理は、用紙Pへの印刷データの印刷終了後に実施してもよい。即ち、ステップS33,S34は、ステップS36の後に実施してもよい。
(本実施形態の作用効果)
上記の構成によれば、切断部10は算出した用紙Pの長さLの平均値Laveに基づいて印刷媒体を切断することとなる。そのため、用紙Pの寸法公差に合わせて用紙Pを切断することができる。これにより、切断後の用紙Pの第1搬送方向D1の長さのばらつきを少なくすることができる。
〔変形例〕
図9を用いて、実施形態2に係る印刷装置1の制御部100の制御の流れの変形例について説明する。図9は、実施形態2の変形例に係る印刷装置1の制御部100による制御の流れを示すフローチャートである。なお、図9に示すステップS50~S54,S57~S58,S62,S63は、図7に示すステップS30~S38のステップに該当するため、その説明を省略する。また、図9に示すフローチャートは一例であり、これに限定されない。
制御部100は、ステップS54の後、次の搬送により用紙Pの第1搬送方向のおける後端がレジセンサ120を通過するか否かを判定する(S55)。用紙Pの後端がレジセンサ120を通過しない場合(S55:NO)、制御部100はステップS57に進む。用紙Pの後端がレジセンサ120を通過する場合(S55:YES)、制御部100は、搬送モータ108を制御し、搬送ローラ60,62,64,66により搬送される用紙Pの搬送速度を予め定められた速度にする(S56)。ステップS56において、制御部100は、用紙Pの第1搬送方向における後端がレジセンサ120を通過するタイミングにおいて、用紙Pの搬送速度が予め設定された一定の速度となるように制御する。
制御部100は、ステップS58の後、レジセンサ120が用紙Pの後端を検知したか否かを判定する(S59)。レジセンサ120が用紙Pの後端を検知した場合(S59:YES)、制御部100はステップS62に進む。レジセンサ120が用紙Pの後端を検知していない場合(S59:NO)、制御部100は、次の搬送により用紙Pの後端がレジセンサ120を通過するか否かを判定する(S60)。用紙Pの後端がレジセンサ120を通過しない場合(S60:NO)、制御部100はステップS60を繰り返す。用紙Pの後端がレジセンサ120を通過する場合(S60:YES)、制御部100は、搬送モータ108を制御し、搬送ローラ60,62,64,66により搬送される用紙Pの搬送速度を予め定められた速度にする(S60)。その後、制御部100はステップS62に進む。
(本変形例の作用効果)
上記の構成によれば、制御部100は、用紙Pの後端がレジセンサ120を通過するタイミングにおいて、予め定められた用紙Pの搬送速度にて用紙Pを搬送する。そのため、搬送速度の違いにより算出される用紙Pの長さLにずれが生じることがない。これにより、印刷媒体長さの算出精度を向上させることができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、図10を用いて説明する。図10は、実施形態3に係る印刷装置1の制御部100による制御の流れを示すフローチャートである。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態3における制御部100による制御の流れは、実施形態1及び2の制御の流れと比較して、第2搬送処理S74を実施する点において異なる。なお、図10に示すフローチャートは一例であり、これに限定されない。
図10に示すステップS70,S76~S81は、図7に示すステップS30,S33~S38に該当するため、その説明を省略する。図10に示すように、ステップS70の後、制御部100は、第1搬送処理を開始する(S71)。ステップS71において、制御部100は、給送モータ107および搬送モータ108を制御し、給送ローラ24及び搬送ローラ60,62,64,66により、用紙Pを第1搬送路R1に搬送する。ステップS71において、制御部100は、用紙Pを第1搬送路R1において第1搬送方向D1に搬送する。
次に、制御部100は、印刷部3を制御し、ステップS71にて搬送された用紙Pの表面に印刷データを印刷する(S72)。ステップS72において、制御部100は、設定処理S70にて設定された印刷開始位置PLに基づき、用紙Pへの印刷データの印刷を開始する。続いて、制御部100は、用紙Pの表面への印刷が終了したか否かを判定する(S73)。用紙Pの表面への印刷が終了していない場合(S73:NO)、制御部100はステップS72に戻る。用紙Pの表面への印刷が終了した場合(S73:YES)、制御部100はステップS74に進む。
次に、制御部100は第2搬送処理を開始する(S74)。ステップS74において、制御部100は、搬送モータ108を制御し、搬送ローラ64,66,68により用紙Pを第2搬送路R2において第2搬送方向D2に搬送する。ステップS74において、制御部100は、合流位置Wを経由して、第2搬送路R2から第1搬送路R1へと用紙Pを搬送する。このとき、用紙Pは、合流位置Wにおいて表裏が反転された状態である。
次に、制御部100は、ステップS74にて搬送された用紙Pの裏面に印刷データを印刷する(S75)。ステップS75において、制御部100は、設定処理S70にて設定された印刷開始位置PLに基づき、用紙Pへの印刷データの印刷を開始する。その後、制御部100は、ステップS76~S81の処理を実行する。
なお、本実施形態において、用紙Pを切断する処理を実行しなくてもよい。即ち、ステップS76およびS77を省略してもよい。
(本実施形態の作用効果)
上記の構成によれば、用紙Pの表面に印刷される印刷データ、および裏面に印刷される印刷データは、設定処理S70において設定された印刷開始位置PLを用いて用紙Pに印刷する印刷データの位置が決定される。そのため、用紙Pの寸法公差に合わせて印刷媒体の両面に印刷をすることができる。これにより、第1搬送方向D1において、用紙Pの表面と裏面とに印刷される印刷データのずれを少なくすることができる。
〔その他の実施形態〕
上述した実施形態1~3において、制御部100は、予め定められた条件が成立したとき、用紙Pの印刷開始位置PLを予め定められたデフォルト値PLdefに設定する再設定処理を更に実行してもよい。再設定処理において、制御部100は、上記予め定められた条件が成立した後、最初に搬送される用紙Pの印刷開始位置PLをデフォルト値PLdefに設定する。その後、制御部100は、上述の長さ算出処理において、上記予め定められた条件が成立した後に搬送される用紙Pの第1搬送方向D1の長さLを用いて用紙Pの長さLの平均値Laveを算出する。即ち、制御部100は、再設定処理を実施した後、改めて用紙Pの長さLの平均値Laveを算出する。
上記の構成によれば、予め定められた条件が成立した場合、用紙Pの印刷開始位置をデフォルト値PLdefに設定することとなる。そのため、給送トレイ21に収容された用紙Pの寸法公差に合わせた印刷開始位置を設定することができる。これにより、第1搬送方向D1において、用紙Pの長さの中心位置と、用紙Pに印刷される印刷データの中心位置とのずれを少なくすることができる。
予め定められた条件として、給送トレイ21が印刷装置1に装着されたことを装着センサ123が検知したとき、給送トレイ21が印刷装置から取り外されたことをセンサが検知したとき、又は給送トレイ21に用紙Pが収容されていないことをセンサが検知したときとしてもよい。
上記の構成によれば、給送トレイ21が装着されたタイミング、給送トレイ21が取り外されたタイミング、又は給送トレイ21に用紙Pが無くなったタイミングにおいて、印刷開始位置PLをデフォルト値PLdefに設定することとなる。そのため、新たに給送トレイ21に収容された用紙Pの束の寸法公差に合わせて印刷開始位置PLを設定することができる。これにより、第1搬送方向D1において、給送トレイ21に収容された用紙Pの長さの中心位置と、用紙Pに印刷される印刷データの中心位置とのずれを少なくすることができる。
また、予め定められた条件として、設定部124が用紙Pの長さに関する設定の入力をユーザから受け付けたことを条件としてもよい。ここで、用紙Pの長さに関する設定とは、例えば、印刷ジョブにてA3サイズからA4サイズに用紙のサイズを変更した場合、使用する給送トレイの変更した場合等が挙げられる。
上記の構成によれば、設定部124がユーザからの操作受けたタイミングにおいて、印刷開始位置PLをデフォルト値PLdefに設定することとなる。そのため、ユーザが設定部を操作したタイミングにおいて、給送トレイ21に収容されている用紙Pの寸法公差に合わせた印刷開始位置を設定することができる。これにより、第1搬送方向D1において、用紙Pの長さの中心位置と、用紙Pに印刷される印刷データの中心位置とのずれを少なくすることができる。
上述した実施形態1~3において、切断部10により用紙Pを切断することで、用紙Pを複数に切断するものとしたが、これに限られない。印刷装置1は切断部10の代わりに、加工部の一例として、用紙Pに対してミシン目形成加工を実行するミシン目加工部を備えてもよい。この場合、制御部100は、ミシン目加工部により、用紙Pのミシン目加工位置にミシン目形成加工を実行する加工処理を実行する。当該ミシン目加工位置は、上述の長さ算出処理において算出された用紙Pの長さLの平均値Lave等に基づいて設定される。
また、切断部10の代わりに、加工部の一例として、用紙Pに対して折り目形成加工を実行する折り目加工部10Aを備えてもよい。この場合、制御部100は、折り目加工部により、用紙Pの折り目加工位置に折り目形成加工を実行する加工処理を実行する。当該折り目加工位置は、上述の長さ算出処理において算出された用紙Pの長さLの平均値Lave等に基づいて設定される。
上述した実施形態1~3において、上述の長さ算出処理では、印刷媒体長さとして用紙Pの第1搬送方向D1における長さLの平均値Laveを算出したが、これに限られない。上述した長さ算出処理において、印刷媒体長さとして用紙Pの第1搬送方向D1における長さLの中央値又は最頻値を算出してもよい。また、上述の設定処理において、制御部100は、直前に搬送された用紙Pの長さLを印刷媒体長さとして用いることにより、搬送される用紙P毎に印刷開始位置PLを設定するようにしてもよい。
上述した実施形態1~3において、レジセンサ120の代わりに、メディアセンサ122を第1検知部として用いることにより、用紙Pの第1搬送方向D1における長さを算出してもよい。また、レジセンサ120及びメディアセンサ122を併用してもよい。例えば、メディアセンサ122により用紙Pの前端を検知し、レジセンサ120により用紙Pの後端を検知するようにしてもよいし、その逆の構成であってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 印刷装置
3 印刷部
10 切断部
21 給送トレイ(収容部)
24 給送ローラ
60,62,64,66,68 搬送ローラ
120 レジセンサ(第1検知部)
123 装着センサ(第2検知部)
124 設定部
D1 第1搬送方向
D2 第2搬送方向
R1 第1搬送路
R2 第2搬送路

Claims (16)

  1. 印刷媒体を収容する収容部と、
    前記収容部から印刷媒体を取り出して第1搬送方向に沿って搬送する第1搬送部と、
    前記印刷媒体に印刷ジョブに含まれる印刷データを印刷する印刷部と、
    前記第1搬送部により搬送される印刷媒体の前記第1搬送方向における前端及び後端を検知する第1検知部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1検知部による印刷媒体の前端及び後端の検知結果を用いることにより、印刷媒体の前記第1搬送方向の長さである印刷媒体長さを算出する長さ算出処理と、
    前記長さ算出処理において算出された前記印刷媒体長さに基づいて、前記印刷部において印刷を開始する位置である印刷開始位置を設定する設定処理と
    前記設定処理において設定された前記印刷開始位置に基づき、前記印刷部にて前記印刷媒体に前記印刷データを印刷する第1印刷処理と、
    を含む処理を実行することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、
    前記長さ算出処理において、複数の印刷媒体の前記検知結果を用いて前記印刷媒体長さを算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、
    前記長さ算出処理において、複数の印刷媒体の前記検知結果を用いることにより、前記印刷媒体長さとして印刷媒体の前記第1搬送方向の長さの平均値を算出し、
    前記設定処理において、前記平均値に基づいて前記印刷開始位置を設定することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、
    前記長さ算出処理において、印刷媒体の前記検知結果の数が予め定められた数以下である場合、前記検知結果を用いて算出される印刷媒体に係る前記第1搬送方向の長さと、前記印刷ジョブにて指定された印刷媒体サイズに係る予め設定された用紙の長さと、を用いて前記印刷媒体長さを算出することを特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、
    前記長さ算出処理において、前記検知結果を用いて算出された印刷媒体に係る前記第1搬送方向の長さが、予め設定された適正範囲内に含まれないと判定した場合、前記検知結果を用いて算出された印刷媒体に係る前記第1搬送方向の長さを用いて前記印刷媒体長さを算出しないことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記制御部は、
    前記設定処理において、前記印刷開始位置が予め設定された調整範囲内に含まれないと判定した場合、前記調整範囲の上限値又は下限値に基づき前記印刷開始位置を設定することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記制御部は、
    前記設定処理において、前記印刷媒体長さが前記印刷ジョブにて指定された印刷媒体サイズの規格に係る許容誤差の範囲内に含まれないと判定した場合、前記許容誤差の上限値又は下限値に基づき前記印刷開始位置を設定することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記制御部は、
    予め定められた条件が成立したとき、前記印刷開始位置を予め定められたデフォルト値に設定する再設定処理を実行することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記収容部が前記印刷装置に装着されているか否かを検知する第2検知部と、を更に備え、
    前記制御部は、
    前記再設定処理において、前記印刷装置に前記収容部が装着されたことを前記第2検知部が検知したことを条件に、前記印刷開始位置を予め定められたデフォルト値に設定することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 前記印刷装置から前記収容部が取り外されたか否かを検知する第3検知部と、を更に備え、
    前記制御部は、
    前記再設定処理において、前記印刷装置から前記収容部が取り外されたことを前記第3検知部が検知したことを条件に、前記印刷開始位置を予め定められたデフォルト値に設定することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  11. 前記収容部に印刷媒体が収容されているか否かを検知する第4検知部と、を更に備え、
    前記制御部は、
    前記再設定処理において、前記収容部に印刷媒体が収容されていないことを前記第4検知部が検知したことを条件に、前記印刷開始位置を予め定められたデフォルト値に設定することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  12. ユーザからの前記印刷媒体長さの設定に関する入力を受け付ける設定部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記再設定処理において、前記設定部が前記印刷媒体長さの設定に関する入力を受け付けたことを条件に、前記印刷開始位置を予め定められたデフォルト値に設定することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  13. 前記制御部は、
    前記長さ算出処理において、前記第1検知部を通過する印刷媒体の搬送速度を参照することにより、印刷媒体長さを補正することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の印刷装置。
  14. 前記制御部は、
    印刷媒体の後端が前記第1検知部を通過するタイミングにおいて、印刷媒体の搬送速度を予め定められた速度により印刷媒体を搬送するように前記第1搬送部を制御する速度制御処理を更に実行することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の印刷装置。
  15. 印刷媒体に当接した後、移動することにより印刷媒体に加工を行う加工部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記長さ算出処理において算出した前記印刷媒体長さに基づき、前記加工部により印刷媒体に対して加工処理を更に実行する
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の印刷装置。
  16. 前記第1搬送部により印刷媒体を前記第1搬送方向へ搬送するための第1搬送路と、
    前記第1搬送路における前記印刷部よりも下流の分岐位置から前記第1搬送方向とは反対の方向である第2搬送方向に向かって延出し、前記第1搬送路の前記印刷部よりも上流の合流位置につながる第2搬送路と、
    前記第2搬送路において印刷媒体を前記第2搬送方向に搬送する第2搬送部と、を更に備え、
    前記制御部は、
    前記第1印刷処理において印刷媒体の表面に前記印刷データを印刷するために第1搬送部により印刷媒体を前記第1搬送方向に沿って前記印刷部へ搬送し第1搬送処理と、
    前記第1搬送処理を行った後に、印刷媒体を前記第2搬送部により前記第2搬送路に搬送し、前記合流位置において印刷媒体の表裏を反転させた状態で前記印刷部へ搬送する第2搬送処理と、
    前記第2搬送処理において搬送された印刷媒体の裏面に、前記設定処理において設定した前記印刷開始位置を用いて印刷媒体の裏面に前記印刷データを印刷する第2印刷処理と、を更に実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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