JP2021160198A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、切断後に生じる2つの用紙の搬送先を切り替え可能な印刷装置を提供する。【解決手段】印刷装置(1)は、用紙(P)を第1搬送方向に搬送する搬送部と、用紙(P)に画像を記録する画像記録部と、走査方向に移動するカッターキャリッジ(10)と、用紙(P)を切断するブレード(14)とを有するカッターユニット(100)と、を備えている。カッターユニット(100)は、用紙(P)の幅方向の一端部をブレード(14)へ案内する第1案内部(11)と、第2用紙を第2搬送方向へ案内する第2案内部(12)と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、用紙を幅方向に切断するカッターを備えたプリンタがある。例えば、特許文献1には、用紙に印画を行うサーマルヘッドと、サーマルヘッドにより印画された用紙を切断するカッターとを備えたプリンタが開示されている。
特許文献1のプリンタでは、印画された用紙をカッターにより幅方向に切断した後、用紙ガイドを用いることによって、用紙を切断した時に発生する切断屑を用紙から分離して、印画用紙を排紙口の方向へ搬送する一方、切断屑をカット屑受けへ収容させている。
特開2015−174259号公報
しかしながら、特許文献1のプリンタでは、印画用紙と切断屑との搬送先を切り替えるための専用の部材が必要であり、部品数が増えるという課題がある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構成で、切断後に生じる2つの用紙の搬送先を切り替え可能な印刷装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る印刷装置は、用紙を第1搬送方向に搬送する搬送部と、前記用紙に画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部よりも前記第1搬送方向の下流に設けられ、前記第1搬送方向と交差する走査方向に移動するカッターキャリッジと、前記カッターキャリッジに搭載されて前記用紙を切断することにより第1用紙と第2用紙とに分けるブレードとを有するカッターユニットと、を備えている。そして、カッターユニットは、前記用紙の幅方向の一端部を前記ブレードへ案内する第1案内部と、前記第2用紙の前記第1搬送方向の一端部を前記第1搬送方向とは異なる第2搬送方向へ案内する第2案内部と、を有することを特徴とする。
上記した構成の印刷装置によれば、切断時にカッターユニットの第1案内部に、用紙の幅方向の一端部を当接させることで、用紙をブレードへ良好に案内できる。また、切断後に、カッターユニットの第2案内部に第2用紙の第1搬送方向の一端部を押し当てることにより、第2用紙を第2搬送方向へ搬送できる。これにより、簡易な構成で、切断後に生じる第1用紙と第2用紙との搬送先を切り替えることができる。また、カッターユニットの第1搬送方向の後流に、切断後の2つの用紙の搬送先を切り替えるための専用部材を設ける必要がないので、印刷装置の前後方向の長さを短くでき、印刷装置の小型化を実現できる。
上記の課題を解決するために、本発明の他の態様に係る印刷装置は、用紙を第1搬送方向に搬送する搬送部と、前記用紙に画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部よりも前記第1搬送方向の下流に設けられ、前記第1搬送方向と交差する走査方向に移動するカッターキャリッジと、前記カッターキャリッジに搭載されて前記用紙を切断することにより第1用紙と第2用紙とに分けるブレードとを有するカッターユニットと、を備えている。そして、カッターユニットは、前記用紙の幅方向の一端部を前記ブレードへ案内する第1案内部材と、前記第1案内部材に対して前記走査方向の反対側に突出して設けられ、前記走査方向の上流から下流に向かって前記第2搬送方向に傾斜し、前記第2用紙を前記第2搬送方向へ案内する第2案内部材と、を有することを特徴とする。
上記した構成の印刷装置によれば、カッターキャリッジを走査方向に移動させて用紙を切断した後に、カッターキャリッジを走査方向とは反対方向に移動させながら、第2案内部材によって切断後の第2用紙を第2搬送方向へ押圧することにより、第2用紙を第2搬送方向に案内することができる。これにより、簡易な構成で、切断後に生じる第1用紙と第2用紙との搬送先を切り替えることができる。
本発明の一態様によれば、簡易な構成で、切断後に生じる2つの用紙の搬送先を切り替えることができる。
本発明の実施形態1に係る印刷装置の内部構造を示す断面図である。 実施形態1に係るカッターユニット周辺の斜視図である。 実施形態1に係るカッターユニットの正面図である。 実施形態1に係るカッターユニットの右側面図である。 実施形態1に係るカッターユニットを上方から見た図である。 実施形態1に係る印刷装置の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る印刷装置の制御の流れを示すフローチャートである。 図7の搬送先切替え処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態1の変形例に係るカッターユニットの正面図である。 実施形態2に係るカッターユニットの斜視図である。 実施形態2に係るカッターユニットの右側面図である。 実施形態2に係る搬送先切替え処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係る印刷装置の内部構造を示す断面図である。
〔実施形態1〕
[印刷装置の構成]
以下、本発明の実施形態1に係る印刷装置1について、図1〜図8を参照して説明する。図1は、実施形態1に係る印刷装置1の内部構造を示す断面図である。図1に示す印刷装置1は、プリント機能及びスキャン機能を有するMFP(Multi-Function Peripheral)である。印刷装置1は、印刷ジョブにより指定された印刷データを、例えばインクを吐出することにより、用紙Pに記録するインクジェット式のプリント機能を有する。なお、印刷の方式は、インクジェット方式に限らず、電子写真方式であってもよい。また、用紙Pに印刷される画像は、カラー印刷が可能であってもよいし、モノクロ印刷専用であってもよい。以下、説明の便宜上、図1の矢印に示されるように、印刷装置1の上下方向、及び前後方向を定義する。また、図1の紙面奥行方向を印刷装置1の右方向、図1の紙面手前方向を印刷装置1の左方向とする。
図1に示すように、印刷装置1は、収容部の一例である給紙トレイ21と、排紙トレイ22とを備えている。給紙トレイ21は、用紙Pを収容するためのケースであり、上面が開放している。給紙トレイ21は、載置部210を有し、載置部210に載置された用紙Pを収容する。用紙Pのサイズは、例えばA4サイズである。給紙トレイ21及び排紙トレイ22は、印刷装置1の前面に形成された開口に、前後方向に移動可能に配置されている。なお、用紙Pは、紙媒体に限らず、他にも、例えばOHPシートのような樹脂媒体であってもよい。
また、印刷装置1は、給紙ローラ24と、第1搬送路R1と、第1搬送ローラ60と、画像記録部3と、第2搬送ローラ62と、排出ローラ64と、第2搬送路R2と、カッターユニット100とを備えている。給紙ローラ24、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64は、用紙Pを第1搬送方向に搬送する搬送部の一例である。
給紙ローラ24は、給紙トレイ21に収容された用紙Pを、第1搬送路R1へ給送するためのローラである。給紙ローラ24は、給送アーム25の先端部に回転可能に支持されている。給送アーム25は、印刷装置1のフレームに支持された軸26に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重又はバネ等による弾性力によって、給紙トレイ21へ向けて回動付勢されている。
給紙ローラ24は、給送モータ101(図6参照)が駆動することにより正回転する。給紙ローラ24が正回転することにより、給紙トレイ21に収容された用紙Pが1枚ずつ第1搬送路R1へ給送される。第1搬送路R1へ給送された用紙Pは、第1搬送方向、即ち印刷装置1の後方から前方へ向かう方向に搬送される。
第1搬送路R1は、ガイド部材51,52,53,54、及び画像記録部3等によって形成される空間をいう。第1搬送路R1は、給紙トレイ21の後端部から上方に延び、ガイド部材51,52で区画される領域にて湾曲し、画像記録部3の位置を経由して、ガイド部材53,54で区画される領域にて直線状に延び、排紙トレイ22に至る経路である。
第1搬送路R1における画像記録部3よりも第1搬送方向の上流には、第1搬送ローラ60が配置されている。第1搬送ローラ60の下部と対向する位置には、ピンチローラ61が配置されている。第1搬送ローラ60は、搬送モータ102(図6参照)によって駆動される。ピンチローラ61は、第1搬送ローラ60の回転に伴って回転する。第1搬送ローラ60及びピンチローラ61が正回転することにより、用紙Pは、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて、画像記録部3まで搬送される。
画像記録部3は、第1搬送路R1において第1搬送ローラ60と第2搬送ローラ62との間に設けられ、用紙Pに画像を記録する。画像記録部3は、ヘッドキャリッジ31と、記録ヘッド32と、プラテン33とを有している。記録ヘッド32は、ヘッドキャリッジ31に搭載される。記録ヘッド32の下面には、図示しない複数のノズルが設けられている。記録ヘッド32は、ピエゾ素子等の振動素子を振動させることによって、ノズルからインク滴を吐出する。プラテン33は、用紙Pが載置される矩形板状の部材である。プラテン33に支持された用紙Pに対して、ヘッドキャリッジ31が移動する過程において、記録ヘッド32がインク滴を選択的に吐出することによって、用紙Pに画像が記録される。
プラテン33は、第1搬送路R1と平行な状態である第1位置(図1の実線参照)と、当該第1位置から所定角度だけ下方に回動した第2位置(図1の点線参照)との間で回動可能に配置されている。プラテン33は、用紙Pの搬送時及び印刷時には、第1位置にある。一方、用紙Pの紙詰まり等が生じた際には、ユーザは、プラテン33を第2位置にある状態にさせ、紙詰まりした用紙Pを取り除く処理を行うことが可能である。
ヘッドキャリッジ31は、ヘッドキャリッジモータ103(図6参照)の駆動力が伝達されることによって、走査方向に往復移動する(図5参照)。用紙Pへの画像記録において、印刷装置1の制御部7は、用紙Pの搬送が停止している状態でヘッドキャリッジ31を走査方向に移動させながら記録ヘッド32からインクを吐出させ、1行分の画像を用紙Pに記録させる記録処理と、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62を駆動させて用紙Pを所定の改行量だけ搬送する改行処理とを繰り返す。
第1搬送路R1における画像記録部3より第1搬送方向の下流には、第2搬送ローラ62が配置されている。第2搬送ローラ62の上部と対向する位置には、拍車63が配置されている。第2搬送ローラ62は、搬送モータ102(図6参照)によって駆動される。拍車63は、第2搬送ローラ62の回転に伴って回転する。第2搬送ローラ62及び拍車63が正回転することにより、用紙Pは、第2搬送ローラ62及び拍車63に挟持されて、後述するカッターユニット100へ搬送される。
第1搬送路R1におけるカッターユニット100より第1搬送方向の下流には、排出ローラ64が配置されている。排出ローラ64の上部と対向する位置には、拍車65が配置されている。排出ローラ64は、搬送モータ102(図6参照)によって駆動される。拍車65は、排出ローラ64の回転に伴って回転する。排出ローラ64及び拍車65が正回転することにより、用紙P又は第1用紙P1は、排出ローラ64及び拍車65に挟持されて、排紙トレイ22へ排出される。図1に示すように、給紙トレイ21の上方には、排紙トレイ22が配置されている。排紙トレイ22は、排出ローラ64によって排出された用紙P又は第1用紙P1を収容する。
カッターユニット100により用紙Pを切断されることによって生成された第2用紙P2は、第2搬送路R2を通って給紙トレイ21へ搬送される。第2搬送路R2は、第2用紙P2を第2搬送方向(図4参照)に搬送して、給紙トレイ21に導くための経路である。
第1搬送路R1における第1搬送ローラ60の上流には、レジセンサ106が設けられている。レジセンサ106は、用紙Pが第1搬送ローラ60との当接位置を通過することを検知するセンサである。レジセンサ106としては、用紙Pが当接することで揺動するアクチュエータを有するセンサや、光センサ等を用いることができる。レジセンサ106は、用紙Pが第1搬送ローラ60との当接位置を通過している状態でオン信号を出力し、紙Pが第1搬送ローラ60との当接位置を通過していない状態でオフ信号を出力する。レジセンサ106による検知信号は、制御部7へ出力される。
第1搬送ローラ60には、第1搬送ローラ60の回転を検出するエンコーダ105が設けられている。このエンコーダ105は、第1搬送ローラ60の回転に応じてパルス信号を制御部7へ出力する。
[カッターユニット]
図2は、実施形態1に係るカッターユニット100周辺の斜視図である。図3は、実施形態1に係るカッターユニット100の正面図である。図4は、実施形態1に係るカッターユニット100の右側面図である。図3及び図4に示すように、カッターユニット100は、カッターキャリッジ10と、ブレード14とを有し、画像記録部3よりも第1搬送方向の下流に設けられている。
カッターユニット100は、画像記録部3により画像が記録された用紙Pを切断する。具体的には、カッターユニット100は、第2搬送ローラ62と排出ローラ64とにより挟持されて停止している状態の用紙Pに対して、カッター機構を幅方向に移動させることで、用紙Pの所定位置を幅方向に切断する。カッターユニット100は、制御部7により用紙Pの切断が必要であると判定された場合、用紙Pを所定位置で切断することにより、用紙Pを、第1用紙P1と第2用紙P2とに分ける。
図2に示すように、カッターキャリッジ10は、ブレード14を支持する部材であり、第1案内部材11(第1案内部の一例)と、第2案内部材12と、第3部材13とを有している。カッターキャリッジ10は、カッターキャリッジモータ104(図6参照)の駆動力が伝達されることによって、第1搬送方向と直交する走査方向に移動する。
図3に示すように、第1案内部材11は、カッターキャリッジ10において、ブレード14よりも走査方向(図3の右方向)に突出して配置されている。第1案内部材11は、走査方向の下流から上流に向かって、ブレード14の切断位置X側に傾斜した第1傾斜面110を有している。
第1傾斜面110の切断位置X側の端部の鉛直方向(図3の上下方向)の位置は、切断位置Xの鉛直方向の位置と同じ程度の位置である。第1案内部材11は、用紙Pの幅方向の一端部(図3の左端部)を、第1傾斜面110に当接させることにより、用紙Pをブレード14の切断位置Xへ案内する。
第2案内部材12は、カッターキャリッジ10において、第1案内部材11に対して、走査方向の反対側(図3の左側)に突出して設けられている。第2案内部材12は、第2案内部122(図4参照)と、第3案内部123(図3参照)とを有している。
図4に示すように、第2案内部122は、第2用紙P2の第1搬送方向の一端部、即ち第2用紙P2の前端を、第2搬送方向へ案内するための部材である。第2案内部122は、第1搬送方向の上流から下流に向かって、第2搬送方向に傾斜した第2傾斜面1220を有している。第2案内部122は、第2用紙P2の前端を第2傾斜面1220に当接させることにより、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内する。
図3に示すように、第3案内部123は、第1案内部11に対して、走査方向の反対側(図3の左側)に突出して設けられている。第3案内部123は、走査方向の上流から下流に向かって、第2搬送方向に傾斜した傾斜面1230を有している。第3案内部123は、第2用紙P2の幅方向の一端部を傾斜面1230に当接させることによって、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内する。
ブレード14は、カッターキャリッジ10に搭載され、円形状の上側ブレード141及び下側ブレード142を有する。これら上側ブレード141及び下側ブレード142は、互いに回転しながら切断位置Xにて当接することにより、用紙Pを切断する。ブレード14によって切断された用紙Pは、第1用紙P1と第2用紙P2とに分けられる。
上側ブレード141は、カッターキャリッジ10の第3部材13に、図示しないOリング等を介して回転可能に装着されている。即ち、上側ブレード141の中心に形成された孔部に、第3部材13の突状部が嵌合され、上側ブレード141と第3部材との間にOリングが配置されている。下側ブレード142も、上側ブレード141と同様に、第1案内部材11に、Oリング等を介して回転可能に装着されている。
なお、上側ブレード141及び下側ブレード142は、固定刃であってもよく、回転刃と固定刃との組み合わせであってもよい。また、ブレード14は、上側ブレード141及び下側ブレード142のいずれか一方だけでもよい。この場合、切断位置Xは、上側ブレード141又は下側ブレード142と用紙Pとが当接する位置をいう。また、ブレード14の形状や大きさは、適宜変更可能である。
[用紙ガイド部材]
図2及び図4に示すように、カッターユニット100よりも第1搬送方向の上流側(図4の後側)には、走査方向に延びた用紙ガイド部材15が配置されている。この用紙ガイド部材15は、第2用紙P2を第2案内部材12の第2案内部12へ案内するための案内部材である。この用紙ガイド部材15は、後述の支持レール16の第2搬送方向側に配置されている。
用紙ガイド部材15は、第2案内部122の第2搬送方向とは反対側の端部(図4の上端部)よりも第2搬送方向側(図4の下側)に配置されている。用紙ガイド部材15は、第1搬送方向の上流から下流に向かって上方に傾斜した傾斜面150を有している。用紙ガイド部材15は、第2用紙P2を傾斜面150に沿って第2案内部122へ案内する。また、図4に示すように、用紙ガイド部材15と第2案内部122との隙間に、第2用紙P2を導くことによって、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内する。
[支持レール]
支持レール16は、カッターユニット100を走査方向に移動可能に支持する部材であって、走査方向に延設されている。支持レール16には、回転軸17に巻回された無端ベルト18が設けられている。無端ベルト18は、カッターキャリッジ10と連結されている。カッターキャリッジモータ104(図6参照)の駆動力によって回転軸17が回転すると、無端ベルト18が回動することで、カッターキャリッジ10が支持レール16に沿って走査方向に移動するようになっている。
なお、実施形態1では、カッターキャリッジ10は、待機状態、即ち印刷装置1が印刷を行っていない状態では、図5に示す待機位置Wにある。一方、用紙Pの切断時には、カッターキャリッジ10は、図5の矢印Cで示される走査方向に移動することによって、用紙Pを幅方向に切断し、停止位置Zで停止する。即ち、カッターキャリッジ10の移動範囲は、図5に示す待機位置Wから停止位置Zまでの範囲である。
[印刷装置の電気的構成]
図6は、実施形態1に係る印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。図6に示すように、印刷装置1は、上述した各部に加え、制御部7と、受信部の一例であるネットワークインターフェース(I/F)107とを備えている。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)73、EEPROM74(登録商標)、及びASIC75を有し、これらが内部バスによって接続されている。ROM72には、CPU71が各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAM73は、CPU71が上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記録する記憶領域、又はデータ処理の作業領域として使用される。EEPROM74には、電源オフ後も保持すべき設定情報が格納される。制御部7は、ROM72から読み出した制御プログラムに基づいて、給送モータ101、搬送モータ102、ヘッドキャリッジモータ103、記録ヘッド32、及びカッターキャリッジモータ104等を制御する。
ASIC75には、給送モータ101、搬送モータ102、ヘッドキャリッジモータ103、記録ヘッド32、カッターキャリッジモータ104、エンコーダ105、レジセンサ106、及びネットワークI/F107が接続されている。
ASIC75は、給送モータ101、搬送モータ102、ヘッドキャリッジモータ103、及びカッターキャリッジモータ104に駆動電流を供給する。給送モータ101、搬送モータ102、ヘッドキャリッジモータ103、及びカッターキャリッジモータ104は、供給される駆動電流が大きいほど回転速度が速くなり、供給される駆動電流が小さいほど回転速度が遅くなるDCモータである。制御部7は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって、給送モータ101、搬送モータ102、ヘッドキャリッジモータ103、及びカッターキャリッジモータ104の回転を制御する。
また、制御部7は、記録ヘッド32の振動素子に駆動電圧を印加することによって、ノズルからインク滴を吐出させる。制御部7は、エンコーダ105から出力されるパルス信号に基づいて第1搬送ローラ60の回転量を検知する。制御部7は、レジセンサ106から出力される検出信号に基づいて、用紙Pが第1搬送ローラ60との当接位置を通過したことを検知する。そして、制御部7は、レジセンサ106からオン信号が出力された後、エンコーダ105から出力されるパルス信号に基づいて、用紙Pの第1搬送路R1における搬送量を推定する。
ネットワークI/F107は、LAN等のネットワークに接続され、印刷装置1用のドライバが組み込まれた外部装置との接続を可能にしている。印刷装置1は、ネットワークI/F107を介して、用紙Pの種類を識別する識別情報を含む印刷ジョブを受信可能である。
[制御部の制御動作]
次に、実施形態1に係る印刷装置1による印刷時の制御の流れについて、図7及び図8のフローチャートを参照して説明する。図7は、実施形態1に係る印刷装置1による制御の流れを示すフローチャートである。図8は、図7の搬送先切替え処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すフローチャートにおいては、給紙トレイ21に第2用紙P2がまだ収容されていない初期状態を想定している。図7に示すフローチャートにおいて、まず、制御部7は、ネットワークI/F107を介して印刷ジョブを受信すると(S1)、給送モータ101を駆動させて、給紙ローラ24を正回転させることにより、用紙Pを給紙トレイ21から第1搬送路R1に搬送した後、用紙Pを画像記録部3まで搬送する(S2)。
続いて、制御部7は、第1搬送路R1に搬送された用紙P1の前端が第1搬送ローラ60へ到達すると、搬送モータ102を正回転させて、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64を正回転させることにより、用紙Pの前端側を画像記録部3へ搬送する。
そして、制御部7は、画像記録部3まで搬送された用紙Pに対して、以下に示す改行処理と記録処理とを交互に繰り返す画像記録処理を実行することにより、用紙Pに画像を記録する(S3)。即ち、制御部7は、改行処理において、搬送モータ102を正回転させて、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64を駆動させることにより、所定の搬送量だけ用紙Pを第1搬送方向へ搬送する。また、制御部7は、記録処理において、用紙Pの搬送を停止させている間に、ヘッドキャリッジモータ103を駆動させ、ヘッドキャリッジ31を用紙Pの幅方向に移動させて、記録ヘッド32のノズルから用紙Pへインク滴を吐出することにより1行分の画像を記録させる。
次に、制御部7は、用紙Pの切断が必要であるか否かの判定を行う(S4)。制御部7は、例えば、印刷ジョブにより指定される印刷データのサイズ(例えばA5)が、給紙トレイ21に収容された用紙Pのサイズ(例えばA4)よりも小さい場合、用紙Pの切断が必要であると判定する。このように、制御部7は、印刷ジョブの印刷データのサイズ、給紙トレイ21に収容された用紙Pのサイズ、印刷ジョブの印刷枚数等を考慮して、用紙Pの切断の要否の判定を行う。
制御部7は、用紙Pの切断が必要であると判断した場合(S4:YES)、カッターキャリッジモータ104を駆動させて、図5に示す待機位置Wにあったカッターキャリッジ10を、図5の矢印Cで示すように走査方向に移動させることにより、用紙Pを切断する切断処理を行う(S5)。
切断処理S5においては、まず、カッターユニット100が走査方向に移動することに伴って、図2に示すように、用紙Pの幅方向の一端部が第1案内部材11の第1傾斜面110に沿ってブレード14の切断位置Xに案内される。そして、用紙Pを上側ブレード141及び下側ブレード142に挟んだ状態で、カッターユニット100が走査方向に移動することに伴って、用紙Pの所定位置が幅方向に切断される。ここで、切断位置Xは、上側ブレード141と下側ブレード142とが当接する位置をいう。
所定位置が、例えば用紙Pの搬送方向の中心位置である場合、カッターユニット100により用紙Pが切断されると、用紙Pの2分の1の大きさの第1用紙P1及び第2用紙P2が生成される。第2用紙P2に画像が記録されていない場合、白紙の第2用紙P2を利用することが可能となる。
そこで、制御部7は、第2用紙P2が白紙か否かの判定を行う(S6)。第2用紙P2が白紙の場合(S6:YES)、制御部7は、搬送モータ102を制御することにより、排出ローラ64を正回転させて、第1用紙P1を排紙トレイ22(外部)へ排出する(S7)。そして、制御部7は、S8において、図8に示す搬送先切替え処理を行った後、第2用紙P2を給紙トレイ21へ搬送する(S9)。即ち、第2用紙P2は、給紙トレイ21に収容され、次回の印刷ジョブにて使用される。
なお、次回の印刷ジョブにより指定される印刷データのサイズが、第2用紙P2の同じサイズであれば、次回の印刷時に第2用紙P2を画像記録部3まで搬送する。一方、次回の印刷ジョブにより指定される印刷データのサイズが、第2用紙P2のサイズと異なれば、次回の印刷時に第2用紙P2を排紙トレイ22へ排出する。第2用紙P2のサイズは、印刷ジョブにより指定される印刷データのサイズ、及び用紙Pの第1搬送路R1における搬送量に基づいて算出可能である。
一方、第2用紙P2に画像が記録されている場合、即ち、第2用紙P2が白紙でない場合(S6:NO)、制御部7は、第1用紙P1及び第2用紙P2を排紙トレイ22(外部)へ排出する(S10)。また、S4において、用紙Pの切断が必要でないと判断された場合(S4:NO)、制御部7は、搬送モータ102を制御することにより、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64を正回転させて、用紙Pを切断せずに第1搬送方向に搬送し、用紙Pを排紙トレイ22へ排出する(S11)。このようにして、図7に示すフローチャートを終了する。
次に、搬送先切替え処理S7について説明する。図8は、図7の搬送先切替え処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、まず、制御部7は、用紙Pが通常用紙か否かの判定を行う(S12)。制御部7は、受信ジョブにおける用紙Pの種類を識別する識別情報に基づいて、用紙Pの種類が通常用紙であるか否かの判定を行う。
制御部7は、用紙Pが通常用紙でない場合(S12:NO)、即ち、用紙Pが厚紙等の場合、カッターキャリッジ10を、図5に示す停止位置Zに停止させた状態で、搬送部を駆動させてスイッチバック処理を行う(S13)。具体的には、制御部7は、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64を逆回転させることで、用紙Pを第1搬送方向とは反対方向に、所定量だけ搬送する。ここで、所定量としては、例えば20mm程度の距離である。
一方、用紙Pが通常用紙の場合(S12:YES)、制御部7は、スイッチバック処理S13を行わず、図5の矢印Bに示すように、カッターキャリッジ10を走査方向の反対方向に移動させながら、第2案内部材12の第3案内部123により、第2用紙P2を第2搬送方向に押圧する押圧処理を行う(S14)。
次に、制御部7は、図5の実線で示すように、カッターキャリッジ10を走査方向の中央位置付近まで移動させる移動処理を行う(S15)。具体的には、制御部7は、カッターキャリッジ10の移動範囲における走査方向の中央位置付近に、カッターキャリッジ10を停止させる。これは、カッターキャリッジ10の第2案内部材12の第2案内部122と、第2用紙P2の幅方向の中心位置との走査方向における位置を合わせるためである。
続いて、制御部7は、第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64を正回転させることで、第2用P2を第1搬送方向に再搬送する再搬送処理を行う(S16)。このとき、第1搬送方向の上流から搬送された第2用紙P2は、用紙ガイド部材15の傾斜面150に沿って、第2案内部材12の第2案内部122へ案内される。
そして、第2案内部材12の第2案内部122により、第2用紙P2を第2搬送方向に案内する(S17)。具体的には、第2用紙P2の幅方向の中心位置付近を、第2案内部122の第2傾斜面1220に当接させながら、第2案内部122と用紙ガイド部材15との隙間に、第2用紙P2を案内することで、第2用紙P2を第2搬送方向へ搬送する(図4参照)。このようにして、搬送先切替え処理S8が終了すると、図7のS9へ進み、第2用紙P2が給紙トレイ21に収容される。
[実施形態1の効果]
以上説明した実施形態1の印刷装置1によれば、切断時にカッターユニット100の第1案内部材11に、用紙Pの幅方向端部を当接させることで、用紙Pをブレード14へ良好に案内できる(図3参照)。また、切断後に、カッターユニット100の第2案内部材12の第2案内部122に、第2用紙P2の前端を押し当てることにより、第2用紙P2を第2搬送方向へ搬送できる(図4参照)。これにより、簡易な構成で、第1用紙P1と第2用紙P2との搬送先を切り替えることができる。また、カッターユニット100の第1搬送方向の後流に、切断後の2つの用紙P1,P2の搬送先を切り替えるための専用部材を設ける必要がないので、印刷装置1の前後方向の長さを短くでき、印刷装置1の小型化を実現できる。
また、カッターキャリッジ10を走査方向に移動させることで用紙Pを切断した後、当該カッターキャリッジ10を走査方向とは反対方向に移動させる。このとき、切断後の第2用紙P2を第3案内部123によって、第2搬送方向へ押圧することにより、第2用紙P2を第2搬送方向に案内できる。そして、カッターユニット100の第2案内部122に、第2用紙P2の前端を押し当てることにより、第2用紙P2を第2搬送方向へより確実に搬送できる。このようにして、簡易な構成で、第1用紙P1と第2用紙P2との搬送先を切り替えることができる。
更に、第1案内部材11の第1傾斜面110の切断位置X側の端部の鉛直方向(図3の上下方向)の位置が、切断位置Xの鉛直方向の位置と同じ程度の位置であるので、より円滑に用紙Pの幅方向の一端部をブレード14の切断位置Xへ案内できる。また、第2案内部122の第2傾斜面1220の切断位置X側の端部の鉛直方向の位置が、切断位置Xの鉛直方向の位置と同じ程度の位置であるので、第2用紙P2の前端が第2案内部122に当接した後、すぐに第2用紙P2を第2搬送方向へ案内できる。
また、ブレード14は、上側ブレード141と、上側ブレード141と切断位置Xにて当接する下側ブレード142とを有する。これにより、上下のブレード141,142によって用紙Pを挟みながら切断することで、用紙Pを確実に切断できる。
また、カッターユニット100よりも第1搬送方向の上流側、且つ第2案内部の第2搬送方向とは反対側の端部よりも第2搬送方向側に設けられ、第2用紙を第2案内部へ案内する用紙ガイド部材を、更に備えている。
また、用紙ガイド部材15が、カッターユニット100よりも第1搬送方向の上流側、且つ、第2案内部122の第2搬送方向とは反対側の端部よりも第2搬送方向側に設けられているので、第2用紙P2を第2案内部122へ確実に押し当てることが可能である。これにより、カッターユニット100の第2案内部122と、用紙ガイド部材15との隙間に、第2用紙P2を案内することで、第2用紙P2を第2搬送方向へ円滑に搬送できる(図4参照)。
また、支持レール16により、カッターユニット100を走査方向に移動可能に支持できる。更に、支持レール16が、用紙ガイド部材15に対して第2搬送方向とは反対側(図4の上側)にあるので、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内する際に、支持レール16が第2用紙P2の搬送を妨げないようにできる。
また、切断後の第2用紙P2を給紙トレイ21に案内して収容することで(図1参照)、次回の印刷ジョブにて第2用紙P2を使用することができる。
また、制御部7は、切断処理S5の後、移動処理S15にてカッターキャリッジ10を走査方向の所定位置まで移動させて、再搬送処理S16にて、第2用紙P2を第1搬送方向に再搬送する。これにより、第2案内部122に第2用紙P2を押し当てて、第2用紙P2を第2搬送方向へより確実に案内できる。
特に、制御部7は、移動処理S15にて、カッターキャリッジ10の移動範囲の走査方向中央位置にカッターキャリッジ10を停止させ、再搬送処理S16にて、第2案内部122に第2用紙P2の幅方向の中心位置付近を当接させる。これにより、第2用紙P2が第2案内部122と当接する際に生じる摩擦力が、第2用紙P2の幅方向全体にバランス良く伝達され、第2用紙P2を第2搬送方向へ良好に案内できる。
また、制御部7は、スイッチバック処理S13にて、第2用紙P2を所定量だけ搬送方向の上流に戻した後、再搬送処理S16にて、第2用紙P2を再度、第1搬送方向に搬送する。これにより、第2案内部122に第2用紙P2を確実に押し当てることができ、第2用紙P2を第2搬送方向へ確実に案内できる。
また、制御部7は、ネットワークI/F107により受信された識別情報に応じて、切断処理S5の後にスイッチバック処理S13を行う第1制御と、切断処理S5の後にスイッチバック処理S13を行わない第2制御とを切り替えて行う。即ち、用紙Pの種類が、例えば通常用紙よりも折れ曲がり難い厚紙である場合(S12:NO)、制御部7はスイッチバック処理S13を行うことによって、第2案内部122に切断後の厚紙を当接させる。これにより、切断後の厚紙をより確実に第2搬送方向に案内できる。一方、用紙Pが通常用紙である場合(S12:YES)、制御部7は、スイッチバック処理S13を行わず、押圧処理S14にて第3案内部123により第2用紙P2を第2搬送方向に押圧することによって、切断後の通常用紙を、第2搬送方向へ迅速に案内できる。
また、制御部7は、押圧処理S14において、カッターキャリッジ10を走査方向とは反対方向に移動させながら、第3案内部123により第2用紙P2を第2搬送方向に押圧することによって、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内できる。従って、上記した移動処理S15及び再搬送処理S16を行う必要がないので、制御部7による処理時間を削減できる。
〔変形例〕
次に、本発明の実施形態1の変形例に係る印刷装置1Aについて、図9を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[カッターユニット]
図9に示すように、変形例の印刷装置1Aのカッターユニット100Aは、第1案内部材11と、第2案内部材12Aとを有する。この変形例のカッターユニット100Aでは、実施形態1の第2案内部材12のように、第2案内部材12Aに第3案内部123(図3参照)が設けられていない。
第1案内部11は、カッターユニット100Aによる用紙Pの切断時において、用紙Pの幅方向の一端部をブレード14の切断位置Xへ案内する。第2案内部材12Aは、第2案内部122を有し、切断後の第2用紙P2の前端を、第2搬送方向へ案内する(図4参照)。
[制御部の制御動作]
変形例の印刷装置1Aでは、図8に示す搬送先切替え処理において、S14の押圧処理を行わない点が実施形態1と異なる。即ち、制御部7は、S13にてスイッチバック処理を行った後に、カッターキャリッジ10を走査方向の中央位置付近まで移動させる(S15)。以下、実施形態1と同様に、制御部7による制御を行う。
以上説明した実施形態1の変形例における印刷装置1Aにおいても、実施形態1の印刷装置1と同様の効果を得ることができる。即ち、切断時にカッターユニット100Aの第1案内部材11に、用紙Pの幅方向端部を当接させることで、用紙Pをブレード14へ良好に案内できる。また、切断後に、カッターユニット100Aの第2案内部材12Aに第2用紙P2の前端を押し当てることにより、第2用紙P2を第2搬送方向へ搬送できる。これにより、簡易な構成で、第1用紙P1と第2用紙P2との搬送先を切り替えることができる。
〔実施形態2〕
次に、本発明の実施形態2に係る印刷装置1Bについて、図10〜図12を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[カッターユニット]
図10は、実施形態2に係るカッターユニット100Bの斜視図である。図11は、実施形態2に係るカッターユニット100Bの右側面図である。図10及び図11に示すように、実施形態2のカッターユニット100Bでは、カッターキャリッジ10Bは、第1案内部材11と、第2案内部材12Bとを有している。図11に示すように、実施形態2の第2案内部材12Bには、実施形態1のように第2案内部122が設けられていない。
図10に示すように、第1案内部材11は、カッターキャリッジ10Bにおいて、ブレード14よりも走査方向(図10の右方向)に突出して配置されている。第1案内部材11は、走査方向の下流から上流に向かって、ブレード14の切断位置X側に傾斜した第1傾斜面110を有している。
第1傾斜面110の切断位置X側の端部の鉛直方向(図10の上下方向)の位置は、切断位置Xの鉛直方向の位置と同じ程度の位置である。第1案内部材11は、用紙Pの幅方向の一端部を、第1傾斜面110に当接させることにより、用紙Pをブレード14の切断位置Xへ案内する。
第2案内部材12Bは、カッターキャリッジ10Bにおいて、第1案内部材11に対して、走査方向の反対側(図10の左側)に突出して設けられている。第2案内部材12Bは、第3案内部123を有している。
第3案内部123は、第1案内部11に対して、走査方向の反対側(図10の左側)に突出して設けられている。第3案内部123は、走査方向の上流から下流に向かって、第2搬送方向に傾斜した傾斜面1230を有している。第3案内部123は、第2用紙P2の幅方向の一端部を傾斜面1230に当接させることによって、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内する(図10参照)。
[制御部の制御動作]
次に、実施形態2に係る印刷装置1Bによる印刷時の制御の流れについて、図12のフローチャートを参照して説明する。図12は、実施形態2に係る搬送先切替え処理の流れを示すフローチャートである。
図12に示すように、実施形態2の搬送先切替え処理S8Aでは、制御部7は、図5の矢印Bに示すように、カッターキャリッジ10を走査方向の反対方向に移動させる(S21)。具体的には、制御部7は、カッターキャリッジ10を停止位置Zから走査方向の中央位置付近まで移動させる。このとき、図10に示すように、第2用紙P2の前端部が、第2案内部材12Bの第3案内部123の傾斜面1230に当接する。
そして、第2案内部材12Bの第3案内部123により、第2用紙P2を第2搬送方向に押圧する(S22)。これにより、第2用紙P2が、第3案内部123により押圧されて折れ曲がりながら、第2搬送方向に搬送される。給紙トレイ21に収容される。以上により、実施形態2の搬送先切替え処理S8Aを終了する。
以上説明した実施形態2における印刷装置1Bにおいても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。即ち、カッターキャリッジ10Bを走査方向に移動させて用紙Pを切断した後に、カッターキャリッジ10Bを走査方向とは反対方向に移動させながら(S21)、第2案内部材12Bによって切断後の第2用紙P2を第2搬送方向へ押圧する(S22)ことで、第2用紙P2を第2搬送方向に案内できる。これにより、簡易な構成で、切断後に生じる第1用紙P1と第2用紙P2との搬送先を切り替えることができる。特に、第2用紙P2をスイッチバックさせることなく、第2用紙P2の搬送方向を素早く切り替えることができる。
また、制御部7は、押圧処理S22において、カッターキャリッジ10Bを走査方向とは反対方向に移動させながら、第2案内部材12Bにより第2用紙P2を第2搬送方向に押圧することによって、第2用紙P2を第2搬送方向へ案内できる。従って、上記した移動処理及び再搬送処理を行う必要がないので、制御部7による処理時間を削減できる。
〔実施形態3〕
次に、本発明の実施形態3における印刷装置1Cについて、図13を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[印刷装置の構成]
図13は、実施形態3に係る印刷装置1の内部構造を示す断面図である。図13に示すように、実施形態3の印刷装置1Cでは、給紙トレイ21の上方に、収容部の一例としてのプールトレイ23が配置されている点が、実施形態1と異なる。
プールトレイ23は、第2用紙P2を収容するためのケースであり、上面が開放している。ユーザは、プールトレイ23を前方に引き出すことにより、プールトレイ23内に収容された第2用紙P2を取り出すことが可能である。
プールトレイ23の大きさは、給紙トレイ21よりも小さくなっている。具体的には、プールトレイ23の前後方向の長さが、給紙トレイ21の前後方向の長さよりも短く設定されている。
プールトレイ23に収容される第2用紙P2は、用紙Pがカッターユニット100により切断されることにより生成されるものである。用紙Pのサイズは、例えばA4サイズである。第2用紙P2のサイズは、用紙Pよりも小さいサイズであって、例えばA5サイズである。
[制御部の制御動作]
実施形態3における印刷装置1Cでは、図7に示す印刷時の制御の流れを示すフローチャートにおけるS9において、第2用紙P2を給紙トレイ21へ搬送する代わりに、図13に示すように、第2用紙P2をプールトレイ23へ搬送する。即ち、図8の搬送先切替え処理のS17において、図4に示すように、第2案内部材12の第2案内部122により、第2用紙P2を第2搬送方向に案内した後、第2用紙P2をプールトレイ23へ収容する。
[実施形態3の効果]
以上説明した実施形態3の印刷装置1Cにおいても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。特に、切断後に生じる第2用紙P2をプールトレイ23に収容させるので、給紙トレイ21に収容された用紙Pと、プールトレイ23に収容された第2用紙P2とを別々に管理することが可能である。更に、ユーザは、プールトレイ23に収容された第2用紙P2を、給紙トレイ21へ移し替えることによって、第2用紙P2に対して画像記録部3により画像を記録させることができる。
〔その他の実施形態〕
上記した実施形態1では、第2案内部材12の第2案内部122によって、第2用紙P2を印刷装置1の鉛直下方に案内するものとしたが、これに限定されない。即ち、第2搬送方向としては、例えば、印刷装置1の前方又は後方斜め下方向であってもよく、印刷装置1の上方であってもよい。
上記した実施形態1では、移動処理S15にて、制御部7は、カッターキャリッジ10の移動範囲における走査方向の中央位置付近に、カッターキャリッジ10を停止させるものとしたが、これに限定されない。例えば、制御部7は、カッターキャリッジ10を停止させなくてもよく、第2用紙P2とカッターキャリッジ10とが当接するように、カッターキャリッジ10の走査方向の位置や速度を制御すればよい。
上記した実施形態2では、図12のS21において、制御部7は、カッターキャリッジ10を停止位置Zから走査方向の中央位置付近まで移動させるものとしたが、これに限定されない。例えば、制御部7は、停止位置Zから待機位置Wの付近までカッターキャリッジ10を移動させてもよい。
また、上記した各実施形態では、用紙Pを2分の1に切断するものとしたが、これに限らず、例えば用紙Pを3分の1に切断してもよい。また、用紙Pの切断位置Xは、印刷データのサイズに応じて適宜変更可能である。
上記した各実施形態では、搬送部(第1搬送ローラ60、第2搬送ローラ62、及び排出ローラ64)としてローラ部材を用いることにより、用紙Pを搬送するものとしたが、これに限らない。他にも、ベルト部材を用いてもよいし、ドラム部材を用いてもよい。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,1A,1B,1C 印刷装置
3 画像記録部
7 制御部
10,10A,10B カッターキャリッジ
11 第1案内部材(第1案内部)
110 第1傾斜面
12,12A,12B 第2案内部材
122 第2案内部
1220 第2傾斜面
123 第3案内部
14 ブレード
141 上側ブレード
142 下側ブレード
15 用紙ガイド
16 支持レール
21 給紙トレイ(収容部)
23 プールトレイ(収容部)
24 給紙ローラ(搬送部)
60 第1搬送ローラ(搬送部)
62 第2搬送ローラ(搬送部)
64 排出ローラ(搬送部)
100,100A,100B カッターユニット
107 ネットワークI/F(受信部)
P 用紙
P1 第1用紙
P2 第2用紙
X 切断位置

Claims (16)

  1. 用紙を第1搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記用紙に画像を記録する画像記録部と、
    前記画像記録部よりも前記第1搬送方向の下流に設けられ、前記第1搬送方向と交差する走査方向に移動するカッターキャリッジと、前記カッターキャリッジに搭載されて前記用紙を切断することにより第1用紙と第2用紙とに分けるブレードとを有するカッターユニットと、
    を備え、
    前記カッターユニットは、
    前記用紙の幅方向の一端部を前記ブレードへ案内する第1案内部と、
    前記第2用紙の前記第1搬送方向の一端部を前記第1搬送方向とは異なる第2搬送方向へ案内する第2案内部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記カッターユニットは、
    前記第1案内部に対して前記走査方向の反対側に突出して設けられ、前記走査方向の上流から下流に向かって前記第2搬送方向に傾斜し、前記第2用紙を前記第2搬送方向へ案内する第3案内部を、更に有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1案内部は、前記ブレードよりも前記走査方向に突出しており、前記走査方向の下流から上流に向かって前記ブレードの切断位置側に傾斜した第1傾斜面を有し、前記用紙の幅方向の一端部を前記第1傾斜面に当接させることにより、前記用紙を前記切断位置へ案内し、
    前記第2案内部は、前記第1搬送方向の上流から下流に向かって前記第2搬送方向に傾斜した第2傾斜面を有し、前記第2用紙の前端を前記第2傾斜面に当接させることにより、前記第2用紙を前記第2搬送方向へ案内するものであって、
    前記第1傾斜面の前記切断位置側の端部の鉛直方向の位置は、前記切断位置の鉛直方向の位置と同じ程度の位置であり、
    前記第2傾斜面の前記切断位置側の端部の鉛直方向の位置は、前記切断位置の鉛直方向の位置と同じ程度の位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記ブレードは、上側ブレードと、前記上側ブレードと切断位置にて当接する下側ブレードとを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記カッターユニットよりも前記第1搬送方向の上流側、且つ前記第2案内部の前記第2搬送方向とは反対側の端部よりも前記第2搬送方向側に設けられ、前記第2用紙を前記第2案内部へ案内する用紙ガイド部材を、更に備え、
    前記第2用紙は、前記第2案内部と前記用紙ガイド部材との間を通過することにより、前記第2搬送方向へ案内されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記走査方向に延設され、前記カッターユニットを前記走査方向に移動可能に支持する支持レールを、更に備え、
    前記用紙ガイド部材は、前記支持レールの前記第2搬送方向側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記用紙を収容する収容部を、更に備え、
    前記第2案内部は、前記第2用紙の前記第1搬送方向の一端部を前記収容部へ案内することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記搬送部及び前記カッターキャリッジの駆動を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記搬送部の駆動を停止させることにより前記用紙を停止させた状態において、前記カッターキャリッジを走査方向に移動させることにより、前記用紙を幅方向に切断する切断処理と、
    前記切断処理の後、前記カッターキャリッジを前記走査方向とは反対方向の所定位置まで移動させる移動処理と、
    前記搬送部の駆動を再開することにより前記第2用紙を前記第1搬送方向に搬送する再搬送処理と、を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記第2案内部は、前記再搬送処理において、前記第2用紙の幅方向の中心位置付近と当接するように配置され、
    前記制御部は、
    前記移動処理にて、前記カッターキャリッジを、当該カッターキャリッジの移動範囲における前記走査方向の中央位置付近に停止させることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 前記制御部は、
    前記切断処理の後に、前記第2用紙を前記第1搬送方向とは反対方向に所定量だけ搬送するスイッチバック処理を行い、前記スイッチバック処理の後に前記再搬送処理を行うことを特徴とする請求項8または9に記載の印刷装置。
  11. 前記搬送部及び前記カッターキャリッジの駆動を制御する制御部を備え、
    前記カッターユニットは、
    前記第1案内部に対して前記走査方向の反対側に突出して設けられ、前記走査方向の上流から下流に向かって前記第2搬送方向に傾斜し、前記第2用紙の幅方向の一端部に当接する第3案内部を有し、
    前記制御部は、
    前記搬送部の駆動を停止させることにより前記用紙を停止させた状態において、前記カッターキャリッジを走査方向に移動させることにより、前記用紙を幅方向に切断する切断処理と、
    前記切断処理の後、前記カッターキャリッジを前記走査方向とは反対方向に移動させながら、前記第3案内部により前記第2用紙を前記第2搬送方向に押圧する押圧処理と、
    を行うことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の印刷装置。
  12. 前記用紙の種類を識別する識別情報を受信する受信部を、更に備え、
    前記制御部は、
    前記受信部により受信された前記識別情報に応じて、前記切断処理の後に前記スイッチバック処理を行う第1制御と、前記切断処理の後に前記スイッチバック処理を行わない第2制御とを切り替えて行うことを特徴とする請求項10に記載の印刷装置。
  13. 用紙を第1搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記用紙に画像を記録する画像記録部と、
    前記画像記録部よりも前記第1搬送方向の下流に設けられ、前記第1搬送方向と交差する走査方向に移動するカッターキャリッジと、前記カッターキャリッジに搭載されて前記用紙を切断することにより第1用紙と第2用紙とに分けるブレードとを有するカッターユニットと、
    を備え、
    前記カッターユニットは、
    前記用紙の幅方向の一端部を前記ブレードへ案内する第1案内部材と、
    前記第1案内部材に対して前記走査方向の反対側に突出して設けられ、前記走査方向の上流から下流に向かって第2搬送方向に傾斜し、前記第2用紙を前記第2搬送方向へ案内する第2案内部材と、を有することを特徴とする印刷装置。
  14. 前記カッターユニットよりも前記第1搬送方向の上流側、且つ前記第2案内部材の前記第2搬送方向とは反対側の端部よりも前記第2搬送方向側に設けられ、前記第2用紙を前記第2案内部材へ案内する用紙ガイド部材と、
    前記走査方向に延設され、前記カッターユニットを前記走査方向に移動可能に支持する支持レールと、を更に備え、
    前記用紙ガイド部材は、前記支持レールの前記第2搬送方向側に配置されていることを特徴とする請求項13に記載の印刷装置。
  15. 前記用紙を収容する収容部を、更に備え、
    前記第2案内部材は、前記第2用紙の前記第1搬送方向の一端部を前記収容部へ案内することを特徴とする請求項13または14に記載の印刷装置。
  16. 前記搬送部及び前記カッターキャリッジの駆動を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記搬送部の駆動を停止させることにより前記用紙を停止させた状態において、前記カッターキャリッジを走査方向に移動させることにより、前記用紙を幅方向に切断する切断処理と、
    前記切断処理の後、前記カッターキャリッジを前記走査方向とは反対方向に移動させながら、前記第2案内部材により前記第2用紙を前記第2搬送方向に押圧する押圧処理と、
    を行うことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の印刷装置。
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