JP2005254733A - プリンタ及びプリンタの制御方法 - Google Patents

プリンタ及びプリンタの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 用紙長さに関わらず常に安定した印刷を実行可能なプリンタ及びプリンタの制御方法を提供する。
【解決手段】 用紙搬送制御部101及びASF制御部103は、給紙ローラ78及びメイン用紙搬送ローラ23を駆動することにより、単票紙Sの後端がASF60から排出された後、単票紙SをASF60の下方に設けられた逆転搬送路80に引き込みつつ、単票紙Sを印刷ヘッド25aに対して位置合わせした後に、印刷ヘッド25aを介して印刷を実行する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、用紙に文字又は画像を記録するプリンタ及びプリンタの制御方法に関する。
インクジェットプリンタは、圧電素子、発熱素子、静電アクチュエータ等を用いてインク滴をプラテン上に配置された用紙に向かって吐出し、吐出されたインク滴によって用紙上に画像を記録する印刷装置である。一般に、インクジェットプリンタには、連続紙ホルダやオートシートフィーダ(ASF)等が取り付けられ、連続紙ホルダから供給される連続紙や、オートシートフィーダから供給される用紙を所定方向に搬送し、この用紙搬送とインク滴の吐出とを制御しながら、各種用紙上に画像を記録する。
次に、この種のインクジェットプリンタとして、オートシートフィーダ付きのインクジェットプリンタを例に挙げてその動作を簡単に説明する。まず、オートシートフィーダは、その内部に設けられた呼出ローラを用いて用紙をプリンタ本体側に送り出す。そして、用紙は、送込みローラによって印刷ヘッドの前面の印刷領域まで送り込まれ、送込みローラによって用紙を所定間隔ずつ用紙搬送方向に送り出しながら印刷ヘッドからインクを用紙に対して吐出することにより用紙上に文字や画像を記録する。このような、オートシートフィーダ付きのインクジェットプリンタでは、複数枚の用紙を一枚ずつ連続的にプリンタ内の印刷領域に送り込むことが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
一般に、この種のインクジェットプリンタでは、オートシートフィーダから用紙を送り出して印刷ヘッドに対して用紙を位置決めするために、通常2つの用紙検出器を用いて用紙の先端位置と後端位置を検出し、この検出した用紙の先端位置及び後端位置から用紙を印刷ヘッドに対して位置決めするように構成されている。
特開2001−287427(図1)
プリンタ本体部の用紙搬送方向長さが、印刷を実行する用紙の用紙搬送方向長さに比べて相対的に短い場合には、用紙の後端がオートシートフィーダ内に残った状態で、印刷ヘッドに対する用紙の位置決めが行われ、この状態で用紙に印刷が実行されるような場合がある。このように、用紙の後端がオートシートフィーダ内に残ってしまうと、オートシートフィーダとプリンタ本体との位置関係によっては、用紙が大きくカールした状態のまま用紙に対する印刷が実行されるような状況も発生する。このように、用紙にカールが発生すると用紙に対して負荷がかかった状態で印刷が行われてしまうこととなる。このような負荷が用紙にかかってしまうと、用紙の紙送りピッチに影響を及ぼしてしまう虞があり、場合によっては想定した紙送りピッチよりも小さいピッチでしか用紙を搬送できない状況も考えられる。
一方、プリンタ本体部の用紙搬送方向長さに対して、印刷を実行する用紙の長さが相対的に短い場合には、用紙の後端側がオートシートフィーダ内から完全に排出された状態で、用紙に対して印刷が実行されることとなる。このような場合には、印刷が実行される用紙は、前端から後端までフラットな用紙搬送路に配置された状態で、用紙に対して物理的な負荷が無い状態で想定した紙送りピッチ通りに用紙を送り出しながら印刷が実行されることとなる。
このように、印刷時の用紙の形状が用紙長さに応じて異なってしまうと、同じプリンタを用いても用紙の形状に応じて紙送りピッチが異なってしまうという問題が生じる。また、同じ1枚の用紙であっても、用紙の前端側への印刷は用紙の後端側がオートシードフィーダ内にある状態で実行され、用紙の後端側への印刷は用紙がオートシートフィーダ内から完全に排出された状態で実行されて、同一の用紙内で紙送りピッチがばらついてしまうという問題が生じる。この紙送りピッチのズレは、印刷ドットの用紙搬送方向ピッチのズレにつながり、最終的な印刷品質に大きなばらつきが出てしまうという問題がある。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、用紙長さに関わらず常に安定した印刷を実行可能なプリンタ及びプリンタの制御方法を提供することをその目的とする。
(1) 表面に用紙搬送路が設けられるプラテンと、
前記プラテンの後方側に設けられ、複数の用紙を収納可能な用紙収納筐体と、
前記用紙収納筐体に取り付けられ、前記用紙収納筐体に収納された前記用紙を前記用紙搬送路に給紙する給紙ローラと、
前記用紙収納筐体から送り出された前記用紙を前記プラテンに沿って搬送する搬送ローラと、
前記プラテンに対向配置され、前記用紙に文字又は画像を記録する印刷ヘッドと、
前記搬送ローラの前方に配置され、前記用紙搬送路内の前記用紙の位置を検出する第1用紙検出器と、
前記搬送ローラの後方に配置され、前記用紙搬送路内の前記用紙の位置を検出する第2用紙検出器と、
前記第1用紙検出器と前記第2用紙検出器の検出結果に応じて前記給紙ローラ及び前記搬送ローラを駆動制御することにより、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置あわせする制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給紙ローラ及び搬送ローラを駆動することにより、前記用紙の後端が前記用紙収納筐体から排出された後、前記用紙を前記用紙収納筐体の下方に設けられた用紙逆送路に引き込みつつ、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置合わせし、その後前記印刷ヘッドを介して印刷を実行することを特徴とするプリンタ。
(2) 前記用紙逆送路は、前記用紙搬送路と一直線に連通していることを特徴とする(1)に記載のプリンタ。
(3) 前記制御部は、前記第2用紙検出器が前記用紙の後端を検出するまで前記用紙を前記用紙を前記用紙搬送路に沿って順方向に搬送させ、その後前記用紙を逆方向に搬送させ、そして前記第1用紙検出器が前記用紙の先端を検出してから所定長さ前記用紙を前記用紙搬送路に沿って逆方向に搬送させることにより、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置あわせすることを特徴とする(1)または(2)に記載のプリンタ。
(4) 前記印刷ヘッドは、前記用紙に対してインクを吐出することにより、文字又は画像を記録することを特徴とする(1)〜(3)の何れか1項に記載のプリンタ。
(5) 用紙収納筐体から用紙を用紙搬送路に給紙する給紙ステップと、
前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する第1の搬送ステップと、
前記用紙搬送路内の第1の位置において前記用紙の後端を検出する用紙後端検出ステップと、
前記用紙後端検出ステップにおいて前記用紙の後端が検出された後、前記用紙収納筐体の下方に設けられた用紙逆送路に引き込みながら、前記用紙を逆転搬送する逆転搬送ステップと、
前記用紙搬送路内の第2の位置において前記用紙の先端を検出する用紙先端検出ステップと、
前記用紙先端検出ステップにおいて前記用紙の先端が検出された後、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置合わせする位置あわせステップと、
前記位置あわせされた用紙に印刷を行うステップと、を有することを特徴とするプリンタの制御方法。
(6) 前記用紙逆送路は、前記用紙搬送路と一直線に連通していることを特徴とする(5)記載のプリンタの制御方法。
(7) 前記位置あわせステップでは、前記用紙の先端が検出されてから所定量前記用紙を逆転搬送することを特徴とする(5)または(6)記載のプリンタの制御方法。
(8) 前記印刷ヘッドは、前記用紙に対してインクを吐出することにより、文字又は画像を記録することを特徴とする(5)〜(8)の何れか1項に記載のプリンタの制御方法。
本発明のプリンタ及びプリンタの制御方法によれば、常に用紙を用紙収納筐体から完全に排出してから印刷を行うように構成しているので、「用紙の後端が用紙収納筐体内に残ってしまい、用紙が大きくカールした状態のまま用紙に対する印刷が実行される」ような状況が発生しない。したがって、カールによる負荷がかかっていない常に安定した条件で用紙に対して印刷を実行することが可能となる。言い換えれば、本発明のプリンタは、常に一定の条件で用紙に対して印刷を行うことが可能であるため、用紙の紙送りピッチに影響を及ぼしてしまうことがなく、常に安定した印刷を実行することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るインクジェットプリンタの実施形態について説明する。
本実施形態のインクジェットプリンタは、プリンタ本体部と、プリンタ本体部にそれぞれ着脱可能に取り付けられるASF(オートシートフィーダ)とを備えて構成される。以下、インクジェットプリンタの各部材について説明を行っていく。
(プリンタ本体部の外観構造)
図1は、本実施形態のインクジェットプリンタのプリンタ本体部1を正面側から見た斜視図であり、図2は、プリンタ本体部1を背面側から見た斜視図である。
本実施形態のプリンタ本体部1は、全体的な外観構造として、基部2の一端部に片持ち部4を介して画像記録部3が片持ち支持された構成となっている。基部2と画像記録部3との間には、背面側から正面側に向かって用紙を搬送する用紙搬送路5が画成されている。
この用紙搬送路5は、正面側開口5aと、背面側開口5bと、側面側開口5cと連通している。用紙搬送路5内に挿入された用紙は、背面側開口5b側から正面側開口5a側に向かう方向(以下、「用紙搬送方向」と呼ぶ)に搬送される。本実施形態のプリンタ本体部1において、用紙は、正面側開口5a、背面側開口5b、および側面側開口5cの一つの開口から用紙搬送路5内に挿入可能に構成されている。
片持ち部4の背面側には、レリーズレバー15が取り付けられている。このレリーズレバー15は、下方に押し下げ可能に取り付けられており、レリーズレバー15の操作に応じて、用紙搬送路5を画成する後述のプラテン21(図3参照)をプラテン21に取り付けられた各種部材とともに上下動させて、用紙搬送路5内部に用紙を手差し挿入可能に構成されている。
片持ち部4の下方には、外部電源に接続されプリンタ駆動用の電力を供給するケーブルが取り付けられる電源ケーブル取付端子16と、ホストコンピュータとデータの送受信を行うUSBケーブル等が取り付けられるデータ送受信用端子17と、後述するASF(オートシートフィーダ)60に電力を供給する電力供給用ケーブルが取り付けられるASF駆動用ケーブル取付端子18とがそれぞれ設けられている。
また、図2に示すように、画像記録部3の背面側には、後述するASF60を取り付けるためのスリット19a,19aが形成されている。
(プリンタ本体部の内部構造)
図3は、プリンタ本体部1の内部構造の要部を示す断面図である。
背面側開口5bから正面側開口5aに至る用紙搬送路5の下面は、プラテン21が配置されている。プラテン21は、基部2の上面を構成する板状部材である。プラテン21と対向する用紙搬送路5の上面側には、上流側(背面側開口5b側)から順に用紙ガイド22、メイン用紙搬送ローラ23、キャリッジ25、オートカッタ29、およびTOFレバー33が配置されている。また、プラテン21の下方には、制御基板35が配置されている。以下、プラテン21を中心として各部材について説明していく。
用紙ガイド22は、用紙搬送路5の搬送路上流側でプラテン21と対向して配置されている。用紙ガイド22の用紙搬送路5側表面は、背面側開口5bから給紙される用紙が用紙搬送路5内に円滑に挿入されるような凸曲面形状とされている。背面側開口5bから挿入された用紙は、プラテン21と用紙ガイド22との間を搬送され、メイン用紙搬送ローラ23に送られる。
メイン用紙搬送ローラ23は、紙送りモータ130(図6参照)を介して正転/逆転可能に構成されている。用紙は、このメイン用紙搬送ローラ23と対向配置された押付ローラ24との間にニップされるように構成されており、メイン用紙搬送ローラ23の回転に応じて用紙搬送方向(順方向)または用紙搬送方向の逆方向に用紙を搬送可能に構成されている。
メイン用紙搬送ローラ23の上流側のプラテン21上には、BOFレバー27が配置されている。BOFレバー27は、用紙後端検出器の一部を構成するものであり、用紙がその上面に搬送されることによって、下方に押し下げられるように構成されている。このBOFレバー27の押し下げは、例えばBOFレバー27と一体に形成されたリンク機構および光センサ等から構成されるBOFセンサ27a(図6参照)によって検知される。
メイン用紙搬送ローラ23の下流側には、キャリッジ25がプラテン21の上方に配置されている。キャリッジ25は、用紙搬送方向に垂直な方向、すなわち用紙幅方向に沿って長手方向が配置されたガイド軸26およびガイドプレート28によって保持されている。キャリッジ25は、このガイド軸26およびガイドプレート28に沿って用紙幅方向に摺動可能である。
このキャリッジ25には、用紙にインク滴を吐出する複数の開口を有する印刷ヘッド25aがプラテン21側に向けて配置されている。この印刷ヘッド25aは、キャリッジ25とともに摺動しながら、複数の開口からインク滴を吐出することにより、プラテン21上に配置された用紙上への画像記録を行う。
キャリッジ25の下流側には、オートカッタ29が配置されている。オートカッタ29は、画像記録部3側に摺動可能に固定されたカッタガイド部材29aと、カッタガイド部材29aとガイドプレート28間に配置され、カッタガイド部材29aに回転軸30を介して回転可能に軸支された円盤形状の回転カッタ刃31とから構成されている。回転カッタ刃31は、プラテン21上に配置された固定カッタ刃32と対向して配置されている。オートカッタ29は、回転カッタ刃31が固定カッタ刃32上に押し付けられながら、カッタガイド部材29aとともに用紙幅方向に移動することにより、固定カッタ刃32上に挿入されたロール紙等の切断を行う。
オートカッタ29の下流側であって正面側開口5a近傍には、サブ用紙搬送ローラ34が配置されている。サブ用紙搬送ローラ34は、その回転軸34aがプラテン21に回転可能に軸支されている。サブ用紙搬送ローラ34は、図示せぬ板状のサブ用紙搬送ローラガイドと対向しており、サブ用紙搬送ローラガイドとの間に用紙をニップしながら、用紙を用紙搬送方向または用紙搬送方向とは逆方向に搬送する。用紙は、サブ用紙搬送ローラ34によって用紙搬送方向に搬送されて、正面側開口5aより排出される。
また、サブ用紙搬送ローラ34近傍には、TOFレバー33が用紙搬送路5の上面側に配置されている。このTOFレバー33は、用紙先端検出器の一部を構成するものであり、用紙がTOFレバー33の下面に接触することによって、上方に押し上げられるように構成されている。このTOFレバー33の押し上げは、例えばTOFレバー33と一体に形成されたリンク機構および光センサ等から構成されるTOFセンサ33a(図6参照)によって検知される。
また、プラテン21の下方に配置された制御基板35は、プリンタ本体部1の各部材の動作を統括管理する制御チップや、外部からデータ送受信用端子17を介して受け取った印刷指示や印刷データを一時的に保存するメモリチップ等から構成されている。TOFセンサ、BOFセンサによって検知された信号も、この制御基板35に送られ、用紙の位置や、ASF60の有無等を判断する。なお、制御基板35の具体的構成については、後ほど詳述する。
(ASF(オートシートフィーダ))
図4は、プリンタ本体部1に取り付けられるASF60を示す斜視図であり、また図5は、ASF60がプリンタ本体部1に取り付けられた状態を示す図である。
本実施形態のプリンタ本体部1には、アタッチメントとしてASF60が着脱自在に取り付けられる。以下に、ASF60およびその取り付けについて説明を行う。
ASF60は、所定のサイズを有する複数の単票紙を収納し、単票紙を一枚ずつプリンタ本体部1に送り込むための給紙装置である。ASF60は、主に下部ケース61と上面カバー70とから構成されている。以下に、各部材について説明を行う。
下部ケース61は、互いに対向配置された正面カバー62と背面カバー65とが、側面カバー63,64を介して一体に成形され、底面側に設けられた底面カバー66が側面カバー63,64および背面カバー65と一体に成形された樹脂製の箱形部材である。下部ケース61の上面側であって、正面カバー62と側面カバー63,64と背面カバー65との間には、開口60aが設けられており、この開口60aから上面カバー70が挿入され、開口60aの一部を塞ぐように下部ケース61に嵌合されている。ここで、開口60aの塞がれていない部分は、複数の単票紙Sが斜めに差し入れられる単票紙挿入口として構成されている。
背面カバー65の上端には、背面カバー65の上方に位置する部分の単票紙Sを支持する平板形状の用紙ガイド68が取り付けられている。同じく、背面カバー65の上端には、開口60aから挿入される単票紙Sの最大幅を制限する用紙サイズ規定ガイド69が設けられている。この用紙サイズ規定ガイド69は、背面カバー65の上端に沿って摺動可能に構成されており、用紙サイズ規定ガイド69の位置を適宜変化させることにより、単票紙Sの幅サイズを制限する。また、用紙サイズ規定ガイド69と側面カバー63との間の幅を挿入すべき単票紙Sの幅とほぼ同一に設定することにより、単票紙Sは、側面カバー63と用紙サイズ規定ガイド69によりガイドされて、幅方向に傾くことなく、単票紙Sを挿入することが可能になる。
また、下部ケース61の底面側であって、正面カバー62と側面カバー63,64と底面カバー66との間には、開口60bが設けられている。この開口60bは、単票紙挿入口としての開口60aから挿入された単票紙Sが排出される単票紙排出口を構成している。
また、図4に示すように、側面カバー63,64の正面側端部には、L字形状の係合突起67,67が設けられている。係合突起67,67は、図2に示すように、プリンタ本体部1に設けられたスリット19a,19aに対応して設けられており、スリット19a,19aと係合突起67,67が係合することにより、ASF60がプリンタ本体部1に取り付けられる。なお本実施形態では、ASF60がプリンタ本体部1に取り付けられた状態で、底面カバー66の下端は、プラテン21の上面よりも高い位置に設けられる。
図5に示すように、複数の単票紙Sは、互いに積層された状態で、背面カバー65の内面に沿ってASF60内に挿入されている。これらの単票紙Sの下端は、回動可能に取り付けられた可動パッド79に当接しており、可動パッド79に当接した状態で固定される。この可動パッド79は、給紙時には、単票紙Sの先端がこの可動パッド79を押圧することにより傾動し、単票紙Sの分離性を高め一枚ずつ単票紙Sを排出しやすくするように構成されている。
また、上面カバー70の内側(背面カバー65側)には、上面カバー70と一体に成形された取付リブ71が立設している。この取付リブ71には、単票紙Sをプリンタ本体部1に給紙する給紙ローラユニット72が取り付けられている。
給紙ローラユニット72は、ASF駆動用ケーブル取付端子18に接続されたASFモータ140(図6参照)により駆動制御される駆動軸73aを有する第1ギア73と、第1ギア73と噛合する第2ギア74と、第2ギア74と噛合する第3ギア75と、第3ギア75と噛合する第4ギア76と、第4ギア76と噛合する第5ギア77と、第5ギア77と噛合する第6ギア78aを有する給紙ローラ78と、を備えている。
給紙ローラユニット72は、第1ギア73の駆動軸73aを正転または逆転駆動すると、単票紙Sに近づく方向または単票紙Sから離れる方向に回動し、単票紙S上に給紙ローラ78が当接して単票紙Sを押し付けた状態、または単票紙Sから給紙ローラ78が離間した状態に保持される。給紙ローラ78が単票紙Sの一枚に押し付けられた状態で駆動軸73aが回転させられると、駆動軸73aの回転力は第1ギア73から第2〜第5ギア74〜77を介して第6ギア78aに伝達され、第6ギア78aに同軸に設けられた給紙ローラ78が回転する。
単票紙Sをプリンタ本体部1に給紙する場合には、給紙ローラユニット72の駆動軸73aを回転駆動することにより、給紙ローラユニット72を単票紙S側に回動させて、給紙ローラ78を単票紙Sの表面に当接させる。そして、さらに駆動軸73aを回動させることにより、給紙ローラ78を用紙の送り出し方向(図5においては時計回りの方向)に回転させて、積層された複数の単票紙Sの最も上方に位置する単票紙Sを開口60bから一定の速度で送りだし、プリンタ本体部1の背面側開口5bを介して、用紙搬送路5内に給紙する。プリンタ本体部1は、給紙された単票紙Sに画像を記録し、正面側開口5aから排出する。そして、次ページ印刷の必要があれば、さらにASF60から単票紙Sを用紙搬送路5内に送り出し、画像の記録を行う。
また、底面カバー66の下方の空間は、プリンタ本体部1の用紙搬送路5の延長線上に位置しており、用紙搬送路5と一直線に連通している。この空間は、単票紙Sを印刷ヘッド25aに対して位置決めする場合の逆転搬送路80として機能する。詳細に説明すると、本実施形態では、プリンタ本体部1は、単票紙SがASF60の開口60bから完全に排出され、プリンタ本体部1内で単票紙Sの後端が検出されるまで、単票紙Sを用紙搬送方向に送り出した後に、単票紙Sを逆転搬送路80に向かって逆転搬送しながら、印刷ヘッド25aに対して、単票紙Sを位置決めするように構成されている。具体的な搬送シーケンスについては、後述する。
(インクジェットプリンタの制御回路)
図6は、プリンタ本体部1を制御する制御基板35を中心とした各制御機構部分を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施形態のプリンタ本体部1は、制御基板35として、紙送りモータ130、TOFセンサ33a、BOFセンサ27a、ASF駆動用ケーブル取り付け端子18、データ送受信用端子17、操作部110、および表示部120が設けられて構成されている。以下、各種構成部材に関して説明を行っていく。
制御基板35は、プリンタ本体部1の各制御機構部分を統括的に制御する制御部または制御手段である。この制御基板35は、用紙搬送制御部101と、印刷制御部102と、ASF制御部103と、コマンド解析部104と、主制御部105と、受信バッファ106と、通信制御部107と、ステータス送信部108とがバス100を介して互いに通信可能に接続されている。この制御基板35は、図示せぬROMから読み出されたファームウェアを起動することにより制御され、ホストコンピュータ200からの各種コマンドに応じて、各種動作を実行する。
用紙搬送制御部101は、ホストコンピュータ200から送信されるコマンドに応じて、紙送りモータ130を駆動制御するための制御信号を生成する。紙送りモータ130は、この制御信号に応じて駆動され、メイン用紙搬送ローラ23及びサブ用紙搬送ローラ34を回転駆動して、用紙搬送路5における単票紙Sの搬送を行う。
印刷制御部102は、印刷ヘッド25aを介した印刷を制御する制御部である。具体的に、印刷制御部102は、外部から送られた印刷指示および画像データに基づき、キャリッジ25に設けられた印刷ヘッド25aからのインクの吐出制御、キャリッジ25自身の摺動動作制御等を行う。
ASF制御部103は、プリンタ本体部1に取り付けられるASF60の給紙動作を制御する制御部である。具体的には、ASF制御部103は、外部に設置されたホストコンピュータ200から送られてくるコマンド等に応じてASF60内に設けられたASFモータ140を駆動し、ASFモータ140に接続された給紙ローラ78を回転駆動することにより、用紙搬送路5内に単票紙Sを供給する。
コマンド解析部104は、外部に設置されたホストコンピュータ200から送られてくる各種制御コマンドの内容を解析する解析部である。コマンド解析部104による解析結果は、解析結果に応じて用紙搬送制御部101、印刷制御部102、ASF制御部103等の各種制御部に送られる。これにより、各制御部は、受け取った制御コマンドに応じた制御を行う。
主制御部105は、制御基板35に設けられた用紙搬送制御部101、印刷制御部部102、ASF制御部103,コマンド解析部104、受信バッファ106、通信制御部107、ステータス送信部108間の信号の受け渡しや統括制御等を行う。
受信バッファ106は、ホストコンピュータ200から送られてくる各種コマンドや印刷すべき画像データ等が一時的に保存されるデータ保存領域である。
通信制御部107は、データ送受信用端子17を介して、ホストコンピュータ200との通信を行うための制御部である。ホストコンピュータ200から送られてくる各種コマンドやデータは、この通信制御部107を介して、受信バッファ106に一時保存され、各種制御部および解析部によって利用される。
ステータス送信部108は、プリンタ本体部1の状態を示すステータス信号を生成し、通信制御部107,データ送受信用端子17を介して、ホストコンピュータ200にステータス信号を送信する。ホストコンピュータ200は、このステータス信号を受信することにより、プリンタ本体部1の状態を把握することができる。また、ステータス送信部108により生成したステータス信号を基に、表示部120を介して表示を行ったり、ステータス情報を用紙出力したりするように構成してもよい。
TOFセンサ33a、BOFセンサ27aの各センサは、それぞれの検出位置における用紙の有無をそれぞれ検出し、検出信号を制御基板35に出力する。本実施形態では、TOFセンサ33a及びBOFセンサ27aが第1及び第2用紙検出器を構成している。TOFセンサ33a、BOFセンサ27aの各センサによって検出された検出信号は、バス100を介して、主制御部105に送られる。主制御部105は、この検出信号に応じて、用紙搬送制御部101、印刷制御部102、ASF制御部103等の制御を行う。
(インクジェットプリンタの動作制御)
図7は、ASF60がプリンタ本体部1に取り付けられた状態におけるインクジェットプリンタの動作シーケンスを示すフローチャートであり、図8〜図14は、図8に示すフローチャートに基づく単票紙Sの動きを示す模式図である。
以下の説明では、図8〜図14の模式図を例示しながら、図7のフローチャートを中心に単票紙Sの搬送制御について説明する。
まず、ホストコンピュータ200から、印刷開始コマンドを受信すると、ASF制御部103は、ASFモータ140に駆動信号を出力し、ASFモータ140を正回転させる(ステップS1)。ASFモータ140が正回転すると、給紙ローラユニット72が回動して給紙ローラ78が積層された単票紙Sの最上層の一枚に押し付けられるとともに、給紙ローラ78が回転して、図8に示すように、単票紙Sが開口60bからプリンタ本体部1の用紙搬送路5に向かって送り出される。
一方、この状態では、紙送りモータ130は、単票紙Sがプリンタ本体部1内に送り込まれるまで、始動せず待機している(ステップS11,12)。
その後、単票紙Sが用紙搬送路5内に送り出されて、プラテン21の表面に沿って搬送されていくと、単票紙SはBOFレバー27に当接し、このBOFレバー27を下方に押し下げる(図9参照)。BOFレバー27が下方に押し下げられると、BOFセンサ27aは、BOF−ON信号を制御基板35に出力する。ASF制御部103は、BOF−ON信号を受信すると、受信時からの時間計測を開始し、受信時から所定時間が経過したかどうかを判断する(ステップS3)。この所定時間は、BOFセンサ27を通過した単票紙Sがメイン用紙搬送ローラ23と押付ローラ24との間にニップされて、確実にメイン用紙搬送ローラ23の駆動力により用紙が搬送可能となるまでの時間に応じて決定される。
そして、ASF制御部103は、BOF−ON信号受信から所定時間が経過すると、ASFモータ140に駆動信号を出力し、ASFモータ140を逆回転させる(ステップS4)。ASFモータ140が逆回転すると、給紙ローラ78が単票紙Sから離れる方向に給紙ローラユニット72が回動して、単票紙Sが給紙ローラ78からフリーとなる(図10参照)。そして、所定時間後、ASF制御部103は、ASFモータ140の回転を停止させ、給紙ローラユニット72が所定の退避位置に保持される(ステップS5)。
一方、用紙搬送制御部101は、BOF−ON信号を受信すると、紙送りモータ130に駆動信号を出力し、紙送りモータ130を正回転させる(ステップS13)。紙送りモータが正回転すると、メイン用紙搬送ローラ23とサブ用紙搬送ローラ34が正回転されて、単票紙Sを正面側開口5a側に搬送する。
そして、単票紙Sが正面側開口5a側に搬送されていくと、単票紙SがTOFレバー33に当接し、このTOFレバー33を上方に押し上げる。TOFレバー33が上方に押し上げられると、TOFセンサ33aは、TOF−ON信号を制御基板35に出力する。その後、さらに単票紙Sが正面側開口5a側に搬送されていくと、単票紙Sの後端がBOFレバー27から離れ、BOFレバー27が上方に移動し、BOFセンサ27aは、BOF−OFF信号を制御基板35に出力する。
用紙搬送制御部101は、ステップS14にてBOFセンサ27aからBOF−OFF信号を受信すると、ステップS15にて紙送りモータ130を逆回転させる(ステップS15)。紙送りモータが逆回転すると、メイン用紙搬送ローラ23とサブ用紙搬送ローラ34が逆回転されて、単票紙Sを背面側開口5b側に逆転搬送する(図11参照)。なお、単票紙Sが背面側開口5bに向かって逆転搬送されると、再度BOFレバー27は押し下げられ、BOFセンサ27aはBOF−ON信号を制御基板35に出力する。
また、この逆転搬送時には、単票紙Sは、図11に示すように、プリンタ本体部1の背面側開口5bから張り出した後、ASF60の下方に確保された空間である逆転搬送路80に真っ直ぐに送り込まれる。すなわち、本実施形態では、単票紙Sは、ASF60から送り出された後には、再度ASF60内に単票紙Sが侵入しないように紙送り制御されている。
その後、単票紙Sがさらに逆転搬送されると、単票紙Sの先端がTOFレバー33から離れて、押し上げられていたTOFレバー33が元の状態に戻る。TOFレバー33が元の状態に戻ると、TOFセンサ33aはTOF−OFF信号を制御基板35に出力する。
そして、用紙搬送制御部101は、ステップS16にてTOF−OFF信号が出力されたことを確認すると、紙送りモータ130の回転量のカウントを開始して、所定回転数分さらに単票紙Sを逆転搬送させる(ステップS17)。このステップS17の逆転搬送は、単票紙Sを印刷ヘッド25aに対して位置決め(頭出し)するためのものであり、予め定められた位置または単票紙Sの印刷開始位置に応じて、所定回転数分紙送りモータ130を回転させて、単票紙Sの位置決めを行う。
そして、図13に示すように、単票紙Sが印刷ヘッド25aに対して位置決めされると、印刷制御部102は、キャリッジ25及び印刷ヘッド25aを駆動して単票紙Sへの印刷を開始する。このとき紙送りモータ130は、印刷データに応じて、単票紙Sを所定ピッチずつ正面側開口5a側に用紙を送り出すことにより、単票紙Sの長手方向にわたって単票紙Sに画像を記録していく(ステップS18)。
そして、印刷ヘッド25aによる画像記録が終了すると、紙送りモータ130は、メイン用紙搬送ローラ23及びサブ用紙搬送ローラ34を回転駆動して、単票紙Sを正面側開口5aから排出し、印刷動作を終了する。
本実施形態における単票紙Sへの印刷制御は以上で終了する。
以上、説明したように、本実施形態のインクジェットプリンタは、表面に用紙搬送路5が設けられるプラテン21と、プラテン21の後方側に設けられ、複数の単票紙Sを収納可能な用紙収納筐体であるASF60と、ASF60に取り付けられそしてASF60に収納された単票紙Sを用紙搬送路5に給紙する給紙ローラ78と、ASF60から送り出された単票紙Sをプラテン21に沿って搬送するメイン用紙搬送ローラ23と、プラテン21に対向配置され、単票紙Sに文字又は画像を記録する印刷ヘッド25aと、を備えている。そして、用紙搬送路5には、メイン用紙搬送ローラ23の前方に配置され、用紙搬送路5内の単票紙Sの位置を検出するTOFレバー33及びTOFセンサ33aと、メイン用紙搬送ローラ23の後方に配置され、用紙搬送路5内の前記用紙の位置を検出するBOFレバー27及びBOFセンサ27aと、BOFセンサ27a及びTOFセンサ33aの検出結果に応じて給紙ローラ78及びメイン用紙搬送ローラ23を駆動制御することにより、単票紙Sを印刷ヘッド25aに対して位置合わせする制御部として用紙搬送制御部101及びASF制御部103を、を備えている。そして、用紙搬送制御部101及びASF制御部103は、給紙ローラ78及びメイン用紙搬送ローラ23を駆動することにより、単票紙Sの後端がASF60から排出された後、単票紙SをASF60の下方に設けられた逆転搬送路80に引き込みつつ、単票紙Sを印刷ヘッド25aに対して位置合わせした後に、印刷ヘッド25aを介して印刷を実行する。
したがって、本実施形態のインクジェットプリンタによれば、常に単票紙SをASF60から完全に排出してから印刷を行うように構成しているので、「単票紙Sの後端がASF60内に残ってしまい、ASF60とプリンタ本体部1との位置関係によっては、単票紙Sが大きくカールした状態のまま単票紙Sに対する印刷が実行される」ような状況が発生しない。よって、本実施形態によれば、カールによる負荷がかかっていない常に安定した条件で単票紙Sに対して印刷を実行することが可能となる。言い換えれば、常に一定の条件で用紙に対して印刷を行うことが可能であるため、単票紙Sの紙送りピッチに影響を及ぼしてしまうことがなく、常に安定した印刷を実行することが可能である。
また、逆転搬送路80は、用紙搬送路5と一直線に連通しているため、逆転搬送路80への引き込みにより単票紙Sの搬送に悪影響が及ぶ可能性がない。したがって、どのような単票紙を用いた場合であっても、常に一定の条件で、安定した印刷を実行することが可能となる。
なお、本実施形態では、インクジェットプリンタを例に挙げて説明を行ったが、これに限られず、印刷ヘッド25aの代わりの他の方式の印刷ヘッドを用いても構わない。本実施形態の構成によれば、単票紙Sの紙送りピッチが安定化するため、どのような印刷ヘッドを用いた場合でも同様の効果があげられる。
本発明にかかるインクジェットプリンタのプリンタ本体部を正面側から見た斜視図である。 本発明にかかるインクジェットプリンタのプリンタ本体部を背面側から見た斜視図である。 プリンタ本体部1の内部構造の要部を示す断面図である。 プリンタ本体部に取り付けられるASFを示す斜視図である。 ASFがプリンタ本体部に取り付けられた状態を示す図である。 プリンタ本体部を制御する制御基板を中心とした各制御機構部分を示すブロック図である。 ASFがプリンタ本体部に取り付けられた状態におけるインクジェットプリンタの動作シーケンスを示すフローチャートである。 単票紙の動きを示す模式図である。 単票紙の動きを示す模式図である。 単票紙の動きを示す模式図である。 単票紙の動きを示す模式図である。 単票紙の動きを示す模式図である。 単票紙の動きを示す模式図である。 単票紙の動きを示す模式図である。
符号の説明
1・・プリンタ本体部 2・・基部 3・・画像記録部 4・・片持ち部 5・・用紙搬送路 5a・・正面側開口 5b・・背面側開口 5c・・側面側開口 21・・プラテン 22・・用紙ガイド 23・・メイン用紙搬送ローラ 24・・押付ローラ 25・・キャリッジ 26・・ガイド軸 27・・BOFレバー 27a・・BOFセンサ 28・・ガイドプレート 29・・オートカッタ 31・・回転カッタ刃 32・・固定カッタ刃 33・・TOFレバー 33a・・TOFセンサ 34・・サブ用紙搬送ローラ 60・・ASF 61・・下部ケース 70・・上面カバー 72・・給紙ローラユニット 78・・給紙ローラ 101・・用紙搬送制御部 102・・印刷制御部 103・・ASF制御部 104・・コマンド解析部 105・・主制御部 106・・受信バッファ 107・・通信制御部 108・・ステータス送信部 110・・操作部 120・・表示部 200・・ホストコンピュータ

Claims (8)

  1. 表面に用紙搬送路が設けられるプラテンと、
    前記プラテンの後方側に設けられ、複数の用紙を収納可能な用紙収納筐体と、
    前記用紙収納筐体に取り付けられ、前記用紙収納筐体に収納された前記用紙を前記用紙搬送路に給紙する給紙ローラと、
    前記用紙収納筐体から送り出された前記用紙を前記プラテンに沿って搬送する搬送ローラと、
    前記プラテンに対向配置され、前記用紙に文字又は画像を記録する印刷ヘッドと、
    前記搬送ローラの前方に配置され、前記用紙搬送路内の前記用紙の位置を検出する第1用紙検出器と、
    前記搬送ローラの後方に配置され、前記用紙搬送路内の前記用紙の位置を検出する第2用紙検出器と、
    前記第1用紙検出器と前記第2用紙検出器の検出結果に応じて前記給紙ローラ及び前記搬送ローラを駆動制御することにより、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置あわせする制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記給紙ローラ及び搬送ローラを駆動することにより、前記用紙の後端が前記用紙収納筐体から排出された後、前記用紙を前記用紙収納筐体の下方に設けられた用紙逆送路に引き込みつつ、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置合わせし、その後前記印刷ヘッドを介して印刷を実行することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記用紙逆送路は、前記用紙搬送路と一直線に連通していることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記制御部は、前記第2用紙検出器が前記用紙の後端を検出するまで前記用紙を前記用紙を前記用紙搬送路に沿って順方向に搬送させ、その後前記用紙を逆方向に搬送させ、そして前記第1用紙検出器が前記用紙の先端を検出してから所定長さ前記用紙を前記用紙搬送路に沿って逆方向に搬送させることにより、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置あわせすることを特徴とする請求項1または2記載のプリンタ。
  4. 前記印刷ヘッドは、前記用紙に対してインクを吐出することにより、文字又は画像を記録することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のプリンタ。
  5. 用紙収納筐体から用紙を用紙搬送路に給紙する給紙ステップと、
    前記用紙を前記用紙搬送路に沿って搬送する第1の搬送ステップと、
    前記用紙搬送路内の第1の位置において前記用紙の後端を検出する用紙後端検出ステップと、
    前記用紙後端検出ステップにおいて前記用紙の後端が検出された後、前記用紙収納筐体の下方に設けられた用紙逆送路に引き込みながら、前記用紙を逆転搬送する逆転搬送ステップと、
    前記用紙搬送路内の第2の位置において前記用紙の先端を検出する用紙先端検出ステップと、
    前記用紙先端検出ステップにおいて前記用紙の先端が検出された後、前記用紙を前記印刷ヘッドに対して位置合わせする位置あわせステップと、
    前記位置あわせされた用紙に印刷を行うステップと、を有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  6. 前記用紙逆送路は、前記用紙搬送路と一直線に連通していることを特徴とする請求項5記載のプリンタの制御方法。
  7. 前記位置あわせステップでは、前記用紙の先端が検出されてから所定量前記用紙を逆転搬送することを特徴とする請求項5または6記載のプリンタの制御方法。
  8. 前記印刷ヘッドは、前記用紙に対してインクを吐出することにより、文字又は画像を記録することを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載のプリンタの制御方法。

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