JP2023093898A - 連絡先管理システムおよび連絡先管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器に係る窓口の連絡先を適切に管理し得る連絡先管理システムを提供する。【解決手段】機器に対する問い合せを行うための機器を識別可能な機器情報を入力する入力部と、入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器に係る複数の窓口を管理対象の機器の窓口情報に基づいて特定し、特定した複数の窓口の中から、問い合わせを受けることができる窓口を問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定する特定部と、特定部により特定された窓口の連絡先情報を出力する出力部とを設けるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、概して、機器に係る窓口の連絡先を管理するシステムに関する。
従来、圧縮機、インクジェットプリンタ(IJP)、ファクシミリ装置等、生産現場に設けられている機器において、警報、故障等が発生した場合、当該機器のユーザにより、当該機器に貼り付けられている窓口の連絡先が記されたシールが参照され、当該連絡先に問い合せが行われる。しかしながら、連絡先が変更されていた場合、ユーザは、問い合せができなくなってしまう。
この点、Webサーバ上で連絡先情報を管理させ、一のユーザ端末が、Webサーバに登録した連絡先情報を更新すると、Webサーバが、この更新を関連する他のユーザ端末に反映させることを可能とする技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003-223398号公報
特許文献1に記載の技術では、最新の連絡先を提供することはできるが、問い合せを受けることができない状況の窓口に問い合せが行われてしまうことがある。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、機器に係る窓口の連絡先を適切に管理し得る連絡先管理システム等を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、管理対象の機器の状況に係る状況情報と、前記管理対象の機器に係る複数の窓口を示す窓口情報と、前記複数の窓口の各々の連絡先を示す連絡先情報とを管理する連絡先管理システムであって、機器に対する問い合せを行うための前記機器を識別可能な機器情報を入力する入力部と、前記入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器に係る複数の窓口を前記管理対象の機器の窓口情報に基づいて特定し、特定した複数の窓口の中から、問い合わせを受けることができる窓口を前記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定する特定部と、前記特定部により特定された窓口の連絡先情報を出力する出力部と、を設けるようにした。
上記構成では、複数の窓口の中から、機器の状況に係る状況情報に基づいて特定された問い合せ可能な窓口の連絡先情報が出力されるので、例えば、問い合せを受けることができない窓口に問い合せが行われてしまう事態を回避することができる。
本発明によれば、利便性の高い連絡先管理システムを実現することができる。上記以外の課題、構成、および効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
第1の実施の形態による連絡先管理システムに係る構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態によるサーバ装置の一例を示す図である。 第1の実施の形態による機器の一例を示す図である。 第1の実施の形態による連絡先管理情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態による機器管理情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態による保守員管理情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態による問い合せ処理に係る情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態による画面の一例を示す図である。
(I)第1の実施の形態
以下、本発明の一実施の形態を詳述する。ただし、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。
近年、IoT(Internet of Things)に対応した機器が導入され、機器の状態を監視できるようになっている。そこで、本実施の形態の連絡先管理システムでは、管理対象の機器から機器の状態の情報を収集し、機器に係る窓口の連絡先を管理する。連絡先管理システムでは、機器に係る契約の状況、機器の稼働状態、機器に係る窓口の営業日時、機器の位置等から、最適な連絡先が出力される。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は、単数でも複数でも構わない。なお、以下の説明では、図面において同一要素については、同じ番号を付し、説明を適宜省略する。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」等の表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数または順序を限定するものではない。また、構成要素の識別のための番号は、文脈毎に用いられ、1つの文脈で用いた番号が、他の文脈で必ずしも同一の構成を示すとは限らない。また、ある番号で識別された構成要素が、他の番号で識別された構成要素の機能を兼ねることを妨げるものではない。
図1において、連絡先管理システム100に係る構成の一例を示す図である。
連絡先管理システム100では、クラウド110内に、1つ以上のサーバ装置111と1つ以上の記憶装置112とが設けられている。また、連絡先管理システム100では、工場等の生産現場に1つ以上の機器120が設けられている。
クラウド110では、サーバ装置111は、機器120に係る情報を記憶装置112に記憶し、必要に応じて記憶装置112から情報を読み出す。ここで、機器120に係る情報は、機器120の稼働状態を示す稼働情報、機器120において稼働情報をもとに検出された検出情報等である。稼働情報には、運転時間、負荷回数、メンテナンス時期の残時間、圧力、温度、電流値等の情報が含まれる。検出情報には、整備点検情報、警報情報、異常停止情報等が含まれる。整備点検情報は、フィルタの清掃、フィルタの交換、年次点検等を促すための情報である。警報情報は、噴出温度上昇、フィルタの目詰まり、周囲温度上昇等を警戒させるための情報である。異常停止情報は、噴出温度の異常、主回路の過負荷、コントローラのリトライ異常等により機器120が停止していることを知らせるための情報である。付言するならば、検出情報の生成は、サーバ装置111により行われてもよいし、機器120により行われてもよいし、サーバ装置111および機器120により行われてもよい。
例えば、サーバ装置111は、機器120の稼働情報から不具合が発生する前の予兆診断等を行うクラウド監視サービスを提供する。クラウド監視サービスによれば、クラウド110を利用した遠隔監視により、24時間365日リアルタイムに機器120の稼動状態を把握することができる。また、クラウド監視サービスでは、機器120の稼動状態を監視することにより、設備環境の問題を抽出し、電子メール等による警報を自動送信し、機器120のダウンタイムを短縮することができる。
また、サーバ装置111は、定期的にまたはユーザ端末150若しくは機器120からの問い合せ要求に応じて、機器120に係る情報に基づいて窓口を特定し、特定した窓口の連絡先の情報を機器120、ユーザ端末150等に出力する。なお、問い合せ要求は、機器120に対する問い合せを受ける窓口の連絡先を取得する要求である。
窓口としては、販売窓口、保守窓口、サービスステーション窓口、カスタマサクセスセンタ(CSC)窓口、夜間受付窓口等が設けられている。販売窓口は、機器120の販売を担う販売店、特約店等の組織体(会社、事業所、企業等)の窓口である。保守窓口は、機器120の整備、修理、保守、点検等の保守管理を担う特約店、保守会社等の組織体の窓口である。サービスステーション窓口は、機器120を生産した会社、当該会社の関連会社等の組織体の窓口であり、地域ごとに設けられ、周辺地域の生産現場に導入されている機器120の保守管理を担う組織体の窓口である。CSC窓口は、連絡先管理システム100(クラウド監視サービス)を提供する組織体の窓口である。当該組織体は、例えば、最適なタイミングでの保守管理をサポートし、複数台を使用する際の最適な機器120の運用、設備改善、省エネルギー化といった最適運用を行う。夜間受付窓口は、CSCまたはCSCの関係会社等の組織体の窓口であり、機器120に対する問い合せを夜間に受付可能な窓口である。
機器120は、連絡先の管理が必要な産業機器であり、IJP121、圧縮機122、クレーンシステム、ポンプ、クリーンエア装置等である。機器120は、セキュリティの高い携帯網130および専用線140を介して、クラウド110まで機器120に係る情報を送信する。
また、連絡先管理システム100では、ユーザ端末150は、ユーザによる操作に応じて、インターネット160およびファイアウォール170を介して、機器120に係る情報をクラウド110から取得して出力する(例えば、図8参照)。この際、ユーザは、機器120の状態を確認し、機器120に対して問い合せを行いたい場合は、ユーザ端末150を介して問い合せを指示する。ユーザ端末150は、機器120についての問い合せ要求をサーバ装置111に送信し、サーバ装置111から機器120に対する問い合せを受けることができる窓口の連絡先の情報を受信して表示する。なお、ユーザ端末150は、モバイル端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。
図2は、サーバ装置111の一例を示す図である。サーバ装置111は、プロセッサ210と、主記憶装置220と、補助記憶装置230と、入力装置240と、出力装置250と、通信装置260とを備える。
プロセッサ210は、演算処理を行う装置である。プロセッサ210は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、AI(Artificial Intelligence)チップ等である。
主記憶装置220は、プログラム、データ等を記憶する装置である。主記憶装置220は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等である。ROMは、SRAM(Static Random Access Memory)、NVRAM(Non Volatile RAM)、マスクROM(Mask Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)等である。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等である。
補助記憶装置230は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、SSD(Solid State Drive)、光学式記憶装置等である。光学式記憶装置は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等である。補助記憶装置230に格納されているプログラム、データ等は、主記憶装置220に随時読み込まれる。なお、記憶装置112は、補助記憶装置230として設けられてもよい。
入力装置240は、ユーザから情報を受け付けるユーザインターフェースである。入力装置240は、例えば、キーボード、マウス、カードリーダ、タッチパネル等である。
出力装置250は、各種の情報を出力(表示出力、音声出力、印字出力等)するユーザインターフェースである。出力装置250は、例えば、各種情報を可視化する表示装置、音声出力装置(スピーカ)、印字装置等である。表示装置は、LCD(Liquid Crystal Display)、グラフィックカード等である。
通信装置260は、通信媒体を介して他の装置と通信する通信インターフェースである。通信装置260は、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線通信モジュール、USB(Universal Serial Interface)モジュール、シリアル通信モジュール等である。通信装置260は、通信可能に接続する他の装置から情報を受信する入力装置として機能することもできる。また、通信装置260は、通信可能に接続する他の装置に情報を送信する出力装置として機能することもできる。
サーバ装置111の機能(記憶部221、入力部222、特定部223、出力部224、変更部225等)は、例えば、プロセッサ210が補助記憶装置230に格納されたプログラムを主記憶装置220に読み出して実行すること(ソフトウェア)により実現されてもよいし、専用の回路等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとが組み合わされて実現されてもよい。なお、サーバ装置111の1つの機能は、複数の機能に分けられていてもよいし、複数の機能は、1つの機能にまとめられていてもよい。また、サーバ装置111の機能の一部は、別の機能として設けられてもよいし、他の機能に含められていてもよい。また、サーバ装置111の機能の一部は、サーバ装置111と通信可能な他のサーバ装置111により実現されてもよい。
記憶部221は、連絡先管理情報(図4)、機器管理情報(図5)、保守員管理情報(図6)等の各種の情報を記憶する。入力部222は、機器120に対する問い合せを行うための当該機器120を識別可能な機器情報(機器120のID、画面を介した機器120の選択操作により指定された機器120の情報等)を入力する。特定部223は、入力部222により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器120に係る複数の窓口を連絡先管理情報に基づいて特定し、特定した複数の窓口の中から、問い合わせを受けることができる窓口を問い合せ対象の機器120の機器管理情報に基づいて特定する。出力部224は、特定部223により特定された窓口の連絡先の情報を出力する。変更部225は、連絡先管理システム100により管理されている連絡先管理情報および/または機器管理情報を変更する。
なお、サーバ装置111は、仮想マシン、コンテナ等であってもよい。
図3は、機器120の一例を示す図である。機器120は、制御装置310と、駆動ユニット320と、入出力装置330と、読取装置340とを備える。
制御装置310は、駆動ユニット320を制御する。制御装置310は、プロセッサ、主記憶装置、通信装置等を備えるコンピュータである。駆動ユニット320は、印字装置、空気圧縮装置等であり、工場の生産ラインにおいて所定の生産を担う。入出力装置330は、例えば、タッチパネルディスプレイである。入出力装置330は、機器120の設定に係る情報、機器120の問い合せに係る情報を受け付ける。入出力装置330は、機器120に係る情報、機器120に対する問い合せを受けることができる窓口の連絡先の情報等を表示する。読取装置340は、消耗品に付されているRFタグの情報を読み取る。なお、機器120には、入出力装置330と読取装置340との両方または何れか一方が設けられていなくてもよい。
図4は、連絡先管理情報の一例(連絡先管理テーブル400)を示す図である。連絡先管理情報は、連絡先の情報を管理するための情報である。連絡先管理情報は、例えば、記憶装置112に記憶されている。
連絡先管理テーブル400は、連絡先の情報に係る複数の項目の値を含むレコードを記憶する。より具体的には、連絡先管理テーブル400は、窓口ID401と、窓口名402と、連絡先403と、位置404と、営業日405と、営業時間406と、権限407との情報が対応付けられたレコードを記憶する。
窓口ID401の情報は、機器120に対する問い合せを受け付ける窓口を識別するための識別情報である。窓口名402の情報は、窓口ID401の情報により識別される窓口の名称を示す情報である。連絡先403の情報は、当該窓口の連絡先を示す情報であり、例えば、当該窓口の電話番号および/または当該窓口の電子メールアドレスである。位置404の情報は、当該窓口の位置を示す情報であり、例えば、緯度および経度の情報である。なお、位置404の情報は、当該窓口の住所を示す情報であってもよい。営業日405の情報は、当該窓口の営業日を示す情報である。営業時間406の情報は、当該窓口の営業時間を示す情報である。営業日405の情報および営業時間406の情報は、当該窓口の関係者により、カレンダー等が用いられて登録される。権限407の情報は、当該窓口の組織体に付与されている権限(例えば、後述の販売窓口ID502の情報、保守窓口ID503の情報等を変更する権限)を示す情報である。
図5は、機器管理情報の一例(機器管理テーブル500)を示す図である。機器管理情報は、機器120の情報を管理するための情報である。機器管理情報は、例えば、記憶装置112に記憶されている。
機器管理テーブル500は、機器120の情報に係る複数の項目の値を含むレコードを記憶する。より具体的には、機器管理テーブル500は、機器ID501と、販売窓口ID502と、保守窓口ID503と、契約ステータス504と、機器ステータス505と、難易度506と、緊急度507と、位置508との情報が対応付けられたレコードを記憶する。
機器ID501の情報は、機器120を識別するための識別情報である。販売窓口ID502の情報は、機器ID501の情報により識別される機器120に設定された販売窓口を識別するための識別情報である。保守窓口ID503の情報は、当該機器120に設定された保守窓口を識別するための識別情報である。ここで、機器120には、機器120の導入からアフターサービスにおける各種のサービスを担う複数の組織体(サービスルート)が取り決められている。サービスルートは、第1の販売店、第2の販売店、特約店、保守会社といったルートである。例えば、連絡先管理システム100のシステム担当者は、機器120に係る第1の契約(機器120の連絡先を表示する契約、機器120の連絡先を優先して表示する契約等)の内容に基づいて、機器120のサービスルートの中から、機器120の販売窓口および機器120の保守窓口を指定する。指定された販売窓口のIDは、販売窓口ID502に格納され、指定された保守窓口のIDは、保守窓口ID503に格納される。なお、第1の契約は、機器120ごとに行われてもよいし、生産現場ごとに行われてもよいし、窓口ごとに行われてもよいし、その他の単位で行われてもよい。
ここで、機器120の窓口情報(販売窓口ID502の情報および/または保守窓口ID503の情報)については変更可能である。例えば、サーバ装置111は、所定の機器120の窓口情報を他の窓口情報に変更する所定の窓口の組織体からの要求に基づいて、当該組織体に付与されている権限407の情報をもとに所定の機器120の窓口情報を変更する権限が当該組織体に付与されているか否かを判定する。サーバ装置111は、当該組織体に権限が付与されていると判定した場合、所定の機器120の窓口情報を他の窓口情報に変更する。
契約ステータス504の情報は、機器ID501の情報により識別される機器120に係る第2の契約(クラウド監視サービスの利用契約、機器120の連絡先を表示する契約等)の内容を示す情報である。なお、第2の契約は、機器120ごとに行われてもよいし、生産現場ごとに行われてもよいし、ユーザごとに行われてもよいし、その他の単位で行われてもよい。
機器ステータス505の情報は、当該機器120の状態を示す情報である。機器120の状態としては、正常、整備点検、警報、または異常停止を示す情報が設定される。難易度506の情報は、当該機器120に対する作業の難易度を示す情報である。難易度506には、予め指定された作業と難易度とが対応付けられた情報に基づいて難易度が設定される。例えば、フィルタの交換、オイルストレーナの清掃等の作業については、難易度「低」が設定され、部品修理、電気系統の故障対応等の作業については、難易度「高」が設定される。緊急度507の情報は、当該機器120に対する作業の緊急度を示す情報である。緊急度507には、予め指定された作業と緊急度とが対応付けられた情報に基づいて緊急度が設定される。例えば、整備点検の対応、警報の対応等の作業については、緊急度「低」が設定され、異常停止の対応等の作業については、緊急度「高」が設定される。位置508の情報は、当該機器120の位置を示す情報であり、例えば、緯度および経度の情報である。
図6は、保守員管理情報の一例(保守員管理テーブル600)を示す図である。保守員管理情報は、保守員の情報を管理するための情報である。保守員管理情報は、例えば、記憶装置112に記憶されている。
保守員管理テーブル600は、保守員の情報に係る複数の項目の値を含むレコードを記憶する。より具体的には、保守員管理テーブル600は、保守員ID601と、保守窓口ID602と、連絡先603と、位置604と、作業可否605との情報が対応付けられたレコードを記憶する。
保守員ID601の情報は、保守員を識別するための識別情報である。保守窓口ID602の情報は、保守員ID601の情報により識別される保守員が属する組織体の保守窓口を識別するための識別情報である。連絡先603の情報は、当該保守員の連絡先を示す情報である。位置604の情報は、当該保守員の位置を示す情報であり、例えば、緯度および経度の情報である。作業可否605の情報は、当該保守員が作業可能であるか否か(作業可否)を示す情報である。
図7は、問い合せ処理に係る情報の一例を示す図である。問い合せ処理は、ユーザ端末150または機器120から送信される、問い合せ対象の機器120(問い合せ機器)の機器情報(例えば、機器ID)を含む問い合せ要求をサーバ装置111が受信した場合に開始する。なお、出力候補の連絡先を順次に保持するための連絡先リスト等の変数は、問い合せ処理の開始時に初期化される。
S701では、サーバ装置111は、機器管理テーブル500を参照して問い合せ機器のレコード(問い合せ機器レコード)を取得し、問い合せ機器レコードの契約ステータス504の情報をもとに、所定の契約(例えば、クラウド監視サービスの利用契約)が締結されているか否かを判定する。サーバ装置111は、所定の契約が締結されていると判定した場合、S703に処理を移し、所定の契約が締結されていないと判定した場合、S702に処理を移す。
S702では、サーバ装置111は、問い合せ機器の連絡先がない旨の情報を出力する。例えば、サーバ装置111は、問い合せ要求を送信したユーザ端末150または機器120に問い合せ機器の連絡先がない旨の情報を送信する。問い合せ要求を送信したユーザ端末150または機器120は、問い合せ機器の連絡先がない旨の情報を表示する。
S703では、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの機器ステータス505の情報をもとに、問い合せ機器の状態が警報または異常停止であるか否かを判定する。サーバ装置111は、問い合せ機器の状態が警報または異常停止であると判定した場合、S704に処理を移し、問い合せ機器の状態が警報でも異常停止でもないと判定した場合、S708に処理を移す。
ここで、機器120の状態に応じて優先度が設けられていてもよい。例えば、正常に対応して優先度が最も低い「4」、整備点検に対応して優先度が2番目に低い「3」、警報に対応して優先度が整備点検より高い「2」、異常停止に対応して最も優先度が高い「1」が設けられている。この場合、S703の判定において、一の機器120に複数の状態が含まれているときは、最も優先度が高い状態について判定が行われる。例えば、機器120の状態に、整備点検と異常停止とが含まれる場合、S703の判定では、異常停止であると判定される。
S704では、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの難易度506の情報をもとに、問い合せ機器に対する作業の難易度が相対的に高いか否かを判定する。例えば、難易度に「高」または「低」が設定されている場合、難易度が「高」であるか否かが判定され、難易度に数値が設定される場合、難易度が閾値を超えるか否かが判定される。サーバ装置111は、問い合せ機器に対する作業の難易度が相対的に高いと判定した場合、S705に処理を移し、問い合せ機器に対する作業の難易度が相対的に高くないと判定した場合(難易度が相対的に低いと判定した場合)、S708に処理を移す。
S705では、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの緊急度507の情報をもとに、問い合せ機器に対する作業の緊急度が相対的に高いか否かを判定する。例えば、緊急度に「高」または「低」が設定されている場合、緊急度が「高」であるか否かが判定され、緊急度に数値が設定される場合、緊急度が閾値を超えるか否かが判定される。サーバ装置111は、問い合せ機器に対する作業の緊急度が相対的に高いと判定した場合、S706に処理を移し、問い合せ機器に対する作業の緊急度が相対的に高くないと判定した場合(緊急度が相対的に低いと判定した場合)、S708に処理を移す。
S706では、サーバ装置111は、保守窓口の連絡先を連絡先リストに追加する。例えば、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの保守窓口ID503の情報をもとに、連絡先管理テーブル400の窓口ID401の情報が一致するレコードを特定し、特定したレコードの窓口ID401および連絡先403の情報を連絡先リストに追加する。
S707では、サーバ装置111は、位置情報に基づいて保守員の連絡先を取得する。例えば、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの位置508の情報と、保守員管理テーブル600の各レコードの位置604の情報との距離を算出し、所定の距離内にある保守員管理テーブル600のレコードを特定する。そして、サーバ装置111は、特定したレコードのうち、問い合せ機器レコードの保守窓口ID503の情報と保守窓口ID602の情報とが一致し、作業可否605の情報が「作業可」であるレコードを特定し、当該レコードの保守員ID601および連絡先603の情報を取得する。
S708では、サーバ装置111は、販売窓口の連絡先を連絡先リストに追加する。例えば、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの販売窓口ID502の情報をもとに、連絡先管理テーブル400の窓口ID401の情報が一致するレコードを特定し、特定したレコードの窓口ID401および連絡先403の情報を連絡先リストに追加する。
S709では、サーバ装置111は、位置情報に基づいてサービスステーション窓口の連絡先を連絡先リストに追加する。例えば、サーバ装置111は、問い合せ機器レコードの位置508の情報と、連絡先管理テーブル400におけるサービスステーション窓口の各レコードの位置404の情報との距離を算出し、所定の距離内(例えば、最も近い距離)にある連絡先管理テーブル400のレコードを特定する。サーバ装置111は、特定したレコードの窓口ID401および連絡先403の情報を連絡先リストに追加する。
S710では、サーバ装置111は、CSC窓口の連絡先を連絡先リストに追加する。例えば、サーバ装置111は、連絡先管理テーブル400からCSC窓口のレコードを特定し、特定したレコードの窓口ID401および連絡先403の情報を連絡先リストに追加する。
なお、サーバ装置111は、販売窓口の連絡先の情報が連絡先リストに含まれていない場合、販売窓口の連絡先の情報を連絡先リストに追加し、保守窓口の連絡先の情報が連絡先リストに含まれていない場合、保守窓口の連絡先の情報を連絡先リストに追加してもよい。かかる処理によれば、ユーザが懇意にしている窓口が出力されない事態を低減することができる。
S711では、サーバ装置111は、連絡先リストから営業時間外の連絡先を排除する。例えば、サーバ装置111は、連絡先リストに格納されている窓口IDに対応する連絡先管理テーブル400の各レコードについて、現在の日時が営業日405および営業時間406の情報に含まれない窓口IDの情報を連絡先リストから排除する。
S712では、サーバ装置111は、優先順位の高い上位3つの連絡先を選択する。例えば、サーバ装置111は、連絡先リストに含まれている連絡先のうち、先頭から3つの連絡先を選択する。
S713では、サーバ装置111は、S712において連絡先を選択できたか否かを判定する。サーバ装置111は、連絡先を選択できたと判定した場合、S715に処理を移し、連絡先を選択できなかったと判定した場合、S714に処理を移す。
S714では、サーバ装置111は、夜間受付窓口の連絡先を選択する。例えば、サーバ装置111は、連絡先管理テーブル400から夜間受付窓口のレコードを特定し、特定したレコードの窓口ID401および連絡先403の情報を選択する。
S715では、サーバ装置111は、連絡先を出力する。例えば、サーバ装置111は、問い合せ要求を送信したユーザ端末150または機器120に問い合せ機器の連絡先の情報(S712またはS714で選択した連絡先の情報)を送信する。問い合せ要求を送信したユーザ端末150または機器120は、問い合せ機器の連絡先の情報を含む画面を表示する。
図8は、ユーザ端末150に表示される画面の一例(機器監視画面810および連絡先表示画面820)を示す図である。なお、機器120に表示される画面も同様であってよいので、図示および説明を省略する。
機器監視画面810は、機器120に係る情報を表示する。ユーザは、機器監視画面810により、24時間365日リアルタイムに機器120の稼動状態を把握することができる。ユーザは、機器120に対する問い合せを行う場合、連絡先を表示するための連絡先リンク811を押下する。連絡先リンク811が押下された場合、ユーザ端末150は、機器監視画面810において表示されている機器120の機器情報を含む問い合せ要求をサーバ装置111に送信する。
連絡先表示画面820は、当該機器120の連絡先の情報を含む画面の一例であり、当該機器120に対する問い合せを受けることができる窓口の連絡先の情報を表示する。連絡先表示画面820によれば、ユーザは、問い合せを受けることができる窓口に問い合せを行うことができる。
なお、本実施の形態は、上述の内容に限られない。例えば、サーバ装置111は、端末150にインストールされているクラウド監視サービスを利用するためのアプリケーションのヘルプ画面の窓口の連絡先の情報を、出力された連絡先の情報に更新する指示を端末150に送信してもよい。例えば、機器120が特定されていない場合は、ヘルプ画面のCSC窓口の連絡先の情報と夜間受付窓口の連絡先の情報とが時間に応じて切り替えられる。
(II)付記
上述の実施の形態には、例えば、以下のような内容が含まれる。
上述の実施の形態においては、本発明を連絡先管理システムに適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のシステム、装置、方法、プログラムに広く適用することができる。
また、上述の実施の形態の問い合せ処理において、S701、S702、S704、S705、S707、S709~S714の少なくとも1つの処理は、省略されてもよい。また、問い合せ処理において、処理の順序を適宜に変更してもよい。
また、上述の実施の形態においては、連絡先リンク811が押下された場合、ユーザ端末150は、機器監視画面810において表示されている機器120の機器情報を含む問い合せ要求をサーバ装置111に送信する場合について述べたが、本発明はこれに限らない。例えば、サーバ装置111は、定期的に、管理対象の機器120の機器情報を読み込み(機器管理テーブル500の機器ID501の情報を順次に入力し)、機器120ごとに最新の連絡先の特定し、最新の連絡先の情報を機器120、ユーザ端末150に出力するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において、プログラムの一部またはすべては、プログラムソースから、サーバ装置111にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、ネットワークで接続されたプログラム配布サーバまたはコンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えば非一時的な記録媒体)であってもよい。また、上述の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
また、上述の実施の形態において、各テーブルの構成は一例であり、1つのテーブルは、2以上のテーブルに分割されてもよいし、2以上のテーブルの全部または一部が1つのテーブルであってもよい。
また、上述の実施の形態において、説明の便宜上、連絡先管理システムに係る情報を、テーブルを用いて説明したが、データ構造はテーブルに限定されるものではない。連絡先管理システムに係る情報は、XML(Extensible Markup Language)、YAML(YAML Ain't a Markup Language)、ハッシュテーブル、木構造等、テーブル以外のデータ構造によって表現されてもよい。
また、上述の実施の形態において、図示および説明した画面は、一例であり、受け付ける情報が同じであるならば、どのようなデザインであってもよい。
また、上述の実施の形態において、図示および説明した画面は、一例であり、提示する情報が同じであるならば、どのようなデザインであってもよい。
また、上述の実施の形態において、情報の出力は、ディスプレイへの表示に限るものではない。情報の出力は、スピーカによる音声出力であってもよいし、ファイルへの出力であってもよいし、印刷装置による紙媒体等への印刷であってもよいし、プロジェクタによるスクリーン等への投影であってもよいし、その他の態様であってもよい。
また、上記の説明において、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
上述した実施の形態は、例えば、以下の特徴的な構成を有する。
(1)
管理対象の機器(例えば、機器120)の状況に係る状況情報(契約ステータス504、機器ステータス505、難易度506、緊急度507等の情報)と、上記管理対象の機器に係る複数の窓口を示す窓口情報(販売窓口ID502、保守窓口ID503等の情報)と、上記複数の窓口の各々の連絡先を示す連絡先情報(例えば、連絡先403の情報)とを管理する連絡先管理システム(例えば、連絡先管理システム100)であって、機器に対する問い合せを行うための上記機器を識別可能な機器情報(例えば、機器120のID)を入力する入力部(入力部222、回路、サーバ装置111、サーバ装置111と通信可能なコンピュータ)と、上記入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器に係る複数の窓口を上記管理対象の機器の窓口情報に基づいて特定し、特定した複数の窓口の中から、問い合わせを受けることができる窓口を上記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定する特定部(特定部223、回路、サーバ装置111、サーバ装置111と通信可能なコンピュータ)と、上記特定部により特定された窓口の連絡先情報を出力する出力部(出力部224、回路、サーバ装置111、サーバ装置111と通信可能なコンピュータ)と、を備える。
上記構成では、複数の窓口の中から、機器の状況に係る状況情報に基づいて特定された問い合せ可能な窓口の連絡先情報が出力されるので、例えば、問い合せを受けることができない窓口に問い合せが行われてしまう事態を回避することができる。
(2)
上記連絡先管理システムは、窓口への問い合せが可能な日時を示す日時情報(営業日405、営業時間406等の情報)を管理し、上記特定部は、上記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定した窓口の中から、上記日時情報と、上記入力部により入力された機器情報の問い合せが行われた日時の日時情報とに基づいて、問い合せを受けることができる日時の窓口を特定する(例えば、S711参照)。
上記構成によれば、例えば、営業時間外に問い合せが行われてしまう事態を回避することができる。
(3)
上記連絡先管理システムは、上記管理対象の機器に対する問い合せを受付可能なサポート窓口(例えば、夜間受付窓口)の連絡先を示す連絡先情報を管理し、上記特定部は、問い合せを受けることができる日時の窓口がないと判定した場合、上記サポート窓口を特定する(例えば、S713およびS714参照)。
上記構成によれば、例えば、窓口の営業時間外に問合せが行われた場合であっても、サポート窓口において問い合せを受けることができる。
(4)
上記連絡先管理システムは、上記連絡先管理システムにより管理されている日時情報を変更可能な変更部(変更部225、回路、サーバ装置111、サーバ装置111と通信可能なコンピュータ)を備える。
上記構成によれば、例えば、窓口の関係者は、窓口への問い合せが可能な日時が変わる場合に、当該窓口の日時情報を変更することができるので、ユーザは、適切な窓口に連絡することができる。
(5)
上記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、上記管理対象の機器に係る所定の契約(例えば、クラウド監視サービスの利用契約)の締結有無を示す契約情報(例えば、契約ステータス504の情報)が含まれ、上記特定部は、上記入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器について上記所定の契約が締結されているか否かを上記契約情報に基づいて判定し(例えば、S701参照)、上記出力部は、上記問い合せ対象の機器について上記所定の契約が締結されていないと上記特定部により判定された場合、問い合わせを受けることができる窓口がない旨を出力する(例えば、S702参照)。
上記構成によれば、例えば、所定の契約の締結有無に基づいて連絡先の出力が制御されるので、ユーザは、所定の契約を締結した場合に適切な連絡先に問い合せを行うことができるようになる。
(6)
上記連絡先管理システムは、窓口の組織体に付与されている権限を示す権限情報(例えば、権限407の情報)を管理し、上記連絡先管理システムにより管理されている窓口情報を変更可能な変更部(変更部225、回路、サーバ装置111、サーバ装置111と通信可能なコンピュータ)を備え、上記変更部は、所定の機器の窓口情報を他の窓口情報に変更する所定の窓口の組織体からの要求に基づいて、上記組織体に付与されている権限情報をもとに上記所定の機器の窓口情報を変更する権限が上記組織体に付与されているか否かを判定し、上記組織体に上記権限が付与されていると判定した場合、上記所定の機器の窓口情報を上記他の窓口情報に変更する。
上記構成では、窓口情報を変更する権限が組織体に付与されるので、例えば、組織体は、契約等により所定の機器の窓口の窓口情報を変更する権限を得ることで、当該機器の窓口を確保することができる。
(7)
上記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、上記管理対象の機器に対する作業に係るステータスを示すステータス情報(例えば、機器ステータス505の情報)が含まれ、上記管理対象の機器に係る複数の窓口には、機器の販売に係る販売窓口と機器の保守に係る保守窓口とが含まれ、上記特定部は、上記問い合せ対象の機器のステータス情報に基づいて、上記機器に対して所定の作業が必要でないと判定した場合(例えば、S703の判定結果がNOである場合)、上記機器に係る複数の窓口の中から販売窓口を特定する(例えば、S708参照)。
上記構成によれば、所定の作業の必要性に応じて連絡先情報が出力されるので、例えば、ユーザは、機器の修理といった所定の作業が必要でないメンテナンスが機器に求められている場合に、誤って保守窓口に連絡してしまう事態を低減することができる。
(8)
上記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、上記管理対象の機器のステータスにおける作業の難易度を示す難易度情報(例えば、難易度506の情報)が含まれ、上記特定部は、上記問い合せ対象の機器に対して上記所定の作業が必要であると判定した場合、上記難易度情報に基づいて上記機器に対する作業の難易度が相対的に低いと判定したときは(例えば、S704の判定結果がNOである場合)、上記機器に係る複数の窓口の中から販売窓口を特定する(例えば、S708参照)。
上記構成によれば、例えば、作業の難易度に応じて連絡先情報が出力されるので、作業の難易度が低い場合に、ユーザが保守窓口に連絡する事態を回避することができる。
(9)
上記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、上記管理対象の機器のステータスにおける作業の緊急度を示す緊急度情報(例えば、緊急度507の情報)が含まれ、上記特定部は、上記問い合せ対象の機器に対して上記所定の作業が必要であると判定した場合、上記緊急度情報に基づいて上記機器に対する作業の緊急度が相対的に低いと判定したときは(例えば、S705の判定結果がNOである場合)、上記機器に係る複数の窓口の中から販売窓口を特定する(例えば、S708参照)。
上記構成によれば、例えば、作業の緊急度に応じて連絡先情報が出力されるので、作業の緊急度が低い場合に、ユーザが保守窓口に連絡する事態を回避することができる。
(10)
上記連絡先管理システムは、上記管理対象の機器の位置の情報(例えば、位置508の情報)と、保守窓口の組織体に属する保守員の連絡先を示す連絡先情報(例えば、連絡先603の情報)と、上記保守員の位置の情報(例えば、位置604の情報)とを管理し、上記特定部は、上記問い合せ対象の機器に対して上記所定の作業が必要であると判定した場合、上記機器に係る複数の窓口の中から保守窓口を特定し(例えば、S706参照)、かつ、上記機器の位置の情報と上記保守員の位置の情報とに基づいて保守員を特定し(例えば、S707参照)、上記出力部は、上記保守窓口の連絡先情報と上記保守員の連絡先情報とを出力する。
上記構成によれば、例えば、機器に対して所定の作業が必要である場合に、保守窓口の連絡先情報と保守員の連絡先情報とが出力されるので、ユーザは、状況に応じて、保守窓口および/または保守員に連絡することができる。
(11)
上記連絡先管理システムは、上記連絡先管理システムを提供する組織体の顧客窓口(例えば、CSC窓口)の連絡先を示す連絡先情報を管理し、上記出力部は、上記顧客窓口の連絡先情報を出力する。
上記構成によれば、例えば、顧客窓口の連絡先情報が出力されるので、ユーザは、問い合せ先の窓口が分からない場合であっても、連絡先管理システムの顧客窓口に問い合せを行うことができる。
(12)
上記連絡先管理システムは、上記管理対象の機器の位置の情報(例えば、位置508の情報)と、地域ごとに設けられているサービスステーション窓口の連絡先を示す連絡先情報と、上記サービスステーション窓口の位置の情報(例えば、位置404の情報)とを管理し、上記特定部は、上記問い合せ対象の機器の位置の情報と各サービスステーション窓口の位置の情報とに基づいてサービスステーション窓口を特定し(例えば、S709参照)、上記出力部は、上記サービスステーション窓口の連絡先情報を出力する。
上記構成によれば、例えば、機器から所定の距離内に位置するサービスステーション窓口の連絡先情報が出力されるので、ユーザは、問い合せ先の窓口が分からない場合であっても、最寄りのサービスステーション窓口に問い合せを行うことができる。
(13)
上記入力部は、ユーザ端末(例えば、ユーザ端末150)から送信される、上記問い合せ対象の機器を識別可能な機器情報を入力し、上記出力部は、上記特定部により特定された窓口の連絡先情報を上記ユーザ端末に送信する。
上記構成によれば、例えば、ユーザは、ユーザ端末において連絡先情報が出力されるので、クラウドを利用した遠隔監視により24時間365日、リアルタイムに機器の稼動状態を把握し、機器の状況に応じて問い合せを行うことができる。
上記出力部は、上記特定部により特定された窓口が複数ある場合、上記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて、上記複数の窓口の各々の連絡先が画面に表示される順序を決定してもよい。上記構成によれば、例えば、機器の状況に応じて連絡先が表示される順序が変更されるので、ユーザは、機器の状況に応じて問い合せを行うことができる。
また上述した構成については、本発明の要旨を超えない範囲において、適宜に、変更したり、組み替えたり、組み合わせたり、省略したりしてもよい。
「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」という形式におけるリストに含まれる項目は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)または(A、B、およびC)を意味することができると理解されたい。同様に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の形式においてリストされた項目は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)または(A、B、およびC)を意味することができる。
100……連絡先管理システム、111……サーバ装置、120……機器。

Claims (14)

  1. 管理対象の機器の状況に係る状況情報と、前記管理対象の機器に係る複数の窓口を示す窓口情報と、前記複数の窓口の各々の連絡先を示す連絡先情報とを管理する連絡先管理システムであって、
    機器に対する問い合せを行うための前記機器を識別可能な機器情報を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器に係る複数の窓口を前記管理対象の機器の窓口情報に基づいて特定し、特定した複数の窓口の中から、問い合わせを受けることができる窓口を前記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定する特定部と、
    前記特定部により特定された窓口の連絡先情報を出力する出力部と、
    を備える連絡先管理システム。
  2. 前記連絡先管理システムは、窓口への問い合せが可能な日時を示す日時情報を管理し、
    前記特定部は、前記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定した窓口の中から、前記日時情報と、前記入力部により入力された機器情報の問い合せが行われた日時の日時情報とに基づいて、問い合せを受けることができる日時の窓口を特定する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  3. 前記連絡先管理システムは、前記管理対象の機器に対する問い合せを受付可能なサポート窓口の連絡先を示す連絡先情報を管理し、
    前記特定部は、問い合せを受けることができる日時の窓口がないと判定した場合、前記サポート窓口を特定する、
    請求項2に記載の連絡先管理システム。
  4. 前記連絡先管理システムにより管理されている日時情報を変更可能な変更部を備える、
    請求項2に記載の連絡先管理システム。
  5. 前記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、前記管理対象の機器に係る所定の契約の締結有無を示す契約情報が含まれ、
    前記特定部は、前記入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器について前記所定の契約が締結されているか否かを前記契約情報に基づいて判定し、
    前記出力部は、前記問い合せ対象の機器について前記所定の契約が締結されていないと前記特定部により判定された場合、問い合わせを受けることができる窓口がない旨を出力する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  6. 前記連絡先管理システムは、窓口の組織体に付与されている権限を示す権限情報を管理し、
    前記連絡先管理システムにより管理されている窓口情報を変更可能な変更部を備え、
    前記変更部は、所定の機器の窓口情報を他の窓口情報に変更する所定の窓口の組織体からの要求に基づいて、前記組織体に付与されている権限情報をもとに前記所定の機器の窓口情報を変更する権限が前記組織体に付与されているか否かを判定し、前記組織体に前記権限が付与されていると判定した場合、前記所定の機器の窓口情報を前記他の窓口情報に変更する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  7. 前記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、前記管理対象の機器に対する作業に係るステータスを示すステータス情報が含まれ、
    前記管理対象の機器に係る複数の窓口には、機器の販売に係る販売窓口と機器の保守に係る保守窓口とが含まれ、
    前記特定部は、前記問い合せ対象の機器のステータス情報に基づいて、前記機器に対して所定の作業が必要でないと判定した場合、前記機器に係る複数の窓口の中から販売窓口を特定する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  8. 前記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、前記管理対象の機器のステータスにおける作業の難易度を示す難易度情報が含まれ、
    前記特定部は、前記問い合せ対象の機器に対して前記所定の作業が必要であると判定した場合、前記難易度情報に基づいて前記機器に対する作業の難易度が相対的に低いと判定したときは、前記機器に係る複数の窓口の中から販売窓口を特定する、
    請求項7に記載の連絡先管理システム。
  9. 前記連絡先管理システムにより管理される状況情報には、前記管理対象の機器のステータスにおける作業の緊急度を示す緊急度情報が含まれ、
    前記特定部は、前記問い合せ対象の機器に対して前記所定の作業が必要であると判定した場合、前記緊急度情報に基づいて前記機器に対する作業の緊急度が相対的に低いと判定したときは、前記機器に係る複数の窓口の中から販売窓口を特定する、
    請求項7に記載の連絡先管理システム。
  10. 前記連絡先管理システムは、前記管理対象の機器の位置の情報と、保守窓口の組織体に属する保守員の連絡先を示す連絡先情報と、前記保守員の位置の情報とを管理し、
    前記特定部は、前記問い合せ対象の機器に対して前記所定の作業が必要であると判定した場合、前記機器に係る複数の窓口の中から保守窓口を特定し、かつ、前記機器の位置の情報と前記保守員の位置の情報とに基づいて保守員を特定し、
    前記出力部は、前記保守窓口の連絡先情報と前記保守員の連絡先情報とを出力する、
    請求項7に記載の連絡先管理システム。
  11. 前記連絡先管理システムは、前記連絡先管理システムを提供する組織体の顧客窓口の連絡先を示す連絡先情報を管理し、
    前記出力部は、前記顧客窓口の連絡先情報を出力する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  12. 前記連絡先管理システムは、前記管理対象の機器の位置の情報と、地域ごとに設けられているサービスステーション窓口の連絡先を示す連絡先情報と、前記サービスステーション窓口の位置の情報とを管理し、
    前記特定部は、前記問い合せ対象の機器の位置の情報と各サービスステーション窓口の位置の情報とに基づいてサービスステーション窓口を特定し、
    前記出力部は、前記サービスステーション窓口の連絡先情報を出力する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  13. 前記入力部は、ユーザ端末から送信される、前記問い合せ対象の機器を識別可能な機器情報を入力し、
    前記出力部は、前記特定部により特定された窓口の連絡先情報を前記ユーザ端末に送信する、
    請求項1に記載の連絡先管理システム。
  14. 管理対象の機器の状況に係る状況情報と、前記管理対象の機器に係る複数の窓口を示す窓口情報と、前記複数の窓口の各々の連絡先を示す連絡先情報とを管理する連絡先管理方法であって、
    入力部が、機器に対する問い合せを行うための前記機器を識別可能な機器情報を入力することと、
    特定部が、前記入力部により入力された機器情報により識別される問い合せ対象の機器に係る複数の窓口を前記管理対象の機器の窓口情報に基づいて特定し、特定した複数の窓口の中から、問い合わせを受けることができる窓口を前記問い合せ対象の機器の状況情報に基づいて特定することと、
    出力部が、前記特定部により特定された窓口の連絡先情報を出力することと、
    を含む連絡先管理方法。
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