JP2023090526A - 屋根パネル - Google Patents

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寛之 木村
Hiroyuki Kimura
圭一 長屋
Keiichi Nagaya
朋成 佐藤
Tomonari Sato
進 柿沼
Susumu Kakinuma
陽史 黒田
Yoji Kuroda
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Abstract

【課題】屋根の骨組に容易に取り付け可能な屋根パネルを提供する。【解決手段】屋根の骨組2に取り付け可能なユニット式の屋根パネル1であって、所定方向に並べて設けられ各々が屋根の骨組2に載置されて取り付けられる3つ以上の骨部材3を有し、全ての隣り合う骨部材3が、互いに屋根パネル1に交差する方向に相対移動可能に連結される、屋根パネル1。【選択図】図1

Description

本発明は屋根パネルに関する。
屋根の骨組に取り付け可能なユニット式の屋根パネルが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平8-144441号公報
上記のような屋根パネルは屋根の骨組に容易に取り付け可能であるのが望ましい。
そこで本発明の目的は、屋根の骨組に容易に取り付け可能な屋根パネルを提供することにある。
本発明の屋根パネルは、屋根の骨組に取り付け可能なユニット式の屋根パネルであって、所定方向に並べて設けられ各々が前記屋根の前記骨組に載置されて取り付けられる3つ以上の骨部材を有し、全ての隣り合う前記骨部材が、互いに前記屋根パネルに交差する方向に相対移動可能に連結される、屋根パネルである。
本発明の屋根パネルは、上記構成において、隣り合う前記骨部材にそれぞれピン接合によって連結する連結部材を有する、屋根パネルであるのが好ましい。
本発明の屋根施工方法は、前記屋根パネルを用いる屋根施工方法であって、前記屋根パネルの全ての前記骨部材の一方の端部を一方の仮設梁で、もう一方の端部をもう一方の仮設梁でそれぞれ連結した状態で、前記屋根パネルを前記屋根の前記骨組の上まで搬送する搬送工程と、各々の前記骨部材を2つの前記仮設梁から取り外し、前記屋根の前記骨組に載置して取り付ける取り付け工程と、を有する、方法であるのが好ましい。
本発明によれば、屋根の骨組に容易に取り付け可能な屋根パネルを提供することができる。
本発明の一実施形態の屋根パネルを部分的に示す、パネル厚み方向から見た時の平面図である。 屋根の骨組に取り付けた時の図1に示す屋根パネルを部分的に示す上面図である。 図2のA-A断面を含む屋根の断面図である。 図2のB-B断面を含む屋根の断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態において屋根パネル1は、屋根の骨組2に取り付け可能なユニット式である。ユニット式の屋根パネル1を用いることで、屋根の施工の一部を地上で行うことができ、その結果、屋根の施工を容易にすることができる。
屋根パネル1は、所定方向(説明の便宜上、縦方向ともいう)に並べて設けられる3つ以上(本実施形態では5つ)の骨部材3と、隣り合う骨部材3にそれぞれピン接合によって連結する連結部材4と、を有する。本実施形態では連結部材4は、隣り合う骨部材3の間のそれぞれに1つずつ、全部で4つ設けられる。
骨部材3は、縦方向とパネルに垂直な方向(説明の便宜上、パネル厚み方向ともいう)との両方に垂直な方向(説明の便宜上、横方向ともいう)に直線状に延びる。また、骨部材3は、H形鋼からなり、ビーム部3aと、ビーム部3aのパネル厚み方向の両端部に連なる2つのフランジ部3bと、を有する。全ての骨部材3の長さは揃っており、全ての骨部材3は縦方向に真っすぐ整列するように配置される。
連結部材4は、縦方向に直線状に延びる。また、連結部材4は、溝形鋼からなり、横方向に開口部を向けて配置される。全ての連結部材4の長さは揃っており、全ての連結部材4は、横方向における骨部材3の中央部に対応する位置で、縦方向に真っすぐ整列するように配置される。
連結部材4は、縦方向に隣り合う骨部材3にそれぞれピン接合によって連結する。つまり、連結部材4の縦方向の両端部はそれぞれ、その端部に対向する骨部材3にピン接合される。本実施形態では、ピン接合として、連結部材4を骨部材3のフランジ部3bには接合せずに骨部材3のビーム部3aに接合する。連結部材4をビーム部3aに接合するための接合法は特に限定されず、例えば、添え板などの継手部材を介してボルトや鋲などの固定具で接合してもよいし、継手部材を介し又は介さずに溶接で接合してもよい。
連結部材4はピン接合により、縦方向に隣り合う骨部材3を互いに屋根パネル1に交差する方向に相対移動可能に連結することができる。なお、連結部材4は溝形鋼に限らず、例えばH形鋼からなる構成としてもよい。
図2~図4に示すように、各々の骨部材3は、屋根の骨組2に載置されて取り付けられる。より具体的には、各々の骨部材3の両端部がそれぞれ、屋根の骨組2の受け部2aに載置されて取り付けられる。本実施形態では屋根は傾斜部を形成しており、屋根パネル1は傾斜部を構成する。より具体的には、骨部材3が水平方向に延びるように配置される。
図1に示すように、屋根パネル1は、屋根の骨組2への取り付け時に最上部に位置する骨部材3と、当該骨部材3に隣り合う骨部材3との間に、2つのブレース5をさらに有する。説明の便宜上、屋根の骨組2への取り付け時に最上部に位置する骨部材3を第1骨部材3ともいい、下方に向けて順次位置する骨部材3を、第2骨部材3、第3骨部材3、第4骨部材3及び第5骨部材3ともいう。一方のブレース5は、連結部材4における第2骨部材3に近い側の端部から、第1骨部材3における横方向の一方の側の端部まで直線状に延び、もう一方のブレース5は、連結部材4における第2骨部材3に近い側の端部から、第1骨部材3におけるもう一方の側の端部まで直線状に延びる。これらのブレース5により、屋根の骨組2への設置までに最も大きい荷重がかかる、第1骨部材3とこれに連なる連結部材4を補強することができる。
図2に示すように、屋根パネル1は、骨格部材6のパネル厚み方向の上側に配置されて骨格部材6に取り付けられるデッキプレート7をさらに有する。骨格部材6は、骨部材3、連結部材4及びブレース5からなり、より具体的には5つの骨部材3、4つの連結部材4及び2つのブレース5からなる。デッキプレート7は、縦方向に見て角形の波形状をなす合金鋼などの金属製の波板である。デッキプレート7は各々の骨部材3のパネル厚み方向の上面に取り付けられる。デッキプレート7を骨部材3に取り付ける方法は特に限定されず、例えば、ボルトや鋲などの固定具を用いることができる。デッキプレート7は、縦方向の最も外側に位置する2つの骨部材3を縦方向の外側に越えないように配置される。デッキプレート7の横方向の幅は骨格部材6の横方向の幅よりも小さく、デッキプレート7は骨格部材6の横方向の両端よりも横方向の内側に配置される。
本実施形態ではデッキプレート7は、第1骨部材3と第3骨部材3の間に跨るように配置され、第1骨部材3、第2骨部材3及び第3骨部材3に取り付けられる第1構成部材7aと、第3骨部材3と第4骨部材3の間に跨るように配置され、第3骨部材3、第4骨部材3及び第5骨部材3に取り付けられる第2構成部材7bと、からなる。また第1構成部材7aと第2構成部材7bは互いに別体に形成される。なお、第1構成部材7aと第2構成部材7bを一体に形成する構成としてもよい。
屋根パネル1は、デッキプレート7のパネル厚み方向の上側に積層され取り付けられる任意の部材をさらに有してもよい。そのような部材としては、例えば、断熱材、防水シート材などが挙げられ、これらを順次積層してもよい。屋根パネル1は、骨格部材6のパネル厚み方向の下側に積層され取り付けられる任意の部材をさらに有してもよい。そのような部材としては、例えば、吸音材などが挙げられる。
図1に示すように、屋根パネル1の全ての骨部材3の横方向の一方の端部は、縦方向に延びる一方の仮設梁8を着脱可能に構成され、もう一方の端部は、縦方向に延びるもう一方の仮設梁8を着脱可能に構成される。仮設梁8は、例えばH形鋼、溝形鋼などの形鋼からなる構成としてもよい。仮設梁8を骨部材3に着脱可能に取り付ける方法は特に限定されず、例えば、ボルトなどの固定具を用いることができる。
屋根パネル1を用いる屋根施工方法は、屋根パネル1を屋根の骨組2の上まで搬送する搬送工程と、屋根パネル1を屋根の骨組2に取り付ける取り付け工程と、を有する。ここで、搬送工程は、屋根パネル1の全ての骨部材3の一方の端部を一方の仮設梁8で、もう一方の端部をもう一方の仮設梁8でそれぞれ連結し、補強した状態で、屋根パネル1を屋根の骨組2の上まで搬送することによって行うのが好ましい。またこの場合、取り付け工程は、各々の骨部材3を、例えば順次、2つの仮設梁8から取り外し、図3~図4に示すように、屋根の骨組2の受け部2aに載置して取り付けることによって行うことができる。
この時、全ての隣り合う骨部材3は上記のピン接合により互いに上下方向に相対移動できるので、骨部材3や受け部2aの位置が設計通りの位置から上下方向に多少ずれていたとしても、各々の骨部材3を受け部2aの位置になじむように変位させて受け部2aに載置し、容易に取り付けることができる。またこの時、全ての隣り合う骨部材3が横方向の中央部で連結部材4によって連結される構成であることにより、隣り合う骨部材3が互いに連結部材4に沿って延びる軸線を中心に捩じれるように変位することもできるので、この点からも、各々の骨部材3を受け部2aの位置になじむように変位させ易くすることができる。なお、各々の骨部材3を受け部2aに取り付ける方法は特に限定されず、例えば、ボルトや鋲などの固定具を用いることができる。
屋根パネル1は、図3~図4に示すように、屋根の骨組2に複数並べて配置し、取り付けることができる。また、仮設梁8は、複数の屋根パネル1の設置のために繰り返し使用することができる。したがって、屋根の施工に必要となる構造材の数を低減し、効率的な建設を実現することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前述した実施形態の屋根パネル1は、屋根の骨組2に取り付け可能なユニット式の屋根パネル1であって、所定方向に並べて設けられ各々が屋根の骨組2に載置されて取り付けられる3つ以上の骨部材3を有し、全ての隣り合う骨部材3が、互いに屋根パネル1に交差する方向に相対移動可能に連結される、屋根パネル1である限り変更可能である。
例えば、骨部材3の数は5つに限らず、3つ以上であればよい。連結部材4の数は骨部材3の数に合わせて適宜設定でき、例えば、骨部材3の数が3つである場合、連結部材4の数は例えば2つであってもよい。連結部材4は、隣り合う骨部材3の間に1つ設ける構成に限らず、例えば、隣り合う骨部材3の間に横方向に2つ以上を並べて設ける構成としてもよい。ブレース5を設けない構成としてもよい。
なお、前述した実施形態の屋根パネル1は、上記構成において、隣り合う骨部材3にそれぞれピン接合によって連結する連結部材4を有する、屋根パネル1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の屋根施工方法は、屋根パネル1を用いる屋根施工方法である限り変更可能である。
なお、前述した実施形態の屋根施工方法は、屋根パネル1を用いる屋根施工方法であって、屋根パネル1の全ての骨部材3の一方の端部を一方の仮設梁8で、もう一方の端部をもう一方の仮設梁8でそれぞれ連結した状態で、屋根パネル1を屋根の骨組2の上まで搬送する搬送工程と、各々骨部材3を2つの仮設梁8から取り外し、屋根の骨組2に載置して取り付ける取り付け工程と、を有する、方法であるのが好ましい。
1 屋根パネル
2 骨組
2a 受け部
3 骨部材
3a ビーム部
3b フランジ部
4 連結部材
5 ブレース
6 骨格部材
7 デッキプレート
7a 第1構成部材
7b 第2構成部材
8 仮設梁

Claims (3)

  1. 屋根の骨組に取り付け可能なユニット式の屋根パネルであって、
    所定方向に並べて設けられ各々が前記屋根の前記骨組に載置されて取り付けられる3つ以上の骨部材を有し、
    全ての隣り合う前記骨部材が、互いに前記屋根パネルに交差する方向に相対移動可能に連結される、屋根パネル。
  2. 隣り合う前記骨部材にそれぞれピン接合によって連結する連結部材を有する、請求項1に記載の屋根パネル。
  3. 請求項1又は2に記載の屋根パネルを用いる屋根施工方法であって、
    前記屋根パネルの全ての前記骨部材の一方の端部を一方の仮設梁で、もう一方の端部をもう一方の仮設梁でそれぞれ連結した状態で、前記屋根パネルを前記屋根の前記骨組の上まで搬送する搬送工程と、
    各々の前記骨部材を2つの前記仮設梁から取り外し、前記屋根の前記骨組に載置して取り付ける取り付け工程と、を有する、屋根施工方法。
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