JP2023090314A - アクチュエータドライバおよびこれを用いたカメラモジュール、電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部のメカ端への衝突を抑制可能なアクチュエータドライバを提供する。【解決手段】アクチュエータドライバ200は、手ブレ補正機構の可動部105を位置決めするアクチュエータ106を駆動する。アクチュエータドライバ200は、第1モードにおいて、手ブレが補正されるように、アクチュエータ106を駆動し、第2モードにおいて、可動部105がメカ端と接触するように、アクチュエータ106を駆動する。【選択図】図1

Description

本開示は、アクチュエータドライバおよびこれを用いたカメラモジュールに関する。
近年、スマートフォンなどの電子機器に搭載されるカメラモジュールに、光学手ぶれ補正(OIS:Optical Image Stabilizer)の採用が進められている。光学手ぶれ補正付きのカメラモジュールは、イメージセンサ、イメージセンサの撮像面と平行なXY平面内で移動可能なレンズ(手ブレ補正用レンズと称する)、レンズを位置決めするアクチュエータ、アクチュエータを制御するアクチュエータドライバを備える。ジャイロセンサなどのブレ検出手段によってブレが検出されると、アクチュエータドライバは、ブレが相殺されるようにアクチュエータを駆動し、レンズをシフトさせる。
国際公開WO2015/178083号
本発明者らは、光学手ブレ補正付きのカメラモジュールについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
近年、イメージセンサの大型化が進められている。これにともなって、手ブレ補正用レンズのサイズ、ひいては質量が大きくなっている。電子機器に大きな振動が加わると、レンズが大きな慣性を持つこととなり、手ブレ補正が追従できずに、レンズを有する可動部がメカ端に衝突するという問題がある。可動部とメカ端の衝突が繰り返し発生すると、異音が発生する。また機械的な衝撃によって、信頼性が低下するおそれがある。
本開示は係る状況においてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、可動部のメカ端への衝突を抑制可能なアクチュエータドライバの提供にある。
本開示のある態様のアクチュエータドライバは、手ブレ補正機構の可動部を位置決めするアクチュエータを駆動する。アクチュエータドライバは、第1モードにおいて、位置指令に応じた制御信号を生成し、第2モードにおいて、可動部がメカ端と接触するように、制御信号を生成する制御部と、制御信号に応じてアクチュエータを駆動する駆動部と、を備える。
本開示のある態様のカメラモジュールは、イメージセンサと、手ブレ補正機構の可動部を位置決めするアクチュエータと、アクチュエータを駆動するアクチュエータドライバと、を備える。アクチュエータドライバは、第1モードにおいて、手ブレが補正されるように、アクチュエータを駆動し、第2モードにおいて、可動部がメカ端と接触するように、アクチュエータを駆動する。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
本開示によれば、可動部のメカ端への衝突を抑制できる。
図1は、手振れ補正機能を備えるカメラモジュールのブロック図である。 図2は、図1のカメラモジュールの第1モードの動作を説明する図である。 図3は、図1のカメラモジュールの第2モードの動作を説明する図である。 図4は、重力方向にもとづくメカ端の選択の一例を説明する図である。 図5は、一実施例に係るアクチュエータドライバを示すブロック図である。 図6は、モードコントローラの構成例を示すブロック図である。 図7は、モードセレクタの変形例を示すブロック図である。 図8は、第1サーボコントローラの構成例を示すブロック図である。 図9は、変形例1に係る第1サーボコントローラのブロック図である。
(実施形態の概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。この概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、すべての実施形態の重要な要素を特定することも、一部またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
一実施形態に係るアクチュエータドライバは、手ブレ補正機構の可動部を位置決めするアクチュエータを駆動する。アクチュエータドライバは、第1モードにおいて、位置指令に応じた制御信号を生成し、第2モードにおいて、可動部がメカ端と接触するように、制御信号を生成する制御部と、制御信号に応じてアクチュエータを駆動する駆動部と、を備える。
この構成によれば、第2モードを選択して、可動部をメカ端に抑え付けることで、可動部がメカ端と衝突を繰り返すのを抑制できる。
一実施形態において、制御部は、所定条件を満たす振動を検出すると第2モードとなってもよい。第1モードにおけるアクチュエータの制御限界を超える振動が発生した状況では、手ブレ補正をあきらめて、第2モードを選択することで、可動部とメカ端の衝突を防止できる。
一実施形態において、制御部は、振動の有無に関係なく、第2モードを選択してもよい。これにより将来発生する振動に備えて、可動部を固定しておくことができる。たとえばカメラモジュールを搭載する電子機器の動作モードや、ユーザ指示によって、第2モードが選択されうる。
一実施形態において、制御部は、第1モードにおいて、可動部の位置を示すフィードバック信号が位置指令に近づくように、フィードバックによって制御信号を生成してもよい。
一実施形態において、制御部は、第2モードにおいて、制御信号を所定値に固定してもよい。つまりフィードバック制御からオープンループ制御に切りかえて、アクチュエータに大きな力を発生させることにより、可動部をメカ端に押し付けることができる。
制御部は、第2モードにおいて、位置指令を、メカ端を超えた位置に固定してもよい。つまり、第2モードにおいて、オープンループ制御に切りかえずに、フィードバック制御が維持してもよい。位置指令をメカ端を超えた位置に設定することで、フィードバック信号と位置指令の誤差は非ゼロを維持するため、制御信号の大きさが大きくなる。これにより、アクチュエータに大きな力を発生させることができ、可動部をメカ端に押し付けることができる。
一実施形態において、制御部は、第2モードにおいて、可動部を、ひとつの軸に存在する2つのメカ端のうち、重力方向側の一方と接触させてもよい。これにより、アクチュエータは、重力を利用して、より小さい力で、可動部をメカ端に押し付けることが可能となり、第2モードの消費電流を減らすことができる。あるいは、アクチュエータが発生する力が同じであれば、重力の分、可動部をメカ端に押し付ける力を大きくできる。
一実施形態において、アクチュエータドライバは、カメラの非起動状態において、第2モードで動作可能であってもよい。これにより、カメラを使用していない状態で、電子機器が振動するような状況においても、可動部のメカ端への繰り返しの衝突を抑制できる。
一実施形態において、アクチュエータドライバは、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
一実施形態に係るカメラモジュールは、イメージセンサと、イメージセンサへの入射光路上に設けられた手ブレ補正レンズと、手ブレ補正レンズを含む可動部を位置決めするアクチュエータと、上述のいずれかに記載のアクチュエータドライバと、を備えてもよい。
一実施形態に係るカメラモジュールは、イメージセンサと、手ブレ補正機構の可動部を位置決めするアクチュエータと、アクチュエータを駆動するアクチュエータドライバと、を備える。アクチュエータドライバは、第1モードにおいて、手ブレが補正されるように、アクチュエータを駆動し、第2モードにおいて、可動部がメカ端と接触するように、アクチュエータを駆動する。
(実施形態)
以下、好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施形態は、開示および発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも開示および発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、手振れ補正機能を備えるカメラモジュールのブロック図である。カメラモジュール100は、イメージセンサ102、手ブレ補正レンズ104、第1アクチュエータ106_1、第2アクチュエータ106_2、アクチュエータドライバ200、位置検出素子110_1,110_2、ブレ検出手段112、CPU(Central Processing Unit)114を備える。カメラモジュール100はその他、オートフォーカス用のレンズ、アクチュエータなどを備えるが、図1では省略している。
理解の容易化のため、手ブレ補正レンズ104の光軸方向をZ軸にとるものとする。また、カメラモジュール100が、図1の姿勢にあるときの、左右方向をX軸、上下方向をY軸にとるものとする。X軸を第1軸、Y軸を第2軸とも表記する。
手ブレ補正レンズ104は、イメージセンサ102に入射する光の光路上に配置される。イメージセンサ102は、CMOSセンサやCCDであり、手ブレ補正レンズ104を透過した像を撮影する。
手ブレ補正レンズ104は、イメージセンサ102の撮像面と平行な面内(XY平面)において、X方向およびY方向に移動可能な状態で支持されている。第1アクチュエータ106_1は、手ブレ補正レンズ104を含む可動部105を第1軸(X軸)方向に位置決めし、第2アクチュエータ106_2は、可動部105を第2軸(Y軸)方向に位置決めする。第1アクチュエータ106_1および第2アクチュエータ106_2は、リニアアクチュエータであり、たとえばボイスコイルモータが用いられる。手ブレ補正レンズ104を含む可動部105は、第1軸方向、第2軸方向それぞれについて、可動範囲が機械的に制約されている。可動範囲の端部を、メカ端と称する。第1軸方向について、正方向と負方向それぞれに、メカ端が存在し、第2軸方向についても正方向と負方向それぞれに、メカ端が存在する。
ブレ検出手段112は、カメラモジュール100のブレを検出し、ブレを示すブレ検出信号S1を生成する。ブレ検出手段112はたとえばジャイロセンサであり、カメラモジュール100のX軸周りの角速度ω、Y軸周りの角速度ω、Z軸周りの角速度ωを検出する。手ブレ補正レンズ104のX軸方向の位置が制御することにより、Y軸周りの回転(ブレ)を補正することができ、手ブレ補正レンズ104のY軸方向の位置が制御することにより、X軸周りの回転(ブレ)を補正することができる。ブレ検出信号S1は、少なくとも2軸の角速度ω,ωを含む。
アクチュエータドライバ200は、ブレ検出手段112が検出したブレ検出信号S1にもとづいて、ブレが相殺されるように、手ブレ補正レンズ104の変位の目標値を示すターゲットコード(位置指令)を生成する。アクチュエータドライバ200は、内部で生成したターゲットコードにもとづいて、第1アクチュエータ106_1および第2アクチュエータ106_2それぞれに対する駆動信号S2_1,S2_2を生成する。アクチュエータ106_i(i=1,2)は、対応する駆動信号S2_iに応じて手ブレ補正レンズ104を位置決めする。
手振れ補正では、手ブレ補正レンズ104を正確に位置決めする必要があるため、フィードバック制御(クローズドループ制御)が採用される。位置検出素子110_1,110_2はそれぞれ、手ブレ補正レンズ104の第1軸方向の位置(変位量)Pおよび第2軸方向の位置(変位量)Pを示す位置検出信号S3_1,S3_2を生成する。位置検出素子110はたとえばホールセンサなどを用いることができる。
振動センサ120は、カメラモジュール100の振動を検出するために設けられる。振動センサ120により検出される振動は、アクチュエータドライバ200の動作モードを切り替えるために使用される。
カメラモジュール100は、第1モードと第2モードの2つのモードで動作可能である。
第1モードは通常の手ブレ補正モードである。第1モードにおいてアクチュエータドライバ200は、手ブレが補正されるように、第1アクチュエータ106_1および第2アクチュエータ106_2を駆動する。具体的には第1モードにおいて、アクチュエータドライバ200は、第1位置検出信号S3_1の示す手ブレ補正レンズ104の位置Pが、ターゲットコードが示す目標位置PX(REF)と一致するように、駆動信号S2_1をフィードバック制御する。同様に、アクチュエータドライバ200は、第2位置検出信号S3_2の示す手ブレ補正レンズ104の位置Pが、ターゲットコードが示す目標位置PY(REF)と一致するように、駆動信号S2_2をフィードバック制御する。
第2モードにおいて、アクチュエータドライバ200は、手ブレ補正を行わずに、手ブレ補正レンズ104を含む可動部105がメカ端と接触するように、第1アクチュエータ106_1および第2アクチュエータ106_2を駆動する。
以上がカメラモジュール100の構成である。続いてその動作を説明する。
図2は、図1のカメラモジュール100の第1モードの動作を説明する図である。破線800は、手ブレ補正レンズ104を含む可動部105の可動範囲を示している。可動範囲の第1軸方向(X軸方向)の端部801および802は、メカ端に相当する。同様に、可動範囲の第2軸方向(Y軸方向)の端部803および804は、メカ端に相当する。
アクチュエータドライバ200が第1モードであるときの動作は従来と同様であり、ブレ検出手段112が検出したブレが相殺されるように、手ブレ補正レンズ104を含む可動部105が、可動範囲800内において、X軸方向およびY軸方向に位置決めされる。
図3は、図1のカメラモジュール100の第2モードの動作を説明する図である。第2モードでは、可動部105は、メカ端801および804に押し付けられる。これにより、カメラモジュール100に振動が加わった場合でも、可動部105がメカ端801および804から離れないため、可動部105とメカ端801、804との衝突の繰り返しを抑制できる。
ここで、第1軸方向(X軸方向)について、2つのメカ端801および802が存在し、第2軸方向(Y軸方向)についても2つのメカ端803および804が存在する。アクチュエータドライバ200は、2つのメカ端801と802の一方を選択して、選択した一方に対して可動部105を押し付ける。同様に、2つのメカ端803と804の一方を選択して、選択した一方に対して可動部105を押し付ける。
アクチュエータドライバ200は、可動部105を、ひとつの軸に存在する2つのメカ端のうち、重力方向g側の一方を選択するとよい。図3の例では、第2軸方向について、2つのメカ端803,804が存在するが、804が重力方向側となっているため、メカ端804を選択するとよい。これにより、第2アクチュエータ106_2は、メカ端803を選択する場合に比べて、重力を利用して、より小さい力で、可動部105をメカ端804に押し付けることが可能となり、第2モードの消費電流を減らすことができる。あるいは、第2アクチュエータ106_2が発生する力が同じであれば、重力の分、可動部をメカ端に押し付ける力を大きくできる。
図3の例では、第1軸方向の2つのメカ端801,802については重力方向に関して優劣はないから、いずれを選択してもよい。
図4は、重力方向にもとづくメカ端の選択の一例を説明する図である。Y軸と重力方向のなす角度をθとする。θが-90°~+90°の範囲で変化するものとする。第2軸(Y軸)については、常にメカ端804が、重力方向側となる。
一方、第1軸については、θによって選択すべきメカ端が変化する。すなわち、θ>0°のとき、メカ端802が重力方向側となるため、メカ端802が選択される。反対に、θ<0°のとき、メカ端801が重力方向側となるため、メカ端802が選択される。
ここで、カメラモジュール100の傾きθが0°を跨いで振動する場合に、選択されるメカ端801,802が交互に変化すると、可動部105を、メカ端801,802に衝突させることとなり好ましくない。そこで、正と負のしきい値θ,θを定めて、ヒステリシス制御を導入するとよい。すなわち、メカ端801を選択している状態で、θ>θとなると、メカ端802を選択し、メカ端802を選択している状態で、θ<θとなると、メカ端801を選択するとよい。これにより、カメラモジュール100の傾きθが0°を跨いで振動する場合に、メカ端のスイッチングによる衝突を防止できる。
本開示は、上述の説明から導かれるさまざまな装置、回路に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や回路動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な構成例や変形例を説明する。
図5は、一実施例に係るアクチュエータドライバ200Aを示すブロック図である。アクチュエータドライバ200Aは、制御部210および第1駆動部220_1および第2駆動部220_2を備える。ジャイロセンサ112Aは、図1のブレ検出手段112であり、カメラモジュール100の角速度を検出する。加速度センサ120Aは、図1の振動センサ120であり、カメラモジュール100の加速度を検出する。
制御部210は、位置指令生成部212、モードコントローラ214、第1サーボコントローラ216_1、第2サーボコントローラ216_2を備える。
位置指令生成部212は、第1モードにおいて、ジャイロセンサ112Aが生成するブレ検出信号S1を受け、X軸およびY軸それぞれについて、ブレを相殺することができる手ブレ補正レンズ104の位置を示す位置指令PX(REF),PY(REF)を生成する。たとえば位置指令生成部212は、X軸周りの角速度ωを積分して所定のゲインを乗算することにより、位置指令PX(REF)を生成する。同様に、位置指令生成部212は、X軸周りの角速度ωを積分して所定のゲインを乗算することにより、位置指令PY(REF)を生成する。
モードコントローラ214は、加速度センサ120Aが生成する加速度信号S5を受け、アクチュエータドライバ200Aの動作モードを選択する。具体的にはモードコントローラ214は、加速度信号S5にもとづいて、カメラモジュール100に与えられる振動を検出する。そして振動が所定条件を満たすか否かに応じて、第1モード、第2モードを選択する。
たとえば所定条件は、振動が、サーボコントローラ216によって追従可能な範囲であるか否かを判定できるように定めるとよい。振動が追従可能な範囲である場合には、第1モードを選択する。反対に、振動が追従可能な範囲から逸脱している場合には、第2モードを選択する。
またモードコントローラ214は、加速度センサ120Aが生成する加速度信号S5にもとづいて、重力方向を検出し、カメラモジュール100の傾きθを算出する。そして、カメラモジュール100の傾きθにもとづいて、第2モードにおいて、可動部105を押し付けるべきメカ端を選択する。
モードコントローラ214からサーボコントローラ216_1,216_2に対しては、モードを指示する信号と、第2モードにおいて、選択するメカ端を指示する信号が供給される。
第1サーボコントローラ216_1は、第1モードにおいてイネーブルとなり、位置検出素子110_1が生成する位置検出信号S3_1が示す可動部105のX座標PX(FB)が位置指令PX(REF)に近づくように、制御信号S4_1を生成する。第1駆動部220_1は、制御信号S4_1に応じた駆動信号S2_1を生成する。制御信号S4_1はたとえば電流指令であり、第1駆動部220_1は、制御信号S4_1に応じた電流量の駆動電流を、第1アクチュエータ106_1に供給する。あるいは制御信号S4_1は電圧指令であり、第1駆動部220_1は、制御信号S4_1に応じた電圧レベルの駆動電圧を、第1アクチュエータ106_1に供給する。
同様に、第2サーボコントローラ216_2は、第1モードにおいてイネーブルとなり、位置検出素子110_2が生成する位置検出信号S3_2が示す可動部105のY座標PY(FB)が位置指令PY(REF)に近づくように、制御信号S4_2を生成する。第2駆動部220は_2、制御信号S4_2に応じた駆動信号S2_2を生成する。
第1サーボコントローラ216_1および第2サーボコントローラ216_2は、第2モードにおいてディセーブルとなる。サーボコントローラ216_1,216_2は、第2モードにおいて制御信号S4_1,S4_2をそれぞれ所定値A,Aに固定する。所定値Aは、メカ端801を選択した場合と802を選択した場合とで異なる値をとる。同様に所定値Aは、メカ端803を選択した場合と804を選択した場合とで異なる値をとる。
図6は、モードコントローラ214の構成例を示すブロック図である。モードコントローラ214は、モードセレクタ240およびメカ端選択部250を備える。モードセレクタ240は、加速度信号S5にもとづいて、所定条件を満たす振動が発生しているか否かを判定し、モード制御信号MODEを生成する。
図6のモードセレクタ240は、加速度信号S5の振幅が、所定のしきい値を越えているか否かを判定する。モードセレクタ240は、全波整流器242およびコンパレータ249を含む。全波整流器242は、加速度信号S5を全波整流し、振動の大きさを示す信号S6を生成する。たとえば全波整流器242は、ハイパスフィルタ244、絶対値回路246、ローパスフィルタ248を含んでもよい。コンパレータ249は、振動の大きさS6を、しきい値THと比較し、S6<THのとき第1モードに対応する第1値(たとえば1)をとり、S6>THのとき第2モードに対応する第2値(たとえば0)をとるモード制御信号MODEを出力する。
メカ端選択部250は、加速度信号S5にもとづいて、重力方向を判定し、第2モードにおいて可動部105を押し付けるべきメカ端を選択する。メカ端選択部250は、たとえばローパスフィルタ252、θ変換部254、ヒステリシスコンパレータ256を備える。
ローパスフィルタ252は、加速度信号S5から高周波のノイズ成分を除去する。θ変換部254は、ローパスフィルタ252を通過した加速度信号S5にもとづいて、重力方向θを検出する。具体的には、加速度信号S5に含まれる3軸加速度α,α,αを、角度情報θに変換する。ヒステリシスコンパレータ256は、角度θを、しきい値と比較することにより、メカ端を選択する。メカ端を指定するメカ端選択信号MEは、モード制御信号MODEとともにサーボコントローラ216_1,216_2に供給される。
図7は、モードセレクタ240の変形例を示すブロック図である。モードセレクタ240は、バンドパスフィルタ258、ピークホールド回路260およびコンパレータ249を含む。バンドパスフィルタ258は、加速度信号S5の所定の周波数帯域を通過させる。ピークホールド回路260は、バンドパスフィルタ258を通過した信号のピークを検出する。ピークホールド回路260の出力信号S6は、振動の振幅を示す。コンパレータ249は、振動の大きさS6を、しきい値THと比較し、S6<THのとき第1モードに対応する第1値をとり、S6>THのとき第2モードに対応する第2値をとるモード制御信号MODEを出力する。
図8は、第1サーボコントローラ216_1の構成例を示すブロック図である。第1サーボコントローラ216_1は、誤差検出器270、補償器272、セレクタ274、固定値生成部276を含む。
誤差検出器270および補償器272は、第1モードにおいてアクティブとなり、位置指令PX(REF)と位置のフィードバック信号PX(FB)の誤差がゼロに近づくように、フィードバックによって制御信号S4_1を生成する。誤差検出器270は、位置指令PX(REF)と位置のフィードバック信号PX(FB)の誤差を示す誤差信号を生成する。補償器272は、PI(比例積分)補償器あるいはPID(比例積分微分)補償器などであり、誤差信号を入力とする演算を行い、制御信号S4_1を生成する。
固定値生成部276は、第2モードにおいて、制御信号S4_1の値となる所定値Aを出力する。固定値生成部276は、メカ端選択信号MEにもとづいて、所定値Aを変化させる。たとえば、正の所定値をTとするとき、Aの値を、メカ端選択信号MEにもとづいて、Tと-Tの2値で切りかえてもよい。
セレクタ274は、モード制御信号MODEが第1値(1)であるとき、補償器272の出力を選択し、モード制御信号MODEが第2値(0)であるとき、固定値生成部276が生成する所定値を選択し、選択した信号を、制御信号S4_1として出力する。
以上が第1サーボコントローラ216_1の構成である。第2サーボコントローラ216_2は、第1サーボコントローラ216_1と同様に構成される。
図8の第1サーボコントローラ216_1によれば、第1モードでは、サーボ制御によって可動部105を目標位置に位置決めして、手ブレをキャンセルすることができる。また第2モードでは、オープンループ制御によって制御信号S4_1を固定することにより、可動部105を、重力方向に応じて選択されたメカ端に押し付けることができる。
上述した実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なことが当業者に理解される。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
図9は、変形例1に係る第1サーボコントローラ216_1のブロック図である。固定目標位置設定部278は、第2モードにおける可動部105の目標位置を示す固定値Sfixを生成する。この目標位置は、可動部105のX軸方向の可動範囲の外側に定められる。固定目標位置設定部278は、メカ端選択信号MEがメカ端801を選択しているとき、メカ端801よりも外側の地点を指定する第1値の固定値Sfixを出力し、メカ端選択信号MEがメカ端802を選択しているとき、メカ端802よりも外側の地点を指定する第2値の固定値Sfixを出力する。
セレクタ280は、モード制御信号MODEが第1値(1)であるとき、位置指令生成部212が生成する位置指令PX(REF)を選択し、モード制御信号MODEが第2値(0)であるとき、固定目標位置設定部278が生成する固定値Sfixを選択する。
誤差検出器270は、セレクタ280の出力とフィードバック信号PX(FB)の誤差を示す誤差信号を生成する。補償器272は、PI(比例積分)補償器あるいはPID(比例積分微分)補償器などであり、誤差信号を入力とする演算を行い、制御信号S4_1を生成する。
図9の第1サーボコントローラ216_1によれば、第1モードでは、サーボ制御によって可動部105を目標位置に位置決めして、手ブレをキャンセルすることができる。また第2モードにおいても、サーボ制御は有効であるが、そのときの位置指令はメカ端を超えた位置に設定されているため、フィードバック信号PX(FB)と位置指令Sfixの誤差は非ゼロを維持するため、制御信号S4_1の大きさが大きくなる。これにより、第1アクチュエータ106_1に大きな力を発生させることができ、可動部105をメカ端に押し付けることができる。
(変形例2)
実施形態では、アクチュエータドライバ200が、振動センサ120の出力にもとづいて、自動的にモードを選択したがその限りでない。たとえばアクチュエータドライバ200のモードは、カメラモジュール100を制御するアプリケーションプロセッサが選択してもよい。すなわちアプリケーションプロセッサが、振動センサ120によって振動を監視し、アクチュエータドライバ200によって補正可能な振動である場合は、第1モードを選択し、アクチュエータドライバ200によって補正できない振動である場合には、第2モードを選択してもよい。あるいはモードの選択は、カメラモジュール100を搭載する電子機器のユーザが、指定してもよい。たとえば、電子機器を身につけたまま激しい運動を行うような場合に、ユーザが第2モードを選択することで、可動部105がメカ端に衝突するのを防止できる。
(変形例3)
カメラモジュール100の非起動状態において、第2モードを選択してもよい。この場合、アプリケーションプロセッサによってアクチュエータドライバ200を起動し、第2モードで動作させてもよい。これにより、カメラを使用していない状態で、電子機器が振動するような状況においても、可動部のメカ端への繰り返しの衝突を抑制できる。
(変形例4)
実施形態では、手ブレ補正機構として、手ブレ補正レンズをイメージセンサと平行にシフトさせるものを説明したがその限りでない。たとえばイメージセンサをシフトさせる手ブレ補正機構やプリズムを利用した手ブレ補正機構にも、本開示は適用可能である。
(変形例5)
実施形態では、角度ブレを対象とする補正を説明したが、並進ブレを補正してもよく、並進ブレの検出には、ジャイロセンサに代えて加速度センサを利用してもよい。その場合、並進ブレ検出用のセンサと、モード制御のための振動検出用のセンサを兼用できる。反対に、モード制御のための振動の検出に、ジャイロセンサを利用してもよい。
100 カメラモジュール
102 イメージセンサ
104 手ブレ補正レンズ
105 可動部
106 アクチュエータ
110 位置検出素子
112 ブレ検出手段
112A ジャイロセンサ
114 CPU
120 振動センサ
120A 加速度センサ
200 アクチュエータドライバ
210 制御部
212 位置指令生成部
214 モードコントローラ
216_1 第1サーボコントローラ
216_2 第2サーボコントローラ
220 駆動部
240 モードセレクタ
242 全波整流器
244 ハイパスフィルタ
246 絶対値回路
248 ローパスフィルタ
249 コンパレータ
250 メカ端選択部
252 ローパスフィルタ
254 θ変換部
256 ヒステリシスコンパレータ
258 バンドパスフィルタ
260 ピークホールド回路
270 誤差検出器
272 補償器
274 セレクタ
276 固定値生成部

Claims (13)

  1. 手ブレ補正機構の可動部を位置決めするアクチュエータを駆動するアクチュエータドライバであって、
    第1モードにおいて、位置指令に応じた制御信号を生成し、第2モードにおいて、前記可動部がメカ端と接触するように、前記制御信号を生成する制御部と、
    前記制御信号に応じてアクチュエータを駆動する駆動部と、
    を備える、アクチュエータドライバ。
  2. 前記制御部は、所定条件を満たす振動を検出すると前記第2モードとなる、請求項1に記載のアクチュエータドライバ。
  3. 前記制御部は、加速度センサの出力にもとづいて、前記第1モードと前記第2モードが切り替わる、請求項1または2に記載のアクチュエータドライバ。
  4. 前記制御部は、前記第1モードにおいて、前記可動部の位置を示すフィードバック信号が前記位置指令に近づくように、フィードバックによって前記制御信号を生成する、請求項1から3のいずれかに記載のアクチュエータドライバ。
  5. 前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記制御信号を所定値に固定する、請求項4に記載のアクチュエータドライバ。
  6. 前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記位置指令を、前記メカ端を超えた位置に固定する、請求項4に記載のアクチュエータドライバ。
  7. 前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記可動部を、ひとつの軸に存在する2つのメカ端のうち、重力方向側の一方と接触させる、請求項1から6のいずれかに記載のアクチュエータドライバ。
  8. 前記アクチュエータドライバは、カメラの非起動状態において、前記第2モードで動作可能である、請求項1から7のいずれかに記載のアクチュエータドライバ。
  9. ひとつの半導体基板に一体集積化される、請求項1から8のいずれかに記載のアクチュエータドライバ。
  10. イメージセンサと、
    前記イメージセンサへの入射光路上に設けられた手ブレ補正レンズと、
    前記手ブレ補正レンズを含む可動部を位置決めするアクチュエータと、
    請求項1から9のいずれかに記載のアクチュエータドライバと、
    を備える、カメラモジュール。
  11. イメージセンサと、
    手ブレ補正機構の可動部を位置決めするアクチュエータと、
    前記アクチュエータを駆動するアクチュエータドライバと、
    を備え、
    前記アクチュエータドライバは、第1モードにおいて、手ブレが補正されるように、前記アクチュエータを駆動し、第2モードにおいて、前記可動部がメカ端と接触するように、前記アクチュエータを駆動する、カメラモジュール。
  12. 前記アクチュエータドライバは、前記第2モードにおいて、前記可動部を、ひとつの軸に存在する2つのメカ端のうち、重力方向側の一方と接触させる、請求項11に記載のカメラモジュール。
  13. 請求項11または12に記載のカメラモジュールを備える、電子機器。
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