JP2010091947A - ブレ補正装置および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度なブレ補正を実現できるブレ補正装置および光学機器を提供すること。
【解決手段】像ブレを補正するために移動可能な光学部品L3と、光学部品L3の移動方向に備えられ光学部品L3の移動を制限する制限部37と、制限部37から遠ざかる方向に光学部品L3を付勢する弾性力を光学部品L3に与える弾性部35と、磁性体38a、38bの磁界が生じる位置に備えられたコイル40a、40bを有し、弾性部35の弾性力に抗して光学部品L3を駆動できるように、光学部品L3に駆動力を与える駆動部と、磁性体38a、38bの近傍に備えられ、それら磁性体の温度を検出する第1センサと、コイル40a、40bの近傍に備えられ、それらコイルの温度を検出する第2センサと、第1センサ及び第2センサを用いて、光学部品L3が制限部37に当接しないように、駆動部の駆動力を制御する制御部とを含むブレ補正装置。
【選択図】図2A

Description

本発明は、ブレ補正装置および光学機器に関する。
手振れなどによる撮像画像のブレを抑制することができるブレ補正装置としては、種々のものが知られている。たとえば、下記の特許文献1に示すように、光軸Zに垂直なX−Y平面内で、補正レンズを、検出されたカメラのブレに合わせて、X軸およびY軸の双方にシフト移動させる光学式のブレ補正装置が知られている。
このような光学式のブレ補正装置においては、補正レンズの位置検出をする機構のない手ブレ補正制御(オープン制御)が行われることがある。このような場合には、可動部の位置情報がフィードバックされないため、次のような問題が生じる。
すなわち、オープン制御では可動部のバネ特性とVCMの発生する補正力の関係によりレンズ位置が制御される。補正力はVCMコイルに印加する電圧、つまりPWMのデューティーにて設定される。そのためコイルの抵抗が温度変動により変化すると、コイルに流れる電流つまり、補正力が変化し、補正レンズ位置に誤差が生じてしまう。
さらに、VCMのマグネットも温度変化により発生する磁束密度が変化し、コイルに流れる電流が変動して補正力に影響を与える。補正力が強すぎると、補正レンズを含む可動部がメカリミットに衝突し、可動部の移動が制限され、ブレ補正が困難になる。
特開2007−163596号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、高精度なブレ補正を実現できるブレ補正装置および光学機器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るブレ補正装置は、
像ブレを補正するために移動可能な光学部品(L3,48)と、
前記光学部品(L3,48)の移動方向に備えられ前記光学部品(L3,48)の移動を制限する制限部(37)と、
前記制限部(37)から遠ざかる方向に前記光学部品(L3,48)を付勢する弾性力を前記光学部品(L3,48)に与える弾性部(35)と、
磁性体(38a,38b)の磁界が生じる位置に備えられたコイル(40a,40b)を有し、前記弾性部の前記弾性力に抗して前記光学部品(L3,48)を駆動できるように、前記光学部品(L3,48)に駆動力を与える駆動部(38a,38b,40a,40b)と、
前記磁性体(38a,38b)の近傍に備えられ前記磁性体(38a,38b)の温度を検出する第1センサ(31)と、
前記コイル(40a,40b)の近傍に備えられ前記コイル(40a,40b)の温度を検出する第2センサ(33)と、
前記第1センサ(31)及び前記第2センサ(33)を用いて、前記光学部品(L3,48)が前記制限部(37)に当接しないように、前記駆動部(38a,38b,40a,40b)の前記駆動力を制御する制御部(14)とを含むことを特徴とする。
本発明に係るブレ補正装置は、制御部(14)が第1センサ(31)及び第2センサ(33)を用いて、光学部品(L3,48)が制限部(37)に当接しないように制御しているので、第1センサ(31)で検出される磁性体(38a,38b)の温度、及び、第2センサ(33)で検出されるコイル(40a,40b)の温度に応じて的確な制御が可能となり、高精度なブレ補正を実現することができる。
また、好ましくは前記制御部(14)は、前記弾性部(35)の前記弾性力に抗して前記光学部品(L3,48)が前記制限部(37)に到達する駆動力よりも小さい最大駆動力を設定し、前記駆動部(38a,38b,40a,40b)の前記駆動力が前記最大駆動力よりも小さくなるように制御する。
なお、駆動部(38a,38b,40a,40b)は、例えば、デューティ比を変更することで駆動力(F)を変更可能である。また、最大駆動力は、例えば、デューティ比(Vo,Voh,Vol)で定まるものでもよい。最大駆動力は、例えば、リミット値設定回路により規定される。リミット値設定回路は、例えば、センサ(31,33)で検出した温度に応じてリミット値を可変できる。たとえば、所定値は、光学部品(L3,48)が制限部(37)の近傍にある場合に、バネ力と釣り合う駆動力である。
好ましくは、前記制御部(14)は、前記センサ(31,33)で検出された温度が高くなるほど前記最大駆動力を高く設定する。温度が高くなるほど、駆動部(38a,38b,40a,40b)を構成する電気回路の電気抵抗が高くなると共に、駆動部(38a,38b,40a,40b)を構成する磁気回路の磁束密度が小さくなる。そのため、温度が高くなるほど、駆動部(38a,38b,40a,40b)を構成する電気回路に流れる電流に対する駆動力は小さくなる。そこで、最大駆動力を高く設定しても、光学部品(L3,48)を含む可動部が制限部(37)に衝突することを有効に防止することができる。
好ましくは、前記センサ(31,33)は、前記駆動部(38a,38b,40a,40b)の近傍に備えられ、前記駆動部(38a,38b,40a,40b)が駆動しているときの温度を検出する。駆動部(38a,38b,40a,40b)の温度が、駆動力に影響を与えるからである。
好ましくは、前記制限部(37)は、前記光学部品(L3,48)の周囲に環状に設けられている。光学部品(L3,48)の半径方向外側への移動を全周で制限するためである。ただし、制限部(37)は、光学部品(L3,48)の周囲の少なくとも一部に設けられていればよく、環状に設けられているものに限定されない。
好ましくは、前記弾性部(35)は、前記制限部(37)の略中心に向けて前記光学部品(L3,48)を引き戻すように作用する。弾性部(35)は、たとえば、バネである。たとえば、バネは複数であり、互いに対称に備えられていてもよい。たとえば、弾性部(35)は、制御中心に向けて光学部品(L3,48)を引き戻してもよいし、制限部(37)の略中心に向けて光学部品(L3,48)を引き戻してもよい。制御中心とは、たとえば駆動部(38a,38b,40a,40b)の駆動軸(A,B)の交差中心である。
好ましくは、前記光学部品(L3,48)は、光を通過させる光透過部材、光を反射させる光反射部材、及び、光学系による像を撮像する撮像素子のうち少なくとも1つである。ただし、光学部品(L3,48)は、像ブレを補正するために移動可能なものであれば、上記に限定されるものではない。光透過部材としては、たとえばレンズ等が例示され、光反射部材としては、たとえばミラー等が例示され、撮像素子としては、たとえばCCD、C−MOSセンサ等が例示される。
本発明に係る光学機器は、上記のブレ補正装置を含む。
なお、上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために、実施形態を示す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るカメラの概略図、
図2Aは図1に示す手振れ補正部の概略分解斜視図、
図2Bは図2Aに示す可動部の平面図、
図2Cは図2Aに示す手振れ補正部の概略断面図、
図3(A)はメカリミットとレンズ可動範囲との関係を示す説明図、図3(B)は常温でのメカリミットとレンズ可動範囲との関係を示す説明図、図3(C)は低温でのメカリミットとレンズ可動範囲との関係を示す説明図、
図4は図1に示すCPUが処理するブレ補正制御の全体フローチャート図、
図5(A)はPWM制御におけるデューティ比の説明図、図5(B)は図5(A)に等価な電圧制御の例を示す説明図、
図6(A)は温度変化に応じたデューティ比のソフトリミットの制御を示すグラフ、図6(B)は図6(A)の制御に基づくレンズ位置の移動位置を示すグラフ、
図7(A)〜図7(E)は温度とレンズ補正力との関係を示すグラフ、
図8は本発明の他の実施形態に係る手振れ補正部の図2Cに対応する部分拡大図、
図9は図8に示す手振れ補正部の平面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るカメラ1は、いわゆるコンパクトカメラであり、カメラボディ1aとレンズ鏡筒2とが一体化してある。レンズ鏡筒2は、対物側から順に、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群(ブレ補正レンズ群)L3を配列して構成された撮像光学系を備えている。また、この実施形態のカメラ1では、第3レンズ群L3の背後(像面側)に、シャッタ4およびCCD,CMOSなどの撮像素子3を具備してある。
第1レンズ群L1は、撮像光学系のうち最も対物側に設けられ、駆動機構6により光軸Zに沿って移動自在に駆動され、ズーミングが可能になっている。第2レンズ群L2は、駆動機構8により光軸Zに沿って移動自在に駆動され、フォーカシングが可能になっている。
第3レンズ群(ブレ補正レンズ群)L3は、ブレ補正装置30の一部を構成するものである。このブレ補正装置30の構成、機能については後に詳しく説明する。第3レンズ群L3は、他のレンズ群に対して、光軸Zと直交する面内でシフト変位することによって、カメラの動きに起因する像ブレを低減する。
シャッタ4および図示省略してある絞り機構は、カメラの露光を制御するように駆動機構10により駆動される。撮像素子3は、撮像光学系が撮像面上に結像する被写体像の光に基づいて、電気的な画像出力信号を生成し、その信号は、信号処理回路16で、A/D変換やノイズ処理されてCPU14へ入力する。
レンズ鏡筒2には、ジャイロセンサ12が内蔵してあり、カメラ1に生じる手ブレなどの角速度を検出し、CPU14に出力する。CPU14には、AFセンサ18からの検出信号も出力され、その検出信号に基づき、駆動機構8を制御し、オートフォーカス機構を実現している。
CPU14には、記録媒体20、不揮発性メモリ22および各種操作ボタン24に接続してある。記録媒体20は、CPU14からの出力信号を受けて撮影画像を記録したり、読み出されたりするメモリであり、たとえば着脱自在なカード式メモリである。これらのカード式メモリとしては、たとえばSDカードメモリ、CFカードメモリなどが例示される。
不揮発メモリ22は、ジャイロセンサのゲイン値などの調整値情報が記録してあり、CPU14と共にカメラの内部に内蔵してある半導体メモリなどで構成される。各種操作ボタン24としては、たとえばレリーズスイッチが例示され、レリーズスイッチを半押しまたは全押しすることで、その信号がCPU14に入力される。
以下、カメラ1のレンズ鏡筒2に内蔵してあるブレ補正装置30について、詳細に説明する。ブレ補正装置30は、図2A〜図2Cに示すように、カメラ1のレンズ鏡筒2に固定される第1固定部34と、この第1固定部34に対して、A軸およびB軸を含む平面方向に移動自在な可動部32とを有する。図2Bに示すように、可動部32には、第3レンズ群L3を保持するレンズ保持枠48が固定してある。
A軸およびB軸を含む平面は、図1に示す光軸Zに対して垂直な平面である。A軸およびB軸は、相互に垂直であることが、可動部32の位置座標が単純になり好ましいが、必ずしも垂直である必要はない。
図2Aおよび図2Cに示すように、可動部32は、光軸Z方向に沿って第1固定部34と第2固定部36との間に挟まれている。第2固定部36は、第1固定部34と同様に、図1に示すレンズ鏡筒2に固定してある。図2Cに示すように、第1固定部34と可動部32との間には、ボール軸受44が配置してあり、可動部32が第1固定部34に対して、A軸およびB軸を含む平面方向にスムーズに移動するようになっている。
なお、可動部32の移動に際して、可動部32を常にボール軸受44に接触させ、第2固定部36には擦らないようにするために、図2Aに示すように、可動部32と第1固定部34とは、複数のスプリング35により連結されている。これらのスプリング35は、その他の外力が作用しない状態で、図3(A)に示すように、レンズ保持枠48(図2Bに示す第3レンズ群L3)の中心を、メカリミット37の中心付近に位置させる機能もある。
図2Aに示すように、メカリミット37は、第1固定部34の中心に形成された環状の開口部であり、この開口部の内部に、図2Bに示す第3レンズ群L3を保持するレンズ保持枠48が入り込む。そのため、第3レンズ群L3のA軸およびB軸を含む平面方向の移動は、レンズ保持枠48がメカリミット37に衝突することで制限される。すなわち、第3レンズ群L3は、メカリミット37の範囲内で移動が可能である。
第1固定部34および第2固定部36に対して可動部32を、光軸Zと直交するA軸−B軸平面内において駆動移動させるために、VCMなどの電磁アクチュエータが、第1固定部34と可動部32とに装着してある。
電磁アクチュエータは、第1駆動用磁石38aおよび第1駆動用コイル40aの対と、第2駆動用磁石38bおよび第2駆動用コイル40bの対とを有する。第1駆動用磁石38aおよび第2駆動用磁石38bは、可動部32に固定してあり、第1駆動用コイル40aおよび第2駆動用コイル40bは第1固定部34に装着してある。駆動用磁石38aおよび38bとの間に第1および第2駆動用コイル40a,40bを挟むようにヨークを装着しても良い。
第1駆動用コイル40aは、図1に示すCPU14からの駆動信号に基づき駆動され、所定の電流を流すことで、第1駆動用コイル40aに発生する磁界は、第1駆動用磁石38aに作用し、可動部32をA軸方向に沿って移動させる駆動力を発生させる。また、同様に、第2駆動用コイル40bに発生する磁界は、第2駆動用磁石38aに作用し、可動部32をB軸方向に沿って移動させる駆動力を発生させる。
すなわち、CPU14からの駆動信号に基づき、第1駆動用コイル40aおよび第2駆動用コイル40bに流れる電流を調節することで、可動部32に固定してある第3レンズ群L3を、メカリミット37の範囲内で、A軸−B軸平面内で自由に移動させることができる。可動部32を移動させるための駆動力は、第1駆動用コイル40aおよび第2駆動用コイル40bに流れる電流の調節により行う。これは、たとえばパルス幅変調(PWM)制御のデューティ比を変化させることで実現することができる。
本実施形態では、図2Cに示すように、磁石38aおよび磁石38bの少なくとも一方の近くに、温度センサ31が装着してあると共に、コイル40aおよび40bの少なくとも一方の近くに、温度センサ33が装着してある。これらの温度センサ31および33で検出された温度に関する検出信号は、図1に示すCPU14へ送信され、下述するブレ補正の制御に用いられる。
図1に示すCPU14は、たとえばジャイロセンサ12などの角速度センサによって検出されたカメラ1のブレ加速度に応じて、第1固定部34に対して可動部32を駆動し、第3レンズ群L3の光軸中心を、その他のレンズ群L1,L2の光軸Zに対して移動制御することにより、像ブレを低減することができる。
具体的には、本実施形態では、図1に示すCPU14が、図4に示すフローチャートで示される制御を行う。まず、図4に示すステップS1にて、ブレ補正制御が開始すると、ステップS2にて、図1に示すCPU14は、たとえばジャイロセンサ12などの角速度センサによってカメラ1のブレ量(加速度)を検出する。ブレ補正制御の開始は、たとえばCPU14がレリーズスイッチの半押し信号を検出した場合に行われる。
次に図4に示すステップS3では、図1に示すCPU14がブレ量をA/D変換し、ステップS4では、A/D変換されたブレ量信号をバンドパスフィルタ(BPF)に通して積分することにより、補正レンズ(第3レンズ群L3)の目標位置を算出する。
次にステップS5では、図1に示すCPU14は、ステップS4にて求められた目標位置に基づき、第3レンズ群L3を保持するレンズ保持枠48を、目標位置まで動かす力Fを算出する。動かす力Fは、図3(A)に示すように、スプリング35のスプリング力に抵抗して、ブレ量を打ち消すように、レンズ保持枠48を光軸Zと垂直な平面方向に目標位置まで動かす力である。本実施形態では、オープンループ制御を適用している。
次にステップS6では、図1に示すCPU14は、ステップS5にて求められた力Fから、この力Fを作用させるために、図2Aおよび図2Cに示すコイル40a,40bに印加されるパルス状電圧のデューティ比Vt(基準温度基準)を算出する。なお、基準温度は、特に限定されないが、たとえば20°Cである。
また、デューティ比とは、図5(A)において、パルス変調制御(PWM)におけるコイル40a,40bに印加される電圧の駆動周期をf1とし、f2を電圧ONの時間、f3を電圧OFFの時間とした場合に、f2/f1の比である。このデューティ比が1に近ければ、駆動力が最大になり、0に近ければ、駆動力は弱くなる。
図5(A)に示すようなパルス信号をkHz単位で発振させることで、図2Aおよび図2Cに示すコイル40a,40bおよび磁石38a,38bから成るVCMは、図5(A)に示すパルス信号の時間平均された電圧で制御される(図5(B))。したがって、PWM駆動デューティー比を変化させることで、VCMへ印加する電圧を変化させ、ブレ量に応じた電流を流すことができる。PWM駆動することで、省電力化に寄与する。
図4に示すステップS7では、図2Cに示す温度センサ31および33からの出力信号が図1に示すCPU14へ入力し、CPU14では、磁石38a,38bおよびコイル40a,40bの温度を検出する。ステップS8では、CPU14は、検出された温度が基準温度の所定範囲内か否かを判断する。所定範囲内であれば、後述するステップS11の処理を行う。基準温度の所定範囲内とは、たとえば20°C±5°Cの範囲内であるが特に限定されない。
ステップS8にて、検出された温度が基準温度の範囲外と判断された場合には、ステップS9にて、CPU14は、検出された温度と基準温度との差を演算し、その温度差に基づき、ステップS10にて、デューティ比の変化量ΔVを求める。デューティ比の変化量ΔVに関しては後述する。
次に、ステップS11では、CPU14は、ステップS6で求められたデューティ比Vtが、図6(A)に示すソフトリミットVo,Voh,Vol以内であるか否かを判断し、デューティ比Vtが、ソフトリミットVo,Voh,Volを超えている場合には、デューティ比Vtに限界を設けて、ソフトリミットVo,Voh,Volに置き換える。
次にステップS12では、一部がソフトリミットVo,Voh,Volで置き換えられた駆動デューティ比Vt(図6(A))に基づき、図2Aに示すコイル40a,40bおよび磁石38a,38bから成るVCMを駆動する。本実施形態では、デューティ比VtのソフトリミットVoは、図6(A)に示すように、基準温度の範囲内(常温)の値で設定してある。このソフトリミットVoは、図3(A)および図3(B)に示すように、常温において、ソフトリミットVoに対応するデューティ比でVCMを駆動した場合に、レンズ保持枠48が、メカリミット37に衝突しないソフトリミット可動範囲37a内で動くように決定される。
後述する理由から、基準温度の範囲内(常温)よりも低温で、VCMを駆動する場合に、常温でのソフトリミットVoをそのまま適用すると、図3(C)に示すように、ソフトリミット可動範囲37bは、メカリミット37よりも大きくなってしまい、レンズ保持枠48が、メカリミット37に衝突する機会が多くなってしまう。
そこで本実施形態では、図6(A)に示すように、低温におけるソフトリミットVolを、常温でのソフトリミットVoに比較して、図4に示すステップS10にて求めたデューティ比の変化量ΔVに応じて低くしてある。このように低温におけるソフトリミットVolを、常温でのソフトリミットVoに比較して低くすることで、図3(C)に示すように、ソフトリミット可動範囲37cを、メカリミット37よりも小さくすることが可能になる。
また、同様な理由から、常温よりも高温の場合には、常温でのソフトリミットVoを適用したのでは、ソフトリミット可動範囲が狭くなりすぎるために、その場合には、図6(A)に示すように、高温におけるソフトリミットVohを、常温でのソフトリミットVoに比較して高く設定する。
このようにソフトリミットVo,Vol,Vohを、環境温度に応じて適切に設定することで、図6(B)に示すように、レンズ保持枠48は、環境温度によらず、メカリミット37の範囲内の可動範囲37a,37c内でスムーズに動き、ブレ補正制御の精度が向上する。なお、ソフトリミットVo,Vol,Vohは、必ずしも3段階ではなく、温度に応じて、さらに多段階に設定することも可能である。また、常温と低温の二段階のみの切替でも良い。
次に、環境温度に応じてソフトリミットVoを変化させる必要がある理由を説明する。
図2Aに示すコイル40a,40bの温度係数をα(正の係数)、磁石38a,38bの温度係数をβ(負の係数)とすると、金属の電気抵抗は、温度上昇と共に増大し、磁石の磁束密度は温度上昇と共に減少するので、
R=Ro(1+α・ΔT)、B=Bo(1+β・ΔT)の式が成り立つ。
これらの関係式をグラフ化すると、図7(A)および図7(B)となる。ただし、Ro,Boは、基準温度での電気抵抗と磁束密度である。また、R,Bは温度変化後の電気抵抗と磁束密度である。ΔTは、基準温度Toから温度Tに変化した時の温度差である。
ΔT=0の時、すなわち、温度変化がない時を考える。その場合において、カメラが手ブレをして、ブレ補正レンズの目標位置から、レンズ補正力Fが算出される。この補正力Fを得るために必要な電流は、フレミングの左手の法則F=BILより、F=Bo・Io・L(式1)で求められる。
この式1における電流Ioは、図7(C)および図7(D)に示される。この電流Ioを得るためにVCMのコイルに印加する電圧Vo、つまり、駆動デューティ比は、図7(D)に示すように、コイルの抵抗Roから計算される。すなわち、オームの法則により、Vo=Ro・Io(式2)である。この電圧Voが得られるようにPWM駆動デューティ比を決定してブレ補正制御を行う。
次に、基準温度よりも温度が低下した温度Tにて、上述したΔT=0と同じブレ補正レンズの目標位置が指示された場合を考える。ΔT=0の場合と同様に、VCMのコイルには、電圧Voが印加される。しかし、コイルの抵抗値は、温度低下により、RoからRに温度係数分だけ減少している(図7(A))。
そのため、式2で求めた電圧Voがそのまま印加されると、Vo=R・I’となり、図7(D)に示すように、コイルに流れる電流は、IoからI’に増大する。IoとI’との関係は、上記の式2および式3から、I’=Io/(1+α・ΔT)となる(式4)。ただし、I’>Ioである。
さらに、このI’からレンズ補正力を求めるが、図7(B)に示すように、磁石の温度低下により、磁束密度がBoからBに温度係数分増大している。したがって、補正力F’は、F’=B・I’・L=Bo・Io・L・(1+β・ΔT)/(1+α・ΔT)=F・(1+β・ΔT)/(1+α・ΔT)となる(式5)。
このため、図7(E)に示すように、補正レンズに対して常温での補正力Fよりも大きな力F’が作用し、オープン制御では、レンズ可動部の位置検出による制御ができないために、可動部であるレンズ保持枠48がメカリミット37に衝突してしまう。
そこで本実施形態では、図7(A)〜図7(D)および上記式1〜式5の関係を利用して、低温でのソフトリミットVolと基準温度でのソフトリミットVoとの関係を求めると、Vol=Vo・(1+β・ΔT)/(1+α・ΔT)となる(式6)。また、高温でのソフトリミットVohと基準温度でのソフトリミットVoとの関係を求めると、Vo=Voh・(1+β・ΔT)/(1+α・ΔT)となる(式7)。
たとえば基準温度からの温度変化が−1°Cであり、すなわち、ΔT=−1の時、温度変化がない場合におけるPWM駆動デューティ比と比較して、デューティ比の変化量ΔVを求めてみる。VCMのコイルと磁石の材質を、それぞれ銅とネオジウムだとする。それぞれの温度係数は、α=4.2×10−3/°C、β=−1.2×10−3/°Cであるので、上記式6より、ΔV=1−Vol/Vo=1−(1−α)/(1−β)=1−0.9958/1.0012=0.0054となり、常温でのソフトリミットVoに対して、0.54%低い値で、低温でのソフトリミットVolを設定すればよいことが分かる。
本実施形態では、図2Cに示す温度センサ31,33の出力に応じて、図6(A)および図6(B)に示すように、駆動デューティ比VtのソフトリミットVo,Voh,Volを変化させるために、温度変化が生じても、レンズ保持枠48がメカリミット37に衝突することがなくなり、高精度なブレ補正を実現することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々に改変することができる。たとえば、固定部34,36と可動部32とは逆でも良い。すなわち、固定部34または36に対して、駆動用磁石38a,38bを装着すると共に、可動部32に対して、コイル40a,40bおよびホール素子42a,42bを装着しても良い。ただし、配線の容易性などを考えると、上述した図面に示す実施形態が好ましい。
図8、図9は図2Aに示した手振れ補正部の部分拡大図である。図8において、可動部32には、第1駆動用コイル40aに対向する側とは反対側に第1凹溝321が設けられている。温度センサ31は、第1駆動用磁石38aに近接するように第1凹溝321の内部に備えられている。
なお、図8において、温度センサ31と第1駆動用磁石38aとの間には間隔があるが、温度センサ31と第1駆動用磁石38aとを接触させることも好ましい。
第1固定部34には、第1駆動用磁石38aに対向する側とは反対側に第2凹溝341が設けられている。温度センサ33は、第1駆動用コイル40aに近接するように第2凹溝341の内部に備えられている。
なお、図8において、温度センサ33と第1駆動用コイル40aとの間には間隔があるが、温度センサ33と第1駆動用コイル40aとを接触させることも好ましい。
図示の実施例では、温度センサ31は、第1駆動用磁石38aの近傍であって、第1駆動用コイル40aに対向する側とは反対側の部分に備えられている。このため、温度センサ31は、第1駆動用コイル40aからの距離が遠くなり第1駆動用コイル40aの温度の影響を受けにくくなるので、第1駆動用磁石38aの温度を的確に検出することができる。
同様に、温度センサ33は、第1駆動用コイル40aの近傍であって、第1駆動用磁石38aに対向する側とは反対側の部分に備えられている。このため、温度センサ33は、第1駆動用磁石38aからの距離が遠くなり第1駆動用磁石38aの温度の影響を受けにくくなるので、第1駆動用コイル40aの温度を的確に検出することができる。
また、温度センサ31の中心位置は、第1駆動用磁石38aの中心位置からずらして設けられており、温度センサ31は、第1駆動用磁石38aよりも可動部32の重心側に備えられている。このため、可動部32に温度センサ31を設けても可動部32のバランスが崩れることがない。
また、図9に示すように、温度センサ33は、第1駆動用コイル40aの内周側端部401から外周側端部402まで設けられている。このため、第1駆動用コイル40aの内周側端部401の温度及び外周側端部402の温度をバランスよく検出することができ、的確なブレ補正制御を実現できる。
図示の実施例では、可動部32に第1凹溝321が設けられているので、第1凹溝321の凹溝の深さを温度センサ31の厚みと同程度に設定しておけば、第1凹溝321に温度センサ31を配置した後、温度センサ31の上に第1駆動用磁石38aを配置させれば、温度センサ31を第1駆動用磁石38aの近傍に容易に配置させることができる。
同様に、図示の実施例では、第1固定部34に第2凹溝341が設けられているので、温度センサ33の上に第1駆動用コイル40aを配置させれば、温度センサ33を第1駆動用コイル40aの近傍に容易に配置させることができる。
更に、図示の実施例では、CPU14が温度センサ31及び温度センサ33を用いて制御をしているので、温度センサ31及び温度センサ33で検出された第1駆動用磁石38a及び第1駆動用コイル40aの温度変化に応じて駆動力が大きくなりすぎないようにソフトリミット(Vo、Vol、Voh)を変化させる。このため、可動部32がメカリミット37に衝突することを有効に防止することができる。
また、例えば、第1駆動用磁石38aは自己発熱しない部品であるのに対し、第1駆動用コイル40aは印加される電流により自己発熱する部品であるから、装置の使用状態により第1駆動用磁石38aの温度と第1駆動用コイル40aの温度とが大きく異なる場合がある。
本実施例では、第1駆動用磁石38aの温度を検出する温度センサ31及び第1駆動用コイル40aの温度を検出する温度センサ33の両方に基づいてCPU14がソフトリミット(Vo、Vol、Voh)を制御するので、第1駆動用磁石38aの温度と第1駆動用コイル40aの温度とが大きく異なる場合でも、的確な制御が可能となる。
さらに、ブレ補正装置は、レンズ駆動方式のみでなく、CCD駆動方式にも適用することができる。すなわち、補正レンズ群L3を光軸Zに垂直な平面で移動させるのではなく、CCDなどの撮像素子3を、カメラのブレに応じて、光軸Zに垂直な平面で移動させるタイプのブレ補正装置にも適用が可能である。
また、本実施形態のブレ補正装置は、レンズ鏡筒2を有するカメラ1のみでなく、レンズ鏡筒自体、スチルカメラ、ビデオカメラ、望遠鏡、顕微鏡などのその他の光学装置にも適用することができる。
さらに、上述した実施形態では、駆動デューティ比のソフトリミットVo,Vol,Vohのみを、温度センサ31および33からの出力信号に応じて変化させたが、これらの出力信号に応じて、図4に示すステップS10にて求めたデューティ比の変化量ΔVに基づき、図6(A)に示す駆動デューティ比Vt自体を変化させてもよい。
図1は本発明の一実施形態に係るカメラの概略図である。 図2Aは図1に示す手振れ補正部の概略分解斜視図である。 図2Bは図2Aに示す可動部の平面図である。 図2Cは図2Aに示す手振れ補正部の概略断面図である。 図3(A)はメカリミットとレンズ可動範囲との関係を示す説明図、図3(B)は常温でのメカリミットとレンズ可動範囲との関係を示す説明図、図3(C)は低温でのメカリミットとレンズ可動範囲との関係を示す説明図である。 図4は図1に示すCPUが処理するブレ補正制御の全体フローチャート図である。 図5(A)はPWM制御におけるデューティ比の説明図、図5(B)は図5(A)に等価な電圧制御の例を示す説明図である。 図6(A)は温度変化に応じたデューティ比のソフトリミットの制御を示すグラフ、図6(B)は図6(A)の制御に基づくレンズ位置の移動位置を示すグラフである。 図7(A)〜図7(E)は温度とレンズ補正力との関係を示すグラフである。 図8は本発明の他の実施形態に係る手振れ補正部の図2Cに対応する部分拡大図である。 図9は図8に示す手振れ補正部の平面図である。
符号の説明
1… カメラ
2… レンズ鏡筒
14… CPU
30… ブレ補正装置
31,33… 温度センサ
32… 可動部
34,36… 固定部
35… スプリング
37… メカリミット
37a,37b,37c… ソフトリミット可動範囲
38a,38b… 駆動用磁石
40a,40b… 駆動用コイル
48… レンズ保持枠

Claims (14)

  1. 像ブレを補正するために移動可能な光学部品と、
    前記光学部品の移動方向に備えられ前記光学部品の移動を制限する制限部と、
    前記制限部から遠ざかる方向に前記光学部品を付勢する弾性力を前記光学部品に与える弾性部と、
    磁性体の磁界が生じる位置に備えられたコイルを有し、前記弾性部の前記弾性力に抗して前記光学部品を駆動できるように、前記光学部品に駆動力を与える駆動部と、
    前記磁性体の近傍に備えられ前記磁性体の温度を検出する第1センサと、
    前記コイルの近傍に備えられ前記コイルの温度を検出する第2センサと、
    前記第1センサ及び前記第2センサを用いて、前記光学部品が前記制限部に当接しないように、前記駆動部の前記駆動力を制御する制御部とを含むことを特徴とするブレ補正装置。
  2. 請求項1に記載されたブレ補正装置であって、
    前記第1センサは、前記磁性体の前記コイルに対向する側とは反対側に備えられ、
    前記第2センサは、前記コイルの前記磁性体に対向する側とは反対側に備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたブレ補正装置であって、
    前記磁性体を保持する保持枠を有し、
    前記第1センサは、前記磁性体と前記保持枠との間に備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  4. 請求項3に記載されたブレ補正装置であって、
    前記第1センサは、前記磁性体よりも前記保持枠の重心側に備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載されたブレ補正装置であって、
    前記光学部品は、前記コイルを保持する保持枠を有し、
    前記第2センサは、前記コイルと前記保持枠との間に備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  6. 請求項5に記載されたブレ補正装置であって、
    前記第2センサは、前記コイルよりも前記保持枠の重心側に備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1項に記載されたブレ補正装置であって、
    前記第2センサは、前記コイルの内周側の端部から外周側の端部まで備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載されたブレ補正装置であって、
    前記制御部は、前記弾性部の前記弾性力に抗して前記光学部品が前記制限部に到達する駆動力よりも小さい最大駆動力を設定し、前記駆動部の前記駆動力が前記最大駆動力よりも小さくなるように制御することを特徴とするブレ補正装置。
  9. 請求項8に記載されたブレ補正装置であって、
    前記制御部は、前記第1センサ及び前記第2センサの少なくとも一方で検出された温度が高くなるほど前記最大駆動力を高く設定することを特徴とするブレ補正装置。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1項に記載されたブレ補正装置であって、
    前記制御部は、前記光学部品の位置に対応する情報を用いることなく前記駆動部の前記駆動力を制御することを特徴とするブレ補正装置。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか1項に記載されたブレ補正装置であって、
    前記制限部は、前記光学部品の周囲に環状に設けられていることを特徴とするブレ補正装置。
  12. 請求項1から請求項11までの何れか1項に記載されたブレ補正装置であって、
    前記弾性部材は、前記制限部の略中心に向けて前記光学部品を引き戻すことを特徴とするブレ補正装置。
  13. 請求項1から請求項12までの何れか1項に記載されたブレ補正装置であって、
    前記光学部品は、光を通過させる光透過部材、光を反射させる光反射部材、及び、光学系による像を撮像する撮像素子のうち少なくとも1つと、前記光透過部材、前記光反射部材、及び、前記撮像素子のうち少なくとも1つを支持する支持部材とを含むことを特徴とするブレ補正装置。
  14. 請求項1から請求項13までの何れか1項に記載されたブレ補正装置を含むことを特徴とする光学機器。
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