JP2014109584A - 光学ユニットおよび電磁アクチュエータ用駆動装置 - Google Patents

光学ユニットおよび電磁アクチュエータ用駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オン・デューティ比の上限を設定することによりPWM駆動回路のパワートランジスタを保護した場合でも、駆動コイルに十分な電流を供給することのできる光学ユニットおよび電磁アクチュエータ用駆動装置を提供すること。
【解決手段】光学ユニット100に用いた電磁アクチュエータ用駆動装置20は、電源電圧監視部50によって電源電圧VSを監視し、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での電源電圧VSの監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比の上限を設定する。このため、電源電圧VSが変動した場合でも、パワートランジスタ32に過大な電流が流れない。また、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での電源電圧VSの監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比を設定するので、電源電圧VSが低下した場合には、オン・デューティ比を高くする。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズを保持する可動体を電磁アクチュエータによって変位させる光学ユニット、および電磁アクチュエータ用駆動装置に関するものである。
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機等の撮像装置において、レンズを保持する可動体を光軸方向に移動させてフォーカシングを行うレンズ駆動装置や、レンズを保持する可動体を揺動させてユーザーの手振れ等を補正する振れ補正装置等には各種アクチュエータが用いられている。
また、アクチュエータにおいてはPWM制御を採用した技術も提案されている(特許文献1参照)。かかる特許文献1に記載の装置では、形状記憶合金アクチュエータが用いられており、形状記憶合金アクチュエータの温度上昇に起因する動作不良を防止するために、形状記憶合金アクチュエータに供給する電力量を制限することが提案されている。
特許第4821911号公報
一方、レンズ駆動装置や振れ補正装置等の光学ユニットでは、可動体および支持体の一方に永久磁石を設け、他方に駆動コイルを設けた電磁アクチュエータが用いられることがあり、かかる電磁アクチュエータの場合において、PWM制御を採用する場合、PWM駆動回路のパワートランジスタを保護する目的で、パワートランジスタを流れる電流値を制限する必要があるが、かかる保護については未だ提案されていない。
ここに本願発明者は、パワートランジスタを保護するにあたって、PWM制御時のオン・デューティ比の上限を制限することを提案するものである。具体的には、図4(a)に示すように、駆動コイル11およびマグネット12を備えた電磁アクチュエータ10を駆動するにあたって、電磁アクチュエータ用駆動装置20に設けられたPWM駆動回路30は、制御部90からの指令に基づいてPWM制御信号SPWMを生成するPWM制御部31と、PWM制御信号SPWMに基づいて電源電圧VSをパルス変調して駆動電圧VPWM(図4(b)参照)を生成するパワートランジスタ32とを有している。ここで、図4(b)に示すように、電源電圧VSの設計時の電圧値をVMとし、駆動コイル11の設計時の抵抗値をRMとしたとき、パワートランジスタ32に流れる電流は、オン・デューティ比が100%のときは、VM/RMとなり、オン・デューティ比が80%のときは、(VM/RM)×0.8となる。従って、電磁アクチュエータ用駆動装置20にオン・デューティ比制限部40を設け、かかるオン・デューティ比制限部40によって、オン・デューティ比の上限を設定すれば、パワートランジスタ32に流れる電流の最大値を設定できることになる。
また、電源電圧VSの電圧値の変動や駆動コイル11の抵抗値の変動を考慮してオン・デューティ比の上限を設定すれば、電源電圧VSの電圧値や駆動コイル11の抵抗値が変動しても、パワートランジスタ32を保護できることになる。例えば、パワートランジスタ32の最大電流規格値Imaxが、電源電圧VSの設計時の電圧値VMと駆動コイル11の設計時の抵抗RMとの積(VM×RM)の80%である場合、部品の特性値のばらつきや環境温度の変化等が原因で電源電圧VSの電圧値や駆動コイル11の抵抗値が設計時の電圧
VMや抵抗値RMから0.9倍〜1.1倍まで変動した場合でも、下式に基づいて、オン・デューティ比の上限を65%に制限すれば、パワートランジスタ32の流れる電流が最大電流規格値Imaxを超えることを防止することができる。
条件
Imax=(VM/RM)×0.8
オン・デューティ比が100%の場合にパワートランジスタ32に流れる最大電流
Ia=(VM×1.1)/(RM×0.9)
オン・デューティ比の上限Dmax
Ia×Dmax≦Imax
Dmax≦Imax/Ia≒0.65
しかしながら、駆動コイル11の抵抗値RMが0.9倍まで低くなっているが、オン・デューティ比の電源電圧VSが設計時の電圧値VMの0.9倍まで低くなっている場合には、オン・デューティ比の上限を80%に設定できるにもかかわらず、上記構成のようにオン・デューティ比の上限を65%に固定しておくと、パワートランジスタ32には、本来通電可能な電流値の0.81倍の電流しか流せないことになり、十分なパワーを発揮させることができない事態が発生する。
また、電源電圧VSが設計時の電圧値VMの0.9倍まで低く、かつ、駆動コイル11の抵抗値RMが1.1倍まで高まっている場合には、オン・デューティ比の上限を98%に設定できるにもかかわらず、上記構成のようにオン・デューティ比の上限を65%に固定しておくと、パワートランジスタ32には、通電可能な電流値の0.66倍の電流しか流せないことになり、十分なパワーを発揮させることができない事態が発生する。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、オン・デューティ比の上限を設定することによりPWM駆動回路のパワートランジスタを保護した場合でも、駆動コイルに十分な電流を供給することのできる光学ユニットおよび電磁アクチュエータ用駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズを保持する可動体と、該可動体を変位可能に支持する支持体と、該支持体に対して前記可動体を変位させる電磁アクチュエータと、該電磁アクチュエータをPWM駆動する電磁アクチュエータ用駆動装置と、を有する光学ユニットであって、前記電磁アクチュエータ用駆動装置は、電源電圧をPWM変調した駆動電圧をパワートランジスタを介して駆動コイルに供給するPWM駆動回路と、前記電源電圧を監視する電源電圧監視部と、該電源電圧監視部での監視結果に基づいて前記駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定するデューティ比制限部と、を有することを特徴とする。
本発明において、電磁アクチュエータ用駆動装置は、電源電圧監視部によって電源電圧を監視し、デューティ比制限部は、電源電圧監視部での電源電圧の監視結果に基づいて駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定する。このため、電源電圧が変動した場合でも、パワートランジスタに過大な電流が流れないので、パワートランジスタを保護することができる。また、デューティ比制限部は、電源電圧監視部での電源電圧の監視結果に基づいて駆動電圧のオン・デューティ比を設定するので、電源電圧が低下した場合には、オン・デューティ比を高くする。このため、オン・デューティ比の上限を設定することにより、PWM駆動回路のパワートランジスタを保護した場合でも、駆動コイルに十分な電流を供給することができる。
この場合、前記電源電圧監視部は、前記電源電圧を検出する電源電圧検出部と、前記電
源電圧の許容最大電圧値が設定された許容電圧設定部と、前記電源電圧検出部での前記電源電圧の検出値と前記許容最大電圧値とを比較する比較部と、を備え、前記電源電圧の検出値をViとし、前記許容最大電圧値をVmaxとしたとき、前記デューティ比制限部は、前記比較部での比較結果において、Vi≦Vmaxのときには前記デューティ比の上限を100%に設定し、Vi>Vmaxのときには100%×(Vmax/Vi)を前記デューティ比の上限とする構成を採用することができる。かかる構成によれば、比較的簡素な構成で、電源電圧の変動に対応したオン・デューティ比を設定することができる。
本発明において、前記電磁アクチュエータ用駆動装置は、さらに、前記駆動コイルの抵抗値を監視するコイル抵抗値監視部を備え、前記デューティ比制限部は、前記電源電圧監視部での監視結果、および前記コイル抵抗値監視部での監視結果に基づいて前記オン・デューティ比の上限を規定することが好ましい。かかる構成によれば、駆動コイルの抵抗値が増大したときには、オン・デューティ比を高くする。このため、オン・デューティ比の上限を設定することにより、PWM駆動回路のパワートランジスタを保護した場合でも、駆動コイルに十分な電流を供給することができる。
この場合、前記電源電圧監視部は、前記電源電圧を検出する電源電圧検出部と、前記電源電圧の許容最大電圧値が設定された許容電圧設定部と、前記電源電圧検出部での前記電源電圧の検出値と前記許容最大電圧値とを比較する比較部と、を備え、前記電源電圧の検出値をViとし、前記許容最大電圧値をVmaxとしたとき、前記許容最大電圧値Vmaxは、前記パワートランジスタの最大電流規格値Imaxと、前記コイル抵抗値監視部による前記駆動コイルの抵抗値の検出値Riとの積として設定されており、前記デューティ比制限部は、前記比較部での比較結果においてVi≦Vmaxのときには前記デューティ比の上限を100%に設定し、前記比較部での比較結果においてVi>Vmaxのときには100%×(Vmax/Vi)を前記デューティ比の上限とする構成を採用することができる。かかる構成によれば、比較的簡素な構成で、電源電圧の変動および駆動コイルの抵抗変化に対応したオン・デューティ比を設定することができる。
本発明において、前記コイル抵抗値監視部は、前記駆動コイルの温度の検出結果に基づいて前記駆動コイルの抵抗値を検出する構成を採用することができる。駆動コイルの抵抗値は、駆動コイルの温度変化に伴って変動することから、駆動コイルの温度を検出すれば、駆動コイルの抵抗値を監視できる。また、駆動コイルの抵抗値を監視する場合に比して、駆動コイルの温度を監視する方が構成の簡素化を図ることができる。
この場合、前記コイル抵抗値監視部は、前記駆動コイルに接する位置に設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、駆動コイルの温度を精度よく検出することができる。
本発明において、前記可動体は、略直方体形状を有し、前記電磁アクチュエータは、前記可動体において前記レンズ光軸と直交する方向に向く4面のうち、相対向する2面の各々に前記駆動コイルが配置された第1電磁アクチュエータ、および他の相対向する2面の各々に前記駆動コイルが配置された第2電磁アクチュエータとして構成され、前記第1電磁アクチュエータおよび前記第2電磁アクチュエータは、前記可動体を揺動させて前記レンズ光軸の振れを補正する構成を採用することができる。
また、本発明に係る電磁アクチュエータ用駆動装置は、電源電圧をPWM変調した駆動電圧をパワートランジスタを介して駆動コイルに供給するPWM駆動回路と、前記電源電圧を監視する電源電圧監視部と、該電源電圧監視部での監視結果に基づいて前記駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定するデューティ比制限部と、を有することを特徴とする。
本発明において、電磁アクチュエータ用駆動装置は、電源電圧監視部によって電源電圧を監視し、デューティ比制限部は、電源電圧監視部での電源電圧の監視結果に基づいて駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定する。このため、電源電圧が変動した場合でも、パワートランジスタに過大な電流が流れないので、パワートランジスタを保護することができる。また、デューティ比制限部は、電源電圧監視部での電源電圧の監視結果に基づいて駆動電圧のオン・デューティ比を設定するので、電源電圧が低下した場合には、オン・デューティ比を高くする。このため、オン・デューティ比の上限を設定することにより、PWM駆動回路のパワートランジスタを保護した場合でも、駆動コイルに十分な電流を供給することができる。
本発明において、電磁アクチュエータ用駆動装置は、電源電圧監視部によって電源電圧を監視し、デューティ比制限部は、電源電圧監視部での電源電圧の監視結果に基づいて駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定する。このため、電源電圧が変動した場合でも、パワートランジスタに過大な電流が流れないので、パワートランジスタを保護することができる。また、デューティ比制限部は、電源電圧監視部での電源電圧の監視結果に基づいて駆動電圧のオン・デューティ比を設定するので、電源電圧が低下した場合には、オン・デューティ比を高くする。このため、オン・デューティ比の上限を設定することにより、PWM駆動回路のパワートランジスタを保護した場合でも、駆動コイルに十分な電流を供給することができる。
本発明の実施の形態1に係る光学ユニットの説明図である。 本発明の実施の形態1に係る光学ユニットに用いた電磁アクチュエータ用駆動装置の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光学ユニットに用いた電磁アクチュエータ用駆動装置の説明図である。 本発明の参考例に係る光学ユニットに用いた電磁アクチュエータ用駆動装置の説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態に係る光学ユニットおよび電磁アクチュエータの構成を説明する。なお、以下の説明においては、光学ユニットとして、レンズを備えた可動体(撮像ユニット)の振れ補正機能を備えた光学ユニットを例示し、電磁アクチュエータとして可動体を揺動させるアクチュエータを例示する。
また、以下の説明では、図4を参照して説明した構成との対応が分かりやすいように、対応する部分には同一の符号を付して説明する。また、以下の説明では、互いに直交する3方向を各々X軸、Y軸、Z軸とし、光軸L(レンズ光軸)に沿う方向をZ軸とする。また、Z軸方向(光軸方向)のうち、被写体側を「前側」とし、被写体側とは反対側を「後側」として説明する。また、以下の説明では、各方向の振れのうち、X軸周りの回転は、いわゆるピッチング(縦揺れ)に相当し、Y軸周りの回転は、いわゆるヨーイング(横揺れ)に相当し、Z軸周りの回転は、いわゆるローリングに相当する。また、X軸の一方側には+Xを付し、他方側には−Xを付し、Y軸の一方側には+Yを付し、他方側には−Yを付し、Z軸の一方側(被写体側とは反対側/光軸方向後側))には+Zを付し、他方側(被写体側/光軸方向前側)には−Zを付して説明する。
[実施の形態1]
(光学ユニットの全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光学ユニットの説明図であり、図1(a)、(b)は各々、光学ユニットを携帯電話機等の光学機器に搭載した様子を模式的に示す説明図、および光学ユニットの可動体等を光軸方向からみた様子を模式的に示す説明図である。
図1に示す光学ユニット100(振れ補正機能付き光学ユニット)は、カメラ付き携帯電話機等の光学機器1000に用いられる薄型カメラであって、光学機器1000のシャーシ1100(機器本体)に支持された状態で搭載される。かかる光学ユニット100では、撮影時に光学機器1000に手振れ等の振れが発生すると、撮像画像に乱れが発生する。そこで、本形態の光学ユニット100には、まず、レンズ1aや撮像素子1bを備えた撮像ユニット1を、支持体200によって揺動可能に支持された可動体3としてある。また、可動体3と支持体200との間には、駆動コイル11やマグネット12を用いた電磁アクチュエータ10(図1(b)参照)が設けられているとともに、可動体3や支持体200、あるいは支持体200の外側にジャイロスコープ等の振れ検出センサを備えた制御部90が設けられている。従って、光学ユニット100(光学機器1000)に振れが発生した際、かかる振れを制御部90が検出すると、制御部90は、電磁アクチュエータ用駆動装置20を制御して電磁アクチュエータ10を駆動することにより、振れを補正するように、可動体3を揺動させ、レンズ光軸Lの傾きを補正する。
ここで、可動体3は略直方体形状を有しており、電磁アクチュエータ10は、可動体3において光軸L(レンズ光軸)と直交する方向に向く4面301,302,303,304のうち、X軸方向で相対向する2面301,302の各々に駆動コイル11およびマグネット12が配置された第1電磁アクチュエータ10x、およびY軸方向で相対向する他の2面303,304の各々に駆動コイル11およびマグネット12が配置された第2電磁アクチュエータ10yとして構成されている。このため、第1電磁アクチュエータ10xは、可動体3をY軸周りに揺動させることができ、第2電磁アクチュエータ10yは、可動体3をX軸周りに揺動させることができる。それ故、第1電磁アクチュエータ10xおよび第2電磁アクチュエータ10yは、制御部90での振れの検出結果に対応して可動体3を揺動させることができ、光軸Lの振れを補正することができる。本形態において、駆動コイル11は支持体200の側に保持され、マグネット12は可動体3の側に保持されている。なお、駆動コイル11が可動体3の側に保持され、マグネット12が支持体200の側に保持されている構成を採用してもよい。
(電磁アクチュエータ用駆動装置20の構成)
図2は、本発明の実施の形態1に係る光学ユニット100に用いた電磁アクチュエータ用駆動装置20の説明図である。
図2に示すように、電磁アクチュエータ用駆動装置20はPWM駆動回路30を有しており、PWM駆動回路30は、制御部90からの指令に基づいてPWM制御信号SPWMを生成するPWM制御部31と、PWM制御信号SPWMに基づいて電源電圧VSをパルス変調して駆動電圧VPWMを生成するパワートランジスタ32とを備えている。従って、PWM駆動回路30は、パワートランジスタ32を介して駆動コイル11に駆動電圧VPWMを印加する。
本形態では、電磁アクチュエータ10として第1電磁アクチュエータ10xおよび第2電磁アクチュエータ10yが構成されていることから、PWM駆動回路30は、第1電磁アクチュエータ10xを駆動する第1PWM駆動回路30x、および第2電磁アクチュエータ10yを駆動する第2PWM駆動回路30yとして構成されている。但し、第1PWM駆動回路30xと第2PWM駆動回路30yとは、構成が同一であることから、以下の説明では、第1PWM駆動回路30xと第2PWM駆動回路30yを区別せず、PWM駆動回路30として説明する。
本形態の電磁アクチュエータ用駆動装置20では、図4(b)を参照して説明したように、電源電圧VSの設計時の電圧値をVMとし、駆動コイル11の設計時の抵抗値をRMとしたとき、パワートランジスタ32に流れる電流は、オン・デューティ比が100%のときは、VM/RMとなり、オン・デューティ比が80%のときは、(VM/RM)×0.8となる。
ここで、駆動コイル11は、環境温度の変化に伴って抵抗値が変化する。例えば、駆動コイル11は銅線からなり、かかる銅線(駆動コイル11)の抵抗は、約0.43%/℃の温度係数を有している。このため、温度が上昇すると、抵抗値が増大する結果、電源電圧VSが変動しなくても、パワートランジスタ32に流れる電流が低下する。また、電源電圧VSも、電源生成回路を構成する部品の特性値のばらつきや環境温度の変化等が原因で変化する。
そこで、本形態では、電磁アクチュエータ用駆動装置20にオン・デューティ比制限部40を設け、電源電圧VSの電圧値や駆動コイル11の抵抗値が設計時の電圧VMや抵抗値RMから変動した場合でも、パワートランジスタ32に過大な電流が流れないようにしてある。また、本形態では、以下に説明するように、オン・デューティ比制限部40は、電源電圧VSの電圧値の変動に合わせて、オン・デューティ比を最適な値に設定するように構成されている。
(オン・デューティ比の設定)
電磁アクチュエータ用駆動装置20には、電源電圧VSを監視する電源電圧監視部50が設けられており、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比の上限を設定する。
本形態では、電源電圧監視部50は、電源電圧VSを検出する電源電圧検出部51と、電源電圧VSの許容最大電圧値Vmaxが設定された許容電圧設定部52と、電源電圧検出部51での電源電圧VSの検出値Viと許容最大電圧値Vmaxとを比較する比較部53とを備えている。従って、デューティ比制限部40は、比較部53での比較結果において、Vi≦Vmaxのときにはデューティ比の上限を100%に設定し、Vi>Vmaxのときには100%×(Vmax/Vi)をデューティ比の上限とする。本形態では、PWM駆動回路30は、第1PWM駆動回路30x、および第2PWM駆動回路30yとして構成されているが、デューティ比制限部40、および電源電圧監視部50(電源電圧検出部51、許容電圧設定部52、および比較部53)は、第1PWM駆動回路30x、および第2PWM駆動回路30yに対して共通である。
かかる電磁アクチュエータ用駆動装置20の動作等の具体的内容を詳述する。まず、本形態の電磁アクチュエータ用駆動装置20において、駆動コイル11の抵抗値が設計時の抵抗値RMの0.9倍まで低下し、かつ、オン・デューティ比が100%の場合における許容最大電圧値Vmaxが許容電圧設定部52に記憶されている。かかる許容最大電圧値Vmaxは、下式
Vmax=(Imax×RM×0.9)
に示すように、パワートランジスタ32の最大電流規格値Imaxと、駆動コイル11の抵抗が設計時の抵抗RMの0.9倍まで低下したときの抵抗値との積として設定されている。
そして、電源電圧検出部51が現在の電源電圧VSを検出し、その検出した電圧値Viが許容最大電圧値Vmax以下である場合、デューティ比制限部40は、オン・デューティ比の上限を100%とする。これに対して、電源電圧検出部51が電源電圧VSを検出し、
その検出した電圧値Viが許容最大電圧値Vmaxを超える場合には(Vi>Vmaxの場合)、100%×(Vmax/Vi)をオン・デューティ比の上限とする。
かかる構成によれば、例えば、電源電圧VSを検出した電圧値Viが設計時の電圧VMの、0.8倍、0.9倍、1.0倍、1.1倍となったとき、オン・デューティ比は以下の値となる。
電圧値Vi=VM×0.8のとき、オン・デューティ比=100%
電圧値Vi=VM×0.9のとき、オン・デューティ比=80%
電圧値Vi=VM×1.0のとき、オン・デューティ比=72%
電圧値Vi=VM×1.1のとき、オン・デューティ比=65%
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の光学ユニット100および電磁アクチュエータ用駆動装置20は、電源電圧監視部50によって電源電圧VSを監視し、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での電源電圧VSの監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比の上限を設定する。このため、電源電圧VSが変動した場合でも、パワートランジスタ32に過大な電流が流れないので、パワートランジスタ32を保護することができる。また、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での電源電圧VSの監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比を設定するので、電源電圧VSが低下した場合には、オン・デューティ比を高くする。従って、図4を参照して説明した構成に比してオン・デューティ比を適正かつ高い値に設定することができる。例えば、電源電圧VSが設計時の電圧値VMの0.9倍になったとき、図4を参照して説明した構成に比してオン・デューティ比を23%増大させることができる。それ故、本形態によれば、オン・デューティ比の上限を設定することにより、PWM駆動回路30のパワートランジスタ32を保護した場合でも、駆動コイル11に十分な電流を供給することができる。
また、本形態では、許容電圧設定部52に設定された許容最大電圧値Vmaxと電源電圧検出部51での電源電圧VSの検出結果(電圧値Vi)との比較結果に基づいてオン・デューティ比の上限を設定するため、比較的簡素な構成で、電源電圧VSの変動に対応したオン・デューティ比を設定することができる。
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2に係る光学ユニット100に用いた電磁アクチュエータ用駆動装置20の説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、対応する部分には同一の符号を付して説明する。
図3に示すように、本形態でも、実施の形態1と同様、電磁アクチュエータ用駆動装置20のPWM駆動回路30は、制御部90からの指令に基づいてPWM制御信号SPWMを生成するPWM制御部31と、PWM制御信号SPWMに基づいて電源電圧VSをパルス変調して駆動電圧VPWMを生成するパワートランジスタ32とを備えており、PWM駆動回路30は、パワートランジスタ32を介して駆動コイル11に駆動電圧VPWMを印加する。かかる電磁アクチュエータ用駆動装置20でも、駆動コイル11は、環境温度の変化に伴って抵抗値が変化する。例えば、駆動コイル11は銅線からなる。かかる銅線(駆動コイル11)の抵抗は、約0.43%/℃の温度係数を有しており、温度が上昇すると、抵抗値が増大する結果、電源電圧VSが変動しなくても、パワートランジスタ32に流れる電流が低下する。また、電源電圧VSも、電源生成回路を構成する部品の特性値のばらつきや環境温度の変化等が原因で変化する。
そこで、本形態では、電磁アクチュエータ用駆動装置20にオン・デューティ比制限部40を設け、電源電圧VSの電圧値や駆動コイル11の抵抗値が設計時の電圧VMや抵抗値
RMから変動した場合でも、パワートランジスタ32に過大な電流が流れないようにしてある。また、本形態では、以下に説明するように、オン・デューティ比制限部40は、電源電圧VSの電圧値の変動、および駆動コイル11の抵抗値の変動に合わせて、オン・デューティ比を適正な値に設定するように構成されている。
すなわち、本形態の電磁アクチュエータ用駆動装置20には、電源電圧VSを監視する電源電圧監視部50、およびコイル抵抗値監視部60が設けられており、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での監視結果、およびコイル抵抗値監視部60の監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比の上限を設定する。
本形態では、電源電圧監視部50は、電源電圧VSを検出する電源電圧検出部51と、電源電圧VSの許容最大電圧値Vmaxが設定された許容電圧設定部52と、電源電圧検出部51での電源電圧VSの検出値Viと許容最大電圧値Vmaxとを比較する比較部53とを備えている。
また、コイル抵抗値監視部60は、駆動コイル11の温度の検出結果に基づいて駆動コイル11の抵抗値を検出するように構成されている。すなわち、駆動コイル11は銅線からなり、かかる銅線(駆動コイル11)の抵抗は、約0.43%/℃の温度係数を有していることから、駆動コイル11の温度を検出すれば、駆動コイル11の抵抗値を監視することができる。ここで、コイル抵抗値監視部60は、環境温度の測定結果に基づいて駆動コイル11の温度を計測してもよいが、駆動コイル11の温度を直接、測定してもよい。また、駆動コイル11の温度を直接、測定するにあたっては、図1(b)に点線で示すように、駆動コイル11に温度センサ61を接触させておけば、駆動コイル11の温度を精度よく検出することができる。また、温度センサ61は、4つの駆動コイル11の全てに設けた構成や、第1電磁アクチュエータ10xの駆動コイル11、および第2電磁アクチュエータ10yの駆動コイル11の各々に設けた構成を採用することができる。但し、本形態では、4つの駆動コイル11のうちのいずれか1つに設けてあり、かかる構成でも、駆動コイル11の温度(抵抗値)を適正に監視することができる。なお、温度センサ61を4つの駆動コイル11の全てに設けた構成や、第1電磁アクチュエータ10xの駆動コイル11、および第2電磁アクチュエータ10yの駆動コイル11の各々に設けた場合、その平均値を駆動コイル11の温度(抵抗値)の検出結果として用いる構成、および各検出結果に基づいて第1PWM駆動回路30x、および第2電磁PWM駆動回路30yの各々に最適なオン・デューティ比を設定する構成のいずれを採用してもよい。
かかる電磁アクチュエータ用駆動装置20の動作等の具体的内容を詳述する。まず、本形態の電磁アクチュエータ用駆動装置20において、許容最大電圧値Vmaxは、下式
Vmax=(Imax×Ri)
に示すように、コイル抵抗値監視部60によって駆動コイル11の抵抗値を測定した値Riと、パワートランジスタ32の最大電流規格値Imaxとの積として設定され、許容電圧設定部52に記憶されている。従って、許容最大電圧値Vmaxは、コイル抵抗値監視部60によって駆動コイル11の抵抗値が測定される度に更新されることになる。
そして、電源電圧検出部51が現在の電源電圧VSを検出し、その検出した電圧値Viが許容最大電圧値Vmax以下である場合、デューティ比制限部40は、オン・デューティ比の上限を100%とする。これに対して、電源電圧検出部51が電源電圧VSを検出し、その検出した電圧値Viが許容最大電圧値Vmaxを超える場合には(Vi>Vmaxの場合)、100%×(Vmax/Vi)をオン・デューティ比の上限とする。
かかる構成によれば、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50によって電源電
圧VSを監視した結果、およびコイル抵抗値監視部60によって駆動コイル11の抵抗値を監視した結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比の上限を設定する。このため、電源電圧VS、および駆動コイル11の抵抗値が変動した場合でも、パワートランジスタ32に過大な電流が流れないので、パワートランジスタ32を保護することができる。また、デューティ比制限部40は、電源電圧監視部50での電源電圧VSの監視結果、およびコイル抵抗値監視部60での駆動コイル11の抵抗値の監視結果に基づいて駆動電圧VPWMのオン・デューティ比を設定するので、電源電圧VSが低下した場合や駆動コイル11の抵抗値が増大した場合には、オン・デューティ比を高くする。このため、オン・デューティ比の上限を設定することにより、PWM駆動回路30のパワートランジスタ32を保護した場合でも、駆動コイル11に十分な電流を供給することができる。
また、本形態では、許容電圧設定部52に設定された許容最大電圧値Vmaxと電源電圧検出部51での電源電圧VSの検出結果(電圧値Vi)との比較結果に基づいてオン・デューティ比の上限を設定するため、比較的簡素な構成で、電源電圧VSの変動に対応したオン・デューティ比を設定することができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、振れ補正機能付きの光学ユニット100の電磁アクチュエータ用駆動装置20に本発明を適用した例を説明したが、光学ユニット100においてレンズを備えた可動体を光軸方向に移動させてフォーカシング動作を行う電磁アクチュエータ用駆動装置20に本発明を適用してもよい。また、光学ユニット100以外に用いられる電磁アクチュエータ用駆動装置20に本発明を適用してもよい。
3 可動体
10 電磁アクチュエータ
11 駆動コイル
12 マグネット
20 電磁アクチュエータ用駆動装置
30 PWM駆動回路
31 PWM制御部
32 パワートランジスタ
40 デューティ比制限部
50 電源電圧監視部
51 電源電圧検出部
52 許容電圧設定部
53 比較部
60 コイル抵抗値監視部
90 制御部
100 光学ユニット
200 支持体
SPWM PWM制御信号
VS 電源電圧
VPWM 駆動電圧
VM 電源電圧の設計時の電圧値
RM 駆動コイルの設計時の抵抗値

Claims (8)

  1. レンズを保持する可動体と、該可動体を変位可能に支持する支持体と、該支持体に対して前記可動体を変位させる電磁アクチュエータと、該電磁アクチュエータをPWM駆動する電磁アクチュエータ用駆動装置と、を有する光学ユニットであって、
    前記電磁アクチュエータ用駆動装置は、電源電圧をPWM変調した駆動電圧をパワートランジスタを介して駆動コイルに供給するPWM駆動回路と、前記電源電圧を監視する電源電圧監視部と、該電源電圧監視部での監視結果に基づいて前記駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定するデューティ比制限部と、を有することを特徴とする光学ユニット。
  2. 前記電磁アクチュエータ用駆動装置は、さらに、前記駆動コイルの抵抗値を監視するコイル抵抗値監視部を備え、
    前記デューティ比制限部は、前記電源電圧監視部での監視結果、および前記コイル抵抗値監視部での監視結果に基づいて前記オン・デューティ比の上限を規定することを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  3. 前記電源電圧監視部は、前記電源電圧を検出する電源電圧検出部と、前記電源電圧の許容最大電圧値が設定された許容電圧設定部と、前記電源電圧検出部での前記電源電圧の検出値と前記許容最大電圧値とを比較する比較部と、を備え、
    前記電源電圧の検出値をViとし、前記許容最大電圧値をVmaxとしたとき、
    前記デューティ比制限部は、前記比較部での比較結果において、Vi≦Vmaxのときには前記デューティ比の上限を100%に設定し、Vi>Vmaxのときには100%×(Vmax/Vi)を前記デューティ比の上限とすることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  4. 前記電源電圧監視部は、前記電源電圧を検出する電源電圧検出部と、前記電源電圧の許容最大電圧値が設定された許容電圧設定部と、前記電源電圧検出部での前記電源電圧の検出値と前記許容最大電圧値とを比較する比較部と、を備え、
    前記電源電圧の検出値をViとし、前記許容最大電圧値をVmaxとしたとき、
    前記許容最大電圧値Vmaxは、前記パワートランジスタの最大電流規格値Imaxと、前記コイル抵抗値監視部による前記駆動コイルの抵抗値の検出値Riとの積に基づいて設定されており、
    前記デューティ比制限部は、前記比較部での比較結果においてVi≦Vmaxのときには前記デューティ比の上限を100%に設定し、前記比較部での比較結果においてVi>Vmaxのときには100%×(Vmax/Vi)を前記デューティ比の上限とすることを特徴とする請求項2に記載の光学ユニット。
  5. 前記コイル抵抗値監視部は、前記駆動コイルの温度の検出結果に基づいて前記駆動コイルの抵抗値を検出することを特徴とする請求項2または4に記載の光学ユニット。
  6. 前記コイル抵抗値監視部は、前記駆動コイルに接する位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の光学ユニット。
  7. 前記可動体は、略直方体形状を有し、
    前記電磁アクチュエータは、前記可動体において前記レンズ光軸と直交する方向に向く4面のうち、相対向する2面の各々に前記駆動コイルが配置された第1電磁アクチュエータ、および他の相対向する2面の各々に前記駆動コイルが配置された第2電磁アクチュエータとして構成され、
    前記第1電磁アクチュエータおよび前記第2電磁アクチュエータは、前記可動体を揺動
    させて前記レンズ光軸の振れを補正することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の光学ユニット。
  8. 電源電圧をPWM変調した駆動電圧をパワートランジスタを介して駆動コイルに供給するPWM駆動回路と、前記電源電圧を監視する電源電圧監視部と、該電源電圧監視部での監視結果に基づいて前記駆動電圧のオン・デューティ比の上限を設定するデューティ比制限部と、を有することを特徴とする電磁アクチュエータ用駆動装置。
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