JP2023088652A - ダクトシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】室内の局所的な空調空間毎に温度調整を可能としながら、室内全体の空調時のエネルギー損失及び消費電力を低減し、空調空間を含む室内全体の快適性を保つ。【解決手段】室内の局所的な空調空間に冷風又は温風を供給するダクトユニットと、ダクトユニットからの温風又は冷風を屋外に導出する排気流路とを備え、ダクトユニットは、空調空間に冷風を供給する冷風吹出口及び排気流路と連通する冷風排気口を有する冷風流路と、空調空間に温風を供給する温風吹出口及び排気流路と連通する温風排気口を有する温風流路と、冷風吹出口、温風吹出口、冷風排気口、温風排気口の開閉を切換える切換部とを含み、空調空間への冷風供給時に冷風吹出口から冷風を吹出すと共に温風排気口を介して温風を排気流路に排気し、空調空間への温風供給時に温風吹出口から温風を吹出すと共に冷風排気口を介して冷風を排気流路に排気するように切換える、ダクトシステム。【選択図】図1
Description
本発明は、可搬型空調装置を接続可能に構成されたダクトシステムに関するものである。
住宅や建物の室内に対する空調装置として、室内全体に対して一様に冷暖房、除湿等の温度調整を行うものが知られている。近年、リモートワークなど多様なワークスタイルが取り入れられ、オフィスに滞在する人数が日毎、時間毎に異なるようになりつつある。また、嗜好や温冷感はひとりひとり異なるため、室内全域の一様な空調では各人の温冷感に対応することができない。このため、オフィスに滞在するひとりひとりが、自身の体調や温冷感に合わせて個別に温度調整できるような空調システムが求められている。
例えば、装置本体内に、圧縮機、凝縮器、キャピラリチューブ及び蒸発器が設けられ、蒸発器の周囲を通過して冷却された低温空気を、冷気として吹出すとともに、凝縮器の周囲を通過して加温された高温空気を、冷気の吹出方向から離間する方向に吹出して室内の上方へ排気する持ち運び可能な空調装置が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した持ち運び可能な空調装置は、専ら冷房を行うものであり、暖房を行うことができない。また、冷房時に凝縮器の周囲を通過して加温された高温の空気は、持ち運び可能な空調装置を設置した室内に排気されるので、室内の当該空調装置の冷風の吹出口から離れた空間の温度が上昇してしまい、室内全体の快適性が損なわれる。さらに、室内全体の空調装置を併用している場合にはエネルギーの損失及び消費電力が大きくなる。
本発明は、このような事情に対処することを課題としている。すなわち、室内の局所的な空調空間毎に温度調整を可能としながら、室内全体の空調におけるエネルギーの損失及び消費電力を低減すること、空調空間を含む室内全体の快適性を保つこと、などが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明の一態様は、以下の構成を具備するものである。
すなわち、本発明の一態様は、室内の局所的な空調空間に冷風又は温風を送風するダクトユニットと、前記ダクトユニットからの温風又は冷風を屋外に導出する排気流路と、を備え、前記ダクトユニットは、前記空調空間に冷風を供給する冷風吹出口及び前記排気流路と連通する冷風排気口を有する冷風流路と、前記空調空間に温風を供給する温風吹出口及び前記排気流路と連通する温風排気口を有する温風流路と、前記冷風吹出口、前記温風吹出口、前記冷風排気口及び前記温風排気口の開閉を切換える切換部と、を含み、前記切換部は、前記空調空間への冷風供給時に、前記冷風吹出口及び前記温風排気口を開状態とすると共に、前記冷風排気口及び前記温風吹出口を閉状態とするように切換え、前記空調空間への温風供給時に、前記温風吹出口及び前記冷風排気口を開状態とすると共に、前記温風排気口及び前記冷風吹出口を閉状態とするように切換える、ダクトシステムである。
すなわち、本発明の一態様は、室内の局所的な空調空間に冷風又は温風を送風するダクトユニットと、前記ダクトユニットからの温風又は冷風を屋外に導出する排気流路と、を備え、前記ダクトユニットは、前記空調空間に冷風を供給する冷風吹出口及び前記排気流路と連通する冷風排気口を有する冷風流路と、前記空調空間に温風を供給する温風吹出口及び前記排気流路と連通する温風排気口を有する温風流路と、前記冷風吹出口、前記温風吹出口、前記冷風排気口及び前記温風排気口の開閉を切換える切換部と、を含み、前記切換部は、前記空調空間への冷風供給時に、前記冷風吹出口及び前記温風排気口を開状態とすると共に、前記冷風排気口及び前記温風吹出口を閉状態とするように切換え、前記空調空間への温風供給時に、前記温風吹出口及び前記冷風排気口を開状態とすると共に、前記温風排気口及び前記冷風吹出口を閉状態とするように切換える、ダクトシステムである。
このような特徴を備えたダクトシステムは、室内の局所的な空調空間毎に温度調整を可能としながら、室内全体の空調におけるエネルギーの損失及び消費電力を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るダクトシステム1の上面から観た全体構成を示す説明図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係るダクトシステム1は、室内の局所的な空調空間に冷風又は温風を送風するダクトユニット10と、ダクトユニット10からの温風又は冷風を屋外に導出する排気流路50と、を備えている。
なお、ダクトユニット10は、ダクトシステム1が設置される環境に応じて複数設けることができ、図1では、ダクトユニット10が3つ設けられた例を示している。
なお、ダクトユニット10は、ダクトシステム1が設置される環境に応じて複数設けることができ、図1では、ダクトユニット10が3つ設けられた例を示している。
ダクトユニット10には、例えば、可搬型の空調装置等の冷熱ユニット20が着脱可能となっている。冷熱ユニット20は、圧縮機、凝縮器、及び蒸発器が熱媒体を循環させる配管により接続され、冷熱ユニットに取り込まれた空気を蒸発器5により冷却して冷風として吹き出すと共に、凝縮器により加熱して温風として吹き出す。
図2は、ダクトユニット10の構成を示す説明図であり、図3は、図2のA-A断面図である。図2及び図3に示すように、ダクトユニット10は、冷風流路11と、温風流路12とを備えている。
冷風流路11の一端側には、冷熱ユニット20の冷風吹出口と接続される冷風吸込口22が設けられ、他端側には、室内の局所的な空調空間30に冷風を供給する冷風吹出口14が設けられている。空調空間30の広さは、冷熱ユニット20の能力に応じて適宜定めることができる。図1には、例えば、オフィスなどにおいて一人が執務を行う程度の広さを想定し「ひとりスペース」として示している。
冷風流路11の一端側には、冷熱ユニット20の冷風吹出口と接続される冷風吸込口22が設けられ、他端側には、室内の局所的な空調空間30に冷風を供給する冷風吹出口14が設けられている。空調空間30の広さは、冷熱ユニット20の能力に応じて適宜定めることができる。図1には、例えば、オフィスなどにおいて一人が執務を行う程度の広さを想定し「ひとりスペース」として示している。
また、冷風流路11には、冷風吸込口22と冷風吹出口14との間に排気流路50と連通する冷風排気口13が設けられている。冷風排気口13は、冷風排気管21により排気流路50と接続されている。冷風吹出口14及び冷風排気口13には、冷風吹出口14及び冷風排気口13の開閉を切換える切換部としての第1ダンパ17が設けられている。
第1ダンパ17は、図示しない制御部によって切り替え制御が行われる。制御部では、冷熱ユニット20が冷房運転を行う場合に、冷房モードとして、冷風吹出口14を開状態として冷風排気口13と閉状態とするように第1ダンパ17を切換える。一方、制御部は、冷熱ユニット20が暖房運転を行う場合に、暖房モードとして、冷風吹出口14を閉状態として冷風排気口13を開状態とするように第1ダンパ17を切換える。
第1ダンパ17は、図示しない制御部によって切り替え制御が行われる。制御部では、冷熱ユニット20が冷房運転を行う場合に、冷房モードとして、冷風吹出口14を開状態として冷風排気口13と閉状態とするように第1ダンパ17を切換える。一方、制御部は、冷熱ユニット20が暖房運転を行う場合に、暖房モードとして、冷風吹出口14を閉状態として冷風排気口13を開状態とするように第1ダンパ17を切換える。
同様に、温風流路の一端側には、冷熱ユニット20の温風吹出口と接続される温風吸込口23が設けられ、他端側には、空調空間30に温風を供給する温風吹出口16が設けられている。
また、温風流路12には、温風吸込口23と温風吹出口16との間に排気流路50と連通する温風排気口15が設けられている。温風排気口15は、温風排気管19により排気流路50と接続されている。温風吹出口16及び温風排気口15には、温風吹出口16及び温風排気口15の開閉を切換える切換部としての第2ダンパ18が設けられている。
第2ダンパ18は、図示しない制御部によって切換え制御が行われる。制御部では、冷熱ユニット20が冷房運転を行う場合に、暖房モードとして、温風吹出口16を開状態として温風排気口15と閉状態とするように第2ダンパ18を切換える。一方、制御部は、冷熱ユニット20が暖房運転を行う場合に、暖房モードとして、温風吹出口16を閉状態として温風排気口15を開状態とするように第2ダンパ18を切換える。
冷風流路11と温風流路12との間には、断熱材51が設けられ、冷風流路11を通過する冷風と温風流路12を通過する温風との間で熱交換が行われないようになっている。
以下、このように設けられたダクトシステム1に接続された冷熱ユニット20によって、空調空間30の空調を行う場合の、ダクトシステム1における冷風及び温風の流れについて説明する。
(冷房時の第1ダンパ及び第2ダンパの動作)
冷熱ユニット20によって、空調空間30の冷房を行う場合、制御部は、第1ダンパ17と第2ダンパ18とを冷房モード(冷風供給時)となるように開閉制御する。すなわち、制御部は、冷風吹出口14を開状態として冷風排気口13を閉状態とするように第1ダンパ17を切換えると共に、温風吹出口16を閉状態として温風排気口15と開状態とするように第2ダンパ18を切換える(図2(A)参照)。
冷熱ユニット20によって、空調空間30の冷房を行う場合、制御部は、第1ダンパ17と第2ダンパ18とを冷房モード(冷風供給時)となるように開閉制御する。すなわち、制御部は、冷風吹出口14を開状態として冷風排気口13を閉状態とするように第1ダンパ17を切換えると共に、温風吹出口16を閉状態として温風排気口15と開状態とするように第2ダンパ18を切換える(図2(A)参照)。
(冷房時の冷風及び温風の流れ)
これにより、冷熱ユニット20から、冷風吸込口22を介して取り込まれた冷風が冷風流路11を通過して冷風吹出口14から空調空間30に送風される。この時、冷熱ユニット20からの排熱が、温風吸込口23を介して温風流路12に取り込まれ、温風流路12から温風排気口15を介して温風排気管19に送風される。温風排気管19を通過した温風は、排気流路50を通過し、屋外へ排気される。
これにより、冷熱ユニット20から、冷風吸込口22を介して取り込まれた冷風が冷風流路11を通過して冷風吹出口14から空調空間30に送風される。この時、冷熱ユニット20からの排熱が、温風吸込口23を介して温風流路12に取り込まれ、温風流路12から温風排気口15を介して温風排気管19に送風される。温風排気管19を通過した温風は、排気流路50を通過し、屋外へ排気される。
従って、冷熱ユニット20の冷房運転時に空調空間30に冷風が供給されると共に、温風は屋外に排気され、温風が空調空間30を含む室内に排気されないので、空調空間30だけでなく室内全体の快適性を保つことができる。
(暖房時の第1ダンパ及び第2ダンパの動作)
冷熱ユニット20によって、空調空間30の暖房を行う場合、制御部は、第1ダンパ17と第2ダンパ18とを暖房モード(暖房供給時)となるように開閉制御する。すなわち、制御部は、冷風吹出口14を閉状態として冷風排気口13を開状態とするように第1ダンパ17を切換えると共に、温風吹出口16を開状態として温風排気口15を閉状態とするように第2ダンパ18を切換える(図2(B)参照)。
冷熱ユニット20によって、空調空間30の暖房を行う場合、制御部は、第1ダンパ17と第2ダンパ18とを暖房モード(暖房供給時)となるように開閉制御する。すなわち、制御部は、冷風吹出口14を閉状態として冷風排気口13を開状態とするように第1ダンパ17を切換えると共に、温風吹出口16を開状態として温風排気口15を閉状態とするように第2ダンパ18を切換える(図2(B)参照)。
(暖房時の冷風及び温風の流れ)
これにより、冷熱ユニット20から、温風吸込口23を介して取り込まれた温風が温風流路12を通過して温風吹出口16から空調空間30に送風される。この時、冷熱ユニット20からの冷風が、冷風吸込口22を介して冷風流路11に取り込まれ、冷風流路11から冷風排気口13を介して冷風排気管21に送風される。冷風排気管21を通過した温風は、排気流路50を通過し、屋外へ排気される。
これにより、冷熱ユニット20から、温風吸込口23を介して取り込まれた温風が温風流路12を通過して温風吹出口16から空調空間30に送風される。この時、冷熱ユニット20からの冷風が、冷風吸込口22を介して冷風流路11に取り込まれ、冷風流路11から冷風排気口13を介して冷風排気管21に送風される。冷風排気管21を通過した温風は、排気流路50を通過し、屋外へ排気される。
従って、冷熱ユニット20の暖房運転時に空調空間30に温風が供給されると共に、冷風は屋外に排気され、冷風が空調空間30を含む室内に排気されないので、空調空間30だけでなく室内全体の快適性を保つことができる。
[変形例]
以下、本実施形態の変形例に係るダクトシステムのダクトユニット60について図4を用いて説明する。
図4に示すダクトユニット60は、切換部が上述した図2及び図3に示すダクトユニット10と異なっている。すなわち、図4に示すダクトユニット60は、切換部として、冷風排気口13の開閉を切換える第3ダンパ41と、温風排気口15の開閉を切換える第4ダンパ42と、冷風吹出口14又は温風吹出口16の開閉を切換える第5ダンパ43と、を有している。
以下、本実施形態の変形例に係るダクトシステムのダクトユニット60について図4を用いて説明する。
図4に示すダクトユニット60は、切換部が上述した図2及び図3に示すダクトユニット10と異なっている。すなわち、図4に示すダクトユニット60は、切換部として、冷風排気口13の開閉を切換える第3ダンパ41と、温風排気口15の開閉を切換える第4ダンパ42と、冷風吹出口14又は温風吹出口16の開閉を切換える第5ダンパ43と、を有している。
(冷房時の第3ダンパ、第4ダンパ及び第5ダンパの動作)
ダクトユニット60において、制御部は、冷房モードとして、冷風吹出口14が開状態となるようにすると共に温風吹出口16を閉状態となるように第5ダンパを制御し、冷風排気口13が閉状態となるように第3ダンパ41を制御し、温風排気口15を開状態となるように第4ダンパ42を制御する(図4(A)参照)。
ダクトユニット60において、制御部は、冷房モードとして、冷風吹出口14が開状態となるようにすると共に温風吹出口16を閉状態となるように第5ダンパを制御し、冷風排気口13が閉状態となるように第3ダンパ41を制御し、温風排気口15を開状態となるように第4ダンパ42を制御する(図4(A)参照)。
(暖房時の第3ダンパ、第4ダンパ及び第5ダンパの動作)
また、制御部は、暖房モードとして、温風吹出口16が開状態となるようにすると共に冷風吹出口14が閉状態となるように第5ダンパを制御し、温風排気口15を閉状態となるように第4ダンパ42を制御し、冷風排気口13が開状態となるように第3ダンパ41を制御する(図4(B)参照)。
また、制御部は、暖房モードとして、温風吹出口16が開状態となるようにすると共に冷風吹出口14が閉状態となるように第5ダンパを制御し、温風排気口15を閉状態となるように第4ダンパ42を制御し、冷風排気口13が開状態となるように第3ダンパ41を制御する(図4(B)参照)。
なお、冷房時及び暖房時における、冷風及び温風の流れは上述した実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本変形例においても、冷熱ユニット20の冷房運転時又は暖房運転時に、空調空間30に冷風又は温風が供給されると共に、排気である温風又は冷風は屋外に排気されて空調空間30を含む室内に送風されないので、空調空間30だけでなく室内全体の快適性を保つことができる。
上述した、各ダンパには、一端部に設けられた回転軸周りに蓋部を回転させることにより開閉を行う回転式のダンパ、回転軸の両側に可動式羽根を有し可動式羽根によって開閉を行うバタフライ式のダンパ、蓋部をスライドさせることで開閉を行うスライド式のダンパ等を吹出口、排気口の大きさ及び形状に合わせて適宜採用することができる。
上述した、各ダンパには、一端部に設けられた回転軸周りに蓋部を回転させることにより開閉を行う回転式のダンパ、回転軸の両側に可動式羽根を有し可動式羽根によって開閉を行うバタフライ式のダンパ、蓋部をスライドさせることで開閉を行うスライド式のダンパ等を吹出口、排気口の大きさ及び形状に合わせて適宜採用することができる。
このように本実施形態及びその変形例では、目標温度に応じて温調した空気を室内の局所的な空調空間に供給すると共に、空気の温調に伴って生じた排気を室外に排出するので、室内の局所的な空調空間毎に温度調整を可能としながら、室内全体の空調におけるエネルギーの損失及び消費電力を低減することができ、空調空間を含む室内全体の快適性を保つことができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:ダクトシステム、10:ダクトユニット、11:冷風流路、12:温風流路、
13:冷風排気口、14:冷風吹出口、15:温風排気口、16:温風吹出口、
19:温風排気管、20:冷熱ユニット、21:冷風排気管、
22:冷風吸込口、23:温風吸込口、30:空調空間、50:排気流路、
51:断熱材、60:ダクトユニット
13:冷風排気口、14:冷風吹出口、15:温風排気口、16:温風吹出口、
19:温風排気管、20:冷熱ユニット、21:冷風排気管、
22:冷風吸込口、23:温風吸込口、30:空調空間、50:排気流路、
51:断熱材、60:ダクトユニット
Claims (6)
- 室内の局所的な空調空間に冷風又は温風を送風するダクトユニットと、前記ダクトユニットからの温風又は冷風を屋外に導出する排気流路と、を備え、
前記ダクトユニットは、
前記空調空間に冷風を供給する冷風吹出口及び前記排気流路と連通する冷風排気口を有する冷風流路と、
前記空調空間に温風を供給する温風吹出口及び前記排気流路と連通する温風排気口を有する温風流路と、
前記冷風吹出口、前記温風吹出口、前記冷風排気口及び前記温風排気口の開閉を切換える切換部と、を含み、
前記切換部は、
前記空調空間への冷風供給時に、前記冷風吹出口及び前記温風排気口を開状態とすると共に、前記冷風排気口及び前記温風吹出口を閉状態とするように切換え、
前記空調空間への温風供給時に、前記温風吹出口及び前記冷風排気口を開状態とすると共に、前記温風排気口及び前記冷風吹出口を閉状態とするように切換える、ダクトシステム。 - 前記冷風流路と前記温風流路との間に断熱材が設けられている請求項1記載のダクトシステム。
- 前記ダクトユニットを複数備えた、請求項1又は請求項2に記載のダクトシステム。
- 前記排気流路は、冷風又は温風を供給する室内の天井、床又は壁面に設置される請求項1から請求項3の何れか1項に記載のダクトシステム。
- 前記切換部は、
前記冷風吹出口又は前記冷風排気口との開閉を切換える第1ダンパと、
前記温風吹出口又は前記温風排気口との開閉を切換える第2ダンパと、を有し、
前記空調空間への冷風供給時に、前記第1ダンパにより前記冷風吹出口を開状態として前記冷風排気口を閉状態とし、前記第2ダンパにより前記温風排気口を開状態とすると共に前記温風吹出口を閉状態とするように切換え、
前記空調空間への温風供給時に、前記第1ダンパにより前記冷風吹出口を閉状態として前記冷風排気口を開状態とし、前記第2ダンパにより前記温風排気口を閉状態とすると共に前記温風吹出口を開状態とするように切換える、請求項1から請求項4の何れか1項に記載のダクトシステム。 - 前記切換部は、
前記冷風排気口の開閉を切換える第3ダンパと、
前記温風排気口の開閉を切換える第4ダンパと、
前記冷風吹出口又は前記温風吹出口の開閉を切換える第5ダンパと、を有し、
前記空調空間への冷風供給時に、前記第3ダンパにより前記冷風排気口を閉状態とし、前記第4ダンパにより前記温風排気口を開状態とし、前記第5ダンパにより前記冷風吹出口を開状態とすると共に前記温風吹出口を閉状態とするように切換え、
前記空調空間への温風供給時に、前記第3ダンパにより前記冷風排気口を開状態とし、前記第4ダンパにより前記温風排気口を閉状態とし、前記第5ダンパにより前記温風吹出口を開状態とすると共に前記冷風吹出口を閉状態とするように切換える、請求項1から請求項4の何れか1項に記載のダクトシステム。
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