JP2020153557A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニット化された空気調和装置を車室内に設けた構成において、圧力制御弁が開いた場合であっても、高温高圧の熱媒体がユーザに吐出されることなく、安全に用いることができる空気調和装置を提供する。【解決手段】熱媒体との熱交換により、冷房時には温風を排出し、暖房時には冷風を排出する排出流路を備える。リリーフ弁が作動したときに、熱媒体は排出流路により支障なく排出することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、熱媒体が循環する熱媒体回路を有し、被空調空気の調整を行う空気調和装置に関するものである。
一般に、空気調和装置は、熱媒体としての冷媒が循環する冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクルを構成する蒸発器や放熱器と熱交換することにより、被空調空気の温度調整を行う。例えば、車両等に搭載される空気調和装置として、特許文献1を挙げることができる。特許文献1は、車両が外部から受ける衝撃によって、冷凍サイクル中に圧縮された冷媒が、狭い車室内に漏洩する不都合を抑制するため、車両の衝撃を検出したときに、熱媒体循環路に大気開放可能な電磁弁を設けている。
特開平10−175426号公報
一方で、圧縮機、放熱器、膨張弁、蒸発器等、熱媒体回路を構成する全てのコンポーネントを一つにユニット化し、それを車室内の例えば各シートに取付けることで、シートごとに個別空調を行なう空気調和装置の開発が行われている。この場合、熱媒体回路内の異常圧力が発生した場合に、この熱媒体回路を保護するために、所定圧力以上で開くリリーフ弁を設ける必要がある。しかし、ユニット化された空気調和装置を車室内に設けた構成では、リリーフ弁が開いたときに高温高圧の熱媒体が結果として車室内に排出されてしまう問題がある。そこで、本発明の課題は、リリーフ弁が開くときの安全性を向上させることである。
本発明の一態様に係る空気調和装置は、熱媒体が循環する熱媒体回路を含む空気調和を行なう各構成要素をユニット化して構成した空気調和装置において、熱媒体との熱交換により、冷房時には温風を排出し、暖房時には冷風を排出する排出流路と、排出口が排出流路に連通され、熱媒体回路の圧力が予め定めた設定値に達したときに、内部の熱媒体を排出するリリーフ弁と、を備える。
本発明によれば、リリーフ弁が作動したときに熱媒体が排出流路に排出される。排出流路は、ユーザに供給されることなく排出される流路であるため、安全性を向上させることができる。
室内吸気による冷房時の空気調和装置を示す図である。 室外吸気による冷房時の空気調和装置を示す図である。 室内吸気による暖房時の空気調和装置を示す図である。 室外吸気による暖房時の空気調和装置を示す図である。 リリーフ弁の出口を排出流路に連通させた変形例を示す図である。 第2実施形態における空気調和装置の使用例を示す図である。 第2実施形態における冷房時の空気調和装置を示す図である。 第2実施形態における暖房時の空気調和装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに限定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
《第1実施形態》
《構成》
図1は、第1実施形態の空気調和装置11の概略構成を示す図である。本実施の形態にかかる空気調和装置11は、熱媒体が循環する熱媒体回路を含め、空気調和を行なう構成要素が筐体11a内に収容して単一化されたものであり、車両の車室内に搭載される。例えば、各空気調和装置11を各シートに取り付けることで、シートごとに個別空調を行なうことができる。空気調和装置11を構成する筐体11aは、仕切壁11bによって冷風流路12と、温風流路13とが構成されている。冷風流路12及び温風流路13は、夫々、ダクト構造である。
冷風流路12の上流側は、車室内から内気を導入する内気導入路21、及び車室外から外気を導入する外気導入路22と連通しており、切替ダンパ23を備える。切換ダンパ23は、冷風流路12を内気導入路21と連通させる位置と、冷風流路12を外気導入路22と連通させる位置と、の間で回動可能である。冷風流路12の下流側は、車室内へ空気を供給する供給流路24、及び車室外へ空気を排出する排出流路25と連通しており、切替ダンパ26を備える。切換ダンパ26(流路切換部)は、冷風流路12を供給流路24と連通させる位置と、冷風流路12を排出流路25と連通させる位置と、の間で回動可能である。
温風流路13の上流側は、車室内から内気を導入する内気導入路31、及び車室外から外気を導入する外気導入路22と連通しており、切替ダンパ33を備える。内気導入路31の上流側は、内気導入路21の上流側と合流している。切換ダンパ33は、温風流路13を内気導入路31と連通させる位置と、温風流路13を外気導入路22と連通させる位置と、の間で回動可能である。温風流路13の下流側は、車室内へ空気を供給する供給流路34、及び車室外へ空気を排出する排出流路25と連通しており、切替ダンパ36を備える。供給流路34の下流側は、供給流路24の下流側と合流している。切換ダンパ36(流路切換部)は、温風流路13を供給流路34と連通させる位置と、温風流路13を排出流路25と連通させる位置と、の間で回動可能である。
冷風流路12には、送風ファン27と、詳細は後述する冷凍サイクルを構成する蒸発器28と、が設けられている。送風ファン27は、冷風流路12の上流側に設けられており、モータによって駆動されるときに、外気や内気を吸引し、下流側へと送る。蒸発器28は、送風ファン27よりも下流側に設けられており、吸熱器及び除湿器として、フィンの周囲を通過する空気とチューブ内を通過する低温の熱媒体(冷媒)との間で熱交換を行なう。すなわち、チューブ内の熱媒体を蒸発気化させることで、フィンの周囲の空気を冷却すると共に、フィンの表面に結露を生じさせて除湿を行なう。
温風流路13には、送風ファン37と、蒸発器28とともに冷凍サイクルを構成する放熱器38と、が設けられている。送風ファン37は、温風流路13の上流側に設けられており、モータによって駆動されるときに、外気や内気を吸引し、下流側へと送る。放熱器38は、送風ファン37よりも下流側に設けられており、放熱器として、放熱フィンの周囲を通過する空気とチューブ内を通過する高温の熱媒体(熱媒)との間で熱交換を行なうことで、フィンの周囲の空気を加温する。
次に、本発明における熱媒体回路を構成する冷凍サイクルについて説明する。熱媒体回路を構成する冷凍サイクルは、少なくとも、圧縮機41と、放熱器38と、膨張弁42と、蒸発器28を順次環状に接続して構成される。圧縮機41は、気相である低圧の熱媒体を圧縮することにより、液化しやすい高圧の熱媒体に昇圧させるものである。例えば、ロータリ圧縮機、斜板式圧縮機、スクロール圧縮機等を採用することができる。駆動源としてはエンジンや電動モータを用いることができる。膨張弁42は、液相である高圧の熱媒体を霧状にして噴き出すことにより、気化しやすい低圧の熱媒体に減圧するものであり、温度式膨張弁、キャピラリーチューブ、オリフィス等を採用することができる。
本発明における熱媒体回路43は、リリーフ弁44と、三方弁45(切換制御弁)と、を備える。リリーフ弁44は、例えば、圧縮機41と放熱器38との間から分岐した流路に設けられ、熱媒体回路43の圧力が予め定めた設定値に達したときに開弁する。リリーフ弁は、電気的制御により開弁してもよく、機械的構成により開弁してもよい。三方弁45は、例えば3ポート2位置切換のソレノイドバルブを採用することができる。この場合、具体的には、リリーフ弁44の出口を冷風流路12における蒸発器28よりも下流側に連通させる位置と、リリーフ弁44の出口を温風流路13における放熱器38よりも下流側に連通させる位置と、の何れか一方に切り換える。
本実施の形態における空気調和装置11は、図示しない制御装置を備えており、当該制御装置により、各切換ダンパ23、33、26、36、各送風ファン27、37、圧縮機41、膨張弁42、及び三方弁45が駆動制御される。
本発明における熱媒体回路を構成する冷凍サイクルに用いる熱媒体としては、R134a、HFO1234yf、R32等のフロン系冷媒や、イソブタン等の炭化水素系冷媒、CO2等の自然冷媒を用いることができる。
次に、各運転モードについて説明する。以下、室内吸気による冷房時、室外吸気による冷房時と、室内吸気による暖房、室外吸気による暖房時について説明する。
[冷房運転]
図1は、空気調和装置11の室内吸気による冷房時の状態を示す図である。この冷房運転では、切換ダンパ23が冷風流路12の上流側を外気導入路22から遮断した状態で内気導入路21に連通させ、切換ダンパ26が冷風流路12の下流側を排出流路25から遮断した状態で供給流路24に連通させる。また、切換ダンパ33が温風流路13の上流側を内気導入路31から遮断した状態で外気導入路22に連通させ、切換ダンパ36が温風流路13の下流側を供給流路34から遮断した状態で排出流路25に連通させる。また、三方弁45は、リリーフ弁44の出口を温風流路13における放熱器38よりも下流側に連通させる。そして、送風ファン27、送風ファン37、及び圧縮機41を駆動する。
これにより、圧縮機41から吐出した高温高圧の熱媒体は、放熱器38内に流入して冷却され、放熱する。放熱により冷却された熱媒体は、膨張弁42において減圧され低圧となり、蒸発器28において蒸発気化し、吸熱作用を発揮する。これにより、冷風流路12内に導入された空気は蒸発器28で冷却及び除湿された車室内に供給される。また、車室外から温風流路13内に流入した外気は、放熱器38と熱交換した後、車室外に排出される。
図2は、空気調和装置11の室外吸気による冷房時の状態を示す図である。室外吸気の場合、切換ダンパ23が冷風流路12の上流側を内気導入路21から遮断した状態で外気導入路22に連通させ、切換ダンパ33が温風流路13の上流側を外気導入路22から遮断した状態で内気導入路31に連通させればよい。これにより、車室外から冷風流路12内に導入された空気は、蒸発器28で冷却及び除湿され車室内に供給される。そして、車室内から温風流路13内に導入された空気は、放熱器38と熱交換した後、車室外に排出される。
[暖房運転]
次に、暖房運転について説明する。図3は、空気調和装置11の室内吸気による暖房時の状態を示す図である。この暖房運転では、切換ダンパ23が冷風流路12の上流側を内気導入路21から遮断した状態で外気導入路22に連通させ、切換ダンパ26が冷風流路12の下流側を供給流路24から遮断した状態で排出流路25に連通させる。また、切換ダンパ33が温風流路13の上流側を外気導入路22から遮断した状態で内気導入路31に連通させ、切換ダンパ36が温風流路13の下流側を排出流路25から遮断した状態で供給流路34に連通させる。また、三方弁45は、リリーフ弁44の出口を冷風流路12における蒸発器28よりも下流側に連通させる。そして、送風ファン27、送風ファン37、及び圧縮機41を駆動する。
これにより、車室内から温風流路13内に導入された空気は、放熱器38で加温され、温かい空気が車室内に供給される。また、車室外から冷風流路12内に流入した外気は、蒸発器28と熱交換した後、車室外に排出される。
図4は、空気調和装置11の室外吸気による暖房時の状態を示す図である。室外吸気の場合、切換ダンパ23が冷風流路12の上流側を外気導入路22から遮断した状態で内気導入路21に連通させ、切換ダンパ33が温風流路13の上流側を内気導入路31から遮断した状態で外気導入路22に連通させればよい。これにより、車室外から温風流路13内に導入された外気は、放熱器で加温され、暖かい空気が車室内に供給される。また、車室内から冷風流路12内に流入した空気は、蒸発器28と熱交換した後、車室外に排出される。
《作用》
次に、第1実施形態の主要な作用効果について説明する。上述したように、各冷房時、暖房時のいずれの場合においても、リリーフ弁44の出口は、排出流路25に連通させている。具体的に、冷房運転では、切換ダンパ26が冷風流路12の下流側を排出流路25から遮断した状態で供給流路24に連通させる。また、切換ダンパ36が温風流路13の下流側を供給流路34から遮断した状態で排出流路25に連通させる。また、三方弁45がリリーフ弁44の出口を温風流路13における放熱器38よりも下流側に連通させる。これにより、冷房運転時にリリーフ弁44の出口を排出流路25に連通させることができる。
一方、暖房運転では、切換ダンパ26が冷風流路12の下流側を供給流路24から遮断した状態で排出流路25に連通させる。また、切換ダンパ36が温風流路13の下流側を排出流路25から遮断した状態で供給流路34に連通させる。また、三方弁45がリリーフ弁44の出口を冷風流路12における蒸発器28よりも下流側に連通させる。これにより、暖房運転時にリリーフ弁44の出口を排出流路25に連通させることができる。
これにより、熱媒体回路43内が異常高圧になり、リリーフ弁44が作動すると、熱媒体は三方弁45を介して排出流路25に排出される。そのため、ユニット化された空気調和装置11を車室内に設けた場合であっても、リリーフ弁44の開放により排出された熱媒体は、ユーザに供給されることなく、車室外に連通した排出流路25を介して車室外に排出されるため、安全性を向上させることができる。
このように、本実施の形態では、切換ダンパ26、切換ダンパ36、及び三方弁45を駆動制御するだけで、リリーフ弁44の出口を容易に排出流路25に連通させることができる。特に、本実施の形態では、空気調和装置11は、自動車の車室内に搭載されるため、車室内の快適性を向上させることができる。また、排出流路25は、車室外に連通しているため、高温高圧の熱媒体やオイルが車室内に排出されることを防止し、安全性を向上させることができる。
《変形例》
本実施形態では、三方弁45としてソレノイドバルブを使用しているが、これに限定されるものではなく、例えばロータリ弁を使用してもよい。また、冷風流路12に連通する流路、及び温風流路13に連通する流路に、夫々、開閉可能な二方弁を設け、一方を開くときに他方を閉じ、一方を閉じるときに他方を開くようにしてもよい。さらに、冷風流路12に連通する流路の端部、及び温風流路13に連通する流路の端部に、夫々、開閉可能な蓋状の弁体を設け、一方を開くときに他方を閉じ、一方を閉じるときに他方を開くようにしてもよい。すなわち、リリーフ弁44の出口を冷風流路12に連通させるか、又はリリーフ弁44の出口を温風流路13に連通させるかの何れか一方に切り換えることができれば、任意の切換制御弁を使用することができる。
本実施形態では、リリーフ弁44の出口を冷風流路12の下流側、又は温風流路13の下流側に連通させているが、これに限定されるものではない。例えば、リリーフ弁44の出口を排出流路25に直接連通させてもよい。
図5は、リリーフ弁の出口を排出流路に連通させた変形例を示す図である。このように、リリーフ弁44の出口を排出流路25に直接連通させれば、三方弁45や三方弁の駆動処理を省略しつつも、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
《第2実施形態》
《構成》
第2実施形態は、ユーザによって持ち運びが可能な移動式のポータブルエアコンに適用したものである。図6は、第2実施形態における空気調和装置の使用例を示す図である。空気調和装置51は、ユーザによって持ち運びが可能なポータブルエアコンであり、導入口52、供給口53、及び排出口54を備える。導入口52は外気を導入する。供給口53は、冷房時には冷風を、暖房時には温風をユーザに供給する。排出口54は、少なくとも供給口53とは異なる方向を向いており、冷房時には温風を、暖房時には冷風を排出する。したがって、空気調和装置51を使用する際には、供給口53がユーザ側に配置され、排出口54がユーザ側以外に配置されるようにして使用する。排出口54には、別途、排気ダクトを取り付け、ユーザから排気を遠ざけることもできる。
図7は、第2実施形態の空気調和装置を示す図である。空気調和装置51では、前述した内気導入路21、外気導入路22、切換ダンパ23、内気導入路31、及び切換ダンパ33が省略され、導入口52、供給口53、及び排出口54が追加されている。その他の構成については、前述した第1実施形態と同様であり、共通する部分については詳細な説明を省略する。なお、空気調和装置51は、図示しない筐体に収められており、持ち運びが容易となるように、筐体には例えば把手やキャスタが設けられているものとする。
冷風流路12の上流側は、導入口52に連通している。冷風流路12の下流側は、供給口53、及び排出口54に連通している。切換ダンパ26(流路切換部)は、冷風流路12を供給口53に連通させる位置と、冷風流路12を排出口54に連通させる位置と、の間で回動可能である。温風流路13の上流側は、導入口52に連通している。温風流路13の下流側は、供給口53、及び排出口54に連通している。温風流路13の供給口53は、冷風流路12の供給口53と共通である。切換ダンパ36(流路切換部)は、温風流路13を供給口53に連通させる位置と、温風流路13を排出口54に連通させる位置と、の間で回動可能である。
次に、各運転モードについて説明する。
[冷房運転]
図7は、冷房時の空気調和装置を示す図である。ここでは、切換ダンパ26が冷風流路12の下流側を排出口54から遮断した状態で供給口53に連通させる。また、切換ダンパ36が温風流路13の下流側を供給口53から遮断した状態で排出口54に連通させる。また、三方弁45は、リリーフ弁44の出口を温風流路13における放熱器38よりも下流側に連通させる。そして、送風ファン27、送風ファン37、及び圧縮機41を駆動する。
[暖房運転]
図8は、暖房時の空気調和装置を示す図である。ここでは、切換ダンパ26が冷風流路12の下流側を供給口53から遮断した状態で排出口54に連通させる。また、切換ダンパ36が温風流路13の下流側を排出口54から遮断した状態で供給口53に連通させる。また、三方弁45は、リリーフ弁44の出口を冷風流路12における蒸発器28よりも下流側に連通させる。そして、送風ファン27、送風ファン37、及び圧縮機41を駆動する。
《作用》
次に、第2実施形態の主要な作用効果について説明する。空気調和装置51は、ポータブルエアコンであり、排出口54は、供給口53とは異なる方向を向いて構成される。したがって、リリーフ弁44が作動したとしても、熱媒体がユーザに向かって排出されることはなく、安全性を向上させることができる。その他の作用効果は、前述した第1実施形態と同様である。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
11…空気調和装置、11a…筐体、11b…仕切壁、12…冷風流路、13…温風流路、21…内気導入路、22…外気導入路、23…切換ダンパ、24…供給流路、25…排出流路、26…切換ダンパ、27…送風ファン、28…蒸発器、31…内気導入路、33…切換ダンパ、34…供給流路、36…切換ダンパ、37…送風ファン、38…放熱器、41…圧縮機、42…膨張弁、43…熱媒体回路、44…リリーフ弁、45…三方弁、51…空気調和装置、52…導入口、53…供給口、54…排出口

Claims (7)

  1. 熱媒体が循環する熱媒体回路を含む空気調和を行なう各構成要素をユニット化して構成した空気調和装置において、
    前記熱媒体との熱交換により、冷房時には温風を排出し、暖房時には冷風を排出する排出流路と、
    排出口が前記排出流路に連通され、前記熱媒体回路の圧力が予め定めた設定値に達したときに、内部の前記熱媒体を排出するリリーフ弁と、を備えることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記熱媒体回路は、少なくとも圧縮機、放熱器、膨張機構、蒸発器を含むことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記蒸発器との熱交換によって冷風が流れる冷風流路と、
    前記放熱器との熱交換によって温風が流れる温風流路と、
    冷房時に前記排出流路を前記冷風流路から遮断した状態で前記温風流路に連通させ、暖房時に前記排出流路を前記温風流路から遮断した状態で前記冷風流路に連通させる流路切換部と、
    冷房時に前記リリーフ弁の排出口を前記冷風流路から遮断した状態で前記温風流路に連通させ、暖房時に前記リリーフ弁の排出口を前記温風流路から遮断した状態で前記冷風流路に連通させる切換制御弁と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 車両の車室内に搭載することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記排出流路は、車室外に連通していることを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。
  6. ユーザによって持ち運びが可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の空気調和装置。
  7. 前記熱媒体との熱交換により、暖房時に温風をユーザに供給し、冷房時に冷風をユーザに供給する供給流路を備え、
    前記排出流路の排出口は、前記供給流路の供給口とは異なる方向を向いていることを特徴とする請求項6に記載の空気調和装置。
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