JP2023082487A - 油圧システムおよび作業車両 - Google Patents

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宏樹 蒲田
Hiroki Kamata
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保幸 小山田
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Abstract

【課題】パイロットポンプを用いなくても、使用上の制限を生じさせることなく、走行速度を2段階で切り換えることができる作業車両を提供する。【解決手段】油圧システムは、走行速度切換弁22Vにより走行速度を切換可能な走行モータ22と、走行モータに作動油を供給可能な油圧ポンプ装置61と、油圧ポンプ装置と走行速度切換弁とを接続する油路62と、油路の連通をオンとオフとで切換可能なオンオフ弁63と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、油圧システムと、その油圧システムを備えた作業車両と、に関する。
従来、作業車両の走行速度を切り換える技術として、例えば特許文献1に開示された技術がある。特許文献1では、可変容量型の走行モータのモータ容量切換弁(走行速度切換弁)を、パイロット圧の制御によって2段階で切り換えることにより、走行モータの回転を、高速回転と低速回転との2段階で切り換えるようにしている。
特開2015-4369号公報
ところで、作業車両には、小型化を図る目的で、パイロットポンプを備えない車両も存在する。このような作業車両は、リンク式の操作系を有する。ここで、リンク式とは、コントロールバルブのスプールを、油圧を利用せず、リンクを介して機械的に動かす方式である。このようなリンク式の操作系を有する作業車両では、パイロットポンプが存在せず、走行速度の切換をパイロット圧の制御によって行うことができないため、別の方法で走行速度の切換を行うことが必要となる。
例えば、油圧アクチュエータの駆動に用いる複数のコントロールバルブの一部を、油圧アクチュエータの駆動用と走行速度切換弁の切換用とで兼用する方法がある。しかし、この方法では、1つのコントロールバルブに複数の機能を持たせるために、上記コントロールバルブを使用して駆動できる油圧アクチュエータに制約が生じる。例えば、PTO(power take-off)ポートに対応するコントロールバルブを走行速度の切換に利用する場合、PTOポートを利用するアクチュエータ(アタッチメント)として、ブレーカ等の単動動作をするアクチュエータを使用することはできるが、グリッパー等の複動動作をするアクチュエータを使用することができない、などの使用上の制限が生じる。この点で、上記の方法は望ましくない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、パイロットポンプを用いなくても、使用上の制限を生じさせることなく、走行速度を2段階で切り換えることができる油圧システムと、その油圧システムを備えた作業車両と、を提供することにある。
本発明の一側面に係る油圧システムは、走行速度切換弁により走行速度を切換可能な走行モータと、前記走行モータに作動油を供給可能な油圧ポンプ装置と、前記油圧ポンプ装置と前記走行速度切換弁とを接続する油路と、前記油路の連通をオンとオフとで切換可能なオンオフ弁と、を備える。
本発明の他の側面に係る作業車両は、上記の油圧システムを備える。
上記の構成によれば、パイロットポンプを用いなくても、使用上の制限を生じさせることなく、走行速度を2段階で切り換えることができる。
本発明の実施の一形態に係る作業車両の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す側面図である。 上記油圧ショベルが備える油圧システムの構成を模式的に示す説明図である。 上記油圧システムの他の構成を模式的に示す説明図である。 上記油圧ショベルの内部構造を示す斜視図である。 上記油圧システムが備える電磁弁および選択弁の右側面図である。 上記電磁弁および上記選択弁の上面図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔1.作業車両〕
図1は、本実施形態の作業車両の一例である油圧ショベル1の概略の構成を示す側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4と、を備える。
ここで、方向を以下のように定義する。まず、下部走行体2が直進する方向を前後方向とし、そのうちの一方側を「前」とし、他方側を「後」とする。図1では、例として、走行モータ22に対してブレード23側を「前」として示す。また、前後方向に垂直な横方向を左右方向とする。このとき、運転座席41aに着座したオペレータ(操縦者、運転手)から見て左側を「左」とし、右側を「右」とする。さらに、前後方向および左右方向に垂直な重力方向を上下方向とし、重力方向の上流側を「上」とし、下流側を「下」とする。図面では、必要に応じて、前方を「F」、後方を「B」、右方を「R」、左方を「L」、上方を「U」、下方を「D」の記号で示す。
下部走行体2は、左右一対のクローラ21と、左右一対の走行モータ22と、を備える。各走行モータ22は、油圧モータである。左右の走行モータ22が、左右のクローラ21をそれぞれ駆動することにより、油圧ショベル1を前後進させることができる。下部走行体2には、整地作業を行うためのブレード23と、ブレードシリンダ23aとが設けられる。ブレードシリンダ23aは、ブレード23を上下方向に回動させる油圧シリンダである。
作業機3は、ブーム31、アーム32、およびバケット33を備える。ブーム31、アーム32、およびバケット33を独立して駆動することにより、土砂等の掘削作業を行うことができる。
ブーム31は、ブームシリンダ31aによって回動される。ブームシリンダ31aは、基端部が上部旋回体4の前部に支持され、伸縮自在に可動する。アーム32は、アームシリンダ32aによって回動される。アームシリンダ32aは、基端部がブーム31の先端部に支持され、伸縮自在に可動する。バケット33は、バケットシリンダ33aによって回動される。バケットシリンダ33aは、基端部がアーム32の先端部に支持され、伸縮自在に可動する。ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、およびバケットシリンダ33aは、油圧シリンダにより構成される。
上部旋回体4には、操縦部41、旋回台42、旋回モータ43、機関室44が配置される。上部旋回体4は、油圧モータである旋回モータ43の駆動により、旋回ベアリング(図示せず)を介して旋回する。
操縦部41は、旋回台42の上部に設けられる。操縦部41には、運転座席41aが配置される。運転座席41aの周囲には、操作部41bが配置される。操作部41bは、油圧アクチュエータを駆動するための操作レバー、スイッチ、ボタン等を含んで構成される。オペレータが運転座席41aに着座して操作部41bを操作することにより、後述する油圧アクチュエータAC(図2参照)が駆動される。これにより、下部走行体2の走行、ブレード23による整地作業、作業機3による掘削作業、上部旋回体4の旋回、等を行うことができる。
特に、操作部41bは、走行速度の切換指示を受け付けるペダル41b1を含む。オペレータがペダル41b1を踏まない状態では、左右の走行モータ22は1速で回転駆動され、これにより、下部走行体2(油圧ショベル1)は低速で走行する。一方、オペレータがペダル41b1を踏むと、左右の走行モータ22は1速よりも速い2速で回転駆動され、これにより、下部走行体2は高速で走行する。このように、ペダル41b1の操作によって、下部走行体2の走行速度が切り換えられる。このような走行速度の切換は、後述する油圧システム100(図2参照)によって実現される。なお、ペダル41b1以外にも、操作部41bの操作レバー、スイッチ、ボタン等の操作(押圧等)によって、走行速度が切り換えられてもよい。
機関室44は、上部旋回体4の後部に位置する。機関室44の内部には、各部に動力を提供するエンジン51が配置される。エンジン51の動力は、例えば以下に示す油圧システム100の油圧ポンプ装置61(図2参照)に供給される。
〔2.油圧システムについて〕
図2は、油圧システム100(油圧回路)の構成を模式的に示す説明図である。本実施形態の油圧ショベル1は、油圧システム100を備える。油圧システム100は、作動油タンク60と、油圧ポンプ装置61と、油圧アクチュエータACと、コントロールバルブCVと、を備える。
作動油タンク60は、作動油を貯留する。作動油タンク60に貯留された作動油は、油圧ポンプ装置61の駆動により、コントロールバルブCVを介して油圧アクチュエータACに供給される。これにより、油圧アクチュエータACが駆動される。すなわち、油圧ショベル1は、作動油の供給によって駆動される油圧アクチュエータACを備える。
油圧ポンプ装置61は、油圧モータである走行モータ22に作動油を供給可能である。このような油圧ポンプ装置61は、複数の油圧ポンプP1およびP2を有する。
ここで、以下での説明において、上述した左右一対の走行モータ22を特に区別する必要がある場合、左側の走行モータ22を左走行モータ22Lと称し、右側の走行モータ22を右走行モータ22Rと称する。
油圧アクチュエータACは、左走行モータ22Lと、旋回モータ43と、ブームシリンダ31aと、右走行モータ22Rと、アームシリンダ32aと、バケットシリンダ33aと、を含む。上記の油圧ポンプP1およびP2は、これらの油圧モータおよび油圧シリンダに作動油(圧油)を供給する。具体的には、一方の油圧ポンプP1は、コントロールバルブCVを介して、左走行モータ22Lと、旋回モータ43と、ブレードシリンダ23aと、に作動油を供給する。さらに、油圧ポンプP1は、コントロールバルブCVを介して、後述するPTOポート34にも作動油を供給する。他方の油圧ポンプP2は、コントロールバルブCVを介して、ブームシリンダ31aと、右走行モータ22Rと、アームシリンダ32aと、バケットシリンダ33aと、に作動油を供給する。
コントロールバルブCVは、油圧アクチュエータACに供給される作動油の流れ方向および流量を制御する制御弁である。コントロールバルブCVは、油圧アクチュエータACの個々の油圧モータおよび油圧シリンダに対応して設けられる。本実施形態では、個々の油圧モータおよび油圧シリンダに対応するコントロールバルブをまとめて、コントロールバルブCVと呼ぶ。
本実施形態では、コントロールバルブCVの切換はリンク式である。すなわち、操作部41bの操作により、コントロールバルブのスプールがリンク(図示せず)を介して機械的に動かされる。これにより、油圧アクチュエータACに供給される作動油の流れ方向および流量が制御される。
図1に示すように、コントロールバルブCVは、オペレータが着座する運転座席41aの前方に配置される。このように運転座席41aの前方の空間を利用してコントロールバルブCVを配置することにより、小型の油圧ショベル1を実現することができる。なお、コントロールバルブCVは、運転座席41aの下方に配置されてもよい。
上記した各走行モータ22は、走行速度切換弁22Vをそれぞれ有する。走行速度切換弁22Vは、走行モータ22のモータ容量切換弁であり、後述する電磁弁63のオンオフによる作動油の供給状態に応じて2段階で切り換えられる。上記2段階は、走行モータ22の低速回転(1速)と、高速回転(2速)とに対応する。走行モータ22の回転速度が走行速度切換弁22Vによって2段階に切り換えられることにより、下部走行体2(油圧ショベル1)の走行速度が2段階で切り換えられる。なお、本実施形態では、走行モータ22自体が走行速度切換弁22Vを有する構成としているが、走行速度切換弁22Vは走行モータ22の外部にあってもよい。このように、油圧システム100は、走行速度切換弁22Vにより走行速度を切換可能な走行モータ22を備える。
油圧システム100は、PTOポート34をさらに備える。PTOポート34は、例えばブレーカ、グリッパーなどのアタッチメントを使用するときに用いられる。アタッチメントの配管をPTOポート34に繋ぎ、PTOポート34を介してアタッチメントに作動油を供給することにより、アタッチメントを駆動して作業を行うことができる。なお、上記アタッチメントは、作動油の供給によって駆動される油圧アクチュエータACを構成し得る。
油圧システム100は、第1油路62と、電磁弁63と、選択弁64と、をさらに備える。第1油路62は、油圧ポンプ装置61と走行速度切換弁22Vとを接続する油路(作動油の流路)の一例であり、油圧ホース、ジョイント等で構成される。
電磁弁63は、第1油路62の連通をオンとオフとで切換可能なオンオフ弁である。ここで、「オン」とは、走行速度切換弁22Vの、所定量以上の作動油の連通を許可する状態を指す。また、「オフ」とは、走行速度切換弁22Vの、所定量以上の作動油の連通を許可しない状態を指す。つまり、連通の「オン」には、完全な連通状態以外の場合も含まれる。同様に、連通の「オフ」には、連通の完全な遮断状態以外の場合も含まれる。
選択弁64は、複数の油圧ポンプP1およびP2のそれぞれから吐出される作動油のいずれかを選択的に出力する作動油選択出力部である。選択弁64は、第1油路62において、油圧ポンプ装置61と電磁弁63との間に配置される。このような選択弁64は、シャトル弁64aで構成される。
シャトル弁64aは、複数の入口と、1つの出口と、を有する。シャトル弁64aの複数の入口は、油圧ポンプ装置61の油圧ポンプP1およびP2の各吐出口とそれぞれ接続される。シャトル弁64aの出口は、電磁弁63と接続される。シャトル弁64aは、複数の入口を流れる作動油の圧力に応じて、いずれか一方の入口と出口とが連通する構造を有する。これにより、各油圧ポンプP1およびP2から吐出され、各入口を介して入り込んだ作動油のうち、圧力のより高いほうが選択的に上記出口から出力されて電磁弁63に向かう。
上記の構成において、オペレータが操作部41bのペダル41b1を踏まない状態では、電磁弁63はオフのままである。この状態では、油圧ポンプ装置61から走行速度切換弁22Vには第1油路62を介して作動油が供給されないため、走行速度切換弁22Vはオフのままとなる(低速側から高速側に切り換えられない)。このため、左右の走行モータ22は1速で回転駆動される。一方、オペレータが操作部41bのペダル41b1を踏むと、電磁弁63がオンとなり、油圧ポンプ装置61から電磁弁63および第1油路62を介して走行速度切換弁22Vに作動油が供給される。これにより、走行速度切換弁22Vはオンとなる(低速側から高速側に切り換えられる)。その結果、左右の走行モータ22は2速で回転駆動される。
以上のように、本実施形態では、電磁弁63により、油圧ポンプ装置61と走行速度切換弁22Vとを接続する第1油路62の連通を、オンとオフとで切り換える。これにより、油圧ポンプ装置61から走行速度切換弁22Vへの作動油の供給および非供給を切り換えて、走行速度切換弁22Vをオンまたはオフに切り換えることができ、走行モータ22の駆動時の走行速度を2段階で切り換えることができる。したがって、パイロットポンプを用いなくても、走行速度を2段階で切り換えることができるため、本実施形態の油圧システム100は、パイロットポンプを持たない小型の作業車両(例えばリンク式の操作系を有する油圧ショベル1)に好適となる。
また、本実施形態では、コントロールバルブCVの一部(一つのセクション)を、アクチュエータACの駆動と走行速度切換弁22Vの切換制御とで兼用しない。つまり、コントロールバルブCVの所定のセクションを走行速度切換弁22Vの切換制御に利用しない。このため、コントロールバルブCVをアクチュエータACの駆動専用で用いることができる。例えば、PTOポート34に接続されるアタッチメントの駆動に用いるコントロールバルブを、アタッチメントの駆動専用で用いることができる。したがって、PTOポート34に接続されるアタッチメントに使用上の制限が生じることがなく、ブレーカ、グリッパーなど、どのようなアタッチメントでも、PTOポート34を利用して駆動することができる。
また、2つの油圧ポンプP1およびP2から吐出される作動油に圧力差が生じると、各走行モータ22の駆動による走行に左右差が生じるおそれがある。選択弁64を設けることにより、油圧ポンプP1およびP2のうちのいずれかから吐出される作動油のみが、選択弁64によって選択されて出力される。つまり、上記圧力差が生じた場合でも、選択弁64での作動油の選択により、左右の走行モータ22の走行速度切換弁22Vには、一定の(同じ)圧力の作動油が供給される。したがって、上記圧力差が生じた場合でも、その圧力差の影響を無くすことができる。その結果、上記作動油の圧力差に起因して、走行に不具合が生じるおそれを低減することができる。
特に、選択弁64が、油圧ポンプ装置61と電磁弁63との間の第1油路62に配置されることにより、電磁弁63がオンのときには常に、選択弁64で選択された一定の圧力の作動油を、各走行モータ22の走行速度切換弁22Vにそれぞれ供給することができる。これにより、走行に左右差が生じるおそれを確実に低減することができる。また、例えば、電磁弁63の配置として、選択弁64の上流側(油圧ポンプP1およびP2側)の油路のそれぞれに配置することが考えられる。しかし、この場合、それぞれの油路に対応して電磁弁63を配置するため、部品点数が増加する。よって、選択弁64の下流側に電磁弁63が位置するように選択弁64を配置することが合理的であると言える。
また、選択弁64は、シャトル弁64aで構成されるため、複数の油圧ポンプP1およびP2のそれぞれから吐出される作動油のいずれかを選択的に出力する構成を確実に実現することができる。
また、選択弁64がシャトル弁64aで構成されることにより、以下の効果(1)および(2)を得ることもできる。
(1)走行操作には、片方の走行レバーだけを操作する旋回動作(ピボットターン)がある。この操作では、2つの油圧ポンプP1およびP2のうち、片方の油圧ポンプのポンプ圧しか昇圧しない。このため、走行速度切換弁22Vへの作動油の供給を他方の油圧ポンプのポンプ圧で行った場合には、2速に切り替わらない動作不良を起こす。シャトル弁64aを用いることにより、走行レバーのあらゆる操作においても、高圧側の油圧ポンプから作動油の供給を得ることができ、2速切換が確実に可能となる。
(2)2つの油圧ポンプP1およびP2のうち、片方の油圧ポンプのみから走行速度切換弁22Vへの作動油の供給を行うと、電磁弁63および走行速度切換弁22Vの内部リークによって、走行モータへの作動油の供給流量が減り、左右の走行モータの速度差が生じることで、曲進を招く(供給流量の減った側が内輪側となって曲進する)。この際、外輪側の走行モータは、内輪側の走行モータよりも高負荷となる。同様に、外輪側の走行モータにつながる油圧ポンプのポンプ圧が高圧になるという性質がある。シャトル弁64aを用いた場合、常に高圧の外輪側から走行速度切換弁22Vへの作動油の供給が得られるため、走行曲進を低減する方向にシャトル弁64aが作用する。つまり、直進走行時の曲進を抑制することができる。
図3は、油圧システム100の他の構成を模式的に示す説明図である。同図に示すように、選択弁64は、作動油の流路を絞る複数のオリフィス64b1および64b2で構成されてもよい。この場合、一方のオリフィス64b1の一端部は、一方の油圧ポンプP1と接続される。他方のオリフィス64b2の一端部は、他方の油圧ポンプP2と接続される。一方のオリフィス64b1の他端部と、他方のオリフィス64b2の他端部とは、電磁弁63と接続される。
この構成では、一方のオリフィス64b1の一端部、および他方のオリフィス64b2の一端部に流れ込む作動油のうち、圧力のより高いほうの作動油が、いずれかのオリフィスの他端部から電磁弁63に向かって流れる。より詳細には、圧力の高いほうから圧力の低いほうにポンプ流量の一部が流れ込む半合流回路が形成されて、圧力のより高いほうの作動油が電磁弁63に供給される。したがって、選択弁64を複数のオリフィス64b1および64b2で構成した場合でも、複数の油圧ポンプP1およびP2のそれぞれから吐出される作動油のいずれかを選択的に出力する構成を実現することができる。
また、本実施形態の油圧ショベル1は、上述した油圧システム100を備えるため、パイロットポンプを持たない小型の構成であっても、走行速度を2段階で切り換えることができる。
また、電磁弁63は、操作部41b(例えばペダル41b1)で受け付けた走行速度の切換指示に基づいて、第1油路62の連通をオンとオフとで切り換える。油圧ショベル1がパイロットポンプを持たない構成であっても、オペレータが操作部41bを操作して切換指示を入力することにより、上記切換指示をトリガーとして電磁弁63を動作させて、走行速度を切り換えることができる。
〔3.油圧ショベルの内部構成について〕
次に、上記した油圧システム100を備える油圧ショベル1の内部構成について説明する。図4は、油圧ショベル1の内部構造を示す斜視図である。図5は、上記した電磁弁63および選択弁64の右側面図である。図6は、電磁弁63および選択弁64の上面図である。なお、図5および図6では、便宜的に、電磁弁63および選択弁64と接続される油圧ホースH1~H6を、電磁弁63および選択弁64から離間させた状態で示す。
電磁弁63および選択弁64は、機体幅方向、つまり、油圧ショベル1の左右方向の一方側に配置される。本実施形態では、電磁弁63および選択弁64は、油圧ショベル1の左右方向において、中央よりも左側に配置される。
図4等に示すように、機体幅方向の一方側には、通常、作動油タンク60などの大型の部材が配置される。このような大型の部材を利用して電磁弁63および選択弁64を固定することができるため、その固定が容易となる。
特に、電磁弁63および選択弁64は、作動油タンク60に取り付けられている。作動油タンク60は、例えば機体幅方向の一方側(例えば左側)に配置される。
作動油タンク60は、剛性および耐熱性の観点から、通常、金属(例えば鉄)で構成される。このような作動油タンク60に電磁弁63および選択弁64を取り付けることにより、電磁弁63および選択弁64の取り付け状態を安定させることができる。
特に、本実施形態では、電磁弁63および選択弁64は、作動油タンク60に取付ステー65を介して取り付けられる。具体的には、電磁弁63は、ボルトなどの締結部材66によって取付ステー65に固定される。選択弁64も同様に、ボルトなどの締結部材67によって取付ステー65に固定される。そして、取付ステー65が、ボルトなどの締結部材68によって作動油タンク60に固定される。これにより、電磁弁63および選択弁64が、取付ステー65を介して作動油タンク60に取り付けられる。取付ステー65は、例えば金属板で構成される。
このように、取付ステー65という専用の取付部材を用いて、電磁弁63および選択弁64を作動油タンク60に取り付けることができるため、その取り付けが容易となる。
また、図4に示すように、油圧ポンプ装置61は、機体幅方向の他方側に配置される。本実施形態では、油圧ポンプ装置61は、油圧ショベル1の左右方向において、中央よりも右側(より具体的には、エンジン51よりも右側)に配置される。
上記のように、機体幅方向の一方側には、電磁弁63および選択弁64が配置される。このため、機体幅方向の他方側に油圧ポンプ装置61が配置されることにより、電磁弁63、選択弁64および油圧ポンプ装置61を、前後方向および機体幅方向(左右方向)の両方向において集約した配置とすることができ、油圧ショベル1の小型化を実現することが容易となる。
図5に示すように、選択弁64としてのシャトル弁64aは、作動油の入口となる2つの第1ポート64a1と、作動油の出口となる1つの第2ポート64a2とを有する。選択弁64において、2つの第1ポート64a1は、前後方向に並んで位置する。一方の第1ポート64a1は、油圧ホースH1を介して油圧ポンプ装置61(特に油圧ポンプP1)と接続される。他方の第1ポート64a1は、油圧ホースH2を介して油圧ポンプ装置61(特に油圧ポンプP2)と接続される。第2ポート64a2は、油圧ホースH3を介して電磁弁63の第1接続口63aと接続される。上述したように、シャトル弁64aは、複数の第1ポート64a1に入り込んだ作動油のうち、圧力のより高いほうを選択的に第2ポート64a2から出力する構造を有する。
選択弁64において、第1ポート64a1と第2ポート64a2とは、第1方向である上下方向において互いに反対側に位置する。より具体的には、第1ポート64a1は、第2ポート64a2よりも下方に位置する。したがって、油圧ポンプ装置61から選択弁64に供給される作動油は、第1ポート64a1の内部を第1方向の一方側(下側)から他方側(上側)に向けて流れる。また、選択弁64から出力される作動油は、第2ポート64a2の内部を第1方向の一方側(下側)から他方側(上側)に向けて流れて電磁弁63に向かう。
このように、選択弁64は、油圧ポンプ装置61と接続され、作動油が第1方向に流れる第1ポート64a1と、電磁弁63と接続され、作動油が第1方向に流れる第2ポート64a2と、を有する。
この構成では、油圧ポンプ装置61から選択弁64に第1ポート64a1を介して流れ込む作動油の流れ方向と、選択弁64から第2ポート64a2を介して電磁弁63に流れ出す作動油の流れ方向と、がともに第1方向(上下方向)で同一方向となる。このため、例えば選択弁64に対して、第1方向とは異なる方向に(例えば左右方向のどちらかに)、油圧ポンプ装置61から選択弁64を介して電磁弁63に至る油路を確保する、つまり、油圧ホースH1~H3を配策する空間を確保する、ことが可能となる。
また、上述のように、選択弁64において、第1ポート64a1および第2ポート64a2は、第1方向の互いに反対側に位置する。この構成では、選択弁64に対して第1方向の一方側(例えば下側)で、油圧ポンプ装置61と選択弁64とを油圧ホースH1およびH2で接続し、第1方向の他方側(例えば上側)で選択弁64と電磁弁63とを油圧ホースH3で接続することができる。したがって、各油圧ホースH1~H3の配策が容易となる。
また、選択弁64は、2つの第3ポート64a3をさらに有する。2つの第3ポート64a3は、上下方向と交差する前後方向(第2方向)において、互いに反対側に位置する。一方の第3ポート64a3は、油圧ホースH4を介してコントロールバルブCVと接続される。他方の第3ポート64a3は、油圧ホースH5を介してコントロールバルブCVと接続される。油圧ポンプ装置61から油圧ホースH1を介して選択弁64に供給された作動油の一部(量の大小は問わない)は、一方の第3ポート64a3の内部を前方に流れ、油圧ホースH4を介してコントロールバルブCVに供給される。また、油圧ポンプ装置61から油圧ホースH2を介して選択弁64に供給された作動油の一部(量の大小は問わない)は、他方の第3ポート64a3の内部を後方に向かって流れ、油圧ホースH5を介してコントロールバルブCVに供給される。
このように、選択弁64は、コントロールバルブCVと接続され、作動油が第1方向と交差する第2方向に流れる第3ポート64a3を有する。
また、本実施形態の油圧ショベル1は、第2油路69をさらに備える。第2油路69は、選択弁64とコントロールバルブCVとを接続する油路の一例である。第2油路69は、上述した油圧ホールH4およびH5で構成される。
上記の構成では、油圧ポンプ装置61から、選択弁64、第2油路69およびコントロールバルブCVを介して、油圧アクチュエータACに作動油を供給して、油圧アクチュエータACを駆動することができる。
また、選択弁64において、第1ポート64a1および第2ポート64a2を流れる作動油の向きと、第3ポート64a3を流れる作動油の向きとが異なる。これにより、上述した第1油路62(油圧ホースH1~H3)と第2油路69(油圧ホースH4およびH5)とを干渉させることなく設けることが容易となる。
〔4.第1油路の詳細について〕
図5および図6で示すように、電磁弁63は、第1接続口63aと、第2接続口63bと、を有する。第1接続口63には、上述したように、油圧ホースH3が接続される。油圧ホースH3から電磁弁63に供給される作動油は、第1接続口63aの内部を、第1方向と交差する第2方向(例えば前後方向)に流れる。
また、図4に示すように、本実施形態の油圧ショベル1は、スイベルジョイント70(ロータリージョイント)をさらに備える。スイベルジョイント70は、走行モータ22(図2等参照)と電磁弁63との間の第1油路62に位置する。これにより、図1で示した下部走行体2に対して上部旋回体4が旋回しても、油圧ポンプ装置61から吐出される作動油を、スイベルジョイント70を介して走行モータ22に供給することができる。
電磁弁63の第2接続口63bとスイベルジョイント70とは、油圧ホースH6によって接続される。すなわち、油圧ホースH6は、第1油路62の一部を構成する。電磁弁63から出力される作動油は、第2接続口63bの内部を、第1方向および第2方向と交差する第3方向(例えば左右方向)に流れる。
このように、電磁弁63は、選択弁64の第2ポート64a2と接続され、第1方向と交差する第2方向に作動油が流れる第1接続口63aと、スイベルジョイント70と接続され、第1方向および第2方向と交差する第3方向に作動油が流れる第2接続口63bと、を有する。
電磁弁53が、上記の第1接続口63aおよび第2接続口63bを有することにより、例えば、電磁弁53に対して第3方向の一方側に(例えば左右方向の右側に)、選択弁64から電磁弁63に至る油路と、電磁弁63からスイベルジョイント70に至る油路とを確保する、つまり、油圧ホースH3およびH6を配策する空間を確保する、ことが容易となる。
以上では、作業車両として、建設機械である油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、作業車両は油圧ショベル1に限定されず、ホイルローダなどの他の建設機械であってもよい。また、作業車両は、コンバイン、トラクタ等の農業機械であってもよい。
本実施形態では、オンオフ弁の一例として、電磁弁63を例に挙げて説明したが、電磁弁63には限定されない。は、操作部41bによる走行速度の切換指示に基づいて、第1油路62の連通をオンとオフとで切り換えることができるバルブであれば、オンオフ弁として用いることができる。
また、油圧ショベル1は、エンジン51の代わりに、電動モータを用いて油圧ポンプ装置61を駆動する構成であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で拡張または変更して実施することができる。
本発明は、例えば建設機械、農業機械などの作業車両に利用可能である。
1 油圧ショベル(作業車両)
22 走行モータ
22V 走行速度切換弁
41a 運転座席
41b 操作部
60 作動油タンク
61 油圧ポンプ装置
62 第1油路(油路)
63 電磁弁(オンオフ弁)
63a 第1接続口
63b 第2接続口
64 選択弁(作動油選択出力部)
64a シャトル弁
64a1 第1ポート
64a2 第2ポート
64a3 第3ポート
65 取付ステー(取付部材)
69 第2油路
70 スイベルジョイント
100 油圧システム
P1 油圧ポンプ
P2 油圧ポンプ
AC 油圧アクチュエータ
CV コントロールバルブ

Claims (17)

  1. 走行速度切換弁により走行速度を切換可能な走行モータと、
    前記走行モータに作動油を供給可能な油圧ポンプ装置と、
    前記油圧ポンプ装置と前記走行速度切換弁とを接続する油路と、
    前記油路の連通をオンとオフとで切換可能なオンオフ弁と、を備える油圧システム。
  2. 前記油圧ポンプ装置は、複数の油圧ポンプを有し、
    該油圧システムは、前記複数の油圧ポンプのそれぞれから吐出される前記作動油のいずれかを選択的に出力する作動油選択出力部をさらに備える、請求項1に記載の油圧システム。
  3. 前記作動油選択出力部は、前記油圧ポンプ装置と前記オンオフ弁との間の前記油路に配置される、請求項2に記載の油圧システム。
  4. 前記作動油選択出力部は、シャトル弁である、請求項2または3に記載の油圧システム。
  5. 請求項1に記載の油圧システムを備える作業車両。
  6. 請求項2から4のいずれかに記載の油圧システムを備える作業車両。
  7. 前記オンオフ弁および前記作動油選択出力部は、機体幅方向の一方側に配置される、請求項6に記載の作業車両。
  8. 作動油を貯留する作動油タンクをさらに備え、
    前記オンオフ弁および前記作動油選択出力部は、前記作動油タンクに取り付けられる、請求項6または7に記載の作業車両。
  9. 前記オンオフ弁および前記作動油選択出力部は、前記作動油タンクに取付部材を介して取り付けられる、請求項8に記載の作業車両。
  10. 前記作動油選択出力部は、
    前記油圧ポンプ装置と接続され、前記作動油が第1方向に流れる第1ポートと、
    前記オンオフ弁と接続され、前記作動油が前記第1方向に流れる第2ポートと、を有する、請求項6から9のいずれかに記載の作業車両。
  11. 前記作動油選択出力部において、前記第1ポートおよび前記第2ポートは、前記第1方向の互いに反対側に位置する、請求項10に記載の作業車両。
  12. 前記作動油の供給によって駆動される油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータに供給される前記作動油の流れ方向および流量を制御するコントロールバルブと、
    前記油路を第1油路としたときに、前記作動油選択出力部と前記コントロールバルブとを接続する第2油路と、をさらに備える、請求項10または11に記載の作業車両。
  13. オペレータが着座する運転座席をさらに備え、
    前記コントロールバルブは、前記運転座席の前方に配置される、請求項12に記載の作業車両。
  14. 前記作動油選択出力部は、
    前記コントロールバルブと接続され、前記作動油が前記第1方向と交差する第2方向に流れる第3ポートを有する、請求項12または13に記載の作業車両。
  15. 前記走行モータと前記オンオフ弁との間の前記油路に位置するスイベルジョイントをさらに備え、
    前記オンオフ弁は、
    前記作動油選択出力部の前記第2ポートと接続され、前記第1方向と交差する第2方向に前記作動油が流れる第1接続口と、
    前記スイベルジョイントと接続され、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に前記作動油が流れる第2接続口と、を有する、請求項10から14のいずれかに記載の作業車両。
  16. 前記油圧ポンプ装置は、機体幅方向の他方側に配置される、請求項7から15のいずれかに記載の作業車両。
  17. 走行速度の切換指示を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記オンオフ弁は、前記操作部で受け付けた前記切換指示に基づいて、前記油圧ポンプ装置と前記走行速度切換弁とを接続する前記油路の連通をオンとオフとで切り換える、請求項5から16のいずれかに記載の作業車両。
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