JP7071198B2 - 作業車両の油圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両の油圧回路に関する。
下記特許文献1には、第1ポンプと第2ポンプからの圧油を合流する走行直進弁において、走行操作と作業操作を同時に行う複合操作時に、走行直進弁を中立位置から走行直進位置に切換える手段として、リモコン弁のパイロット圧を検出する圧力センサからの信号をコントローラに入力して、コントローラからの指令に基づき電磁比例式の切換制御弁のパイロットポンプからの2次圧によって走行直進弁のスプールを中立位置から走行直進位置に切り換える技術が開示されている。
下記特許文献2には、スプリットフロータイプの可変容量型油圧ポンプの第1吐出ポートと第2吐出ポートからの圧油を合流して油圧アクチュエータに供給可能にする走行独立弁において、下部走行体とフロント作業機を共に駆動する際に走行独立弁を合流位置に切り換え、フロント作業機を駆動させないで下部走行体を駆動する際には走行独立弁を独立供給位置に切り換える手段として、パイロットポンプに接続した下部走行体の駆動を検出する第1検出油路とフロント作業機の駆動を検出する第2検出油路とから検知された圧油を走行独立弁のそれぞれに対応する受圧部に導入することにより走行独立弁のスプールを合流位置や独立供給位置に切り換える技術が開示されている。
特開2006-329341公報 特開2013-002241号公報
しかしながら、特許文献1では、コントローラからの指令に基づきパイロットポンプからの2次圧を信号圧として、直接走行直進弁の受圧部に導くことから、信号圧の圧力損失が小さいため走行直進弁の切り換え応答性がよいが、作業操作の検知信号を得るための圧力センサをリモコン弁ごとに設置する必要がありコストが増加する問題がある。
特許文献2は、下部走行体や作業機の方向切換弁に駆動を検出する検出油路を配置し、検出油路が検出した圧油を走行独立弁の受圧部に導くことから、圧力センサを複数配置する必要がなく、特許文献1に比べてコスト増加が少ないが、パイロットポンプから吐出された圧油は、分岐され、検出油路を経過した後に走行独立弁の受圧部に至るため、走行独立弁の受圧部に作用する圧油の流量が少なくなることから走行独立弁の応答性が十分でなくなるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、合流切換弁の応答性を確保しながらコスト増加を抑えた作業車両の油圧回路を提供することを目的とする。
本発明の作業車両の油圧回路は、第1油圧ポンプと、前記第1油圧ポンプから作動油が供給されて回転駆動する第1走行用モータと、前記第1走行用モータに供給される作動油の向きを切り換える第1方向切換弁と、を含む第1回路系統と、
第2油圧ポンプと、前記第2油圧ポンプから作動油が供給されて駆動する作業部アクチュエータと、第2走行用モータと、前記作業部アクチュエータに供給される作動油の向きを切り換える第2方向切換弁と、を含む第2回路系統と、
前記第1走行用モータと前記作業部アクチュエータを同時に駆動させる際、前記第1回路系統の作動油と前記第2回路系統の作動油を合流させる合流切換弁と、
前記合流切換弁にパイロット油を供給するパイロットポンプと、
前記パイロットポンプと前記合流切換弁との間の油路に直列に配列される第1合流補助切換弁と第2合流補助切換弁と、
前記パイロットポンプと前記合流切換弁との間の油路から分岐して作動油タンクに至る、前記第1走行用モータの駆動及び前記第2走行用モータの駆動を検知する第1検出油路と、
前記パイロットポンプと前記合流切換弁との間の油路から分岐して作動油タンクに至る、前記作業部アクチュエータの駆動を検知する第2検出油路と、を備え、
前記第1検出油路と前記第2検出油路は、最上流にそれぞれ絞りを備え、
前記第1検出油路は、前記第1走行用モータを駆動させる前記第1方向切換弁の動きに連動して連通位置から遮断位置に切り換わる第1検出用方向切換弁を備え、
前記第2検出油路は、前記作業部アクチュエータを駆動させる前記第2方向切換弁の動きに連動して連通位置から遮断位置に切り換わる第2検出用方向切換弁を備え、
前記第1検出油路は、前記第1検出用方向切換弁よりも上流側で前記第1検出油路から分岐されて前記第1合流補助切換弁の受圧部に接続される第1信号油路を有し、前記第1信号油路は、前記第1検出用方向切換弁が遮断位置に切り換えられると、前記第1合流補助切換弁の受圧部にパイロット圧を付与して遮断位置から連通位置に切り換え、
前記第2検出油路は、前記第2検出用方向切換弁よりも上流側で前記第2検出油路から分岐されて前記第2合流補助切換弁の受圧部に接続される第2信号油路を有し、前記第2信号油路は、前記第2検出用方向切換弁が遮断位置に切り換えられると、前記第2合流補助切換弁の受圧部にパイロット圧を付与して遮断位置から連通位置に切り換えるものである。
本発明によれば、第1検出油路によって第1走行用モータの駆動を検知し、第2検出油路によって作業部アクチュエータの駆動を検知するため、別途圧力センサを配置する必要がなく、コスト増加を抑えることができる。また、第1走行用モータと作業部アクチュエータの駆動を検知した場合に、パイロットポンプと合流切換弁との間の油路に直列に配列した第1合流補助切換弁と第2合流補助切換弁を遮断位置から連通位置に切り換えることで、合流切換弁の受圧部にパイロットポンプからのパイロット油を直接供給することができる。よって、パイロットポンプからのパイロット油の流量がほとんど減少しないため、合流切換弁の応答性を確保することができる。
本実施形態に係る作業車両を示す側面図である。 本実施形態に係る作業車両の油圧回路を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[作業車両の構造]
まず、図1を参照しながら、作業車両の一例としてのバックホー1の概略構造について説明する。
下部走行体2は、エンジン42からの動力を受けて駆動し、バックホー1を走行させる。下部走行体2は、左右一対のクローラ21,21及び左右一対の走行モータ22L,22Rを備える。油圧モータである左右の走行モータ22L,22Rが左右のクローラ21,21をそれぞれ駆動することでバックホー1の前後進を可能としている。また、下部走行体2には、ブレード23、及びブレード23を上下方向に回動させるための油圧アクチュエータであるブレードシリンダ24が設けられている。
作業機3は、エンジン42からの動力を受けて駆動し、土砂等の掘削作業を行うものである。作業機3は、ブーム31、アーム32、及びバケット33を備え、これらを独立して駆動することによって掘削作業を可能としている。ブーム31、アーム32、及びバケット33は、それぞれ作業部に相当し、バックホー1は、複数の作業部を有する。
ブーム31は、一端部が上部旋回体4の前部に支持されて、伸縮自在に可動するブームシリンダ31aによって回動される。また、アーム32は、一端部がブーム31の他端部に支持されて、伸縮自在に可動するアームシリンダ32aによって回動される。そして、バケット33は、一端部がアーム32の他端部に支持されて、伸縮自在に可動するバケットシリンダ33aによって回動される。ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、及びバケットシリンダ33aは、作業部を駆動する油圧アクチュエータに相当する。
上部旋回体4は、下部走行体2に対して旋回ベアリング(図示しない)を介して旋回可能に構成されている。上部旋回体4には、操縦部41、エンジン42、旋回台43、旋回モータ44等が配置されている。油圧モータである旋回モータ44の駆動力で上部旋回体4が旋回ベアリング(図示しない)を介して旋回する。また、上部旋回体4には、エンジン42により駆動される複数の油圧ポンプ(図1に図示していない)が配設される。これらの油圧ポンプが、ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、及びバケットシリンダ33a等に作動油を供給する。
操縦部41には、操縦席411が配置されている。操縦席411の左右に一対の作業操作レバー412L,412R、前方に一対の走行レバー413L,413Rが配置されている。オペレータは、操縦席411に着座して作業操作レバー412L,412R、走行レバー413L,413R等を操作することによって、エンジン42、各油圧モータ、各油圧アクチュエータ等の制御を行い、走行、旋回、作業等を行うことができる。
[油圧回路の構成]
図2を用いて、バックホー1が有する油圧回路5について説明する。油圧回路5は、第1、第2作業部アクチュエータ30a,30b(ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、バケットシリンダ33aのいずれか)、右走行モータ22R(第1走行用モータに相当)、左走行モータ22L(第2走行用モータに相当)と、第1油圧ポンプ51と、第2油圧ポンプ52と、方向切換弁53と、パイロットポンプ54と、合流切換弁55と、を有する。
第1油圧ポンプ51及び第2油圧ポンプ52は、エンジン42によって駆動され、油圧アクチュエータへ供給される作動油を吐出する。第1油圧ポンプ51は、主に右走行モータ22Rに作動油を供給する。第2油圧ポンプ52は、主に、第1作業部アクチュエータ30a、第2作業部アクチュエータ30b、及び左走行モータ22Lに作動油を供給する。なお、図2では、第1油圧ポンプ51及び第2油圧ポンプ52から供給される作動油の油路を実線で示している。
右走行モータ22Rは、第1油圧ポンプ51から供給された作動油により回転駆動される油圧モータである。また、左走行モータ22Lは、第2油圧ポンプ52から供給された作動油により回転駆動される油圧モータである。また、第1作業部アクチュエータ30a及び第2作業部アクチュエータ30bは、第2油圧ポンプ52から供給された作動油により駆動される油圧シリンダである。
方向切換弁53は、各々の油圧アクチュエータに対応して設けられており、第1油圧ポンプ51及び第2油圧ポンプ52から油圧アクチュエータへ供給される作動油の向き及び流量を切り換え可能なパイロット式の方向切換弁である。複数の方向切換弁53は、まとめてコントロールバルブと呼ばれる。本実施形態においては、第1作業部アクチュエータ30aに対応する第1作業部用方向切換弁53aと、第2作業部アクチュエータ30bに対応する第2作業部用方向切換弁53bと、左走行モータ22Lに対応する左走行モータ用方向切換弁53cと、右走行モータ22Rに対応する右走行モータ用方向切換弁53dと、が設けられている。
油圧回路5は、第1油圧ポンプ51から作動油が供給される第1回路系統6と、第2油圧ポンプ52から作動油が供給される第2回路系統7とを備えている。第1回路系統6は、第1油圧ポンプ51と、右走行モータ22Rと、右走行モータ用方向切換弁53d(本発明の第1方向切換弁に相当)とを含む。第2回路系統7は、第2油圧ポンプ52と、第1作業部アクチュエータ30a及び第2作業部アクチュエータ30b(本発明の作業部アクチュエータに相当)と、第1作業部用方向切換弁53a及び第2作業部用方向切換弁53b(本発明の第2方向切換弁に相当)とを含む。また、第2回路系統7は、左走行モータ22Lと左走行モータ用方向切換弁53cも含む。
油圧回路5は、合流切換弁55を備えており、合流切換弁55は、第1回路系統6の作動油と第2回路系統7の作動油を合流させることが可能なパイロット式の方向切換弁である。合流切換弁55は、スプールを摺動させることによりポジション55X又はポジション55Yに切り換えることが可能である。合流切換弁55のパイロットポート55aにパイロット圧が付与された場合、合流切換弁55はポジション55Yに切り換えられる。合流切換弁55のパイロットポート55aにパイロット圧が付与されない場合、スプリングの付勢力により、合流切換弁55はポジション55Xに保持される。パイロットポート55aには、パイロットポンプ54からの油路54aが直接接続されている。
合流切換弁55がポジション55Xにある場合、第1油圧ポンプ51及び第2油圧ポンプ52から吐出された作動油は合流されずに分かれて流れ、第1油圧ポンプ51から吐出された作動油は、右走行モータ用方向切換弁53dへ供給され、第2油圧ポンプ52から吐出された作動油は、第1作業部用方向切換弁53aと、第2作業部用方向切換弁53bと、左走行モータ用方向切換弁53cとへ供給される。
合流切換弁55がポジション55Yにある場合、第1油圧ポンプ51及び第2油圧ポンプ52から吐出された作動油は合流される。
パイロットポンプ54は、合流切換弁55へ入力される指令としてのパイロット油を吐出する。パイロットポンプ54は、エンジン42によって駆動され、作動油を吐出することにより、油路54a内にパイロット圧を発生させる。なお、図2では、パイロットポンプ54から供給されるパイロット油の油路を破線で示している。
また、パイロットポンプ54は、方向切換弁53(53a,53b,53c,53d)へ入力される指令としてのパイロット油を吐出する。方向切換弁53は、スプールを摺動させることにより複数のポジションに切り換えることが可能である。方向切換弁53のパイロットポート531及びパイロットポート532のいずれにもパイロット圧が付与されない場合、スプリングの付勢力により、方向切換弁53は中立位置に保持される。方向切換弁53が中立位置にある場合、作動油は、対応する油圧アクチュエータに供給されない。一方、方向切換弁53のパイロットポート531又はパイロットポート532にパイロット圧が付与された場合、方向切換弁53が中立位置から他のポジションに切り換えられて、作動油は、対応する油圧アクチュエータに供給される。なお、図2では、パイロットポンプ54と方向切換弁53のパイロットポート531,532との間の油路は省略している。
パイロットポンプ54と合流切換弁55との間の油路54aには、第1合流補助切換弁56aと第2合流補助切換弁56bとが直列に配列されている。
第1合流補助切換弁56aは、スプールを摺動させることにより、油路54aを遮断する遮断位置又は油路54aを連通させる連通位置に切り換えることが可能である。第1合流補助切換弁56aのパイロットポートにパイロット圧が付与された場合、第1合流補助切換弁56aは遮断位置から連通位置に切り換えられる。第1合流補助切換弁56aのパイロットポートにパイロット圧が付与されない場合、スプリングの付勢力により、第1合流補助切換弁56aは遮断位置に保持される。第2合流補助切換弁56bの構造は、第1合流補助切換弁56aと同様である。
パイロットポンプ54と合流切換弁55との間の油路54aは、第1検出油路54b、第2検出油路54cに分岐されている。第1検出油路54bは、左走行モータ用方向切換弁53cに連動して動く左走行モータ検出用方向切換弁57c、及び右走行モータ用方向切換弁53dに連動して動く右走行モータ検出用方向切換弁57dを通って作動油タンクに至る。第2検出油路54cは、第1作業部用方向切換弁53aと連動して動く第1作業部検出用方向切換弁57a、及び第2作業部用方向切換弁53bと連動して動く第2作業部検出用方向切換弁57bを通って作動油タンクに至る。
第1作業部検出用方向切換弁57aは、第1作業部用方向切換弁53aに一体化されており、第1作業部用方向切換弁53aと連動して動く。第1作業部検出用方向切換弁57aは、スプールを摺動させることにより複数のポジションに切り換えることが可能である。第1作業部用方向切換弁53aが中立位置に保持されている場合、第1作業部検出用方向切換弁57aも中立位置に保持される。第1作業部用方向切換弁53aが中立位置から他のポジションに切り換えられた場合、これに連動して第1作業部検出用方向切換弁57aも中立位置から他のポジションに切り換えられる。
第1作業部検出用方向切換弁57aが中立位置にある場合、第1作業部検出用方向切換弁57aは、第2検出油路54cを閉塞することがない。そのため、作動油は、第2検出油路54cを介して流通することができる。一方、第1作業部検出用方向切換弁57aが中立位置以外のポジションにある場合、第1作業部検出用方向切換弁57aは、第2検出油路54cを閉塞する。
同様に、第2作業部検出用方向切換弁57bは、第2作業部用方向切換弁53bに一体化されており、第2検出油路54cを連通させる連通位置又は第2検出油路54cを遮断する遮断位置に切り換わることが可能である。また、同様に、左走行モータ検出用方向切換弁57c、右走行モータ検出用方向切換弁57dは、それぞれ左走行モータ用方向切換弁53c、右走行モータ用方向切換弁53dに一体化されており、第1検出油路54bを連通させる連通位置又は第1検出油路54bを遮断する遮断位置に切り換わることが可能である。
第1検出油路54bは、左走行モータ検出用方向切換弁57c及び右走行モータ検出用方向切換弁57dよりも上流側で第1信号油路54dに分岐されている。第1信号油路54dは、第1合流補助切換弁56aの受圧部に接続されている。左の走行レバー413L又は右の走行レバー413Rが操作され、左走行モータ検出用方向切換弁57c又は右走行モータ検出用方向切換弁57dが中立位置から中立位置以外のポジションとなることにより、第1検出油路54bが閉塞されて絞り54fの下流に圧が立ち、この圧が第1信号油路54dを介して第1合流補助切換弁56aの受圧部に入力され、第1合流補助切換弁56aは遮断位置から連通位置に切り換えられる。
また、第2検出油路54cは、第1作業部検出用方向切換弁57a及び第2作業部検出用方向切換弁57bよりも上流側で第2信号油路54eに分岐されている。第2信号油路54eは、第2合流補助切換弁56bの受圧部に接続されている。作業操作レバー412L,412Rが操作され、第1作業部検出用方向切換弁57a又は第2作業部検出用方向切換弁57bが中立位置から中立位置以外のポジションとなることにより、第2検出油路54cが閉塞されて絞り54gの下流に圧が立ち、この圧が第2信号油路54eを介して第2合流補助切換弁56bの受圧部に入力され、第2合流補助切換弁56bは遮断位置から連通位置に切り換えられる。
本実施形態によれば、左の走行レバー413L又は右の走行レバー413Rが操作される走行動作と、作業操作レバー412L又は作業操作レバー412Rが操作される作業動作を同時に行う複合動作の際、第1合流補助切換弁56aと第2合流補助切換弁56bを遮断位置から連通位置に切り換えることで、合流切換弁55のパイロットポート55aに対して、パイロットポンプ54からの大量の作動油を油路54aを介して直接入力することができるため、合流切換弁55の応答性を確保することができる。
また、第1検出油路54bと第2検出油路54cは、方向切換弁53a,53b,53c,53dに連動して動く検出用方向切換弁57a,57b,57c,57dにより油圧アクチュエータの駆動を検知できるため、別途圧力センサを配置する必要がなく、コスト増加を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 バックホー
5 油圧回路
6 第1回路系統
7 第2回路系統
22L 左走行モータ
22R 右走行モータ
30a 第1作業部アクチュエータ
30b 第2作業部アクチュエータ
51 第1油圧ポンプ
52 第2油圧ポンプ
53a 第1作業部用方向切換弁
53b 第2作業部用方向切換弁
53c 左走行モータ用方向切換弁
53d 右走行モータ用方向切換弁
54 パイロットポンプ
54b 第1検出油路
54c 第2検出油路
54d 第1信号油路
54e 第2信号油路
54f 絞り
54g 絞り
55 合流切換弁
56a 第1合流補助切換弁
56b 第2合流補助切換弁


Claims (1)

  1. 第1油圧ポンプと、前記第1油圧ポンプから作動油が供給されて回転駆動する第1走行用モータと、前記第1走行用モータに供給される作動油の向きを切り換える第1方向切換弁と、を含む第1回路系統と、
    第2油圧ポンプと、前記第2油圧ポンプから作動油が供給されて駆動する作業部アクチュエータと、第2走行用モータと、前記作業部アクチュエータに供給される作動油の向きを切り換える第2方向切換弁と、を含む第2回路系統と、
    前記第1走行用モータと前記作業部アクチュエータを同時に駆動させる際、前記第1回路系統の作動油と前記第2回路系統の作動油を合流させる合流切換弁と、
    前記合流切換弁にパイロット油を供給するパイロットポンプと、
    前記パイロットポンプと前記合流切換弁との間の油路に直列に配列される第1合流補助切換弁と第2合流補助切換弁と、
    前記パイロットポンプと前記合流切換弁との間の油路から分岐して作動油タンクに至る、前記第1走行用モータの駆動及び前記第2走行用モータの駆動を検知する第1検出油路と、
    前記パイロットポンプと前記合流切換弁との間の油路から分岐して作動油タンクに至る、前記作業部アクチュエータの駆動を検知する第2検出油路と、を備え、
    前記第1検出油路と前記第2検出油路は、最上流にそれぞれ絞りを備え、
    前記第1検出油路は、前記第1走行用モータを駆動させる前記第1方向切換弁の動きに連動して連通位置から遮断位置に切り換わる第1検出用方向切換弁を備え、
    前記第2検出油路は、前記作業部アクチュエータを駆動させる前記第2方向切換弁の動きに連動して連通位置から遮断位置に切り換わる第2検出用方向切換弁を備え、
    前記第1検出油路は、前記第1検出用方向切換弁よりも上流側で前記第1検出油路から分岐されて前記第1合流補助切換弁の受圧部に接続される第1信号油路を有し、前記第1信号油路は、前記第1検出用方向切換弁が遮断位置に切り換えられると、前記第1合流補助切換弁の受圧部にパイロット圧を付与して遮断位置から連通位置に切り換え、
    前記第2検出油路は、前記第2検出用方向切換弁よりも上流側で前記第2検出油路から分岐されて前記第2合流補助切換弁の受圧部に接続される第2信号油路を有し、前記第2信号油路は、前記第2検出用方向切換弁が遮断位置に切り換えられると、前記第2合流補助切換弁の受圧部にパイロット圧を付与して遮断位置から連通位置に切り換える、作業車両の油圧回路。




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