JP2023080659A - 加工装置 - Google Patents

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Yixuan Wu
逸人 木内
Itsuto Kiuchi
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Abstract

Figure 2023080659000001
【課題】多額の輸送費がかからず、大がかりな設備も要することなく、切削水に界面活性剤を混入することができる加工装置を提供する。
【解決手段】加工装置は、板状物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された板状物を切削して加工を施す切削ブレード16を備えた切削手段6と、加工を施す加工領域に切削水を供給する切削水供給手段8とを備える。切削水供給手段8は、水源20と、水源20から切削水を導く配管22と、配管22で導かれた切削水を加工領域に供給するノズル24とを備える。配管22には、固形の界面活性剤Sを収容する容器26が配設されている。加工装置においては、配管22を流れる切削水によって容器26に収容された界面活性剤Sが溶解しノズル24から加工領域に供給されるようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、板状物を個々のチップに分割する加工装置に関する。
IC、LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたウエーハは、切削ブレードを備えた加工装置によって個々のデバイスチップに分割され、分割された各デバイスチップは携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
加工装置は、板状物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された板状物を切削して加工を施す切削ブレードを備えた切削手段と、該加工を施す加工領域に切削水を供給する切削水供給手段と、を含み、ウエーハを高精度に個々のデバイスチップに分割することができる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2015-138950号公報
切削水には、切削屑がウエーハの表面に付着しないようにするため、界面活性剤が混入される場合がある。しかし、液状の界面活性剤の輸送には多額の費用がかかると共に、加工装置に液状の界面活性剤を供給する大がかりな設備が必要となり生産性が悪いという問題がある。
本発明の課題は、多額の輸送費がかからず、大がかりな設備も要することなく、切削水に界面活性剤を混入することができる加工装置を提供することである。
本発明によれば、上記課題を解決する以下の加工装置が提供される。すなわち、
「板状物を個々のチップに分割する加工装置であって、
板状物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を切削して加工を施す切削ブレードを備えた切削手段と、該加工を施す加工領域に切削水を供給する切削水供給手段と、を備え、
該切削水供給手段は、水源と、該水源から切削水を導く配管と、該配管で導かれた切削水を該加工領域に供給するノズルと、を備え、
該配管には、固形の界面活性剤を収容する容器が配設され、該配管を流れる切削水によって該容器に収容された界面活性剤が溶解し該ノズルから該加工領域に供給される加工装置」が提供される。
好ましくは、該容器は下流側の該配管の上部に配設され、切削水の流れがない場合、界面活性剤が水没しない。
該容器と該ノズルとの間に比抵抗値を計測する計測器が配設され、比抵抗値が所定の値になるように調整されるのが好適である。
該配管は、該容器が配設される第一の経路と、該容器が配設されない第二の経路とを備え、該第二の経路は該容器と該ノズルとの間の該第一の経路に合流し、該計測器は合流した後の該第一の経路に配設され、該比抵抗値が所定の値になるように該第一の経路の切削水の流量と該第二の経路の切削水の流量とが調整されるのが望ましい。
本発明の加工装置は、
板状物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を切削して加工を施す切削ブレードを備えた切削手段と、該加工を施す加工領域に切削水を供給する切削水供給手段と、を備え、
該切削水供給手段は、水源と、該水源から切削水を導く配管と、該配管で導かれた切削水を該加工領域に供給するノズルと、を備え、
該配管には、固形の界面活性剤を収容する容器が配設され、該配管を流れる切削水によって該容器に収容された界面活性剤が溶解し該ノズルから該加工領域に供給されるので、多額の輸送費がかからず、大がかりな設備も要することなく、切削水に界面活性剤を混入することができる。
本発明に従って構成された加工装置の斜視図。 図1に示す加工装置の切削手段および切削水供給手段の模式図。
以下、本発明に従って構成された加工装置の好適実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(加工装置2)
図1および図2に示すとおり、加工装置2は、板状物Wを保持するチャックテーブル4(図1参照)と、チャックテーブル4に保持された板状物Wを切削して加工を施す切削ブレードを備えた切削手段6と、加工を施す加工領域に切削水を供給する切削水供給手段8(図2参照)とを備える。
(チャックテーブル4)
図1を参照して説明すると、チャックテーブル4の上端部分には、吸引手段(図示していない。)に接続された多孔質の円形状の吸着チャック10が配置されている。チャックテーブル4は、吸引手段で吸着チャック10の上面に吸引力を生成し、吸着チャック10の上面に載せられた板状物Wを吸引保持する。
チャックテーブル4は、上下方向を軸心としてチャックテーブル用モータ(図示していない。)によって回転されると共に、図1に矢印Xで示すX軸方向にX軸送り手段(図示していない。)によって加工送りされるようになっている。
(切削手段6)
図2に示すとおり、切削手段6は、Y軸方向およびZ軸方向に移動自在に構成されたスピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12に回転自在に支持されたスピンドル14と、スピンドル14の先端に固定された環状の切削ブレード16と、切削ブレード16の上部を覆うブレードカバー18とを含む。
そして、切削手段6においては、チャックテーブル4に吸引保持された板状物Wに対して、高速回転させた切削ブレード16の刃先を切り込ませることにより、切削加工を施すようになっている。
なお、Y軸方向は、図1および図2に矢印Yで示す方向であってX軸方向に直交する方向であり、Z軸方向は、図1および図2に矢印Zで示す方向であってX軸方向およびY軸方向に直交する上下方向である。
(切削水供給手段8)
図2を参照して説明を続けると、切削水供給手段8は、水源20と、水源20から切削水を導く配管22と、配管22で導かれた切削水を加工領域に供給するノズル24とを備える。
(水源20)
図示していないが、水源20は、切削水(たとえば、純水)を貯留するタンクと、タンク内の切削水を送り出すポンプとを含む。
(配管22)
配管22には、固形の界面活性剤Sを収容する容器26が配設され、配管22を流れる切削水によって容器26に収容された界面活性剤Sが溶解し、界面活性剤Sを含む切削水がノズル24から加工領域に供給されるようになっている。
容器26は、上部に供給口26aが設けられ、下部に排出口26bが設けられている。容器26の内部には、固形の界面活性剤Sを載せるための網26cが配置されている。また、容器26は下流側の配管22の上部に配設され、切削水の流れがない場合、界面活性剤Sが水没しないようになっている。つまり、切削加工が行われておらず切削水の供給が停止している場合に、界面活性剤Sが過剰に溶解しないようになっている。
図示の実施形態においては、図2に示すとおり、配管22は、容器26が配設される第一の経路22aと、容器26が配設されない第二の経路22bとを備える。第一の経路22aには、水源20から容器26内に送られる切削水量を調整するための第一のバルブ28と、水源20から送られた切削水を分散して容器26内に噴出するシャワーヘッド30とが設置されている。
第二の経路22bは、容器26とノズル24との間の第一の経路22aに合流している。第一の経路22aと第二の経路22bとの合流点を符号22cで示す。図2に示すとおり、第二の経路22bには、容器26の下流側の第一の経路22aに送られる切削水量を調整するための第二のバルブ32が設置されている。第一・第二のバルブ28、32は、コンピュータから構成され得る制御手段34によって開度が調整される。
また、配管22には、容器26とノズル24との間に比抵抗値を計測する計測器36が配設され、比抵抗値が所定の値になるように調整されるようになっているのが好ましい。図示の実施形態では、第二の経路22bが第一の経路22aに合流した後の第一の経路22aに計測器36が配設されている。計測器36による計測結果は、制御手段34に出力される。
そして、計測器36による計測結果に基づいて、第一・第二のバルブ28、32の開度が制御手段34によって制御され、比抵抗値が所定の値になるように、第一の経路22aの切削水の流量と、第二の経路22bの切削水の流量とが調整される。つまり、ノズル24からは、所定濃度の界面活性剤Sを含む切削水が加工領域に供給される。
(ノズル24)
ノズル24は、ブレードカバー18に装着され、X軸方向に延びている。ノズル24には、切削ブレード16に向かって切削水を噴出するための複数の噴出孔(図示していない。)がX軸方向に沿って形成されている。なお、ノズル24は、切削ブレード16の両側に一対設けられているが、図面では、一方のノズル24のみを示している。
図1に示すとおり、図示の実施形態の加工装置2は、板状物Wを複数枚収容したカセット40が置かれる昇降自在なカセット台42と、カセット40から加工前の板状物Wを引き出して仮置きテーブル44まで搬出すると共に、仮置きテーブル44に位置づけられた加工済みの板状物Wをカセット40に搬入する搬出入手段46と、カセット40から仮置きテーブル44に搬出された加工前の板状物Wをチャックテーブル4に搬送する第一の搬送手段48と、チャックテーブル4に保持された板状物Wを撮像し加工すべき領域を検出する撮像手段50と、加工済みの板状物Wを洗浄する洗浄手段52と、加工済みの板状物Wをチャックテーブル4から洗浄手段52に搬送する第二の搬送手段54とを備える。
(板状物W)
板状物Wは、たとえば、シリコン等の適宜の半導体材料から形成され得る円板状のウエーハである。図1に示す板状物Wは、テープTを介して環状フレームFに支持されている。
次に、加工装置2の作動について説明する。
まず、カセット40から加工前の板状物Wを引き出して仮置きテーブル44まで搬出入手段46によって搬出し、次いで、仮置きテーブル44からチャックテーブル4に加工前の板状物Wを第一の搬送手段48によって搬送する。次いで、吸着チャック10に接続されている吸引手段を作動させ、吸着チャック10の上面に吸引力を生成し、吸着チャック10の上面で板状物Wを吸引保持する。
その後、撮像手段50で板状物Wを撮像し、撮像手段50で撮像した板状物Wの画像に基づいて、板状物Wの加工すべき領域と切削ブレード16との位置合わせを行う。次いで、高速回転させた切削ブレード16の刃先を板状物Wに切り込ませると共に、切削ブレード16の刃先を切り込ませる部分(加工領域)にノズル24から切削水を供給しつつ、チャックテーブル4をX軸方向に加工送りする。これによって、板状物Wに対して所定の切削加工を施すことができる。
上述したとおり、切削水供給手段8の配管22には、固形の界面活性剤Sを収容する容器26が配設されている。このため、配管22を流れる切削水によって、容器26に収容された界面活性剤Sが溶解し、界面活性剤Sを含む切削水がノズル24から加工領域に供給される。
また、ノズル24から切削水を加工領域に供給する際は、計測器36による計測結果に基づいて、第一・第二のバルブ28、32の開度を制御手段34によって制御する。そして、切削水の比抵抗値が所定の値になるように、第一の経路22aの切削水の流量と、第二の経路22bの切削水の流量とを調整することにより、所定濃度の界面活性剤Sを含む切削水をノズル24から加工領域に供給することができる。
以上のとおりであり、図示の実施形態においては、固形の界面活性剤Sを使用することができるので、液状の界面活性剤と比較して、多額の輸送費用がかからず、大がかりな設備を要することなく切削水に界面活性剤Sを混入することができる。
2:加工装置
4:チャックテーブル
6:切削手段
8:切削水供給手段
16:切削ブレード
20:水源
22:配管
22a:第一の経路
22b:第二の経路
24:ノズル
26:容器
36:計測器
S:界面活性剤

Claims (4)

  1. 板状物を個々のチップに分割する加工装置であって、
    板状物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を切削して加工を施す切削ブレードを備えた切削手段と、該加工を施す加工領域に切削水を供給する切削水供給手段と、を備え、
    該切削水供給手段は、水源と、該水源から切削水を導く配管と、該配管で導かれた切削水を該加工領域に供給するノズルと、を備え、
    該配管には、固形の界面活性剤を収容する容器が配設され、該配管を流れる切削水によって該容器に収容された界面活性剤が溶解し該ノズルから該加工領域に供給される加工装置。
  2. 該容器は下流側の該配管の上部に配設され、切削水の流れがない場合、界面活性剤が水没しない請求項1記載の加工装置。
  3. 該容器と該ノズルとの間に比抵抗値を計測する計測器が配設され、比抵抗値が所定の値になるように調整される請求項1記載の加工装置。
  4. 該配管は、該容器が配設される第一の経路と、該容器が配設されない第二の経路とを備え、該第二の経路は該容器と該ノズルとの間の該第一の経路に合流し、該計測器は合流した後の該第一の経路に配設され、該比抵抗値が所定の値になるように該第一の経路の切削水の流量と該第二の経路の切削水の流量とが調整される請求項3記載の加工装置。
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