JP2023079884A - インパクトドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】インパクトドライバを用いる作業性の低下を抑制すること。【解決手段】インパクトドライバは、モータと、モータよりも前方に配置され、モータにより回転されるスピンドルと、スピンドルに支持されるハンマと、ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、グリップハウジングの下端部に配置され、定格電圧18Vのバッテリパックを保持するバッテリ保持ハウジングと、を備える。モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離は、97mm以下である。【選択図】図7

Description

本明細書で開示する技術は、インパクトドライバに関する。
インパクトドライバに係る技術分野において、特許文献1に開示されているようなインパクトドライバが知られている。
特開2017-202562号公報
本明細書で開示する技術は、インパクトドライバを用いる作業性の低下を抑制することを目的とする。
本明細書は、インパクトドライバを開示する。インパクトドライバは、モータと、スピンドルと、ハンマと、アンビルとを備えてもよい。スピンドルは、モータよりも前方に配置されてもよい。スピンドルは、モータにより回転されてもよい。ハンマは、スピンドルに支持されてもよい。アンビルは、ハンマにより回転方向に打撃されてもよい。また、インパクトドライバは、モータを収容するモータハウジングを備えてもよい。インパクトドライバは、モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングを備えてもよい。インパクトドライバは、グリップハウジングの下端部に配置されるバッテリ保持ハウジングを備えてもよい。バッテリ保持ハウジングは、バッテリパックを保持してもよい。バッテリパックの定格電圧は、18Vでもよい。モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離は、97mm以下でもよい。
本明細書で開示する技術によれば、インパクトドライバを用いる作業性の低下が抑制される。
図1は、実施形態に係るインパクトドライバを模式的に示す側面図である。 図2は、実施形態に係るインパクトドライバの上部を模式的に示す断面図である。 図3は、実施形態に係るステータを模式的に示す図である。 図4は、実施形態に係るハンマを模式的に示す図である。 図5は、公知技術に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示す図である。 図6は、公知技術に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。 図7は、実施形態に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。 図8は、実施形態に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。 図9は、実施形態に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。 図10は、実施形態に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。 図11は、実施形態に係るハンマの長さとステータコアの長さとの関係を示すグラフである。 図12は、実施形態に係るステータコアの長さDeと、ステータコアの長さDeとステータコアの直径Dkの比(De:Dk)との関係を示すグラフである。 図13は、実施形態に係る軸長Daに占める長さDcと長さDeとの和[(Dc+De)/Da]と、軸長Daとの関係を示すグラフである。 図14は、実施形態に係るインパクトドライバの重量と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。
1つ又はそれ以上の実施形態において、インパクトドライバは、モータと、スピンドルと、ハンマと、アンビルとを備えてもよい。スピンドルは、モータよりも前方に配置されてもよい。スピンドルは、モータにより回転されてもよい。ハンマは、スピンドルに支持されてもよい。アンビルは、ハンマにより回転方向に打撃されてもよい。また、インパクトドライバは、モータを収容するモータハウジングを備えてもよい。インパクトドライバは、モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングを備えてもよい。インパクトドライバは、グリップハウジングの下端部に配置されるバッテリ保持ハウジングを備えてもよい。バッテリ保持ハウジングは、バッテリパックを保持してもよい。バッテリパックの定格電圧は、18Vでもよい。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離は、97mm以下でもよい。
上記の構成では、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離を示す軸長が97mm以下なので、軸長の短縮化が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離は、125mm以下でもよい。アンビルの最大締付トルクは、230Nm以上でもよい。
上記の構成では、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離を示す軸長が125mm以下であり、アンビルの最大締付トルクが230Nm以上なので、軸長の短縮化と最大締付トルクの増大との両立が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離をDa、アンビルの最大締付トルクをTr、とした場合、
Tr≧1.27×Da+79、
の条件を満足してもよい。
上記の構成では、軸長の短縮化と最大締付トルクの増大との両立が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離をDa、アンビルの最大締付トルクをTr、とした場合、
Tr≧10.6×Da-860、Tr>0、
の条件を満足してもよい。
上記の構成では、軸長の短縮化と最大締付トルクの増大との両立が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータは、スピンドルに連結され回転軸を中心に回転するロータと、ロータの周囲に配置されるステータと、を有してもよい。ステータは、ステータコアと、ステータコアのティースに装着されるコイルと、を有してもよい。ハンマの長さをDc、ステータコアの長さをDeとした場合、
15mm≦Dc≦mm40、
15mm≦De≦mm40、
の条件を満足してもよい。
上記の構成では、ハンマの長さとステータコアの長さとのバランスが良化され、作業性の低下が抑制されるインパクトドライバが提供される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータは、スピンドルに連結され回転軸を中心に回転するロータと、ロータの周囲に配置されるステータと、を有してもよい。ステータは、ステータコアと、ステータコアのティースに装着されるコイルと、を有してもよい。ステータコアの長さをDe、ステータコアの直径をDkとした場合、長さDeが3mm以上15mm以下であり、且つ、比(De:Dk)が1:3以上10以下である条件を満足してもよい。
上記の構成では、ステータコアの長さとステータコアの直径とのバランスが良化され、作業性の低下が抑制されるインパクトドライバが提供される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、モータは、スピンドルに連結され回転軸を中心に回転するロータと、ロータの周囲に配置されるステータと、を有してもよい。ステータは、ステータコアと、ステータコアのティースに装着されるコイルと、を有してもよい。モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離を示す軸長をDa、ハンマの長さをDc、ステータコアの長さをDeとした場合、(Dc+De)/Daが20%以上60%以下であり、且つ、軸長Daが80mm以上120mm以下である条件を満足してもよい。
上記の構成では、軸長とハンマの長さとステータコアの長さとのバランスが良化され、作業性の低下が抑制されるインパクトドライバが提供される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、インパクトドライバの重量が0.7kg以上1.4kg以下であり、且つ、アンビルの最大締付トルクが150Nm以上250Nm以下である条件を満足してもよい。
上記の構成では、軽量で最大締付トルクが大きいインパクトドライバが提供される。
[実施形態]
実施形態について図面を参照しながら説明する。実施形態においては、左、右、前、後、上、及び下の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、インパクトドライバ1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。インパクトドライバ1は、動力源としてモータ4を有する。
実施形態において、モータ4の回転軸AXと平行な方向を適宜、軸方向、と称し、回転軸AXの周囲を周回する方向を適宜、周方向又は回転方向、と称し、回転軸AXの放射方向を適宜、径方向、と称する。
回転軸AXは、前後方向に延びる。軸方向一方側は、前方であり、軸方向他方側は、後方である。また、径方向において、回転軸AXに近い位置又は接近する方向を適宜、径方向内側、と称し、回転軸AXから遠い位置又は離隔する方向を適宜、径方向外側、と称する。
<インパクトドライバ>
図1は、実施形態に係るインパクトドライバ1を模式的に示す側面図である。図2は、実施形態に係るインパクトドライバ1の上部を模式的に示す断面図である。インパクトドライバ1は、ねじ締め用の電動工具である。
インパクトドライバ1は、ハウジング2と、ハンマケース3と、モータ4と、減速機構5と、スピンドル6と、打撃機構7と、アンビル8と、工具保持機構9と、ファン10と、コントローラ50と、バッテリ装着部11と、トリガレバー12と、正逆転切換レバー13と、操作パネル51と、ライトアセンブリ52とを備える。
ハウジング2は、モータハウジング14と、グリップハウジング15と、バッテリ保持ハウジング16とを有する。ハウジング2は、合成樹脂製である。
モータハウジング14は、モータ4を収容する。グリップハウジング15は、モータハウジング14から下方に延びる。グリップハウジング15は、作業者に握られる。バッテリ保持ハウジング16は、グリップハウジング15の下端部に配置される。前後方向及び左右方向のそれぞれにおいて、モータハウジング14の外形の寸法は、グリップハウジング15の外形の寸法よりも大きい。前後方向及び左右方向のそれぞれにおいて、バッテリ保持ハウジング16の外形の寸法は、グリップハウジング15の外形の寸法よりも大きい。
なお、ハウジング2は、相互に組み合わされた複数の部材により構成されてもよい。ハウジング2は、例えば左ハウジングと右ハウジングとが接続される半割構造でもよい。実施形態において、モータハウジング14は、モータ4の周囲に配置される筒状部14Aと、筒状部14Aの後端部の開口を覆うリヤカバー部14Bとを含む。
ハンマケース3は、金属製である。ハンマケース3は、筒状である。ハンマケース3は、モータハウジング14の前部に接続される。ハンマケース3は、少なくとも打撃機構7及びアンビル8の一部を収容する。
モータ4は、インパクトドライバ1の動力源である。モータ4は、インナロータ型のブラシレスモータである。モータ4は、ステータ17と、ロータ18とを有する。ステータ17は、モータハウジング14に支持される。ロータ18の少なくとも一部は、ステータ17の内側に配置される。ロータ18は、ステータ17に対して回転する。ロータ18は、回転軸AXを中心に回転する。
図3は、実施形態に係るステータ17を模式的に示す図である。図3は、ステータ17を前方から見た図に相当する。ステータ17は、ステータコア19と、コイル20とを有する。ステータコア19は、ロータ18よりも径方向外側に配置される。ステータコア19は、鋼製である。ステータコア19は、筒状である。コイル20は、インシュレータ(不図示)を介してステータコア19のティース191に装着される。相互に隣り合う一対のティース191の間にスロット192が設けられる。コイル20の少なくとも一部は、スロット192に配置される。ステータコア19とコイル20とは、インシュレータにより電気的に絶縁される。
実施形態において、ティース191(スロット192)は、6つ設けられる。コイル20は、6つ設けられる。すなわち、実施形態において、ステータ17は、6スロット6コイル型である。
なお、ステータコア19は、複数の分割ステータコアにより構成されてもよい。ステータ17が6スロット6コイル型である場合、ステータコア19は、図3に示すように、6つの分割ステータコア19A,19B,19C,19D,19E,19Fにより構成されてもよい。
ロータ18は、回転軸AXを中心に回転する。ロータ18は、ロータコア21と、ロータ磁石22と、ロータシャフト23とを有する。ロータコア21及びロータシャフト23のそれぞれは、鋼製である。ロータシャフト23の後部は、ロータコア21の後端面から後方に突出する。ロータシャフト23の前部は、ロータコア21の前端面から前方に突出する。ロータ磁石22は、ロータコア21の貫通孔21Aに挿入された状態でロータコア21に固定される。実施形態において、ロータ磁石22は、ロータコア21に4つ設けられる。なお、ロータ磁石22は、ロータコア21に8つ設けられてもよい。
なお、ステータ17が9スロット9コイル型である場合、ロータ磁石22は、ロータコア21に6つ設けられてもよい。
ロータシャフト23は、ロータ後部軸受24及びロータ前部軸受25のそれぞれに回転可能に支持される。ロータ後部軸受24は、ロータシャフト23の後部を回転可能に支持する。ロータ前部軸受25は、ロータシャフト23の前部を回転可能に支持する。ロータ後部軸受24は、例えばモータハウジング14の一部に保持される。ロータ前部軸受25は、軸受保持部材44に保持される。軸受保持部材44は、ハンマケース3又はモータハウジング14に保持される。
減速機構5は、ロータ18の回転をスピンドル6に伝達する。減速機構5は、ロータシャフト23とスピンドル6とを連結する。減速機構5は、ロータシャフト23の回転速度よりも低い回転速度でスピンドル6を回転させる。減速機構5は、遊星歯車機構を含む。減速機構5は、ステータコア19よりも前方に配置される。
減速機構5は、ロータシャフト23の前端部に固定されるピニオンギヤ26と、ピニオンギヤ26の周囲に配置される複数のプラネタリギヤ27と、複数のプラネタリギヤ27の周囲に配置されるインターナルギヤ28とを有する。複数のプラネタリギヤ27のそれぞれは、ピニオンギヤ26に噛み合う。プラネタリギヤ27は、ピン29を介してスピンドル6に回転可能に支持される。スピンドル6は、プラネタリギヤ27の公転により回転される。インターナルギヤ28は、プラネタリギヤ27に噛み合う内歯を有する。インターナルギヤ28は、モータハウジング14又はハンマケース3に固定される。
モータ4の駆動によりロータシャフト23が回転すると、ピニオンギヤ26が回転し、プラネタリギヤ27がピニオンギヤ26の周囲を公転する。プラネタリギヤ27は、インターナルギヤ28の内歯に噛み合いながら公転する。プラネタリギヤ27の公転により、ピン29を介してプラネタリギヤ27に接続されているスピンドル6は、ロータシャフト23の回転速度よりも低い回転速度で回転する。
スピンドル6は、モータ4よりも前方に配置される。スピンドル6は、モータ4により回転される。スピンドル6の少なくとも一部は、減速機構5よりも前方に配置される。スピンドル6は、アンビル8よりも後方に配置される。スピンドル6は、減速機構5により伝達されたロータ18の回転力により回転する。スピンドル6は、モータ4の回転力をアンビル8に伝達する。
スピンドル6は、フランジ部30と、フランジ部30から前方に突出するスピンドルシャフト部31とを有する。プラネタリギヤ27は、ピン29を介してフランジ部30に回転可能に支持される。スピンドル6は、回転軸AXを中心に回転する。スピンドル6は、スピンドル後部軸受32に回転可能に支持される。フランジ部30の後部に凹部が設けられる。スピンドル後部軸受32は、凹部の内側に配置される。スピンドル後部軸受32は、軸受保持部材44に保持される。
打撃機構7は、モータ4により駆動される。モータ4の回転力は、減速機構5及びスピンドル6を介して打撃機構7に伝達される。打撃機構7は、モータ4により回転するスピンドル6の回転力に基づいて、アンビル8を回転方向に打撃する。打撃機構7は、ハンマ33と、ボール34と、コイルスプリング35とを有する。
ハンマ33は、減速機構5よりも前方に配置される。ハンマ33は、スピンドル6の周囲に配置される。ハンマ33は、スピンドル6に保持される。ボール34は、スピンドル6とハンマ33との間に配置される。コイルスプリング35は、スピンドル6及びハンマ33のそれぞれに支持される。
図4は、実施形態に係るハンマ33を模式的に示す図である。図4は、ハンマ33を前方から見た図に相当する。ハンマ33は、筒状である。ハンマ33は、スピンドルシャフト部31の周囲に配置される。ハンマ33は、モータ4により回転される。モータ4の回転力は、減速機構5及びスピンドル6を介してハンマ33に伝達される。ハンマ33は、モータ4により回転するスピンドル6の回転力に基づいて、スピンドル6と一緒に回転可能である。ハンマ33は、回転軸AXを中心に回転する。
ボール34は、鉄鋼のような金属製である。ボール34は、スピンドルシャフト部31とハンマ33との間に配置される。スピンドルシャフト部31は、ボール34の少なくとも一部が配置されるスピンドル溝36を有する。ハンマ33は、ボール34の少なくとも一部が配置されるハンマ溝37を有する。ボール34は、スピンドル溝36とハンマ溝37との間に配置される。ボール34は、スピンドル溝36の内側及びハンマ溝37の内側のそれぞれを転がることができる。ハンマ33は、ボール34に伴って移動可能である。スピンドル6とハンマ33とは、スピンドル溝36及びハンマ溝37により規定される可動範囲において、軸方向及び回転方向のそれぞれに相対移動することができる。
コイルスプリング35は、ハンマ33を前方に移動させる弾性力を発生する。コイルスプリング35は、フランジ部30とハンマ33との間に配置される。コイルスプリング35の後端部は、フランジ部30に支持される。コイルスプリング35の前端部は、ハンマ33の後部に設けられた凹部38の内側に配置される。コイルスプリング35の前端部は、ハンマ33に支持される。
アンビル8は、ロータ18の回転力に基づいて回転するインパクトドライバ1の出力部である。アンビル8は、回転軸AXを中心に回転する。アンビル8は、モータ4よりも前方に配置される。スピンドルシャフト部31の前端部とアンビル8の後端部とは、接続される。アンビル8の少なくとも一部は、ハンマ33よりも前方に配置される。アンビル8は、先端工具が挿入される工具孔39を有する。工具孔39は、アンビル8の前端部に設けられる。先端工具は、アンビル8に装着される。
アンビル8は、アンビル突起部40と、アンビルシャフト部41とを有する。アンビル突起部40は、アンビル8の後端部に設けられる。アンビル突起部40は、アンビルシャフト部41の後端部から径方向外側に突出する。工具孔39は、アンビルシャフト部41の前端部に設けられる。先端工具は、アンビルシャフト部41に装着される。アンビルシャフト部41は、アンビル軸受45に回転可能に支持される。アンビル軸受45は、ハンマケース3に保持される。
ハンマ33の少なくとも一部は、アンビル突起部40に接触可能である。ハンマ33の前部に前方に突出するハンマ突起部42が設けられる。ハンマ突起部42とアンビル突起部40とが接触可能である。ハンマ突起部42とアンビル突起部40とが接触している状態で、モータ4が駆動することにより、アンビル8は、ハンマ33及びスピンドル6と一緒に回転する。
アンビル8は、ハンマ33により回転方向に打撃される。例えば、ねじ締め作業において、アンビル8に作用する負荷が高くなると、モータ4が発生する動力だけではアンビル8を回転させることができなくなる状況が発生する場合がある。モータ4が発生する動力だけではアンビル8を回転させることができなくなると、アンビル8及びハンマ33の回転が停止する。スピンドル6とハンマ33とは、ボール34を介して軸方向及び周方向のそれぞれに相対移動可能である。ハンマ33の回転が停止しても、スピンドル6の回転は、モータ4が発生する動力により継続される。ハンマ33の回転が停止している状態で、スピンドル6が回転すると、ボール34がスピンドル溝36及びハンマ溝37のそれぞれにガイドされながら後方に移動する。ハンマ33は、ボール34から力を受け、ボール34に伴って後方に移動する。すなわち、ハンマ33は、アンビル8の回転が停止された状態で、スピンドル6が回転することにより、後方に移動する。ハンマ33が後方に移動することにより、ハンマ33とアンビル突起部40との接触が解除される。
コイルスプリング35は、ハンマ33を前方に移動させる弾性力を発生する。後方に移動したハンマ33は、コイルスプリング35の弾性力により、前方に移動する。ハンマ33は、前方に移動するとき、ボール34から回転方向の力を受ける。すなわち、ハンマ33は、回転しながら前方に移動する。ハンマ33が回転しながら前方に移動すると、ハンマ33は、回転しながらアンビル突起部40に接触する。これにより、アンビル突起部40は、ハンマ33のハンマ突起部42により回転方向に打撃される。アンビル8には、モータ4の動力とハンマ33の慣性力との両方が作用する。したがって、アンビル8は、高いトルクでモータ回転軸AXを中心に回転することができる。
工具保持機構9は、アンビル8の前部の周囲に配置される。工具保持機構9は、前後方向に移動可能である。工具保持機構9は、工具孔39に挿入された先端工具を保持する。
ファン10は、モータ4のステータ17よりも後方に配置される。ファン10は、モータ4を冷却するための気流を生成する。ファン10は、ロータシャフト23の後部に固定される。ファン10は、ロータ後部軸受24とステータ17との間に配置される。ファン10は、ロータ18の回転により回転する。ロータシャフト23が回転することにより、ファン10は、ロータシャフト23と一緒に回転する。ファン10が回転することにより、ハウジング2の外部空間の空気が、モータハウジング14に設けられた吸気口46を介してハウジング2の内部空間に流入する。ハウジング2の内部空間に流入した空気は、ハウジング2の内部空間を流通することにより、モータ4を冷却する。ハウジング2の内部空間を流通した空気は、ファン10が回転することにより、モータハウジング14に設けられた排気口47を介してハウジング2の外部空間に流出する。なお、ファン10は、ステータ17よりも前方に配置されてもよい。
コントローラ50は、バッテリ保持ハウジング16に収容される。コントローラ50は、モータ4を制御する。コントローラ50は、モータ4を制御するための制御信号を出力する。コントローラ50は、プリント回路板(PCB:Printed Circuit Board)を含む。プリント配線板は、プリント配線板(PWB:Printed Wiring Board)と、プリント配線板に実装された複数の電子部品とを含む。プリント配線板に実装される電子部品として、マイクロコンピュータ、コンデンサ、抵抗器、及びスイッチング素子が例示される。スイッチング素子は、例えば6つ設けられる。コントローラ50は、コントローラケース50Aに収容される。コントローラ50とコントローラケース50Aとは、合成樹脂により固定される。コントローラケース50Aは、コントローラ50を覆う合成樹脂のモールドとして機能する。
バッテリ装着部11は、バッテリ保持ハウジング16の下部に配置される。バッテリパック43がバッテリ装着部11に装着される。バッテリ保持ハウジング16は、バッテリ装着部11を介してバッテリパック43を保持する。
バッテリパック43がバッテリ保持ハウジング16に保持された状態で、バッテリパック43の前端部は、アンビル8の前端部8Fよりも後方に配置される。
バッテリパック43がバッテリ保持ハウジング16に保持された状態で、バッテリパック43の前端部は、バッテリ保持ハウジング16の前端部よりも前方に配置される。
バッテリパック43は、バッテリ装着部11に着脱可能である。バッテリパック43は、バッテリ保持ハウジング16に対して前後方向に移動されることにより、バッテリ装着部11に着脱される。すなわち、バッテリ装着部11に対するバッテリパック43の着脱方式は、バッテリ保持ハウジング16に対してバッテリパック43を実質的に前後方向にスライドさせることにより着脱されるスライド方式である。バッテリパック43は、バッテリ保持ハウジング16の前方からバッテリ装着部11に挿入されることにより、バッテリ装着部11に装着される。バッテリパック43は、バッテリ装着部11から前方に抜去されることにより、バッテリ装着部11から外される。
バッテリパック43は、二次電池43Aを含む。実施形態において、バッテリパック43は、充電式のリチウムイオン電池を含む。二次電池43Aは、円筒セルでもよいしラミネートセルでもよい。図1に示すように、実施形態において、二次電池43Aは、ラミネートセルである。ラミネートセルは、上下方向に複数配置されてもよい。バッテリ装着部11に装着されることにより、バッテリパック43は、インパクトドライバ1に電力を供給することができる。モータ4は、バッテリパック43から供給される電力に基づいて駆動する。
バッテリパック43の定格電圧は、18Vである。
トリガレバー12は、グリップハウジング15に設けられる。トリガレバー12は、モータ4を起動するために作業者に操作される。トリガレバー12が操作されることにより、モータ4の駆動と停止とが切り換えられる。
正逆転切換レバー13は、グリップハウジング15の上部に設けられる。正逆転切換レバー13は、作業者に操作される。正逆転切換レバー13が操作されることにより、モータ4の回転方向が正転方向及び逆転方向の一方から他方に切り換えられる。モータ4の回転方向が切り換えられることにより、スピンドル6の回転方向が切り換えられる。
操作パネル51は、バッテリ保持ハウジング16に設けられる。操作パネル51は、モータ4の制御モードを切り換えるために作業者に操作される。モータ4の制御モードとは、モータ4の制御方法又は制御パターンをいう。なお、操作パネル51は、設定された制御モードを表示する表示器を含んでもよい。
ライトアセンブリ52は、照明光を射出する。ライトアセンブリ52は、アンビル8及びアンビル8の周辺を照明光で照明する。ライトアセンブリ52は、アンビル8の前方を照明光で照明する。また、ライトアセンブリ52は、アンビル8に装着された先端工具及び先端工具の周辺を照明光で照明する。実施形態において、ライトアセンブリ52は、回路基板52Bと、回路基板52Bに実装される複数の発光素子52Aとを含む。発光素子52Aは、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を含む。
[軸長と最大締付トルクとの関係]
図5は、公知技術に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示す図である。図6は、公知技術に係るインパクトドライバの軸長と最大締付トルクとの関係を示すグラフである。
図5及び図6は、A社、B社、C社、D社、E社、F社、及びD社のそれぞれが製造又は販売しているインパクトドライバに係る軸長と最大締付トルクとの関係を示す。各社が製造又は販売している公知技術に係るインパクトドライバは、図1から図4を参照して説明したインパクトドライバ1の構成要素と同等の構成要素と有する。図5及び図6に示す公知技術に係るインパクトドライバには、バッテリパックが着脱される。図5及び図6に示す公知技術に係るインパクトドライバに装着されるバッテリパックの定格電圧は、18Vである。
図5及び図6において、軸長とは、モータハウジングの後端部とアンビルの前端部との距離をいう。最大締付トルクとは、所定条件における締め付け時にアンビルが発生するトルクをいう。
図5及び図6に示すように、A社製のインパクトドライバの軸長は114mmであり、最大締付トルクは180Nmである。B社製のインパクトドライバの軸長は100.8mmであり、最大締付トルクは206Nmである。C社製のインパクトドライバの軸長は116.6mmであり、最大締付トルクは226Nmである。D社製のインパクトドライバの軸長は127mmであり、最大締付トルクは177Nmである。E社製のインパクトドライバの軸長は109mmであり、最大締付トルクは165Nmである。F社製のインパクトドライバの軸長は98mmであり、最大締付トルクは155Nmである。G社製のインパクトドライバの軸長は99.4mmであり、最大締付トルクは165Nmである。
インパクトドライバを用いる作業性の低下を抑制するためには、軸長を短くすることが有効である。特に、最大締付トルクが大きくなると、軸長が長くなりがちである。軸長と最大締付トルクとのトレードオフの関係を適切に設定することが重要である。
上述のように、インパクトドライバ1は、モータ4、スピンドル6、打撃機構7、アンビル8、ファン10、ロータ後部軸受24、ロータ前部軸受25、及びスピンドル後部軸受32等の複数の構成要素によって構成される。これらの構成要素の寸法又は比率等が調整されることにより、軸長が短いインパクトドライバ1が提供される。
本明細書は、インパクトドライバ1の複数の構成要素の寸法又は比率が最適化され、公知技術に係るインパクトドライバの軸長よりも短い軸長のインパクトドライバ1を提供する。
図2に示すように、実施形態に係るインパクトドライバ1において、軸長Daとは、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離をいう。
図7は、実施形態に係るインパクトドライバ1の軸長Daと最大締付トルクTrとの関係を示すグラフである。図7に示すように、実施形態に係るインパクトドライバ1において、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長Daは、97mm以下である。実施形態に係るインパクトドライバ1の軸長Daは、公知技術に係るインパクトドライバの軸長よりも短い。そのため、インパクトドライバ1を用いる作業性の低下が抑制される。軸長Daは97mm以下であればよく、軸長Daの値は任意である。また、最大締付トルクTrの値も任意である。
また、インパクトドライバを用いる作業性の低下を抑制するためには、軸長Daの短縮化と最大締付トルクTrの増大との両立を図ることが有効である。
最大締付トルクTrは、例えばハンマ33の寸法に依存する可能性がある。ハンマ33が大きいほど最大締付トルクTrが増大する可能性がある。一方、ハンマ33が大きくなると、軸長Daが長くなる可能性がある。
本明細書は、インパクトドライバ1の複数の構成要素の寸法又は比率が最適化され、軸長Daの短縮化と最大締付トルクTrの増大との両立を図ることができるインパクトドライバ1を提供する。
図8は、実施形態に係るインパクトドライバ1の軸長Daと最大締付トルクTrとの関係を示すグラフである。図8に示すように、実施形態に係るインパクトドライバ1において、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長Daは、125mm以下であり、アンビル8の最大締付トルクTrは、230Nm以上である。実施形態に係るインパクトドライバ1は、軸長Daの短縮化を図りつつ、公知技術に係るインパクトドライバよりも高い最大締付トルクTrを得ることができる。そのため、インパクトドライバ1を用いる作業性の低下が抑制される。
図9は、実施形態に係るインパクトドライバ1の軸長Daと最大締付トルクTrとの関係を示すグラフである。軸長Daが長いほど、最大締付トルクTrを大きくすることができる可能性がある。インパクトドライバ1は、軸長Daと最大締付トルクTrとの関係が下記の(1)式の条件を満足してもよい。
Tr≧1.27×Da+79 …(1)
実施形態に係るインパクトドライバ1は、(1)式の条件を満足するので、軸長Daの短縮化を図りつつ、公知技術に係るインパクトドライバよりも高い最大締付トルクTrを得ることができる。そのため、インパクトドライバ1を用いる作業性の低下が抑制される。
図10は、実施形態に係るインパクトドライバ1の軸長Daと最大締付トルクTrとの関係を示すグラフである。インパクトドライバ1は、軸長Daと最大締付トルクTrとの関係が下記の(2)式の条件を満足してもよい。
Tr≧10.6×Da-860 …(2)
但し、(2)式において、最大締付トルクTrは0Nmを上回ること(Tr>0)を条件とする。
インパクトドライバ1が(2)式の条件を満足することによっても、軸長Daの短縮化を図りつつ、公知技術に係るインパクトドライバよりも高い最大締付トルクTrを得ることができる。そのため、インパクトドライバ1を用いる作業性の低下が抑制される。
図9及び図10を参照して説明したインパクトドライバ1の条件において、軸長Daの上限値は、140mm程度が好ましい。図7、図8、図9、及び図10のそれぞれを参照して説明したインパクトドライバ1の条件において、軸長Daの下限値は、特に限定されない。
図9及び図10を参照して説明したインパクトドライバ1の条件において、軸長Daは、140mm以下135mm以上でもよいし、135mm以下130mm以上でもよいし、130mm以下125mm以上でもよい。
図8、図9、及び図10のそれぞれを参照して説明したインパクトドライバ1の条件において、軸長Daは、125mm以下120mm以上でもよいし、120mm以下115mm以上でもよいし、115mm以下110mm以上でもよいし、110mm以下105mm以上でもよいし、105mm以下100mm以上でもよいし、100mm以下95mm以上でもよい。
図7、図8、図9、及び図10のそれぞれを参照して説明したインパクトドライバ1の条件において、軸長Daは、95mm以下90mm以上でもよいし、90mm以下85mm以上でもよし、85mm以下80mm以上でもよいし、80mm以下75mm以上でもよいし、75mm以下70mm以上でもよいし、70mm以下65mm以上でもよいし、65mm以下60mm以上でもよいし、60mm以下55mm以上でもよいし、55mm以下50mm以上でもよいし、50mm以下45mm以上でもよいし、45mm以下40mm以上でもよいし、40mm以下35mm以上でもよいし、35mm以下30mm以上でもよいし、30mm以下25mm以上でもよいし、25mm以下20mm以上でもよいし、20mm以下15mm以上でもよいし、15mm以下10mm以上でもよいし、10mm以下5mm以上でもよい。
上述のように、インパクトドライバ1の構成要素の寸法又は比率を最適化することによって、公知技術に係るインパクトドライバよりも作業性の低下を抑制できるインパクトドライバ1が提供される。図2、図3、及び図4に示すように、インパクトドライバ1の構成要素の寸法又は比率として、アンビル8の長さDb、ハンマ33の長さDc、スピンドル6の長さDd、ステータコア19の長さDe、ファン10の長さDf、スピンドル後部軸受32の長さDg、ロータ後部軸受24の長さDh、ロータ前部軸受25の長さDi、ハンマ33の長さDcとハンマ33の直径Djとの比、ステータコア19の長さDeとステータコア19の直径Dkの比、及びステータコア19の直径Dkとハンマ33の直径Djとの比が挙げられる。
アンビル8の長さDbとは、アンビル8の後端部とアンビル8の前端部との距離をいう。アンビル8の長さDbは、70mm以下65mm以上、65mm以下60mm以上、60mm以下55mm以上、55mm以下50mm以上、50mm以下45mm以上、45mm以下40mm以上、40mm以下35mm以上、35mm以下30mm以上、30mm以下25mm以上、25mm以下20mm以上、20mm以下15mm以上、15mm以下10mm以上、及び10mm以下5mm以上の中から選択されてもよい。
ハンマ33の長さDcとは、ハンマ33の後端部とハンマ33の前端部との距離をいう。ハンマ33の長さDcは、60mm以下55mm以上、55mm以下50mm以上、50mm以下45mm以上、45mm以下40mm以上、40mm以下35mm以上、35mm以下30mm以上、30mm以下25mm以上、25mm以下20mm以上、20mm以下15mm以上、15mm以下10mm以上、及び10mm以下5mm以上の中から選択されてもよい。
スピンドル6の長さDdとは、スピンドル6の後端部とスピンドル6の前端部との距離をいう。スピンドル6の長さDdは、100mm以下95mm以上、95mm以下90mm以上、90mm以下85mm以上、85mm以下80mm以上、80mm以下75mm以上、75mm以下70mm以上、70mm以下65mm以上、65mm以下60mm以上、60mm以下55mm以上、55mm以下50mm以上、50mm以下45mm以上、45mm以下40mm以上、40mm以下35mm以上、35mm以下30mm以上、30mm以下25mm以上、25mm以下20mm以上、20mm以下15mm以上、15mm以下10mm以上、及び10mm以下5mm以上の中から選択されてもよい。
ステータコア19の長さDeとは、ステータコア19の後端部とステータコア19の前端部との距離をいう。ステータコア19の長さDeは、80mm以下75mm以上、75mm以下70mm以上、70mm以下65mm以上、65mm以下60mm以上、60mm以下55mm以上、55mm以下50mm以上、50mm以下45mm以上、45mm以下40mm以上、40mm以下35mm以上、35mm以下30mm以上、30mm以下25mm以上、25mm以下20mm以上、20mm以下15mm以上、15mm以下10mm以上、及び10mm以下5mm以上の中から選択されてもよい。
ファン10の長さDfとは、ファン10の後端部とファン10の前端部との距離をいう。ファン10の長さDfは、30mm以下25mm以上、25mm以下20mm以上、20mm以下15mm以上、15mm以下10mm以上、10mm以下5mm以上、及び5mm以下1mm以上の中から選択されてもよい。
スピンドル後部軸受32の長さDgとは、スピンドル後部軸受32の後端部とスピンドル後部軸受32の前端部との距離をいう。スピンドル後部軸受32の長さDgは、10mm以下9mm以上、9mm以下8mm以上、8mm以下7mm以上、7mm以下6mm以上、6mm以下5mm以上、5mm以下4mm以上、4mm以下3mm以上、3mm以下2mm以上、及び2mm以下1mm以上の中から選択されてもよい。
ロータ後部軸受24の長さDhとは、ロータ後部軸受24の後端部とロータ後部軸受24の前端部との距離をいう。ロータ後部軸受24の長さDhは、10mm以下9mm以上、9mm以下8mm以上、8mm以下7mm以上、7mm以下6mm以上、6mm以下5mm以上、5mm以下4mm以上、4mm以下3mm以上、3mm以下2mm以上、及び2mm以下1mm以上の中から選択されてもよい。
ロータ前部軸受25の長さDiとは、ロータ前部軸受25の後端部とロータ前部軸受25の前端部との距離をいう。ロータ前部軸受25の長さDiは、10mm以下9mm以上、9mm以下8mm以上、8mm以下7mm以上、7mm以下6mm以上、6mm以下5mm以上、5mm以下4mm以上、4mm以下3mm以上、3mm以下2mm以上、及び2mm以下1mm以上の中から選択されてもよい。
ハンマ33の長さDcとハンマ33の直径Djとの比(Dc:Dj)は、1:1.0以上1.1以下、1:1.1以上1.2以下、1:1.2以上1.3以下、1:1.3以上1.4以下、1:1.4以上1.5以下、1:1.5以上1.6以下、1:1.6以上1.7以下、1:1.7以上1.8以下、1:1.8以上1.9以下、1:1.9以上2.0以下、1:2.0以上2.1以下、1:2.1以上2.2以下、1:2.2以上2.3以下、1:2.3以上2.4以下、1:2.4以上2.5以下、1:2.5以上2.6以下、1:2.6以上2.7以下、1:2.7以上2.8以下、1:2.8以上2.9以下、及び1:2.9以上3.0以下の中から選択されてもよい。
ステータコア19の長さDeとステータコア19の直径Dkの比(De:Dk)は、1:1.0以上1.1以下、1:1.1以上1.2以下、1:1.2以上1.3以下、1:1.3以上1.4以下、1:1.4以上1.5以下、1:1.5以上1.6以下、1:1.6以上1.7以下、1:1.7以上1.8以下、1:1.8以上1.9以下、1:1.9以上2.0以下、1:2.0以上2.1以下、1:2.1以上2.2以下、1:2.2以上2.3以下、1:2.3以上2.4以下、1:2.4以上2.5以下、1:2.5以上2.6以下、1:2.6以上2.7以下、1:2.7以上2.8以下、1:2.8以上2.9以下、及び1:2.9以上3.0以下の中から選択されてもよい。また、ステータコア19の長さDeとステータコア19の直径Dkの比(De:Dk)は、1:3以上1.10以下でもよく、1:4.9以上5.0以下でもよい。
ステータコア19の直径Dkとハンマ33の直径Djとの比(Dk:Dj)は、0.6以上0.7以下:1、0.7以上0.8以下:1、0.8以上0.9以下:1、0.9以上1.0以下:1、1:1.0以上0.9以下、1:0.9以上0.8以下、1:0.8以上0.7以下、及び1:0.7以上0.6以下の中から選択されてもよい。
アンビル8の最大締付トルクTrは、400Nm以下390Nm以上、390Nm以下380Nm以上、380Nm以下370Nm以上、370Nm以下360Nm以上、360Nm以下350Nm以上、350Nm以下340Nm以上、340Nm以下330Nm以上、330Nm以下330Nm以上、320Nm以下310Nm以上、310Nm以下300Nm以上、300Nm以下290Nm以上、290Nm以下280Nm以上、280Nm以下270Nm以上、270Nm以下260Nm以上、260Nm以下250Nm以上、250Nm以下240Nm以上、240Nm以下230Nm以上、230Nm以下220Nm以上、220Nm以下210Nm以上、210Nm以下200Nm以上、200Nm以下190Nm以上、190Nm以下180Nm以上、180Nm以下170Nm以上、170Nm以下160Nm以上、160Nm以下150Nm以上、及び150Nm以下140Nm以上の中から選択されてもよい。
アンビル8の最大回転数は、4000rpmNm以下3900rpm以上、3900rpmNm以下3800rpm以上、3800rpmNm以下3700rpm以上、3700rpmNm以下3600rpm以上、3600rpmNm以下3500rpm以上、3500rpmNm以下3400rpm以上、3400rpmNm以下3300rpm以上、3300rpmNm以下3200rpm以上、3200rpmNm以下3100rpm以上、3100rpmNm以下3000rpm以上、3000rpmNm以下2900rpm以上、2900rpmNm以下2800rpm以上、2800rpmNm以下2700rpm以上、2700rpmNm以下2600rpm以上、2600rpmNm以下2500rpm以上、2500rpmNm以下2400rpm以上、2400rpmNm以下2300rpm以上、2300rpmNm以下2200rpm以上、2200rpmNm以下2100rpm以上、2100rpmNm以下2000rpm以上、2000rpmNm以下1900rpm以上、1900rpmNm以下1800rpm以上、1800rpmNm以下1700rpm以上、1700rpmNm以下1600rpm以上、1600rpmNm以下1500rpm以上、1500rpmNm以下1400rpm以上、1400rpmNm以下1300rpm以上、1300rpmNm以下1200rpm以上、1200rpmNm以下1100rpm以上、及び1100rpmNm以下1000rpm以上の中から選択されてもよい。
モータ4の最大回転数は、50000rpm以下49000rpm以上、49000rpm以下48000rpm以上、48000rpm以下47000rpm以上、47000rpm以下46000rpm以上、46000rpm以下45000rpm以上、45000rpm以下44000rpm以上、44000rpm以下43000rpm以上、43000rpm以下42000rpm以上、42000rpm以下41000rpm以上、41000rpm以下40000rpm以上、40000rpm以下39000rpm以上、39000rpm以下38000rpm以上、38000rpm以下37000rpm以上、37000rpm以下36000rpm以上、36000rpm以下35000rpm以上、35000rpm以下34000rpm以上、34000rpm以下33000rpm以上、33000rpm以下32000rpm以上、32000rpm以下31000rpm以上、31000rpm以下30000rpm以上、30000rpm以下29000rpm以上、29000rpm以下28000rpm以上、28000rpm以下27000rpm以上、27000rpm以下26000rpm以上、26000rpm以下25000rpm以上、25000rpm以下24000rpm以上、24000rpm以下23000rpm以上、23000rpm以下22000rpm以上、22000rpm以下21000rpm以上、21000rpm以下20000rpm以上、20000rpm以下19000rpm以上、19000rpm以下18000rpm以上、18000rpm以下17000rpm以上、17000rpm以下16000rpm以上、16000rpm以下15000rpm以上、15000rpm以下14000rpm以上、14000rpm以下13000rpm以上、13000rpm以下12000rpm以上、12000rpm以下11000rpm以上、及び11000rpm以下10000rpm以上の中から選択されてもよい。
インパクトドライバ1の総重量は、2.5kg以下2.4kg以上、2.4kg以下2.3kg以上、2.3kg以下2.2kg以上、2.2kg以下2.1kg以上、2.1kg以下2.0kg以上、2.0kg以下1.9kg以上、1.9kg以下1.8kg以上、1.8kg以下1.7kg以上、1.7kg以下1.6kg以上、1.6kg以下1.5kg以上、1.5kg以下1.4kg以上、1.4kg以下1.3kg以上、1.3kg以下1.2kg以上、1.2kg以下1.1kg以上、1.1kg以下1.0kg以上、1.0kg以下0.9kg以上、0.9kg以下0.8kg以上、0.8kg以下0.7kg以上、0.7kg以下0.6kg以上、及び0.6kg以下0.5kg以上の中から選択されてもよい。インパクトドライバ1の総重量とは、バッテリパック43を含んだインパクトドライバ1の重量をいう。なお、バッテリパック43を含まないインパクトドライバ1の重量は、2.0kg以下1.9kg以上でもよいし、2.0kg以下0.5kg以上でもよい。
上述のように、インパクトドライバ1の構成要素の寸法又は比率等が調整されることにより、インパクトドライバ1を用いる作業性の低下が抑制される。以下、一例として、ハンマ33の長さDcとステータコア19の長さDeとの関係について説明する。
図11は、実施形態に係るハンマ33の長さDcとステータコア19の長さDeとの関係を示すグラフである。図11に示すように、ハンマ33の長さをDc、ステータコア19の長さをDeとした場合、ハンマ33の長さDcとステータコア19の長さDeとは、以下の(3)式及び(4)式で示す条件を満足してもよい。
15mm≦Dc≦40mm …(3)
15mm≦De≦40mm …(4)
ハンマ33の長さDc及びステータコア19の長さDeが決定された後、軸長Daが97mm以下になるように、又は軸長Daが125mm以下になり且つアンビル8の最大締付トルクTrが230Nm以上になるように、又は(1)式の条件を満足するように、又は(2)式の条件を満足するように、ハンマ33及びステータコア19とは別の構成要素の寸法又は比率等が最適化される。
図12は、実施形態に係るステータコア19の長さDeと、ステータコア19の長さDeとステータコア19の直径Dkの比(De:Dk)との関係を示すグラフである。図12に示すように、長さDeが3mm以上15mm以下であり、且つ、比(De:Dk)が1:3以上10以下である条件を満足してもよい。
図13は、実施形態に係る軸長Daに占める長さDcと長さDeとの和[(Dc+De)/Da]と、軸長Daとの関係を示すグラフである。図13に示すように、[(Dc+De)/Da]が20%以上60%以下であり、且つ、軸長Daが80mm以上120mm以下である条件を満足してもよい。
図14は、実施形態に係るインパクトドライバ1の重量と最大締付トルクTrとの関係を示すグラフである。図14において、インパクトドライバ1の重量は、バッテリパック43の重量を含まない。図14に示すように、インパクトドライバ1の重量が0.7kg以上1.4kg以下であり、且つ、最大締付トルクTrが150Nm以上250Nm以下である条件を満足してもよい。
[効果]
以上説明したように、実施形態において、インパクトドライバ1は、モータ4と、スピンドル6と、ハンマ33と、アンビル8とを備える。スピンドル6は、モータ4よりも前方に配置される。スピンドル6は、モータ4により回転される。ハンマ33は、スピンドル6に支持される。アンビル8は、ハンマ33により回転方向に打撃される。また、インパクトドライバ1は、モータ4を収容するモータハウジング14を備える。インパクトドライバ1は、モータハウジング14から下方に延びるグリップハウジング15を備える。インパクトドライバ1は、グリップハウジング15の下端部に配置されるバッテリ保持ハウジング16を備える。バッテリ保持ハウジング16は、バッテリパック43を保持する。バッテリパック43の定格電圧は18Vである。
実施形態において、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長Daは、97mm以下である。
上記の構成では、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長Daが97mm以下なので、軸長Daの短縮化が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
実施形態において、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離は、125mm以下である。アンビル8の最大締付トルクは、230Nm以上である。
上記の構成では、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長Daが125mm以下であり、アンビル8の最大締付トルクTrが230Nm以上なので、軸長Daの短縮化と最大締付トルクTrの増大との両立が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
実施形態において、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長をDa、アンビル8の最大締付トルクをTr、とした場合、
Tr≧1.27×Da+79、
の条件を満足する。
上記の構成では、軸長Daの短縮化と最大締付トルクTrの増大との両立が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
実施形態において、モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離をDa、アンビル8の最大締付トルクをTr、とした場合、
Tr≧10.6×Da-860、Tr>0、
の条件を満足する。
上記の構成では、軸長Daの短縮化と最大締付トルクTrの増大との両立が図られる。そのため、作業性の低下が抑制される。
実施形態において、モータ4は、スピンドル6に連結され回転軸AXを中心に回転するロータ18と、ロータ18の周囲に配置されるステータ17と、を有する。ステータ17は、ステータコア19と、ステータコア19のティース191に装着されるコイル20と、を有する。ハンマ33の長さをDc、ステータコア19の長さをDeとした場合、
15mm≦Dc≦mm40、
15mm≦De≦mm40、
の条件を満足する。
上記の構成では、ハンマ33の長さDcとステータコア19の長さDeとのバランスが良化され、作業性の低下が抑制されるインパクトドライバ1が提供される。
実施形態において、モータ4は、スピンドル6に連結され回転軸AXを中心に回転するロータ18と、ロータ18の周囲に配置されるステータ17と、を有する。ステータ17は、ステータコア19と、ステータコア19のティース191に装着されるコイル20と、を有する。ステータコア19の長さをDe、ステータコア19の直径をDkとした場合、長さDeが3mm以上15mm以下であり、且つ、比(De:Dk)が1:3以上10以下である条件を満足する。
上記の構成では、ステータコア19の長さDeとステータコア19の直径Dkとのバランスが良化され、作業性の低下が抑制されるインパクトドライバ1が提供される。
実施形態において、モータ4は、スピンドル6に連結され回転軸AXを中心に回転するロータ18と、ロータ18の周囲に配置されるステータ17と、を有する。ステータ17は、ステータコア19と、ステータコア19のティース191に装着されるコイル20と、を有する。モータハウジング14の後端部14Rとアンビル8の前端部8Fとの距離を示す軸長をDa、ハンマ33の長さをDc、ステータコア19の長さをDeとした場合、(Dc+De)/Daが20%以上60%以下であり、且つ、軸長Daが80mm以上120mm以下である条件を満足する。
上記の構成では、軸長Daとハンマ33の長さDcとステータコア19の長さDeとのバランスが良化され、作業性の低下が抑制されるインパクトドライバが提供される。
実施形態において、インパクトドライバ1の重量が0.7kg以上1.4kg以下であり、且つ、アンビル8の最大締付トルクTrが150Nm以上250Nm以下である条件を満足する。
上記の構成では、軽量で最大締付トルクTrが大きいインパクトドライバ1が提供される。
1…インパクトドライバ、2…ハウジング、3…ハンマケース、4…モータ、5…減速機構、6…スピンドル、7…打撃機構、8…アンビル、8F…前端部、9…工具保持機構、10…ファン、11…バッテリ装着部、12…トリガレバー、13…正逆転切換レバー、14…モータハウジング、14A…筒状部、14B…リヤカバー部、14R…後端部、15…グリップハウジング、16…バッテリ保持ハウジング、17…ステータ、18…ロータ、19…ステータコア、20…コイル、21…ロータコア、21A…貫通孔、22…ロータ磁石、23…ロータシャフト、24…ロータ後部軸受、25…ロータ前部軸受、26…ピニオンギヤ、27…プラネタリギヤ、28…インターナルギヤ、29…ピン、30…フランジ部、31…スピンドルシャフト部、32…スピンドル後部軸受、33…ハンマ、34…ボール、35…コイルスプリング、36…スピンドル溝、37…ハンマ溝、38…凹部、39…工具孔、40…アンビル突起部、41…アンビルシャフト部、42…ハンマ突起部、43…バッテリパック、43A…二次電池、44…軸受保持部材、45…アンビル軸受、46…吸気口、47…排気口、50…コントローラ、50A…コントローラケース、51…操作パネル、52…ライトアセンブリ、52A…発光素子、52B…回路基板、191…ティース、192…スロット、AX…回転軸。

Claims (8)

  1. モータと、
    前記モータよりも前方に配置され、前記モータにより回転されるスピンドルと、
    前記スピンドルに支持されるハンマと、
    前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの下端部に配置され、定格電圧18Vのバッテリパックを保持するバッテリ保持ハウジングと、を備え、
    前記モータハウジングの後端部と前記アンビルの前端部との距離は、97mm以下である、
    インパクトドライバ。
  2. モータと、
    前記モータよりも前方に配置され、前記モータにより回転されるスピンドルと、
    前記スピンドルに支持されるハンマと、
    前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの下端部に配置され、定格電圧18Vのバッテリパックを保持するバッテリ保持ハウジングと、を備え、
    前記モータハウジングの後端部と前記アンビルの前端部との距離は、125mm以下であり、
    前記アンビルの最大締付トルクは、230Nm以上である、
    インパクトドライバ。
  3. モータと、
    前記モータよりも前方に配置され、前記モータにより回転されるスピンドルと、
    前記スピンドルに支持されるハンマと、
    前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの下端部に配置され、定格電圧18Vのバッテリパックを保持するバッテリ保持ハウジングと、を備え、
    前記モータハウジングの後端部と前記アンビルの前端部との距離をDa、前記アンビルの最大締付トルクをTr、とした場合、
    Tr≧1.27×Da+79、
    の条件を満足する、
    インパクトドライバ。
  4. モータと、
    前記モータよりも前方に配置され、前記モータにより回転されるスピンドルと、
    前記スピンドルに支持されるハンマと、
    前記ハンマにより回転方向に打撃されるアンビルと、
    前記モータを収容するモータハウジングと、
    前記モータハウジングから下方に延びるグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの下端部に配置され、定格電圧18Vのバッテリパックを保持するバッテリ保持ハウジングと、を備え、
    前記モータハウジングの後端部と前記アンビルの前端部との距離をDa、前記アンビルの最大締付トルクをTr、とした場合、
    Tr≧10.6×Da-860、
    Tr>0、
    の条件を満足する、
    インパクトドライバ。
  5. 前記モータは、前記スピンドルに連結され回転軸を中心に回転するロータと、前記ロータの周囲に配置されるステータと、を有し、
    前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアのティースに装着されるコイルと、を有し、
    前記ハンマの長さをDc、前記ステータコアの長さをDeとした場合、
    15mm≦Dc≦40mm、
    15mm≦De≦40mm、
    の条件を満足する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインパクトドライバ。
  6. 前記モータは、前記スピンドルに連結され回転軸を中心に回転するロータと、前記ロータの周囲に配置されるステータと、を有し、
    前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアのティースに装着されるコイルと、を有し、
    前記ステータコアの長さをDe、前記ステータコアの直径をDkとした場合、
    長さDeが3mm以上15mm以下であり、且つ、比(De:Dk)が1:3以上10以下である条件を満足する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインパクトドライバ。
  7. 前記モータは、前記スピンドルに連結され回転軸を中心に回転するロータと、前記ロータの周囲に配置されるステータと、を有し、
    前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアのティースに装着されるコイルと、を有し、
    前記モータハウジングの後端部と前記アンビルの前端部との距離を示す軸長をDa、前記ハンマの長さをDc、前記ステータコアの長さをDeとした場合、
    (Dc+De)/Daが20%以上60%以下であり、且つ、軸長Daが80mm以上120mm以下である条件を満足する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインパクトドライバ。
  8. インパクトドライバの重量が0.7kg以上1.4kg以下であり、且つ、前記アンビルの最大締付トルクが150Nm以上250Nm以下である条件を満足する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインパクトドライバ。
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