JP2023079860A - キャスターのロック機構およびそれを備えた床頭台、ベッドおよび被取付体 - Google Patents

キャスターのロック機構およびそれを備えた床頭台、ベッドおよび被取付体 Download PDF

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Kazunori Fukuda
有田 鈴村
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Abstract

【課題】手動操作、足操作いずれによっても、キャスターのロックとロック解除を自在に切替可能な機構を提供する。【解決手段】床頭台100は、キャスターロック機構10を備え、キャスターロック機構10では、手動操作部20、足操作部50が、前方側軸61、車輪ロック機構40A~40Dとの間で互いに連結し、ロック制御機構60、62による前方側軸61の位置決めによって、足または手を選択的に利用してロック操作とロック解除操作を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、キャスターを取り付けた床頭台、ベッドなどに関し、特に、キャスターのロック機構に関する。
病棟のベッド傍に配置される床頭台では、手押しによって移動できるようにキャスターが底部に取り付けられ、キャスターのロック機構を備えている。例えば、手動操作によってキャスターをロックおよびロック解除可能なように、キャスターにロッドを連結させるとともに、上下にスライド移動可能な操作部材をロッド上端部と接続させる(特許文献1参照)。また、キャスターのロック機構において、隣り合うキャスターを同時ロックする連結シャフトに対し、足を使って操作する操作部を取り付けたロック機構も知られている(特許文献2参照)。
特開2017-77837号公報 特許第5468358号公報
キャスターのロックおよびロック解除を行うのに、手動操作、足による操作どちらの方が好ましいかといった問題は、荷物を持ちながらの作業といった使用状況、使用者の体調や症状といった事情、あるいは、床頭台などのサイズ、重さといった仕様などの事情によって異なる。
したがって、手動操作、足操作いずれによっても、キャスターのロックとロック解除を自在に切替可能な機構が求められる。
本発明の一態様であるキャスターのロック機構は、床頭台、ベッド、家具など複数のキャスターが基台の隅に取付けられる被取付体に対して適用可能である。キャスターのロック機構は、複数のキャスターの中で相対するキャスターのロックおよびロック解除のときに手動操作される手動操作部と、相対するキャスターと両端付近で連結する連結シャフトに取り付けられ、相対するキャスターのロックおよびロック解除のときに足で操作される足操作部と、手動操作部または足操作部に対するロック操作に応じて、相対するキャスターをロックまたはロック解除する車輪ロック機構とを備える。
そして、足操作部、手動操作部、車輪ロック機構そして連結シャフトいずれかに対する位置決め制御によって、手動操作部によるロック操作後の足操作部によるロック解除操作、足操作部によるロック操作後の手動操作部によるロック解除操作、手動操作部によるロック解除操作後の足操作部によるロック操作、そして足操作部によるロック解除操作後の手動操作部によるロック操作が行われる。例えば、手動操作部または足操作部に対するロック操作に応じて軸回転する連結シャフトを、ロック位置またはロック解除位置で位置決め可能なシャフトロック機構を備える。
例えば、手動操作部が、手動操作部から下方に延びるロッドと連結し、ロッド端部と連結シャフトの端部とを繋ぐアーム部を備える構成にすることが可能である。アーム部のロッドとの接続部分は、ロック状態の方がロック解除状態のときよりも上方に位置するように、連結させることができる。また、アーム部におけるロッドとの接続部分が、連結シャフトとの接続部分よりもシャフト軸方向に関してキャスター車輪より離れるように構成することが可能である。
本発明によれば、手動操作、足操作いずれによっても、キャスターのロックとロック解除を自在に切替可能な機構を提供することができる。
第1の実施形態である床頭台の概略的斜視図である。 床頭台におけるキャスターのロック機構を全体的に示した概略的斜視図である。 ロック解除状態のキャスターから足操作部付近までを示した拡大斜視図である。 ロック解除状態のロック制御機構をキャスター側から見た図である。 ロック解除状態の手動操作部を示した斜視図である。 ロック状態のキャスターから足操作部付近までを示した拡大斜視図である。 ロック状態のロック制御機構をキャスター側から見た図である。 ロック状態の手動操作部を示した斜視図である。 第1の実施形態における車輪ロック機構の一例となる概略的構成を示した図である。 第2の実施形態における床頭台のキャスターのロック機構を全体的に示した概略的斜視図である。
以下、図面を用いて本実施形態であるキャスター付き床頭台について説明する。
図1は、第1の実施形態である床頭台の概略的斜視図である。図2は、床頭台におけるキャスターのロック機構を全体的に示した概略的斜視図である。
床頭台100は、病院等でベッド傍に配置される収納付き台であり、床頭台100の底部4の四隅には、キャスター5A、5B、5C、5Dが、旋回自在および回転自在に取り付けられている。使用者は床頭台100を所望の位置へ押しながら移動させる。
図2に示すように、キャスター5A、5B、5C、5Dは、底部4を支持する取付部材6FR、6FL、6RR、6RLを介して、それぞれ装着されている。キャスター5A、5B、5C、5Dは、取付部材6FR、6FLおよび取付部材6RR、6RLと、底部4の進行方向前後側にそれぞれ対で取り付けられ、左右および前後で互いに向き合って配置されるようになっている。
図2に示すように、床頭台100にはキャスターロック機構10が設けられている。キャスター5A、5B、5C、5Dは、各車輪のロックとロック解除を行う車輪ロック機構40A、40B、40C、40Dをそれぞれ備え、手動によって車輪ロックおよびロック解除操作を行うための操作部(以下、手動操作部という)20と、足を使って車輪ロックおよびロック解除操作を行うための操作部(以下、足操作部という)50が設けられている。
床頭台100の前方側のキャスター5A、5Bは、前方側軸(連結シャフト)61によって連結されている。また、前方側のキャスター5Aと後方側のキャスター5Cは、側面側軸63Aによって連結し、前方側のキャスター5Bと後方側のキャスター5Dは、側面側軸63Bによって連結している。コの字型の足操作部50は、その足掛け部分が向かい合うように前方側軸61と連結する。手動操作部20は、後述するように、前方側軸61の端部と連結している。
車輪ロック機構40A~40Dは、ロックまたはロック解除操作に応じて、キャスター5A~5Dをそれぞれ制動、または回転および旋回自在にする。車輪ロック機構40A~40Dは、周知のロック機構を適用することが可能である。一方、足操作部50と前方側軸61との連結部分には、前方側軸61を位置決め制御する機構(以下、ロック制御機構という)60、62が設けられている。
本実施形態では、(1)手動操作部20によるロック操作後の足操作部50によるロック解除操作、(2)足操作部50によるロック操作後の手動操作部20によるロック解除操作、(3)手動操作部によるロック解除操作後の足操作部50によるロック操作、そして(4)足操作部50によるロック解除操作後の手動操作部20によるロック操作という、手動操作部20と足操作部50との間で、ロック→ロック解除操作およびロック解除操作→ロック操作が可能である。以下、これについて詳述する。
図3は、ロック解除状態のキャスター5Bから足操作部50付近までを示した拡大斜視図である。図4は、ロック解除状態のロック制御機構60をキャスター5B側から見た図である。図5は、ロック解除状態の手動操作部20を示した斜視図である。ただし、図4では、前方側軸61の図示を省略している。また、図2に示すロック制御機構62は、ロック制御機構60と同様の構成になっている。
ロック制御機構60は、足操作部50の一方の端部50Eと繋がるコの字型の連結部65を備える。ロック解除状態では、足操作部50は、ここでは断面六角形状の前方側軸61とほぼ同じ高さに位置する。連結部65は、前方側軸61が貫通して嵌合する六角形状穴Rを側壁65A、65Bに設けている。足操作部50に対する足操作によって連結部65に下方側へ、または上方状側へ力を掛けると、連結部65は、キャスター5B側から見て、前方側軸61を反時計回りまたは時計回りに軸回転させる。
連結部65の周囲には、底部4を支持する取付部材73が設けられ、前方側軸61が貫通している。取付部材73には、相対する内壁に形成された横長状の穴rを貫通し、前方側軸61と平行に延びる係合ピン66を備える。一方、連結部65の側壁65A、65Bには、係合ピン66と嵌まる状態で係合可能な凹部67、68が、後方側端部に形成されている。凹部67、68の間には、凸状曲面71が形成されている。
係合ピン66は、ここでは断面円状であって、連結部65の側壁65A、65Bの外側表面まで延び、穴rより大きいフランジ部69が両端部に形成されている。穴rは、断面円状の係合ピン66が前後方向に移動可能なサイズおよび形状を有し、係合ピン66は、図示しない弾性部材によって前方方向に付勢されている。ロック解除状態では、係合ピン66が上方の凹部67に嵌まっている。ロック制御機構60は、係合ピン66と凹部67
、凹部68との係合状態を切り替えることによって、前方側軸61を位置決め制御する。
図3に示すように、前方側軸61は、車輪ロック機構40Bおよびその周囲に設けられた取付部材6FLを貫通している。手動操作部20と連結し、下方に延びるロッド64は、前方側軸61の端部と連結するアーム部80と接続している。アーム部80は、前方側軸61と端部(接続部)83で連結し、他方の端部(接続部)89でロッド64と連結するクランク82を備える。クランク82のロッド64との接続部89の前方側軸61に沿った位置は、前方側軸61との接続部83の位置よりも離れている。すなわち、軸方向に関してキャスター5Bからより離れている。なお、図1のようにロッド64を床頭台100側面外側でなく内側に延ばすように構成してもよい。
図5に示すように、手動操作部20は、L字型のフレーム21に対して上下方向に移動可能なスライド機構22を備えている。スライド機構22は、その表側に矩形状凹部20Rを有し、フレーム21の背部に設けられたガイド(図示せず)によって移動方向および移動範囲が規制されている。スライド機構22の上下方向の移動とロッド64の上下方向の移動は、互いに連動している。ロック解除状態の場合、スライド機構22は下端位置に位置決めされている。
作業者は、図3~図5に示すロック解除状態から、手動操作部20または足操作部50を使って、図6~8に示すロック状態にすることができる。
図6は、ロック状態のキャスター5Bから足操作部50付近までを示した拡大斜視図である。図7は、ロック状態の軸ロック制御機構60をキャスター5B側から見た図である。図8は、ロック状態の手動操作部20を示した斜視図である。ただし、図7では、前方側軸61の図示を省略している。図6~8は、図3~5にそれぞれ対応した図である。
作業者が、図3に示すロック解除状態で足操作部50を押し下げると(図3の符号A1、図4の符号A2参照)、前方側軸61が図3~5に示す位置(ロック解除位置)から前方側に軸回転する。これにより、弾性部材によって前方側へ付勢されていた係合ピン66は、孔rの後方端部側へ押し出される。
上述したように、ロック制御機構60の連結部65に設けられた2つの凹部67、68の間には、係合ピン66が摺動可能な凸状曲面71が形成されている。そのため、係合ピン66は、凸状曲面71に沿って凹部67から凹部68へ移動し、凹部68に嵌まり込む。その結果、前方側軸61が図7に示す位置(ロック位置)で位置決めされる。また。車輪ロック機構40A、40Bは、キャスター5A、5Bをロックし、側面側軸63A、63Bを介して(図2参照)、キャスター5C、5Dもロックされる。
アーム部80は、前方側軸61の端部83と連結し、前方側軸61の軸回転に連動するように構成されている(図3の符号A3参照)。前方側軸61が図6,7に示す位置で位置決めされると、アーム部80は、クランク82の軸回転によって、図6に示す位置で位置決めされる。ロック状態におけるアーム部80(クランク82)のロッド64との接続部89の位置(高さ)は、図3に示すロック解除状態における位置よりも高い。
アーム部80のクランク82と連結するロッド64は、前方側軸61の軸回転に連動し、上方に沿って移動する。このとき、ロッド64が上下方向(鉛直方向)に沿って移動するように、ロッド64とクランク82が接続されている。手動操作部20では、ロッド64の上昇に従ってスライド機構22が上昇し、上限位置(ロック位置)まで移動して位置決めされる(図8参照)。
以上、足操作部50に対する操作によって行われるキャスター5A~5Dのロック動作を示した。次に、このロック状態から手動操作部20に対する操作によって行われるロック解除の動作について説明する。
使用者が、手動操作部20のスライド機構22に設けられた凹部20Rに手を掛けて下方に力を作用させると(図8の符号B3参照)、ロッド64に対して力が作用する。図6に示すように、アーム部80のクランク82が連動することによって、前方側軸61を軸回転させようとする力が働く(図6の符号B1参照)。
手動操作部20に対して所定以上の力が加えられると(図7の符号B2参照)、ロック制御機構60の係合ピン66は、連結部65の凹部68から凸状曲面71に沿って凹部67へ移動し、凹部67に嵌まり込む。その結果、前方側軸61は元の位置(ロック解除位置)に復帰する(図3、4参照)。また、アーム部80も、前方側軸61の軸回転に連動し、ロッド64が下方に移動し、スライド機構22はロック解除位置(図5参照)に復帰する。
このように、足操作部50によるロック操作、そして手動操作部20によるロック解除操作によって、使用者は、足と手を利用したキャスター5A~5Dのロックおよびロック解除を行うことができる。逆に、使用者は、手動操作部20によるロック操作、そして足操作部50によるロック解除操作を行うことも可能である。
すなわち、図5に示す手動操作部20に対し、使用者がスライド機構22の凹部20Rに指を掛けてスライド機構22を上方へ持ち上げると、ロッド64を上方に移動させる力が作用する。これに連動して前方側軸61が軸回転し、図6、7に示すロック位置に位置決めされる。スライド機構22も、図8に示すロック位置まで移動する。
手動操作部20を利用する場合、手(指)の力によって前方側軸61をロック位置まで軸回転させなければならない。そのため、手の力によって係合ピン66が連結部65の凹部67を乗り越えて凹部68へ移動できるように、アーム部80の長さ、係合ピン66に作用する弾性部材の付勢力、凸状曲面71の曲面形状が定めている。
一方、足操作部50によるロック解除操作では、使用者が足操作部50を上方に上げる(軸回転させる)操作を行うことにより、前方側軸61が図3、4に示すロック解除位置まで移動して位置決めされる。これに伴ってロッド64が連動して下降し、手動操作部20のスライド機構22もロック解除位置まで移動する。
なお、当然ながら、足操作部50だけでロック操作およびロック解除操作を行うこと、および、手動操作部20だけでロック操作およびロック解除操作を行うことが可能である。
このように本実施形態では、床頭台100がキャスターロック機構10を備え、キャスターロック機構10では、手動操作部20、足操作部50が、前方側軸61、車輪ロック機構40A~40Dとの間で互いに連結し、ロック制御機構60、62による前方側軸61の位置決めによって、足または手を選択的に利用してロック操作とロック解除操作を行うことが可能であり、床頭台100の移動および設置を容易に行うことができる。
ロッド64とアーム部80との接続部89が、ロック解除位置よりもロック位置の方が高くなるように、前方側軸61と連結しているため、手動操作部20によるロック解除時に大きな力を作用させることができ、ロック操作も行いやすい。また、上方から見て折曲がり部分を形成したクランク82を設けることにより、前方側軸61へ大きな力を作用させやすい。
図9は、本実施形態における車輪ロック機構40Bの一例となる概略的構成を示した図である。車輪ロック機構40A~40Dについても、同様に構成することができる。
車輪ロック機構40Bは、前方側軸61と連結する押下部42と、押下部42の押し下げによって上下に往復移動可能なピン44と、ピン44の移動に連動して上下方向に往復移動可能な係合部46とを備えている。ピン44は、図示しない弾性部材によって上方に付勢されている。押下部42によって押下する力が作用するピン44は、前方側軸61に関してアーム部80のロッド64との接続部89とは反対側に位置する。これによって、キャスター5Bのロックと手動操作部20のロック位置への移動時にバランスよく力をかけることができる。
前方側軸61がロック位置まで軸回転すると、ピン44が下降して係合部46が降下する。係合部46は、ホイール49の内側に形成された歯部48と噛み合う歯部47を有し、歯部47と歯部48との係合によってキャスター5Bの動きが制動される。前方側軸61がロック解除位置まで軸回転すると、係合部46が上方へ移動し、キャスター5Bは旋回および回転自在となる。なお、図9に示す以外のロック機構をキャスター5A~5Dに適用してもよい。
次に、図10を用いて、第2の実施形態である床頭台について説明する。第2の実施形態では、手動操作部が前方側軸の両端に連結している。
図10は、第2の実施形態における床頭台のキャスターのロック機構を全体的に示した概略的斜視図である。図10に示すように、キャスターのロック機構10’では、手動操作部20’A、20’Bが、前方側軸61の両端部にそれぞれ連結している。使用者は、手動操作部20’A、20’Bの一方を操作することによって、車輪5A~5Dをロックさせることが可能である。このとき、他方の手動操作部もロック状態に切り替わる。ロック状態からロック解除状態に切り替える場合についても、手動操作部20’A、20’Bの一方が操作されることによって、他方の手動操作部もロック解除状態に切り替わり、車輪5A~5Dのロックが解除される。
このように、一対の手動操作部20’A、20’Bを前方側軸61の両端付近の上下方向に沿って設けることにより、使用者は、その床頭台周りの居場所に応じて、手動操作により車輪5A~5Dをロックさせる、あるいはロック解除させるのを容易に実行することができる。
なお、手動操作部の構成は、第1、第2の実施形態に示した構成に限定されるものではない。例えば、ロック状態に切り替えると、スライド機構22の一部がフレーム21の上部から突出し、使用者が手動操作部を視認することによってロック状態を認識できるようにしてもよい。この場合、突出部分表面を特定色(例えば赤色)にしてもよい。
第1、第2の実施形態では、前方側軸61の位置決め制御に基づいて、足操作部50、手動操作部20の連動したロック操作およびロック解除操作を行っているが、キャスターの位置決め、足操作部位置決め、あるいは手動操作部の位置決め制御によって同様な構成にしてもよい。また、床頭台以外のベッドや家具など、キャスターの取り付け可能な構造物(被取付体)に適用可能である。
5A、5B、5C、5D 車輪(キャスター)
10 キャスターロック機構
20 手動操作部
40A、40B、40C、40D 車輪ロック機構
50 足操作部
60、62 ロック制御機構
61 前方側軸(連結シャフト)
64 ロッド
80 アーム部
82 クランク
100 床頭台

Claims (9)

  1. 複数のキャスターの中で相対するキャスターのロックおよびロック解除のときに手動操作される手動操作部と、
    前記相対するキャスターと両端付近で連結する連結シャフトに取り付けられ、前記相対するキャスターのロックおよびロック解除のときに足で操作される足操作部と、
    前記手動操作部または前記足操作部に対するロック操作に応じて、前記相対するキャスターをロックまたはロック解除する車輪ロック機構とを備え、
    前記足操作部、前記手動操作部、前記車輪ロック機構そして前記連結シャフトいずれかに対する位置決め制御によって、前記手動操作部によるロック操作後の前記足操作部によるロック解除操作、前記足操作部によるロック操作後の前記手動操作部によるロック解除操作、前記手動操作部によるロック解除操作後の前記足操作部によるロック操作、そして前記足操作部によるロック解除操作後の前記手動操作部によるロック操作が行われることを特徴とするキャスターのロック機構。
  2. 前記手動操作部が、前記手動操作部から下方に延びるロッドと連結し、
    前記ロッド端部と前記連結シャフトの端部とを繋ぐアーム部を備え、
    前記アーム部が、ロック状態における前記ロッドとの接続部分が、ロック解除状態における前記ロッドとの接続部分より上方に位置することを特徴とする請求項1に記載のキャスターのロック機構。
  3. 前記アーム部における前記ロッドとの接続部分が、前記連結シャフトとの接続部分よりもシャフト軸方向に関してキャスター車輪より離れていることを特徴とする請求項2に記載のキャスターのロック機構。
  4. 前記アーム部における前記ロッドとの接続部分が、前記連結シャフトに対して前記車輪ロック機構と反対側に位置することを特徴とする請求項2または3に記載のキャスターのロック機構。
  5. 前記連結シャフトを、ロック位置またはロック解除位置で位置決め可能なロック制御機構を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のキャスターのロック機構。
  6. 前記連結シャフトの両端に、前記手動操作部がそれぞれ連結していることを特徴とする請求項5に記載のキャスターのロック機構。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のキャスターのロック機構を備えたことを特徴とする床頭台。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載のキャスターのロック機構を備えたことを特徴とするベッド。
  9. 請求項1乃至6のいずれかに記載のキャスターのロック機構を備えたことを特徴とする被取付体。
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