JP2023076301A5 - - Google Patents
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 2
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Description
本請求項1~3に係る発明によれば、フランジが、フランジ固着部の外周の少なくとも一部領域に形成され、スパウト装着フィルムに固着されないフランジ緩衝部を有していることにより、パウチ内側または外側の一方に向けてスパウト装着フィルムがフランジに対して動く時には、フランジの外周縁に対応する箇所でスパウト装着フィルムを屈曲させ、パウチ内側または外側の他方に向けてスパウト装着フィルムがフランジに対して動く時には、フランジ固着部の外周縁に対応する箇所でスパウト装着フィルムを屈曲させることが可能であるため、使用者がスパウトを掴んでスパウト付きパウチを持ち上げた時等に、フランジ外周縁付近におけるスパウト装着フィルムの特定箇所に屈曲の負荷が繰り返し作用することに起因したフィルム損傷が生じることを回避でき、これにより、フランジ外周縁付近を起点としたパウチ本体の破袋を抑制できる。
本請求項4~7に係る発明によれば、フランジ緩衝部の形成によって、破袋を生じ易い箇所である、フランジ外周縁のうち縦方向における第1の側に面する箇所または第2の側に面する箇所付近を起点としたパウチ本体の破袋を抑制できる。
本請求項8、9に係る発明によれば、フランジ緩衝部が、その外周側先端部がスパウト装着フィルムから遠ざかる側に位置する退避部を有していることにより、フランジ外周縁に対する接触によってスパウト装着フィルムに過度な力が作用することを抑制できる。
本請求項10に係る発明によれば、パウチ本体が、スパウト装着フィルムのうち接続シールよりも横方向内側に位置する部分と側方フィルムとを溶着した第1形状制御シール部を有し、第1形状制御シール部が、横方向においてフランジ対向領域および接続シールの間の領域に位置する部分を有していることにより、第1形状制御シール部の形成によって横方向両側のシール部間の横方向間隔を周辺部位よりも狭くすることで、破袋が生じ易いフランジ外周縁付近のスパウト装着フィルムをパウチ内側に向けて奥まらせるようにスパウト装着フィルムの状態を調整して、フランジ外周縁付近のスパウト装着フィルムが床等に当たりにくくするとともに、フランジ外周縁付近のスパウト装着フィルムのテンションを緩めることも可能であるため、スパウト付きパウチを落下させてしまった場合であっても、フランジ外周縁付近を起点としたパウチ本体の破袋を抑制できる。
本請求項8、9に係る発明によれば、フランジ緩衝部が、その外周側先端部がスパウト装着フィルムから遠ざかる側に位置する退避部を有していることにより、フランジ外周縁に対する接触によってスパウト装着フィルムに過度な力が作用することを抑制できる。
本請求項10に係る発明によれば、パウチ本体が、スパウト装着フィルムのうち接続シールよりも横方向内側に位置する部分と側方フィルムとを溶着した第1形状制御シール部を有し、第1形状制御シール部が、横方向においてフランジ対向領域および接続シールの間の領域に位置する部分を有していることにより、第1形状制御シール部の形成によって横方向両側のシール部間の横方向間隔を周辺部位よりも狭くすることで、破袋が生じ易いフランジ外周縁付近のスパウト装着フィルムをパウチ内側に向けて奥まらせるようにスパウト装着フィルムの状態を調整して、フランジ外周縁付近のスパウト装着フィルムが床等に当たりにくくするとともに、フランジ外周縁付近のスパウト装着フィルムのテンションを緩めることも可能であるため、スパウト付きパウチを落下させてしまった場合であっても、フランジ外周縁付近を起点としたパウチ本体の破袋を抑制できる。
Claims (10)
- パウチ本体にスパウトを装着したスパウト付きパウチであって、
前記パウチ本体は、前記スパウトが装着されるスパウト装着フィルムを有し、
前記スパウトは、前記スパウト装着フィルムに対向して配置されるフランジを有し、
前記フランジは、前記スパウト装着フィルムに固着されるフランジ固着部と、前記フランジ固着部の外周の少なくとも一部領域に形成され、前記スパウト装着フィルムに固着されないフランジ緩衝部とを有し、
前記スパウト装着フィルムは、前記フランジが対向して配置されるフランジ対向領域を有し、
前記フランジ緩衝部は、その径方向幅が、前記フランジ緩衝部が形成された位置における前記フランジ対向領域の径方向幅の30~80%に形成された部位であることを特徴とするスパウト付きパウチ。 - パウチ本体にスパウトを装着したスパウト付きパウチであって、
前記パウチ本体は、前記スパウトが装着されるスパウト装着フィルムを有し、
前記スパウトは、前記スパウト装着フィルムに対向して配置されるフランジを有し、
前記フランジは、前記スパウト装着フィルムに固着されるフランジ固着部と、前記フランジ固着部の外周の少なくとも一部領域に形成され、前記スパウト装着フィルムに固着されないフランジ緩衝部とを有し、
前記フランジ緩衝部は、その径方向幅が前記スパウト装着フィルムの厚みの650%以上に形成された部位であることを特徴とするスパウト付きパウチ。 - パウチ本体にスパウトを装着したスパウト付きパウチであって、
前記パウチ本体は、前記スパウトが装着されるスパウト装着フィルムを有し、
前記スパウトは、前記スパウト装着フィルムに対向して配置されるフランジを有し、
前記フランジは、前記スパウト装着フィルムに固着されるフランジ固着部と、前記フランジ固着部の外周の少なくとも一部領域に形成され、前記スパウト装着フィルムに固着されないフランジ緩衝部とを有し、
前記フランジ緩衝部は、その径方向幅が2mm以上に形成された部位であり、
前記フランジ固着部は、その径方向幅が2mm以上に形成されていることを特徴とするスパウト付きパウチ。 - 前記パウチ本体は、前記スパウト装着フィルムの横方向両側に形成された接続シールによって前記スパウト装着フィルムに接続された側方フィルムを更に有し、
前記スパウトは、前記スパウト装着フィルムの縦方向の中央よりも、縦方向における第1の側および第2の側のうち第2の側寄りの位置に装着され、
前記フランジ緩衝部は、前記フランジ固着部の外周のうち、横方向中央において縦方向における第1の側に面する箇所を含む位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスパウト付きパウチ。 - 前記パウチ本体は、前記スパウト装着フィルムの横方向両側に形成された接続シールによって前記スパウト装着フィルムに接続された側方フィルムを更に有し、
前記スパウトは、前記スパウト装着フィルムの縦方向の中央よりも、縦方向における第1の側および第2の側のうち第2の側寄りの位置に装着され、
前記フランジ緩衝部は、前記フランジ固着部の外周のうち、横方向中央において縦方向における第2の側に面する箇所を含む位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のスパウト付きパウチ。 - 前記フランジ緩衝部は、前記フランジ緩衝部のうち径方向における幅が最も広い幅広部を有し、
前記幅広部は、前記フランジ固着部の外周のうち、横方向中央において縦方向における第1の側に面した箇所を含む位置に形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のスパウト付きパウチ。 - 前記フランジ緩衝部は、前記フランジ緩衝部のうち径方向における幅が最も広い幅広部を有し、
前記幅広部は、前記フランジ固着部の外周のうち、横方向中央において縦方向における第2の側に面した箇所を含む位置に形成されていることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載のスパウト付きパウチ。 - 前記フランジ緩衝部は、その外周側先端部が前記スパウト装着フィルムから遠ざかる側に位置する退避部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のスパウト付きパウチ。
- 前記退避部は、外周側に向かうに従って前記スパウト装着フィルムから遠ざかる側に寄るように湾曲する湾曲面を有していることを特徴とする請求項8に記載のスパウト付きパウチ。
- 前記パウチ本体は、前記スパウト装着フィルムの横方向両側に形成された接続シールによって前記スパウト装着フィルムに接続された側方フィルムを更に有し、
前記スパウト装着フィルムは、前記スパウトのフランジが対向して配置されるフランジ対向領域を有し、
前記パウチ本体は、前記スパウト装着フィルムのうち前記接続シールよりも横方向内側に位置する部分と前記側方フィルムとを溶着した第1形状制御シール部を有し、
前記第1形状制御シール部は、横方向において前記フランジ対向領域および前記接続シールの間の領域に位置する部分を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のスパウト付きパウチ。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP2021189648A JP7476869B2 (ja) | 2021-11-22 | 2021-11-22 | スパウト付きパウチ |
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TW111144071A TW202334002A (zh) | 2021-11-22 | 2022-11-18 | 帶壺嘴袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021189648A JP7476869B2 (ja) | 2021-11-22 | 2021-11-22 | スパウト付きパウチ |
Publications (3)
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JP2023076301A JP2023076301A (ja) | 2023-06-01 |
JP2023076301A5 true JP2023076301A5 (ja) | 2023-08-29 |
JP7476869B2 JP7476869B2 (ja) | 2024-05-01 |
Family
ID=86548069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021189648A Active JP7476869B2 (ja) | 2021-11-22 | 2021-11-22 | スパウト付きパウチ |
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JP (1) | JP7476869B2 (ja) |
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JP6340256B2 (ja) | 2014-06-19 | 2018-06-06 | 花王株式会社 | パウチ容器 |
JP7174593B2 (ja) | 2018-10-30 | 2022-11-17 | 藤森工業株式会社 | 注出スパウト及び詰め替え容器から包装容器への内容物補充方法 |
NL2022317B1 (en) | 2018-12-27 | 2020-07-23 | Fuji Seal Int Inc | Method and appratus for manufacturing spouted pouch containers |
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2021
- 2021-11-22 JP JP2021189648A patent/JP7476869B2/ja active Active
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