JP2023072669A - 検査システム、検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め印刷媒体に固有の識別情報が印刷されている印刷媒体に所定の情報を印字した場合に、当該印刷媒体の印字内容と識別情報を検査できるようにする。【解決手段】プリンタは、描画データに基づき連続体の各印刷媒体に印字する印字部と、を備える。検査装置は、印字する前の印刷媒体を読み込むことで第1画像データを生成する第1画像データ生成部と、印字済み印刷媒体を読み込むことで第2画像データを生成する第2画像データ生成部と、描画データ、第1画像データ、及び、第2画像データに基づいて、所定の情報が各印刷媒体に正しく印字されたか検査を行う印字検査部と、第1画像データから識別情報を抽出する抽出部と、2枚目以降の各々の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される各識別情報が、1枚目の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される識別情報と一致するか検査を行う媒体検査部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタから発行されるラベル等の印字媒体の検査システム及び検査方法に関する。
プリンタがラベル、帳票等の印字媒体に印字する過程において情報自体に欠落が生じたり、印字された情報に欠けが発生したりした場合には、発行された印字媒体の信頼性に影響を及ぼす場合がある。そこで、プリンタから発行される印字媒体において、印字すべき情報が確実に印字されたか検査するようにした技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、プレ印刷文字のある帳票に対して認識対象のデータとなる記入文字のみを認識するようにした文字認識方法が記載されている。この文字認識方法は、帳票のマスター画像から予め印刷されている文字(プレ印刷文字)を抽出し、罫線を抽出するとともに、文字が記入されているデータ画像から罫線を消去し、データ画像からプレ印刷文字と同一文字を検出してこれを消去する。そして、罫線、プレ印刷文字が消去された画像から文字画像を抽出して、認識するように構成されている。
特開2000-207488号公報
ところで、予め印刷媒体に固有の識別情報が印刷されているプレ印刷媒体に所定の情報を印字した場合に、当該所定の情報が印字されたプレ印刷媒体を検査対象として、印字すべき情報が確実に印字されたか検査することが求められることがある。例えば、識別情報としてチケットや帳票に番号を付し、同一の番号のチケットや帳票の数が限られているような場合である。そのような場合、印字すべき情報が確実に印字されたか検査することはもとより、プレ印刷媒体に印刷されている識別情報が適切であるか検査することが求められる。
また、描画データには、複数の印字媒体に対してそれぞれ異なる場合(例えば、描画データに印字媒体の順序に応じた連番が含まれている場合)や、複数の印字媒体のすべてについて固定である場合(例えば食品ラベル用の描画データの場合)がある。このような場合、描画データに応じて、印字された印字媒体に対して適切な検査を行うことが求められる。
そこで、本発明のある態様は、予め印刷媒体に固有の識別情報が印刷されている印刷媒体に所定の情報を印字した場合に、当該印刷媒体の印字内容と識別情報を検査できるようにすることを目的とする。
また、本発明の別の態様は、印字媒体に適用される描画データに応じて適切な検査を行うようにすることを目的とする。
本発明のある態様は、プリンタと、前記プリンタと通信可能な検査装置と、を含む検査システムである。
前記プリンタは、
罫線等の所定形状と、印刷媒体の識別情報と、が予め印刷されている印刷媒体が複数連続して配列された連続体を搬送するプラテンローラと、
印字ジョブにおいて描画データに基づき、前記連続体の各印刷媒体に対して所定の情報を印字する印字部と、を備える。
前記検査装置は、
前記所定の情報を印字する前の印刷媒体を読み込むことで、第1画像データを生成する第1画像データ生成部と、
前記印刷媒体に対して前記所定の情報が印字された、検査対象である印字済み印刷媒体を読み込むことで、第2画像データを生成する第2画像データ生成部と、
前記描画データ、前記第1画像データ、及び、前記第2画像データに基づいて、前記所定の情報が各印刷媒体に正しく印字されたか検査を行う印字検査部と、
前記第1画像データから前記識別情報を抽出する抽出部と、
前記印字ジョブ内の2枚目以降の各々の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される各識別情報が、前記印字ジョブ内の1枚目の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される識別情報と一致するか検査を行う媒体検査部と、を備える。
本発明のある態様によれば、予め印刷媒体に固有の識別情報が印刷されている印刷媒体に所定の情報を印字した場合に、当該印刷媒体の印字内容と識別情報を検査できる。
本発明の別の態様によれば、印字媒体に適用される描画データに応じて適切な検査ができる。
一実施形態の検査システムの概略側面図である。 一実施形態の検査システムに使用されるラベル連続体の平面図及び断面図である。 一実施形態の検査システムにおける検査方法について説明する図である。 一実施形態の検査システムにおける検査方法について説明する図である。 複数のプレ印刷ラベルが配列された例示的なラベル連続体の平面図である。 一実施形態の検査システムの各装置のハードウェア構成を示す図である。 一実施形態の検査システムの動作を示すシーケンスチャートである。 図7の検査設定処理の詳細なフローチャートである。 一実施形態の検査システムによるラベル連続体の搬送動作を説明する図である。 一実施形態のプリンタの内部についての側面図である。 図10に示すプリンタの印字部の閉止位置と開放位置を示す概略的な斜視図である。 一実施形態の検査システムにおいて検査設定処理のフローチャートである。
一実施形態の検査システムは、罫線等の所定形状と、印刷媒体の識別情報と、が予め印刷されている印刷媒体(以下、「プレ印刷媒体」という場合がある。)が複数連続して配列された連続体の各印刷媒体に対して、印字を施し、印字済みの印刷媒体に対して検査を行うように構成されている。
ここで、「印刷媒体」とは、例えばラベル、帳票であるが、材質は紙に限らず、フィルム等の他の材質であってもよい。「所定形状」は限定しないが、罫線の他、枠線、所定の図柄であってもよい。
本開示において「印字媒体」とは、印刷媒体と同様に、印字を施すための媒体であるが、予め印刷されているプレ印刷媒体であってもよいし、予め印刷が何らなされていない媒体(例えば白紙)であってもよい。したがって、「印字媒体」とは、印刷媒体(あるいはプレ印刷媒体)を包含する概念である。
なお、プレ印刷媒体及び印字媒体はいずれも、媒体自体に予め孔やミシン目、スリット等の加工がなされている場合がある。
本開示において「印刷媒体の識別情報」とは、例えば、番号(数字)、文字、記号等によって、ある印刷媒体を他の印刷媒体と区別するために設けられる情報である。「識別情報」は、番号(数字)、文字、記号等のコード情報に限られず、印刷媒体の色や図柄であってもよい。
なお、ここでの「識別情報」とは、複数の印刷媒体の各々に固有に設けられる識別情報である必要はなく、所定数の印刷媒体に同一の識別情報が割り当てられてもよい。
以下の説明では、「印刷媒体の識別情報」が番号である場合について説明する。
一実施形態の検査システムは、描画データを基に上記連続体の各印刷媒体に所定の情報を印字するプリンタと、当該プリンタと通信可能な検査装置と、を含む。
検査装置は、印刷媒体を読み込むことで第1画像データを生成するとともに、印刷媒体に対して所定の情報が印字された、検査対象である印字済み印刷媒体を読み込むことで第2画像データを生成する。印刷媒体の読み込みは、例えばイメージセンサによって行われる。
検査装置は、印刷媒体に対して所定の情報が正しく印字されたか否かの第1の検査と、印刷媒体に印刷されている番号が正しい番号であるか否かの第2の検査とを含む2つの検査を行う。
第1の検査は、描画データ、第1画像データ、及び、第2画像データに基づいて行われる。この検査は、第2画像データから第1画像データを差し引いたデータが、描画データと一致するかどうか判定することにより行われる。
第2の検査は、第1画像データから抽出された番号と、過去に抽出された番号とが一致するか判定を行うことにより行われる。
この2つの検査を行うことで、検査装置は、予め印刷媒体に固有の番号が印刷されている印刷媒体に所定の情報を印字した場合に、当該印刷媒体の印字内容と番号を検査できる。
以下では、より具体的に説明する。
(1)検査システム10の概略構成
図1は、一実施形態の検査システム10の概略的な構成を説明する側面図である。図1に示すように、検査システム10は、プリンタ1及び検査装置2を備える。
プリンタ1は、プリンタ本体35と、プリンタ本体35に対して開閉可能に構成されるカバー36とを有する。プリンタ本体35には、ロール体Rが収容されている。後述するように、ロール体Rは、プレ印刷媒体であるラベルが複数連続して配列されたラベル連続体4が巻回されたものである。ロール体Rから引き出されたラベル連続体4の各ラベルに対して印字が施されて排出口30から外部に排出される。図1に示す例では、ロール体Rから引き出されたラベル連続体4は、補助ローラ33から排出口30に向けてほぼ直線状の搬送路上を搬送される。
図2は、ラベル連続体4の平面図とそのA-A断面を示す断面図である。
図2に示すように、ラベル連続体4は、台紙5と、台紙5上に仮着された複数枚のラベル6と、を有する。複数枚のラベル6は、台紙5上でギャップGを設けて離間しながら配列されている。なお、プリンタ1をインクリボンによる熱転写プリンタとする場合には、ラベル基材61として、加熱によっても感熱発色しない一般的な基材を用いる。
ラベル6のラベル基材61の表面には、プレ印刷部8が予め印刷されている。この例では、プレ印刷部8は、罫線等の所定形状からなる。
台紙5の裏面側には、ラベル連続体4の位置を検出するための位置検出用マーク7が予め印刷されている。台紙5の先端5Aは、ラベル連続体4の先端でもある。
再度図1を参照すると、ロール体Rから引き出されたラベル連続体4の排出口30までの搬送路には、サーマルヘッド14とプラテンローラ15が配置される。サーマルヘッド14は、プラテンローラ15とともにラベル連続体4を挟持しながらラベル連続体4を排出口30に向けて搬送する。サーマルヘッド14は、ラベル連続体4の各ラベル6に印字を行う。
ラベル連続体4の補助ローラ33から排出口30への流れにおいて、サーマルヘッド14を基準にして上流側には、第1の上流側センサ17及び第2の上流側センサ18(それぞれ第1センサの一例)が配置され、下流側には下流側センサ19(第2センサの一例)が配置される。各センサは、サーマルヘッド14に対するラベル連続体4の相対的位置を検出するために設けられている。
第1の上流側センサ17及び第2の上流側センサ18は、ラベル連続体4の位置検出用マーク7およびラベル連続体4のギャップGをそれぞれ検出可能である。
すなわち、サーマルヘッド14の上流側において、被検出部として位置検出用マーク7あるいはギャップGのいずれかを有するラベル連続体4が搬送されてきても、第1の上流側センサ17あるいは第2の上流側センサ18のいずれかによりラベル連続体4の位置を検出可能である。
下流側センサ19は、ラベル連続体4の先端5Aを検出可能である。
第1の上流側センサ17、第2の上流側センサ18および下流側センサ19は、反射型あるいは透過型の光学センサのいずれかを採用することができる。例えば、第1の上流側センサ17は反射型センサ、第2の上流側センサ18は透過型センサ、下流側センサ19は反射型センサである。
なお、下流側センサ19は、プリンタ本体35において、ラベル連続体4の幅方向中央部に配置される。
図1に示すように、プリンタ1の外部には、排出口30に隣接して検査装置2が配置される。検査装置2は、排出口30から排出されるラベル連続体4の各ラベル6に表示された内容を検査する装置である。
検査装置2は、ラベル連続体4の幅方向に延びるイメージセンサ20を備える。イメージセンサ20は、ラベル6の印字面(ラベル基材61の表面)を読み取ることで画像データを生成する。イメージセンサ20として、例えばCIS(Contact Image Sensor)を採用することができる。CISは、撮像素子、レンズ、照明デバイスが一体化されたラインセンサである。好ましくは、イメージセンサ20はカラーセンサであり、ラベル6の印字面の色も検出する。
(2)検査方法
次に、図3及び図4を参照して、一実施形態の検査システム10による検査方法について説明する。
検査装置2では、プリンタ1から排出されたラベル6の印字面について以下の4点の検査を行う。
(検査IA)印字情報(印字された情報であり、図3の例では「ABC」)と描画データの同一性についての検査
(検査IB)印字情報と描画データを搬送方向に引き延ばしたデータ(「引き延ばし描画データ」という。)の同一性についての検査
(検査IC)印字情報の印字された位置が適切かどうかの検査
(検査ID)プレ印刷部8が番号を含む場合に、その番号が正しいか否かの検査
図3において、未印字ラベル6Aは、印字前のラベル6である。未印字ラベル6Aは、検査開始前にイメージセンサ20に読み込まれ、未印字ラベル画像データ6Aiとして検査装置内部に記録される。また、未印字ラベル6Aに印字すべき描画データ60は、プリンタ1での印字開始前にプリンタ内部のデータバッファに書き込まれている。この描画データ60が検査開始前に検査装置2に送られる。
検査が開始されると、プリンタ1が描画データ60に基づいて未印字ラベル6Aに対して印字を行い、印字済みラベル6Bがプリンタ1から排出(発行)される。この印字済みラベル6Bがイメージセンサ20に読み込まれ、印字済みラベル画像データ6Biとして検査装置内部に記録される。
ここで、検査IAは、印字済みラベル画像データ6Biから未印字ラベル画像データ6Aiを差し引いたデータが、描画データ60と一致するかどうか判定することにより行われる。
検査IBは、印字済みラベル画像データ6Biから未印字ラベル画像データ6Aiを差し引いたデータが、引き延ばし描画データ60eと一致するかどうか判定することにより行われる。引き延ばし描画データ60eは、描画データ60をラベル6の搬送方向に所定比率、引き延ばしたデータであり、検査装置2の内部で生成される。この検査では、搬送方向と直交する方向の一致判定の基準に対して搬送方向の一致判定の基準を緩和する。
検査IBを行うのは、以下の理由からである。すなわち、ラベルプリンタの特性としてラベルの搬送方向に印字画像が僅かに伸びることがある。これは、例えば、プリンタ1をインクリボンによる熱転写プリンタとする場合のインクリボンの引っ張り等による影響である。そこで、印字済みラベル6Bの印字画像(図3の例では「ABC」)がラベルの搬送方向に僅かに伸びた場合でも上記一致するかどうかの判定に影響を与えないようにする。
検査ICでは、印字済みラベル画像データ6Biを対象として、当該画像データに含まれる印字画像がラベル6内の適切な位置にあるか検査する。
図4を参照すると、印字済みラベル画像データ6Biにおいて、プレ印刷部8(図2参照)に対応する印刷領域p1~p3と印字画像の印字領域p4が認識される。
検査装置2は、ラベル6の搬送方向をY軸とし、搬送方向と直交する方向をX軸とした場合に、X軸方向の印字領域間の間隔g1,g2と、Y軸方向の印字領域間の間隔g3,g4とが、それぞれ所定の設計範囲内にあるか否か判定される。なお、これらの間隔の設定は、図2に例示したプレ印刷部8と図3に例示した印字内容に対応したものである。プレ印刷部と印字内容に応じて間隔の設定は適宜定義される。
検査IDに関し、プレ印刷部8が番号Num(図示の例では「8」)を含む場合のラベル連続体4の例を図5に示す。プレ印刷部8に番号Numが含まれている場合、検査装置2は、OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)設定を行い、プレ印刷部8に含まれる番号Numを認識して保存する。そして、後続して発行されるラベル6の画像から認識した番号と、保存しておいた番号とが一致するか否か、ラベル単位で判断する。
プリンタ1に装着されるロール体Rのラベル連続体4には、同一の番号が印刷された複数のラベルが含まれているが、仮に異なる番号が印刷されたラベルがラベル連続体4に混在している場合には、当該ラベルを検査IDで検出することができる。
なお、検査IAと検査IBは必ずしも両方実行する必要はない。
検査IAが合格した場合には検査IBを実行せず、検査IAが合格しない場合に検査IBを実行してもよい。上述したように、検査IBは検査IAと比較して搬送方向の一致判定の基準を緩和しているため、検査IAが合格した場合には検査IBを実行する必要は必ずしもない。
例えば、検査IAと検査IBは1つの検査として統合し、この統合検査では、検査IAが合格した場合には統合検査を合格とし、検査IAが合格しなかった場合でも検査IBを実行し、検査IBが合格した場合には許容可能として統合検査を合格としてもよい。
また、検査IDは、OCR設定を行わなくても実行できる。
すなわち、検査IDは、以下のように行ってもよい。図5の例を参照すると、プレ印刷部8に番号Numが含まれている場合、検査装置2は、印字ジョブ内の1枚目の、番号Numを含むプレ印刷部8の画像(1番目画像)を保存する。そして、1番目画像から抽出される番号Numと、順次生成される2枚目以降のラベル6の画像の各々から抽出される番号Numとを比較し、一致するか検査を行う。このように、比較対象となる画像のうち検査対象となる部分(番号Numがある部分)をそれぞれ抽出し、抽出した部分の画像としての同一性を検査することによって検査IDを行ってもよい。一実施形態では、2つの画像の同一性の検査は、両者で対応する位置の画素におけるドットの有無の一致度合いである。
(3)検査システム10の各部のハードウェア構成
次に、図6を参照して、検査システム10のハードウェア構成について説明する。
図6に示すように、プリンタ1は、制御部11、操作入力部12、ステッピングモータ13、通信部16、操作入力部31、表示部32、及び、データストレージ34を含む。
制御部11は、CPU111、ROM112、RAM113、及び、データバッファ114を有する。
CPU111は、ROM112に格納されているファームウェアをRAM113に展開して実行し、プリンタ1の様々な機能を実現する。
ステッピングモータ13は、ファームウェアによる指令に基づき、プラテンローラを正転方向又は逆転方向に回転駆動させることで、ラベル連続体4を搬送させる。
データストレージ34は、例えばSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置であり、図示しないホストコンピュータから取得した印字データや各種のフォーマットデータを格納している。
ファームウェアは、印字ジョブが発生すると、データストレージ34に格納されている印字データやフォーマットデータを基に描画データを生成し、生成した描画データをデータバッファ114に格納する。ファームウェアはさらに、データバッファ114に格納された描画データから行単位のラインデータを順次生成し、サーマルヘッド14に送る。サーマルヘッド14は、受信したラインデータに基づき、サーマルヘッド14に設けられる複数の発熱素子に選択的に電流を流すことで、搬送されるラベル6上に印字を行う。
通信部16は、検査装置2との間で予め定義されている通信プロトコルに従って通信を行う通信インタフェースである。例えば、通信部16は、検査装置2から検査結果のデータを受信する。
操作入力部31は、例えば、ボタン、あるいは表示部32の表示パネルに実装されるタッチ入力装置等の入力装置を含み、ユーザによる操作入力を受け付ける。
表示部32は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネル及び表示駆動回路を含み、ファームウェアの実行結果や検査装置2から取得する検査結果を表示する。また、表示部32は、検査設定処理(後述する)の処理結果を表示する。
図6に示すように、検査装置2は、イメージセンサ20、制御部21、及び、通信部22を含む。
制御部21は、CPU211、ROM212、RAM213、及び、不揮発性メモリ214を有する。
CPU211は、ROM212に格納されている検査プログラムをRAM213に展開して実行し、上述した検査IA~IDを実行する。
図3を参照して説明したように、検査装置2は、イメージセンサ20によって未印字ラベル画像データ6Aiと印字済みラベル画像データ6Biを生成し、プリンタ1から描画データ60を取得する。不揮発性メモリ214(記憶部の一例)には、これらの画像データ及び描画データが格納される。また、検査プログラムは、描画データ60を基に引き延ばし描画データ60eを生成し、不揮発性メモリ214に格納する。
通信部22は、プリンタ1との間で予め定義されている通信プロトコルに従って通信を行う通信インタフェースである。通信部22はプリンタ1から、例えば検査のための設定要求や描画データを受信する。
制御部21のCPU211が検査プログラムを実行することで、制御部21は、第1画像データ生成部、第2画像データ生成部、印字検査部、抽出部、及び、媒体検査部として機能する。
(a)第1画像データ生成部
図3を参照すると、第1画像データ生成部は、未印字ラベル6A(プレ印刷媒体の一例)を読み込むことで、未印字ラベル画像データ6Ai(第1画像データの一例)を生成する。
(b)第2画像データ生成部
図3を参照すると、第2画像データ生成部は、未印字ラベル6Aに対して所定の情報が印字された、検査対象である印字済みラベル6B(印字済み印刷媒体の一例)を読み込むことで、印字済みラベル画像データ6Bi(第2画像データの一例)を生成する。
(c)印字検査部
図3を参照すると、印字検査部は、プリンタ1から取得する描画データ60、未印字ラベル画像データ6Ai、及び、印字済みラベル画像データ6Biに基づいて、所定の情報が未印字ラベル6Aに正しく印字されたか検査を行う。この検査は、上記検査IAに相当する。
一実施形態では、印字検査部は、ラベル連続体4の最初のラベルに続く2枚目以降の各ラベルに対して、描画データ60、不揮発性メモリ214に記憶された未印字ラベル画像データ6Ai、及び、検査対象のラベル(印字済み印刷媒体)に対して生成された印字済みラベル画像データ6Biに基づいて、所定の情報が正しく印字されているか検査を行う。
(d)抽出部
図5を参照すると、抽出部は、未印字ラベル画像データ6Aiから番号Num(識別情報の一例)を抽出する。
(e)媒体検査部
媒体検査部は、抽出部によって抽出された番号Numと、抽出部によって過去に抽出された番号Numとが一致するか検査を行う。この検査は、上記検査IDに相当する。
一実施形態では、制御部21は、印字された所定の情報がラベル上の適切な位置にあるかどうかの検査(上記検査ICに相当する検査)を行う検査部として機能してもよい。
さらに一実施形態では、制御部21は、プリンタ1から取得した描画データ60(図3参照)を、ラベル連続体4の搬送方向に合致する方向に所定比率引き延ばした引き延ばし描画データ60e(図3参照;第2描画データの一例)を生成する描画データ生成部として機能してもよい。
その場合、上記印字検査部は、引き延ばし描画データ60e、未印字ラベル画像データ6Ai、及び、印字済みラベル画像データ6Biに基づいて、所定の情報が正しく印字されたか検査を行う。この検査は、上記検査IBに相当する。
すなわち、描画データ自体と描画データを引き延ばしたデータとの両方に基づいて、ラベルに印字された情報が正しいか判断することで、ラベル連続体4の搬送方向に印字された情報が引き延ばされる場合があるプリンタ1の特性を考慮した検査を行うことができる。
(4)検査システム10の動作
次に、図7及び図8を参照して、検査システム10の動作について説明する。
図7は、検査システム10の動作を示すシーケンスチャートである。
図7において、プリンタ1から発行されるラベル6を検査するには、先ず検査設定を行う必要がある。検査設定を行うには、ユーザがプリンタ1の操作入力部31から検査設定を要求するための操作を行う(ステップS6:YES)。検査設定を要求するための操作が行われると、プリンタ1と検査装置2が協働して検査設定処理を行う(ステップS8)。なお、検査設定を要求するための操作が行われない場合(ステップS6:NO)、通常設定となり、発行したラベル6に対して検査が行われない。
検査設定処理の詳細が図8のフローチャートに示される。検査設定処理は、プリンタ1と検査装置2の間の通信を通して、プリンタ1の操作入力部31及び表示部32を利用したユーザインタフェースにより実行される。
検査設定処理では先ず、検査モードM1又は検査モードM2のいずれかの検査モードを選択するための画面がプリンタ1の表示部32に表示される(ステップS40)。検査モードM1は、プレ印刷無しラベルを検査するためのモードである。検査モードM2は、プレ印刷有りラベルを検査するためのモードである。
ステップS40において検査モードM1が選択されると、プリンタ1が印字を行わずにラベル連続体の搬送を行う。検査装置2は、搬送されたラベル連続体の先頭にあるプレ印刷無しラベル(未印字ラベル)の画像(未印字ラベル画像データ)をイメージセンサ20から読み込む(ステップS42)。読み込んだ画像はユーザによる操作に応じて検査装置2の不揮発性メモリ214に保存することができる(ステップS44:YES,S46)。なお、プレ印刷無しラベル(未印字ラベル)を読み込むのは、プレ印刷無しラベルに色が付いている場合にその色を含めた画像データを取得するためである。
ステップS40において検査モードM2が選択されると、プリンタ1が印字を行わずにラベル連続体4(例えば図6参照)の搬送を行う。検査装置2は、搬送されたラベル連続体の先頭にあるプレ印刷有りラベル(未印字ラベル6A)の画像(未印字ラベル画像データ)をイメージセンサ20から読み込む(ステップS48)。読み込んだ画像はユーザによる操作に応じて検査装置2の不揮発性メモリ214に保存することができる(ステップS50:YES,S52)。
図5に示したように、プレ印刷有りラベルのプレ印刷部8に番号が含まれている場合、検査装置2は、OCR設定を行う(ステップS54)。OCR設定では、ステップS48において読み込んだ画像に含まれる文字を認識し、認識した文字が検査装置2の不揮発性メモリ214に保存される。
図7の説明に戻る。
検査設定処理が終了すると、プリンタ1は、オンライン状態となる(ステップS10)。その後、図示しないホストコンピュータから印字データを含む印字ジョブを受信する(ステップS12)。印字ジョブは、例えば、印字データに基づいて所定数のラベルを発行する指示である。
プリンタ1は、印字ジョブに応じて印字データを基に描画データを生成し(ステップS14)、データバッファ114に格納する。また、プリンタ1は、生成した描画データを検査のために検査装置2に送信する(ステップS16)。
プリンタ1は、生成した描画データを基に印字を実行する(ステップS18)。すなわち、プリンタ1のファームウェアが、データバッファ114に格納した描画データから行単位のラインデータを順次生成してサーマルヘッド14に送ることで、ラベル連続体4の先頭ラベルに対する印字が行われる。
検査装置2は、プリンタ1によって印字されて排出される印字済みラベルを1枚ずつ検査する。
すなわち、検査装置2は、プリンタ1から排出された印字済みラベルを読み込むことで(ステップS20)、印字済みラベル画像データを取得する。そして、検査装置2は、この印字済みラベル画像データと、ステップS8の検査設定処理により不揮発性メモリ214に記憶されている未印字ラベル画像データと、ステップS16において取得した描画データと、に基づいて、プリンタ1から排出(発行)されたラベルの印字面の検査を実行する(ステップS22)。
ステップS22において実行される検査は、図3~図5を参照して説明した検査IA~IDである。
なお、前述したように、OCR設定は必ずしも必須ではないため、図8のステップS54は実行しなくてもよい。その場合、図7のステップS22では、図5の例を参照すると、プレ印刷部8に番号Numが含まれている場合、検査装置2は、ステップS20で取得した印字ジョブ内の1番目画像を保存しておく。そして、検査装置2は、1番目画像から抽出される番号Numと、順次ステップS20で読み込まれる当該印字ジョブ内の2枚目以降のラベルの画像の各々から抽出される番号Numとを比較し、一致するか検査を行う。
検査装置2は、ラベル1枚について検査を実行する度に検査結果を記録するとともに(ステップS24)、検査結果を表示させるためにプリンタ1に送信する(ステップS26)。ステップS18~S26は、印字ジョブが終了するまで、つまり、印字ジョブによって指示される数量のラベルが発行されるまで繰り返される(ステップS28)。
なお、ステップS22の検査において、検査ID(プレ印刷部に含まれる番号の検査)では、印字ジョブの1枚目の印字済みラベルに基づくOCR設定により認識した番号が検査装置2の不揮発性メモリ214に格納される。そして、印字ジョブの2枚目の印字済みラベルに基づくOCR設定により認識した番号が、不揮発性メモリ214に格納されている番号(1枚目のラベルの番号)と一致するか否かの検査が行われる。
ここで、検査装置2は、プリンタ1に対して指示された所定数のラベルに対する印字が終了する前にラベル連続体4が終了したことを検出した場合には、新たにセットされたラベル連続体4の最初のラベルを読み取って生成された画像データ(例えば、図3の未印字ラベル画像データ6Ai)を不揮発性メモリ214に記憶させないように制御することが好ましい。つまり、印字ジョブが終了するまでは、その途中でロール体を交換する状況が発生しても新たなロール体の各ラベルに対する検査は、既に不揮発性メモリ214に格納されている画像データ(ロール体の交換前に記憶させた画像データ)に基づいて検査を行う。それによって、同一の印字ジョブに対する所定数のラベルに対する検査が、共通の画像データに基づいて行われることになり、検査の精度が向上する。
ラベル連続体4が終了したということは、印字媒体が無くなったことと等価である。
ラベル連続体4が終了したことを検出する方法は限定しないが、例えば、ステッピングモータ13を所定ステップ数、回転駆動する間に第1の上流側センサ17又は第2の上流側センサ18によりラベル連続体4を検出しない場合、ラベル連続体4が終了したと判断できる。
なお、プリンタ1が熱転写プリンタの場合には、インクリボンが終了したときに同様の処理を行ってもよい。
以上説明したように、実施形態に係る検査システム10において検査装置2は、少なくとも、ラベルに対して所定の情報が正しく印字されたか否かの第1の検査(上記検査IA)と、ラベルに印刷されている番号が正しい番号であるか否かの第2の検査(上記検査ID)とを含む2つの検査を行う。この2つの検査を行うことで、検査装置2は、予め番号が印刷されているラベルに所定の情報を印字した場合に、当該ラベルの印字内容と番号を検査することができる。
イメージセンサ20はカラーセンサに限られないが、カラーセンサとすることで、予め所定の色が付されている色付きラベルの色についても検査することができる。この検査は、図3を参照すると以下のようにして行うことができる。
検査装置2の制御部21は、未印字ラベル6Aを読み取って生成した未印字ラベル画像データ6Aiから、プレ印刷部に相当する印刷領域p1~p3を除く印字面の色情報を画素単位で取得し、不揮発性メモリ214に記憶させる。次いで、順次、印字されて発行される印字済みラベル6Bを読み取って生成した印字済みラベル画像データ6Biから、印刷領域p1~p3と印字領域p4を除く印字面の色情報を画素単位で取得し、取得した色情報と、不揮発性メモリ214に記憶している色情報とを、対応する画素同士で比較して一致するか否か判断する。なお、対応する画素同士をすべて比較せず、一部の画素同士を比較して判断してもよい。
(5)好ましい搬送制御
ラベルのプレ印刷部に番号が含まれている場合に、ラベルを発行するときの運用は、例えば以下のようにして行われる。
ある番号が印刷されている複数のラベル(例えば、すべて「8」が印刷されているラベル)が配列されているラベル連続体を巻回したロール体を検査装置2にセットし、ロール体の各ラベルに印字を行うとともに各ラベルの検査を行う。当該ロール体のラベルが終了すると、別の番号が印刷されている複数のラベル(例えば、すべて「9」が印刷されているラベル)が配列されているラベル連続体を巻回した新たなロール体を検査装置2にセットし、ロール体の各ラベルに印字を行うとともに各ラベルの検査を行う。
つまり、異なる番号がラベルに印刷された複数のロール体を順次、プリンタ1にセットして印字、発行、検査する運用が行われる。
一実施形態では、このような運用において、新たなロール体を検査装置2にセットしたときに当該ロール体の先頭のラベルから無駄なく印字を行うために、プリンタ1は、第1の上流側センサ17、第2の上流側センサ18、及び、下流側センサ19からの信号を利用して搬送制御を行う。この搬送制御は、制御部11のファームウェアによって行われる。この搬送制御について図1及び図9を参照して説明する。
図9は、プリンタ1の好ましい搬送制御を説明するための図であり、ラベル連続体4の状態ST1~ST6の順に、ラベル連続体4の先頭部分と各センサの検出位置の位置関係を示している。
ロール体を取り替える場合、カバー36を開放してプリンタ1に新たなロール体をセットする。セットしたロール体からラベル連続体4の先頭部分を引き出し、ラベル連続体4の先端5Aをプラテンローラ15とサーマルヘッド14の間に差し込み、カバー36を閉鎖する。
先ず、制御部11は、第1の上流側センサ17又は第2の上流側センサ18が、ラベル連続体4(図2に示した位置検出用マーク7又はギャップG)を検出したかを判断する。ラベル連続体4を検出した場合には(図9の状態ST1)、制御部11は、ステッピングモータ13を制御してプラテンローラ15の回転(順方向回転)を開始する。すると、ラベル連続体4は、サーマルヘッド14とプラテンローラ15の間で挟持された状態で、プラテンローラ15の回転によりプラテンローラ15を超えて、下流側センサ19の方向に搬送されていく。なお、図9の状態ST2は、ラベル連続体4の先頭部分がプラテンローラ15に差し込まれた状態を示している。
次いで、下流側センサ19がラベル連続体4の先端5Aを検出すると(図9の状態ST3)、制御部11は、プラテンローラ15を逆転操作してラベル連続体4を上流側に逆搬送することにより、ラベル連続体4を印字開始位置にセットする(図9の状態ST4)。印字開始位置は、ラベル連続体4の先頭のラベル6においてサーマルヘッド14によって印字を開始する位置である。
なお、下流側センサ19がラベル連続体4の先端5Aを検出しない場合には、エラーであると判断する。第1の上流側センサ17及び第2の上流側センサ18の各々とプラテンローラ15における印字位置との間隔、さらに、この印字位置と下流側センサ19との間隔は既知であるため、ステッピングモータ13が所定のステップ量だけ駆動した後もラベル連続体4の先端5Aを検出しない場合にはエラーと判断できる。
状態ST4に示すように、プラテンローラ15をラベル連続体4の先頭のラベルの印字開始位置にセットした状態で、制御部11は先頭のラベル6に対して印字を行い、それによってラベル6がプリンタ1から排出される(図9の状態ST5)。プリンタ1から排出されたラベル6(印字済みラベル)は、イメージセンサ20により読み取られ、検査装置2により検査が行われる。
先頭のラベル6(印字済みラベル)の読み取りが行われた後、制御部11は、プラテンローラ15を逆転操作してラベル連続体4を上流側に逆搬送することにより、ラベル連続体4を、2枚目のラベル6(未印字ラベル)の印字開始位置にセットする(図9の状態ST6)。イメージセンサ20とプラテンローラ15における印字位置との間隔は既知であるため、制御部11は、ラベル連続体4の2枚目のラベル6が印字開始位置にセットされるように、ステッピングモータ13を所定のステップ量だけ逆方向に駆動する。
以後、所定枚数のラベル6の印字、検査が行われるまで、状態ST5,ST6が繰り返されるようにして搬送制御される。
以上説明したように、一実施形態では、プリンタ1の制御部11は、以下の(I),(II)に示すように、ラベル連続体4に対する搬送制御を行う搬送制御部として機能する。
(I)ラベル連続体4がプリンタ1にセットされた場合には、第1の上流側センサ17又は第2の上流側センサ18がラベル連続体4を検出するとプラテンローラ15を正転駆動させる。
(II)下流側センサ19がラベル連続体4の先端5Aを検出するとプラテンローラ15を逆転駆動させ、ラベル連続体4を、ラベル連続体4に配列されている最初のラベル6に対する印字が可能となる位置にする。
そのため、異なる番号が印刷されているラベルからなる複数のロール体を順次、プリンタ1にセットして印字、検査を行う場合、各ロール体の1枚目のラベル6から印字、検査を行うことが可能となり、1枚のラベル6も無駄にすることがない。
以上説明したように、一実施形態のプリンタは、以下の構成を備える。
(i)印字部の上流側に配置されて連続体を検出可能な第1センサ
(ii)印字部の下流側に配置されて連続体を検出可能な第2センサ
(iii)連続体が前記プリンタにセットされた場合には、第1センサが連続体を検出するとプラテンローラを正転駆動させ、第2センサが前記連続体の先端を検出するとプラテンローラを逆転駆動させ、連続体を、連続体に配列されている最初の印刷媒体に対する印字が可能となる位置にする搬送制御部
(6)第1の変形例
次に検査システムの変形例について説明する。
プリンタに対して指示された所定数のラベルに対する印字が終了する前にラベル連続体が終了したことを検出した場合には、新たにセットされたラベル連続体の最初のラベルを読み取って生成された画像データを不揮発性メモリに記憶させないようにすることが好ましいことは既に述べた。
その場合、さらに好ましくは、プリンタの印字部がプラテンローラと近接する第1位置と離間する第2位置との間で移動可能な構造を備えている場合に、次のように制御する。つまり、ラベル連続体が終了しただけでなく、印字部が第1位置から第2位置に移動した後、さらに第1位置に移動したことを条件として上記画像データを不揮発性メモリに記憶させないように制御する。上記構造のプリンタでは、ラベル連続体が終了してロール紙を交換する際には必ず、印字部を第1位置から第2位置に移動させるため、同一の印字ジョブに対する所定数のラベルに対する検査が、共通の画像データ(つまり、最初のラベルの画像データ)に対して行われることが、より確実になる。
以下、プラテンローラと近接する第1位置と離間する第2位置との間で移動可能な構造を備えたプリンタの一例であるプリンタ1Aについて図10及び図11を参照して説明する。図10は、一実施形態のプリンタ1Aの内部についての側面図である。図11は、図10に示すプリンタ1Aの印字部の閉止位置と開放位置を示す概略的な斜視図である。
図10を参照すると、プリンタ1Aの内部には、ロール体Rが収容されるとともに、ロール状に巻き取られたインクリボンRBを回転自在の状態で支持するリボン供給部72aと、印字済みのインクリボンRBを巻き取り回収するリボン巻き取り部72bと、が配置される。
ロール体Rは、ラベル連続体4がロール状に巻回されたものである。ラベル連続体4の巻き方には、表巻きと裏巻きの2種類がある。表巻き(図10の4s)では、ラベル連続体4のラベルがロール体Rの外周面に位置する状態で巻回される。裏巻き(図10の4b)では、ラベル連続体4のラベルがロール体Rの内周面に位置する状態で巻回される。
図10に示すように、印字部71は、印字ヘッド73と、印字ヘッド73の下方に配置された支持台74と、を備え、ラベル連続体4のラベルに印字を行う。
印字ヘッド73は、後述するように開閉自在の状態でプリンタ1Aの内部に設置されている。印字ヘッド73が閉止位置にあるときには、印字ヘッド73と支持台74との間に通紙ルートが形成される。通紙ルートは、発行口に繋がっている。支持台74には、印字ヘッド73の閉止位置を維持するヘッドロックレバー76が設置されている。ヘッドロックレバー76を操作すると、印字ヘッド73の前方部が持ち上がり、印字ヘッド73が開放位置(プラテンローラ15に対して離間する位置)に移動するようになっている。
プリンタ1Aでは、ロール体Rから引き出されたラベル連続体4(4s,4b)は、印字ヘッド73と支持台74との間の通紙ルートに搬送され、その途中においてラベル連続体4のラベルに印字処理がなされる。印字処理の後、ラベル連続体4は、プラテンローラ15の回転に伴って搬送され、発行口からプリンタ1Aの外部に排出されるようになっている。
図11に示すように、印字ヘッド73は、後方に設けられる揺動軸S1を中心にX軸回りに揺動することで開閉可能である。印字ヘッド73の下面には、サーマルヘッド14が通紙ルートに向けた状態で設置されている。
印字ヘッド73の前方側の下面にはサーマルヘッド14を挟むように凹状爪79,79が設けられている。印字ヘッド73の下面において凹状爪79の後方には、印字ヘッド73の両側面から外方に突出するピン80,80が設けられている。
印字ヘッド73は、揺動軸S1に装着された捩りばね(図示せず)により開方向に付勢されているが、印字ヘッド73の下部のピン80,80に、支持台74のロック爪82,82が引っ掛かることにより閉止位置が維持されている。ロック爪82は、ヘッドロックレバー76を後方に操作すると、それに連動して後方に移動し、ピン80から外れるようになっている。ロック爪82がピン80から外れると、図11に示すように、印字ヘッド73は、捩りばね(図示せず)の付勢力により自動的に開き、開放位置に移動するようになっている。
印字ヘッド73が閉止位置にあるときには、印字ヘッド73の凹状爪79,79がプラテンローラ15の回転軸S2の両端部に嵌められるようになっている。
図11では、印字ヘッド73が閉止位置にあることは、印字部71がプラテンローラ15と近接する第1位置にあることに相当する。印字ヘッド73が開放位置にあることは、印字部71がプラテンローラ15と離間する第2位置にあることに相当する。
このプリンタ1Aでは、ラベル連続体4が終了しただけでなく、印字ヘッド73が閉止位置から開放位置に移動し、さらに閉止位置に移動したことを条件として、画像データを不揮発性メモリ(例えば図6の不揮発性メモリ214)に記憶させないように制御される。
(7)第2の変形例
次に、上述した検査システム10において検査装置2によって実行される検査方法の第2の変形例について説明する。
この変形例では、検査装置2は、プリンタから排出されるラベル連続体のラベルの印字面について以下の検査IA及び検査IEのうちいずれかの検査を選択的に行う。具体的には、印字対象となる所定数のラベル(複数の印字媒体の一例)に適用される描画データに連番が含まれている場合等、検査対象の所定数の印字済みラベルに対して適用される描画データが可変である(つまり、異なる場合がある)ときには、以下の検査IAが行われる。他方、食品に貼付されるラベルに適用される描画データのように、検査対象の所定数の印字済みラベルに対して適用される描画データが同一であるときには、以下の検査IEが行われる。
なお、本変形例の検査方法が適用されるラベルは、プレ印刷媒体であってもよいしプレ印刷媒体でなくてもよい。
(検査IA)印字情報と描画データの同一性についての検査
検査IAの検査内容は、既に図3を参照して説明したとおりである。すなわち、図3を再度参照すると、検査IAでは、印字済みラベル画像データ6Biから未印字ラベル画像データ6Aiを差し引いたデータが、描画データ60と一致するかどうか判定する。
(検査IE)印字ジョブにおいて最初の印字済みラベルと2枚目以降の各印字済みラベルの同一性についての検査
検査IEについて図3を参照して説明する。
検査が開始されると、プリンタ1が描画データ60に基づいて1枚目の未印字ラベル6Aに対して印字を行い、印字済みラベル6Bがプリンタ1から排出される。この1枚目の印字済みラベル6Bがイメージセンサ20に読み込まれ、1枚目の印字済みラベル画像データ6Bi(「6Bi_1」とする。)として検査装置内部に記録される。
2枚目以降の印字済みラベル6Bについても順次イメージセンサ20に読み込まれ、2枚目以降の印字済みラベル画像データ6Bi_2,6Bi_3,…が検査装置内部に記録される。このとき、2枚目以降の印字済みラベル画像データ6Bi_2,6Bi_3,…が記録される度に、それぞれ1枚目の印字済みラベル画像データ6Bi_1と同一であるか判定する(画像としての同一性の判定を行う)ことで、所定の情報が前記ラベルに正しく印字されたか検査を行う。
なお、検査IEでは、画像同士を比較するため、未印字のラベルが適切なラベルであるかについても検査できる。例えば、1枚目の未印字ラベルが白色であり、2枚目以降の未印字ラベルが色付きである場合、又は、1枚目の未印字ラベルがスリットやミシン目がなく、2枚目以降の未印字ラベルがスリット付き若しくはミシン目付きである場合、画像同士を比較することで違いを検出できる。
次に、図7及び図12を参照して、本変形例における検査システム10の動作について説明する。
図12は、この変形例における検査設定処理(図7のステップS8)の詳細を示すフローチャートである。以下の説明では、図7のシーケンスチャートにおいて、この変形例に特有の事項についてのみ言及し、重複説明を省略する。
図12を参照すると、検査設定処理では先ず、検査モードM1A(第1検査モードの一例)、又は検査モードM2A(第2検査モードの一例)のいずれかの検査モードを選択するための画面がプリンタ1の表示部32に表示される(ステップS60)。検査モードM1Aは、描画データが可変である場合のモードである。検査モードM2Aは、描画データが同一である場合のモードである。検査モードM1A,M2Aではそれぞれ、先に説明した検査IA、検査IEが適用される。
ステップS60において検査モードM1Aが選択されると、プリンタ1が印字を行わずにラベル連続体の搬送を行う。検査装置2は、搬送されたラベル連続体の先頭にある未印字ラベルの画像(未印字ラベル画像データ)をイメージセンサ20から読み込む(ステップS62)。読み込んだ画像はユーザによる操作に応じて検査装置2の不揮発性メモリ214に保存することができる(ステップS64:YES,S66)。
ステップS60において検査モードM2Aが選択された場合には、何も行わない。
検査モードM1Aが選択された場合、図7のステップS22では、上記検査IAが実行される。
他方、検査モードM2Aが選択された場合、図7のステップS22では、上記検査IEが実行される。この場合、検査装置2は、ステップS20において1枚目、2枚目、…の印字済みラベルが順次読み込まれ、ステップS22では、2枚目以降の印字済みラベル画像データがそれぞれ1枚目の印字済みラベル画像データと同一であるか判定する。
この変形例では、制御部21(図6参照)のCPU211が検査プログラムを実行することで、制御部21は、検査モード選択部、第1画像データ生成部、第2画像データ生成部、第1検査部、及び、第2検査部として機能する。
検査モード選択部は、検査モードM1A又は検査モードM2Aのいずれかの検査モードに対するユーザ入力を受け付け、ユーザ入力に応じて検査モードを選択する。
第1画像データ生成部、及び、第2画像データ生成部については既に説明したとおりである。
第1検査部は、検査モード選択部によって検査モードM1Aが選択された場合に、上記検査IAに相当する検査を実行する。
第2検査部は、検査モード選択部によって検査モードM2Aが選択された場合に、上記検査IEに相当する検査を実行する。
この変形例に係る検査方法によれば、例えば所定数のラベルに対して描画データが可変である場合、各ラベルの表示内容がそれぞれ異なるものとなるため、検査IAによる緻密な検査を行う。また、所定数のラベルに対して描画データが同一である場合、各ラベルの表示内容は同一となるはずなので、検査IEによる比較的簡易的な検査を行う。このように、本変形例の検査方法によれば、描画データに応じてより適切な検査内容を設定することが可能となる。
以上、本発明の検査システム及び検査方法の一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
10…検査システム
1,1A…プリンタ
11…制御部
111…CPU
112…ROM
113…RAM
114…不揮発性メモリ
115…データバッファ
12…操作入力部
13…ステッピングモータ
14…サーマルヘッド
16…通信部
15…プラテンローラ
17…第1の上流側センサ
18…第2の上流側センサ
19…下流側センサ
30…排出口
31…操作入力部
32…表示部
33…補助ローラ
34…データストレージ
35…プリンタ本体
36…カバー
2…検査装置
20…イメージセンサ
21…制御部
211…CPU
212…ROM
213…RAM
22…通信部
4…ラベル連続体
5…台紙
5A…先端
6,6n…ラベル
61…ラベル基材
62…粘着剤層
6A…未印字ラベル
6B…印字済みラベル
6Ai…未印字ラベル画像データ
6Bi…印字済みラベル画像データ
7…位置検出用マーク
8…プレ印刷部
60…描画データ
60e…引き延ばし描画データ
G…ギャップ
R…ロール体
Num…番号

Claims (7)

  1. プリンタと、前記プリンタと通信可能な検査装置と、を含む検査システムであって、
    前記プリンタは、
    罫線等の所定形状と、印刷媒体の識別情報と、が予め印刷されている印刷媒体が複数連続して配列された連続体を搬送するプラテンローラと、
    印字ジョブにおいて、描画データに基づき、前記連続体の各印刷媒体に対して所定の情報を印字する印字部と、を備え、
    前記検査装置は、
    前記所定の情報を印字する前の印刷媒体を読み込むことで、第1画像データを生成する第1画像データ生成部と、
    前記印刷媒体に対して前記所定の情報が印字された、検査対象である印字済み印刷媒体を読み込むことで、第2画像データを生成する第2画像データ生成部と、
    前記描画データ、前記第1画像データ、及び、前記第2画像データに基づいて、前記所定の情報が各印刷媒体に正しく印字されたか検査を行う印字検査部と、
    前記第1画像データから前記識別情報を抽出する抽出部と、
    前記印字ジョブ内の2枚目以降の各々の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される各識別情報が、前記印字ジョブ内の1枚目の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される識別情報と一致するか検査を行う媒体検査部と、を備えた、
    検査システム。
  2. 前記検査装置は、前記描画データを、前記連続体の搬送方向に合致する方向に所定比率引き延ばした第2描画データを生成する描画データ生成部を備え、
    前記印字検査部は、前記第2描画データ、前記第1画像データ、及び、前記第2画像データに基づいて、前記所定の情報が正しく印字されたか検査を行う、
    請求項1に記載された検査システム。
  3. 前記検査装置は、前記連続体の複数の前記印刷媒体のうち最初の印刷媒体から生成された第1画像データを記憶する記憶部を備え、
    前記印字検査部は、前記最初の印刷媒体に続く2枚目以降の各印刷媒体に対して、前記描画データ、前記記憶部に記憶された第1画像データ、及び、検査対象の印字済み印刷媒体に対して生成された第2画像データに基づいて、前記所定の情報が正しく印字されているか検査を行う、
    請求項1又は2に記載された検査システム。
  4. 前記検査装置は、
    前記プリンタに対して指示された所定数の前記印刷媒体に対する印字が終了する前に前記連続体が終了したことを検出した場合には、新たにセットされた連続体の最初の印刷媒体から生成された第1画像データを前記記憶部に記憶させないように制御する制御部を備えた、
    請求項3に記載された検査システム。
  5. 前記印字部は、前記プラテンローラと近接する第1位置と、前記印字部が前記プラテンローラと離間する第2位置との間で、移動可能であって、
    前記制御部は、前記印字部が前記第1位置から前記第2位置に移動した後、再度前記第1位置に移動した場合には、新たにセットされた連続体の最初の印刷媒体から生成された第1画像データを前記記憶部に記憶させないように制御する、
    請求項4に記載された検査システム。
  6. プリンタによって印字された内容を検査する検査方法であって、
    罫線等の所定形状と、印刷媒体の識別情報と、が予め印刷されている印刷媒体を読み込むことで、第1画像データを生成し、
    前記第1画像データから前記識別情報を抽出し、
    印字ジョブにおいて、前記印刷媒体が複数連続して配列された連続体を搬送して、描画データに基づき、各印刷媒体に対して所定の情報を順次印字し、
    前記印刷媒体に対して前記所定の情報が印字された印字済み印刷媒体を読み込むことで、第2画像データを生成し、
    前記描画データ、前記第1画像データ、及び、前記第2画像データに基づいて、前記所定の情報が各印刷媒体に正しく印字されているか検査し、
    前記印字ジョブ内の2枚目以降の各々の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される各識別情報が、前記印字ジョブ内の1枚目の印刷媒体を基に生成される第1画像データから抽出される識別情報と一致するか検査を行う、
    検査方法。
  7. プリンタと、前記プリンタと通信可能な検査装置と、を含む検査システムであって、
    前記プリンタは、
    複数の印字媒体が連続して配列された連続体を搬送するプラテンローラと、
    描画データに基づき、前記複数の印字媒体の各々に対して所定の情報を印字する印字部と、を備え、
    前記検査装置は、
    前記描画データが前記複数の印字媒体の各々に対して異なる場合がある第1検査モード、又は前記描画データが前記複数の印字媒体の各々に対して同一である第2検査モードのいずれかをユーザの操作に基づいて選択する検査モード選択部と、
    前記所定の情報を印字する前の印字媒体を読み込むことで、第1画像データを生成する第1画像データ生成部と、
    前記印字媒体に対して前記所定の情報が印字された印字済み印字媒体を読み込むことで、第2画像データを生成する第2画像データ生成部と、
    前記第1検査モードが選択された場合には、前記描画データ、前記第1画像データ、及び、前記第2画像データに基づいて、前記所定の情報が前記印字媒体に正しく印字されたか検査を行う第1検査部と、
    前記第2検査モードが選択された場合には、1枚目の印字済み印字媒体に対して生成された第2画像データと、2枚目以降の各印字済み印字媒体に対して生成された第2画像データと、を比較することで、前記所定の情報が前記印字媒体に正しく印字されたか検査を行う第2検査部と、を備えた、
    検査システム。
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