JP2023069719A - 車両用認証システムおよび車載用装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末の電池切れを考慮することなく、かつ、車両と外部との通信頻度を極力抑えることが可能な車両用認証システムを提供する。
【解決手段】車両用認証システム1は、非接触通信装置51と、サーバ用通信装置52と、認証装置55と、記憶装置56と、制御装置53とを備える。サーバ用通信装置52は、認証情報が記憶装置56に存在しない場合、認証サーバ100に非接触通信端末10の認証を要求し、認証結果を認証サーバ100から受信し、記憶装置56は、認証情報として格納し、認証装置55は、非接触通信端末10と非接触通信装置51との通信を検出した場合、記憶装置56に格納された認証情報に基づいて非接触通信端末10を認証する。
【選択図】図1
【解決手段】車両用認証システム1は、非接触通信装置51と、サーバ用通信装置52と、認証装置55と、記憶装置56と、制御装置53とを備える。サーバ用通信装置52は、認証情報が記憶装置56に存在しない場合、認証サーバ100に非接触通信端末10の認証を要求し、認証結果を認証サーバ100から受信し、記憶装置56は、認証情報として格納し、認証装置55は、非接触通信端末10と非接触通信装置51との通信を検出した場合、記憶装置56に格納された認証情報に基づいて非接触通信端末10を認証する。
【選択図】図1
Description
本開示は、車両用認証システムおよび車載用装置に関する。
ユーザが所持する携帯端末を車両用認証システムに利用する試みが従来から行われている。特許文献1には、レンタカーの駐車場へユーザを送るバス内に、ユーザの携帯端末と通信することによりチェックイン手続を可能にする近距離無線システムを設けることが記載されている。近距離無線システムは、携帯端末の情報を読み取り、決済機関と通信することにより、レンタカーに関するチェックインの処理を実行する。
ユーザが所持する携帯端末を車両用認証システムに利用する他の例として、携帯端末を車両の施錠解除に利用する、次のような例を挙げることができる。すなわち、携帯端末を車両に近づけたときに、車両は携帯端末から認証に用いる情報を読み取る。車両は、携帯端末から読み取った情報を、認証サーバに送信する。認証サーバは、受信した情報を予め格納している認証情報と照合することにより、正当性を検証する。認証サーバは、認証結果を車両へ送信する。車両は、認証サーバで正当性が確認できた場合、ドアの施錠を解錠する。
しかしながら、従来のこの種のシステムでは、利用の度に車両とは別の決済機関や認証サーバと通信する必要があるため、通信コストが嵩んでしまう。また、車両と決済機関などとの間で通信障害が発生した場合、システムを利用することができないという問題が生じる。さらに、携帯端末で電池切れが生じている場合にもシステムを利用することができない。
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、携帯端末の電池切れを考慮することなく、かつ、車両と外部との通信頻度を極力抑えて認証をすることが可能な車両用認証システムおよび車載用装置を提供することである。
本開示の車両用認証システムは、車両用認証システムであって、ユーザによって所持される非接触通信端末と、非接触通信端末に給電することにより非接触通信端末と通信する非接触通信装置と、非接触通信端末を認証する認証装置と、非接触通信端末の認証に使用される認証情報を格納する記憶装置と、非接触通信端末の認証サーバと通信するサーバ用通信装置と、認証装置によって非接触通信端末が認証された場合、車両を所定状態に制御する制御装置とを備え、非接触通信装置、認証装置、記憶装置、および制御装置は、車両に搭載され、サーバ用通信装置は、非接触通信端末に対応する認証情報が記憶装置に存在しない場合、認証サーバに非接触通信端末の認証を要求し、サーバ用通信装置は、非接触通信端末の認証結果を認証サーバから受信し、記憶装置は、サーバ用通信装置が受信した認証結果を非接触通信端末と対応付けて認証情報として格納し、認証装置は、非接触通信端末と非接触通信装置との通信を検出した場合、記憶装置に格納されている認証情報に基づいて非接触通信端末を認証する。
また、本開示の車載用装置は、車両に搭載可能な車載用装置であって、ユーザによって所持される非接触通信端末に給電することにより非接触通信端末と通信する非接触通信装置と、非接触通信端末を認証する認証装置と、非接触通信端末の認証に使用される認証情報を格納する記憶装置と、非接触通信端末の認証サーバと通信するサーバ用通信装置と、認証装置によって非接触通信端末が認証された場合、車両を所定状態に制御する制御装置とを備え、サーバ用通信装置は、非接触通信端末に対応する認証情報が記憶装置に存在しない場合、認証サーバに非接触通信端末の認証を要求し、サーバ用通信装置は、非接触通信端末の認証結果を認証サーバから受信し、記憶装置は、サーバ用通信装置が受信した認証結果を非接触通信端末と対応付けて認証情報として格納し、認証装置は、非接触通信端末と非接触通信装置との通信を検出した場合、記憶装置に格納された認証情報に基づいて非接触通信端末を認証する。
本開示によれば、携帯端末の電池切れを考慮することなく、かつ、車両と外部との通信頻度を極力抑えて認証をすることが可能な車両用認証システムおよび車載用装置を提供することができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に関わる車両用認証システム1の全体ブロック図である。車両用認証システム1は、非接触型ICカード10、非接触通信装置51、サーバ用通信装置52、車両用ECU(Electronic Control Unit)53、認証用ECU54、および認証サーバ100を含む。
図1は、実施の形態1に関わる車両用認証システム1の全体ブロック図である。車両用認証システム1は、非接触型ICカード10、非接触通信装置51、サーバ用通信装置52、車両用ECU(Electronic Control Unit)53、認証用ECU54、および認証サーバ100を含む。
非接触通信装置51、サーバ用通信装置52、車両用ECU53、および認証用ECU54は、車両50に搭載される。車両50は、たとえば、自動車である。車両50には、さらに、ロック機構61および車両ドア62が搭載される。車両ドア62には、車外ドアハンドル64と、タッチセンサ63と、ロックボタン65とが設けられる。車両ドア62は、開閉部の一例である。
車両用ECU53は、車両50の各種機器を制御する。車両1内の各種装置は、図示を省略したCAN(Controller Area network)またはLIN(Local Interconnect network)により、車両用ECU53と接続される。
認証用ECU54は、プロセッサ55および記憶装置56を備える。プロセッサ55は、認証装置として機能する。
非接触型ICカード10は、本人確認のための電子認証を可能にするカードである。非接触型ICカード10は、たとえば、交通系カードである。非接触型ICカード10は、交通系カードに変えて、または、交通系カードに加えて、デビットカード、クレジットカード、電子マネー用のカード、健康保険証、免許証、または成人識別カードなどとして機能するように構成してもよい。
ユーザは、非接触型ICカード10を取得する前に、本人の氏名、住所、および顔写真などの審査情報を審査機関に送信し、審査機関の審査を受ける。審査機関の審査を通過した場合、非接触型ICカード10がユーザに発行される。
非接触型ICカード10が交通系カードである場合、認証サーバ100は、交通系カードに対応する交通機関または交通機関から委任された管理機関によって管理される。認証サーバ100には、非接触型ICカード10を発行する際に生成された認証情報が格納されている。認証サーバ100は、非接触型ICカード10に関する電子認証の要求を受けた場合、認証情報に基づいて非接触型ICカード10の正当性を検証する。
認証サーバ100は、ネットワーク70を介して、車両50内のサーバ用通信装置52と通信可能に接続される。認証サーバ100は、ネットワーク70を介して、認証サーバ100へ認証を要求する他の装置と接続される。他の装置は、たとえば、非接触型ICカード10が交通系カードの場合、駅の改札機である。また、非接触型ICカード10が交通系カードであり、かつ、クレジットカードの機能を有している場合、他の装置は、キャッシュレスで決済するために店に設置された決済機であってもよい。非接触型ICカード10が免許証である場合、他の装置は、運転履歴や事故履歴を照会する照会機であってもよい。
非接触通信装置51は、たとえば、車両ドア62に配置される。非接触型ICカード10を所有するユーザが車両ドア62の非接触通信装置51付近に非接触型ICカード10を近づけることにより、非接触型ICカード10と非接触通信装置51とがRFID(Radio Frequency Identification)を利用した通信を行う。なお、非接触通信装置51を車内コンソール付近に配置してもよい。
非接触型ICカード10には、ICカード10の所有者を特定するための識別情報として機能するID(Identification)が格納されている。IDは、本人認証に用いられる。非接触型ICカード10は、非接触通信装置51にIDを送信する。非接触通信装置51は、非接触型ICカード10から受信したIDを認証用ECU54に送信する。認証用ECU54は、サーバ用通信装置52にIDを送信する。
サーバ用通信装置52は、IDを含む認証要求を認証サーバ100に送信し、認証結果を認証サーバ100から受信する。認証用ECU54は、サーバ用通信装置52が受信した認証結果を認証情報として記憶装置56に格納する。認証用ECU54は、次回、非接触通信装置51から非接触型ICカード10のIDを受信した場合、記憶装置56に格納した認証情報に基づいて非接触型ICカード10を認証する。認証用ECU54は、非接触型ICカード10の正当性を認証した場合、車両用ECU53に認証成功を通知する信号を送信する。
車両用ECU53は、認証用ECU54から認証成功を通知する信号を受信したとき、タッチセンサ63の検出信号を確認する。つまり、車両用ECU53は、ユーザがタッチセンサ63に対応する箇所に触れていることを確認する。車両用ECU53は、タッチセンサ63の検出信号を確認したとき、ロック機構61へ作動信号を出力する。ロック機構61は、作動信号に基づいて、車両ドア62のロックを解除する。なお、車両用ECU53は、認証用ECU54から認証成功に対応する信号を受信したとき、直ちにロック機構61へ作動信号を出力してもよい。
車両用ECU53が認証用ECU54から認証成功を通知する信号を受信したときに実行する処理は、車両ドア62の施錠を解除する処理に限られない。たとえば、車両用ECU53は、認証用ECU54から認証成功を通知する信号を受信したとき、車両50のエンジンを始動する制御をしてもよい。車両用ECU53は、認証用ECU54から認証成功を通知する信号を受信したとき、車両50が備える表示部に、非接触型ICカード10に関連する情報を表示してもよい。たとえば、非接触型ICカード10が交通系カードである場合、車両用ECU53は、車両50の表示部に交通機関の利用履歴を表示してもよい。
図2は、非接触型ICカード10および非接触通信装置51の構成を示すブロック図である。図2を参照して、非接触型ICカード10および非接触通信装置51について詳細に説明する。
非接触型ICカード10は、パッシブタイプ(受動型)のICカードであり、電力源に相当するバッテリを備えていない。図2に示されるように、非接触型ICカード10は、アンテナコイルにより構成されるアンテナ11と、ICチップ12とを備える。ICチップ12には、発電部13と、制御部14と、ID格納部15とが含まれる。
非接触通信装置51は、アンテナ511と、マイクロコンピュータ512とを備える。マイクロコンピュータ512は、制御部513と、通信インターフェイス514とを含む。
非接触型ICカード10は、非接触通信装置51のアンテナ511が発するRFID用の電磁波信号をアンテナ11で受信する。発電部13は、アンテナ11が受信した電磁波信号を用いて、無線通信用の起電力を発生する。ID格納部15には、ICカード10の所有者を特定するためのIDが格納されている。IDは、本人認証に用いられる。たとえば、ID格納部15は、EEPROMにより構成される。制御部14は、アンテナ11が電磁波信号を受信した場合に、ID格納部15に格納されているIDを読み出す。制御部14は、アンテナ11を介して応答信号を非接触通信装置51に送信する。応答信号には、ID格納部15から読出されたIDが含まれる。
非接触通信装置51のアンテナ511は、電磁波信号を発信する。アンテナ511は、ユーザが所持する非接触型ICカード10が通信距離内に入った場合、非接触型ICカード10から受信した電磁波信号に含まれるIDを受信する。制御部513は、アンテナ511が受信したIDを、通信インターフェイス514を介して、図1に示される認証用ECU54へ送信する。
以上のとおり、本実施の形態では、ユーザが所持する携帯端末として、非接触型ICカード10を採用している。このため、ユーザは、カードリーダなどに非接触型ICカード10を接触させる必要がない。また、非接触型ICカード10は、アンテナで受信した電波から電力を生じさせる。このため、ユーザは、携帯端末としてスマートフォーンなどを利用する場合と比較して、電池切れを心配する必要がない。
図3は、非接触型ICカード10、非接触通信装置51、認証用ECU54、サーバ用通信装置52、および認証サーバ100の認証処理の流れを示すフロー図である。本フロー図では、非接触型ICカード10と非接触通信装置51との通信が初回であるときに実行される認証処理を「1回目」とし、非接触型ICカード10と非接触通信装置51との通信が2回目以降であるときに実行される認証処理を「2回目以降」としている。
図3に示されるように、「1回目」の認証処理では、サーバ用通信装置52と認証サーバ100とが通信する処理が発生する。しかし、「2回目以降」の認証処理では、サーバ用通信装置52と認証サーバ100とが通信する処理が発生しない。
以下、図3に基づいて、認証処理の流れを詳細に説明する。
<1回目の認証処理>
「1回目」の認証処理において、ユーザは、非接触型ICカード10を車両50の非接触通信装置51に近づける。これにより、非接触型ICカード10と非接触通信装置51とが通信し、非接触型ICカード10のIDが非接触通信装置51に送信される。非接触通信装置51は、IDを含む認証要求を認証用ECU54に送信する(ステップS1)。
「1回目」の認証処理において、ユーザは、非接触型ICカード10を車両50の非接触通信装置51に近づける。これにより、非接触型ICカード10と非接触通信装置51とが通信し、非接触型ICカード10のIDが非接触通信装置51に送信される。非接触通信装置51は、IDを含む認証要求を認証用ECU54に送信する(ステップS1)。
認証用ECU54は、認証要求を受信する。認証用ECU54は、受信したIDに対応する認証情報が既に記憶装置56に格納されているか否かを判定する(ステップS2)。1回目の認証処理であるため、受信したIDに対応する認証情報は記憶装置56に格納されていない。したがって、認証用ECU54は、受信したIDに対応する認証情報は記憶装置56に格納されていないと判定する(ステップS3)。
次に、認証用ECU54は、IDを含む認証要求をサーバ用通信装置52に送信する(ステップS4)。サーバ用通信装置52は、認証要求を受信する。サーバ用通信装置52は、受信した認証要求を認証サーバ100に送信する(ステップS5)。
認証サーバ100は、IDを含む認証要求を受信する。認証サーバ100は、IDおよび格納している認証情報に基づいて非接触型ICカード10の正当性を検証する(ステップS6)。認証サーバ100は、認証結果をサーバ用通信装置52へ送信する(ステップS7)。認証結果は、非接触型ICカード10が正当であることを示す結果、および非接触型ICカード10が改竄されているなどして不当であることを示す結果のいずれか一方である。
サーバ用通信装置52は、認証結果を受信する。サーバ用通信装置52は、受信した認証結果を認証用ECU54へ送信する(ステップS8)。認証用ECU54は、認証結果を受信する。認証用ECU54は、受信した認証結果を認証情報として、IDと対応付けて記憶装置56に格納する(ステップS9)。これにより、記憶装置56に非接触型ICカード10の認証情報が登録される。
認証用ECU54は、さらに、認証結果に応じて車両用ECU53を制御する(ステップS10)。具体的には、非接触型ICカード10が正当であることを示す認証結果である場合、認証用ECU54は、車両用ECU53に、認証成功を通知する信号を送信する。非接触型ICカード10が不当であることを示す認証結果である場合、認証用ECU54は、車両用ECU53に、認証失敗を通知する信号を送信する。車両用ECU53は、認証成功を通知する信号を受信したことを条件に、ロック機構61へ作動信号を出力する。車両用ECU53は、認証失敗を通知する信号を受信したとき、警報器から警報を発生させる制御をしてもよい。
<2回目の認証処理>
「2回目」の認証処理において、ユーザは、非接触型ICカード10を車両50の非接触通信装置51に近づける。これにより、非接触型ICカード10と非接触通信装置51とが通信し、非接触型ICカード10のIDが非接触通信装置51に送信される。非接触通信装置51は、IDを含む認証要求を認証用ECU54に送信する(ステップS21)。
「2回目」の認証処理において、ユーザは、非接触型ICカード10を車両50の非接触通信装置51に近づける。これにより、非接触型ICカード10と非接触通信装置51とが通信し、非接触型ICカード10のIDが非接触通信装置51に送信される。非接触通信装置51は、IDを含む認証要求を認証用ECU54に送信する(ステップS21)。
認証用ECU54は、認証要求を受信する。これにより、認証用ECU54は、非接触型ICカード10と非接触通信装置51との通信を検出する。
認証用ECU54は、受信したIDに対応する認証情報が既に記憶装置56に格納されているか否かを判定する(ステップS22)。2回目の認証処理であるため、受信したIDに対応する認証情報は記憶装置56に格納されている。したがって、認証用ECU54は、受信したIDに対応する認証情報は記憶装置56に格納されていると判定する(ステップS23)。
次に、認証用ECU54は、IDおよび記憶装置56に格納している認証情報に基づいて非接触型ICカード10を認証する(ステップS24)。認証用ECU54は、認証結果に応じて車両用ECU53を制御する(ステップS25)。具体的には、非接触型ICカード10が正当である場合、認証用ECU54は、車両用ECU53に、認証成功を通知する信号を送信する。非接触型ICカード10が不当である場合、認証用ECU54は、車両用ECU53に、認証失敗を通知する信号を送信する。
以上、説明したように、本実施の形態では、交通系カードなど、他の目的で発行されたカードを利用して、車両用認証システム1を構築している。このため、本実施の形態によれば、車両用認証システム1専用のカードを発行する必要がなく、また、車両用認証システム1専用の認証サーバを設ける必要がないという利点がある。このように、本実施の形態では、既存のシステムと連携するため、専用のサーバや認証システムを構築する必要がない。その結果、本実施の形態によれば、システムの運用コストを抑えることができる。また、本実施の形態では、連携する既存のシステム次第で、新たにユーザ登録をすることなく、身元確認および料金決済などを行うこともできる。
さらに、本実施の形態では、図3に示されるように、「1回目」の認証処理で非接触型ICカード10の認証情報を車両50の記憶装置56に登録すれば、「2回目以降」の認証処理では、サーバ用通信装置52と認証サーバ100とが通信する処理が発生しない。本実施の形態によれば、ユーザは、対象の車両50で非接触型ICカード10を認証する動作を1回行えば、2回目以降、認証サーバ100との通信を待つことなく、短時間で認証の結果を得ることができる。また、「1回目」の認証処理で非接触型ICカード10の認証情報を車両50の記憶装置56に登録すれば、それ以降、サーバ用通信装置52と認証サーバ100との間で通信障害が発生していたとしても、問題なく、非接触型ICカード10を車両50で認証することができる。
本実施の形態では、図2に示されるように、ユーザが認証に用いる携帯端末として、非接触型ICカード10を採用している。このため、ユーザは、携帯端末としてスマートフォーンなどを利用する場合と比較して、電池切れを心配する必要がない。
したがって、本実施の形態によれば、携帯端末の電池切れを考慮することなく、かつ、車両と外部との通信頻度を極力抑えることが可能な車両用認証システム1を提供することができる。
本実施の形態において、サーバ用通信装置52と認証用ECU54とを別体で構成した。認証用ECU54にサーバ用通信装置52の機能を設けてもよい。つまり、認証用ECU54がサーバ用通信装置52を兼用してもよい。
実施の形態2.
図4を用いて実施の形態2を説明する。図4は、実施の形態2に関わる車両用認証システム2の全体ブロック図である。車両用認証システム2は、サーバ用通信装置52が車両50の外部に構成される点において、実施の形態1に関わる車両用認証システム1と異なる。車両用認証システム2において、車両50にはサーバ用通信装置52を着脱自在に接続するコネクタ58が設けられ、認証用ECU54にはコネクタ58と接続される通信インターフェイス57が設けられる。これらの点を除いて、車両用認証システム2は、車両用認証システム1と同様である。
図4を用いて実施の形態2を説明する。図4は、実施の形態2に関わる車両用認証システム2の全体ブロック図である。車両用認証システム2は、サーバ用通信装置52が車両50の外部に構成される点において、実施の形態1に関わる車両用認証システム1と異なる。車両用認証システム2において、車両50にはサーバ用通信装置52を着脱自在に接続するコネクタ58が設けられ、認証用ECU54にはコネクタ58と接続される通信インターフェイス57が設けられる。これらの点を除いて、車両用認証システム2は、車両用認証システム1と同様である。
実施の形態2において、サーバ用通信装置52は、図3に示される「1回目」の認証処理において車両50のコネクタ58に接続される。「1回目」の認証処理によって、非接触型ICカード10の認証情報が認証用ECU54の記憶装置56に登録された後、車両50のコネクタ58からサーバ用通信装置52が取り外される。
たとえば、車両50を販売する会社の整備工場にサーバ用通信装置52を配備する。ユーザは、自身が所有する車両50に対して、新たな非接触型ICカード10の認証情報を登録したい場合、整備工場に出向く。整備工場の担当者は、ユーザの依頼を受けて、車両50にサーバ用通信装置52を接続する。非接触型ICカード10を車両50の非接触通信装置51付近に近づけることにより、サーバ用通信装置52を介して車両50の認証用ECU54と認証サーバ100とが通信する。その結果、認証用ECU54の記憶装置56に、非接触型ICカード10の認証情報が登録される。その後、車両50からサーバ用通信装置52が取り外される。ユーザは、サーバ用通信装置52が接続されていない状態で車両50を利用する。
このように、実施の形態2によれば、新たな非接触型ICカード10の認証情報を登録するときにのみ、サーバ用通信装置52を車両50に接続するという利用形態を採用することができる。車両50内にサーバ用通信装置52を搭載している場合、第三者が、サーバ用通信装置52の通信機能を利用して車両50を不正使用することを考えるおそれがある。実施の形態2によれば、第三者によってこのような不正使用が行われることを防止できる。
なお、新たな非接触型ICカード10の認証情報を登録するときにのみ、サーバ用通信装置52を車両50に接続するという利用形態は、実施の形態2の利用例に過ぎない。たとえば、ユーザは、車両50の付属品としてサーバ用通信装置52を所有してもよい。ユーザは、必要に応じて、車両50にサーバ用通信装置52を接続してもよい。
実施の形態3.
図5を用いて実施の形態3を説明する。図5は、非接触型ICカード10、非接触通信装置51、認証用ECU54、サーバ用通信装置52、および認証サーバ100の認証処理の流れを示すフロー図である(実施の形態3)。実施の形態3には、図1に示した車両用認証システム1、および図4に示した車両用認証システム2のいずれを採用してもよい。
図5を用いて実施の形態3を説明する。図5は、非接触型ICカード10、非接触通信装置51、認証用ECU54、サーバ用通信装置52、および認証サーバ100の認証処理の流れを示すフロー図である(実施の形態3)。実施の形態3には、図1に示した車両用認証システム1、および図4に示した車両用認証システム2のいずれを採用してもよい。
実施の形態3は、認証サーバ100として、電子決済が可能な決済サーバを適用したものである。この場合、非接触型ICカード10は、たとえば、クレジットカードでもよい。図5には、図3と異なり、「2回目以降」の認証処理の流れのみが示されている。実施の形態3において、「1回目」の認証処理の流れは、図3に示される「1回目」の認証処理の流れと同じである。したがって、ここでは、実施の形態3における、「1回目」の認証処理の流れの説明を繰り返さない。
実施の形態3を適用可能な場面として、ここでは、車両50がカーシェアリングの対象になる場面を想定する。ユーザは、非接触型ICカード10を用いて、カーシェアリングの対象である車両50を利用する。認証サーバ100は、カーシェアリングの利用料金を電子決済する。
以下、図5に基づいて、認証処理の流れを説明する。「2回目」の認証処理において、ユーザは、非接触型ICカード10をカーシェアリングの対象である車両50の非接触通信装置51に近づける。これにより、非接触型ICカード10と非接触通信装置51とが通信し、非接触型ICカード10のIDが非接触通信装置51に送信される。非接触通信装置51は、IDを含む認証要求を認証用ECU54に送信する(ステップS210)。
認証用ECU54は、認証要求を受信する。認証用ECU54は、受信したIDに対応する認証情報が既に記憶装置56に格納されているか否かを判定する(ステップS220)。2回目の認証処理であるため、受信したIDに対応する認証情報は記憶装置56に格納されている。したがって、認証用ECU54は、受信したIDに対応する認証情報は記憶装置56に格納されていると判定する(ステップS230)。
次に、認証用ECU54は、IDおよび記憶装置56に格納している認証情報に基づいて非接触型ICカード10を認証する(ステップS240)。認証用ECU54は、非接触型ICカード10が正当であるか否かを判定する(ステップS250)。認証用ECU54は、非接触型ICカード10が正当でないと判定した場合、車両用ECU53にアラーム信号を出力する(ステップS260)。その結果、車両50を利用しようとするユーザの要求は拒絶される。
認証用ECU54は、非接触型ICカード10が正当であると判定した場合、車両用ECU53に解錠信号を出力する(ステップS270)。車両用ECU53は、解錠信号を受信したときに、ロック機構61へ車両ドア62の施錠を解除する信号を出力する。これにより、ユーザは、車両50を利用することが可能になる。このように、実施の形態3によれば、ユーザは、認証サーバ100側の決済処理を待つことなく、車両50を利用することができる。これは、認証用ECU54が、車両50内に存在する認証情報を利用して、認証サーバ100に代わって認証処理を速やかに済ませるためである。
認証用ECU54は、車両用ECU53に解錠信号を出力した後、IDを含む決済要求をサーバ用通信装置52に送信する(ステップS280)。サーバ用通信装置52は、決済要求を受信する。サーバ用通信装置52は、受信した決済要求を認証サーバ100に送信する(ステップS290)。
認証サーバ100は、IDを含む決済要求を受信する。認証サーバ100は、IDを含む決済要求に応じて決済処理を実行する(ステップS300)。認証サーバ100は、決済完了をサーバ用通信装置52へ通知する(ステップS310)。サーバ用通信装置52は、決済完了を認証用ECU54へ通知する(ステップS320)。認証用ECU54は、決済完了を受信したときに、所定の表示部に決済完了の画面を表示してもよい。
なお、認証用ECU54は、非接触型ICカード10が正当であると判定した場合、決済要求を任意のタイミングで送信してもよい。認証用ECU54は、車両50内に存在する認証情報を利用して認証処理を事前に済ませているためである。たとえば、認証用ECU54は、解錠信号を車両用ECU53に出力した後、直ちに決済要求を送信してもよい。認証用ECU54は、解錠信号を車両用ECU53に出力した後、予め定めた時刻に決済要求を送信してもよい。認証用ECU54は、ユーザによる車両50の利用が終了したときに決済要求を送信してもよい。
実施の形態3によれば、カーシェアリング用のシステムなど、既存のシステムと連携して、より利便性の高い車両用認証システムを提供することができる。なお、実施の形態3を適用できる場面は、カーシェアリングに限られない。たとえば、レンタカーや自動運転タクシーなどにも、実施の形態3を適用することができる。
以上、各実施の形態を説明した。各実施の形態において、車両50に複数の非接触通信装置51を設けてもよい。たとえば、非接触通信装置51を車両ドア62と、車両50のトランクリッドとに設けてもよい。トランクリッドは、車両50のトランクルームを開閉する扉である。車両ドア62に設けた非接触通信装置51と、トランクリッドに設けた非接触通信装置51とに対して、種類の異なる非接触型ICカード10を用いて、それぞれの非接触型ICカード10の認証情報を記憶装置56に登録してもよい。
非接触通信装置51は、非接触型ICカード10のIDと、非接触通信装置51の装置情報とを認証用ECU54に送信するように構成してもよい。認証用ECU54は、記憶装置56に、認証情報に加えて、非接触通信装置51の装置情報を格納してもよい。このとき、記憶装置56は、認証情報の登録の際に利用した非接触通信装置51の装置情報と、認証情報とを対応付けて格納する。
これにより、認証用ECU54は、認証情報を登録する際に利用された非接触通信装置51を特定できる。その結果、たとえば、車両ドア62を解錠するために用いる非接触型ICカード10の種類と、トランクリッドを解錠するために用いる非接触型ICカード10の種類とを異ならせることができる。
これにより、ユーザは、車両ドア62を解錠するときに交通系の非接触型ICカード10を使い、トランクリッドを解錠するときに他の種類の非接触型ICカード10を使うことができる。たとえば、トランクリッドを解錠するときに利用する非接触型ICカード10として、配送業者が所有する非接触型ICカード10を用いた場合、ユーザは、配送の荷物の受け取り場所として、車両50のトランクルームを指定することも可能となる。
上記の各実施の形態においては、ネットワーク70に1つの認証サーバ100が接続される例を示した、しかしながら、非接触型ICカード10の種類に応じた複数種類の認証サーバ100をネットワーク70に接続してもよい。この場合、サーバ用通信装置52は、複数種類の認証サーバ100のうち、非接触通信装置51と通信する非接触型ICカード10の種類に応じた認証サーバ100と通信する。
以上に説明した例示的な形態は、以下の態様の具体例である。
(1) 本開示の一態様による車両用認証システム(1)は、ユーザによって所持される非接触通信端末(10)と、前記非接触通信端末に給電することにより前記非接触通信端末と通信する非接触通信装置(51)と、前記非接触通信端末を認証する認証装置(54,55)と、前記非接触通信端末の認証に使用される認証情報を格納する記憶装置(56)と、前記非接触通信端末の認証サーバと通信するサーバ用通信装置(52)と、前記認証装置によって前記非接触通信端末が認証された場合、車両(50)を所定状態に制御する制御装置(53)とを備え、前記非接触通信装置、前記認証装置、前記記憶装置、および前記制御装置は、前記車両に搭載され(図1)、前記サーバ用通信装置は、前記非接触通信端末に対応する前記認証情報が前記記憶装置に存在しない場合、前記認証サーバに前記非接触通信端末の認証を要求し(S3~S5)、前記サーバ用通信装置は、前記非接触通信端末の認証結果を前記認証サーバから受信し(S7)、前記記憶装置は、前記サーバ用通信装置が受信した前記認証結果を前記非接触通信端末と対応付けて前記認証情報として格納し(S9)、前記認証装置は、前記非接触通信端末と前記非接触通信装置との通信を検出した場合、前記記憶装置に格納されている前記認証情報に基づいて前記非接触通信端末を認証する(S24)。
上記態様によれば、携帯端末の電池切れを考慮することなく、かつ、車両と外部との通信頻度を極力抑えて認証をすることが可能な車両用認証システムを提供することができる。
(2) ある態様においては、サーバ用通信装置は、車両に搭載される(図1)。
上記態様によれば、車両単体で認証サーバとの通信が可能である。
(3) ある態様においては、認証サーバは、非接触通信端末の情報に基づいて決済可能な決済用サーバである(図5)。
上記態様によれば、決済用の既存のシステムと連携して、より利便性の高い車両用認証システムを提供することができる。
(4) ある態様においては、サーバ用通信装置は、車両が所定状態(車両ドア62の解錠状態)に制御された後、認証サーバに、決済要求を送信する(S270,S280,S290)。
上記態様によれば、認証サーバと決済に関する通信をする前に、車両を所定状態に制御することができる。
(5) ある態様においては、所定状態は、車両のドアの施錠が解錠された状態(図1)を含む。
上記態様によれば、認証に応じて、車両のドアの施錠を解錠することができる。
(6) 本開示の一態様は、車両に搭載可能な車載用装置であって、ユーザによって所持される非接触通信端末(10)に給電することにより非接触通信端末と通信する非接触通信装置(51)と、非接触通信端末を認証する認証装置(54,55)と、非接触通信端末の認証に使用される認証情報を格納する記憶装置(56)と、非接触通信端末の認証サーバと通信するサーバ用通信装置(52)と、認証装置によって非接触通信端末が認証された場合、車両を所定状態に制御する制御装置(53)とを備え、サーバ用通信装置は、非接触通信端末に対応する認証情報が記憶装置に存在しない場合、認証サーバに非接触通信端末の認証を要求し(S3~S5)、サーバ用通信装置は、非接触通信端末の認証結果を認証サーバから受信し(S7)、記憶装置は、サーバ用通信装置が受信した認証結果を非接触通信端末と対応付けて認証情報として格納し(S9)、認証装置は、非接触通信端末と非接触通信装置との通信を検出した場合、記憶装置に格納された認証情報に基づいて非接触通信端末を認証する(S24)。
上記態様によれば、携帯端末の電池切れを考慮することなく、かつ、車両と外部との通信頻度を極力抑えて認証をすることが可能な車載用装置を提供することができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示により示される技術的範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,2 車両用認証システム、10 非接触型ICカード、11 アンテナ、12 ICチップ、13 発電部、14 制御部、15 ID格納部、50 車両、51 非接触通信端末、52 サーバ用通信装置、53 車両用ECU、54 認証用ECU、55 プロセッサ、56 記憶装置、57 通信インターフェイス、58 コネクタ、61 ロック機構、62 車両ドア、63 タッチセンサ、64 車外ドアハンドル、65 ロックボタン、70 ネットワーク、100 認証サーバ、511 アンテナ、512 マイクロコンピュータ、513 制御部、514 通信インターフェイス。
Claims (6)
- 車両用認証システムであって、
ユーザによって所持される非接触通信端末と、
前記非接触通信端末に給電することにより前記非接触通信端末と通信する非接触通信装置と、
前記非接触通信端末を認証する認証装置と、
前記非接触通信端末の認証に使用される認証情報を格納する記憶装置と、
前記非接触通信端末の認証サーバと通信するサーバ用通信装置と、
前記認証装置によって前記非接触通信端末が認証された場合、車両を所定状態に制御する制御装置とを備え、
前記非接触通信装置、前記認証装置、前記記憶装置、および前記制御装置は、前記車両に搭載され、
前記サーバ用通信装置は、前記非接触通信端末に対応する前記認証情報が前記記憶装置に存在しない場合、前記認証サーバに前記非接触通信端末の認証を要求し、
前記サーバ用通信装置は、前記非接触通信端末の認証結果を前記認証サーバから受信し、
前記記憶装置は、前記サーバ用通信装置が受信した前記認証結果を前記非接触通信端末と対応付けて前記認証情報として格納し、
前記認証装置は、前記非接触通信端末と前記非接触通信装置との通信を検出した場合、前記記憶装置に格納されている前記認証情報に基づいて前記非接触通信端末を認証する、車両用認証システム。 - 前記サーバ用通信装置は、前記車両に搭載される、請求項1に記載の車両用認証システム。
- 前記認証サーバは、前記非接触通信端末の情報に基づいて決済可能な決済用サーバである、請求項1または請求項2に記載の車両用認証システム。
- 前記サーバ用通信装置は、前記車両が前記所定状態に制御された後、前記認証サーバに、決済要求を送信する、請求項3に記載の車両用認証システム。
- 前記所定状態は、前記車両のドアの施錠が解錠された状態を含む、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の車両用認証システム。
- 車両に搭載可能な車載用装置であって、
ユーザによって所持される非接触通信端末に給電することにより前記非接触通信端末と通信する非接触通信装置と、
前記非接触通信端末を認証する認証装置と、
前記非接触通信端末の認証に使用される認証情報を格納する記憶装置と、
前記非接触通信端末の認証サーバと通信するサーバ用通信装置と、
前記認証装置によって前記非接触通信端末が認証された場合、前記車両を所定状態に制御する制御装置とを備え、
前記サーバ用通信装置は、前記非接触通信端末に対応する前記認証情報が前記記憶装置に存在しない場合、前記認証サーバに前記非接触通信端末の認証を要求し、
前記サーバ用通信装置は、前記非接触通信端末の認証結果を前記認証サーバから受信し、
前記記憶装置は、前記サーバ用通信装置が受信した前記認証結果を前記非接触通信端末と対応付けて前記認証情報として格納し、
前記認証装置は、前記非接触通信端末と前記非接触通信装置との通信を検出した場合、前記記憶装置に格納された前記認証情報に基づいて前記非接触通信端末を認証する、車載用装置。
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