JP2023069192A - 探査装置、掘進機、および、掘進機の地中構造物探査方法 - Google Patents

探査装置、掘進機、および、掘進機の地中構造物探査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来よりも掘進機の前方まで探査できる地中構造物探査技術を提供する。【解決手段】 掘進機から地中構造物を探査するための探査装置は、ロッドと、ロッドを押圧して前進させるように構成されたロッド前進機構と、を備えている。探査装置は、ロッドを前進させることによって得られる情報に基づいて、ロッドの前進先における地中構造物の有無を検知するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、掘進機の地中構造物探査技術に関する。
掘進機が地中を掘進する際には、現在も利用されている既存の地中構造物(例えば、地下鉄の構造物)を避けて前進する必要がある。そのような既存の地中構造物は、その建設時の図面があれば、その概ねの位置は把握できる。しかし、例えば建設工事では現場の状況に応じて微修正が加えられることがあるので、実際の地中構造物の位置が必ずしも正確に図面通りであるとは限らない。このため、地中構造物と干渉することなく掘進するためには、地中構造物の実際の位置を事前に正確に把握しておくことが望ましい。特に、地中構造物に近接した箇所を掘進する必要がある場合には、地中構造物の位置の正確な把握は非常に重要である。
こうした地中構造物の位置の把握には、例えば、下記の特許文献1に開示された技術を使用することができる。具体的には、特許文献1に記載された掘進機は、地中内で前方に向かってジェット水流を噴射し、その噴射に基づく反射音を検出する。土壌に対してジェット水流を噴射した際に得られる反射音と、地中構造物(例えば、コンクリート、鋼材など)に対してジェット水流を噴射した際に得られる反射音と、では、音響特性が異なるので、反射音の音響特性を分析すれば、地中構造物の有無や位置を判断できる。
特開2002-81289号公報
しかしながら、特許文献1の探査技術は、改善の余地を残している。具体的には、特許文献1の技術では、地中でのジェット水流の到達距離が小さい(例えば、30~40cm程度)。このため、地中構造物の直前まで掘進機を近づけなければ、地中構造物が存在するか否か(つまり、このまま掘進を続けると、掘進機が地中構造物と干渉するか否か)は分からなかった。仮に、地中構造物の直前まで掘進機を近づけた後に、このまま掘進を続けると、掘進機が地中構造物と干渉することが分かった場合には、その時点での掘進機の位置から相当な距離、後退した位置から再度、掘進作業をやり直さなければならない。そのような作業は、非常に非効率であり、コストも大幅に高くなる。また、誤って掘進した箇所の地盤沈下防止措置も必要となる。
このようなことから、従来よりも掘進機の前方まで探査できる地中構造物探査技術が求められる。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態によれば、掘進機から地中構造物を探査するための探査装置が提供される。この探査装置は、ロッドと、ロッドを押圧して前進させるように構成されたロッド前進機構と、を備えている。探査装置は、ロッドを前進させることによって得られる情報に基づいて、ロッドの前進先における地中構造物の有無を検知するように構成される。
この探査装置によれば、ロッドを前進させることによって得られる情報に基づいて(例えば、前進されたロッドが地中構造物に衝突するか否かに基づいて)、ロッドの前進先における既存の地中構造物の有無を検知することができる。しかも、ロッドは、その強度を確保すれば、上述の従来技術で使用されるジェット水流よりも遠方まで前進が可能であるから、当該従来技術よりも掘進機の前方まで探査できる。このため、例えば、既存の地中構造物に近接した箇所を掘進する必要がある場合であっても、掘進機を地中構造物の直前まで近づけることなく、地中構造物との干渉を避けた適切な掘進ルートを設定可能である。
本発明の第2の形態によれば、第1の形態において、探査装置は、ロッドの前進角度を可変に設定可能に構成される。この形態によれば、様々な前進角度でロッドを前進させることによって、より広範囲に亘って地中構造物の有無を検知できる。したがって、地中構造物との干渉を避けた適切な掘進ルートをより確実に設定可能である。
本発明の第3の形態によれば、第1または第2の形態において、探査装置は、ロッドの振動を検出するように構成された振動センサを備えている。情報は、振動センサによって検出された振動を含む。前進されたロッドが地中構造物に衝突すると、振動が発生するので、この形態によれば、当該振動を検出することで、ロッドと地中構造物との衝突、すなわち、ロッドの前進先に地中構造物が存在することを検知できる。
本発明の第4の形態によれば、第1ないし第3のいずれかの形態において、探査装置は、ロッドの前進によってロッドに作用する反力を検出するように構成された荷重センサを備えている。情報は、荷重センサによって検出された反力を含む。前進されたロッドが地中構造物に衝突した後は、ロッドをさらに前進させようとすると、ロッドに作用する反力が増大するので、この形態によれば、当該反力の増大を検出することで、ロッドと地中構造物との衝突、すなわち、ロッドの前進先に地中構造物が存在することを検知できる。
本発明の第5の形態によれば、第1ないし第4のいずれかの形態において、探査装置は、ロッドを押圧して前進させるための油圧式ジャッキを備えている。情報は、油圧式ジャッキの油圧値を含む。前進されたロッドが地中構造物に衝突した後は、ロッドをさらに前進させようとすると、油圧値が上昇するので、この形態によれば、油圧値の増大を検出することで、ロッドと地中構造物との衝突、すなわち、ロッドの前進先に地中構造物が存在することを検知できる。
本発明の第6の形態によれば、第1ないし第5のいずれかの形態において、ロッドは、ロッドの内部に流体通路を有している。また、ロッドは、流体通路を通って供給される高圧流体をロッドの先端から噴射可能に構成される。探査装置は、ロッドの先端から高圧流体を噴射しながら、ロッドを前進可能に構成される。この形態によれば、高圧流体の噴射によって地中にロッドの前進通路(他の箇所と比べて緩んだ土壌)が形成され、その前進通路上でロッドを前進させることができる。したがって、ロッドを円滑に前進させることができる。換言すれば、前進時のロッドの撓みが抑制され、ロッドの直進性を高めることができる。その結果、ロッドの前進先の位置をより正確に把握でき、ひいては、地中構造物の有無をより正確な位置精度で検知できる。
本発明の第7の形態によれば、第6の形態において、探査装置は、高圧流体の噴射に基づく反射音を検出するように構成された音センサを備えている。情報は、音センサによって検出された反射音を含む。地中構造物に対する高圧流体の反射音と、土壌に対する高圧流体の反射音と、では、音響特性が異なるので、この形態によれば、当該反射音を検出することで、ロッドの前進先に地中構造物が存在することを検知できる。
本発明の第8の形態によれば、第1ないし第7のいずれかの形態において、ロッドは、複数の小ロッドを備えている。また、ロッドは、複数の小ロッドを長手方向に継ぎ足しながら前進可能に構成される。この形態によれば、必要なロッド前進距離に相当する長さの1本のロッドを使用する場合と比べて、掘進機を長手方向に小型化できる。あるいは、ロッドの取扱性が容易になる。
本発明の第9の形態によれば、掘進機が提供される。この掘進機は、掘進機本体と、第1ないし第8のいずれかの形態の探査装置と、を備え、ている。ロッドは、掘進機本体に対して前進可能に構成される。この掘進機によれば、第1ないし第8の形態と同様の効果が得られる。
本発明の第10の形態によれば、掘進機の地中構造物探査方法が提供される。この方法は、掘進機本体に対してロッドを前進させる工程と、ロッドを掘進機本体に対して前進させることによって得られる情報に基づいて、ロッドの前進先における地中構造物の有無を検知する工程と、を備えている。この方法によれば、第1の形態と同様の効果が得られる。第10の形態に、第2ないし第8のいずれかの形態を付加することも可能である。
本発明の一実施形態による掘進機の該略縦断面図である。 掘進機の該略正面図である。 探査装置の概略側面図である。 前端小ロッド、中間小ロッドおよび後端小ロッド63の概略側面図である。
図1は、本発明の一実施形態による掘進機10の概略縦断面図である。図2は、掘進機の概略正面図である。以下の説明では、説明の便宜上、掘進機10の掘進方向およびその反対側に向かう方向を前後方向と定義する。また、掘進方向の前方側を掘進機10の前側と定義し、掘進方向の後方側を掘進機10の後側と定義する。図1に示すように、掘進機10は、前後方向に延在する略円筒状の掘進機本体20を備えている。掘進機本体20は、固定部30と、固定部30よりも前側に配置され、固定部30に対して回転可能に構成される回転部40と、を備えている。固定部30の前端付近には、掘進機本体20の内部空間を前側空間34(チャンバとも称される)と後側空間35とに仕切る隔壁31が形成されている。
回転部40の後端部は、メインシャフト41の前端部と連結されている。メインシャフト41は、前後方向(掘進機10の長手方向)に延在して隔壁31を貫通するように配置され、軸受(図示せず)によって回転可能に支持されている。メインシャフト41には、後側空間35内に設けられた駆動モータ(図示せず)が連結されている。このため、回転部40は、駆動モータの回転駆動力によって、メインシャフト41と一体的に回転するように構成される。
図2に示すように、略円筒状の回転部40の内側には、複数(図2の例では4つ)のスポーク42が架け渡されている。複数のスポーク42は、回転部40の略円筒形状の中心部から放射状にそれぞれ延在して十字形状をなすように配置されている。複数のスポーク42の各々には、地盤を切削するためのカッタビット43,44が取り付けられている。スポーク42が架け渡されていない箇所については、回転部40を前後方向に貫通する空間が形成されている。なお、スポーク42の数、形状および配置は、特に限定されるものではなく、施工条件に応じて任意に設定可能である。
図2に示すように、隔壁31の下部には、隔壁31を前後方向に貫通する排泥孔33が形成されている。排泥孔33は、掘進時に掘削され、チャンバ34内に侵入した土壌を、排出コンベヤ36(図1参照)に導くために設けられている。
図1および図3に示すように、掘進機10は、さらに、掘進機10から地中構造物を探査するための探査装置50を備えている。探査装置50は、掘進機10に対して前進可能なロッド60を備えている。ロッド60は、剛性を有する金属材料(例えば、鋼材)から形成され得る。本実施形態では、ロッド60は、その前端に使用される前端小ロッド61と、その後端に使用される後端小ロッド63と、前端小ロッド61と後端小ロッド63との間に使用される少なくとも1つの中間小ロッド62と、を着脱可能に長手方向に接続することによって構成される。使用される中間小ロッド62の数に応じて、接続時のロッド60の総延長は変更可能である。
図4に示すように、前端小ロッド61の内部には、長手方向に貫通する貫通孔611が形成されている。前端小ロッド61は、略円柱状の外径を有する胴部612と、胴部612よりも前側に位置し、略円錐台状の外径を有するテーパ部614と、を備えている。胴部612の後端の内面には、貫通孔611よりも径が大きい雌ネジ部613が形成されている。
中間小ロッド62の内部には、長手方向に貫通する貫通孔621が形成されている。中間小ロッド62は、略円柱状の外径を有する長尺の胴部622と、胴部622よりも前側に位置し、胴部622よりも外径が小さい雄ネジ部625と、を備えている。胴部622の後端の内面には、貫通孔621よりも径が大きい雌ネジ部623が形成されている。中間小ロッド62の雄ネジ部625は、前端小ロッド61の雌ネジ部613および中間小ロッド62の雌ネジ部623のいずれにも螺合できるように構成されている。
後端小ロッド63の内部には、長手方向に延在し、前側が開口し、後側が閉塞した有底孔631が形成されている。後端小ロッド63は、略円柱状の外径を有する胴部632と、胴部632よりも前側に位置し、胴部622よりも外径が小さい雄ネジ部635と、を備えている。雄ネジ部635は、中間小ロッド62の雄ネジ部625と同一の形状および大きさを有している。胴部632には、有底孔631と連通し、側方に向けて開口する接続口636が形成されている。接続口636は、ホース(図示せず)を着脱可能に接続できるように構成される。
これらの小ロッド61~63を図3に示すように接続した状態では、貫通孔611、貫通孔621、有底孔631および接続口636は、互いに連通して、1つの流体通路を形成する。流体経路のシールは、雌ネジ部613または雌ネジ部623と、雄ネジ部625または雄ネジ部635と、の螺合によって確保されてもよいし、小ロッド61~63の間にシール部材(例えば、Oリング、パッキンなど)を配置することによって確保されてもよい。接続口636には、ホース(図示せず)を介して、高圧流体を発生させる高圧流体発生装置(図示せず)が接続される。このような構成によって、ロッド60は、上述の流体通路を通って供給される高圧流体をロッド60の先端から噴射可能に構成される。
探査装置50は、さらに、ロッド前進機構70を備えている。ロッド前進機構70は、ロッド60を前方に向けて押圧することによって、ロッド60を掘進機10に対して前進可能である。具体的には、図3に示すように、ロッド前進機構70は、支持体71と球体72とボールバルブ73とロッドシール部74とベース75とを備えている。支持体71は、ロッド60が前後方向に貫通可能な貫通孔711(図1および図3参照)を有している。同様に、球体72およびロッドシール部74の各々も、ロッド60が前後方向に貫通可能な貫通孔(図示せず)を有している。ボールバルブ73は、前後方向に貫通する流路を有しており、ボールバルブ73が開かれた状態では、ロッド60は、ボールバルブ73の流路を通ってボールバルブ73を貫通可能である。ボールバルブ73は、ロッド60にボールバルブ73を貫通させるときにだけ開かれ、それ以外のときは、止水のために閉じられる。
支持体71は、球体72を摺動可能に支持する。支持体71は、図2に示すように、隔壁31に埋め込まれるように取り付けられている。ただし、後側空間35側からチャンバ34内をメンテナンスするために隔壁31にメンテナンス孔が形成されている場合には、支持体71は、メンテナンス孔内に配置され、任意の固定具によって固定部30(例えば、隔壁31)に固定されてもよい。図3に示すように、この支持体71は、球体72の略球状の外形に適合する湾曲内面(球面座)を有している。このため、球体72は、支持体71内で任意の方向に回転可能である。ロッドシール部74は、その貫通孔を取り囲むパッキン741を有しており、当該貫通孔をロッド60が貫通した状態において、ロッド60の周囲の隙間をシールする。ボールバルブ73およびロッドシール部74は、一体化されており、前後方向に延在するベース75の前端部に固定されている。
図3に示すように、ロッド前進機構70は、さらに、ジャッキ76と押圧部77とロードセル78とを備えている。ジャッキ76、押圧部77およびロードセル78は、一体化されており、ベース75上に固定されている。ジャッキ76は、ジャッキロッドを前方に押し出すことによって、ジャッキロッドに固定された押圧部77およびロードセル78を前方に変位させることができる。本実施形態では、ジャッキ76は油圧式である。押圧部77は、ジャッキロッドが前方に押し出されたときに、後端小ロッド63の後端部を押圧して、後端小ロッド63ひいてはロッド60を前進させる。荷重センサの一例としてのロードセル78は、ジャッキ76とロードセル78との間に配置されており、ロッド60の前進によってロッド60に作用する反力を検出する。
ロッド前進機構70のうちの支持体71および球体72を除く部分は、ベース75の後端と固定部30とに連結されたレバーブロック81(「レバーブロック」は登録商標)と、ロッドシール部74と固定部30とに連結されたレバーブロック82と、によって吊り下げ支持される。レバーブロック81,82の各々の揚程を調節すれば、ベース75の上下方向の傾きを変更することができる。また、レバーブロック81,82の各々の固定部30に対する連結位置を変更すれば、ベース75の左右方向の傾きを変更することができる。また、球体72は、上述の通り、任意の方向に回転可能であるから、球体72の回転位置と、ベース75の上下方向および左右方向の傾きを調節と、を整合させることによって、ロッド60の前進方向(前進角度)を任意の方向に設定可能である。
上述した掘進機10では、ロッド60およびロッド前進機構70を利用して、掘進機10の前方に位置する既存構造物の有無を検知できる。具体的には、まず、ロッド60の前進角度が所望の角度になるように、レバーブロック81,82の揚程および球体72の回転位置を調節する。次いで、前端小ロッド61と、1つの中間小ロッド62とを接続し、さらに、その後端に後端小ロッド63を接続する。次いで、ロッド60の前端側の部分をロッドシール部74の貫通孔内に配置する。次いで、ジャッキ76を操作して、押圧部77によって後端小ロッド63の後端を押圧し、ロッド60を前進させる。次いで、ジャッキ76のジャッキロッドを後退させて押圧部77を元の位置に戻して、後端小ロッド63を取り外す。次いで、前端小ロッド61に接続されている中間小ロッド62の後端に、他の1つの中間小ロッド62を接続し、さらに、その後端に後端小ロッド63を接続する。次いで、ジャッキ76を操作して、押圧部77によって後端小ロッド63の後端を押圧し、ロッド60をさらに前進させる。このような工程を繰り返すことによって、掘進機本体20に対して所望の距離だけロッド60を前進させることができる。ロッド60の前進距離は、中間小ロッド62の長さや数の設定次第で、任意に調節できる。なお、ボールバルブ73は、前端小ロッド61がボールバルブ73に達する前に開かれる。ロッド60内の流体通路には、少なくとも1つの逆止弁が配置されてもよい。こうすれば、後端小ロッド63を取り外したときに、地盤中の水がロッド60内の流体経路を通って後側空間35に進入することを防止できる。
本実施形態では、このようなロッド60の前進は、ロッド60内の流体流路を通ってロッド60の先端から高圧流体を噴射しながら行われる。高圧流体の噴射は、前端小ロッド61が機外の地盤に達したときから開始される。なお、高圧流体が噴射されない段階では、後端小ロッド63の接続が省略されてもよい。この場合、押圧部77は、接続済みの少なくとも1つの中間小ロッド62のうちの最も後に配置された中間小ロッド62の後端部を押圧してもよい。本実施形態では、高圧流体は水であるが、ケイ酸ナトリウムや硬化剤溶液など、任意の物質が水に添加されてもよい。高圧流体の噴射圧力は、高圧流体が地中構造物に衝突したときに地中構造物を損傷させない程度に設定される。
また、本実施形態では、探査装置50は、さらに、振動センサ90を備えている。振動センサ90は、前端小ロッド61が機外の地盤に達した以降、かつ、ロッド60が押圧される前に、最も後に配置された中間小ロッド62に取り付けられる。本実施形態では、振動センサ90は、マグネット等の固定手段によって着脱可能に構成されている。1つの押圧工程が終了した後、振動センサ90は取り外され、次の押圧工程において、最も後に配置された中間小ロッド62に振動センサ90が付け替えられる。
上記のようにロッド60を前進させることによって得られる情報に基づけば、ロッド60の前進先における地中構造物の有無を検知することができる。そのような情報は、換言すれば、前進されたロッド60が地中構造物に突き当たったことに伴って生じる物理量の変化に関する情報である。つまり、ロッド60が地中構造物に突き当たると、種々の物理量に変化が生じるので、その物理量の変化を検知することによって、ロッド60の前進先に地中構造物が存在することを検知できる。ロッド60の前進先の位置(ロッド60が地中構造物に突き当たった状態では、地中構造物の位置でもある)は、ロッド60の長さおよび前進角度から割り出すことができる。
例えば、ロッド60が地中構造物に突き当たって、ロッド60を押圧してもそれ以上前進できない状態では、ロッド60が地中構造物に突き当たっていない状態と比べて、地盤または地中構造物からロッド60に作用する反力が大きくなる。この反力の変化をロードセル78によって検出すれば、ロッド60が地中構造物に突き当たったこと、すなわち、ロッド60の前進先に地中構造物が存在することを検知できる。
代替実施形態では、油圧式のジャッキ76の油圧値に基づいて地中構造物を検知してもよい。ロッド60が地中構造物に突き当たると、地盤または地中構造物からロッド60に作用する反力が大きくなり、ジャッキ76の油圧値が上昇するので、この代替実施形態によっても、ロッド60の前進先に地中構造物が存在することを検知できる。
また、ロッド60が地中構造物に突き当たると、その衝撃によってロッド60が振動するので、その振動を振動センサ90によって検出すれば、ロッド60の前進先に地中構造物が存在することを検知できる。特に、ロッド60は、地中構造物に対して垂直に突き当たるとは限らず、地中構造物に対して角度付けられた状態で地中構造物に突き当たる場合も想定される。振動センサ90が地中構造物に対して小さい角度で突き当たった場合には、ロッド60が撓みながらさらに前進される可能性もある。振動センサ90による検知によれば、このような場合であっても、地中構造物の位置を正確に検知することができる。ロードセル78および振動センサ90の両方を利用すれば、地中構造物をより正確に検知できるが、それらの一方のみが利用されてもよい。
代替実施形態では、探査装置50は、ロッド60の先端からの高圧流体の噴射に基づく反射音を検出するように構成された音センサを備えていてもよい。地中構造物に対する高圧流体の反射音と、土壌に対する高圧流体の反射音と、では、音響特性が異なるので、この代替実施形態によっても、当該反射音を検出して、検出信号の波形パターンや振幅レベルをオシロスコープで確認することによって、あるいは、スピーカから放出される音響を聞くことによって、ロッド60の前進先における地中構造物の有無を検知できる。音センサは、単独で使用されてもよいし、ロードセル78および振動センサ90の少なくとも一方と併せて使用されてもよい。音センサは、保護カバーによって保護された状態で隔壁31の前面に取り付けられてもよい。
あるいは、音センサは、前端小ロッド61、または、前端小ロッド61に隣接する中間小ロッド62に取り付けられてもよい。この場合、音センサの出力は、有線または無線の通信によって後側空間35に配置された情報端末に送信されてもよい。有線または無線の通信経路は、ロッド60の内部に確保されてもよい。このような構成によれば、ロッド60の総延長が長い場合であっても、反射音を正確に検出できる。
このようにして、地中構造物の存在の有無が検知されると、ロッド60を前進させる工程と逆の工程によって、ロッド60を後側空間35内に回収する。具体的には、まず、後端小ロッド63を取り外し、ジャッキ76のジャッキロッドを前進させた状態で、中間小ロッド62の後端部と、押圧部77とを任意の固定具で連結させる。次いで、ジャッキ76のジャッキロッドを後退させ、1つの中間小ロッド62の長さ分だけロッド60を後退させる。次いで、ロッドシール部74よりも後側に後退された中間小ロッド62を取り外す。この工程を繰り返すことによって、ロッド60の全てを回収することができる。
上述した地中構造物の検出工程は、ロッド60の長さおよび前進角度の少なくとも一方を変更しつつ、繰り返し実施されてもよい。こうすれば、より広範囲に亘って地中構造物の有無を検知でき、ひいては、地中構造物が存在する範囲を正確に把握できる。
上述した掘進機10によれば、ロッド60を所望の距離まで前進させることによって、従来技術と比べて、より遠方の(例えば、10m先の)地中構造物の有無を検知することができる。したがって、既存の地中構造物に近接した箇所を掘進する必要がある場合であっても、掘進機10を地中構造物の直前まで近づけることなく、地中構造物との干渉を避けた適切な掘進ルートを設定可能である。
さらに、掘進機10によれば、ロッド60の先端から高圧流体を噴射しながら、ロッド60を掘進機本体20に対して前進可能である。このため、高圧流体の噴射によって地中にロッド60の前進通路(他の箇所と比べて緩んだ土壌)が形成され、その前進通路上でロッド60を前進させることができる。したがって、ロッド60を円滑に前進させることができる。換言すれば、ロッド60の撓みを抑制して、ロッド60の直進性を高めることができる。その結果、ロッド60の長さおよび前進角度から割り出されるロッド60の前進先の位置の正確性が増し、ひいては、地中構造物の有無をより正確な位置精度で検知できる。また、ロッド60が円滑に前進することによって、ロッド60が地中構造物に衝突することなく土壌中を前進する際のロードセル78の検出値やジャッキ76の油圧値が低下する。このため、ロッド60が地中構造物に衝突することなく土壌中を前進する際と、ロッド60が地中構造物に衝突した際と、の間でのロードセル78の検出値やジャッキ76の油圧値の変化量が大きくなり、ロッド60が地中構造物に衝突したことをより正確に検知できる。
さらに、掘進機10によれば、ロッド60は、複数の小ロッド61~63を長手方向に継ぎ足しながら掘進機本体20に対して前進可能に構成される。このため、掘進機本体20に、必要なロッド前進距離に相当する長さの1本のロッドを使用する場合と比べて、掘進機10を長手方向に小型化できる。あるいは、ロッド60の取扱性が容易になる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれる。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、任意の省略が可能である。
例えば、ロッド60内の流体通路に直接的に高圧流体を流す構成に代えて、ロッド60内の空洞内に、高圧流体を流すためのホースを配置してもよい。ホースが連続的な1本のホースである場合、後端小ロッド63の後端には、押圧部77による押圧時に押圧部77とホースとの干渉を避けるためにホースを側方に逃がす切り欠きが形成されていてもよい。ホースがロッド60と同様に、継ぎ足し可能である場合には、中間小ロッド62には、ホースを側方から延出させるための孔が形成されていてもよい。こうすれば、最も後に配置された中間小ロッド62の孔からホースを延出させて、中間小ロッド62の外部でホースを継ぎ足して、ホースを高圧流体発生装置に接続できる。この場合、後端小ロッド63は省略可能であり、押圧部77は、最も後に配置された中間小ロッド62の後端部を押圧してもよい。
あるいは、ロッド60は、高圧流体を噴射することなく、前進されてもよい。あるいは、ロッド60は、分割不能な1本のロッドであってもよい。
あるいは、支持体71および球体72の数および設置箇所は、任意に設定可能である。例えば、支持体71および球体72を隔壁31の異なる箇所に複数対設ける場合、互いに異なる複数の位置からロッド60を前進させることができるので、地中構造物の有無や存在範囲をより広範囲に検知することができる。この場合、ロッド60およびロッド前進機構70(支持体71および球体72を除く部分)は、支持体71および球体72の対ごとに設置してもよい。あるいは、一組のロッド60およびロッド前進機構70(支持体71および球体72を除く部分)の配置を変更することによって、一組のロッド60およびロッド前進機構70(支持体71および球体72を除く部分)を支持体71および球体72の複数の対間で共用してもよい。
10...掘進機
20...掘進機本体
30...固定部
31...隔壁
33...排泥孔
34...前側空間(チャンバ)
35...後側空間
36...排出コンベヤ
40...回転部
41...メインシャフト
42...スポーク
43,44...カッタビット
50...探査装置
60...ロッド
61...前端小ロッド
62...中間小ロッド
63...後端小ロッド
70...ロッド前進機構
71...支持体
72...球体
73...ボールバルブ
74...ロッドシール部
75...ベース
76...ジャッキ
77...押圧部
78...ロードセル
81,82...レバーブロック
90...振動センサ
611,621...貫通孔
612,622,632...胴部
613...雌ネジ部
614...テーパ部
623...雌ネジ部
625,635...雄ネジ部
631...有底孔
636...接続口
711...貫通孔
741...パッキン

Claims (10)

  1. 掘進機から地中構造物を探査するための探査装置であって、
    ロッドと、
    前記ロッドを押圧して前進させるように構成されたロッド前進機構と を備え、
    前記探査装置は、前記ロッドを前進させることによって得られる情報に基づいて、前記ロッドの前進先における地中構造物の有無を検知するように構成された
    探査装置。
  2. 請求項1に記載の探査装置であって、
    前記ロッドの前進角度を可変に設定可能に構成された
    探査装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の探査装置であって、
    前記ロッドの振動を検出するように構成された振動センサを備え、
    前記情報は、前記振動センサによって検出された前記振動を含む
    探査装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の探査装置であって、
    前記ロッドの前進によって前記ロッドに作用する反力を検出するように構成された荷重センサを備え、
    前記情報は、前記荷重センサによって検出された前記反力を含む
    探査装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の探査装置であって、
    前記ロッドを押圧して前進させるための油圧式ジャッキを備え、
    前記情報は、前記油圧式ジャッキの油圧値を含む
    探査装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の探査装置であって、
    前記ロッドは、
    前記ロッドの内部に流体通路を有しており、
    前記流体通路を通って供給される高圧流体を前記ロッドの先端から噴射可能に構成され、
    前記探査装置は、前記ロッドの先端から前記高圧流体を噴射しながら、前記ロッドを前進可能に構成された
    探査装置。
  7. 請求項6に記載の探査装置であって、
    前記高圧流体の噴射に基づく反射音を検出するように構成された音センサを備え、
    前記情報は、前記音センサによって検出された前記反射音を含む
    探査装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の探査装置であって、
    前記ロッドは、
    複数の小ロッドを備え、
    前記複数の小ロッドを長手方向に継ぎ足しながら前進可能に構成された
    探査装置。
  9. 掘進機であって、
    掘進機本体と、
    請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の探査装置と
    を備え、
    前記ロッドは、前記掘進機本体に対して前進可能に構成された
    掘進機。
  10. 掘進機の地中構造物探査方法であって、
    掘進機本体に対してロッドを前進させる工程と、
    前記ロッドを前記掘進機本体に対して前進させることによって得られる情報に基づいて、前記ロッドの前進先における地中構造物の有無を検知する工程と
    を備える地中構造物探査方法。
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