JPS6187095A

JPS6187095A - シ−ルド掘削装置

Info

Publication number: JPS6187095A
Application number: JP20709984A
Authority: JP
Inventors: 塚原　彰; 服部　信行; 博佐藤
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1984-10-04
Filing date: 1984-10-04
Publication date: 1986-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はシールド掘削作業において、安全を確保し且つ
能率を向上させるために掘削すべき地山の性状を検出す
る貫入試験機を併用したシールド掘削装置に関する。

シールド工法による掘削はシールド機本体前端の回転式
カッターヘッドにより掘削した土砂をカッターヘッドの
背面のチャンバー内に充満させて常に前面の掘削すべき
地山と対向させて切羽の安定を図りつつ掘進するが、地
山の硬軟即ち岩盤或は砂質等による変化によって刻々に
掘削状態もこれに対応させて切羽が安定状態にあるか更
に崩壊の危険がないか等を予測しつつ機械を運転する管
理技術を必要とするに拘らず未だその目的に充当する提
案は殆ど皆無であった。

本発明はこれを改善するためシールド工法にコーン式貫
入試験機を併用し、掘進作業の中断休止時又は特に掘進
作業を中断休止させて、貫入試験機により掘削すべき前
面の他山の性状を検測することによって作業の安全操業
を確認し、又検測結果に適応した運転を行なって作業能
率を向上させることを目的とし、シールド機本体内のバ
ルクヘッドに対しコーン式員入試験を着脱自在に装着し
、且つ該試験機の貫入コーンをバルクヘッドに設けた開
閉可能の案内孔を挿通してシールド機本体前面のカッタ
ーヘッドの開口を経て前面の地山に向い進出させると共
にコ−ンの貫入方向を自由に変え得るようにしたことを
特徴とする。

本発明の実施態様を図面について説明する。

第１図において（１）はシールド機本体、（２）はその
前端の回転式カッターヘッド、（３）は該カッターヘッ
ド（２）の背面に排土チャンバー（４）を形成すべく本
体（１）内を区劃したバルクヘッド、（５）は土砂排出
用のスクリューコンベヤー、（６）はシールドジヤツキ
を示し、カッターヘッド（２）は本体（１）に対し軸受
部（７）とボールベヤリング（８）とで回転自在に軸支
されモータ（９）により駆動回転し、施工済みのセグメ
ント００）に接合したジせツキ（６）によりシールド本
体（１）を押進させつつカッターヘッド（２）の回転に
より掘進し、カッターヘッド（２）の間口０１）を経て
チャンバー（４）に充満する土砂はかきあげ板０■の回
動によりスクリューコンベヤ（５）に積込み、これに連
続する輸送管０■により後方に排送するもので、以上の
シールド掘削工法は従来と変ることはない。

本発明は上記のようなシールド掘削機の本体（１）内に
コーン式貫入試験機■を併用して随時に地山の性状を検
測し得るようにしたことを特徴とする。該コーン式貫入
試験機■は第１図および第２図で示すようにバルクヘッ
ド（３）の適所に取付けた結合金具１２＋）に対し着脱
可能に結着するもので、その結着部の詳細を第３図で示
す。

結合金具Ｑ＋）は環状部材■の一端外側にボールジヨイ
ント■を形成し、他側内部に導孔０５）を設けたボール
形バルブ３）を回転自在に収容して成り、これを該ボー
ルジヨイント図）においてシールド機本体（１）のバル
クヘッド（３）に対しジヨイントの）を形成する取付板
（２１ａ）によって結着する。

従って該結合金具２＋）はボールジヨイントの）によっ
てバルクヘッド（３）に対し自由に軸線方向を変゛　え
得るように取付けられ、又管状部材■の内腔とボール形
バルブＯＩ）の導孔の）とによってバルクヘッド（３）
の前後部を連通ずる案内孔価）を形成し、該案内孔価）
はバルブＯＳ）を把片の）で回転することにより随時に
開閉できるようにした。

コーン式貫入試験機■は器筐＠）前端の管状取付部材■
を結合金具１２１）後端の７ランジ＠）に対して随時着
脱し得るように結着し、必要により、器筐＠）上部の吊
環（Ｉ＋）によってシールド機本体（１）の壁面から吊
下安定させて使用する。器筐（１）内にはモータ（至）
を駆動源とし、緩、速２段の変速連動機構印）を経て回
動する一対の送り螺杆（Ｍ）α）を前後方向に架設する
と共に該螺杆Ｇ４）に螺挿し螺杆の回ｖＪによって進退
する押送部材α）を設けて器筐＠）の前端部に先端を前
記案内孔α）に臨ませて装着した試験用コーン価）を該
押送部材＠）で前方に押送するようにした。

図示例における貫入試験機■はオランダ型式のものを示
し。コーン価）の柄杆（３６ａ）に外管Ｑ）を重合挿嵌
し、貫入試験に際しては先ず外管ダ）と一体にコーンｏ
６）を貫入し、次で外管Ｉ：（７）を案内としてコーン
価）のみを前方に貫入することを繰返すもので、貞入深
さが、深くなるときは定長の継足ロッドを接続して貫入
作動を継続する。

尚、押送部材価）にはコーン価）の量大抵抗を受けるロ
ードセル等の計測装置Ｃ（ｌ）を内臓して貫入抵抗値を
デジタルで表示させるようにした。上記の装置において
、掘削作動の中断休止時に貫入試験様■を駆動してコー
ン（ｆ＋）を案内孔Ｉ７＋）を経て前方に進出させ、チ
ャンバ（４）を経てカッターヘッド（２）の前面開口（
１１）から地山に貫入し。その貫入抵抗値の検出により
チャンバー（４）内並びにカッターヘッドの前面の地山
の性状を測定するもので、その際カッターヘッド（２）
の停止位置により開口０１）の位置も変るが、案内孔価
）を形成する係合金具１２１）はボールジヨイントの）
によってバルクヘッド（３）に対し自由に転向できるよ
うに取付けたので、間口０１）の位置に応じてコーンＧ
６）の貫入方向を適応させることができ、又貫入試験を
行なった後は、ボール形バルブＯＩ）の回動により案内
孔い）を閉塞して水等の侵入を防止し得るようにした。

尚、カッターヘッド（２）の停止位置によって開口（１
１）からのコーン（支））を進出させることが不能とな
る場合を考慮し、貫入試験機ηの結着用結合金具Ｈを複
数箇所に設けて、貫入に好適な位置の結合金具Ｑ１）を
使用できるようにすると有利である。

本発明によるとぎはシールド機本体にコーン式貫入試験
機を併用し得るようにしたので、庭前作業の中断時又は
特に掘削作業を休止させて真人試験機によりチャンバー
内を経て掘進方向の前面における地山の性状を測定し得
るので、地山の軟弱による崩壊、浸水等による危険の予
知、又チャンバー内の切羽の状況を検出して掘進作業の
進行速度を加減する等地山および切羽の測定に応じて適
切な作業管理を行ない安全で能率の高い掘削運転を行な
い得る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様例を示すもので、第１図は掘削
装置の要部緘断側面図、第２図はその正面図、第３図は
コーン式貫入試験機とその結着部の截断側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

シールド機本体内のバルクヘッドに対しコーン式貫入試
験機を着脱自在に装着し、且つ該試験機の貫入コーンを
バルクヘッドに設けた開閉可能の案内孔を挿通してシー
ルド機本体前面のカッターヘッドの開口を経て前面の地
山に向い進出させると共にコーンの貫入方向を自由に変
え得るようにしたことを特徴とするシールド掘削装置。