JP5876378B2 - 土砂サンプリング装置、及び、土砂のサンプリング方法 - Google Patents

土砂サンプリング装置、及び、土砂のサンプリング方法 Download PDF

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Description

本発明は、シールド掘進機の前方地山の土砂をサンプリングする装置、及び、この装置を用いる土砂のサンプリング方法に関する。
特許文献1は、シールド掘進機の切羽の前方探査方法において、S波を用いて前方探査を行うことを開示している。特許文献1では、シールド掘進機が、その前部にカッタフェース(カッタ面板)を備え、側部にスキンプレートを備えている。カッタフェースには複数の発振部が配置されている。カッタフェース又はスキンプレートには複数の受振部が配置されている。特許文献1では、各発振部からS波を発振し、切羽の前方に存在する破砕帯等により反射した波を、複数の受振部にて受振する。特許文献1では、この受振した反射波に基づいて速度層の境界を検知することで、破砕帯等を検出する。
特開2009−185511号公報
ところで、近年、シールド掘進機を用いるトンネル施工では、地山の性状(例えば、土砂の種類、粒度等)に応じて施工条件を最適化するべく、シールド掘進機の前方の地山性状を事前に把握することが求められている。
しかしながら、特許文献1に記載の切羽の前方探査方法では、破砕帯等の有無を把握することは可能であるが、土砂の種類や粒度等を具体的に把握することは難しい。
本発明は、このような実状に鑑み、シールド掘進機の前方地山の性状を把握することを目的とする。
そのため本発明に係る土砂サンプリング装置は、トンネル掘進方向前端部に配置されたカッタ面板と、このカッタ面板の後方に配置されてカッタ面板との間にカッタチャンバを区画するシールド隔壁とを有するシールド掘進機の前方地山の土砂をサンプリングするものであり、シールド隔壁の後方に基端部が位置し、シールド隔壁に予め貫通形成された貫通孔と、カッタチャンバと、カッタ面板に予め貫通形成された貫通孔と、を通って、カッタ面板より前方の地山内に先端部が突出可能なボーリング管と、ボーリング管を回転させつつトンネル掘進方向に前進させる回転駆動装置と、を備える。ボーリング管は、その外管と内管との間の空間を第1流路として、内管内の空間を第2流路とする2重管構造を有する。ボーリング管の上記前進時に、ボーリング管の第1流路に供給された流体がボーリング管の先端部より吐出され、ボーリング管の先端部近傍の掘削土砂が第2流路を流通してボーリング管の基端部にてサンプリング位置に対応するように連続的に回収される。
また本発明に係る土砂のサンプリング方法では、上述の土砂サンプリング装置を用いて、ボーリング管の上記前進時に、ボーリング管の第1流路に流体を供給してボーリング管の先端部より流体を吐出させ、ボーリング管の先端部近傍の掘削土砂を第2流路に流通させてボーリング管の基端部にてサンプリング位置に対応するように連続的に回収する。
本発明によれば、カッタ面板より前方の地山内にボーリング管の先端部を突出させることにより、ボーリング管の先端部近傍に掘削土砂が発生する。また、上記突出時に、ボーリング管の第1流路に流体を供給してボーリング管の先端部より流体を吐出させる。これにより、吐出流体がボーリング管の先端部近傍の掘削土砂に作用して、この掘削土砂が第2流路を先端側から基端側へ流通する。そして、第2流路を流通してきた掘削土砂が、ボーリング管の基端部(すなわち、シールド隔壁の後方)にて回収される。従って、シールド掘進機の前方にてサンプリングされた土砂をシールド掘進機のシールド隔壁の後方にて回収することができるので、この回収した土砂の性状(例えば、種類、粒度等)を比較的容易に把握することができる。
本発明の一実施形態におけるシールド掘進機及び土砂サンプリング装置の概略構成図 口元装置の概略構成図 ボーリング管の横断面図 ボーリング管の先端部の縦断面図 水平ボーリング装置の概略構成図 エアースイベルの概略構成図 土砂回収装置の概略構成図 土砂のサンプリング方法を示す図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるシールド掘進機及び土砂サンプリング装置の概略構成を示す。
尚、本実施形態では、切羽側を前側とする一方、坑口側を後側とする。
また本実施形態では、いわゆる泥土圧式のシールド掘進機を例にとって、シールド掘進機の前方地山の土砂のサンプリングについて説明するが、シールド掘進機の種類はこれに限らない。
シールド掘進機1は、円筒状の掘進機本体2の側部に配置されるスキンプレート3と、掘進機本体2の前端部に配置される掘削用のカッタ面板(カッタヘッド)4と、カッタ面板4の後方に離間して配置されるシールド隔壁(バルクヘッド)5とを含んで構成される。
カッタ面板4は、シールド隔壁5に回転自在に支持されており、シールド隔壁5の後面に設置された回転駆動装置6を駆動源として、回転しながら地山を掘削する。
カッタ面板4とシールド隔壁5との間には、これらとスキンプレート2とによりカッタチャンバ7が区画形成されている。
カッタチャンバ7内では、カッタ面板4による掘削で生じた掘削土砂が滞留する。
カッタチャンバ7内には、図示しない加泥材注入管を介して、加泥材が供給される。ここで加泥材とは、一般に、掘削土砂を塑性流動化させるために用いられるものである。カッタチャンバ7に投入される加泥材の種類や投入量は、掘削土砂の性状(例えば、土砂の種類、粒度等)に応じて設定される。
シールド掘進機1は、カッタチャンバ7内で滞留した掘削土砂をシールド隔壁5の後方に搬出する土砂搬出装置(例えば、スクリューコンベア)8を備える。
シールド掘進機1は、掘進機本体2の後方に、図示しないエレクターを備える。エレクターは、円弧状断面を有するセグメント11を組立てて、円筒状の覆工体12を構築する。
シールド掘進機1の掘進機本体2の周縁部には、複数の推進ジャッキ13が、掘進機本体2の周方向に互いに間隔を空けて配置されている。
推進ジャッキ13は、シリンダ13aとロッド13bとにより構成される油圧ジャッキである。シリンダ13aは、その一端が掘進機本体2に固定されており、他端側にて、ロッド13bが進出・退入可能となっている。推進ジャッキ13のロッド13bの先端部を既設のセグメント11に当接させた状態で推進ジャッキ13を伸長作動させることにより、シールド掘進機1は推進力を得ることができる。このようにして、推進ジャッキ13は、既設のセグメント11から反力を取ってシールド掘進機1を推進させる。
カッタ面板4には、それをトンネル軸方向に貫通する第1貫通孔14が形成されている。第1貫通孔14は、その内径が、後述するボーリング管40の外径よりも大きく形成されている。
シールド隔壁5には、それをトンネル軸方向に貫通する第2貫通孔15が形成されている。第2貫通孔15は、その内径が、後述するボーリング管40の外径よりも大きく形成されている。
ここで、カッタ面板4の第1貫通孔14は、シールド隔壁5の第2貫通孔15に比べて、大径である。
また、カッタ面板4の第1貫通孔14と、シールド隔壁5の第2貫通孔15とは、カッタ面板4の回転停止時に、貫通孔同士の中心がトンネル軸方向で略一致するように形成されている。
シールド掘進機1の前方地山の土砂をサンプリングする土砂サンプリング装置20は、口元装置30と、トンネル軸方向に延在するボーリング管40と、ボーリング管40を回転駆動する水平ボーリング装置50と、ボーリング管40の基端部(後端部)に設置されるエアースイベル60と、土砂回収装置70とにより構成される。
口元装置30の概略構成について図2を用いて説明する。
図2は、口元装置30の概略構成を示す。
口元装置30は、口元管路31と、口元管路31の途中に設けられてその開放/閉鎖を行うための複数(図では2つ)の開閉弁32と、開閉弁32の後方の口元管路31に設けられたピンチ弁33とにより構成されている。尚、本実施形態では開閉弁32としてゲート弁を用いて以下説明するが、開閉弁32の形式はこれに限らず、例えば、開閉弁32としてボール弁を用いてもよい。ここで、開閉弁32の操作上のスペースに制限がある場合には、開閉弁32としてゲート弁が用いられ得る。また、開閉弁32で比較的高い止水性が求められる場合には開閉弁32としてボール弁が用いられ得る。
口元管路31は、その前端がシールド隔壁5の後面に接続されて後方に所定の長さで延在している。また、口元管路31は、その前端の開口部がシールド隔壁5の第2貫通孔15に連続している。これにより、口元管路31は第2貫通孔15を介してカッタチャンバ7に連通する。
口元管路31の前部にて分岐して下方に延びる分岐管路34の下端には、圧抜き用のボール弁35が設けられている。尚、ボール弁35の代わりとして、ゲート弁等他の形式のバルブを用いることも可能である。
分岐管路34との分岐部より後方の口元管路31には、開閉弁32が設けられている。開閉弁32を開弁/閉弁すると、口元管路31が開放/閉鎖される。尚、本実施形態では、2つの開閉弁32を前後方向に直列に配置することで、開閉弁32のフェールセーフ性を向上させている。
ピンチ弁33は、円筒状のケーシング33aと、その内部に配置された鼓形のゴムスリーブ33bと、ケーシング33aとゴムスリーブ33bとの間の空間に流体(例えば、加圧空気)を供給する流体供給ライン33cと、ケーシング33aとゴムスリーブ33bとの間の空間の圧抜きを行うための圧抜き弁33dとにより構成されている。
流体供給ライン33cの途中にはボール弁33eが設けられている。このボール弁33eは、ケーシング33aとゴムスリーブ33bとの間の空間内の流体圧を調節するために用いられる。尚、ボール弁33eの代わりとして、ゲート弁等他の形式のバルブを用いることも可能である。
圧抜き弁33dを閉弁した状態で、ボール弁33eを用いて流体圧を調節しつつ、流体供給ライン33cよりケーシング33aとゴムスリーブ33bとの間の空間に流体を供給すると、その流体圧により、ゴムスリーブ33bがその外側から内側に押圧されて弾性変形する。従って、流体圧を上昇させるほど、ゴムスリーブ33bの内部空間の断面積が減少して、この結果、口元管路31の断面積が実質的に減少する。
この後に、ボール弁33eを閉弁した状態で、圧抜き弁33dを開弁すると、ケーシング33aとゴムスリーブ33bとの間の空間が減圧されて、これにより、ゴムスリーブ33bの内部空間の断面積が流体供給前の状態に戻る。
口元管路31は、その内径が、ボーリング管40の外径よりも大きい。また、上述のように、シールド隔壁5の第2貫通孔15は、その内径が、ボーリング管40の外径よりも大きく形成されている。また、上述のように、カッタ面板4の第1貫通孔14は、その内径が、ボーリング管40の外径よりも大きく形成されている。また、上述のように、カッタ面板4の第1貫通孔14と、シールド隔壁5の第2貫通孔15とは、カッタ面板4の回転停止時に、貫通孔同士の中心がトンネル軸方向で略一致するように形成されている。従って、カッタ面板4の回転停止時に、開閉弁32が開いている状態では、ボーリング管40を、口元管路31、シールド隔壁5の第2貫通孔15、及び、カッタ面板4の第1貫通孔14に挿通させて、ボーリング管40の先端部を、カッタ面板4より前方の地山内に突出させることができる。
また、ボーリング管40が口元管路31内に挿通された状態で、ピンチ弁33にて、流体供給ライン33cからの流体供給によるゴムスリーブ33bの弾性変形を行うことにより、ゴムスリーブ33bがボーリング管40の外周面に密着する。これにより、ピンチ弁33のゴムスリーブ33bが、口元管路31の後端部の内周面と、ボーリング管40の外周面との間を塞ぐシール部材として機能する。
ボーリング管40の概略構成について、図1、図3及び図4を用いて説明する。
図3(a)、(b)は、それぞれ、ボーリング管40を構成するボーリングロッド41の横断面を示す。図4は、ボーリング管40を構成するボーリングビット42の縦断面を示す。尚、図4は、ボーリング管40の先端部(ボーリングビット42)が、カッタ面板4より前方の地山内に突出している状態を示している。
ボーリング管40は、トンネル軸方向に直列に連結されるボーリングロッド41と、ボーリングロッド41の前端(先端)に設けられるボーリングビット42と、により構成される。
図3(a)及び図4に示すように、ボーリングロッド41とボーリングビット42とは、それぞれ、円形断面の外管43と内管44とからなる2重管構造を有している。換言すれば、ボーリング管40は、外管43と内管44とからなる2重管構造を有している。
外管43と内管44との間には空間があり、この空間を第1流路45と称して以下説明する。また、内管44内の空間を第2流路46と称して以下説明する。
ボーリングロッド41は、その少なくとも一部が、図3(b)に示すような断面形状を有する。例えば、ボーリングロッド41の前部と後部とが、図3(b)に示すような断面形状を有する。
図3(b)に示すように、内管44には、その外周面から径方向外方に放射状に突出した4つの凸部47が設けられている。内管44は、凸部47を介して、例えば圧入により、外管43の内周面に連結固定されている。すなわち、内管44が、凸部47を介して、外管43と一体化されている。従って、凸部47が、本発明における固定部として機能して、外管43と内管44とを互いに固定する。ここで、凸部47(本発明における固定部)は、外管43と内管44とが一体に動くように、これらを連結固定する。
尚、本実施形態では、本発明における固定部として凸部47を例示して説明したが、外管43と内管44とが一体に動くようにこれらを固定部が連結固定できるのであれば、固定部の配置位置、形状、個数は、上述の例示に限らない。
図4に示すように、ボーリングビット42では、内管44が、外管43に比べて前方に突出している。また、内管44の先端部には、第1流路45と第2流路46とを連通する連通孔48が形成されている。
第1流路45は、エアースイベル60からの流体(空気及び/又は水)が流通する流路であり、この流体は、ボーリングビット42の先端部(ボーリング管40の先端部)より吐出される。
第2流路46は、ボーリング管40の先端部近傍の掘削土砂Sが流通する流路であり、この掘削土砂Sは、土砂回収装置70にて回収される。
第1流路45を流通する流体の一部は、連通孔48を通って、第2流路46に流入する。これにより、第2流路46における掘削土砂Sの流通を促進することが可能である。
ボーリング管40を回転駆動する水平ボーリング装置50について、図1及び図5を用いて説明する。
図5は、水平ボーリング装置50の概略構成を示す。
水平ボーリング装置50は、シールド隔壁5の後方に予め設けられた仮設足場51上に設置される。
水平ボーリング装置50は、仮設足場51上の基台51aに載置されてトンネル軸方向に沿う長辺を有する矩形状のベース52と、ベース52に沿ってトンネル軸方向に往復移動する図示しないフィードシリンダと、フィードシリンダの往復移動に応じてベース52上をトンネル軸方向に往復移動するスイベルヘッド53及びガイド54とにより構成される。ここで、スイベルヘッド53及びガイド54は、図5に示す前端位置Fと後端位置Rとの間で往復移動する。ベース52の側部には、高さ調節用の複数のスクリュージャッキ52aが取り付けられている。
スイベルヘッド53は、図示しないモータを駆動源として、図示しない油圧チャックによりボーリング管40をその外側から挟持しつつ回転させる。
従って、水平ボーリング装置50は、スイベルヘッド53によりボーリング管40を回転させつつ、スイベルヘッド53をトンネル軸方向に往復移動させることにより、ボーリング管40をトンネル軸方向に往復移動させることができる。
水平ボーリング装置50の前端部には、ボーリング管40を保持するロッドホルダ55が設けられている。
ボーリング管40をトンネル掘進方向に前進させる場合には、まず、ボーリング管40をスイベルヘッド53の油圧チャックで挟持した状態で、スイベルヘッド53を後端位置Rから前端位置Fまで前進させる。次に、ロッドホルダ55にてボーリング管40を保持しつつ、スイベルヘッド53の油圧チャックを解除してスイベルヘッド53を前端位置Fから後端位置Rまで後退させて、ボーリング管40をスイベルヘッド53の油圧チャックで挟持する。この後、ロッドホルダ55による保持を解除する。この一連の動作を繰り返すことで、ボーリング管40の前進が断続的に行われる。尚、スイベルヘッド53は、本発明における「回転駆動装置」に対応しており、ボーリング管40を回転させつつトンネル掘進方向に前進させる。
一方、ボーリング管40をトンネル掘進方向と反対の方向に後退させる場合には、まず、ボーリング管40をスイベルヘッド53の油圧チャックで挟持した状態で、スイベルヘッド53を前端位置Fから後端位置Rまで後退させる。次に、ロッドホルダ55にてボーリング管40を保持しつつ、スイベルヘッド53の油圧チャックを解除してスイベルヘッド53を後端位置Rから前端位置Fまで前進させて、ボーリング管40をスイベルヘッド53の油圧チャックで挟持する。この後、ロッドホルダ55による保持を解除する。この一連の動作を繰り返すことで、ボーリング管40の後退が断続的に行われる。
図1に戻り、水平ボーリング装置50の後方の仮設足場51の上方には、トンネル軸方向に互いに離間してトンネル幅方向に延在する3つの仮設の梁部材81が設けられている。
3つの梁部材81には、各々に、チェーンブロック82が吊り下げられている。
梁部材81の下方で、かつ、水平ボーリング装置50の後方のボーリング管40の上方には、3つのチェーンブロック82により、走行レール83が揚重されている。
走行レール83は、ボーリング管40に対して平行に延在している。
走行レール83には、前方から後方に向かって順に、ロッドガイド84、エアースイベル60、及び土砂回収装置70の後述するガイド装置71が、それぞれの走行装置85(図6及び図7参照)を介して懸垂している。
ロッドガイド84はボーリング管40の前進・後退時のトンネル幅方向のグラツキを抑制するものである。ロッドガイド84は、その走行装置85で走行レール83を走行することが可能である。
エアースイベル60の概略構成について、図1及び図6を用いて説明する。
図6は、エアースイベル60の概略構成を示す。
エアースイベル60は、その上部に走行装置85を有する。
エアースイベル60は、上部がブラケット85aを介して走行装置85に取り付けられた円筒状のハウジング61と、ハウジング61内に設置された複数(図では2つ)のベアリング62と、ベアリング62により支持されて円形断面の外管63と内管64とからなる2重管65と、シール部材66を介して内管64の後端部(基端部)に接続する円管67とにより構成されている。
ボーリング管40(ボーリングロッド41)の後端部(基端部)は、2重管65の前端部に連結されている。また、2重管65では、ボーリングロッド41と同様に、外管63と内管64とが凸部69等によって互いに固定されている。ここで、外管63と内管64との間には空間があり、この空間は、上述の第1流路45と連続しているので、第1流路45とする。また、内管64内の空間は、上述の第2流路46と連続しているので、第2流路46とする。
エアースイベル60では、その第1流路45がエアースイベル60の後部で閉口されている。
エアースイベル60の下部では、加圧された空気を第1流路45に供給する空気供給ライン91がハウジング61及び外管63を貫通して、第1流路45に連通している。空気供給ライン91には、流量調整用のボール弁92が設置されている。尚、ボール弁92の代わりとして、ゲート弁等他の形式のバルブを用いることも可能である。
空気供給ライン91には、ボール弁92から第1流路45に向かう途中に、水供給ライン93が接続されている。水供給ライン93には、流量調整用のボール弁94が設置されている。尚、ボール弁94の代わりとして、ゲート弁等他の形式のバルブを用いることも可能である。
水供給ライン93は、加圧された水を、空気供給ライン91を介して、第1流路45に供給する。
従って、ボール弁92を開弁として、ボール弁94を閉弁とすれば、第1流路45には空気が供給される。
また、ボール弁92を閉弁として、ボール弁94を開弁とすれば、第1流路45には水が供給される。
また、ボール弁92、94を両方共に開弁すれば、第1流路45には空気及び水が供給される。
第1流路45に供給される流体の種類は、掘削土砂の種類によって設定され得る。例えば、掘削土砂が砂系であれば、第1流路45には空気が供給される。また、掘削土砂が粘土系であれば、第2流路での掘削土砂の詰まりを抑制するために、第1流路45には水が供給されるか、又は、空気と水との両方が供給される。尚、第1流路45に供給される流体の成分比率(空気と水との比率)については、掘削土砂の性状、掘削土砂の回収の状況、詰まりの程度により、0〜100%で適時変更することが好ましい。
エアースイベル60では、その第2流路46が円管67の内部空間に連通している。従って、第2流路46を流通してきた掘削土砂は、円管67内を流通する。
円管67には、第2流路46の開放/閉鎖を切り換えるボール弁96が設置されている。尚、ボール弁96の代わりとして、ゲート弁等他の形式のバルブを用いることも可能である。
土砂回収装置70の概略構成について、図1及び図7を用いて説明する。
図7(a)は、土砂回収装置70の側面図であり、図7(b)は、土砂回収装置70をその後方から見た図である。
土砂回収装置70は、ガイド装置71と土砂受け装置72とにより構成される。
ガイド装置71は、その上部にトンネル軸方向に並ぶ2つの走行装置85を有する。
ガイド装置71の前側の走行装置85とエアースイベル60の走行装置85とは、接続ロッド98を介して接続されている。従って、ガイド装置71は、エアースイベル60に追従して、走行レール83を走行することができる。
ガイド装置71は、上部がブラケット85aを介して走行装置85に取り付けられた箱状のガイド装置本体71aを備える。
ガイド装置本体71aは、その前面と下面との各々に図示しない開口部が形成されている。これら開口部には、ガイド装置本体71内にて円弧状に湾曲する円管71bの両端が取り付けられている。
円管71bは、その前端部が、円管67の後端部(基端部)に接続されている。
土砂受け装置72は、水受け樋73と、水受け樋73の排水ライン74と、水受け樋73内に配置された土砂受けスクリーン75とにより構成される。
水受け樋73は、ボーリング管40、エアースイベル60、及びガイド装置71の下方の仮設足場51に載置されている。
水受け樋73は、上面開口の箱型であり、所定の長さを有して、ボーリング管40に対して平行に延在する。
尚、本実施形態では、水平ボーリング装置50のスイベルヘッド53の可動範囲(図5に示す前端位置Fから後端位置Rまでの距離)を1ストロークとして、約2ストローク分を、水受け樋73の所定の長さとして図示しているが、水受け樋73の長さはこれに限らない。
土砂受けスクリーン75は、上面開口の半円形断面を有し、水受け樋73と同様の所定の長さを有して、ボーリング管40に対して平行に延在する。土砂受けスクリーン75の上面は、ガイド装置71の円管71bの下端部に対向している。土砂受けスクリーン75は、例えば、パンチングメタル製である。
円管67よりガイド装置71の円管71bに流通してきた掘削土砂は、円管71bによりスムーズに土砂受け装置72の土砂受けスクリーン75に導かれる。そして、掘削土砂の水分が多い場合には、その水分が、土砂受けスクリーン75を通過して、水受け樋73に落下して、排水ライン74より排出される。従って、土砂受けスクリーン75では、水分が過多ではない試料を回収することができる。
また、ガイド装置71は、ボーリング管40の前進に追従するのに対し、土砂受け装置72は、ボーリング管40の前進に追従しない。つまり、ボーリング管40の前進時に、ガイド装置71は、土砂受け装置72に対して相対的に前進する。従って、ボーリング管40の前進時における掘削土砂のサンプリング位置に対応させて、土砂受け装置72(土砂受けスクリーン75)にて試料が順に連続的に回収されるので、サンプリング位置と試料との関係を簡易に把握することができる。
次に、図1〜図8を用いて、掘削土砂のサンプリング方法を説明する。
図8(a)は、土砂サンプリング装置20による土砂サンプリングの開始前の状態を示す。図8(b)は、土砂サンプリング装置20による土砂サンプリングの終了前の状態を示す。
シールド掘進機1が地山を掘進している状態では、口元装置30の開閉弁32及びボール弁35は閉弁している。このときに、土砂サンプリング装置20は、図8(a)に示す状態である。この状態では、ボーリング管40のボーリングビット42が、図2に示すビット退避位置(すなわち、ピンチ弁33の位置)に位置する。
この後、シールド掘進機1の運転停止時に(具体的には、カッタ面板4の回転停止時に)、土砂サンプリング装置20による土砂サンプリングを行う。
まず、カッタ面板4の回転停止時に、カッタ面板4の第1貫通孔14の中心と、シールド隔壁5の第2貫通孔15の中心とを、トンネル軸方向で略一致させる。
次に、ピンチ弁33にて、流体供給ライン33cからの流体供給によりゴムスリーブ33bの弾性変形を行わせて、ゴムスリーブ33bをボーリング管40の外周面に密着させる。これにより、ピンチ弁33のゴムスリーブ33bが、口元管路31の後端部の内周面と、ボーリング管40の外周面との間を塞ぐシール部材として機能する。
次に、開閉弁32を開弁する。
次に、水平ボーリング装置50のスイベルヘッド53によりボーリング管40を回転させつつ、スイベルヘッド53をトンネル掘進方向に前進させることにより、ボーリング管40をトンネル掘進方向に前進させる。
ボーリング管40の前進により、ボーリング管40は、口元管路31、シールド隔壁5の第2貫通孔15、カッタチャンバ7、及び、カッタ面板4の第1貫通孔14を通って、ボーリング管40の先端部(ボーリングビット42)が、カッタ面板4より前方の地山内に突出して地山を掘削する。これにより、ボーリング管40の先端部近傍に掘削土砂が発生する。
次に、ボーリング管40の第1流路45に流体(空気及び/又は水)を供給して、ボーリング管40の先端部(ボーリングビット42)より流体を吐出させる。これにより、吐出流体がボーリング管40の先端部近傍の掘削土砂に作用して、この掘削土砂が流体に乗って第2流路46を先端側(前端側)から基端側(後端側)へ流通する。そして、第2流路46を流通してきた掘削土砂が、土砂回収装置70(すなわち、シールド隔壁5の後方)にて回収される。
この後、ボーリング管40の前進は、上述のように、スイベルヘッド53のストローク毎に、断続的に行われる。
また、ボーリング管40の前進が進むにつれて、土砂受けスクリーン75上の試料が土砂受けスクリーン75の前端部に近づいてくると、土砂受けスクリーン75を新たなものに交換して、土砂受け装置72を前進させる。
このようにしてボーリング管40の前進と土砂のサンプリングとを行い、図8(b)に示すような状態になると、ボーリング管40の前進と、ボーリング管40の第1流路45への流体(空気及び/又は水)の供給とを停止する。
この後に、水平ボーリング装置50のスイベルヘッド53によりボーリング管40を回転させつつ、スイベルヘッド53をトンネル掘進方向と反対方向に後退させることにより、ボーリング管40を後退させる。ボーリング管40の後退は、上述のように、スイベルヘッド53のストローク毎に、断続的に行われる。
ボーリング管40の後退が進むと、ボーリング管40の先端部(ボーリングビット42)が、カッタ面板4より後方に退入し、シールド隔壁5の第2貫通孔15、及び口元管路31を通って、上述のビット退避位置に到着した時点で、ボーリング管40の後退を終了する。
そして、開閉弁32を閉弁する。
このようにして、掘削土砂のサンプリングが行われる。
サンプリングされた掘削土砂の性状(例えば、土砂の種類、粒度等)に応じて、シールド掘削時にカッタチャンバ7に投入される加泥材の種類や投入量、推進ジャッキ13の伸長速度等が設定される。
本実施形態によれば、シールド掘進機1は、トンネル掘進方向前端部に配置されたカッタ面板4と、このカッタ面板4の後方に配置されてカッタ面板4との間にカッタチャンバ7を区画するシールド隔壁5とを有する。土砂サンプリング装置20は、シールド掘進機1の前方地山の土砂をサンプリングするものであり、シールド隔壁5の後方に基端部が位置し、シールド隔壁5に予め貫通形成された貫通孔(第2貫通孔15)と、カッタチャンバ7と、カッタ面板4に予め貫通形成された貫通孔(第1貫通孔14)と、を通って、カッタ面板4より前方の地山内に先端部が突出可能なボーリング管40を備える。カッタ面板4より前方の地山内にボーリング管40の先端部を突出させると、ボーリング管40の先端部近傍に掘削土砂が発生する。また、ボーリング管40の先端部の地山への突出時に、ボーリング管40の第1流路45に供給された流体(空気及び/又は水)がボーリング管40の先端部より吐出される。これにより、吐出流体がボーリング管40の先端部近傍の掘削土砂に作用して、この掘削土砂が第2流路46を先端側(前端側)から基端側(後端側)へ流通する。そして、第2流路46を流通してきた掘削土砂が、ボーリング管40の基端部(すなわち、シールド隔壁の後方)にて土砂回収装置70により回収される。従って、シールド掘進機1の前方にてサンプリングされた土砂をシールド掘進機1のシールド隔壁5の後方にて回収することができるので、この回収した土砂の性状(例えば、種類、粒度等)を比較的容易に把握することができる。
また本実施形態によれば、ボーリング管40は、その外管43と内管44とを互いに固定する固定部(凸部47)を備える。これにより、内管44が固定部(凸部47)を介して外管43と一体化されるので、ボーリング管40の外管43のみを回転・前進させることで、内管44も回転・前進させることができ、この結果、内管44を回転・前進させるための回転駆動装置を省略することができる。
また本実施形態によれば、ボーリング管40の下方に配置されてボーリング管40に対して平行に延在する土砂受け装置72と、ボーリング管40の内管44の基端部にエアースイベル60等を介して連結されて第2流路46からの掘削土砂を土砂受け装置72に導くガイド装置71とを備え、ボーリング管40の前進時に、ガイド装置71が、土砂受け装置72に対して相対的に前進する。これにより、ボーリング管40の前進時における掘削土砂のサンプリング位置に対応させて、土砂受け装置72(土砂受けスクリーン75)にて試料が連続的に回収されるので、サンプリング位置と試料との関係を簡易に把握することができる。
また本実施形態によれば、シールド隔壁5の後面に前端が接続されて後方に延在し、第2貫通孔15を介してカッタチャンバ7に連通する口元管路31を有し、この口元管路31内をボーリング管40が通る。これにより、ボーリング管40の前進・後退時に、口元管路31が、ボーリング管40の移動のガイドとして機能するので、ボーリング管40の前進・後退を比較的スムーズに行うことができる。
また本実施形態によれば、口元管路31の途中に少なくとも1つの開閉弁32が設置されている。これにより、土砂サンプリングの終了時にボーリング管40の先端部を開閉弁32より後方の口元管路31内に位置させた状態で開閉弁32を閉弁することができるので、ボーリング管40への地下水圧の作用等を抑制することができ、この結果、ボーリング管40の分解等を比較的容易に行うことができる。
尚、本実施形態では、いわゆる泥土圧式のシールド掘進機1を例にとって、シールド掘進機の前方地山の土砂のサンプリングについて説明したが、シールド掘進機1の種類はこれに限らず、例えば、いわゆる泥水式のシールド掘進機で土砂サンプリング装置20を用いて、シールド掘進機の前方地山の土砂のサンプリングを行うことが可能である。
1 シールド掘進機
2 掘進機本体
3 スキンプレート
4 カッタ面板
5 シールド隔壁
6 回転駆動装置
7 カッタチャンバ
8 土砂搬出装置
11 セグメント
12 覆工体
13 推進ジャッキ
13a シリンダ
13b ロッド
14 第1貫通孔
15 第2貫通孔
20 土砂サンプリング装置
30 口元装置
31 口元管路
32 開閉弁
33 ピンチ弁
33a ケーシング
33b ゴムスリーブ
33c 流体供給ライン
33d 圧抜き弁
33e ボール弁
34 分岐管路
35 ボール弁
40 ボーリング管
41 ボーリングロッド
42 ボーリングビット
43 外管
44 内管
45 第1流路
46 第2流路
47 凸部
48 連通孔
50 水平ボーリング装置
51 仮設足場
51a 基台
52 ベース
52a スクリュージャッキ
53 スイベルヘッド
54 ガイド
55 ロッドホルダ
60 エアースイベル
61 ハウジング
62 ベアリング
63 外管
64 内管
65 2重管
66 シール部材
67 円管
69 凸部
70 土砂回収装置
71 ガイド装置
71a ガイド装置本体
71b 円管
72 土砂受け装置
73 水受け樋
74 排水ライン
75 土砂受けスクリーン
81 梁部材
82 チェーンブロック
83 走行レール
84 ロッドガイド
85 走行装置
85a ブラケット
91 空気供給ライン
92 ボール弁
93 水供給ライン
94、96 ボール弁
98 接続ロッド

Claims (7)

  1. トンネル掘進方向前端部に配置されたカッタ面板と、このカッタ面板の後方に配置されて前記カッタ面板との間にカッタチャンバを区画するシールド隔壁とを有するシールド掘進機の前方地山の土砂をサンプリングする装置であって、
    前記シールド隔壁の後方に基端部が位置し、前記シールド隔壁に予め貫通形成された貫通孔と、前記カッタチャンバと、前記カッタ面板に予め貫通形成された貫通孔と、を通って、前記カッタ面板より前方の地山内に先端部が突出可能なボーリング管と、
    前記ボーリング管を回転させつつトンネル掘進方向に前進させる回転駆動装置と、
    備え、
    前記ボーリング管は、その外管と内管との間の空間を第1流路として、前記内管内の空間を第2流路とする2重管構造を有し、
    前記ボーリング管の前記前進時に、前記ボーリング管の前記第1流路に供給された流体が前記ボーリング管の先端部より吐出され、前記ボーリング管の先端部近傍の掘削土砂が前記第2流路を流通して前記ボーリング管の基端部にてサンプリング位置に対応するように連続的に回収される土砂サンプリング装置。
  2. 前記ボーリング管の下方に配置されて前記ボーリング管に対して平行に延在する土砂受け装置と、前記内管の基端部に連結されて前記第2流路からの掘削土砂を前記土砂受け装置に導くガイド装置とを備え
    前記ボーリング管の前記前進時に、前記ガイド装置が、前記土砂受け装置に対して相対的に前進し、
    前記ボーリング管の前記前進が進むにつれて、前記土砂受け装置にて回収される掘削土砂が前記土砂受け装置の前端部に近づく、請求項1に記載の土砂サンプリング装置。
  3. 前記ボーリング管は、その外管と内管とを互いに固定する固定部を備える請求項1又は請求項2に記載の土砂サンプリング装置。
  4. 前記シールド隔壁の後面に前端が接続されて後方に延在し、前記シールド隔壁の貫通孔を介して前記カッタチャンバに連通する口元管路を有し、この口元管路内を前記ボーリング管が通る請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の土砂サンプリング装置。
  5. 前記口元管路の途中に少なくとも1つの開閉弁が設置されている、請求項4に記載の土砂サンプリング装置。
  6. 前記流体は、空気及び/又は水である請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の土砂サンプリング装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の土砂サンプリング装置を用いて、
    前記ボーリング管の前記前進時に、前記ボーリング管の前記第1流路に前記流体を供給して前記ボーリング管の先端部より前記流体を吐出させ、前記ボーリング管の先端部近傍の掘削土砂を前記第2流路に流通させて前記ボーリング管の基端部にてサンプリング位置に対応するように連続的に回収する土砂のサンプリング方法。
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