JP2023065831A - 補強部材及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に印刷装置を破損させることを抑制する。【解決手段】印刷装置1に取り付けられる補強部材20であって、印刷装置1を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、印刷装置1の自重がかかる位置に配置可能であるとともに、第1面201が持ち上げ装置と接触し第1面201とは反対側の第2面202が印刷装置1の持ち上げ面25と接触する補強部材20。このような構成の補強部材20を使用することで、印刷装置1を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に印刷装置1を破損させることを抑制することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、補強部材及び印刷装置に関する。
従来から、様々な印刷装置が使用されている。このような印刷装置は、使用される場所が変更される場合など、移動させられる場合がある。特許文献1には、プリンター本体の底面に運搬用取っ手が配設され、作業者がプリンターを人力で移動する場合に移動しやすい構成のプリンターが開示されている。
特開2002-166622号公報
特許文献1のプリンターは、作業者がプリンターを人力で移動する場合に移動しやすい構成となっている。一方、印刷装置には様々な形状や大きさのものがあり、人力で移動する代わりにフォークリフトなどの持ち上げ装置を用いて移動させるものがある。しかしながら、このような持ち上げ装置を用いて印刷装置を移動させる場合、持ち上げ装置と接触する部分が自重により変形したり剛性の低い構成部材などが壊れるなどして、印刷装置が破損する場合などがある。そこで、印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に印刷装置を破損させることを抑制することが求められている。
上記課題を解決するための本発明の補強部材は、印刷装置に取り付けられる補強部材であって、前記印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、前記印刷装置の自重がかかる位置に配置可能であるとともに、第1面が前記持ち上げ装置と接触し前記第1面とは反対側の第2面が前記印刷装置の持ち上げ面と接触することを特徴とする。
本発明の実施例1に係る印刷装置の概略図。 図1の印刷装置を補強部材が取り付けられた側から見た概略斜視図。 補強部材及び持ち上げ面の概略斜視図。 図3とは異なる角度から見た補強部材及び持ち上げ面の概略斜視図。 本発明の実施例2に係る印刷装置の補強部材及び持ち上げ面の概略側面図。
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の補強部材は、印刷装置に取り付けられる補強部材であって、前記印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、前記印刷装置の自重がかかる位置に配置可能であるとともに、第1面が前記持ち上げ装置と接触し前記第1面とは反対側の第2面が前記印刷装置の持ち上げ面と接触することを特徴とする。
本態様の補強部材は、印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、印刷装置の自重がかかる位置に配置可能であるとともに、第1面が持ち上げ装置と接触し第2面が印刷装置の持ち上げ面と接触する。このため、印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、印刷装置を補強することができ、印刷装置を破損させることを抑制することができる。
本発明の第2の態様の補強部材は、前記第1の態様において、前記印刷装置は、前記持ち上げ面に電気機器が設けられ、前記補強部材は、前記第1面と前記第2面との間に前記電気機器が位置する配置で、前記持ち上げ面に取り付けられることを特徴とする。
電気機器は力が加わると破損しやすいが、本態様によれば、持ち上げ面に電気機器が設けられていても、補強部材が第1面と第2面との間に電気機器が位置する配置で持ち上げ面に取り付けられる。このため、補強部材が電気機器を保護することができ、電気機器に力が加わり電気機器を破損させるということを抑制することができる。
本発明の第3の態様の印刷装置は、前記第1または第2の態様において、前記補強部材は、前記第1面と前記第2面とに接続されるとともに前記第1面及び前記第2面に対して交差する第3面を有することを特徴とする。
本態様によれば、補強部材は、第1面と第2面とに接続されるとともに第1面及び第2面に対して交差する第3面を有する。このため、簡単な構成で高い剛性の補強部材を構成することができる。
本発明の第4の態様の印刷装置は、前記第1から第3のいずれか1つの補強部材が前記持ち上げ面に複数取り付けられることを特徴とする。
本態様によれば、印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、複数カ所で印刷装置を補強部材で補強し、複数カ所で印刷装置を持ち上げ装置に接触させることができ、印刷装置をバランスよく持ち上げることができるとともに印刷装置を破損させることを抑制することができる。
本発明の第5の態様の印刷装置は、前記第4の態様において、前記補強部材を前記持ち上げ面に沿って移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、補強部材を持ち上げ面に沿って移動可能である。例えばフォークリフトのフォークなど持ち上げ装置における印刷装置を持ち上げる部分の幅が色々ある場合でも、該幅に合わせて補強部材の配置を変えることで好適に対応することができる。
本発明の第6の態様の印刷装置は、前記第5の態様において、複数の前記補強部材の各々を個別に移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、複数の前記補強部材の各々を個別に移動可能である。このため、例えば、印刷装置の状態によって印刷装置の重心位置が変化する場合などにおいても、該重心位置に合わせて各々の補強部材の配置を変えることで好適に対応することができる。
本発明の第7の態様の印刷装置は、前記第5の態様において、複数の前記補強部材のうちの第1補強部材を移動させることに伴い連動して複数の前記補強部材のうちの第2補強部材を移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、複数の補強部材のうちの第1補強部材を移動させることに伴い連動して複数の補強部材のうちの第2補強部材を移動可能である。このため、例えば、印刷装置の重心位置が変化しにくいような構成の場合、持ち上げ装置における印刷装置を持ち上げる部分の幅に合わせて補強部材の配置を簡単に変えることができる。
本発明の第8の態様の印刷装置は、前記第5から第7のいずれか1つの態様において、前記補強部材の移動を規制する規制部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、補強部材の移動を規制する規制部を備える。このため、補強部材が所望の移動範囲から外れて移動しすぎるなどして印刷装置から外れてしまうことなどを抑制することができる。
本発明の第9の態様の印刷装置は、前記第4から第8のいずれか1つの態様において、前記持ち上げ面と前記補強部材との間に前記持ち上げ面に対する前記補強部材の移動を潤滑にする潤滑機構が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、持ち上げ面と補強部材との間に持ち上げ面に対する補強部材の移動を潤滑にする潤滑機構が設けられている。このため、補強部材を印刷装置に対して潤滑に移動させることができる。
[実施例1]
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を具体的に説明する。最初に、図1を参照して本発明の実施例1に係る印刷装置1の概要について説明する。なお、図1においては、構成を分かり易くするために一部の構成部材を省略して表している。ここで、図中のX軸方向は水平方向であって後述するキャリッジ6の走査方向Bに対応する方向であり、Y軸方向は水平方向であってX軸方向と直交する方向、Z軸方向は鉛直方向である。また、以下においては、矢印方向を+方向、矢印方向と反対方向を-方向とする。例えば、鉛直上方向は+Z方向、鉛直下方向は-Z方向とする。
本実施例の印刷装置1は、液体としてのインクを収容したインクカートリッジ3から印刷部としてのヘッド4に不図示のチューブなどを介してインクを供給し、不図示の搬送機構により搬送方向Aに搬送される媒体にヘッド4からインクを吐出することにより、印刷を実行する構成である。
本実施例の印刷装置1は、図1では取り外されているが、背面側にロール状の媒体をセット可能な回転軸を備えており、該回転軸を回転させることにより媒体をヘッド4による印刷領域に送り出すことが可能な構成になっている。なお、本実施例の印刷装置1は媒体としてロール状の媒体を使用可能であるが、このようなロール状の媒体を使用可能な印刷装置に限定されない。例えば、カット紙など単票式の媒体を使用可能な構成であってもよい。
また、本実施例の印刷装置1は、媒体を支持する媒体支持部5などからなる媒体の搬送経路において該媒体を搬送方向Aに搬送するための、不図示の搬送ローラー対を筐体部2の内部に備えている。なお、媒体支持部5の下部には、該媒体支持部5に支持された媒体を加熱可能な不図示のヒーターが設けられている。このように、本実施例の印刷装置1は、加熱部として、媒体を加熱可能なヒーターを備えているが、媒体支持部5と対向する位置に設けられる赤外線ヒーター等を備えていてもよい。
筐体部2の内部には、複数の不図示のノズルからインクを吐出して印刷するインクジェットヘッドであるヘッド4と、該ヘッド4を搭載して走査方向Bに往復移動可能なキャリッジ6と、を備えている。ここで、上記のように、ヘッド4は、媒体の搬送方向Aと交差する走査方向Bに往復移動しながら、搬送される媒体に不図示のノズルからインクを吐出して印刷することが可能な構成である。このような構成のヘッド4を備えていることにより、本実施例の印刷装置1は、所定量(1パス分)媒体を搬送方向Aに搬送させることと、媒体を停止した状態でヘッド4を走査方向Bに移動させながらインクを吐出させることと、を繰り返すことで、媒体に所望の画像を形成可能である。
なお、本実施例の印刷装置1は、媒体の搬送とヘッド4の走査とを交互に繰り返して印刷を行う所謂シリアルプリンターであるが、媒体の幅方向に沿ってライン状にノズルが形成されたラインヘッドを使用して連続的に媒体を搬送しながら連続的に印刷を行う所謂ラインプリンターであってもよい。さらには、転写式の印刷部などインクジェットヘッド以外の印刷部を備えていてもよい。
また、ヘッド4の媒体の搬送方向Aにおける下流側には、媒体をロール状に巻き取り可能な巻取軸10が備えられている。また、媒体支持部5における媒体の搬送方向Aにおける下流側の端部と、巻取軸10と、の間には、媒体との接触部が走査方向Bに延設され、媒体に所望のテンションを付与することが可能なテンションバー9が設けられている。
本実施例の印刷装置1は大型であるため、印刷装置1を移動させる際、フォークリフトなどの持ち上げ装置を用いて印刷装置1を持ち上げた状態として移動させる。このため、本実施例の印刷装置1は、持ち上げ装置を用いて持ち上げるのに適した構成をしている。そこで、次に、該構成について図2から図5を参照して詳細に説明する。
図2で表されるように、本実施例の印刷装置1は、筐体部2における-Z方向側の面である持ち上げ面25に補強部材20としてのU型補強部材20Aが2つ取り付けられている。なお、本実施例の印刷装置1においては、2つの脚部13aと、2つの脚部13aを繋ぐ接続部13bとが設けられている。2つの脚部13aと、2つの脚部13aを繋ぐ接続部13bとは、筐体部2に対して取り外すことが可能であり、梱包時などにおいては2つの脚部13a及び接続部13bは筐体部2から取り外される。
なお、図2で表されるように、本実施例の印刷装置1は、持ち上げ面25に-Z方向に凸となる凸状部11a及び11bが設けられている。凸状部11a及び11bには基板などの電気機器が形成されており、凸状部11a及び11bに力が加わると破損する虞がある。そこで、本実施例の補強部材20としてのU型補強部材20Aは、図3で表されるように略U型をしており、図2で表されるように凸状部11a及び11bを跨いで配置される。なお、電気機器とは、例えば、基板、ケーブル、これらを覆うカバー部材、などが該当する。
2つのU型補強部材20Aは、同様の形状をしており、図3及び図4で表されるように、2つの上面202と、各々が各々の上面202と繋がる2つの側面203と、2つの側面203と繋がる下面201と、を有している。そして、2つのU型補強部材20Aはともに、持ち上げ面25に取り付けられるとともにX軸方向に延設される2本のレール24により、持ち上げ面25とレール24との間に2つの上面202が挟まれる。2つのU型補強部材20Aはともに、このような構成となっていることで、X軸方向に沿って持ち上げ面25において移動可能になっている。
ここで、一旦まとめると、本実施例のU型補強部材20Aは、印刷装置1に取り付けられる補強部材20であって、印刷装置1を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、印刷装置1の自重がかかる位置に配置可能である。そして、第1面としての下面201が持ち上げ装置と接触し下面201とは反対側の第2面としての上面202が印刷装置1の持ち上げ面25と接触する構成となっている。本実施例のU型補強部材20Aは、このような構成となっているため、印刷装置1を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、印刷装置1を補強することができ、印刷装置1を破損させることを抑制することができる。
また、上記のように印刷装置1には持ち上げ面25に電気機器としての凸状部11a及び11bが設けられているが、本実施例のU型補強部材20Aは、下面201と上面202との間に凸状部11a及び11bが位置する配置で、持ち上げ面25に取り付けられている。このため、本実施例のU型補強部材20Aは凸状部11a及び11bを保護することができ、凸状部11a及び11bに力が加わり凸状部11a及び11bを破損させるということを抑制することができる。
また、印刷装置の観点から説明すると、本実施例の印刷装置1は、上記のような構成の補強部材20が持ち上げ面25に2つ、すなわち複数取り付けられている。このため、本実施例の印刷装置1は、印刷装置1を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、複数カ所で印刷装置1を補強部材20で補強し、複数カ所で印刷装置1を持ち上げ装置に接触させることができ、印刷装置1をバランスよく持ち上げることができるとともに印刷装置1を破損させることを抑制することができる。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1は、補強部材20を持ち上げ面25に沿って移動可能である。例えばフォークリフトのフォークなど持ち上げ装置における印刷装置1を持ち上げる部分は、使用するフォークリフトの種類などにより、フォーク同士の幅など持ち上げる部分同士の幅が異なる場合が考えられる。しかしながら、本実施例の印刷装置1は、持ち上げる部分同士の幅が色々ある場合でも、該幅に合わせて補強部材20の配置を変えることで好適に対応することができる。
また、本実施例の印刷装置1においては、複数の補強部材20の各々を個別にX軸方向において任意の位置に移動可能である。このため、例えば、インクカートリッジ内のインクの量など印刷装置1の状態によって印刷装置1の重心位置が変化する場合などにおいても、該重心位置に合わせて各々の補強部材20の配置を変えることで好適に対応することができる。
一方、複数の補強部材20の各々を個別に任意の位置に移動可能な構成の代わりに、複数の補強部材20のうちの1つである第1補強部材を移動させることに伴い、第1補強部材の移動に伴って連動して複数の補強部材20のうちの第2補強部材を移動可能な構成としてもよい。例えば、+X方向側の補強部材20を+X方向側に所望の距離だけ移動させたら、-X方向側の補強部材20も-X方向側に該所望の距離だけ連動して移動する構成である。このような構成とすることで、例えば、印刷装置1の重心位置が変化しにくいような構成の場合、持ち上げ装置における印刷装置1を持ち上げる部分の幅に合わせて補強部材20の配置を連動してバランスよく簡単に変えることができる。
また、例えば、+X方向側の補強部材20を+X方向側に所望の距離だけ移動させたら、-X方向側の補強部材20も同様に+X方向側に該所望の距離だけ連動して移動する構成などとしてもよい。このような構成とすることで、例えば、印刷装置1の重心位置が変化する場合、X軸方向における補強部材20同士の間隔を変えることなく1つの補強部材20を移動することで別の補強部材20の配置も連動して移動させることができる。
なお、+X方向側の補強部材20を+X方向側に所望の距離だけ移動させたら-X方向側の補強部材20も-X方向側に該所望の距離だけ連動して移動する構成は、例えば、従来のプリンターやファクシミリ装置などの媒体載置部などに利用され、中心位置を維持したまま様々な幅の媒体の端部に合わせて位置を変更可能な、媒体端部の押さえ部に採用される機構と同様な機構を採用することができる。また、+X方向側の補強部材20を+X方向側に所望の距離だけ移動させたら-X方向側の補強部材20も同様に+X方向側に該所望の距離だけ連動して移動する構成は、例えば、各々の補強部材20をX軸方向に延びる棒状部材などで連結させる機構を採用することができる。
なお、本実施例の印刷装置1は、図4で表されるように、レール24の両端に度当て部分24aが形成されており、度当て部分24aは補強部材20が抜け落ちないように補強部材20の移動を規制する規制部としての役割をしている。このため、本実施例の印刷装置1は、補強部材20が所望の移動範囲から外れて移動しすぎるなどして印刷装置1から外れてしまうことなどを抑制することができる。
また、本実施例の印刷装置1は、持ち上げ面25及びレール24における補強部材20との接触する部分に潤滑剤が塗られている。このように、持ち上げ面25と補強部材20との間に持ち上げ面25に対する補強部材20の移動を潤滑にする潤滑機構が設けられていることが好ましい。補強部材20を印刷装置1に対して潤滑に移動させることができるためである。なお、潤滑機構の構成に特に限定は無く、例えば、本実施例のように、持ち上げ面25と補強部材20との間に潤滑剤が塗られている構成や、持ち上げ面25と補強部材20との間にベアリング機構が設けられている構成などを採用することができる。
また、上記のように、本実施例の印刷装置1における補強部材20は、略U型のU型補強部材20Aである。別の観点から説明すると、第1面である下面201と第2面である上面202とに接続されるとともに下面201及び上面202に対して交差する第3面である側面203とを有する。このような構成とすることで、簡単な構成で高い剛性の補強部材20を構成することができる。ただし、補強部材20は、略U型のU型補強部材20Aのような構成に限定されない。なお、第1面である下面201と第2面である上面202とに接続されるとともに下面201及び上面202に対して交差する第3面である側面203とを有する構成の例としては、略U型のほか、Hを横にして表したような略H型や、略Z型などがある。
[実施例2]
以下に、補強部材20が略U型ではなく略H型の構成の実施例2の印刷装置1について図5を参照して説明する。なお、略U型及び略H型とは、断面形状が略U型及び略H型である部分を有することを意味している。図5では補強部材20であるH型補強部材20Bが1つしか表されていないが、実際は、図5で表されるH型補強部材20Bの奥側にもう1つ同じ構成のH型補強部材20Bが設けられており、実施例2の印刷装置1においては2つのH型補強部材20Bが設けられている。なお、補強部材20の形状以外の実施例2の印刷装置1の構成は、実施例1の印刷装置1と同様である。また、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
図5で表されるように、本実施例の印刷装置1は、補強部材20がHを横にして表したような略H型をしたH型補強部材20Bとなっている。H型補強部材20BもU型補強部材20Aと同様、第1面である下面201と第2面である上面202とに接続されるとともに下面201及び上面202に対して交差する第3面である側面203とを有する。このような構成とすることで、簡単な構成で高い剛性の補強部材20を構成することができる。
そして、H型補強部材20BもU型補強部材20Aと同様、第1面としての下面201が持ち上げ装置と接触し下面201とは反対側の第2面としての上面202が印刷装置1の持ち上げ面25と接触する構成となっている。本実施例のH型補強部材20Bは、このような構成となっているため、U型補強部材20Aと同様、印刷装置1を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、印刷装置1を補強することができ、印刷装置1を破損させることを抑制することができる。
本発明は、上述の実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…印刷装置、2…筐体部、3…インクカートリッジ、4…ヘッド(印刷部)、5…媒体支持部、6…キャリッジ、9…テンションバー、10…巻取軸、11a…凸状部(電気機器)、11b…凸状部(電気機器)、13a…脚部、13b…接続部、20…補強部材、20A…U型補強部材、20B…H型補強部材、24…レール、24a…度当て部分(規制部)、25…持ち上げ面、201…下面(第1面)、202…上面(第2面)、203…側面(第3面)

Claims (9)

  1. 印刷装置に取り付けられる補強部材であって、
    前記印刷装置を持ち上げ装置を用いて持ち上げる際に、前記印刷装置の自重がかかる位置に配置可能であるとともに、第1面が前記持ち上げ装置と接触し前記第1面とは反対側の第2面が前記印刷装置の持ち上げ面と接触することを特徴とする補強部材。
  2. 請求項1に記載された補強部材において、
    前記印刷装置は、前記持ち上げ面に電気機器が設けられ、
    前記補強部材は、前記第1面と前記第2面との間に前記電気機器が位置する配置で、前記持ち上げ面に取り付けられることを特徴とする補強部材。
  3. 請求項1または2に記載された補強部材において、
    前記補強部材は、前記第1面と前記第2面とに接続されるとともに前記第1面及び前記第2面に対して交差する第3面を有することを特徴とする補強部材。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載された補強部材が前記持ち上げ面に複数取り付けられることを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載された印刷装置において、
    前記補強部材を前記持ち上げ面に沿って移動可能であることを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項5に記載された印刷装置において、
    複数の前記補強部材の各々を個別に移動可能であることを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項5に記載された印刷装置において、
    複数の前記補強部材のうちの第1補強部材を移動させることに伴い連動して複数の前記補強部材のうちの第2補強部材を移動可能であることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載された印刷装置において、
    前記補強部材の移動を規制する規制部を備えることを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項4から8のいずれか1項に記載された印刷装置において、
    前記持ち上げ面と前記補強部材との間に前記持ち上げ面に対する前記補強部材の移動を潤滑にする潤滑機構が設けられていることを特徴とする印刷装置。
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