JP2023064407A - 交換機、着信対応方法、及び着信対応プログラム - Google Patents

交換機、着信対応方法、及び着信対応プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ピックアップグループ内の着信に対する操作者の手間を抑制する交換機を提供する。【解決手段】内線電話機への着信に対して、同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおいて、ピックアップ機能及び内線電話機の通話を制御する交換機は、第1内線電話機に対する着信に対して、同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、第2内線電話機から着信の発信者番号を通知するよう要求された場合、発信者番号を第2内線電話機に通知する通知部と、第2内線電話機から着信に対する後続処理を指示されたとき、指示に従って後続処理を実行する制御部と、後続処理の種別毎に指示された回数をカウントし、カウントに応じて着信に対応する自動後続処理を決定する決定部と、を有する。制御部は、着信があったときに所定条件を満たす場合、着信に対して決定した自動後続処理を実行する。【選択図】図11

Description

本発明は、交換機、着信対応方法、及び着信対応プログラムに関する。
例えば、内線と外線との両方で通話が可能な電話機(子機)を交換機で制御する内線電話システムが、企業内に設置されることがある。電話機は、例えば、オフィスビルのフロアや部署ごとにピックアップグループと呼ばれるグループに、グループ分けされる場合がある。
例えば、ある電話機に内線着信があるが、当該電話機の担当者が不在である場合、同一ピックアップグループの電話機は、当該着信に対して応答することができる。また、例えば、ピックアップグループ(例えば、同部署)宛てに外線着信がある場合、同一ピックアップグループの電話機は、当該外線着信に対して応答することができる。着信に対して応答した電話機の操作者は、当該着信に対して会話して対応してもよいし、他の電話機に対して転送してもよい。これにより、ピックアップグループの電話機の操作者が一人でも在席する場合、当該ピックアップグループ内の着信に対して、何らかの対応を行うことができる。
内線電話に関する技術は、以下に開示されている。
特開2002-27118号公報
しかし、例えば、操作者が応答前に発信者を特定するには、呼出し中の電話機に表示されている発信者番号を確認するしかない。電話機の設置している座席が離れている場合、操作者は、当該座席まで行って電話機を見るという手間がかかる場合がある。
また、操作者は、発番号(発信者番号)を見ないで、当該着信に対してとりあえず応答する場合もある。この場合、操作者は、発信者番号がわかれば応答する必要がない電話や、留守番電話へ転送すればよい電話などに、応答してしまう場合がある。この場合、操作者は、応答が必要のない電話に対して、通話を行うという手間や時間がかかってしまう。
そこで、一開示は、ピックアップグループ内の着信に対する操作者の手間を抑制する交換機、着信対応方法、及び着信対応プログラムを提供することにある。
内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機であって、第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行する制御部と、前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定する決定部と、を有し、前記制御部は、前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する。
一開示は、ピックアップグループ内の着信に対する操作者の手間を抑制することができる。
図1は、内線電話システム10の構成例を示す図である。 図2は、内線電話機100の構成例を示す図である。 図3は、交換機200の構成例を表す図である。 図4は、リモート操作権取得処理の処理フローチャートの例を示す図である。 図5は、リモート操作処理の処理フローチャートの例を示す図である。 図6は、発番号表示処理S300の処理フローチャートの例を示す図である。 図7は、後続処理種別受信処理の処理フローチャートの例を示す図である。 図8は、発信者及び着信者毎後続処理種別集計表の例を示す図である。 図9は、発信者及び着信者毎応答者集計表の例を示す図である。 図10は、発信者及び着信者毎転送先集計表の例を示す図である。 図11は、ピックアップ着信処理S500の処理フローチャートの例を示す図である。 図12は、自動処理実行処理S600の処理フローチャートの例を示す図である。
発明を実施するための形態について説明する。
<内線電話システム10の構成例>
図1は、内線電話システム10の構成例を示す図である。内線電話システム10は、内線電話機100-1~5(以降、内線電話機100と呼ぶ場合がある)、交換機200、及び外線300を有する。内線電話システム10は、例えば、企業ビルやテナントなどの建物内に設置される、内線電話及び外線電話に対応するシステムである。内線電話システム10は、例えば、内線電話機100同士の内線電話に対応する。また、内線電話システム10は、内線電話機100以外の電話機からかかってくる外線電話、又は内線電話機100がかける外線電話に対応する。
以降、内線電話における通話を内線通話と呼ぶ場合がある。また、内線電話における発信を内線発信と呼ぶ場合がある。また、内線電話における着信を内線着信と呼ぶ場合がある。また、外線電話における通話を外線通話と呼ぶ場合がある。また、外線電話における発信を外線発信と呼ぶ場合がある。また、外線電話における着信を外線着信と呼ぶ場合がある。
内線電話機100は、外線電話及び内線電話に対応する電話機であり、例えば、座席に固定される固定電話機である。内線電話機100は、例えば、有線で交換機200と接続される。内線電話機100は、それぞれ内線電話番号を有する。なお、内線電話システム10は、内線電話機100を4台以下、あるいは6台以上有してもよい。
操作者は、内線発信するとき、自身の内線電話機100を使用し、相手の内線電話機100の内線番号に対して内線発信を行う。相手の内線電話機100が、当該内線着信に対して応答(例えばオフフック)することで、内線通話が開始される。
また、操作者は、外線発信するとき、自身の内線電話機100を使用し、相手の外線電話の電話番号に対して外線発信を行う。さらに、操作者は、自身の内線電話機100の外線着信に応答することで、外線通話が開始される。
内線電話機100-1~3は、ピックアップグループG1を構成する。ピックアップグループは、例えば、同一グループ内の他の内線電話機100に対する内線着信や外線着信に対して、何らかの対応を行うことができる内線電話機100のグループである。また、ピックアップグループG1内の内線電話機100-1~3は、同じ外線番号を有してもよいし、それぞれ異なる外線番号を有してもよい。
交換機200は、内線電話機100の内線電話や外線電話を制御する電話の中継装置であって、例えば、通信基盤を有するコンピュータやサーバマシンである。交換機200は、内線発信があったとき、当該発信先の内線電話機100を呼び出し、着信音を鳴動させる。また、交換機200は、外線300を介して外線着信があった場合、当該外線着信の電話番号に対応する内線電話機100を呼び出し、着信音を鳴動させる。なお、着信音は、例えば、内線と外線で異なる音であってもよい。また、着信音は、内線電話機100で設定可能であってもよい。さらに、着信音は、例えば、ライトの点灯/点滅、バイブ機能による振動など、着信を操作者に知らせる他の機能に代替されてもよい。
外線300は、例えば、一般の公衆電話網である。外線300は、例えば、外線番号による外線電話を制御するネットワークであって、発信された電話番号を有する電話機に対して、着信があることを通知する。外線300は、内線電話機100-1~5が有する電話番号に発信があった場合、交換機200に対して着信があることを通知する。
<内線電話機100の構成例>
図2は、内線電話機100の構成例を示す図である。内線電話機100は、送受話部101、表示部102、機能ボタン群103、LINEボタン群104、及びダイヤルボタン群105を有する。
送受話部101は、受話部と送話部とを有する、例えば、受話器である。操作者は、受話部が耳に、送話部が口元に位置するように、送受話部101を持つことで、相手と通話を行うことができる。送受話部101は、内線電話機100の本体と、コードを介して接続されていてもよいし、無線で接続されてもよい。また、操作者が送受話部101を手に取ることをオフフックと呼び、例えば、当該オフフック動作が行われることで、着信に応答することができる。また、オフフックされた状態で電話番号を押下することで、発信することができる。
表示部102は、発信者番号を表示したり、機能を表示したりする表示部であり、例えば、ディスプレイである。
機能ボタン群103は、内線電話機100が有する機能を実現するための機能ボタンの集合である。機能ボタンは、例えば、後述する様々な機能を実現するためのボタンである。また、機能ボタンは、例えば、送受話部101の音量の調整を行うボタンを含む。また、機能ボタンは、例えば、発信を開始するボタンを含む。また、機能ボタンは、例えば、実行する機能の種別や番号を表示部102に表示するボタンを含む。また、機能ボタンは、例えば、表示部102に表示された複数の機能から、機能を選択するボタンや、選択した機能を実行するボタンを含む。図2における機能ボタンは一例であって、より多くの機能ボタンがあってもよい。
LINEボタン群104は、複数のLINEボタンの集合である。LINEボタンは、通話に対して一対一で割り付けられるボタンである。例えば、内線通話に割り付けられたLINEボタンを押下することで、当該内線通話に参加する(例えば、三者通話をしたり、通話者を変更したりする)ことができる。また、LINEボタンは、例えば、光を発するライト部を一部に有し、当該ライト部の光の色や点灯/点滅などで、通話状態(通話中、保留中、着信中など)を示す。
ダイヤルボタン群105は、複数のダイヤルボタンの集合である。ダイヤルボタンは、例えば、内線発信や外線発信における電話番号を入力するボタンである。また、ダイヤルボタンの「#」や「*」は、特殊な電話番号や短縮ダイヤルなどが割り付けられる場合がる。
操作者は、同一ピックアップグループの他の内線電話機100に着信(ピックアップ着信)があるとき、例えば、送受話部101をオフフックすることで、ピックアップ着信に対する操作権(リモート操作権)を取得することができる。ピックアップ着信に対する操作権を取得することを、ピックアップ応答と呼ぶ。また、リモート操作権を取得した内線電話機100の操作者を、リモート操作者と呼ぶ。また、操作者は、例えば、ピックアップ着信に対応するLINEボタンを押下することで、ピックアップ応答を行ってもよい。さらに、ピックアップ応答は、機能ボタンやLINEボタンなどを押下したり、特番発信したりすることで、実現されてもよい。
リモート操作権は、ピックアップ着信をどのように扱うのかを決定する権利である。リモート操作権者は、複数の候補となる後続処理から、当該ピックアップ通信に対する処理を決定することができる。
また、操作者は、内線電話機100を使用し、以降に説明する機能を実現する。各機能は、当該機能を実現する機能ボタンを押下することで実現されてもよいし、当該機能を実現する特番を発信することで実現されてもよい。以降の説明において、何らかの機能を実現する方法として、機能ボタンを押下することが記載されている場合、特番を発信することと置き換えてもよい。
<交換機200の構成例>
図3は、交換機200の構成例を表す図である。交換機200は、CPU(Central Processing Unit)210、ストレージ220、メモリ230、外線IF(InterFace)240、及び内線IF250-1~n(nは整数)を有する。
ストレージ220は、プログラムやデータを記憶する、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置である。ストレージ220は、通話制御プログラム121、ピックアップグループ機能制御プログラム122を記憶する。
メモリ230は、ストレージ220に記憶されているプログラムをロードする領域である。また、メモリ230は、プログラムがデータを記憶する領域としても使用されてもよい。
CPU210は、ストレージ220に記憶されているプログラムを、メモリ230にロードし、ロードしたプログラムを実行し、各部を構築し、各処理を実現するプロセッサである。
外線IF240は、外線300と接続するインターフェースである。交換機200は、外線IF240を介して、外線通話を実現する。
内線IF250-1~n(以降、内線IF250と呼ぶ場合がある)は、内線電話機100と接続するインターフェースである。内線IF250は、例えば、それぞれ内線電話機100と一対一で対応する。交換機200は、内線IF250を介して、内線電話機100とメッセージやデータの送受信、及び通話における音声の送受信などを実現する。
CPU210は、通話制御プログラム221を実行することで、通話制御処理を行う。通話制御機能は、接続する内線電話機100の内線及び外線電話を制御する機能である。交換機200は、通話制御処理において、内線及び外線電話の、発信、着信、通話、切断などの基本的な機能に加え、転送、三者(複数者)通話などを制御する。
CPU210は、ピックアップグループ機能制御プログラム222を実行することで、決定部、通知部、及び制御部を構築し、ピックアップグループ機能制御処理を行う。ピックアップグループ機能制御処理は、ピックアップグループの登録、削除などのグループ構成に関する処理、ピックアップ着信に関するピックアップ着信処理、及びピックアップ応答に関するピックアップ応答処理などを有する。
CPU210は、ピックアップグループ機能制御プログラム222が有する発番号通知モジュール2221を実行することで、通知部を構築し、発番号通知処理を行う。発番号通知処理は、ピックアップ応答した内線電話機100からの要求に従い、当該内線電話機100にピックアップ着信の発番号を通知する処理である。
CPU210は、ピックアップグループ機能制御プログラム222が有する後続処理実行モジュール2222を実行することで、決定部及び制御部を構築し、後続処理実行処理を行う。後続処理実行処理は、ピックアップ応答した内線電話機100に指示された又は自動で行うことを決定した、後続処理を実行する処理である。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について説明する。
<ピックアップ着信に対するリモート操作について>
リモート操作について説明する。リモート操作は、同一ピックアップグループの着信(不在着信)に対して、リモート操作権を取得したリモート操作者が、当該着信に対するリモート操作(後続処理)を決定する処理である。決定したリモート操作(後続処理)は、例えば、交換機200によって実行される。また、リモート操作者が操作する内線電話機100を、リモート電話機と呼ぶ場合がある。
<1.リモート操作権取得処理>
図4は、リモート操作権取得処理の処理フローチャートの例を示す図である。リモート操作権取得処理S100は、ある操作者(内線電話機100)が、ピックアップ着信に対するリモート操作権の取得を行う処理である。ある内線電話機100は、操作者(リモート操作権を取得する前の操作者)の操作に応じて、リモート操作権取得処理S100を実行する。
内線電話機100(操作者)は、ピックアップ着信を待ち受ける(S100-1のNo)。内線電話機100は、ピックアップ着信が発生すると(S100-1のYes)、ピックアップ応答を行うか否かを判定する(S100-2)。
内線電話機100は、操作者によってピックアップ応答が行われるのを待ち受ける(S100-2のNo)。内線電話機100は、操作者によってピックアップ応答が行われると(S100-2のYes)、当該操作者(内線電話機100)が当該ピックアップ着信のリモート操作権を取得し、リモート操作者となる。内線電話機100は、リモート操作者となったこと(あるいはリモート操作権を取得したこと)を、交換機200に通知する(S100-3)。
交換機200は、当該通知を取得すると、例えば、ピックアップ着信の着信音の鳴動を停止し、当該内線電話機100の番号(識別子)を、当該ピックアップ着信のリモート操作者として登録(記憶)する。以降、交換機200は、当該内線電話機100からの指示に従い、当該ピックアップ着信の取り扱い(後続処理)を行う。
内線電話機100は、リモート操作処理を行い(S200)、処理を終了する。
なお、第1の実施の形態において、リモート操作権を取得できる操作者(内線電話機100)は、1人(1台)であり、他の操作者(内線電話機100)は、リモート操作権を取得することができないものとする。
<2.リモート操作処理>
図5は、リモート操作処理の処理フローチャートの例を示す図である。リモート操作処理S200は、リモート操作者(リモート電話機)が、発番号表示操作及び後続処理の選択を行う処理である。
リモート電話機は、リモート操作者による発番号表示操作が行われるのを待ち受ける(S200-1)。発番号表示操作は、ピックアップ着信の発信者番号の表示を行うための操作である。発番号表示操作は、例えば、特番発信や機能ボタンの押下などである。
リモート電話機は、発番号表示操作が行われると(S200-1のYes)、発番号表示処理を行う(S300)。リモート電話機は、発番号表示操作が行われると(S200-1のNo)、発番号表示処理S300を行わない。
リモート操作者は、例えば、ピックアップ着信の発信者が誰であるかに関わらず、後続処理を決めることができると判断した場合、発信番号操作を行わず、後述する後続処理の選択操作を行ってもよい。
リモート電話機は、リモート操作者による後続処理の選択操作が行われるのを待ち受ける(S200-2のNo)。リモート電話機は、後続処理の選択操作が行われたことを検出すると(S200-2のYes)、選択した後続処理の種別を含む後続処理種別通知を交換機200に通知し(S200-3)、処理を終了する。
なお、リモート操作者が選択可能な後続処理は、例えば、応答、他電話転送、トーキー転送、リモート操作権放棄、切断などである。後続処理の具体的な例は、以降に説明する後続処理種別通知受信処理S400において説明する。
<3.発番号表示処理>
図6は、発番号表示処理S300の処理フローチャートの例を示す図である。発番号表示処理S300は、交換機200に対して、ピックアップ着信の発番号を通知するよう要求する処理である。
リモート電話機は、交換機200にピックアップ着信の発番号を通知するように要求する(S300-1)。要求は、例えば、リモート電話機(内線電話機100)から交換機200にメッセージを送信することで実現される。
交換機200は、発番号の通知の要求をリモート電話機から受信すると、当該ピックアップ着信の発番号を含む発番号通知を、リモート電話機に送信する。なお、例えば、交換機200が電話帳機能を有し、当該発番号が登録されているとき、発番号とともに、あるいは発番号に代替し、発信者の名称(個人名、企業名など)を送信してもよい。
リモート電話機は、交換機200からの発番号通知を受信するのを待ち受ける(S300-2のNo)。リモート電話機は、交換機200からの発番号通知を受信すると(S300-2のYes)、発番号通知に含まれる発番号を、表示部102に表示し(S300-3)、処理を終了する。なお、リモート電話機は、発番号通知に名称が含まれる場合、名称を表示してもよい。さらに、リモート電話機は、電話帳機能を有する場合、当該発番号を名称に変換し、表示してもよい。
リモート操作者は、発番号又は名称が表示されることで、当該ピックアップ着信の発信者を認定でき、当該発信者に応じた、適切な後続処理を選択することができる。
<4.後続処理種別受信処理>
図7は、後続処理種別受信処理の処理フローチャートの例を示す図である。後続処理種別通知受信処理S400は、交換機200が、リモート電話機から後続処理種別通知を受信したときの処理である。交換機200は、リモート電話機(リモート操作者)に選択された後続処理を実行する。
交換機200は、後続処理種別通知を受信するのを待ち受ける(S400-1のNo)。交換機200は、後続処理種別通知を受信すると(S400-1のYes)、選択された後続処理種別に応じた処理を実行する。
交換機200は、後続処理種別が応答であった場合(S400-2の「応答」)、応答処理を行う。応答処理は、ピックアップ着信とリモート電話機を通話中にする処理である。交換機200は、ピックアップグループ着信をリモート電話機に接続し(S400-3)、通話中状態に遷移し(S400-4)、処理を終了する。以降、リモート操作者は、リモート電話機を通じて、ピックアップ着信の発信者と通話を行う。なお、リモート操作者(リモート電話機)は、当該通話終了時(切断時)にリモート操作権を失う。
交換機200は、後続処理種別が他電話転送であった場合(S400-2の「他電話転送」)、他電話転送処理を行う。他電話転送処理は、リモート操作者が指定した内線電話機100に、ピックアップ着信を転送する処理である。交換機200は、当該ピックアップグループ着信を、指定された転送先の内線電話機100に対して呼び出しを行い(S400-5)、応答待ち状態に遷移し(S400-6)、処理を終了する。交換機200は、さらに、リモート電話機との接続を切断する。これにより、リモート電話機(リモート操作者)は、リモート操作権を失う。なお、転送先の電話番号(内線番号)は、例えば、リモート操作者の操作によって指定され、後続処理種別通知に含まれる。
交換機200は、後続処理種別がトーキー転送であった場合(S400-2の「トーキー転送」)、トーキー転送処理を行う。トーキー転送処理は、留守番電話(トーキー)にピックアップ着信を転送する処理である。交換機200は、当該ピックアップグループ着信を、トーキーに転送し、当該ピックアップグループ着信を留守番電話と接続し(S400-7)、トーキーとの通話中に遷移し(S400-8)、処理を終了する。交換機200は、さらに、リモート電話機との接続を切断する。これにより、リモート電話機(リモート操作者)は、リモート操作権を失う。
交換機200は、後続処理種別がリモート操作権放棄であった場合(S400-2の「リモート操作権放棄」)、リモート操作権放棄処理を行う。リモート操作権放棄処理は、リモート操作者(リモート電話機)のリモート操作権を消失させ、ピックアップ応答による接続を切断させる処理である。交換機200は、リモート電話機のピックアップ応答(接続)を切断し、リモート操作権を消失させる。さらに、交換機200は、当該ピックアップ着信を、対象電話(もともとピックアップ着信があった内線電話機100:着信者:着信先の内線電話機100)に対して再度呼び出しを行う(対象電話を鳴動させる)(S400-9)。そして、交換機200は、対象電話に対する応答待ち状態に遷移し(S400-10)、処理を終了する。これにより、対象電話は、リモート操作される前の状態(ピックアップ着信中であり呼び出し音が鳴動している状態)に戻る。
交換機200は、後続処理種別が切断であった場合(S400-2の「切断」)、切断処理を行う。切断処理は、ピックアップ応答を切断する処理である。交換機200は、リモート電話機のピックアップ応答(接続)を切断し、リモート操作権を消失させる。さらに、交換機200は、当該ピックアップ着信を切断し(S400-11)、解放状態に遷移し(S400-12)、処理を終了する。これにより、ピックアップ着信は切断(強制切断)され、リモート操作者はいなくなる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態において、交換機200は、リモート操作において選択された後続処理の種別や内容などについて集計し、所定条件下において、リモート操作者の操作によらず、集計から決定した後続処理(自動処理)を行う。
第2の実施の形態において、交換機200は、ピックアップ着信に対して、所定条件下において自動処理を行うこととで、操作者(特にピックアップ応答を行う操作者)の手間を抑制することができる。また、操作者(特にピックアップ応答を行う操作者)は、自分自身にかかってきた着信ではないため、どのように当該着信を扱えばよいか迷う場合がある。しかし、自動処理が行われることで、操作者がピックアップ応答時に選択する後続処理を迷うことがなくなり、かつ適切な後続処理が自動実行される可能性が高くなる。
<後続処理種別の集計>
第2の実施の形態において、交換機200は、例えば、発信者(発番号)及び着信者(着信番号)ごとに、後続処理種別の選択(実行)回数を集計(カウント)する。また、交換機200は、他電話転送処理が選択された場合、転送先の電話番号(内線番号)も別途集計する。さらに、交換機200は、応答処理が選択された場合、応答した電話番号(内線番号:リモート電話機)も別途集計する。
図8は、発信者及び着信者毎後続処理種別集計表の例を示す図である。図8は、例えば、発番号「1234-4567」から着信番号「5555」にかかってきたピックアップ着信に対するリモート操作(後続処理)の種別を集計したものである。
交換機200は、例えば、後続処理種別通知受信処理S400において、各処理が選択されるごとに、後続処理をカウントする。交換機200は、後続処理種別ごとにカウントした回数を、「回数」として記憶する。
各後続処理は、それぞれ「閾値」を有する。交換機200は、ある後続処理が、対応する閾値以上となったとき、当該後続処理を自動処理(自動後続処理)と決定する。閾値は、後続処理種別ごとに異なる値であってもよいし、同じ値であってもよい。
図8に示すように、リモート操作権放棄処理は、閾値を設けず、自動処理の候補から除外される。リモート操作権放棄は、単にもとのピックアップ着信の状態に戻す処理であるため、自動処理としては機能しないためである。
また、他の後続処理種別も、自動処理の候補から除外されてもよい。例えば、切断処理は、通信が切断されてしまうという、発信者にとっては不利益が大きい処理であるため、なるべく実施しないよう自動処理の候補から除外されてもよい。
図8によると、交換機200は、トーキー転送が5回実行されており、閾値以上となっているため、当該トーキー転送を自動処理と決定する。
自動処理における集計は、例えば、自動処理が決定した以降はカウントされない。また、交換機200は、自動処理が決定した以降であっても、例えば、所定時間(有効期限)が経過したり、当該発信者からのピックアップック着信の回数が所定数以上となったりしたときなど、決定した自動処理を解除し(取り消し)、再度集計を実施してもよい。
また、交換機200は、例えば、曜日ごと、一日における時間ごと、平日/休日ごとなど、時間的に細分化して集計を行ってもよい。この場合、当該集計により決定した自動処理は、当該集計の集計タイミングにおいて有効となる。例えば、平日に集計した結果から決定した自動処理は、平日において有効となる。
図9は、発信者及び着信者毎応答者集計表の例を示す図である。発信者及び着信者毎応答者集計表は、応答処理が選択され回数を、リモート電話機(リモート操作者)の電話番号ごとにカウントしたものである。図9によると、交換機200は、自動処理を応答処理と決定した場合、カウント数が3回と最も多い内線番号「1111」に、当該ピックアップ着信を転送する。なお、内線番号「1111」に転送しても、内線番号「1111」の操作者が不在であるなど、着信に応答しない場合もある。交換機200は、例えば、所定時間の着信に応答しない場合、又は転送先が不在であることを認識できる場合(例えば、不在であることを示す機能ボタンが押下された)、カウント数が2番目に多い内線番号に転送してもよいし、他電話転送処理を行わずに通常のピックアップ着信を行ってもよい。
なお、応答処理が自動処理の候補から除外されている場合、発信者及び着信者毎応答者集計は実行されなくでもよい。また、転送先(応答する内線電話機100)が固定(例えば、着信者によって事前に指定されている)である場合、発信者及び着信者毎応答者集計は実行されなくてもよい。
図10は、発信者及び着信者毎転送先集計表の例を示す図である。発信者及び着信者毎転送先集計表は、他電話転送処理が選択され回数をカウントしたものである。図10によると、交換機200は、自動処理を他電話転送処理と決定した場合、カウント数が2回と最も多い内線番号「1111」に、当該ピックアップ着信を転送する。なお、内線番号「1111」に転送しても、内線番号「1111」の操作者が不在であるなど、着信に応答しない場合もある。交換機200は、例えば、所定時間の着信に応答しない場合、又は転送先が不在であることを認識できる場合(例えば、不在であることを示す機能ボタンが押下された)、カウント数が2番目に多い内線番号に転送してもよいし、他電話転送処理を行わずに通常のピックアップ着信を行ってもよい。
なお、他電話転送処理が自動処理の候補から除外されている場合、発信者及び着信者毎転送先集計は実行されなくでもよい。また、転送先が固定(例えば、着信者によって事前に指定されている)である場合、発信者及び着信者毎転送先集計は実行されなくてもよい。
なお、集計は、例えば、着信者毎にカウントされなくてもよい。この場合、交換機200は、発信者ごとに集計を行い、発信者ごとに自動処理を決定する。
<ピックアップ着信処理>
交換機200は、ピックアップ着信があったとき、ピックアップ着信処理S500を実行する。ピックアップ着信処理S500は、交換機200において、ピックアップ着信時に、自動処理を行うか否かを決定する処理である。
図11は、ピックアップ着信処理S500の処理フローチャートの例を示す図である。交換機200は、ピックアップ着信が発生するのを待ち受ける(S500-1のNo)。交換機200は、ピックアップ着信が発生すると(S500-1のYes)、当該発番号に対する自動処理が決定済みか否かを判定する(S500-2)。なお、自動処理が発信者及び着信者ごとに決定されている場合、処理S500-2は、発番号及び着番号(着信者番号)に対する自動処理が決定しているか否かを判定する。
交換機200は、当該発番号に対する自動処理が決定していない場合(S500-2のNo)、ピックアップ着信の呼び出しを、対象電話に対して実施し(S500-3)、処理を終了する。
一方、 交換機200は、当該発番号に対する自動処理が決定している場合(S500-2のYes)、当該ピックアップ着信の自動処理を実行する自動処理実行処理S600を実行し、処理を終了する。
<自動処理実行処理>
図12は、自動処理実行処理S600の処理フローチャートの例を示す図である。交換機200は、自動実行処理S600において、自動処理が実行可能な状態であるか否かを判定する(S600-1)。自動処理が実行可能な状態については、後述する。
交換機200は、自動処理が実行可能であると判定すると(S600-1のYes)、決定している自動処理を実行し(S600-2)、処理を終了する。自動処理の実行は、例えば、図7の後続処理種別通知受信処理S400における、処理S400-2から処理S400-12と同様の分岐及び処理を行うことで実現する。
一方、交換機200は、自動処理が実行可能でないと判定すると(S600-1のNo)、ピックアップ着信の呼び出しを対象電話に対して実施し(S600-3)、処理を終了する。
<自動処理が実行可能な状態について>
自動処理が実行可能な状態とは、自動処理を即時実行する(実行してもよい)状態を示す。自動処理が実行可能な状態は、例えば、ピックアップ着信の着信先(対象電話)の操作者が不在であることを認識できる状態(例えば、操作者が離席するときに不在となることを通知する操作を行った状態)である。この場合、交換機200は、着信先の操作者が当該ピックアップ着信に対して応答することがないと判定し、自動処理を即時実行してもよい。
また、自動処理が実行可能な状態は、例えば、ピックアップ着信の呼び出しを所定時間行ったが、着信先の内線電話機100から応答がない状態である。この場合、交換機200は、着信先の操作者が当該ピックアップ着信に対して応答することがない(不在である)と判定し、自動処理を即時実行してもよい。なお、当該呼び出しは、他の操作者がピックアップ応答しない(リモート操作権を取得しない)ように、音声での呼び出しを行わず、ライトの点灯/点滅などで呼び出されていることを示してもよい。
また、自動処理が実行可能な状態は、例えば、ピックアップ応答されたことである。この場合、交換機200は、着信先の操作者が不在であるためピックアップ応答されたため、着信先の操作者が当該ピックアップ着信に対して応答することがない(不在である)と判定し、自動処理を即時実行してもよい。なお、当該呼び出しは、他の操作者がピックアップ応答する可能性を排除しないよう、音声で呼び出しを行う。また、交換機200は、ピックアップ応答した操作者に対して、自動処理が実行される旨の音声ガイダンスを流すなど、当該ピックアップ着信に対しては自動処理が実行される旨を通知する。
また、自動処理が実行可能な状態は、例えば、常時であってもよい。着信先の操作者は、特定の発信者からの着信に対して、常に自動処理を行うことを望んでいる場合がある。この場合、交換機200は、着信先の操作者が在席しているか否かに関わらず、自動処理を行う。なお、操作者が自動処理を解除する機会を与えるため、交換機200は、自動処理を行っている旨、又はこれから自動処理を行う旨を示すため、内線電話機100のライトを点灯/点滅させたり、表示部にその旨を表示したりしてもよい。また、操作者は、内線電話機100の機能ボタンを押下するなどの特定の操作を行うことで、決定した自動処理を解除する(当該自動処理が行われなくなる)ことができてもよい。
[その他の実施の形態]
複数の操作者がリモート操作者となることを許容してもよい。この場合、例えば、最も早く後続処理を決定したリモート操作者の選択が優先される。また、この場合、所定時間の間、複数のリモート操作者に後続処理を選択させ、操作種別のよって優先順位をつけてもよい。例えば、応答を選択したリモート操作者がいた場合、当該リモート操作者の後続処理を優先してもよい。
また、複数のピックアップ着信に対して複数の操作者がピックアップ応答することがある。この場合、例えば、ピックアップ応答した時間が早い操作者は、着信先の内線番号がより小さいピックアップ着信のリモート操作者となる。ピックアップ応答の時間に関わらず、ランダムでピックアップ着信のリモート操作者となってもよい。
以下、まとめると付記のようになる。
(付記1)
内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機であって、
第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行する制御部と、
前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定する決定部と、を有し、
前記制御部は、前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する
交換機。
(付記2)
前記決定部は、前記着信の発信者ごとにカウントし、前記発信者からの着信に対する自動後続処理を決定し、
前記制御部は、前記発信者から前記着信があったとき、前記所定条件を満たす場合、前記決定した自動後続処理を実行する
付記1記載の交換機。
(付記3)
前記決定部は、前記発信者及び前記着信の着信者ごとにカウントし、前記発信者からの着信かつ前記着信者への着信に対する自動後続処理を決定し、
前記制御部は、前記発信者から前記着信者に着信があったとき、前記所定条件を満たす場合、前記決定した自動後続処理を実行する
付記2記載の交換機。
(付記4)
前記決定部は、前記カウントが閾値以上となった後続処理を、前記自動後続処理と決定する
付記1記載の交換機。
(付記5)
前記決定部は、前記閾値を前記後続処理の種別ごとに設定し、前記カウントが最初に前記閾値以上となった後続処理を、前記自動後続処理と決定する
付記4記載の交換機。
(付記6)
前記所定条件は、前記着信の着信者が前記着信に所定時間内に応答しないことを含む
付記1記載の交換機。
(付記7)
前記所定条件は、前記着信の着信者が前記着信に応答しないとみなされることを含む
付記1記載の交換機。
(付記8)
前記決定部は、前記決定した自動後続処理を取り消し、再度カウントを行い、再度自動後続処理を決定する
付記1記載の交換機。
(付記9)
前記決定部は、前記自動後続処理の、後続処理ごとに設定された有効期限が経過したとき、前記取り消しを行う
付記8記載の交換機。
(付記10)
内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機が有する着信対応プログラムであって、
第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行し、
前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定し、
前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する処理を、
前記交換機が有するコンピュータに実行させる着信対応プログラム。
(付記11)
内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機の着信対応方法であって、
第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行し、
前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定し、
前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する、
着信対応方法。
(付記12)
内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機であって、
第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行する制御部と、を有する
交換機。
10 :内線電話システム
100 :内線電話機
101 :送受話部
102 :表示部
103 :機能ボタン群
104 :LINEボタン群
105 :ダイヤルボタン群
110 :CPU
121 :通話制御プログラム
122 :ピックアップグループ機能制御プログラム
1221 :発番号通知モジュール
1222 :後続処理実行モジュール
200 :交換機
210 :CPU
220 :ストレージ
230 :メモリ
300 :外線

Claims (11)

  1. 内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機であって、
    第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
    前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行する制御部と、
    前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定する決定部と、を有し、
    前記制御部は、前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する
    交換機。
  2. 前記決定部は、前記着信の発信者ごとにカウントし、前記発信者からの着信に対する自動後続処理を決定し、
    前記制御部は、前記発信者から前記着信があったとき、前記所定条件を満たす場合、前記決定した自動後続処理を実行する
    請求項1記載の交換機。
  3. 前記決定部は、前記発信者及び前記着信の着信者ごとにカウントし、前記発信者からの着信かつ前記着信者への着信に対する自動後続処理を決定し、
    前記制御部は、前記発信者から前記着信者に着信があったとき、前記所定条件を満たす場合、前記決定した自動後続処理を実行する
    請求項2記載の交換機。
  4. 前記決定部は、前記カウントが閾値以上となった後続処理を、前記自動後続処理と決定する
    請求項1記載の交換機。
  5. 前記決定部は、前記閾値を前記後続処理の種別ごとに設定し、前記カウントが最初に前記閾値以上となった後続処理を、前記自動後続処理と決定する
    請求項4記載の交換機。
  6. 前記所定条件は、前記着信の着信者が前記着信に所定時間内に応答しないことを含む
    請求項1記載の交換機。
  7. 前記所定条件は、前記着信の着信者が前記着信に応答しないとみなされることを含む
    請求項1記載の交換機。
  8. 前記決定部は、前記決定した自動後続処理を取り消し、再度カウントを行い、再度自動後続処理を決定する
    請求項1記載の交換機。
  9. 前記決定部は、前記自動後続処理の、後続処理ごとに設定された有効期限が経過したとき、前記取り消しを行う
    請求項8記載の交換機。
  10. 内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機が有する着信対応プログラムであって、
    第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
    前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行し、
    前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定し、
    前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する処理を、
    前記交換機が有するコンピュータに実行させる着信対応プログラム。
  11. 内線電話機への着信に対して、前記内線電話機と同一ピックアップグループに属する他の内線電話機が対応できるピックアップ機能を有する内線システムにおける、前記ピックアップ機能及び前記内線電話機の通話を制御する交換機の着信対応方法であって、
    第1内線電話機に対する着信に対して、前記第1内線電話機と同一ピックアップグループに属する第2内線電話機が対応したとき、前記第2内線電話機から前記着信の発信者番号を通知するよう要求されたとき、前記発信者番号を前記第2内線電話機に通知する通知部と、
    前記第2内線電話機から前記着信に対する後続処理を指示された時、前記指示に従って前記後続処理を実行し、
    前記後続処理の種別ごとに、前記指示された回数をカウントし、前記カウントに応じて前記着信に対応する自動後続処理を決定し、
    前記着信があったとき、所定条件を満たす場合、前記着信に対して前記決定した前記自動後続処理を実行する、
    着信対応方法。
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