JP2023063012A - 保持具 - Google Patents

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隆浩 青沼
Takahiro Aonuma
敦史 曽我部
Atsushi Sogabe
亮 高橋
Akira Takahashi
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Abstract

【課題】被取付パネルの振動を抑える保持具を提供する。【解決手段】保持具10は、被取付パネルに固定する固定部と、長尺部材を保持し、被取付パネルへの取付状態で被取付パネルに対向して配置される保持部22と、取付状態で被取付パネルおよび保持部22の間に介在して、被取付パネルおよび保持部22に圧接する制振部26と、を備える。制振部26は、取付状態で長尺部材および被取付パネルの間に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、長尺部材を保持して被取付パネルに取り付けられる保持具に関する。
特許文献1には、支持壁を有する固定部材と、固定部材の外側を囲むように装着される防振部材と、防振部材の外側を囲むように装着される保持部材とを備える長尺部材の保持具が開示されている。
国際公開2020-250683号
保持具を固定する被取付パネルが振動することがあり、長尺部材を保持する保持具によって被取付パネルの振動を抑えることができると望ましい。
本発明の目的は、被取付パネルの振動を抑える保持具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の保持具は、被取付パネルに固定する固定部と、長尺部材を保持し、被取付パネルへの取付状態で被取付パネルに対向して配置される保持部と、取付状態で被取付パネルおよび保持部の間に介在して、被取付パネルおよび保持部に圧接する制振部と、を備える。制振部は、取付状態で長尺部材および被取付パネルの間に位置する。
本発明によれば、被取付パネルの振動を抑える保持具を提供できる。
実施例の保持具の斜視図である。 保持具の分解図である。 保持具の正面図である。 被取付パネルに取り付けた取付状態の保持具の断面図である。 第1変型例の保持具の断面図である。 図5に示す保持具の線分A-A断面図である。 第2変形例の保持具の断面図である。 第3変形例の保持具の正面図である。 図9(a)は、第4変形例の保持具の正面図であり、図9(b)は、第5変形例の保持具の正面図である。 取付状態の第6変形例の保持具の断面図である。 取付状態の第7変形例の保持具の断面図である。 図12(a)は、第8変形例の保持具の正面図であり、図12(b)は、第8変形例の保持具の右側面図である。 第9変形例の保持具の断面図である。 第10変形例の保持具の断面図である。 第11変形例の保持具の正面図である。 第12変形例の保持具の断面図である。
図1は、実施例の保持具10の斜視図である。保持具10は、長尺部材を被取付パネルに取り付けるために用いられる。例えば、保持具10は、車体パネルに配管を固定するために使用される。つまり、長尺部材として金属製や硬質樹脂製などの硬質材で形成された配管や棒状体があり、被取付パネルとして車体パネルなどがある。なお、実施例では、保持具10が車体パネルに突設されたボルトに取り付ける態様を示す。また、保持具10は、下面に位置する被取付パネルに取り付けられる態様に限らず、水平方向に交差する被取付パネルに取り付けられてよい。
保持具10は、台座部20、保持部22、係止部24および制振部26を備える。台座部20および係止部24は、保持具10を被取付パネルに固定するための固定部として機能する。保持部22は、固定部に連結され、長尺部材を保持する。
制振部26は、4-メチル-1-ペンテン・α-オレフィン共重合体を含む粘弾性材料で形成され、台座部20と一体に形成される。制振部26は、損失係数tanσは0.3以上に設定される。制振部26は、取付状態で被取付パネルおよび保持部22の間に介在して、被取付パネルおよび保持部22に圧接する。これにより、長尺部材の剛性を利用して、長尺部材が制振部を押さえつけられることにより、被取付パネルの振動を抑えることができる。
図2は、保持具10の分解図である。台座部20は、角筒部30、フランジ部32、着座部34、爪部36、スリット38およびリブ40を有する。角筒部30は、角筒状に形成される。フランジ部32は、角筒部30の下端側に位置し、外向きに張り出すように形成される。角筒部30は、フランジ部32から立設する。角筒部30が立設する方向は、軸方向ともいう。軸方向は、例えば保持具10が取り付けられる被取付パネルのボルトの中心軸方向に沿う。軸方向は、保持部22に取り付けられる長尺部材の長手方向に直交する。着座部34は、フランジ部32から下方に突出する。着座部34は、被取付パネルに着座する。
爪部36は、対向する角筒部30の両側の外面に一対形成される。スリット38は、爪部36が形成された角筒部30に形成され、爪部36の両側に形成され、上方に開放する。リブ40は、対向する角筒部30の両側の外面に突出して形成され、爪部36が形成されていない角筒部30に形成される。
制振部26は、当接部62、凹部64およびヒンジ部66を有する。当接部62は、制振部26の下面に位置し、被取付パネルに当接する。凹部64は、制振部26の上面に複数形成され、保持部22と嵌合する。ヒンジ部66は、撓みやすくなるように薄肉に形成され、台座部20に連結する。
保持部22は、連結部42、弾性爪部44、係合部46、基部48、第1弾性保持部50、第2弾性保持部52および突出部54を有する。連結部42は、角筒状に形成され、台座部20および係止部24からなる固定部に連結する。連結部42には、弾性爪部44および係合部46が形成される。
弾性爪部44は、対向する連結部42の両方の内面にそれぞれ形成される。弾性爪部44は、台座部20のスリット38に入り込むように、外向きに撓み可能である。係合部46は、対向する連結部42の両方の内面にそれぞれ形成され、段状に形成される。係合部46は、台座部20の爪部36に係合して、保持部22の連結部42を台座部20に連結する。
基部48は、連結部42から軸方向に直交する方向に延出し、平板状に形成される。基部48の上面側には3つの長尺部材を保持可能に複数の第1弾性保持部50および第2弾性保持部52が形成されている。
一対の第1弾性保持部50は対向して撓み可能に形成され、基部48側に向かって垂れており、長尺部材を上方に抜けることを制限する。一対の第2弾性保持部52は、対向して撓み可能に形成され、第1弾性保持部50よりも基部48側に位置し、長尺部材を下方から保持する。一対の第1弾性保持部50および一対の第2弾性保持部52は、長尺部材ごとに形成され、長尺部材を上下に挟持することで、長尺部材のガタつきを抑える。突出部54は、一対の第2弾性保持部52の間に位置し、一対の基部48から上方に突出する。突出部54は、長尺部材が基部48側に過度に押し込まれることを止める。
係止部24は、枠部56、貫通孔部58および弾性係止部60を有する。枠部56は、上枠部56a、一対の側方枠部56bおよび下枠部56cを有する。上枠部56aおよび下枠部56cは、対向しており、一対の側方枠部56bによってつながっている。貫通孔部58は、下枠部56cに貫通して形成され、ボルトを挿入可能である。
側方枠部56bは、段状の側面を有し、保持部22の弾性爪部44に係止する。これにより、係止部24が連結部42に連結する。つまり、連結部42は、台座部20および係止部24に連結する。
弾性係止部60は、一対の側方枠部56bにそれぞれ形成され、ボルトに係止する。弾性係止部60がボルトに係止することで、保持具10が被取付パネル12に固定される。
図3は、保持具10の正面図である。制振部26の当接部62は、台座部20から離れるにつれて、垂れ下がるように傾斜し、被取付パネルに近づくように傾斜する。また、保持部22の基部48は、当接部62と同様に、台座部20から離れるに連れて被取付パネルに近づくように傾斜する。つまり、取付前状態において、当接部62は、着座部34よりも下方に、すなわち被取付パネル側に出ている。当接部62の最下端部62aは、着座部34と比べて、軸方向に高さh1だけずれて形成されている。これにより、制振部26が取付状態では被取付パネルに圧接するように構成できる。
図4は、被取付パネル12に取り付けた取付状態の保持具10の断面図である。保持具10は、長尺部材14を保持したあと、被取付パネル12のボルト16に固定される。ボルト16は、係止部24に挿入され、弾性係止部60に係止する。これにより、保持具10が長尺部材14を保持した状態で、被取付パネル12に固定された取付状態となる。
取付状態では、台座部20の着座部34は、被取付パネル12に着座する。これにより、台座部20の固定状態を安定させることができる。保持部22の連結部42は台座部20のフランジ部32に載置される。台座部20のリブ40は、連結部42の内面に当接しており、保持部22のガタつきを抑えている。
保持部22によって、複数の長尺部材14が並列して保持される。基部48から凸部55が下方に突出して形成される。制振部26の凹部64と保持部22の凸部55が嵌合し、制振部26が保持部22に連結する。保持部22は、被取付パネル12への取付状態で被取付パネル12に対向して配置される。長尺部材14と被取付パネル12の間隔は予め設定されており、取付状態では略一定である。
制振部26は、取付状態で被取付パネル12および保持部22の間に介在して、基部48の全面に亘って配置され、被取付パネル12および保持部22に圧接する。制振部26は、取付前に着座部34よりも下方に出ているため、取付時に被取付パネル12に当たって上方に持ち上げられ、被取付パネル12の上面に圧接するとともに、保持部22の基部48に圧接する。制振部26は、取付状態で長尺部材14および被取付パネル12の間に位置し、当接部62が被取付パネル12に当接する。つまり、制振部26は、ボルト16の軸方向において、長尺部材14と重なる位置に配置される。長尺部材14は、保持具10以外の箇所にも固定されているため、長尺部材14の動きは概ね制限されている。そのため、制振部26が長尺部材14の下側に位置することで、制振部26が被取付パネル12に向かって硬質材の長尺部材14に押さえつけられ、被取付パネル12の振動を抑える作用を得ることができる。
図5は、第1変型例の保持具100の断面図である。また、図6は、図5に示す保持具100の線分A-A断面図である。第1変形例の保持具100は、図4に示す保持具10と比べて、保持部122および制振部126の形状が異なる。
制振部126の当接部162は、取付前状態において着座部34よりも軸方向に高さh2だけ一様に出ている。これにより、取付状態で着座部34が被取付パネル12に着座した場合に、制振部126が被取付パネル12に安定して圧接される。
保持部122は、基部48の外周端から下方に立設する壁部166を有する。図5および図6に示すように、保持部122は、制振部126を環囲する壁部166を有する。制振部126の側面が壁部166で囲まれることで、制振部126が被取付パネル12に圧接した際に、制振部126が側方に膨らむことが規制され、壁部166がない場合と比べて被取付パネル12に強く圧接することができる。
壁部166の軸方向高さh3は、制振部126の軸方向高さh4の半分よりも大きく設定される。これにより、制振部126の側方への膨らみを十分に抑え、制振部126の圧接力を高めることができる。また、壁部166は、着座部34よりも上方に位置するように設定される。
制振部126の軸方向高さh4は、基部48から当接部162までの高さであり、基部48から着座部34までの軸方向高さh5よりもの大きい。基部48から着座部34までの軸方向高さh5は、取付状態における基部48から被取付パネル12までの高さに相当する。つまり、軸方向において、基部48から当接部162までの間隔h4は、取付状態における基部48から被取付パネル12までの間隔h5よりも大きい。これにより、制振部126を被取付パネル12に安定して圧接させることができる。長尺部材14を基準にすると、長尺部材14から当接部62までの間隔は、取付状態における長尺部材14から被取付パネル12までの間隔よりも大きいともいえる。
図7は、第2変形例の保持具200の断面図である。第2変形例の保持具200は、図4に示す保持具10と比べて、保持部222および制振部226の形状が異なる。制振部226の当接部262は、着座部34よりも軸方向に高さh2だけ一様に出ている。これにより、取付状態で着座部34が被取付パネル12に着座した場合に、制振部126が被取付パネル12に安定して圧接される。なお、保持具200では、図6に示した保持部122の壁部166が形成されていない。
図8は、第3変形例の保持具300の正面図である。第3変形例の保持具300は、図3に示す保持具10と比べて、制振部326の形状が異なる。制振部326の当接部362は、台座部20から離れるに連れて被取付パネル12に近づくように傾斜する。また、制振部326の軸方向高さは、台座部20から離れるに連れて大きくなっている。そのため、制振部326は、取付状態前における基部48から当接部362までの間隔が、取付状態における基部48から被取付パネル12までの間隔よりも大きい部分を有する。
図9(a)は、第4変形例の保持具400の正面図であり、図9(b)は、第5変形例の保持具500の正面図である。第4変形例の保持具400および第5変形例の保持具500は、図7に示す保持具200と比べて、制振部426,526の形状が異なる。
図7に示す制振部226では、当接部262が一様に着座部34よりも出ているのに対し、図9(a)に示す制振部426および図9(b)に示す制振部526では、当接部462,562が着座部34よりも部分的に出ている点で異なる。
図9(a)に示す当接部462は、制振部426において台座部20から最も離れた端部に位置し、下方に突出して形成される。なお、下方に突出する当接部の位置は、制振部426の端部に限らず、制振部の中央の位置に形成されてよい。図9(b)に示す当接部562は、複数の箇所で下方に突出して形成される。
図10は、取付状態の第6変形例の保持具600の断面図である。第6変形例の保持具600は、図7に示す保持具200と比べて、保持部622および制振部626の形状が異なる。
保持部622の係止爪655が、制振部626の係合孔664に係止して、保持部622および制振部626が連結される。係止爪655は、基部48から下方に突出して先端側がフランジ状に形成され、係合孔664の縁に引っ掛けて係止する。このように、保持部622および制振部626は爪嵌合で連結する。
制振部626は、下方に突出して先端側がフランジ状に形成された係止爪668を有する。係止爪668は、被取付パネル12の取付孔12aの裏縁に係止する。係止爪668のフランジ部分が当接部662として機能し、被取付パネル12に圧接する。
図11は、取付状態の第7変形例の保持具700の断面図である。第7変形例の保持具700は、図10に示す保持具600と比べて、保持部622および制振部626の形状が異なる。
保持部722は、基部48から下方に突出し、先端側が膨出する膨出部770を有する。制振部26は、下方に張り出した袋部772を有する。膨出部770は、袋部772に挿入される。膨出部770の最外径は、取付孔12aの直径よりも小さいが、袋部772と膨出部770を組み合わせた外径は、取付孔12aの直径よりも大きい。そのため、膨出部770および袋部772が取付孔12aに挿入される際に、袋部772が潰れるように撓み、膨出部770の先端部が取付孔12aを通過すると、袋部772が拡径して取付孔12aの裏縁に食い込むように係止する。これにより、袋部772のうち取付孔12aに係止する部分が当接部762として機能し、被取付パネル12に圧接する。
図12(a)は、第8変形例の保持具800の正面図であり、図12(b)は、第8変形例の保持具800の右側面図である。第8変形例の保持具800は、図7に示す保持具200と比べて、保持部822および制振部826の形状が異なる。
制振部826は、保持部822に当接する板部874と、板部874から垂下して形成される複数の脚部876と、複数の脚部876を連結する当接部862とを有する。板部874および当接部862は、ともに平板状に形成され、平行に対向して配置される。板部874および当接部862は、複数の脚部876によって連結される。複数の脚部876は、撓み可能である。複数の脚部876は、長尺部材14の長手方向に貫通する空隙が形成される。
保持部822の基部48は、両側に溝状のレール部48aを有する。板部874の両側部874aは、両側のレール部48aにスライド嵌合する。これにより、台座部20と別体である制振部826が、保持部822に連結することができる。
制振部826は、脚部876によって軸方向に撓み可能となり、板部874および当接部862が軸方向に接近するように変位できる。
図13は、第9変形例の保持具900の断面図である。第9変形例の保持具900は、図12に示す保持具800と比べて、保持部922および制振部926の形状が異なり、スライド嵌合ではなく、爪嵌合で連結される。
制振部926は、保持部922に当接する板部974と、板部974から垂下して形成される複数の脚部976と、複数の脚部976を連結する当接部962とを有する。
保持部922の係止爪955が、板部974の係合孔964に係止して、保持部922および制振部926が連結される。係止爪955は、基部48から下方に突出して先端側がフランジ状に形成され、係合孔964の縁に引っ掛けて係止する。このように、保持部922および制振部926は爪嵌合で連結する。
図14は、第10変形例の保持具1000の断面図である。図14に示す保持具1000の断面位置は、図6と同様である。第10変形例の保持具1000は、図13に示す保持具900と比べて、制振部1026の形状が異なり、特に脚部1076の形状が異なる。
制振部1026は、保持部1022に当接する板部1074と、板部1074から垂下して形成される複数の脚部1076と、複数の脚部1076を連結する当接部1062とを有する。保持部1022の係止爪1055が、板部1074の係合孔1064に係止して、保持部1022および制振部1026が爪嵌合によって連結される。
脚部1076は、長尺部材14の長手方向に対向して一対形成され、軸方向および長手方向に直交する方向に沿って延在する。つまり、図13に示す保持具900では、複数の脚部976によって長手方向に貫通する空隙が制振部926に形成されるのに対し、保持具1000では、一対の脚部1076によって軸方向および長手方向に直交する方向に貫通する空隙が制振部1026に形成される。
図15は、第11変形例の保持具1100の正面図である。第11変形例の保持具1100は、図13に示す保持具900と比べて、制振部1126の形状が異なる。
制振部1126は、保持部1122に当接する板部1174と、板部1174から垂下して形成される複数の脚部1176と、一対の脚部1076をそれぞれ連結する複数の当接部1162とを有する。当接部1162は、台座部20から離れる方向に離間して複数形成される。
図16は、第12変形例の保持具1200の断面図である。図16に示す保持具1200の断面位置は、図6と同様である。第12変形例の保持具1200は、図15に示す保持具1100と比べて、制振部1226の形状が異なり、特に脚部1276の形状が異なる。
制振部1226は、保持部1222に当接する板部1274と、板部1274から垂下して形成される一対の脚部1276と、一対の脚部1276を連結する当接部1262とを有する。保持部1222および制振部1226は爪嵌合によって連結される。
脚部1276は、長尺部材14の長手方向に対向して一対形成され、軸方向および長手方向に直交する方向に沿って延在する。一対の脚部1276は、軸方向および長手方向に直交する方向に貫通する空隙を制振部1226に形成する。
本発明は上述の実施例や変形例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例や変形例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施例では、保持具10が被取付パネル12のボルト16に固定される態様を示したが、この態様に限られない。例えば、保持具10が被取付パネル12の取付孔に固定されてもよく、取付孔に爪嵌合されてよい。保持具10が被取付パネル12に爪嵌合で固定される場合でも、固定部から離れる方向に保持部および制振部が延在する。
10 保持具、 12 被取付パネル、 12a 取付孔、 14 長尺部材、 16 ボルト、 20 台座部、 22 保持部、 24 係止部、 26 制振部、 30 角筒部、 32 フランジ部、 34 着座部、 36 爪部、 38 スリット、 40 リブ、 42 連結部、 44 弾性爪部、 46 係合部、 48 基部、 48a レール部、 50 第1弾性保持部、 52 第2弾性保持部、 54 突出部、 55 凸部、 56 枠部、 58 貫通孔部、 60 弾性係止部、 62 当接部、 64 凹部、 66 ヒンジ部、 100 保持具、 122 保持部、 126 制振部、 162 当接部、 166 壁部。

Claims (6)

  1. 被取付パネルに固定する固定部と、
    長尺部材を保持し、前記被取付パネルへの取付状態で前記被取付パネルに対向して配置される保持部と、
    取付状態で前記被取付パネルおよび前記保持部の間に介在して、前記被取付パネルおよび前記保持部に圧接する制振部と、を備え、
    前記制振部は、取付状態で前記長尺部材および前記被取付パネルの間に位置することを特徴とする保持具。
  2. 前記固定部は、前記被取付パネルに着座する着座部を有し、
    前記制振部は、取付状態で前記被取付パネルに当接する当接部を有し、
    前記当接部は、取付前状態で前記着座部よりも前記被取付パネル側に出ていることを特徴とする請求項1に記載の保持具。
  3. 前記保持部は、前記制振部に載置される基部を有し、
    前記制振部は、取付状態で前記被取付パネルに当接する当接部を有し、
    前記制振部は、取付状態前における前記基部から前記当接部までの間隔が、取付状態における前記基部から前記被取付パネルまでの間隔よりも大きい部分を有することを特徴とする請求項1に記載の保持具。
  4. 前記保持部は、前記固定部から離れるにつれて前記被取付パネルに近づくように傾斜することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の保持具。
  5. 前記保持部は、前記制振部を環囲する壁部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の保持具。
  6. 前記制振部は、
    前記保持部に当接する板部と、
    前記板部から垂下して複数形成される脚部と、を有し、
    前記当接部は、複数の前記脚部を連結することを特徴とする請求項2または3に記載の保持具。
JP2021173244A 2021-10-22 2021-10-22 保持具 Pending JP2023063012A (ja)

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