JP2023061875A - 補助具付マスク及び補助具 - Google Patents

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Isao Nakanishi
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Abstract

【課題】理容所、美容所などの施設に於いて毛髪加工(パーマネントウェーブ、結髪、染毛、カッティングをいう。)を行う際に、マスク耳掛紐がマスク着用者の揉み上げの毛髪加工を可能にする補助具付マスク及び補助具を提供することを目的とする。【解決手段】補助具3はマスク耳掛紐2hを紐通し口33wに通して保持する保持部33と、前記保持部33を一端部で支える支持部43と、前記支持部43の他端部に一端部で繋がるU字部63と、前記U字部63の他端部に一端部で繋がり、前記耳17の後頭部側から前記耳17の頭頂部側に掛かる耳掛け部53とを有し、前記耳掛け部53は前記耳17に掛けられたとき前記U字部63は前記耳17の下側及び前記耳17の後ろ側に配置され、前記紐通し口33wは、第1辺及び第2辺を有し、前記保持部33の第1辺及び第2辺に前記マスク耳掛紐2hを通して保持することを特徴とする補助具付マスク及び補助具である。【選択図】図1

Description

本発明は、補助具付マスク及び補助具に関する。
昨今においては、ウイルス感染症の予防対策で、人と人が近い距離で接するときは、フェイスシールドやマウスシールドや、衛生マスク(以下、「マスク」という。図7)の着用は片時も欠かせない。図2は、マスクを着用している人の斜視図である。一般的には、マスクの耳掛け紐(以下、「マスク耳掛紐」という。)を耳に掛ける。
しかし、理容所、美容所などの施設(以下,単に「施設」という。)に於いて行われるパーマネントウェーブ、結髪、染毛、及びヘアカットなどの施術(以下、「毛髪加工」という。)の際に、図2に示すように、マスク上紐2aが、マスク着用者の耳介前の頭髪(以下、「揉み上げ」という。)に掛かるため毛髪加工の妨げとなる。
この問題点に対して、下記[特許文献1、特許文献2及び特許文献3]では、装着者の皮膚に粘着面でマスクを貼り付けることで、マスク耳掛紐を無くしたマスク(紐なしマスク)の発明や考案が開示されている。
また、下記[特許文献4、特許文献5及び特許文献6]では、左右のマスク耳掛紐を耳下から後頭部下の首筋で繋ぐ器具の発明や考案が開示されている。
特開2014-161715号公報 特許第5421507号公報 実用新案登録第3223201号公報 特開2015-93036号公報 実用新案登録第3200050号公報 特開2013-252339号公報
しかしながら、マスクを粘着面で顔面に貼り付ける特許及び考案(特許文献1、特許文献2及び特許文献3)は、粘着部が化粧をした顔面に張り付き難く、マスクが剥がれやすくなる。また、顔面に粘着テープを貼ることで肌荒れなどの恐れがある。
また、マスク耳掛紐を首筋で繋ぐ器具を使う特許及び考案(特許文献4、特許文献5及び特許文献6)は、マスク耳掛紐12hの上下の紐(2a、2b)が耳下を通る使用例がある。この使用例にあっては、マスク耳掛紐2aが揉み上げ27に掛かることはないが、マスク耳掛紐12h及び前記器具が襟足に掛かり毛髪加工を妨げる。
本発明は以上の課題を解決するために、本願補助具付マスク及び補助具を耳にかけて使用することで、揉み上げ27の毛髪加工を可能にする補助具付マスク及び補助具を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決する本発明の一態様は、マスクと前記マスクのマスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具とを備え、
前記補助具は、マスク耳掛紐を紐通し口に通して保持する保持部と、前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と、前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、前記紐通し口は、第1辺及び第2辺を有し、前記保持部の第1辺及び第2辺に前記マスク耳掛紐を通して保持し、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具付マスクである。
このようにマスク耳掛紐と揉み上げが接触しないために、マスク耳掛紐を補助具の紐通し口の第1辺及び第2辺に通して保持した補助具付マスクを耳に掛けることで、揉み上げの毛髪加工を可能にすることができる。
また上記従来例の問題点を解決する本発明の一態様は、マスクと前記マスクのマスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具とを備え、
前記補助具は、マスク耳掛紐を第1の紐通し口及び第2の紐通し口に通して保持する保持部と、前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と、前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具付マスクである。
このようにマスク耳掛紐と揉み上げが接触しないために、マスク耳掛紐を補助具の第1の紐通し口及び第2の紐通し口に通して保持した補助具付マスクを耳に掛けることで、揉み上げの毛髪加工を可能にすることができる。
さらに上記従来例の問題点を解決する本発明の一態様は、 マスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具であって、
前記補助具は、マスク耳掛紐を紐通し口に通して保持する保持部と、前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、前記紐通し口は、第1辺及び第2辺を有し、前記保持部の第1辺及び第2辺に前記マスク耳掛紐を通して保持し、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具である。
このようにマスク耳掛紐と揉み上げが接触しないために、マスク耳掛紐を補助具の第1辺及び第2辺に通して保持し、耳に掛けることで、揉み上げの毛髪加工を可能にすることができる。
また上記従来例の問題点を解決する本発明の一態様は、 マスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具であって、
前記補助具は、マスク耳掛紐を第1の紐通し口及び第2の紐通し口に通して保持する保持部と、前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具である。
このようにマスク耳掛紐と揉み上げが接触しないために、
マスク耳掛紐を補助具の第1の紐通し口及び第2の紐通し口に通して保持し、耳に掛けることで、揉み上げの毛髪加工を可能にすることができる。
本発明のマスク及び補助具を使用すれば、マスクを装着したまま、揉み上げの毛髪加工を可能にすることができる。
本発明の実施の形態に係る補助具付マスク及び補助具の使用状態を例示す概略斜視図である。 一般のマスクを使用した状態を例示す概略斜視図及びそのマスク紐と揉み上げ部分の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る補助具付マスクのマスクの例を表す説明図である。 一般のマスクの例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る左右一対の補助具の例を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る補助具付マスクの保持部の紐通し口にマスク紐を一重に通すことでマスクと補助具を繋いだ例を示した概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る補助具付マスクを畳んだ様子を例示した図である。 本発明の実施の形態に係る補助具付マスクの使用状態の例を斜め後ろから見た概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る補助具付マスク及び補助具の装着時の、補助具の傾きの調整と、移動が可能であることの例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る補助具のU字部の変形により、保持部と耳掛け部の間隔の調整の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る補助具で、紐通し口が一重リング式の形態の例を表す説明図と紐通し口の拡大図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る紐通し口が釣り針フック式の保持部の例を表す説明図と紐通し口の拡大図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る紐通し口が二重リング式の保持部の例を表す説明図と紐通し口の拡大図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る紐通し口がカードリング式の保持部の例を表す説明図と紐通し口の拡大図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る紐通し口がラッチ付フック式(カラビナ式)の保持部の例を表す説明図と紐通し口の拡大図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る紐通し口がスナップピンフック式の保持部の例を表す説明図と紐通し口の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る補助具で、支持部が紐通し口33aに接続する例を表す説明図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る補助具で、支持部が紐通し口33aと紐通し口33bとの中程に接続する例を表す説明図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る補助具で、支持部が紐通し口33bに接続する例を表す説明図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る左右一対の補助具の例を示した説明図である。 本発明の実施の形態の態様に係る補助具の短い耳掛け部が耳に掛かる例を表した概略斜視図である。 本発明の実施の形態のもう一つの態様に係る補助具にマスク紐を通し、余った紐をストッパーで止めた様子を例示した概略斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る補助具3を含むマスク付補助具10は、図1に例示するように、左右一対の補助具3とマスク2とを含んで構成され、衛生マスクとして機能する。なお、以下の説明において、各部の形状や大きさは例示、あるいは説明のために本来の形状や大きさとは異なる形状や大きさで示されており、各部の形状や大きさ、部材間の大きさの比率等は以下の例に限られるものではない。
本発明の実施の形態に係るマスク2は、図3に例示すように、鼻と口を覆うマスク本体1と、本体周縁にマスク第1辺11と、マスク第2辺21と、マスク第3辺31と、マスク第4辺41と、を形成し、マスク第2辺21と、マスク第3辺31とにそれぞれ接続するマスク耳掛け紐2hを含んで構成され、本発明の実施形態に係る補助具と繋げることで衛生マスクとして機能する。
本発明の実施の形態に係る補助具3は、図5、図6に例示すように、左右一対で、マスク耳掛紐2hを紐通し口33wに通して保持する保持部33と、その保持部33を一端部で支える支持部43と、その支持部43の他端部に一端部で繋がるU字部63と、そのU字部63の他端部に一端部で繋がり、耳17の後頭部側から耳17の頭頂部側に掛かる耳掛け部53と、を含む。(図1参照)
図1及び図8に、補助具付マスク10の配置の例を示す。補助具3の耳掛け部53が耳17に掛けられたとき、U字部63は耳17の下側及び耳17の後ろ側に配置される。
図1及び図8に、耳掛け部53の配置の例を示す。耳17の後頭部側から耳17の頭頂部側に掛かる耳掛け部53の耳掛け先端部53aは、耳17の耳上部付根17aの辺りに掛かる。
図1及び図2に例示したように、マスク2と補助具3を繋げた補助具付マスク10を装着し、マスク耳掛紐2hの上紐2aが揉み上げ27に接触しないことで、マスクを装着した状態で毛髪加工を可能にする。
図3にマスク2の例を示す。マスク本体1とマスク耳掛紐2hからなる衛生マスクである。また、この例のマスク2は一般のマスク12(図4)と同様の作りで、一般的に使われている使い捨てマスクであり、サージカルマスク又は医療用マスクと呼ばれるものである。マスク12より比較的マスク耳掛紐2hが短いマスクである。
この例のマスク2のマスク耳掛紐2hの長さは耳にかけた補助具の保持部33に一重に通したマスク耳掛紐2hが緩まない長さである。マスク耳掛紐2hの長さは無伸長状態で10.5cmで、2.5倍伸び、実際に耳に掛けた時の耳掛紐の伸び率が一例として1.42倍である。あと5cm以上耳の位置が後ろにあっても本発明の補助具付マスクを装着することが可能である。よって、補助具付マスク10における、マスク耳掛紐2hは、充分な許容範囲があり、機能的に十分な長さを有する。
図5に例示する補助具3の保持部33の縦幅は5cmである。保持部33の縦幅は、マスク2のマスク第3辺31又はマスク第4辺41の幅の40%~100%の範囲で、好ましくは4.5cm~6.5cmである。この事によって、保持部33のマスク上紐2aとマスク下紐2bの間隔を通常の耳に掛けた着用状態と同等に保ち、マスク本体を顔面に添わせることができる。(図1、図5参照)
図5及び図6に例示するように、補助具3の紐通し口33wは、第1辺33a及び第2辺33bを有し、保持部33の第1辺33a及び第2辺33bにマスク耳掛紐2hを通して保持し、マスク耳掛紐2hを固定しない。これによりマスク耳掛紐2hは保持部33の紐通し口33wを通して伸縮し、図9に例示すように保持部33は、マスク耳掛け紐2hの両端の間で移動する。
また、移動が可能であることで保持部33はマスク耳掛紐2hの伸縮性を妨げない。よって、装着時のマスク本体1の位置の移動や、マスク及び補助具の脱着が容易にできる。
図9に、補助具3の傾きを調整することで耳掛け部53及び先端部53aの配置を変える例を示す。紐通し口33wからマスク本体1に至る、マスク耳掛紐2hの上紐2aと、下紐2bとの長さを変化させて補助具3の傾きを変えることで、耳17の付け根に掛かる耳掛け部53及び先端部53aの配置を頭部の前方向または後方向に変えることが出来る。例えば、マスク耳掛紐2hの上紐2aを長くし、かつ、下紐2bを短くすると、補助具3は傾いて、先端部53aは後頭部方向に後退する。また、その逆をすると先端部53aは、耳上部付根17aから顔面方向に出ることになる。このように先端部53aを作業に支障がないところに配置する。
本実施形態の補助具3のU字部63は、弾性を有することでマスクの着脱時やマスク装着中のマスクの位置の変化に対して柔軟で安定的な装着を可能にする。
図10に例示するのは、補助具3のU字部63を変形させることによって、保持部33と耳掛け部53の間隔を調整することが可能で、マスク着用者の骨格に合わせた、適切な着用ができる。この調整は、U字部63を手の外力で、弾性を示す範囲の変形(以下、弾性変形という)を超えて、もとに戻らない変形(以下、塑性変形)をすることで行う。(図10参照)
[保持部の紐通し口の形状]
本実施形態の補助具には、保持部33の紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bの形態によって、一体で両方とも使い捨てのもの(図11)と、マスクだけを新しいものに交換して補助具と繋いで使うもの(図12、図13、図14、図15、図16)がある。
図11に示す例は、本実施形態の補助具3の保持部33の形態を表す図である。保持部33の紐通し口33wの形態は閉じており、補助具付マスクは一体である。図7の例は、畳んだ様子を表した図であり、使い捨てとしてもよい。
図12に示す例は、紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bが釣り針フック式6で、マスクの交換が可能である。
図13に示す例は、紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bが二重リング式14で、マスクの交換が可能である。
図14に示す例は、紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bがカードリング式15で、マスクの交換が可能である。
図15に示す例は、紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bがラッチ付きフック式25(カラビナ式)で、マスクの交換が可能である。
図16に示す例は、紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bがスナップピンフック式35で、マスクの交換が可能である。
また、紐通し口33wの第1辺33a及び第2辺33bが、異なるタイプで組み合わせてもよい。
[保持部と支持部の接続形状が異なる例]
図17は本発明の実施例の補助具3(図1、図5)である。図17、図18と図19は、補助具の保持部33と支持部43の接続する位置の違う形態あることを例示したものである。補助具を、耳の前の作業の為の空きスペースの広さと、弾性の範囲と、U字部の変形による保持部と耳掛け部の間のサイズ調整の行いやすさにおいて比較する
図17(a)に示す本実施の形態の補助具3は、支持部が長いため弾性の範囲が広く、サイズ調整がしやすく、変形後に復元しやすく形が安定している。図17(b)に示すように、耳前の空きスペースは3者では一番狭い
図18(a)に示す補助具28は、補助具3と比べて支持部がやや短いため弾性の範囲が狭く、サイズ調整の範囲が狭い。また、図18(b)に示すように、支持部43が保持部33の中程に接続しU字部が開き、耳前の空きスペースは広い。
図19(a)に示す補助具38は、最も支持部が短いため弾性範囲が狭く、サイズ調整がし難く、変形後に形を復元しにくい。しかし、図19(b)に示すように、3者では耳前の空きスペースが一番広い。
[耳掛け部の形状が異なる例]
図20は、本発明の実施の形態のもう一つの態様である補助具48の例示したものである。図5に示す補助具3よりも比較的短い耳掛け部53を特徴とする補助具であって、耳掛け先端部53aは、耳付根上部17a付近もしくは耳付根上部17aより後頭部側に位置して耳に掛かる。耳に掛けられた左右一対の補助具48と、マスク本体1とは、マスク耳掛け紐2hにより繋がり、そのマスク耳掛け紐2hの伸縮性により引き合う張力と、耳17の付け根の凸状の外周縁と耳掛け部53の凹状の内周縁の形状が重なることで、補助具48は安定的に配置することができる。このことで施術中における施術者の手や櫛などが耳掛け部53に接触することが補助具3より、さらに少なくなり、毛髪加工の作業の妨げにならない。図21(a)は装着した様子を左後ろから見た概略斜視図である。図21(b)は装着した様子を左横から見た図で耳17に隠れた耳掛け部53を破線で表した概略斜視図である。
図22に示した例は、保持部33と耳掛け部53の間隔の調整が難しい補助具は、一般のマスク耳掛紐と保持部を繋いで、更にストッパー19を使うことでマスク12と耳掛け部53との間のサイズ調整を可能にするこが出来る。
本発明は例示した実施形態や実施例に限定されるものでなく、広く適用が可能である。
図1及び図8のように、本実施の形態において、補助具付マスク10及び補助具3の装着は、マスク耳掛紐2hにマスクを顔面に密着させる緩まない張力が必要で、着用者の体形に合わせた保持部33と耳掛け部53の間隔の調整が必要である。
補助具は、本発明の1実施の形態では手の力によって変形が可能な硬さの針金で、ナマシ鉄線に亜鉛メッキを施し硬質塩化ビニールを均一に被膜したものである。
上記針金は、装着者の金属アレルギーの可能性や、毛髪加工中に使用されるパーマ剤、染毛剤などの薬剤との化学反応の可能性も無く安全で、制作費用が安価である。
図10は上記の調整の様子を表したもので、補助具のU字部の両端の辺りを指で持って外力を与えてU字部63の塑性変形をさせる。U字部63の塑性変形によって、保持部33と耳掛け部53の間隔を調整する。その時、先端部53aの配置を、耳の付け根17aの辺りに位置させるとよい。(図1、図8参照)。
10 本発明の補助具付マスク
1 マスク本体
11 マスク第1辺
21 マスク第2辺
31 マスク第3辺
41 マスク第4辺
2 本発明のマスク
2h マスク耳掛紐
2a マスク上紐
2b マスク下紐
12 一般のマスク
12h 一般のマスク耳掛紐
3 本発明の補助具
33 保持部
33a 第1辺
33b 第2辺
33w 紐通し口
43 支持部
53 耳掛け部
53a 耳掛け先端部
63 U字部
14 2重リング式補助具
15 カードリング式補助具
25 ラッチ付きフック式補助具
35 スナップフック式補助具
6 開口式補助具
17 耳
17a 耳上部付根
27 揉み上げ
37 耳珠
47 頭頂部
57 後頭部
28 補助具
38 補助具
48 補助具
19 ストッパー

Claims (12)

  1. マスクと前記マスクのマスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具とを備え、
    前記補助具は、マスク耳掛紐を紐通し口に通して保持する保持部と、
    前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と、
    前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
    前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、
    前記紐通し口は、第1辺及び第2辺を有し、前記保持部の第1辺及び第2辺に前記マスク耳掛紐を通して保持し、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具付マスク。
  2. マスクと前記マスクのマスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具とを備え、
    前記補助具は、マスク耳掛紐を第1の紐通し口及び第2の紐通し口に通して保持する保持部と、
    前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と、
    前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
    前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具付マスク。
  3. 前記保持部に保持された前記マスク耳掛紐が、揉み上げに接触しないことを特徴とする請求項1から2のいずれか1項に記載の補助具付マスク。
  4. 前記保持部の第1辺及び第2辺の間の距離は、4.5cm~6.5cmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の補助具付マスク。
  5. 前記U字部は、弾性を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の補助具付マスク。
  6. 前記U字部は、塑性変形させることができることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の補助具付マスク。
  7. マスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具であって、
    前記補助具は、マスク耳掛紐を紐通し口に通して保持する保持部と、
    前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と
    前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
    前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、
    前記紐通し口は、第1辺及び第2辺を有し、前記保持部の第1辺及び第2辺に前記マスク耳掛紐を通して保持し、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具。
  8. マスク耳掛紐を保持して耳に掛ける左右一対の補助具であって、
    前記補助具は、マスク耳掛紐を第1の紐通し口及び第2の紐通し口に通して保持する保持部と、
    前記保持部を一端部で支える支持部と、前記支持部の他端部に一端部で繋がるU字部と
    前記U字部の他端部に一端部で繋がり、前記耳の後頭部側から前記耳の頭頂部側に掛かる耳掛け部と、を有し、
    前記耳掛け部は前記耳に掛けられたとき、前記U字部は前記耳の下側及び前記耳の後ろ側に配置され、前記保持部は、前記マスク耳掛け紐の両端の間で移動することを特徴とする補助具。
  9. 前記保持部に保持された前記マスク耳掛紐が、揉み上げに接触しないことを特徴とする請求項7から8のいずれか1項に記載の補助具。
  10. 前記保持部の第1辺及び第2辺の間の距離は、4.5cm~6.5cmであることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の補助具。
  11. 前記U字部は、弾性を有することを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の補助具。
  12. 前記U字部は、塑性変形させることができることを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の補助具。
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