JP3125805U - 耳栓で固定する洗髪用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】立位や座位の姿勢で使用者自身の手を使い毛髪全体を容易に洗うことができ、シャンプーやお湯から目を保護しながら簡便で安全に洗髪することが可能な汎用性の高い洗髪用補助具を提供する。
【解決手段】洗髪時に目へのシャンプーやお湯が流下を防ぐ洗髪用補助具であって、左右一対の耳栓1と、略庇形乃至略ゴーグル形の遮蔽部材2と、弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム3とフェイスパッド4から成り、前記一対の耳栓1は前記略馬蹄形のフレーム3の両端部付近に内向に取り付けられ、前記フレーム3の中央付近に前記遮蔽部材2とフェイスパッド4が取り付けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、洗髪の際に目にお湯やシャンプーがかかることなく頭部全体の毛髪を洗える、耳栓で固定する洗髪用補助具に関する。
洗髪時にシャンプーやお湯が顔面を流れ下り、特に目に接触した場合には不快な刺激が強い。このため洗髪時には、ほとんど場合目を強く閉じることによって対応するしかなかった。しかし、目を閉じた状態では視覚が失われるために周囲の状況が把握できず不便であり危険を伴う場合もあった。
この問題を解消するために様々な方法が考案されてきた。しかし、頭部全体の毛髪を洗髪出来、安定してシャンプーやお湯から目を保護する方法が無かった。この原因としてシャンプーやお湯から目を保護する器具の頭部への固定方法に問題があった。
従来のシャンプーハットの形状は、頭部の断面の大きさと形状に合わせた切り抜き穴を持つ略庇形の遮蔽物で頭部の周囲を覆うように被り、お湯やシャンプーを頭部の周囲の外側に離して流下させ直接顔面に接しないようにするものだった。
しかし、この方法では後頭部にも略庇形の覆い、乃至係止帯を直接被る形態のため、前記シャンプーハットにより締め付けられた部分の毛髪や後頭部よりも下側の毛髪を洗髪するには前記シャンプーハット自体を取り外さなければならなかった。
実登3115515 実開昭58−157404 実開昭61−194403 実開平06−036504 実開昭62−027502
使用時に器具を頭部の周囲を囲むように装着する洗髪時目部保護具兼用可変あかすり、シャンプーバイザー、洗髪バイザー、洗髪用防水具、洗髪用仮面、耳栓付き洗髪用水中メガネがあった。
しかし、この方法は装着したままでは器具を頭部に保持するためのベルト乃至係止具が使用者の後頭部に圧着するため後頭部の毛髪の洗髪が困難だった。
実登3036198 実登3042038 特開2000−354511 特開2001−353019 実開昭49−072500 実開昭51−007200 実開平02−055801
頭部の周囲に透明なフードを取り付けた鉢巻状のターバンで顔面をシャンプーやお湯から保護する洗髪用補助具があった。
しかし、この方法は装着した際に後頭部の襟足付近に圧着されたターバン後部が頭頂部方向に後頭部の毛髪を巻き込みながら強く引き上げられ、使用者に大きな苦痛を与え、同時に器具自体が頭部から外れ易い構成だった。
実登3118539 実登3110084
スイミングゴーグルのアイカップ状のものを使用して、洗髪時に目をシャンプーやお湯から保護するシャンプーゴーグルと呼称する洗髪用防水眼鏡があった。これはアイカップを眼窩に装着し、連結されたイヤストラップと呼称する部材を耳殻後部へ掛けることにより前記アイカップを保持固定するものだった。
しかし、洗髪時には耳殻にシャンプーや水分が付着しており摩擦抵抗が小さくなるため、イヤストラップが容易に外れ易かった。
特開2003−265516
略馬蹄形の板状のスプリングに略庇形のつばと耳栓を取り付けたシャンプーハットがあった。
しかし、この略馬蹄形の部材を頭部に装着する方法では、側頭部のみを挟圧して固定していた。このために前記シャンプーハットの略馬蹄形部材の頭部前面への締め付けが無く、前記シャンプーハット前面と額との間に前記シャンプーハットを保持するために必要な摩擦抵抗を発生させる構成とはなっていなかった。
実登3074198
耳栓を連結した伸縮フレームを持つジュニア用シャンプーマスクがあった。これはシャンプーやお湯から顔面を保護するマスクの左右に耳栓付きの伸縮フレームを介し、使用時には前記耳栓を外耳孔に挿入し前記マスクを顔面に保持するものだった。
しかし、顔面を覆う一体成形された前記マスクの両サイドに耳栓付きの伸縮フレームを介した構造となっており、耳栓を支持する弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームを持つ構成とはなっていない。
実開昭60−182912
ゴム帯中央付近に眼鏡を突設し前記ゴム帯両端部に耳栓を設けた幼児用水中保護具があった。これはゴム帯両端部に設けた前記耳栓を外耳孔に挿入し、透明体眼鏡で視野を確保しながら前記保護具を顔面に保持するものだった。
しかし、この方法では復元力を持った弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームを持たない構成であるため、前記ゴム帯は外耳孔に挿入された前記耳栓を左右から内側へ押し込む力が非常に弱く容易に前記耳栓が外耳孔から外れてしまい、前期保護具は人の頭部に安定して装着できる構成になっていない。
実開昭52−085700
美容院やヘアーサロン等で仰臥位の姿勢で店員等の他者によって洗髪やその他の美容施術が行われる際に、お湯や各種化学薬品から顔面を保護するための耳栓を有する洗髪用顔カバーおよび耳栓保持具、洗髪用マスク、洗髪用顔面被覆ペーパーがあった。
しかし、この器具は耳栓を支持する略馬蹄形の弾性フレームを持たず、立位又は座位の姿勢では顔面へのシャンプーやお湯の流下を防ぐための器具自体を頭部へ密着させる構造は有していない。
実公平03−027544 実開昭63−095522 実開昭55−101517 実開昭49−136500
洗髪は清潔や健康を保つために必要な日常的行為である。しかし、洗髪の際にはシャンプーやお湯が目に入るのを避けるために目を強く閉じていなければならず、視覚が失われるため非常に不便であり、場合によっては危険を伴うことさえある。また、シャンプーが目に入ってしまった場合には強い刺激があるため非常に不快である。
このため、洗髪時にシャンプーが目に入らない器具が考案されてきたが、老若男女を問わずに他者の助けを借りることなく毛髪全体を洗髪できる汎用性の高いものは無かった。これはシャンプーやお湯が目に入るのを防ぐためには何らかの遮蔽物が必要となるが、従来の方法では立位又は座位の姿勢で毛髪全体を洗髪できる遮蔽物を額、乃至眼窩に保持固定する方法が無かったことによる。
従来のシャンプーハット、洗髪時目部保護具兼用可変あかすり、シャンプーバイザー、洗髪バイザー、洗髪用防水具、洗髪用仮面、耳栓付き洗髪用水中メガネでは器具が頭部の周囲に密着固定されるため後頭部の洗髪ができない。器具を装着したまま洗髪可能なのは頭頂部付近のみであり、毛髪全体を洗髪することはできず、後頭部を洗髪する際には器具自体を外さなければならず、その際にはシャンプーやお湯が顔面に流下するという問題があった。
さらに、これらの方法では器具の脱着時乃至使用時に毛髪を巻き込み引かれることで使用者に苦痛を与えてしまう問題もあった。
透明なフードを取り付けた鉢巻状のターバンで顔面をシャンプーやお湯から保護する洗髪用補助具があったが、この方法では装着の際に頭部の周囲にターバンと呼称する固定部材を取り付け、固定部材前部は額付近で保持し後部は襟足付近に置かれ、前後が互いに引き合う挟圧力で固定されるものだった。後頭部を洗髪するためにターバンと呼称する固定部材の後部を襟足付近に装着した際には、ターバンの前後で大きな角度をもって引き合いターバン後部が毛髪を巻き込みながら頭頂部方向に強く引かれる形態をしており、使用者に苦痛を与えるという問題があった。また、ターバン自体も水平方向へと容易に戻るため挟圧力が無くなり前記洗髪用補助具が落下し易いという問題もあった。
シャンプーゴーグルと呼称する洗髪用防水眼鏡は遮蔽物を固定する方法として、耳殻にイヤストラップと称する部材を掛けて遮蔽物を固定する方法もあった。しかし、イヤストラップ方式では人の耳殻は軟らかく容易に変形し、これに加えて耳殻がシャンプーやお湯で濡れると摩擦抵抗が大幅に減少し、容易にストラップが耳殻から外れてしまう問題があった。また、イヤストラップを耳殻に掛ける際に毛髪を巻き込んで引かれる場合があり、使用者に苦痛を与えるという問題点があった。
略馬蹄形の板状のスプリングに略庇形のつばと耳栓を取り付けたシャンプーハットは頭部への装着の際に人の側頭部を略馬蹄形のスプリングの左右方向からのみ締め付ける構成となっているが、略馬蹄形のスプリング前部と人の額部分との挟圧は無い。このため略馬蹄形のスプリング前部と人の額との摩擦抵抗を発生させる構成になっておらず、挟圧を受ける側頭部には凹凸が無く滑りやすいためシャンプーハットの自重又は水圧などの負荷がかかると前記シャンプーハットは容易に位置がずれる、または外れるなどの問題があった。また、略馬蹄形のスプリング前部と人の額部分の挟圧が無いために、この両者の間に隙間が開きシャンプーやお湯が顔面に流下する問題もあった。
この考案は略馬蹄形のスプリングの端部近くにひもを取り付け、その先端に耳栓取り付けていたが前記耳栓は外耳孔を塞ぐだけの構成であり、前記耳栓は頭部に装着された前記シャンプーハット全体を頭部に保持固定する機能を有した構成にはなっていない。
耳栓を連結した伸縮フレームを持つジュニア用シャンプーマスクがあった。顔面を覆う空気穴を設けたマスクに耳栓付きの伸縮性フレームを介した一体成形の構成となっており、耳栓を支持する弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームを持つ構成とはなっていない。
前記ジュニア用シャンプーマスクを顔面に保持固定する伸縮性フレームは外耳孔に挿入された耳栓を外耳道の内側方向に押し込む圧力を持たないため左右外側方向へ容易に開き、顔面を覆うマスク本体の持つ自重の負荷を受けると耳栓が外耳孔から外れ器具自体の頭部への保持機能が失われる問題があった。また、前記伸縮フレームには耳掛フレームが併設され耳殻に装着されるが、人の耳殻は柔軟性があり洗髪時にはシャンプーやお湯が耳殻表面を覆うため非常に滑りやすく前記耳掛フレームは耳殻から容易に外れてしまう問題があった。また、耳殻に装着された耳掛けフレームは毛髪を巻き込み易く、毛髪が引かれることで使用者に苦痛を与えてしまう問題もあった。
前記ジュニア用シャンプーマスクの内側外周部分にリング状に形成されたスポンジを用いているが、スポンジは透水する特性と吸水する特性とがある。透水する特性は前記ジュニア用シャンプーマスクを使った洗髪時にシャンプーやお湯がスポンジを透過して顔面に流下する問題があった。吸水する特性は洗髪時にシャンプーやお湯をスポンジ内に蓄積し、前記ジュニア用シャンプーマスク自体の重量が増加するため顔面に前記シャンプーマスクを保持するのが困難になる。このため、前記ジュニア用シャンプーマスクはこれを顔面に保持固定することを可能とする構成は有していない。
ゴム帯中央付近に眼鏡を突設し前記ゴム帯両端部に耳栓を設けた幼児用水中保護具があった。しかし、この方法では前記ゴム帯は柔軟材であるため外耳孔に挿入された前記耳栓を左右から内側へ押し込む挟圧力を有する構成とはなっておらず、容易に前記耳栓が外耳孔から外れてしまうという問題があった。また、前記耳栓が容易に外れない対策として耳かけ用孔部を設け、耳殻裏側に掛ける構造としていたが、ゴム製の柔軟材のため僅かな負荷でも容易に変形し耳殻裏側から滑り落ち易い構成となっており前記耳栓を外耳孔に固定できず、前記幼児用水中保護具はこれを頭部に保持することを可能とする構成は有していない。
美容院又はヘアーサロン等で仰臥位の姿勢で他者に洗髪やその他の美容施術を受ける際に、お湯や化学薬品から顔面を保護する略マスク形又は略ゴーグル形のカバーがあった。これらの器具は使用者が仰臥位の姿勢で他者に美容施術を依存しながら使用されることを前提としており、使用者が頭頂部を上にした立位や座位の姿勢で頭部に保持する構成を持たないため器具自体が落下する、又は顔面と器具との間に隙間ができシャンプーやお湯が顔面へ流れ下るため目を保護することができない。このため立位や座位の姿勢で額乃至眼窩に器具を密着させ頭部に保持固定しシャンプーやお湯から目を保護する構成を有してはいなかった。
上記のように従来の方法では目などにシャンプーやお湯が接触するのを防ぐために何らかの遮蔽部材を頭部又は顔面に装着していた。しかし、いずれの方法でも遮蔽部材の頭部への保持方法において、後頭部に器具を介在させずに立位や座位の姿勢で安定して頭部前面に遮蔽部材を保持する構成を有するものは無かった。
洗髪時に目をシャンプーやお湯から保護するためには何らかの遮蔽部材が必要となるが、問題はその遮蔽物を安定して安全に洗髪行為を妨げることなく保持固定することにある。
本考案はこのような点に鑑みて成されたものであり、耳栓で固定する洗髪用補助具を使用することにより、立位や座位の姿勢で使用者自身の手を使い毛髪全体を容易に洗うことができ、シャンプーやお湯から目を保護しながら簡便で安全に洗髪をできる汎用性の高い洗髪補助具を提供することを課題とする。
本考案は上記の目的を達成するために創作されたものであって、第一には洗髪時に目へのシャンプーやお湯が流下を防ぐ耳栓で固定する洗髪用補助具であって、左右一対の耳栓と、略庇形乃至略ゴーグル形の遮蔽部材とフェイスパッドと弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームから成り、前記一対の耳栓は前記略馬蹄形のフレームの両端部付近に内向に取り付けられ、前記略馬蹄形のフレームの中央付近に前記遮蔽部材とフェイスパッドが取り付けられ、装着時に前記略馬蹄形のフレームと外耳孔に挿入された両耳栓間に弾性変形による挟圧力が発生し頭部に圧着保持されることを特徴とする。弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両側部は略弓状に湾曲しており、頭部への装着時には耳栓が外耳孔に挿入され、前記略馬蹄形のフレームの両側部が直線状に近くなるように変形し、元の略弓状の形態に戻ろうとする挟圧力が左右の外耳孔に挿入された耳栓と前記略馬蹄形のフレーム前部との間に発生し、前記略馬蹄形のフレーム前部及びフェイスパッドと顔面との接触部分に摩擦抵抗が発生するため前記洗髪補助具が安定して頭部に保持される。耳栓で固定する洗髪用補助具の装着位置は、人の左右の外耳孔と額又は眼窩付近の間で保持されるため、シャンプーやお湯から目を保護しながら毛髪全体の洗髪が可能となる。
第2には上記第1の構成において、弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両側部に弾性部材を有する蝶番を設け、前記蝶番で耳栓を有する前記略馬蹄形のフレームの両側部を屈曲させ、非装着時の前記略馬蹄形のフレームに支持された耳栓の位置は外耳孔よりも内側顔面寄りにあり、装着時には外耳孔に耳栓が挿入され前記蝶番が開くと前記弾性部材が弾性変形することにより復元力を発生し、前記略馬蹄形のフレーム前面及びフェイスパッドと耳栓間に前記蝶番により挟圧力を発生させ、前記略馬蹄形のフレーム前面と頭部前面の接触部分の摩擦抵抗で頭部に圧着保持されることを特徴とする。第1の構成における弾性を有する略馬蹄形のフレームの略弓形に形成された両側部に弾性部材を持つ蝶番を設け、装着時に安定した挟圧力を発生させることができる。
第3には上記第1から第2の構成のいずれかの構成の耳栓で固定する洗髪用補助具において、前記耳栓は弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近に設けられた前後に移動可能なスライド機構により支持され、前記耳栓は前記スライド機構の任意の位置で固定する機構を持ち、又は伸縮する弾性部材により両耳栓同士乃至耳栓と前記略馬蹄形のフレームの一部が連結され、装着時に前記耳栓は前記略馬蹄形のフレームに沿ってスライドし、前記伸縮する弾性部材を伸長偏倚しながら外耳孔に挿入固定され、前記伸縮する弾性部材の収縮力により前記略馬蹄形のフレーム前部と前記耳栓間に挟圧力を発生させ、前記略馬蹄形のフレーム前部と頭部前面の接触部の摩擦抵抗で頭部に圧着保持されることを特徴とする。上記第1から第2の構成のいずれかの構成の耳栓と前記略馬蹄形のフレーム前部との挟圧力の発生機構に、スライド機構を加えることにより、前記洗髪補助具の装着安定性を向上させる。
上記第1から第3の構成のいずれかの構成の耳で固定する洗髪用補助具において遮蔽部材乃至弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの中央付近にノーズパッドを取り付け、使用者の鼻梁にノーズパッドが接触し摩擦抵抗を発生させることにより前記洗髪補助具の装着安定性を向上させる。
従来の技術ではシャンプーやお湯の目への流下を防ぐために遮蔽部材を頭部に装着していた。しかし、後頭部の毛髪を洗髪できない、又は遮蔽部材の頭部への安定した保持ができる構成を持ったものが無かった。本考案の耳栓で固定する洗髪用補助具は人の外耳孔に挿入された耳栓により遮蔽部材を取り付けた弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームが頭部前面に圧着されることにより摩擦抵抗が発生し頭部に安定して保持される。この結果、頭部に安定して遮蔽部材を保持しながら立位や座位の姿勢で毛髪全体を洗髪することが可能となった。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図7は本考案の第1の実施の形態に係り、図1はその外観斜視図、図2は使用状態を示す斜視図、図3は平面図、図4は使用時の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの形状の変化を示す平面図、図5は弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の斜視図、図6は外観斜視図、図7は弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム前部の断面図である。
図1に示すように、弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム3の前部となる中央付近には人の目前に空間を形成し目へのシャンプーやお湯の流下を防ぐ遮蔽部材2と内向きにフェイスパッド4が取り付けられており、前記略馬蹄形のフレーム3の左右両端部付近には耳栓1が取り付けてある。
図2は前記洗髪補助具の使用状態を示している。前記耳栓1は使用者の左右外耳孔に挿入され固定されており、前記耳栓1と前記略馬蹄形のフレーム3の前面は前記略馬蹄形のフレーム3の両側部により互いに引き合い挟圧力が発生している。前記略馬蹄形のフレーム3の前面とフェイスパッド4は人の額付近で頭部に密着し固定され、前記略馬蹄形のフレーム3に支持された遮蔽部材2の外側をシャンプーやお湯が流れ下るため、使用者の目にシャンプーやお湯が接することを防ぐことができる。
図3は非使用時の平面図で、前記略馬蹄形のフレーム3の両側部は略弓形の形状となっている。非使用時の前記耳栓1の左右間隔は、使用者の外耳孔の左右間隔よりも狭く、かつ前後方向には前寄りとなっている。前記略馬蹄形のフレーム3は弾性を有する樹脂や金属等の部材で形成され、頭部への装着時には外耳孔へ耳栓1を挿入し固定される。
図4は前記洗髪補助具の非使用時と頭部に装着された使用時の形態の変化を示した平面図で、点線で示した非装着時の形態は耳栓1aと前記略馬蹄形のフレーム3aであり、使用者の外耳孔に耳栓1が挿入された使用時の形態が実線で示した前記耳栓1bと前記略馬蹄形のフレーム3bである。
頭部に装着された使用時には前記洗髪用補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム3aから3bへと開口部が左右外側方向に開かれその差をXで示した。前記略馬蹄形のフレーム3bには開口差Xを閉じる方向への復元力が発生する。この復元力が耳栓1bを外耳孔に押し込み固定する力となる。同時に前記略馬蹄形のフレーム3aが3bへと後方に開かれ、その前後差をYで示した。前記略馬蹄形のフレーム3aの両側部は前後方向に略弓形の形状をしており、装着時の前記略馬蹄形のフレーム3bではこの略弓形は直線に近い形状に開かれ前記略馬蹄形のフレーム3aの形態に戻ろうとする復元力は前後方向へYを閉じようとする力として働く。この復元力が左右の前記耳栓1bと前記略馬蹄形のフレーム3前部の距離を縮めようとする挟圧力となる。
前記略馬蹄形のフレーム3bには弾性変形された復元力が蓄積され、外耳孔に挿入された耳栓1bを左右から内側方向に押さえる挟圧力として働くと同時に、左右の耳栓1bと前記略馬蹄形のフレーム3b前面との間にも前後方向への収縮力が頭部への挟圧力として働く。この結果、遮蔽部材2とフェイスパッド4が取り付けられた前記略馬蹄形のフレーム3b前面と使用者の頭部前面は強く圧着され、この両者の間に摩擦抵抗が発生し、前記洗髪補助具を頭部に安定して固定保持することができる。
図5に示したように略馬蹄形のフレーム3に支持された耳栓1は合成樹脂、ゴム、金属等の材質で略円筒形に成形され、先端部付近は人の外耳道を傷つけないように曲面を形成している。直径は人の外耳道と同程度とし、長さは使用者が苦痛を感じることなく、かつ横方向からの負荷で外耳孔から容易に外れない程度とする。耳栓の表面の摩擦抵抗が小さい材質の場合は摩擦抵抗の大きな樹脂乃至ゴム等で表面を被覆する場合もある。また、摩擦抵抗を大きくするために表面に凸凹を設ける場合もある。耳栓1は前記洗髪補助具を頭部に保持する部材であるが、副次的に外耳道へのシャンプーやお湯の侵入を防ぐ効果も有する。
遮蔽部材2は樹脂又は金属又はゴム等で形成され図1の遮蔽部材2に示した略庇形乃至図6の2aに示した略ゴーグル形の形態であり、図6の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム3cは遮蔽部材2の形状に合わせて湾曲した形態をとる場合もある。遮蔽部材2は装着時には人の目前に空間を形成し、洗髪時に頭部より流れ下るシャンプーやお湯が目に接触するのを防ぐ。前記遮蔽部材2乃至2aが目前を覆うように顔面と平行に近い角度で取り付けられる場合、透明度の高い素材を使用することにより使用者の視界を確保することができる。また、透明度の高い遮蔽部材2には曇り止め加工や撥水加工、親水加工を施すことにより明瞭な視界を確保できる。
遮蔽部材2は縦に分割し複数枚をシャンプーやお湯が浸入しないように互いに密着させ前記略馬蹄形のフレーム3に取り付ける場合もある。
図7は耳栓で固定する洗髪補助具前部のA−A断面図で、前記略馬蹄形のフレーム3の顔面への接触部分に樹脂乃至ゴム等の柔軟材から成るフェイスパッド4を取り付ける。フェイスパッド4により前記略馬蹄形のフレーム3と使用者の顔面を密着させ隙間を埋めることにより、シャンプーやお湯が流下して目に接触するのを防ぎ、且つ顔面との摩擦抵抗を発生させ、前記洗髪補助具を安定して頭部に保持することができる。フェイスパッド4は前記略馬蹄形のフレーム3を被覆して成形される場合もある。
前記略馬蹄形のフレーム3と遮蔽部材2は同一の材質で一体成形される場合もある。
図8は本考案の第2の実施の形態に係る平面図である。第一の実施の形態に係る耳栓で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム3の両側部に蝶番5を設ける。
前記蝶番5にはコイルバネ又は樹脂又はゴム等から成る弾性部材が組み込まれており、非使用時には前記蝶番5から前記耳栓1方向が内側へ折りたたまれた形態をとなっている。使用時には閉じていた前記蝶番5が外側へ開かれ前記耳栓1が外耳孔に挿入され、前記蝶番5に組み込まれた弾性部材に偏倚弾力が発生する。
この前記蝶番5の発生する偏倚弾力に第1の実施の形態で記した前記略馬蹄形のフレーム3の両側部の持つ挟圧も加え、前記耳栓1は外側から内側へ押し込む圧力で外耳孔に固定される。同時に前記略馬蹄形のフレーム3の前部と外耳孔に挿入され固定された前記耳栓1が前記蝶番5の発生する偏倚弾力による挟圧で前記略馬蹄形のフレーム3前部が使用者の頭部前面に圧着され、発生した摩擦抵抗により前記洗髪補助具が頭部に圧着固定される。
図9〜図15は本考案の第3の実施の形態に係り、第1の実施の形態から第2の実施の形態のいずれかに記載の耳栓で固定する洗髪補助具で、弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム3の両端部付近に取り付けられた耳栓1の位置を移動できるスライド式としたものである。図9はスライド式耳栓と挿通孔の関係を示した斜視図、図10は前記略馬蹄形のフレーム3と耳栓1と固定部材7の関係を示す平面図、図11は概観斜視図、図12〜図14は弾性部材9とスライド式台座8と耳栓1の関係を示す平面図、図15はコイルバネ13とスライド式台座8と耳栓1の関係を示す平面図である。
図9は湾曲した略馬蹄形のフレーム3の両端部付近の斜視図である。前記略馬蹄形のフレーム3の両端部付近にスライド式耳栓1cを支持する前後に長い挿通孔6を設け、前記スライド式耳栓1cは基部に挿通孔6に挿通する軸部を持つ。図10平面図で示したように前記軸部を介して固定部材7と連結された前記スライド式耳栓1cとの両者により前記略馬蹄形のフレーム3を挟み前記スライド式耳栓1cが任意の位置で固定される。
図11は略馬蹄形のフレーム3と弾性部材9とスライド式台座8とスライド式耳栓1dの構成を示す斜視図である。前記弾性部材9は略馬蹄形のフレーム3に沿って配置され、一方が前記スライド式台座8と連結されている。もう一方は略馬蹄形のフレーム3に沿って反対側のスライド式台座8と連結され、左右のスライド式台座8同士が前記弾性部材9で連結される。他の方法として前記弾性部材9の一方を左右の前記スライド式台座8に連結し、他方を前記スライド式台座8前方の前記略馬蹄形のフレーム3に直接固定する場合がある。
図12の平面図に示したように前記耳栓1dは前記スライド式台座8に支持され、前記スライド式台座8は前記弾性部材9と連結された構成としたもので、前記スライド式台座8は湾曲した前記略馬蹄形のフレーム3の両端部付近に組み付けられ、前記略馬蹄形のフレーム3に沿って前後にスライドする機構を持つ。前記スライド式台座8に連結された前記弾性部材9は樹脂乃至ゴム乃至コイルバネから成る。
前記弾性部材9が伸長していない非装着時の前記スライド式台座8に取り付けられた前記スライド式耳栓1dの位置は人の外耳孔よりも顔面寄りに設定される。前記スライド式耳栓1dと前記スライド式台座8は前記弾性部材9が伸長し収縮力を強めながら前記略馬蹄形のフレーム3に沿って後方へと移動できるようになっている。
図13に示すように前記弾性部材9に樹脂やゴム等の柔軟材を使用する場合、スライド式台座8aに前記弾性部材9が挿通する空間を設け固定部材10で前記空間の開閉が可能な構造を持たせることにより前記空間に前記弾性部材9を挿通させ、任意の長さで前記空間を閉じることにより前記弾性部材9を固定し前記耳栓1dを支持する前記スライド式台座8aと前記略馬蹄形のフレーム3の前面との間に発生する収縮力を任意に設定することができる構成とする。
図14で示したように図11のスライド式台座8bにバックル11を連結させ、樹脂乃至ゴムで形成された前記弾性部材9の端部を前記バックル11に挿通させ、前記バックル11で前記弾性部材9の長さを任意に調節し前記耳栓1dを支持する前記スライド式台座8bと前記略馬蹄形のフレーム3の前面との間に発生する収縮力を任意に設定することができる構成とする。
図14に示した前記スライド式台座8bに前記バックル11を連結させずに樹脂乃至ゴムで形成された前記弾性部材9を直接連結させ、前記弾性部材9の中間部にバックルを設け、このバックルで前記弾性部材9の長さを任意に調節し前記耳栓1dを支持する前記スライド式台座8と前記略馬蹄形のフレーム3の前面との間に発生する収縮力を任意に設定することができる構成とする。
図15に示したように前記スライド式台座8cに弾性部材としてコイルバネ13の一方を連結させ、前記コイルバネ13の他端は前記略馬蹄形のフレーム3に設けられた取り付け部12a、12bのいずれかと連結されコイルバネ13の取り付け位置を任意に設定することができ前記耳栓1dを支持する前記スライド式台座8cと前記略馬蹄形のフレーム3の前面との間に発生する収縮力を任意に設定することができる構成とする。
図11〜図15で示した構成は装着時に前記洗髪補助具を安定して頭部に保持するため前記略馬蹄形のフレーム3前面と頭部前面の摩擦抵抗を最適な状態に調節し、使用者の頭部の大きさや外耳孔の位置に適合させる手段として、前記弾性部材9の伸縮部分の収縮力を調整することにより前記耳栓1dを支持する前記スライド式台座8と前記略馬蹄形のフレーム3の前面との間に発生する収縮力を任意に設定することができる。
図16は本考案の第4の実施の形態に係る斜視図である。第1の実施の形態〜第3の実施の形態のいずれかに記載の耳栓で固定する洗髪補助具の人の鼻梁と接する位置に樹脂又はゴム等の摩擦抵抗の大きい柔軟材でノーズパッド14を取り付け、使用時に人の鼻梁にノーズパッド14が接することにより摩擦抵抗を発生させ、顔面での前記洗髪用補助具の支持部分を付加する構成とする。
図17、図18は前記洗髪補助具の背面図である。図17のノーズパッド14aは人の鼻梁の形状と位置に合わせ遮蔽部材2の中央付近に取り付ける構成としている。図18のノーズパッド14bも人の鼻梁の形状と位置に合わせているが、前記略馬蹄形のフレーム3にノーズパッドの基部を連結する構成としている。
本考案の第1の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の外観斜視図である。 図1の耳で固定する洗髪補助具の使用状態を示す斜視図である。 図1の耳で固定する洗髪補助具の平面図である。 図1の耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの非使用時と使用時の形態の変化を示す平面図である。 図1の耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の斜視図である。 図1の耳で固定する洗髪補助具の斜視図である。 図1、図6の耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム前部の断面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の平面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の斜視図である。 図9の耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の平面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の伸縮する弾性部材とスライド式台座の構成を示す斜視図である。 本考案の第3の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の平面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の平面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の平面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近の平面図である。 本考案の第4の実施の形態に係る耳で固定する洗髪補助具の斜視図である。 図16の耳で固定する洗髪補助具の背面図である。 図16の耳で固定する洗髪補助具の背面図である。
符号の説明
1 耳栓
2 遮蔽部材
3 弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム
4 フェイスパッド
5 蝶番
6 挿通孔
7 耳栓の固定部材
8 スライド式台座
9 弾性部材
10 弾性部材の固定部材
11 バックル
12 コイルバネの取り付け部
13 コイルバネ
14 ノーズパッド

Claims (4)

  1. 洗髪時に頭部に装着し目へのシャンプーやお湯が流下を防ぐ洗髪用補助具であって、左右一対の耳栓と、略庇形乃至略ゴーグル形の遮蔽部材と、弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームとフェイスパッドから成り、前記一対の耳栓は前記略馬蹄形のフレームの両端部付近に内向に取り付けられ、前記フレームの中央付近に前記遮蔽部材とフェイスパッドが取り付けられることを特徴とする、耳栓で固定する洗髪用補助具。
  2. 請求項1に記載の弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両側部に弾性部材を有する蝶番を設け、前記蝶番で耳栓を有する前記フレームの両端部を可動式としたことを特徴とする請求項1に記載の耳栓で固定する洗髪用補助具。
  3. 前記弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレームの両端部付近に前記耳栓を支持するスライド機構を設け、前記耳栓は前記フレームに沿ってスライドすることができ、前記耳栓は位置を固定する部材乃至伸縮する弾性部材と連結されることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の耳栓で固定する洗髪用補助具。
  4. 前記耳栓で固定する洗髪用補助具の前記弾性を有する湾曲した略馬蹄形のフレーム又は前記遮蔽部材に人の鼻梁と接するノーズパッドを取り付けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の耳栓で固定する洗髪用補助具。
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JP2010187880A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Takahiro Kamimura フェイスマスク
KR200484033Y1 (ko) * 2017-01-04 2017-07-21 이영지 얼굴 양쪽을 집어 착용하는 머리 샴푸용 눈가리개

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