JP2023059381A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品搬出扉の前面に生ずる結露水の量の低減化を図ること。【解決手段】本体キャビネット1の内部における断熱構造の商品収容庫2の前面開口2bを開閉する態様で設けられ、常態においては前面開口2bを閉塞して商品収容庫2の内部雰囲気が冷却されることを許容する内扉10と、内扉10に形成された商品搬出口11を開閉する態様で設けられ、常態においては商品搬出口11を閉成する一方、商品収容庫2から払い出された商品に押圧された場合には、商品搬出口11を開成させて商品が商品取出領域27に搬出されることを許容する断熱構造の商品搬出扉12とを備え、商品取出領域27に搬出された商品が本体キャビネット1の前面の開口1aを開閉する外扉20に形成された商品取出口21を通じて取り出されることで商品を販売する自動販売機であって、商品搬出口11を閉成する商品搬出扉12の前面に対して空気を送出する送風ファン35を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、自動販売機の改良に関するものである。
従来、例えば缶やペットボトル等の容器に入れられた飲料等を商品として販売する自動販売機は、自動販売機本体である本体キャビネットを備えている。本体キャビネットは、前面に開口を有した直方状の断熱筐体として形成され、その内部に商品収容庫が設けられるとともに、その前面に外扉と内扉とが設けられている。
商品収容庫は断熱構造を有している。この商品収容庫は、設置された蒸発器等により内部雰囲気が冷却されており、これにより収容された商品が冷却される。
外扉は、本体キャビネットの前面開口を開閉するためのものである。内扉は、断熱構造を有しており、商品収容庫の前面を開閉するためのものである。この内扉には、商品搬出口が形成されるとともに、該商品搬出口を開閉する態様で商品搬出扉が揺動可能に設けられている。
商品搬出扉は、断熱構造を有した断熱扉であり、常態においては商品搬出口を閉成しており、商品収容庫から払い出された商品に押圧された場合には、前方に向けて揺動することにより商品搬出口を開成させ、商品が外扉の商品取出領域に搬出されることを許容するものである。このように商品取出領域に搬出された商品は、外扉に形成された商品取出口を通じて取り出され、これにより商品が販売される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-18386号公報
ところで、上述した自動販売機では、常態において商品搬出扉が商品搬出口を閉成しているが、商品収容庫の内部雰囲気が冷却されているので、商品搬出扉の前面に結露が生ずることがある。
商品搬出扉の前面に生じた結露水のうち、商品搬出口を閉成している商品搬出扉から滴下したものは、樋等を通じて所定の蒸発皿に導くことができるが、商品搬出扉の前面に留まっているものは、商品収容庫から払い出された商品に押圧されて商品搬送扉が前方に揺動する際に、前方に向けて滴下してしまい、商品取出領域の底部に滞留してしまうことがあった。
このように商品取出領域の底部に結露水が滞留してしまうと、その後に商品収容庫から払い出されて商品搬出口を通じて商品取出領域に搬出された商品に結露水が付着し、該商品の表面が濡れてしまうことで利用者に不快な思いをさせてしまう虞れがあった。
かかる商品搬出扉の前面に結露が生ずることを防止するために、商品搬出扉の前面にヒータを設けることが考えられるが、ヒータの熱が商品収容庫の内部に伝達してしまう虞れがあり、熱ロスの観点から好ましいものではない。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品搬出扉の前面に生ずる結露水の量の低減化を図ることができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る自動販売機は、自動販売機本体の内部における断熱構造の商品収容庫の前面開口を開閉する態様で設けられ、かつ常態においては該前面開口を閉塞して前記商品収容庫の内部雰囲気が冷却されることを許容する断熱扉と、前記断熱扉に形成された商品搬出口を開閉する態様で設けられ、常態においては前記商品搬出口を閉成する一方、前記商品収容庫から払い出された商品に押圧された場合には、前記商品搬出口を開成させて前記商品が商品取出領域に搬出されることを許容する断熱構造の商品搬出扉とを備え、前記商品取出領域に搬出された商品が、前記自動販売機本体の前面開口を開閉する前面扉に形成された商品取出口を通じて取り出されることで該商品を販売する自動販売機であって、前記商品搬出口を閉成する前記商品搬出扉の前面に対して空気を送出する送風ファンを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機において、前記送風ファンは、前記商品搬出扉の開閉動作領域の外部となる前記商品取出領域の天板部に設置されたことを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機において、前記送風ファンは、前記天板部に左右方向に沿って複数設けられたことを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機において、前記商品収容庫の内部雰囲気を冷却する場合に、前記送風ファンを駆動させる一方、前記前面扉により前記自動販売機本体の前面開口が開放された場合に、前記送風ファンを駆動停止にさせる制御部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、送風ファンが、商品搬出口を閉成する商品搬出扉の前面に対して空気を送出するので、商品搬出扉の前面近傍の空気が露点温度以下となって結露する前に新しい空気を供給して入れ替えることができ、結露の発生を低減させることができる。これにより、商品搬出扉12の前面に生ずる結露水の量の低減化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の外観構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。 図3は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図4は、図1及び図2に示した自動販売機の要部を拡大して示す断面側面図である。 図5は、図4等に示した商品取出領域の周辺構造を示す斜視図である。 図6は、図1及び図2に示した自動販売機の要部を拡大して示す断面側面図である。 図7は、図3に示した制御部が実施する送風ファン駆動制御の処理内容を示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機を示すものであり、図1は、自動販売機の外観構成を示す斜視図であり、図2は、自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。
ここで例示する自動販売機は、例えば缶やペットボトル等の容器に入れられた飲料等を商品として冷却した状態で販売するもので、自動販売機本体である本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面に開口1aを有した直方状の形態を成す筐体である。この本体キャビネット1の内部には、該開口1aを臨む態様で商品収容庫2が設けられている。この商品収容庫2は、商品を所望の温度に冷却した状態で収容するためのもので、断熱構造を有している。また商品収容庫2の内部には、商品ラック3、背面ダクト4、蒸発器5a及び循環ファン6が設けられている。
商品ラック3は、商品収容庫2における収納域2aに設けられており、商品を所定方向に沿って商品を収納するものである。背面ダクト4は、商品収容庫2における背面側において、収納域2aと区画される通風路4aを構成するものである。この背面ダクト4は、上下方向に沿って延在するものであり、下方側部位に下側開口4bが設けられているとともに、上方側部位に上側開口4cが設けられている。
蒸発器5aは、背面ダクト4の下側開口4bの前方側に設けられている。この蒸発器5aは、商品収容庫2の下部の機械室7に配置された圧縮機5b、凝縮器5c及び膨張機構5dとともに冷凍サイクル5を構成しており、自身の周囲を通過する空気を所望の温度に冷却するものである。つまり、蒸発器5aは、圧縮機5b等とともに商品収容庫2の内部空気を冷却する冷却手段を構成している。
循環ファン6は、蒸発器5aの前方側に設けられている。この循環ファン6は、後述する制御部40から与えられる指令により駆動するものであり、駆動することにより商品収容庫2の内部空気を収納域2aと通風路4aとの間で循環させる循環手段である。
上記本体キャビネット1の前面には、内扉10及び外扉20が設けられている。内扉10は、商品収容庫2の前面開口2bを覆うために十分な大きさを有しており、本体キャビネット1の一側縁部に開閉可能に配設された断熱扉である。
この内扉10には、商品搬出口11及び商品搬出扉12が設けられている。商品搬出口11は、商品収容庫2の内部における商品ラック3に対応して複数設けられた開口である。商品搬出扉12は、商品搬出口11毎に設けられており、前後方向に揺動する態様で上端部が軸支されている。この商品搬出扉12は、断熱構造を有している。また商品搬出扉12は、常態においては自身の自重等により商品搬出口11を閉成する一方、商品収容庫2の対応する商品ラック3から払い出された商品に押圧された場合には、前方に向けて揺動することにより商品搬出口11を開成させ、商品が外扉20に設けられた後述する商品取出領域27に搬出されることを許容するものである。
外扉20は、本体キャビネット1の前面の開口1aを覆うのに十分な大きさを有しており、内扉10よりも前方側となる位置において、本体キャビネット1の一側縁部に開閉可能に配設された前面扉である。この外扉20は、前後方向に揺動することにより、本体キャビネット1の前面の開口1aを開閉するものである。また外扉20は、商品取出口21、商品選択部22、硬貨投入口23、紙幣挿入口24、硬貨返却口25、ディスプレイ室26等が設けられている。
商品取出口21は、商品取出領域27に搬出された商品を利用者が取り出すための矩形状開口であり、商品取出扉28により開閉されるものである。商品選択部22は、複数の押釦等を有しており、利用者が商品を選択するためのものである。硬貨投入口23は、硬貨を投入する開口である。紙幣挿入口24は、紙幣を挿入するための開口である。硬貨返却口25は、投入された硬貨の返却、あるいは釣銭等を返却するための開口である。
ディスプレイ室26は、その内部に複数の商品見本(図示せず)を展示するためのもので、前面が開口した矩形状に構成されている。ディスプレイ室26の前面の開口は、透明な樹脂パネル26aによって覆われており、外部からの異物の侵入が阻止される一方、樹脂パネル26aを介して内部を視認させることが可能である。
図3は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。この図3に示すように、本実施の形態である自動販売機は、上記構成の他、金銭処理装置31、払出機構32、庫内温度センサ33、開閉検知部34、送風ファン35及び制御部40を備えている。
金銭処理装置31は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、硬貨投入口23から投入された硬貨や、紙幣挿入口24から挿入された紙幣を鑑別し、その鑑別結果を制御部40に与えるものである。
払出機構32は、商品ラック3毎に設けられており、制御部40から与えられた指令に応じて駆動することにより、自身が設けられた商品ラック3から商品を払い出すものである。庫内温度センサ33は、商品収容庫2の内部に配設されており、該商品収容庫2の内部温度(庫内温度)を検知する検知手段である。この庫内温度センサ33で検知された庫内温度に関する情報は、温度信号として制御部40に与えられる。
開閉検知部34は、外扉20により本体キャビネット1の前面の開口1aが開成されたか否かを検知する検知手段である。すなわち、開閉検知部34は、外扉20により本体キャビネット1の前面の開口1aが閉塞されている場合にはオフ状態となって制御部40にオフ信号を出力する一方、外扉20により本体キャビネット1の前面の開口1aが開放された場合にはオン状態となって制御部40にオン信号を出力するものである。
送風ファン35は、図4に示すように、商品取出領域27を構成する天板部27cに設置されている。ここで商品取出領域27は、図4及び図5に示すように、左右一対の側板部27aと、これら側板部27a同士を連結する上下一対の底部27b及び天板部27cとにより構成されており、外扉20において、商品取出口21を臨む態様で設けられている。この商品取出領域27は、商品搬出口11を通じて搬出された商品を底部27bに載置させるものである。
かかる送風ファン35は、左右方向に沿って複数設置されている。これら送風ファン35は、制御部40から与えられる指令により駆動するものであり、駆動することにより、天板部27cに形成された通風孔27dより商品搬出口11を閉成する商品搬出扉12の前面に向けて空気を送出するものである。
上記天板部27cは、後方に向かうに連れて漸次上方に傾斜する態様で傾斜延在しており、図6に示すように、商品搬出扉12が前方に揺動した場合に、該商品搬出扉12の揺動域の外部となる個所に配置されている。つまり送風ファン35は、商品搬出扉12の開閉動作領域の外部となる商品取出領域27の天板部27cに設置されている。
制御部40は、記憶部41に記憶されたプログラムやデータに従って自動販売機の動作を統括的に制御するものであり、販売動作制御部40a及び管理動作制御部40bを備えている。
販売動作制御部40aは、商品の販売に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、金銭処理装置31に硬貨投入口23や紙幣挿入口24を通じて金銭が投入された場合、投入金銭が販売価格以上となった時点で該当する商品選択部22の押釦を有効化する。有効化した商品選択部22の押釦が押圧操作された場合、販売動作制御部40aは、対応する商品ラック3に設けられた払出機構32を動作させて商品を一つ払い出す動作を行うものである。
管理動作制御部40bは、商品の管理に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、管理動作制御部40bは、庫内温度センサ33により検知された商品収容庫2の内部温度が予め設定された設定温度に近似するよう圧縮機5b及び循環ファン6を駆動させ、商品ラック3に収納された商品を所望の温度状態に冷却させる動作を行うものである。また管理動作制御部40bは、送風ファン35に駆動指令を与えて送風ファン35を駆動させる動作を行うものである。
尚、制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
以上のような構成を有する自動販売機においては、制御部40の管理動作制御部40bが、庫内温度センサ33により検知される内部温度が予め設定された設定温度に近似するように圧縮機5bを駆動させつつ循環ファン6を駆動させることにより、商品収容庫2における収納域2aの空気は、下側開口4bから通風路4aに進入し、通風路4aを通過した後に上側開口4cから収納域2aに送出されて商品ラック3に収納された商品を通過して循環することになる。つまり、蒸発器5aで冷却された空気が通風路4aを通過した後に商品ラック3を通過して該商品ラック3に収納された商品を冷却する。これにより商品ラック3に収納された商品が冷却される。
そして、管理動作制御部40bは、商品収容庫2の内部雰囲気を冷却する際に、送風ファン35に駆動指令を与えて送風ファン35を駆動させる。このように送風ファン35が駆動することにより、図4に示したように、通風孔27dを介して商品搬出口11を閉塞する商品搬出扉12の前面に空気を送出することができる。
そのようにして圧縮機5b、循環ファン6及び送風ファン35を駆動させる制御部40は、次のような送風ファン駆動制御を実施する。
図7は、図3に示した制御部40が実施する送風ファン駆動制御の処理内容を示したフローチャートである。この送風ファン駆動制御において制御部40の管理動作制御部40bは、開閉検知部34により本体キャビネット1の前面の開口1aの開放が検知されたか否か、すなわち開閉検知部34から出力されたオン信号を入力したか否かを判断する(ステップS101)。本体キャビネット1の前面の開口1aが開放されたことが検知されない場合(ステップS101:No)、制御部40は当該処理を繰り返す。
一方、本体キャビネット1の前面の開口1aが開放されたことが検知された場合(ステップS101:Yes)、管理動作制御部40bは、送風ファン35に駆動停止指令を送出して送風ファン35を駆動停止にさせる(ステップS102)。
送風ファン35を駆動停止にさせた管理動作制御部40bは、開閉検知部34により本体キャビネット1の前面の開口1aの閉塞が検知されたか否か、すなわち開閉検知部34から出力されたオフ信号を入力したか否かを判断する(ステップS103)。本体キャビネット1の前面の開口1aが閉塞されたことが検知されない場合(ステップS103:No)、制御部40は当該処理を繰り返す。
上記ステップS103において本体キャビネット1の前面の開口1aが閉塞されたことが検知された場合(ステップS103:Yes)、管理動作制御部40bは、圧縮機5bが駆動しているか否かを判断する(ステップS104)。そして、圧縮機5bが駆動している場合(ステップS104:Yes)、管理動作制御部40bは、送風ファン35に駆動指令を送出して送風ファン35を駆動させ(ステップS105)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態である自動販売機によれば、商品搬出扉12の開閉動作領域の外部となる商品取出領域27の天板部27cに設置された送風ファン35が、商品搬出口11を閉成する商品搬出扉12の前面に対して空気を送出するので、商品搬出扉12の前面近傍の空気が露点温度以下となって結露する前に新しい空気を供給して入れ替えることができ、結露の発生を低減させることができる。これにより、商品搬出扉12の前面に生ずる結露水の量の低減化を図ることができる。
このように商品搬出扉12の前面に生ずる結露水の量の低減化を図ることで、商品収容庫2から払い出される商品に押圧されて商品搬出扉12が前方に向けて揺動した場合でも、商品取出領域27の底部27bに飛散する結露水が低減でき、結果的に、商品の表面に結露水が付着することを抑制することができる。
また上記自動販売機によれば、制御部40が、商品収容庫2の内部雰囲気を冷却する場合に、送風ファン35を駆動させる一方、外扉20により本体キャビネット1の前面の開口1aが開放された場合に、送風ファン35を駆動停止にさせるので、商品収容庫2の商品ラック3に商品が補充等される際には送風ファン35の駆動を停止させることとなり、無駄に送風ファン35を駆動することを抑制することにより、消費電力の低減化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、次のような処理を行ってもよい。
上述した実施の形態では、商品取出領域27の天板部27cに複数の送風ファン35が設置されていたが、本発明においては、商品搬出口を閉塞する商品搬出扉の前面に空気送出することができれば、送風ファンの設置個所は特に限定されるものではない。
上述した実施の形態では、送風ファン35が複数設けられていたが、本発明においては、送風ファンが複数ではなく単数設けられていてもよい。
上述した実施の形態では特に言及していないが、本発明においては、商品取出領域の底部に例えばスノコのように商品の載置面が該底部よりも嵩上げされつつ、水等を溝に流し込むような構成のものを敷設してもよい。
1…本体キャビネット、1a…開口、2…商品収容庫、2b…前面開口、3…商品ラック、4…背面ダクト、5a…蒸発器、5b…圧縮機、5c…凝縮器、5d…膨張機構、6…循環ファン、7…機械室、10…内扉、11…商品搬出口、12…商品搬出扉、20…外扉、21…商品取出口、22…商品選択部、23…硬貨投入口、24…紙幣挿入口、25…硬貨返却口、26…ディスプレイ室、27…商品取出領域、27a…側板部、27b…底部、27c…天板部、27d…通風孔、28…商品取出扉、31…金銭処理装置、32…払出機構、33…庫内温度センサ、34…開閉検知部、35…送風ファン、40…制御部、40a…販売動作制御部、40b…管理動作制御部、41…記憶部。

Claims (4)

  1. 自動販売機本体の内部における断熱構造の商品収容庫の前面開口を開閉する態様で設けられ、かつ常態においては該前面開口を閉塞して前記商品収容庫の内部雰囲気が冷却されることを許容する断熱扉と、
    前記断熱扉に形成された商品搬出口を開閉する態様で設けられ、常態においては前記商品搬出口を閉成する一方、前記商品収容庫から払い出された商品に押圧された場合には、前記商品搬出口を開成させて前記商品が商品取出領域に搬出されることを許容する断熱構造の商品搬出扉と
    を備え、前記商品取出領域に搬出された商品が、前記自動販売機本体の前面開口を開閉する前面扉に形成された商品取出口を通じて取り出されることで該商品を販売する自動販売機であって、
    前記商品搬出口を閉成する前記商品搬出扉の前面に対して空気を送出する送風ファンを備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記送風ファンは、前記商品搬出扉の開閉動作領域の外部となる前記商品取出領域の天板部に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記送風ファンは、前記天板部に左右方向に沿って複数設けられたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記商品収容庫の内部雰囲気を冷却する場合に、前記送風ファンを駆動させる一方、前記前面扉により前記自動販売機本体の前面開口が開放された場合に、前記送風ファンを駆動停止にさせる制御部を備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の自動販売機。
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