JP2023057620A - ハーネスプロテクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】高い剛性を有し、分岐したワイヤーハーネスを外部に導出可能なハーネスプロテクタを提供する。【解決手段】ハーネスプロテクタ1は、ワイヤーハーネス10a,10bの外周を囲んで保護する本体部1aと、該本体部1aから張り出して形成された張り出し部1bとを有する。ここで、本体部1aには、主通路の途中から分岐した分岐路にワイヤーハーネス10bを引き出し可能な開口6aが形成され、引き出し部1bには、分岐路に沿った底壁1b1と、該底壁1b1の幅方向の一方端縁から分岐路に沿って立設した側壁1b2と、側壁1b2の上端から水平方向に張り出した上壁1b3とからなる段差が形成される。したがって、引き出し部1bによりハーネスプロテクタ1の剛性を高めることができるとともに、引き出し部1bに形成された段差により分岐路に導出されたワイヤーハーネス10bの動きを規制できる。【選択図】図2
Description
本発明は、ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタに関する。
自動車のワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタとして、例えば特許文献1のプロテクタが知られている。特許文献1のプロテクタは、ワイヤーハーネスを収容し、ワイヤーハーネスの外周の一部を覆うベースと、ベースの開口部を閉塞するカバーとを有し、位置決め機構によりベースとカバーとが位置決めされるとともに、係合機構によりカバーがベースに固定される。
ところで、自動車用のハーネスプロテクタは、自動車内に取り付け固定される。また、ハーネスプロテクタでは種々のワイヤ―ハーネスが束ねられ、その種類に応じて複数に分岐して引き出されたり、ワイヤーハーネスが通る通路が屈曲して設けられる場合がある。このような場合、ハーネスプロテクタの形状や固定位置、または、ワイヤーハーネスの分岐態様などによって、ハーネスプロテクタに応力が作用しやすい箇所が発生する場合があり、ハーネスプロテクタの剛性をできるだけ高めたいという要望がある。また、分岐して引き出されたワイヤーハーネスが自在に動く状態にすると、振動などでワイヤーハーネスの脆弱部が断線するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ハーネスプロテクタの剛性を高めるとともに、引き出されたワイヤーハーネスの動きを規制して、断線し難くすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のハーネスプロテクタは、ワイヤーハーネスの外周を囲んで前記ワイヤーハーネスを保護する本体部と、前記本体部から張り出して形成され、前記本体部から引き出される前記ワイヤーハーネスを外部に導出可能な張り出し部とを備え、前記張り出し部には、前記本体部から引き出される前記ワイヤーハーネスの動きを規制する段差が形成されていることを特徴としている(請求項1)。
また、前記張り出し部には、前記本体部から引き出される前記ワイヤーハーネスを固定するための結束バンドを巻回可能な開口が形成されていてもよい(請求項2)。
前記張り出し部には、端縁に沿ってリブが形成され、前記開口は、前記張り出し部の張り出し方向の先端部に形成されており、前記リブは、少なくとも前記開口が形成された前記張り出し部の端縁に形成されていてもよい(請求項3)。
請求項1の発明によれば、ワイヤーハーネスを保護する本体部から張り出し部が形成されるため、ハーネスプロテクタの剛性を高めることができる。また、張り出し部には、本体部から引き出されるワイヤーハーネスの動きを規制する段差が形成されるため、引き出されたワイヤーハーネスが振動などで動いて脆弱部が断線するのを防止できる。
請求項2の発明によれば、張り出し部にはワイヤーハーネスを固定するための結束バンドを巻回可能な開口が形成されるため、引き出されたワイヤーハーネスを張り出し部に固定でき、ワイヤーハーネスの衝撃耐性がさらに向上する。
請求項3の発明によれば、結束バンドの巻回用の開口が形成された前記張り出し部の端縁には、リブが形成されるため、張り出し部に開口を形成しても十分に剛性を確保できる。
以下では、本発明のハーネスプロテクタの実施形態について、図1~図5を参照しつつ説明する。
<実施形態>
(ハーネスプロテクタ)
本実施形態にかかるハーネスプロテクタ1は、ワイヤーハーネス10a,10bの外周を囲んでワイヤーハーネス10a,10bを機械的に保護するものであり、例えば、車両のボンネットの内部に配設される。図1に示すように、この実施形態では、ボンネットの内部には、車両の電力をコントロールするPCU2(パワーコントロールユニット)と、該PCU2の左隣りであって、車両の前後方向に延びるエンジンの吸気ダクト3とが配設され、PCU2の上方にハーネスプロテクタ1が固定される。
(ハーネスプロテクタ)
本実施形態にかかるハーネスプロテクタ1は、ワイヤーハーネス10a,10bの外周を囲んでワイヤーハーネス10a,10bを機械的に保護するものであり、例えば、車両のボンネットの内部に配設される。図1に示すように、この実施形態では、ボンネットの内部には、車両の電力をコントロールするPCU2(パワーコントロールユニット)と、該PCU2の左隣りであって、車両の前後方向に延びるエンジンの吸気ダクト3とが配設され、PCU2の上方にハーネスプロテクタ1が固定される。
以下、ハーネスプロテクタ1に関する方向について、車両の前方を前、後方を後ろ、車両を見て左方向を左、車両を見て右方向を右、車両の上方を上、車両の下方を下として、ハーネスプロテクタ1が車両に固定された状態を前提として説明する。
例えば、ワイヤーハーネス10a,10bは、DC-DCコンバータに繋がる電源ラインや接地用のアース線などで構成される。
ハーネスプロテクタ1は、複数のワイヤーハーネス10a,10bを束ねて外周を囲む本体部1aと、本体部1aから車両を見て左側に張り出した張り出し部1bとを有する(図1、図2参照)。本体部1aは、ワイヤーハーネス10a,10bを車両前方側に引き出す引き出し口となる第1開口1a1と、ワイヤーハーネス10a,10bを車両左後方に引き出す引き出し口となる第2開口1a2とを有する(図2(a)参照)。
ここで、第1開口1a1と第2開口1a2とを繋ぐ通路を主通路(図3参照)とすると、本体部1aは、主通路の途中から分岐して、一部のワイヤーハーネス10a,10bを左前方向に引き出す引き出し口となる第3開口1a3(図2(a)参照)と、同じく主通路の途中から分岐して、それぞれ一部のワイヤーハーネス10a,10bを右後方に引き出す引き出し口となる複数の開口(第4開口1a4、第5開口1a5、第6開口1a6:図2(b)参照)とをさらに有する。
本体部1aの主通路は、例えば、図1に示すように車両の前方側から後方側に進む途中で、車両を見て左側に曲がった形状をなし、これに伴って本体部1aも途中で左に曲がった形状で形成される。
張り出し部1bは、上方から見たときに、本体部1aの左端縁と、主通路の両端である第1開口2a1と、第2開口1a2とを結んだ線と、本体部1aの左端縁とで形成された領域を埋めるように、本体部1aの左側に張り出して設けられる。
ハーネスプロテクタ1は、複数のワイヤーハーネス10a,10bの収容空間が形成さえるベース部材4aと、ベース部材4aの上方の開口部5(図3(a)参照)を閉塞するカバー部材4b(図2参照)とを有する。
ベース部材4aは、主線路に沿って形成され、該主通路を通るワイヤーハーネス10a,10bの下方への移動を規制する底壁4a1と、底壁4a1の左端(底壁4a1の幅方向の一方端)において主線路に沿って設けられ、当該底壁4a1に対して略垂直な方向に立設した左壁4a2と、底壁4a1の右端(底壁4a1の幅方向の他方端)において主線路に沿って設けられ、当該底壁4a1に対して垂直な方向に立設した右壁4a3とを有する。これらの3つの壁4a1~4a3により、ワイヤーハーネス10a,10bの収納空間が形成される。
ベース部材4aの左壁4a2と右壁4a3は、底壁4a1の短手方向の長さ(主通路の幅)だけ離れて略平行に配置されている。そして、主通路の長さ方向の一方端部(前端部)において、左壁4a2、右壁4a3、底壁4a1それぞれと(それぞれの前端部と)、カバー部材4bとにより第1開口1a1が形成される。また、主通路の長さ方向の他方端部(後端部)においては、左壁4a2、右壁4a3、底壁4a1それぞれと(それぞれの後端部と)、カバー部材4bとにより第2開口1a2が形成される。
左壁4a2における主通路の中央付近に対応する位置には、上方側が開放されたコの字状の第1切り欠き部6aが形成される。そして、ベース部材4aの開口部5がカバー部材4bに閉塞されることで、第1切り欠き部6aの開放箇所が閉塞され、第3開口1a3が形成される。
また、右壁4a3における主通路の中央付近に対応する位置には、それぞれ上方側が開放された2つのU字状の第2、第3切り欠き部6b,6cと、1つのコの字状の第4切り欠き部6dとが形成される。そして、ベース部材4aの開口部5がカバー部材4bに閉塞されることで、各切り欠き部6b,6c,6dそれぞれの開放箇所が閉塞され、第4開口1a4(第2切り欠き部6b)、第5開口1a5(第3切り欠き部6c)、第6開口1a6(第4切り欠き部6d)が形成される。
(張り出し部)
図3(a)および図3(b)に示すように、張り出し部1bには、後述する分岐路に沿って設けられ、該分岐路を通るワイヤーハーネス10bの下方への動きを規制する底壁1b1と、底壁1b1の一端縁(分岐路の幅方向の一端縁)において、分岐路(底壁1b1の長手方向)に沿って設けられ、当該底壁1b1に対して略垂直な方向に立設した側壁1b2と、該側壁1b2の上端から水平方向に張り出した上壁1b3とを有し、これらの壁1b1~1b3により段差(上壁1b3が高所側、底壁1b1が低所側)が形成される。底壁1b1の長手方向の一端は、主通路と分岐路の接点となる第3開口1a3(第1切り欠き部6a)に繋がっている。
図3(a)および図3(b)に示すように、張り出し部1bには、後述する分岐路に沿って設けられ、該分岐路を通るワイヤーハーネス10bの下方への動きを規制する底壁1b1と、底壁1b1の一端縁(分岐路の幅方向の一端縁)において、分岐路(底壁1b1の長手方向)に沿って設けられ、当該底壁1b1に対して略垂直な方向に立設した側壁1b2と、該側壁1b2の上端から水平方向に張り出した上壁1b3とを有し、これらの壁1b1~1b3により段差(上壁1b3が高所側、底壁1b1が低所側)が形成される。底壁1b1の長手方向の一端は、主通路と分岐路の接点となる第3開口1a3(第1切り欠き部6a)に繋がっている。
底壁1b1の他端縁(分岐路の幅方向(底壁1b1の短手方向)の他端縁)において、分岐路(底壁1b1の長手方向)に沿って設けられ、当該底壁1b1に対して略垂直な方向に立設した平板上の対向片7を有する。側壁1b2と対向片7は分岐路の幅の分だけ離れて平行に配置されており、分岐したワイヤーハーネス10bの水平方向(分岐路の幅方向)の動きを規制する。なお、この実施形態では、側壁1b2は矩形に形成されているのに対して、対向片7は台形状に形成されている。以上のように、張り出し部1bには、上壁1b3、側壁1b2、底壁1b1により形成される段差と、側壁1b2に対向して設けられる対向片7とにより、主通路の途中から分岐するワイヤーハーネス10bを左前方向に向けて導出する分岐路が形成される。
また、上壁1b3のうち、分岐路の先端部(張り出し部1bの張り出し方向の先端部)に相当する箇所には、結束バンド14(図5(b)参照)を挿通可能な第1挿通孔8a(本発明の「結束バンドを巻回可能な開口」に相当)が形成される。また、底壁1b1のうち、分岐路の先端部に相当する箇所にも結束バンド14を挿通可能な第2挿通孔8b(本発明の「結束バンドを巻回可能な開口」に相当)が形成される(図3、図5等参照)。
図5(b)に示すように、分岐路にワイヤーハーネス10bを配置した状態で、結束バンド14の先端を第1挿通孔8aと第2挿通孔8bに通して巻回すると、ワイヤーハーネス10bが側壁1b2と底壁1b1に押し当てられて張り出し部1bにワイヤーハーネス10bが固定される。
また、図4に示すように、ベース部材4aの裏面(底面)では、全体に亘って、リブ11,11a,11bが形成される。リブ11,11a,11bは、ベース部材4aの端縁に沿って設けられるとともに、端縁のリブ11,11a,11bの内側には格子状に複数のリブ11,11a,11bが形成される。
第1挿通孔8aと第2挿通孔8bが配置される箇所近傍のリブ11a,11bについて説明すると、リブ11aは、張り出し部1bの端縁に沿って設けられており、当該リブ11aの内側(本体部1aに近い側)に第1、第2挿通孔8a,8bが配置される。一方、リブ11bは、リブ11aと平行であって、第1、第2挿通孔8a,8bよりもさらに内側に配置される。つまり、リブ11aとリブ11bとで第1、第2挿通孔8a,8bを挟み込むように、両リブ11a,11bが設けられている。これにより、結束バンド14を締結した状態では、結束バンド14が両リブ11a,11bに挟まれて、結束バンド14の幅方向の動きが規制される。
また、ベース部材4aの裏面には、ハーネスプロテクタ1を車両に固定するための固定部材(例えば、ブラケットの先端部)を嵌合させる嵌合凹部12が形成される。
<作用効果>
以上のように、上記した実施形態によれば、ワイヤーハーネス10a,10bを保護するハーネスプロテクタ1の本体部1aから張り出し部1bが形成されるため、ハーネスプロテクタ1の剛性を高めることができる。特に、この実施形態では、ハーネスプロテクタ1における車両への取り付け位置を規定する嵌合凹部12が第1開口1a1の近傍に配置されるため、ハーネスプロテクタ1に振動などの衝撃が加わった場合は、第1開口1a1よりも嵌合凹部12から離れた第2開口1a2の近傍の方が変位が大きくなる。この場合、特定箇所に応力が集中し、当該特定箇所を起点としてハーネスプロテクタ1が破損するおそれがあるが、本体部1aから張り出し部1bが形成されているため、ハーネスプロテクタ1全体の剛性が高まり、破損のリスクを軽減することができる。
以上のように、上記した実施形態によれば、ワイヤーハーネス10a,10bを保護するハーネスプロテクタ1の本体部1aから張り出し部1bが形成されるため、ハーネスプロテクタ1の剛性を高めることができる。特に、この実施形態では、ハーネスプロテクタ1における車両への取り付け位置を規定する嵌合凹部12が第1開口1a1の近傍に配置されるため、ハーネスプロテクタ1に振動などの衝撃が加わった場合は、第1開口1a1よりも嵌合凹部12から離れた第2開口1a2の近傍の方が変位が大きくなる。この場合、特定箇所に応力が集中し、当該特定箇所を起点としてハーネスプロテクタ1が破損するおそれがあるが、本体部1aから張り出し部1bが形成されているため、ハーネスプロテクタ1全体の剛性が高まり、破損のリスクを軽減することができる。
また、ハーネスプロテクタ1の剛性が高まることで、振動などの衝撃が加わったときのハーネスプロテクタ1の変位が抑えられるため、ハーネスプロテクタ1が、その下方に設けられたPCU2に接触するのを防止できる。
また、ハーネスプロテクタ1の張り出し部1bには、上壁1b3、側壁1b2、底壁1b1からなる段差が形成されるため、当該段差により本体部1aから分岐したワイヤーハーネス10bの動きを規制でき、ワイヤーハーネス10bが振動などで動いて脆弱部が破断するのを防止できる。
また、分岐路の先端部(張り出し部1bの張り出し方向の先端部)に相当する箇所には結束バンド14を挿通可能な第1挿通孔8aおよび第2挿通孔8bが形成されるため、分岐路を通るワイヤーハーネス10bを張り出し部1bに確実に固定でき、ワイヤーハーネス10bの衝撃耐性がさらに向上する。
また、ベース部材4aの裏面には、端縁を含んで格子状に複数のリブ11,11a,11bが形成されるため、ハーネスプロテクタ1の剛性を高めることができる。また、張り出し部1bの裏面において、分岐路の先端に対応する箇所の端縁にもリブ11aが形成されるため、分岐路の先端部に結束バンド14を挿通可能な第1、第2挿通孔8a,8bを形成しても張り出し部1bの剛性を十分に確保できる。
また、平行となるリブ11aとリブ11bとが第1、第2挿通孔8a,8bを挟むように配置されるため、結束バンド14を締結したときに結束バンド14の幅方向の動きを規制できる。
また、リブ11a,11bが第1、第2挿通孔8a,8bを挟むように配置されるため、第1、第2挿通孔8a,8bを張り出し部1bの先端部(張り出し方向の先端部)に設けても第1、第2挿通孔8a,8bが破断するのを防止できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
例えば、張り出し部1bに形成された段差と結束バンド14とで分岐路に引き出されたワイヤーハーネス10bを固定できるため、張り出し部1bの対向片7はなくてもよい。
また、上記した実施形態では、第1、第2挿通孔8a,8bを分岐路の先端部に設けたが、設置箇所は適宜変更可能である。
1:ハーネスプロテクタ
1a:本体部
1b:張り出し部
1b1:底壁(段差)
1b2:側壁(段差)
1b3:上壁(段差)
8a:第1挿通孔(開口)
8b:第2挿通孔(開口)
10a,10b:ワイヤーハーネス
11,11a,11b:リブ
14:結束バンド
1a:本体部
1b:張り出し部
1b1:底壁(段差)
1b2:側壁(段差)
1b3:上壁(段差)
8a:第1挿通孔(開口)
8b:第2挿通孔(開口)
10a,10b:ワイヤーハーネス
11,11a,11b:リブ
14:結束バンド
Claims (3)
- ワイヤーハーネスの外周を囲んで前記ワイヤーハーネスを保護する本体部と、
前記本体部から張り出して形成され、前記本体部から引き出される前記ワイヤーハーネスを外部に導出可能な張り出し部と、
を備え、
前記張り出し部には、前記本体部から引き出される前記ワイヤーハーネスの動きを規制する段差が形成されている
ことを特徴とするハーネスプロテクタ。 - 前記張り出し部には、前記本体部から引き出される前記ワイヤーハーネスを固定するための結束バンドを巻回可能な開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のハーネスプロテクタ。
- 前記張り出し部には、端縁に沿ってリブが形成され、
前記開口は、前記張り出し部の張り出し方向の先端部に形成されており、
前記リブは、少なくとも前記開口が形成された前記張り出し部の端縁に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のハーネスプロテクタ。
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