JP2023057320A - コイル材矯正装置及びコイル材の搬送方法 - Google Patents

コイル材矯正装置及びコイル材の搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バッファ部におけるコイル材の自重による折れ曲がりを効果的に防止して、コイル材に屈曲痕が生じるのを有効に防止し得るコイル材矯正装置及びコイル材の搬送方法を提供すること。【解決手段】コイル材12を供給するアンコイラ10と、プレス装置30との間に設置され、コイル材12の巻き癖を矯正するレベラ40であって、コイル材12を挟持する一対の入口ローラ41、入口ローラ41より下流側に配置されてコイル材12を挟持する一対の出口ローラ42、入口ローラ41と出口ローラ42との間に配置される本体部40aを有し、本体部40aは、搬送面Pに沿ってコイル材12を搬送する一対の搬送ローラ43、コイル材12の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラ44を有し、出口ローラ42の下流にはコイル材12を下方から支持する支持ローラ47が配置されており、支持ローラ47とコイル材12との当接位置が搬送面Pよりも上方に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、コイル材矯正装置及びコイル材の搬送方法に関する。
従来、コイル状とされた長尺の加工材料(以下、コイル材という。)を連続的又は断続的に供給しつつ機械加工をする機械加工方法が行われている。この方法によれば、例えば、アンコイラ(供給装置)から供給されたコイル材の巻き癖をレベラ(コイル材矯正装置)にて除去し、その後フィーダ(搬送装置)を経由してコイル材がプレス装置等の加工装置に搬送される。
アンコイラから供給されるコイル材の供給速度と加工装置で加工する際のコイル材の搬送速度との速度差又は時間あたりの搬送長の差を吸収すべく、レベラとフィーダとの間にバッファ部を設けることが行われる。バッファ部は、アンコイラと加工装置との間の経路中でコイル材を撓ませることで、その長さに余裕を持たせる部分である。バッファ部が、コイル材の供給過多や供給不足を吸収するので、アンコイラと加工装置との速度差等の機械加工への悪影響が防止される。
バッファ部を利用したコイル材の搬送を実現したものとして特許文献1に開示のものがある。これによれば、アンコイラから供給されたコイル材がコイル材矯正装置を通過した後に湾曲して機械プレスへと搬送されている。
特開2004-142876号公報
しかしながら、特許文献1に開示のものは、コイル材供給装置を通過した後のコイル材が下方からサポートされない状態のまま空中を通過するため、コイル材供給装置通過後にコイル材が自重により下方に折れ曲がる可能性があった。コイル材の材料強度や厚さによっては、その折れ曲りが屈曲痕としてコイル材に残ってしまい、商品価値を損じてしまう場合があった。
特に、コイル材供給装置におけるコイル材の搬送経路が下流に向けて上向きに傾斜している場合には、自重によるコイル材の折れ曲がりの状況はより深刻である。折れ曲がったときにコイル材が大略逆V字の形状を呈してしまい、高い確率で屈曲痕が残ってしまうという課題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、バッファ部におけるコイル材の自重による折れ曲がりを効果的に防止して、コイル材に屈曲痕が生じるのを有効に防止し得るコイル材矯正装置及びコイル材の搬送方法を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としてのコイル材矯正装置は、以下の構成を有する。
長尺の加工材料がコイル状とされたコイル材を供給する供給装置と、当該供給装置から供給された前記コイル材を加工する加工装置との間に設置され、前記コイル材の巻き癖を矯正するコイル材矯正装置であって、
前記供給装置から搬送された前記コイル材をその表裏から挟持する一対の入口ローラと、
前記コイル材の搬送方向における当該入口ローラの下流側に配置されて前記コイル材をその表裏から挟持する一対の出口ローラと、
前記入口ローラと前記出口ローラとの間に配置される本体部と、を有し、
前記本体部は、
前記コイル材の前記入口ローラにおける通過面と前記出口ローラにおける通過面とを結ぶ搬送面に沿って前記コイル材をその表裏から挟持すると共に当該コイル材を前記加工装置側へと搬送する一対の搬送ローラと、
前記搬送方向における当該搬送ローラの下流側で前記コイル材をその表裏から互い違いに押圧することにより前記コイル材の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラと、を有し、
前記搬送方向における前記出口ローラの下流には、前記コイル材を下方から支持する1又は複数の支持ローラが配置されており、
前記支持ローラと前記コイル材との当接位置が前記搬送面よりも上方に位置している、コイル材矯正装置。
また、本発明の他の例示的側面としてのコイル材の搬送方法は、以下の構成を有する。
長尺の加工材料がコイル状とされたコイル材を供給する供給装置と、当該供給装置から供給された前記コイル材を加工する加工装置との間に設置され、前記コイル材の巻き癖を矯正するコイル材矯正装置を用いたコイル材の搬送方法であって、
前記矯正装置は、
前記供給装置から搬送された前記コイル材をその表裏から挟持する一対の入口ローラと、
前記コイル材の搬送方向における当該入口ローラの下流側に配置されて前記コイル材をその表裏から挟持する一対の出口ローラと、
前記コイル材の前記入口ローラにおける通過面と前記出口ローラにおける通過面とを結ぶ搬送面に沿って前記コイル材をその表裏から挟持すると共に当該コイル材を前記加工装置側へと搬送する一対の搬送ローラと、
前記搬送方向における当該搬送ローラの下流側かつ前記出口ローラの上流側で前記コイル材をその表裏から互い違いに押圧することにより前記コイル材の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラと、を有し、
前記搬送方向における前記出口ローラの下流には、前記コイル材を下方から支持する1又は複数の支持ローラが配置されていると共に、前記支持ローラと前記コイル材との当接位置が前記搬送面よりも上方に位置することにより、前記コイル材を、前記出口ローラを通過した後に前記支持ローラによって前記搬送面よりも上方に向かって反るように搬送する、コイル材の搬送方法。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、バッファ部におけるコイル材の自重による折れ曲がりを効果的に防止して、コイル材に屈曲痕が生じるのを有効に防止することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプレスシステムの全体構成図である。 図2は、図1に示すプレス装置の概略構成を示す斜視図である。 図3は、図1に示すレベラの概略構成を示す正面図である。 図4は、図1のプレスシステムにおける各装置の相互接続の様子を示すブロック図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<プレスシステムS>
図1は、実施形態に係るプレスシステムSの全体構成図である。図1には搬送方向及び上流、下流、上下方向も示す。このプレスシステムSでは、アンコイラ10、フィーダ20、プレス装置(加工装置)30をコイル材12が供給される方向(搬送方向)に沿って上流側から下流側に向けて順に配置されている。また、アンコイラ10とプレス装置30との間にレベラ(コイル材矯正装置)40も配置されている。本実施形態では、レベラ40はアンコイラ10とフィーダ20との間に配置されている。ここで、「間」とは、コイル材12の搬送方向に沿って一方を上流側、他方を下流側とする「間」を意味する。
アンコイラ10、レベラ40及びフィーダ20は、プレス装置30の加工動作に連動して動作する。なお、プレスシステムSにおいて、レベラ40がフィーダ20の機能を有していれば、フィーダ20が別途配置されなくてもよい。また、レベラ40の搬送方向上流側又は下流側にコイル材12の撓み(ループ)を制御するループテーブルが配置されていてもよいが、ここではループテーブルについての図示及び説明を省略する。
<アンコイラ10>
コイル材12を保持する保持装置であるアンコイラ10は、マンドレル11、制御部13、駆動部14を有している。マンドレル11には、プレス装置30の加工対象であるコイル材12が保持されている。コイル材12は長尺の加工材料であってコイル状に巻回されたものであり、その内径部分がマンドレル11によって保持される。制御部13は、プレス装置30による加工動作と連動するように駆動部14によってマンドレル11を回転させ、コイル材12を巻きほぐしてその供給を行う。
<フィーダ20>
フィーダ20は、アンコイラ10に保持されたコイル材12をプレス装置30に向けて搬送する搬送装置である。フィーダ20は、下フィードローラ21、上フィードローラ22、モータ23、制御部26を有している。
下フィードローラ21は、フィーダ20の固定フレーム(不図示)に回転可能に取り付けられている。上フィードローラ22は、下フィードローラ21と共にコイル材12を挟持(ニップ)するローラであり、その挟持力(ニップ力)の調整が可能とされていて、下フィードローラ21に対して上下方向に移動可能であり、かつ回転可能に取り付けられている。
モータ23は、下フィードローラ21を回転させる。下フィードローラ21の回転はギヤ等(不図示)の伝達手段によって上フィードローラ22に伝達される。もっとも、上フィードローラ22は、下フィードローラ21の回転駆動によりコイル材12が搬送される搬送力が上フィードローラ22への摩擦力として伝達されることにより従動されるものであってもよい。これにより、下フィードローラ21及び上フィードローラ22は、コイル材12を所定の送り長さでプレス装置30に送り出す。ここで、送り長さとは、プレス装置30での1回の加工に必要なコイル材12の長さであり、フィーダ20がプレス装置30に搬送する1回分のコイル材12の長さである。モータ23は、例えばサーボモータであり、公知の制御方法によって制御部26により制御される。
なお、フィーダ20は、図示しない入力部、表示部、記憶部を有してもよい。入力部を有することにより、フィーダ20での搬送制御に必要な設定内容やパラメータ等を作業者が入力部から入力することができる。表示部を有することにより、上記の設定内容、パラメータや、フィーダの現在の動作状況等を表示部に表示することができる。記憶部を有することにより、上記の入力部から入力された設定内容やパラメータを記憶部に記憶したり、フィーダ20の動作制御を実行するための制御プログラムを予め記憶部に記憶したりすることができ、また、上述の設定内容、パラメータ、制御プログラムを利用するための呼出し元の記憶部として利用することができる。
<プレス装置30>
図2は、実施形態に係るプレス装置30の概略構成を示す斜視図である。このプレス装置30は、例えば、一体型ストレートサイドフレーム型又はCフレーム型のプレス装置30である。また、プレス装置30は、例えば、複数のステージで複数の加工を行う順送プレス加工(順送加工)を行う装置である。図2には、コイル材12の搬送方向や搬送方向における上流(左)、下流(右)、上下方向、及び前後方向(正面、背面)を示している。プレス装置30は、筐体302の内外に、駆動モータ304、伝達機構306、クランク軸308、コンロッド310、スライド312、ボルスタ322を有して構成される。また、プレス装置30は、コントローラ314、記憶部315、表示部316、入力部318、を有している。更に、プレス装置30は、センサ324、ロータリーエンコーダ325、ギブ326を有している。なお、順送加工はトランスファー・スタンピングともいい、それを構成するトランスファー・プレス・ツールは、それ自体で単一のプレス・ダイ(上型と下型)にすることも、連続したステーションに配置された複数のプレス・ダイにすることもできる。
駆動モータ304は、例えばサーボ制御されるサーボモータであり、回転量及び回転方向を制御しつつ伝達機構306、クランク軸308、コンロッド310を介して後述する金型303を上下移動させるものである。伝達機構306は、例えばギヤやベルト等の伝達部材を有して構成され、駆動モータ304のモータ軸の回転をクランク軸308へと伝達するものである。駆動モータ304への制御信号はコントローラ314から送られるようになっている。
クランク軸308及びコンロッド310は、伝達機構306により伝達されたモータ軸の回転移動を往復移動(本実施形態では、上下移動。)に変換するためのものである。モータ軸の回転によりクランク軸308が回転し、クランク軸308に一端近傍が連結されたコンロッド310にその回転が伝達されてコンロッド310が上下移動(昇降移動)するようになっている。
また、クランク軸308には、クランク軸308の回転に連動して、オン信号又はオフ信号を出力するロータリーカムスイッチ(不図示)が設けられている。ロータリーカムスイッチは、例えばクランク軸308の回転が所定の角度となったとき、言い換えれば加工動作中の所定のタイミングとなったときに、オン信号又はオフ信号を出力する。ロータリーカムスイッチがオン信号(又はオフ信号)を出力するタイミングを、以下、出力タイミングという。コントローラ314は、ロータリーカムスイッチから出力される信号に基づいて、アンコイラ10及びフィーダ20と連動し、加工動作を行っている。
コンロッド310の他端近傍にはスライド312が連結されている。コンロッド310の上下移動に伴いスライド312がギブ326に沿って上下移動するようになっている。プレス装置300においては、スライド312と対向するようにボルスタ322が配置されている。スライド312のボルスタ322と対向する側の面(本実施形態では下面。)に金型303の一部としての上型303aが装着される。ボルスタ322のスライド312と対向する側の面(本実施形態では上面。)に金型303の一部として、上型303aと対になる下型303bが装着される。
上型303aと下型303bとの間に加工の対象物としてのコイル材12を配置し、上型303aと下型303bとで押圧することにより、プレス装置30によるコイル材12に対するプレス加工が行われる。コイル材12は、例えば図3中左(上流)側から右(下流)側に搬送され、以降、コイル材12の搬送方向を左右方向ともいう。複数工程を有するプレス加工(例えば順送式の加工)においては、コイル材12の搬送方向における上流から序盤の加工が行われ、コイル材12の搬送方向における下流で終盤の加工が行われる。
詳しくは、コントローラ314により制御されて駆動モータ304が回転する。駆動モータ304の回転が伝達機構306、クランク軸308を介してコンロッド310へと伝達され、スライド312が上下移動する。スライド312の下方移動によって上型303aと下型303bとが押圧され、コイル材12のプレス加工が行われる。すなわち、プレス装置300において、駆動モータ304、伝達機構306、クランク軸308、コンロッド310、スライド312がプレス部を構成する。伝達機構306には、クランク軸308の回転数を検知するための回転数検知手段であるロータリーエンコーダ325が設けられている。コントローラ314は、ロータリーエンコーダ325によりクランク軸の回転数を検知することで、スライド312の位置を検知することが可能である。
加工の際の荷重を検知する荷重検知手段であるセンサ324は、プレス装置30がコイル材12にプレス加工を行う際に、コンロッド310に働く荷重を検知するためのセンサで、例えばロードセルである。センサ324は、例えば、筐体302に設置された歪ゲージであってもよい。センサ324は、コンロッド310のいずれかの位置(例えば、中央近傍位置)に設置されていてもよい。更に、センサ324は複数設置されていてもよく、例えば筐体302の左右の歪をそれぞれ検知し、検知した結果を加算してトータルの荷重としてもよい。なお、図2において、表示部316が配置されている側がプレス装置300の前側である。
コントローラ314は、記憶部315に記憶されている各種プログラムに従ってプレス装置30を制御する。表示部316は、プレス装置30の状態を示すデータを表示する。入力部318は、プレス装置30を操作するために必要なデータを入力するために用いられる。コントローラ314は、アンコイラ10、レベラ40、フィーダ20、プレス装置30が連動して加工を行うように制御している(図4参照)。順送加工を行うプレス装置30では、コントローラ314は、1つの加工ステージでの加工が終了すると、フィーダ20によりコイル材12を次の加工ステージに所定の送り速度で所定の送り長さだけ搬送するように制御する。
<レベラ40>
図3は、実施形態に係るレベラ40の概略構成図である。図3では、レベラ40を正面、すなわちコイル材12の搬送方向における上流側を左側に、下流側を右側に矢視している。レベラ40は、アンコイラ10とプレス装置30との間に配置されて使用される。レベラ30は、アンコイラ10から供給されたコイル材12の巻き癖を矯正するための装置である。レベラ40は、一対の入口ローラ41、一対の出口ローラ42、本体部40a、ベース部40bを有して大略構成される。本体部40aは、一対の搬送ローラ43、複数の矯正ローラ44、駆動モータ45、制御部46を有している。出口ローラの下流側には、1又は複数の支持ローラ47が配置されている。
入口ローラ41は、供給されたコイル材12をレベラ40において最初にその表裏から挟持する一対のローラであり、搬送ローラ43より上流側(すなわち、本体部40aより上流側。)に配置される。入口ローラ41は、上下方向から所定の挟持力(ニップ力)でコイル材12を挟持し、コイル材12が搬送されるのに伴って回転する。入口ローラ41は、駆動源により駆動されるローラでなくコイル材12の搬送に伴って連れ回りする従動ローラである。なお、コイル材12の材料に合わせて所定の挟持力(ニップ力)を発揮するように、入口ローラ41のうちの下側ローラに対する上側ローラの高さ位置を調整をした上で、上側ローラの高さ位置をボルト等の固定部材により固定するものであってもよい。
出口ローラ42は、搬送ローラ43及び後述する矯正ローラ44より下流側(すなわち、本体部40aより下流側。)に配置される一対のローラである。出口ローラ42も入口ローラ41と同様に、上下方向から所定の挟持力(ニップ力)でコイル材12をその表裏から挟持し、コイル材12が搬送されるのに伴って回転する。出口ローラ42は、駆動源により駆動されるローラでなくコイル材12の搬送に伴って連れ回りする従動ローラである。なお、入口ローラ41の場合と同様に、コイル材12の材料に合わせて所定の挟持力(ニップ力)を発揮するように、出口ローラ42のうちの下側ローラに対する上側ローラの高さ位置を調整をした上で、上側ローラの高さ位置をボルト等の固定部材により固定するものであってもよい。また、入口ローラ41を通過するコイル材12の通過面と出口ローラ42を通過するコイル材12の通過面とを結ぶ面をコイル材12の搬送面Pと定義する。
なお、コイル材12の厚さを考慮すると、コイル材12が入口ローラ41や出口ローラ42を通過する通過面にはコイル材12の上側面Pt(図3参照)を含む平面とコイル材12の下側面Pb(図3参照)を含む平面とを概念することができる。ここにおける搬送面Pはコイル材12の下側面Pbが入口ローラ41及び出口ローラ42を通過する通過面及びその延長面を意味する。
本体部40aは、図1及び図3に示すように、ベース部40bに対して回転軸Qを中心に矢印α方向に回転及び固定が可能とされている。そのため、コイル材12の搬送面Pを図3に示すように略水平面と平行にすることも可能であるし、図1に示すように傾斜させることも可能である。搬送面Pを傾斜させることにより、搬送方向における上流側の高さと下流側の高さが異なるように配置することができ、例えば、図1では、コイル材12の搬送方向における上流側が低い位置に、下流側が高い位置になるように配置している。なお、ベース部40bは、本体部40aを回転可能に固定する台座であり、床面に設置される部分である。
搬送ローラ43は、搬送面Pに沿ってコイル材12をその表裏から挟持(ニップ)する一対のローラである。搬送ローラ43は、その一方が駆動モータ45に接続されており、駆動モータ45によって回転駆動され、その周面に当接するコイル材12を搬送方向に沿ってプレス装置30へ向けて搬送する機能を有する。搬送ローラ43の他方は、駆動側の動力がギア等の伝達手段により伝達されて搬送ローラに対して所定の挟持力(ニップ力)でコイル材12を挟持する。もっとも、搬送ローラ43の他方は、コイル材の搬送と共に連れ回りをするように配置された従動ローラであってもよい。従動側搬送ローラ43による駆動側の搬送ローラ43に対する挟持力(ニップ力)は、例えば、コイル材12の厚さや材質が変更になっても滑ることなく適正に搬送することができるよう、調整可能とされていてもよい。
搬送ローラ43の搬送面、すなわち、搬送ローラ43におけるコイル材12の通過面は、搬送面Pと同一面内であることが好ましく、本実施形態では、これらは同一面内である。また、駆動モータ45による搬送ローラ43の駆動は、制御部46により制御される。制御部46は、図4に示すように、コントローラ314と接続されており、プレス装置30によるコイル材12への加工、アンコイラ10によるコイル材12の供給、フィーダ20によるコイル材12の搬送と協調する。
矯正ローラ44は、搬送ローラ43と共に本体部40a内に配置されている。矯正ローラ44は、搬送ローラ43の搬送方向における下流側に配置され、コイル材12をその表裏から互い違いに押圧することによりコイル材12の巻き癖を矯正する複数のローラである。本実施形態では、図3に示すように、搬送面Pに対して上側に4個、下側に4個の矯正ローラ44が配置されているが、矯正ローラ44は複数であればよく個数について特に限定はない。矯正ローラ44は、上側のローラと下側のローラとが互い違い、すなわち入れ子状に配置されている。上側の矯正ローラ44の最下面がコイル材12の上側面Ptを下方に超えており、下側の矯正ローラ44の最上面がコイル材12の下側面Pb、すなわち搬送面Pを上方に超えていることにより、これらの矯正ローラ44はコイル材12に対して適切な応力を加えることができる。その応力がコイル材12に塑性変形を促すことにより、矯正ローラ44を通過後のコイル材12は巻き癖が除去されるようになっている。
支持ローラ47は、出口ローラ42の下流側に配置される1又は複数のローラであり、出口ローラ42を通過した後のコイル材12を下方から支持する機能を有する。本実施形態では、図3に示すように、2つの支持ローラ47a、47bが配置されている。支持ローラ47a、47bのコイル材12との当接位置、すなわち、支持ローラ47a、47bがコイル材12の下側面Pbを支持している位置は、搬送面Pより上方に位置している。特に、図3に示すように、搬送方向における上流側の支持ローラ47aよりも下流側の支持ローラ47bの方がコイル材12との当接位置がより上方となるように配置すれば、レベラ40を通過した後のコイル材12を上方に向けて反るように搬送することができる。
これにより、レベラ40とプレス装置30との間で、上方に凸となるように湾曲したコイル材12のバッファ部Bを形成することができる。また、支持ローラ47を通過した後のコイル材12が斜め上方に向けて進行するので、コイル材12が自重により折れ曲がって下方に垂れてしまったり、コイル材12に折れ曲がりによる屈曲痕が生じてしまったりするのを防止することができる。
この効果は、図1に示すように搬送面Pを傾斜させたときにより顕著な効果として現れる。図1に示すように、搬送面Pが搬送方向における上流側から下流側に向けて高くなるように傾斜すれば、コイル材12は斜め上方に向けて搬送面Pに沿って進行する。更に支持ローラ47により、搬送面Pよりも更に上方(ここでいう上方は、搬送面Pに直交する方向における上方を意味する。)に反らせれば、支持ローラ47を通過後のコイル材12はより急角度で斜め上方に進行することとなる。
なお、図1に示すように、搬送方向における上流側から下流側に向けて搬送面Pが高くなるように傾斜させたときの支持ローラ47とコイル材12との当接位置も、搬送面Pよりも上方に位置している。ここで、「搬送面Pよりも上方」とは、搬送面Pから見て支持ローラ47が配置されていない側に向かう方向を意味する。
そうすると、プレス装置30に至るまでに大きな上向き凸のバッファ部(湾曲部)Bを形成することができる。それにより、コイル材12の自重による折れ曲がりや屈曲痕の発生を防止することができる。コイル材12を急角度で斜め上方に進行させることで、剛性の低い材料や厚さの薄い材料によるコイル材12であっても、折れ曲がりや屈曲痕の発生は有効に防止し得る。ただし、図1は、搬送面Pの傾斜を急角度に設定しているので、支持ローラ47の搬送面Pからの突出量が僅かである場合について図示している。
複数の支持ローラ47a、47bは、各々縦プレート2a、2bに取り付けられ、縦プレート2a、2bは横プレート3に上下スライド可能に取り付けられている。これにより、支持ローラ47a、47bはそれぞれ独立して上下方向(矢印Y方向)に位置調整が可能とされ、搬送面Pからの突出量が調整可能とされている。ただし、支持ローラ47a、47bの上下位置の調整範囲は、各ローラ47a、47bの最上面が搬送面Pよりも上方の位置である範囲に限定されることが好ましい。支持ローラ47a、47bの最上面が搬送面Pよりも上方であれば、支持ローラ47a、47bとコイル材12との当接位置が搬送面Pよりも上方となる。
また、図3に示すように、横プレート3は、2枚の横プレート3a、3bにより構成されてもよい。このとき、出口ローラ42の取付プレート4に対して横プレート3aが搬送方向に沿った方向(矢印X方向)にスライド可能であり、横プレート3aに対して横プレート3bが搬送方向に沿った方向(矢印X方向)にスライド可能であってもよい。横プレート3aに縦プレート2aが取り付けられていれば、出口ローラ42と支持ローラ47aとの矢印Y方向に沿った間隔(第1間隔)が調整可能となる。また、横プレート3bに縦プレート2bが取り付けられていれば、支持ローラ47aと支持ローラ47bとの矢印Y方向に沿った間隔(第2間隔)が調整可能となる。
支持ローラ47が矢印Y方向に沿って位置調整可能であり、その搬送面Pから突出量が調整可能であれば、種々のコイル材12に対して、折れ曲がりや屈曲痕の発生を防止しつつ、適切なバッファ部Bを形成することができる。また、支持ローラ47と出口ローラ42との矢印X方向に沿った第1間隔や、支持ローラ47が複数(47a、47b)である場合の支持ローラ47同士の矢印X方向に沿った第2間隔が調整可能であれば、一層、種々のコイル材12に対して、折れ曲がりや屈曲痕の発生を防止しつつ、適切なバッファ部Bを形成することができる。
なお、図4は、このプレスシステムSにおける各装置の相互接続の様子を示すブロック図である。図4に示すように、アンコイラ10、レベラ40、フィーダ20、プレス装置30は、相互に接続されている。各々の制御部13、46、26は、コントローラ314と接続され、コントローラ314からの指示に基づき、各装置10、40、20、30が協調的に制御されるようになっている。
アンコイラ10から供給されるコイル材12がレベラ40を経由してバッファ部Bへと至る。その後、フィーダ20を経由してプレス装置30へと搬送される。プレス装置30でのコイル材12の加工に際して、フィーダ20は、加工に必要な送り長さ分のコイル材12を間欠的に搬送する。バッファ部Bには、例えば図示しないセンサが配置され、バッファ部Bにおけるコイル材の余剰長さが検知される。余剰長さが一定の下限長さ以下になると、アンコイラ10及びレベラ40が駆動されて(又は高速搬送となり)、バッファ部Bにおけるコイル材12が補充される。バッファ部Bにおける余剰長さが一定の上限長さ以上になるとアンコイラ10及びレベラ40の駆動が停止されて(又は低速搬送となり)、バッファ部Bへのコイル材12の補充が停止される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
なお、本発明は、以下の趣旨を含む。
[趣旨1]
長尺の加工材料がコイル状とされたコイル材を供給する供給装置と、当該供給装置から供給された前記コイル材を加工する加工装置との間に設置され、前記コイル材の巻き癖を矯正するコイル材矯正装置であって、
前記供給装置から搬送された前記コイル材をその表裏から挟持する一対の入口ローラと、
前記コイル材の搬送方向における当該入口ローラの下流側に配置されて前記コイル材をその表裏から挟持する一対の出口ローラと、
前記入口ローラと前記出口ローラとの間に配置される本体部と、を有し、
前記本体部は、
前記コイル材の前記入口ローラにおける通過面と前記出口ローラにおける通過面とを結ぶ搬送面に沿って前記コイル材をその表裏から挟持すると共に当該コイル材を前記加工装置側へと搬送する一対の搬送ローラと、
前記搬送方向における当該搬送ローラの下流側で前記コイル材をその表裏から互い違いに押圧することにより前記コイル材の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラと、を有し、
前記搬送方向における前記出口ローラの下流には、前記コイル材を下方から支持する1又は複数の支持ローラが配置されており、
前記支持ローラと前記コイル材との当接位置が前記搬送面よりも上方に位置している、コイル材矯正装置。
[趣旨2]
前記支持ローラが、前記当接位置が前記搬送面よりも上方に位置する範囲内で、上下方向に位置調整可能とされていてもよい。
[趣旨3]
前記搬送面に沿った方向における前記支持ローラと前記出口ローラとの間隔である第1間隔が調整可能とされ、更に、前記支持ローラが複数の場合に、前記搬送面に沿った方向における複数の前記支持ローラ同士の間隔である第2間隔が調整可能とされていてもよい。
[趣旨4]
前記コイル材の前記搬送方向における上流側の高さと下流側の高さとが異なる高さとなるように、前記搬送面が傾斜可能とされていてもよい。
[趣旨5]
長尺の加工材料がコイル状とされたコイル材を供給する供給装置と、当該供給装置から供給された前記コイル材を加工する加工装置との間に設置され、前記コイル材の巻き癖を矯正するコイル材矯正装置を用いたコイル材の搬送方法であって、
前記コイル材矯正装置は、
前記供給装置から搬送された前記コイル材をその表裏から挟持する一対の入口ローラと、
前記コイル材の搬送方向における当該入口ローラの下流側に配置されて前記コイル材をその表裏から挟持する一対の出口ローラと、
前記コイル材の前記入口ローラにおける通過面と前記出口ローラにおける通過面とを結ぶ搬送面に沿って前記コイル材をその表裏から挟持すると共に当該コイル材を前記加工装置側へと搬送する一対の搬送ローラと、
前記搬送方向における当該搬送ローラの下流側かつ前記出口ローラの上流側で前記コイル材をその表裏から互い違いに押圧することにより前記コイル材の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラと、を有し、
前記搬送方向における前記出口ローラの下流には、前記コイル材を下方から支持する1又は複数の支持ローラが配置されていると共に、前記支持ローラと前記コイル材との当接位置が前記搬送面よりも上方に位置することにより、前記コイル材を、前記出口ローラを通過した後に前記支持ローラによって前記搬送面よりも上方に向かって反るように搬送する、コイル材の搬送方法。
B:バッファ部 P:搬送面
Pt:上側面 Pb:下側面
Q:回転軸 S:プレスシステム
2a、2b:縦プレート 3、3a、3b:横プレート
4:取付プレート 10:アンコイラ
11:マンドレル 12:コイル材
13:制御部 14:駆動部
20:フィーダ 21:下フィードローラ
22:上フィードローラ 23:モータ
26:制御部 30:プレス装置(加工装置)
40:レベラ(コイル材矯正装置) 41:入口ローラ
42:出口ローラ 40a:本体部
40b:ベース部 43:搬送ローラ
44:矯正ローラ 45:駆動モータ
46:制御部 47:支持ローラ
302:筐体 303:金型
303a:上型 303b:下型
304:駆動モータ 306:伝達機構
308:クランク軸 310:コンロッド
312:スライド 314:コントローラ
315:記憶部 316:表示部
318:入力部 322:ボルスタ
324:センサ 325:ロータリーエンコーダ
326:ギブ

Claims (5)

  1. 長尺の加工材料がコイル状とされたコイル材を供給する供給装置と、当該供給装置から供給された前記コイル材を加工する加工装置との間に設置され、前記コイル材の巻き癖を矯正するコイル材矯正装置であって、
    前記供給装置から搬送された前記コイル材をその表裏から挟持する一対の入口ローラと、
    前記コイル材の搬送方向における当該入口ローラの下流側に配置されて前記コイル材をその表裏から挟持する一対の出口ローラと、
    前記入口ローラと前記出口ローラとの間に配置される本体部と、を有し、
    前記本体部は、
    前記コイル材の前記入口ローラにおける通過面と前記出口ローラにおける通過面とを結ぶ搬送面に沿って前記コイル材をその表裏から挟持すると共に当該コイル材を前記加工装置側へと搬送する一対の搬送ローラと、
    前記搬送方向における当該搬送ローラの下流側で前記コイル材をその表裏から互い違いに押圧することにより前記コイル材の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラと、を有し、
    前記搬送方向における前記出口ローラの下流には、前記コイル材を下方から支持する1又は複数の支持ローラが配置されており、
    前記支持ローラと前記コイル材との当接位置が前記搬送面よりも上方に位置している、コイル材矯正装置。
  2. 前記支持ローラが、前記当接位置が前記搬送面よりも上方に位置する範囲内で、上下方向に位置調整可能とされている、請求項1に記載のコイル材矯正装置。
  3. 前記搬送面に沿った方向における前記支持ローラと前記出口ローラとの間隔である第1間隔が調整可能とされ、更に、前記支持ローラが複数の場合に、前記搬送面に沿った方向における複数の前記支持ローラ同士の間隔である第2間隔が調整可能とされている、請求項1又は請求項2に記載のコイル材矯正装置。
  4. 前記コイル材の前記搬送方向における上流側の高さと下流側の高さとが異なる高さとなるように、前記搬送面が傾斜可能とされている、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のコイル材矯正装置。
  5. 長尺の加工材料がコイル状とされたコイル材を供給する供給装置と、当該供給装置から供給された前記コイル材を加工する加工装置との間に設置され、前記コイル材の巻き癖を矯正するコイル材矯正装置を用いたコイル材の搬送方法であって、
    前記コイル材矯正装置は、
    前記供給装置から搬送された前記コイル材をその表裏から挟持する一対の入口ローラと、
    前記コイル材の搬送方向における当該入口ローラの下流側に配置されて前記コイル材をその表裏から挟持する一対の出口ローラと、
    前記コイル材の前記入口ローラにおける通過面と前記出口ローラにおける通過面とを結ぶ搬送面に沿って前記コイル材をその表裏から挟持すると共に当該コイル材を前記加工装置側へと搬送する一対の搬送ローラと、
    前記搬送方向における当該搬送ローラの下流側かつ前記出口ローラの上流側で前記コイル材をその表裏から互い違いに押圧することにより前記コイル材の巻き癖を矯正する複数の矯正ローラと、を有し、
    前記搬送方向における前記出口ローラの下流には、前記コイル材を下方から支持する1又は複数の支持ローラが配置されていると共に、前記支持ローラと前記コイル材との当接位置が前記搬送面よりも上方に位置することにより、前記コイル材を、前記出口ローラを通過した後に前記支持ローラによって前記搬送面よりも上方に向かって反るように搬送する、コイル材の搬送方法。
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