JP2023056629A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ処理空間に面するシリコン部材での高周波電力の損失を低減すること。【解決手段】プラズマ処理装置は、チャンバと、電源と、シリコン部材と、導電膜とを有する。チャンバは、プラズマ処理空間を提供する。電源は、プラズマ処理空間内にプラズマを生成するための高周波電力を供給する。シリコン部材は、シリコン含有材料からなり、チャンバの内部に配置され、プラズマ処理空間に面する第1面を有する。導電膜は、導電性材料からなり、シリコン部材のプラズマ処理空間に面しない第2面に形成される。【選択図】図2

Description

本開示は、プラズマ処理装置に関する。
従来、プラズマ処理空間を提供するチャンバの側壁の内壁面に沿って、アルミニウム等の金属からなるデポシールドを設けたプラズマ処理装置がある(特許文献1参照)。
特開2001-203189号公報
本開示は、プラズマ処理空間に面するシリコン部材での高周波電力の損失を低減することができる技術を提供する。
本開示の一態様によるプラズマ処理装置は、チャンバと、電源と、シリコン部材と、導電膜とを有する。チャンバは、プラズマ処理空間を提供する。電源は、プラズマ処理空間内にプラズマを生成するための高周波電力を供給する。シリコン部材は、シリコン含有材料からなり、チャンバの内部に配置され、プラズマ処理空間に面する第1面を有する。導電膜は、導電性材料からなり、シリコン部材のプラズマ処理空間に面しない第2面に形成される。
本開示によれば、プラズマ処理空間に面するシリコン部材での高周波電力の損失を低減することができる。
図1は、実施形態に係る容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。 図2は、実施形態におけるシリコン部材の構造の一例を模式的に示す図である。 図3は、実施形態におけるシリコン部材の構造の他の一例を模式的に示す図である。 図4は、実施形態に係るデポシールドの第2面に導電膜を形成する具体的な構成の一例を説明する図である。 図5は、実施形態に係るシャワーヘッドの電極板の第2面に導電膜を形成する具体的な構成の一例を説明する図である。 図6は、実施形態に係るシャワーヘッドでの隙間の発生の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本願の開示するプラズマ処理装置の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態により、開示するプラズマ処理装置が限定されるものではない。
ところで、金属からなるデポシールドは、チャンバ内においてプラズマに晒されることにより、パーティクルを発生させる可能性がある。これに対し、金属からなるデポシールドに代えて、例えば、シリコン、炭化ケイ素、二酸化ケイ素、又は窒化ケイ素等のシリコン含有材料からなるデポシールドを用いることが検討されている。シリコン含有材料は、プラズマ中において気化するため、パーティクルの発生を抑制することができる。
しかしながら、シリコン含有材料は、金属よりも抵抗値が高い。このため、シリコン含有材料からなるデポシールドを用いたプラズマ処理装置では、プラズマを生成するために高周波電源からプラズマ処理空間内に高周波電力が供給される場合に、デポシールドでの高周波電力の損失が増大するおそれがある。
また、プラズマ処理装置では、デポシールドだけでなく、プラズマ処理空間に面する他の部材にも、シリコン含有材料からなるシリコン部材が用いられる場合がある。例えば、プラズマ処理装置では、バッフル板、上部電極の電極板、又はシャッタにシリコン含有材料が用いられる場合がある。このような、プラズマ処理空間に面するシリコン部材に関しても、デポシールドと同様に高周波電力の損失が発生するおそれがある。
そこで、プラズマ処理空間に面するシリコン部材での高周波電力の損失を低減することができる技術が期待されている。
[実施形態]
[プラズマ処理システムの構成]
以下に、プラズマ処理システムの構成例について説明する。図1は、実施形態に係る容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。
プラズマ処理システムは、容量結合型のプラズマ処理装置1及び制御部2を含む。容量結合型のプラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ10、ガス供給部20、電源30及び排気システム40を含む。また、プラズマ処理装置1は、基板支持部11及びガス導入部を含む。ガス導入部は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理チャンバ10内に導入するように構成される。ガス導入部は、シャワーヘッド13を含む。基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10内に配置される。シャワーヘッド13は、基板支持部11の上方に配置される。一実施形態において、シャワーヘッド13は、プラズマ処理チャンバ10の天部(ceiling)の少なくとも一部を構成する。プラズマ処理チャンバ10は、シャワーヘッド13、プラズマ処理チャンバ10の側壁10a及び基板支持部11により規定されたプラズマ処理空間10sを有する。プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10sに供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間10sからガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。プラズマ処理チャンバ10の側壁10aは接地される。シャワーヘッド13及び基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10の筐体とは電気的に絶縁される。
プラズマ処理チャンバ10の側壁10aの内壁面には、側壁10aとの間に隙間を空けてデポシールド101が設けられている。デポシールド101は、シリコン含有材料からなるシリコン部材であり、プラズマ処理空間10sに面している。デポシールド101を構成するシリコン含有材料としては、例えば、シリコン(Si)、炭化ケイ素(SiC)、二酸化ケイ素(SiO2)、又は窒化ケイ素(Si3N4)等を使用することができる。デポシールド101は、上部が水平方向内側に屈曲しており、プラズマ処理チャンバ10の側壁10aに設けられた導電性の接地用部材102に接触している。また、側壁10aには、基板Wを搬入出するための搬入出口103が設けられおり、デポシールド101の搬入出口103に対応する位置には、開閉可能なシャッタ(不図示)が設けられている。なお、図1の例では、デポシールド101のシャッタが閉じられている状態を示している。デポシールド101のシャッタは、デポシールド101と同様に、シリコン含有材料からなるシリコン部材であり、プラズマ処理空間10sに面している。
プラズマ処理チャンバ10の内部には、基板支持部11を囲むように、複数の通気孔を有する環状のバッフル板104が配置されている。バッフル板104は、プラズマ処理空間10sからガス排出口10eへのプラズマの漏洩を防止する。バッフル板104は、デポシールド101及びデポシールド101のシャッタと同様に、シリコン含有材料からなるシリコン部材であり、プラズマ処理空間10sに面している。
基板支持部11は、本体部111及びリングアセンブリ112を含む。本体部111は、基板Wを支持するための中央領域111aと、リングアセンブリ112を支持するための環状領域111bとを有する。ウェハは基板Wの一例である。本体部111の環状領域111bは、平面視で本体部111の中央領域111aを囲んでいる。基板Wは、本体部111の中央領域111a上に配置され、リングアセンブリ112は、本体部111の中央領域111a上の基板Wを囲むように本体部111の環状領域111b上に配置される。従って、中央領域111aは、基板Wを支持するための基板支持面とも呼ばれ、環状領域111bは、リングアセンブリ112を支持するためのリング支持面とも呼ばれる。
一実施形態において、本体部111は、基台1110及び静電チャック1111を含む。基台1110は、導電性部材を含む。基台1110の導電性部材は下部電極として機能し得る。静電チャック1111は、基台1110の上に配置される。静電チャック1111は、セラミック部材1111aとセラミック部材1111a内に配置される静電電極1111bとを含む。セラミック部材1111aは、中央領域111aを有する。一実施形態において、セラミック部材1111aは、環状領域111bも有する。なお、環状静電チャックや環状絶縁部材のような、静電チャック1111を囲む他の部材が環状領域111bを有してもよい。この場合、リングアセンブリ112は、環状静電チャック又は環状絶縁部材の上に配置されてもよく、静電チャック1111と環状絶縁部材の両方の上に配置されてもよい。また、後述するRF(Radio Frequency)電源31及び/又はDC(Direct Current)電源32に結合される少なくとも1つのRF/DC電極がセラミック部材1111a内に配置されてもよい。この場合、少なくとも1つのRF/DC電極が下部電極として機能する。後述するバイアスRF信号及び/又はDC信号が少なくとも1つのRF/DC電極に供給される場合、RF/DC電極はバイアス電極とも呼ばれる。なお、基台1110の導電性部材と少なくとも1つのRF/DC電極とが複数の下部電極として機能してもよい。また、静電電極1111bが下部電極として機能してもよい。従って、基板支持部11は、少なくとも1つの下部電極を含む。
リングアセンブリ112は、1又は複数の環状部材を含む。一実施形態において、1又は複数の環状部材は、1又は複数のエッジリングと少なくとも1つのカバーリングとを含む。エッジリングは、導電性材料又は絶縁材料で形成され、カバーリングは、絶縁材料で形成される。
また、基板支持部11は、静電チャック1111、リングアセンブリ112及び基板のうち少なくとも1つをターゲット温度に調節するように構成される温調モジュールを含んでもよい。温調モジュールは、ヒータ、伝熱媒体、流路1110a、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。流路1110aには、ブラインやガスのような伝熱流体が流れる。一実施形態において、流路1110aが基台1110内に形成され、1又は複数のヒータが静電チャック1111のセラミック部材1111a内に配置される。また、基板支持部11は、基板Wの裏面と中央領域111aとの間の間隙に伝熱ガスを供給するように構成された伝熱ガス供給部を含んでもよい。
シャワーヘッド13は、絶縁性の遮蔽部材105を介して、プラズマ処理チャンバ10の上部に支持されている。シャワーヘッド13は、少なくとも一つの導電性部材を含み、上部電極として機能する。シャワーヘッド13は、電極板14、及び電極支持体15を有する。電極板14は、デポシールド101、デポシールド101のシャッタ及びバッフル板104と同様に、シリコン含有材料からなるシリコン部材であり、プラズマ処理空間10sに面している。電極板14には複数のガス吐出口14aが形成されている。
電極支持体15は、例えば、アルミニウム等の導電性材料により構成されている導電性部材である。電極支持体15は、電極板14を上方から着脱自在に支持する。電極支持体15は、保安接地されている。電極支持体15は、図示しない冷却構造を有し得る。電極支持体15の内部には、拡散室15aが形成されている。拡散室15aからは、電極板14のガス吐出口14aに連通する複数のガス流通口15bが下方に(基板支持部11に向けて)延びている。電極支持体15には、拡散室15aに処理ガスを導くガス入口15cが設けられており、ガス入口15cには、配管を介して、ガス供給部20が接続されている。
シャワーヘッド13は、ガス供給部20からの少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10s内に導入するように構成される。一実施形態において、シャワーヘッド13は、少なくとも1つの処理ガスをガス入口15cから拡散室15a、ガス流通口15b、ガス吐出口14aを介してプラズマ処理空間10sに供給するように構成される。なお、ガス導入部は、シャワーヘッド13に加えて、側壁10aに形成された1又は複数の開口部に取り付けられる1又は複数のサイドガス注入部(SGI:Side Gas Injector)を含んでもよい。
ガス供給部20は、少なくとも1つのガスソース21及び少なくとも1つの流量制御器22を含んでもよい。一実施形態において、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスを、それぞれに対応のガスソース21からそれぞれに対応の流量制御器22を介してシャワーヘッド13に供給するように構成される。各流量制御器22は、例えばマスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器を含んでもよい。さらに、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスの流量を変調又はパルス化する1又はそれ以上の流量変調デバイスを含んでもよい。
電源30は、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介してプラズマ処理チャンバ10に結合される高周波(RF:Radio Frequency)電源31を含む。RF電源31は、少なくとも1つのRF信号(RF電力)を少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に供給するように構成される。これにより、プラズマ処理空間10sに供給された少なくとも1つの処理ガスからプラズマが形成される。従って、RF電源31は、プラズマ処理チャンバ10において1又はそれ以上の処理ガスからプラズマを生成するように構成されるプラズマ生成部の少なくとも一部として機能し得る。また、バイアスRF信号を少なくとも1つの下部電極に供給することにより、基板Wにバイアス電位が発生し、形成されたプラズマ中のイオン成分を基板Wに引き込むことができる。
一実施形態において、RF電源31は、第1のRF生成部31a及び第2のRF生成部31bを含む。第1のRF生成部31aは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に結合され、プラズマ生成用のソースRF信号(ソースRF電力)を生成するように構成される。一実施形態において、ソースRF信号は、10MHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第1のRF生成部31aは、異なる周波数を有する複数のソースRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のソースRF信号は、少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に供給される。
第2のRF生成部31bは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して少なくとも1つの下部電極に結合され、バイアスRF信号(バイアスRF電力)を生成するように構成される。バイアスRF信号の周波数は、ソースRF信号の周波数と同じであっても異なっていてもよい。一実施形態において、バイアスRF信号は、ソースRF信号の周波数よりも低い周波数を有する。一実施形態において、バイアスRF信号は、100kHz~60MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第2のRF生成部31bは、異なる周波数を有する複数のバイアスRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のバイアスRF信号は、少なくとも1つの下部電極に供給される。また、種々の実施形態において、ソースRF信号及びバイアスRF信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。
また、電源30は、プラズマ処理チャンバ10に結合されるDC電源32を含んでもよい。DC電源32は、第1のDC生成部32a及び第2のDC生成部32bを含む。一実施形態において、第1のDC生成部32aは、少なくとも1つの下部電極に接続され、第1のDC信号を生成するように構成される。生成された第1のバイアスDC信号は、少なくとも1つの下部電極に印加される。一実施形態において、第2のDC生成部32bは、少なくとも1つの上部電極に接続され、第2のDC信号を生成するように構成される。生成された第2のDC信号は、少なくとも1つの上部電極に印加される。
種々の実施形態において、第1及び第2のDC信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。この場合、電圧パルスのシーケンスが少なくとも1つの下部電極及び/又は少なくとも1つの上部電極に印加される。電圧パルスは、矩形、台形、三角形又はこれらの組み合わせのパルス波形を有してもよい。一実施形態において、DC信号から電圧パルスのシーケンスを生成するための波形生成部が第1のDC生成部32aと少なくとも1つの下部電極との間に接続される。従って、第1のDC生成部32a及び波形生成部は、電圧パルス生成部を構成する。第2のDC生成部32b及び波形生成部が電圧パルス生成部を構成する場合、電圧パルス生成部は、少なくとも1つの上部電極に接続される。電圧パルスは、正の極性を有してもよく、負の極性を有してもよい。また、電圧パルスのシーケンスは、1周期内に1又は複数の正極性電圧パルスと1又は複数の負極性電圧パルスとを含んでもよい。なお、第1及び第2のDC生成部32a,32bは、RF電源31に加えて設けられてもよく、第1のDC生成部32aが第2のRF生成部31bに代えて設けられてもよい。
排気システム40は、例えばプラズマ処理チャンバ10の底部に設けられたガス排出口10eに接続され得る。排気システム40は、圧力調整弁及び真空ポンプを含んでもよい。圧力調整弁によって、プラズマ処理空間10s内の圧力が調整される。真空ポンプは、ターボ分子ポンプ、ドライポンプ又はこれらの組み合わせを含んでもよい。
制御部2は、本開示において述べられる種々の工程をプラズマ処理装置1に実行させるコンピュータ実行可能な命令を処理する。制御部2は、ここで述べられる種々の工程を実行するようにプラズマ処理装置1の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御部2の一部又は全てがプラズマ処理装置1に含まれてもよい。制御部2は、処理部2a1、記憶部2a2及び通信インターフェース2a3を含んでもよい。制御部2は、例えばコンピュータ2aにより実現される。処理部2a1は、記憶部2a2からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを実行することにより種々の制御動作を行うように構成され得る。このプログラムは、予め記憶部2a2に格納されていてもよく、必要なときに、媒体を介して取得されてもよい。取得されたプログラムは、記憶部2a2に格納され、処理部2a1によって記憶部2a2から読み出されて実行される。媒体は、コンピュータ2aに読み取り可能な種々の記憶媒体であってもよく、通信インターフェース2a3に接続されている通信回線であってもよい。処理部2a1は、CPU(Central Processing Unit)であってもよい。記憶部2a2は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェース2a3は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信してもよい。
ところで、プラズマ処理装置1では、パーティクルの発生を抑制する観点から、プラズマ処理空間10sに面する部材に、シリコン含有材料からなるシリコン部材が用いられることがある。例えば、上述のように、デポシールド101、シャワーヘッド13の電極板14、バッフル板104及びデポシールド101のシャッタにシリコン部材が用いられている。シリコン含有材料は、金属と比べて抵抗値が高い。このため、シリコン含有材料からなるシリコン部材が用いられたプラズマ処理装置1では、プラズマを生成するためにRF電源31からプラズマ処理空間10s内にRF電力が供給される場合に、シリコン部材でのRF電力の損失が増大するおそれがある。
そこで、実施形態に係るプラズマ処理装置1では、シリコン部材のプラズマ処理空間10sに面する第1面とは反対側の第2面に、導電性材料からなる導電膜を形成する。導電膜は、シリコン部材の第2面の全体に形成されてもよく、シリコン部材の第2面の一部の領域に形成されてもよい。
導電膜を構成する導電性材料としては、例えば、アルミニウム、ニッケル合金、又はグラフェン等を使用することができる。ニッケル合金は、例えば、ハステロイ(登録商標)やインコネル(登録商標)等の耐食性に優れた金属であってもよい。グラフェンは、導電率に指向性を有しており、面方向の導電率が比較的に高い。このため、導電膜にグラフェンが使用されることにより、導電膜の面方向の抵抗値が減少し、電流の流れが促進される。
図2は、実施形態におけるシリコン部材の構造の一例を模式的に示す図である。図2に示すシリコン部材120は、デポシールド101、シャワーヘッド13の電極板14、バッフル板104及びデポシールド101のシャッタのずれか一つに対応する。シリコン部材120は、プラズマ処理空間10sに面する第1面120aを有する。そして、シリコン部材120の第1面120aとは反対側の第2面120bに、導電膜121が形成されている。
シリコン部材120の第1面120aとは反対側の第2面120bに導電膜121が形成されることにより、シリコン部材120と導電膜121による合成抵抗により、全体の抵抗値が低下して、RF電力による電流が流れ易くなる。その結果、シリコン部材120でのRF電力の損失を低減することができる。また、シリコン部材120の第1面120aがプラズマ処理空間10sに面することにより、導電膜121を形成する金属によるパーティクルの発生を抑制できる。
導電膜121は、例えば、溶射、化学蒸着(CVD)、又は物理蒸着等を用いて形成される。導電膜121は、RF電源31からプラズマ処理空間10s内に供給されるRF電力の周波数における表皮深さ(skin depth)以上の厚さを有していればよい。例えば、導電膜121を構成する導電性材料がアルミニウムである場合、導電膜121の厚さは、RF電力の周波数10MHzに対して30μm以上であればよく、RF電力の周波数100MHzに対して10μm以上であればよい。
導電膜121の厚さがRF電力の周波数における表皮深さより浅い場合は、RF電力の周波数における抵抗値が上昇し、RF電力の損失を増大させる。従って、導電膜121の厚さがRF電力の周波数における表皮深さ以上であることにより、導電膜121の抵抗値が減少するため、シリコン部材120でのRF電力の損失をより低減することができる。
なお、導電膜121の表面上に、図3に示すように、陽極酸化膜122が形成されてもよい。図3は、実施形態におけるシリコン部材の構造の他の一例を模式的に示す図である。導電膜121の表面が陽極酸化膜122で被覆されることにより、導電膜121をプラズマ処理空間10sに供給される処理ガスから保護することができる。陽極酸化膜122は、例えば、溶射、CVD(Chemical Vapor Deposition)又はPVD(Physical Vapor Deposition)によって成膜された膜である。また、陽極酸化膜122の成膜は、シリコン含有膜、III族元素およびランタノイド系元素の少なくとも1つを含む化合物の溶射や、フッ素樹脂によるコーティングによって実現することができる。
次に、シリコン部材のプラズマ処理空間10sに面する第1面とは反対側の第2面に導電膜121を形成した具体的な構成の一例を説明する。以下の説明では、シリコン部材であるデポシールド101の第2面に導電膜121を形成する具体的な構成の一例を説明する。
図4は、実施形態に係るデポシールド101の第2面に導電膜121を形成する具体的な構成の一例を説明する図である。図4には、デポシールド101近傍を拡大した図が示されている。
図4に示すように、プラズマ処理チャンバ10は、側壁10aの内壁面に沿ってデポシールド101が配置されている。デポシールド101は、側壁10aとの間に隙間130を空けて配置されている。デポシールド101は、シリコン含有材料からなるシリコン部材であり、第1面101aにおいてプラズマ処理空間10sに面している。デポシールド101は、上部が水平方向内側に屈曲しており、第1面101aとは反対側の第2面101bにおいて、側壁10aに設けられた導電性の接地用部材102に接触して接地用部材102と電気的に導通している。換言すれば、デポシールド101は、接地用部材102を介して側壁10aと電気的に導通している。側壁10aは接地されているため、デポシールド101は、接地用部材102に接触することにより、アノード電極を構成する。すなわち、デポシールド101は、RF電源31から高周波電力が供給される電極(例えば、下部電極又は上部電極)とプラズマ処理空間10sのプラズマを介して対向するアノード電極を構成する。
デポシールド101の第1面101aとは反対側の第2面101bには、導電膜121が形成されている。本実施形態においては、デポシールド101の第2面101bの全体に導電膜121が形成されている。
デポシールド101の第2面101bに導電膜121が形成されることにより、デポシールド101と導電膜121による合成抵抗により、全体の抵抗値が低下して、RF電力による電流が流れ易くなる。その結果、デポシールド101でのRF電力の損失を低減することができる。また、接地用部材102との接触面である第2面101bが導電膜121よって被覆されるため、第2面101bにおいて自然酸化膜の形成に起因した接触抵抗の増加を抑止することができる。さらに、第2面101bの抵抗値が低下することにより、接地された側壁10aとアノード電極であるデポシールド101との電位差が、放電が発生する限界値未満の電位差まで下がり、結果として、隙間130での異常放電(意図しない放電)の発生を抑制することができる。
また、デポシールド101の第2面101bの全体に導電膜121が形成されることにより、接地された側壁10aとアノード電極であるデポシールド101との電位差をより下げることができるため、隙間130での異常放電の発生をより抑制することができる。
なお、図4の例では、デポシールド101の第2面101bの全体に導電膜121が形成される場合を示したが、導電膜121は、第2面101bの一部の領域に形成されてもよい。この場合、導電膜121は、第2面101bのうち、少なくとも接地用部材102に接触する領域に形成されてもよい。これにより、異常放電の発生を抑制しつつ、導電膜121の形成プロセスを簡素化することができる。
次に、シリコン部材のプラズマ処理空間10sに面する第1面とは反対側の第2面に導電膜121を形成した具体的な構成の他の一例を説明する。以下の説明では、シリコン部材である電極板14の第2面に導電膜121を形成する具体的な構成の一例を説明する。
図5は、実施形態に係るシャワーヘッド13の電極板14の第2面に導電膜121を形成する具体的な構成の一例を説明する図である。図5には、シャワーヘッド13を拡大した図が示されている。なお、図5において、便宜上、ガス吐出口14a、拡散室15a、ガス流通口15b、ガス入口15cを省略している。
図5に示すように、シャワーヘッド13は、電極板14、及び電極支持体15を有する。電極板14は、シリコン含有材料からなるシリコン部材であり、第1面14bにおいてプラズマ処理空間10sに面している。電極板14は、第1面14bとは反対側の第2面14cにおいて、導電性の電極支持体15に接触して電極支持体15と電気的に導通している。
電極板14の第1面14bとは反対側の第2面14cには、導電膜121が形成されている。本実施形態においては、電極板14の第2面14cの全体に導電膜121が形成されている。
電極板14の第2面14cに導電膜121が形成されることにより、電極板14の抵抗値が低下して、RF電力による電流が流れ易くなる。その結果、電極板14でのRF電力の損失を低減することができる。また、電極支持体15の接触面である第2面14cが導電膜121によって被覆されるため、第2面14cにおいて自然酸化膜の形成に起因した接触抵抗の増加を抑止することができる。
ところで、シャワーヘッド13においては、電極板14と電極支持体15の熱膨張率の違い等により、電極板14又は電極支持体15が変形して、電極板14と電極支持体15との間に隙間が発生する場合がある。図6は、実施形態に係るシャワーヘッド13での隙間の発生の一例を示す図である。図6は、図5に示したシャワーヘッド13において隙間が発生した状態を示している。すなわち、図6は、シャワーヘッド13が常温状態から高温状態となることにより、電極板14に電極支持体15よりも大きい変形が発生し、電極板14の中央部と電極支持体15との間に隙間131が発生した状態を示している。この状態では、電極板14は、第2面14cのうち、中央部を囲む周縁部の領域のみにおいて、導電性の電極支持体15に接触して電極支持体15と電気的に導通している。
このように、電極板14と電極支持体15との間に隙間131が発生する場合でも、電極支持体15との接触面である第2面14cが導電膜121によって被覆され、電極支持体15と第2面14cが導通することで、電極板14と電極支持体15との電位差が下がる。これにより、電極板14と電極支持体15との電位差が、放電が発生する限界値よりも小さくなり、結果として、隙間131での異常放電の発生を抑制することができる。
なお、図5及び図6の例では、電極板14の第2面14cの全体に導電膜121が形成される場合を示したが、導電膜121は、第2面14cの一部の領域に形成されてもよい。この場合、導電膜121は、第2面14cのうち、電極板14と電極支持体15との間に隙間131が形成された状態で少なくとも電極支持体15に接触する領域(つまり、第2面14cの周縁部の領域)に形成されてもよい。これにより、異常放電の発生を抑制しつつ、導電膜121の形成プロセスを簡素化することができる。
以上のように、実施形態に係るプラズマ処理装置(例えば、プラズマ処理装置1)は、チャンバ(例えば、プラズマ処理チャンバ10)と、電源(例えば、RF電源31)と、シリコン部材(例えば、デポシールド101、シャワーヘッド13の電極板14、バッフル板104及びデポシールド101のシャッタ)と、導電膜(例えば、導電膜121)とを有する。チャンバは、プラズマ処理空間(例えば、プラズマ処理空間10s)を提供する。電源は、プラズマ処理空間内にプラズマを生成するための高周波電力を供給する。シリコン部材は、シリコン含有材料からなり、チャンバの内部に配置され、プラズマ処理空間に面する第1面(例えば、第1面101a、14b)を有する。導電膜は、導電性材料からなり、シリコン部材のプラズマ処理空間に面しない第2面(例えば、第2面101b、14c)に形成される。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、プラズマ処理空間に面するシリコン部材での高周波電力の損失を低減することができる。
また、実施形態に係る導電膜は、シリコン部材の第2面の全体に形成されてもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、シリコン部材の第2面と対向する導電性部材(例えば、側壁10a、電極支持体15)とシリコン部材との隙間(例えば、隙間130、131)での異常放電の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る導電膜は、シリコン部材の第2面の一部の領域に形成されてもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、異常放電の発生を抑制しつつ、導電膜の形成プロセスを簡素化することができる。
また、実施形態に係る第2面は、シリコン部材の第1面の反対側に形成されてもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、異常放電の発生を抑制することができる。また、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、シリコン部材がプラズマ処理空間に面することにより、導電膜を形成する金属によるパーティクルの発生を抑制できる。
また、実施形態に係るシリコン部材は、第2面において導通対象部材(例えば、接地用部材102、電極支持体15)に接触して導通対象部材と電気的に導通してもよい。そして、導電膜は、シリコン部材の第2面のうち、少なくとも導通対象部材に接触する領域に形成されてもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、異常放電の発生を抑制しつつ、導電膜の形成プロセスを簡素化することができる。
また、実施形態に係る導電膜は、電源から供給される高周波電力の周波数における表皮深さ以上の厚さを有してもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、シリコン部材での電流の流れが促進されて導電膜の抵抗値が減少するため、シリコン部材でのRF電力の損失をより低減することができる。
また、実施形態に係る導電膜を構成する導電性材料は、アルミニウム、ニッケル合金、又はグラフェンであってもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、プラズマ処理空間に面するシリコン部材での高周波電力の損失を低減することができる。
また、実施形態に係るプラズマ処理装置は、導電膜の表面上に形成された陽極酸化膜をさらに有してもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、導電膜をプラズマ処理空間に供給される処理ガスから保護することができる。
また、実施形態に係るシリコン部材は、電源から高周波電力を供給される電極とプラズマ処理空間のプラズマを介して対向するアノード電極を構成してもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、プラズマ処理空間に面するアノード電極での高周波電力の損失を低減することができる。
また、実施形態に係るシリコン部材を構成するシリコン含有材料は、シリコン、炭化ケイ素、二酸化ケイ素、又は窒化ケイ素であってもよい。
また、実施形態に係るシリコン部材は、チャンバの内壁面に沿って配置されたデポシールド、バッフル板、上部電極の電極板、及びシャッタの少なくともいずれか一つであってもよい。これにより、実施形態に係るプラズマ処理装置によれば、デポシールド、バッフル板、上部電極の電極板、及びシャッタでの高周波電力の損失を低減することができる。
なお、今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 プラズマ処理装置
10 プラズマ処理チャンバ
10a 側壁
10s プラズマ処理空間
13 シャワーヘッド
14 電極板
15 電極支持体
31 RF電源
101 デポシールド
102 接地用部材
104 バッフル板
120 シリコン部材
121 導電膜
122 陽極酸化膜
130、131 隙間

Claims (11)

  1. プラズマ処理空間を提供するチャンバと、
    前記プラズマ処理空間内にプラズマを生成するための高周波電力を供給する電源と、
    シリコン含有材料からなり、前記チャンバの内部に配置され、前記プラズマ処理空間に面する第1面を有するシリコン部材と、
    導電性材料からなり、前記シリコン部材の前記プラズマ処理空間に面しない第2面に形成された導電膜と
    を有する、プラズマ処理装置。
  2. 前記導電膜は、
    前記シリコン部材の前記第2面の全体に形成された、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記導電膜は、
    前記シリコン部材の前記第2面の一部の領域に形成された、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記第2面は、前記第1面の反対側に形成された、請求項1~3のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記シリコン部材は、
    前記第2面において導通対象部材に接触して前記導通対象部材と電気的に導通し、
    前記導電膜は、
    前記シリコン部材の前記第2面のうち、少なくとも前記導通対象部材に接触する領域に形成された、請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記導電膜は、
    前記電源から供給される高周波電力の周波数における表皮深さ以上の厚さを有する、請求項1~5のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記導電膜を構成する導電性材料は、
    アルミニウム、ニッケル合金、又はグラフェンである、請求項1~6のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記導電膜の表面上に形成された陽極酸化膜をさらに有する、請求項1~7のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記シリコン部材は、
    前記電源から高周波電力が供給される電極と前記プラズマ処理空間のプラズマを介して対向するアノード電極を構成する、請求項1~8のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記シリコン部材を構成するシリコン含有材料は、
    シリコン、炭化ケイ素、二酸化ケイ素、又は窒化ケイ素である、請求項1~9のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記シリコン部材は、
    前記チャンバの内壁面に沿って配置されたデポシールド、バッフル板、上部電極の電極板、及びシャッタの少なくともいずれか一つである、請求項1~10のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
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