JP2023055175A - 収納ボックス - Google Patents
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Abstract
Description
少なくとも上板、底板、左側板及び右側板を外壁として含む収納ボックス本体と、
被収納物を吊り下げるためのハンガーパイプと
を有するものであって、
前記左側板及び前記右側板の一方又は両方には、前記ハンガーパイプを貫通させる貫通孔が形成され、
前記ハンガーパイプは、前記貫通孔を介して前記左側板又は前記右側板よりも外側に延在可能に配置される
ことを特徴とする。
[A-1.構成]
(A-1-1.全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る収納ボックス10の第1状態を示す斜視図である。図2は、前記実施形態に係る収納ボックス10の第2状態を示す斜視図である。図3は、衣装90をハンガーパイプ30に掛けた状態の本実施形態に係る収納ボックス10の側面断面図である。収納ボックス10は、衣装等の被収納物を収納するものであり、収納ボックス本体20と、ハンガーパイプ30と、引き出し40と、収納ケース50と、ズボン掛け60と、帽子掛け70とを有する。図1及び図2からわかるように、本実施形態のハンガーパイプ30は、収納ボックス本体20の外側に対して伸縮可能である。
収納ボックス本体20は、それぞれが矩形状の上板200、底板202、左側板204L及び右側板204Rを外壁として有する。上板200は、底板202と平行であり、且つ左側板204L及び右側板204Rに対して垂直である。底板202は、上板200と平行であり、且つ左側板204L及び右側板204Rに対して垂直である。左側板204L及び右側板204Rは互いに平行である。
ハンガーパイプ30は、ハンガー92(図3)を介して衣装90を吊り下げるためのものである。なお、図1及び図2では、収納ボックス本体20の内部構造を示すために、衣装90及びハンガー92の一部を透視状態(二点鎖線)で示していることに留意されたい。図1及び図2において二点鎖線で示す衣装90及びハンガー92の部分のうち、収納ボックス本体20の正面開口部230から露出する部分については、実際には直接見える(実線で示すべき)ものである。
図1に示すように、引き出し40は、収納ボックス本体20内部の下側に配置される。引き出し40には、例えば、下着等が収納される。本実施形態の引き出し40は、収納ボックス本体20に固定されないが、固定されるものであってもよい。
図1に示すように、収納ケース50は、収納ボックス本体20内部において、ハンガーパイプ30の下側及び引き出し40の上側に配置される。収納ケース50には、例えば、ハンガーパイプ30には掛けられない上着(例えばセーター)等が収納される。収納ケース50は、上側又は前側が開口していてもよい。本実施形態の収納ケース50は、収納ボックス本体20又は引き出し40に固定されないが、固定されるものであってもよい。
図1に示すように、ズボン掛け60は、収納ボックス本体20の左側板204Lの外面側に設けられる。ズボン掛け60は、ハンガーパイプ30及び帽子掛け70の下側に配置される。ズボン掛け60は、複数本のズボン掛け棒600を有する。各ズボン掛け棒600は、その一端側が左側板204Lに形成された孔に挿入されて左側板204Lに固定される。ズボン掛け棒600は、金属製(アルミニウム製、スチール製等)である。或いは、用途や構成によっては、ズボン掛け棒600は、例えばプラスチック製(特にFRP製)等であってもよい。
図1に示すように、帽子掛け70は、収納ボックス本体20の左側板204Lの外面側に設けられる。帽子掛け70は、ハンガーパイプ30の下側及び帽子掛け70の上側に配置される。帽子掛け70は、複数本の帽子掛け棒700を有する。各帽子掛け棒700は、両端側が左側板204Lに形成された孔に挿入されて左側板204Lに固定される。これにより、例えば、帽子掛け棒700と左側板204Lの間に帽子の鍔を挿入することにより、帽子を掛けることが可能となる。帽子掛け棒700は、金属製(アルミニウム製、スチール製等)である。或いは、用途や構成によっては、帽子掛け棒700は、例えばプラスチック製(特にFRP製)等であってもよい。
本実施形態によれば、ハンガーパイプ30は、貫通孔212を介して左側板204L及び右側板204Rよりも外側に延在可能に配置される(図1)。これにより、収納ボックス本体20の内部のみならず、収納ボックス本体20の外部でも、衣装90をハンガーパイプ30に吊り下げることが可能となる。これにより、収納ボックス本体20の幅に対してより多くの衣装90を吊り下げることが可能となり、衣装90の整理効率を向上できる。換言すると、必要とされるハンガーパイプ30の長さに対して収納ボックス本体20の幅を短くすることが可能となり、収納ボックス本体20をコンパクト化できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
30…ハンガーパイプ 40…引き出し
50…収納ケース 60…ズボン掛け
70…帽子掛け 90…衣装(被収納物)
92…ハンガー 200…上板
202…底板 204L…左側板
204R…右側板
206A、206B、206C…補強板
208…背面開口部 212、212a…貫通孔
Claims (6)
- 少なくとも上板、底板、左側板及び右側板を外壁として含む収納ボックス本体と、被収納物を吊り下げるためのハンガーパイプとを有する収納ボックスであって、
前記左側板及び前記右側板の一方又は両方には、前記ハンガーパイプを貫通させる貫通孔が形成され、
前記ハンガーパイプは、前記貫通孔を介して前記左側板又は前記右側板よりも外側に延在可能に配置される
ことを特徴とする収納ボックス。 - 請求項1に記載の収納ボックスにおいて、
前記ハンガーパイプは、伸縮式であり、前記左側板又は前記右側板よりも外側において伸縮可能である
ことを特徴とする収納ボックス。 - 請求項1又は2に記載の収納ボックスにおいて、
前記収納ボックス本体の背面側には、補強板が設けられ、
前記収納ボックス本体の背面側は、前記補強板以外に背面開口部が形成され,
前記被収納物としての衣装がハンガーを介して前記ハンガーパイプに吊り下げられた際、前記衣装は、前記背面開口部を介して前記左側板及び右側板よりも背面側にはみ出る
ことを特徴とする収納ボックス。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の収納ボックスにおいて、
前記左側板及び前記右側板それぞれには、複数の前記貫通孔が前記収納ボックス本体の前後方向に並んで設けられる
ことを特徴とする収納ボックス。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の収納ボックスにおいて、
前記左側板及び前記右側板の一方又は両方の外面側には、ズボン掛け又は帽子掛けが設けられる
ことを特徴とする収納ボックス。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の収納ボックスにおいて、
前記収納ボックス本体内部の下側には、引き出しが配置され、
前記パイプハンガーの下側及び前記引き出しの上側には、収納ケースが配置される
ことを特徴とする収納ボックス。
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-
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- 2021-10-05 JP JP2021164367A patent/JP7487914B2/ja active Active
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