JP3354522B2 - クローゼット - Google Patents

クローゼット

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JP3354522B2
JP3354522B2 JP20965099A JP20965099A JP3354522B2 JP 3354522 B2 JP3354522 B2 JP 3354522B2 JP 20965099 A JP20965099 A JP 20965099A JP 20965099 A JP20965099 A JP 20965099A JP 3354522 B2 JP3354522 B2 JP 3354522B2
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誠 神原
利春 中島
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アトムリビンテック株式会社
コーダ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、収納スペースを
形成し、内部に水平方向を仕切る水平棚等の収納部材が
設置される押入れ等を含むクローゼットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クローゼットは、前後左右に立設
する複数の支柱に複数の横桟部材を取り付けてクローゼ
ット用立体枠を組み立て、このクローゼット用立体枠に
複数の水平棚やバスケット等の収納部材を多段状に取り
付けたり、あるいはハンガー吊下げ用バーを掛け渡して
取り付けたりしていた。そして、クローゼット内の収納
部材に衣類を載せたり、ハンガー吊下げ用バーに洋服を
吊り下げたりして収納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のクローゼットでは、クローゼット用立体枠を構
造材とする構成とするので、クローゼット用立体枠を構
成する横桟部材やこれを固定するネジ部品等が必要とな
り、部品点数が多くなるとともに組立工程数が多くなり
手間がかかる問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、クローゼット
用立体枠を要することなく組立ることができ、部品点数
および組立工程数を削減して安価なクローゼットを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
すべく、本発明にかかるクローゼットは、以下のような
手段を採用する。
【0006】すなわち、請求項1記載の発明は、外パイ
プに内パイプをスライド自在に挿入してなる伸縮パイプ
をそれぞれ平行に配列する棚板と、前記棚板の両端に交
差して取り付けされる対の支持部材と、前記棚板の長さ
方向の中間に掛けわたされる中間の支持部材と、前記対
の支持部材を壁面に取り付ける取付部材とから伸縮自在
棚が形成され、前記伸縮自在棚の前面に組付けされて垂
設される対の支柱と、この対の支柱の所望位置に組付け
されて支柱の内側の収納スペースを水平に仕切る収納部
材とから構成され、前記収納部材は、パイプ本体と、こ
のパイプ本体の両端の軸部の取付孔を備え支柱および壁
面にそれぞれ取付けられて前記パイプ本体を掛けわたす
対の受部材とから構成されるハンガーパイプであること
を特徴とする。
【0007】この手段によれば、取付部材により壁面に
伸縮自在棚を取り付けるとともに、伸縮自在棚の前面に
対の支柱を組み付けて垂設し、さらに対の支柱の所望位
置に収納部材を組み付けてクローゼットを組み立てる。
また、クローゼット内にはハンガーパイプが設置され、
洋服等を吊り下げ可能となる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項記載のク
ローゼットにおいて、前記取付孔は円形孔部とこの中心
を通って直径方向にのびる長孔部とから構成され、前記
軸部は基部の小径軸部と先部の大径軸部とから構成され
てなることを特徴とする。
【0009】この手段によれば、大径軸部を円形孔部に
入れてから小径軸部を長孔部に入れるとともに長孔部の
孔縁に大径軸部を係合してハンガーパイプを取り付け
る。
【0010】請求項3記載の発明は、外パイプに内パイ
プをスライド自在に挿入してなる伸縮パイプをそれぞれ
平行に配列する棚板と、前記棚板の両端に交差して取り
付けされる対の支持部材と、前記棚板の長さ方向の中間
に掛けわたされる中間の支持部材と、前記対の支持部材
を壁面に取り付ける取付部材とから伸縮自在棚が形成さ
れ、前記伸縮自在棚の前面に組付けされて垂設される対
の支柱と、この対の支柱の所望位置に組付けされて支柱
の内側の収納スペースを水平に仕切る収納部材とから構
成され、前記収納部材は、支柱と壁面にそれぞれ取り付
けられる連結部材を付設してなる水平棚であることを
徴とする。
【0011】この手段によれば、取付部材により壁面に
伸縮自在棚を取り付けるとともに、伸縮自在棚の前面に
対の支柱を組み付けて垂設し、さらに対の支柱の所望位
置に収納部材を組み付けてクローゼットを組み立てる。
また、支柱と壁面に連結部材を取り付けてクローゼット
内に水平棚を設置する。
【0012】請求項4記載の発明は、外パイプに内パイ
プをスライド自在に挿入してなる伸縮パイプをそれぞれ
平行に配列する棚板と、前記棚板の両端に交差して取り
付けされる対の支持部材と、前記棚板の長さ方向の中間
に掛けわたされる中間の支持部材と、前記対の支持部材
を壁面に取り付ける取付部材とから伸縮自在棚が形成さ
れ、前記伸縮自在棚の前面に組付けされて垂設される対
の支柱と、この対の支柱の所望位置に組付けされて支柱
の内側の収納スペースを水平に仕切る収納部材とから構
成され、前記収納部材は、前記対の支柱と壁面を連結す
る対のレール部材とこの対のレール部材に案内されて水
平方向に移動可能に取り付けされるバス ケット本体とか
ら構成されるバスケットであることを特徴とする。
【0013】この手段によれば、取付部材により壁面に
伸縮自在棚を取り付けるとともに、伸縮自在棚の前面に
対の支柱を組み付けて垂設し、さらに対の支柱の所望位
置に収納部材を組み付けてクローゼットを組み立てる。
対の支柱と壁面に連結したレール部材にバスケット本体
が取り付けると、バスケットが移動可能な状態でクロー
ゼット内に設置される
【0014】請求項5記載の発明は、上面および両側面
の断面形状を平面とし下面の断面形状をR形状とする外
パイプに略同形状の内パイプをスライド自在に挿入して
なる伸縮パイプをそれぞれ平行に配列して棚面を構成し
てなる棚板と、前記棚板の両端に交差して取り付けされ
る対の支持部材と、前記棚板の長さ方向の中間に掛けわ
たされる中間の支持部材と、前記対の支持部材を壁面に
取り付ける取付部材とから伸縮自在棚が形成され、前記
伸縮自在棚の前面に組付けされて垂設される対の支柱
と、この対の支柱の所望位置に組付けされて支柱の内側
の収納スペースを水平に仕切る収納部材とから構成され
ることを特徴とする。
【0015】この手段によれば、取付部材により壁面に
伸縮自在棚を取り付けるとともに、伸縮自在棚の前面に
対の支柱を組み付けて垂設し、さらに対の支柱の所望位
置に収納部材を組み付けてクローゼットを組み立てる。
また、伸縮パイプは上面および両側面で回り止めされる
とともに、外パイプと内パイプの接触、取付孔との接触
が面接触となり、ねじれ応力による変形が少なくなる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項記載のク
ローゼットにおいて、前記収納部材は、ハンガーパイ
プ、水平棚またはバスケットのいずれか一つ以上からな
ることを特徴とする。
【0017】この手段によれば、クローゼット内には、
洋服等の吊り下げが要求される収納物の他、載置される
収納物等各種の収納物が収納される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
に係るクローゼットの実施の形態について詳細に説明す
る。
【0019】図1〜図10は、前面を開口し、左右の壁
面および後面の壁面に囲まれた収納スペース(設置スペ
ース)にこの発明にかかるクローゼットを組み立てて設
置する一実施の形態を示すものである。
【0020】この実施の形態におけるクローゼットA
は、伸縮自在棚1と、前記伸縮自在棚1の前面に取り付
けられて垂設される対の支柱2,3と、対の支柱2,3
の所望位置に組み付けられて支柱2,3の内側の収納ス
ペースBを仕切る収納部材4,5,6とから概略構成さ
れる。
【0021】伸縮自在棚1は、外パイプ18に内パイプ
19をスライド自在に挿入してなる伸縮パイプ20をそ
れぞれ平行に配列して棚面を構成する棚板8と、前記棚
板8の両端に交差して取り付けされる対の支持部材1
0,11と、前記棚板1の長さ方向の中間に掛けわたさ
れて棚板8を補強する中間の支持部材12,13と、前
記対の支持部材10,11を壁面Cに取り付ける取付部
材14,15とから概略構成される。
【0022】すなわち、棚板8の棚面を構成する伸縮パ
イプ20は、図3,図4に示すように、外パイプ18に
内パイプ19をスライド自在に挿通するとともに当該外
パイプ18に設けたスペーサ22を介して抜け止めして
なる構成である。
【0023】外パイプ18は、アルミ合金の押出し材
で、上面18aおよび両側面18bの断面形状を平面状
とし、下面18cの断面形状をR形状とした内部中空の
長筒状である。また、外パイプ18の一端部には外径側
に係止片18eを切り起こし、他端部には内径側に係止
片18dを切り起こしてなる。また、外パイプ18の中
間部には、内径側に突起状のストッパ18fを設けてな
る。
【0024】前記外パイプ19の一端部には、スペーサ
22が設けられる。このスペーサ22は、ポリプロピレ
ン等合成樹脂製で、断面形状が前記外パイプ18と略同
形状の短い筒状につくられ、外パイプ18の端面を覆う
保護部22aと、外パイプ18の内径側に膨出する内壁
部22bとを有し、内壁部22bに受穴溝22cを設け
る。そして、受穴溝22cに前記外パイプ18の係止片
18dが係止され、雌雄係止によりスペーサ22の抜け
が防止される。
【0025】内パイプ19は、前記外パイプ18と同様
にアルミ合金の押出し材で、外パイプ18の断面形状と
略同形状につくられている。また、内パイプ18の一端
にはラッパ状にひらく拡径部19aを設け、他端部には
外径側に係止片19bを切り起こしてなる。
【0026】そして、外パイプ18に内パイプ19をス
ライド自在に挿通してなる伸縮パイプ20は、前記スペ
ーサ22により内パイプ19を一層円滑にかつ安定して
スライド可能とするとともに、内パイプ19の拡径部1
9aを前記ストッパ18fおよびスペーサ22に当接し
て伸縮パイプ20の伸縮を規制してなる。
【0027】前記棚板8の両端に交差して取り付けされ
る対の支持部材10,11は、ABS等樹脂製であり、
細長の中空プレート形状をなす。一方の支持部材10
は、図5に示すように、一側面に外パイプ18の断面形
状と略同形状の取付孔24を凹設してなるとともに、取
付孔24内に受穴溝24aを凹設してなる。図中符号1
0aはリブである。他方の支持部材11は、図6に示す
ように、一側面に内パイプ19の断面形状と略同形状の
取付孔25を凹設してなるとともに、取付孔25内に受
穴溝25aを凹設してなる。図中符号11aはリブであ
る。そして、図3に示すように、取付孔24に外パイプ
18の一端を嵌合して棚板8の一端に一方の支持部材1
0が取り付けされるとともに、受穴溝24aに係止片1
8eが係止して雌雄係止により外パイプ18が抜け止め
される。これと同様に、取付孔25に内パイプ19の一
端を嵌合して棚板8の他端に他方の支持部材11が取り
付けされるとともに、受穴溝25aに係止片19bを係
止して内パイプ19が抜け止めされる。
【0028】棚板8の長さ方向の中間に掛けわたされて
棚板8を補強する中間の支持部材12,13は、図7に
示すように、前記支持部材10,11と略同形状の細長
の中空プレート形状である。この中間の支持部材12,
13は、一側面から他側面に貫通する貫通孔26を備え
る。図中符号12aはリブである。そして、貫通孔26
に伸縮パイプ20の外パイプ18を貫通することにより
棚板8の長さ方向の中間に掛けわたされて棚板8を補強
してなる。なお、この中間の支持部材12,13は、外
パイプ18に対して移動可能に設ける構成としてよい
し、固定する構成としてもよい
【0029】前記対の支持部材10,11を壁面Cに取
り付ける取付部材14,15は、金属製で、図8に示す
ように、壁面Cに取付けられる垂直座面14aとこの垂
直座面14aから略L字形に曲げられて支持部材10,
11を保持する水平片14bとから形成される。水平片
14bには前後方向への長孔14cが形成され、自由端
側には脱落防止片14dが立設されてなる。
【0030】上述したことから明らかなように、伸縮パ
イプ20はスペーサ22と支持部材10,11との間で
雌雄係止されて取付けされ、簡単に、ワンタッチ式に伸
縮自在棚Aを組み立てることができる。
【0031】次に、前記伸縮自在棚Aの前面側に取り付
けられて垂設される対の支柱2,3は、断面略四角形状
に形成され、上端および下端にそれぞれキャップ29,
30を嵌挿してなるとともに、下端のキャップ30にア
ジャスター31を取り付けてなる。
【0032】対の支柱2,3の所望位置に組み付けられ
る収納部材4,5,6は、ハンガーパイプ4、水平棚5
またはバスケット6のいずれか一つ以上から構成され
る。
【0033】前記ハンガーパイプ4は、図1、図9に示
すように、パイプ本体33と、このパイプ本体33の両
端の軸部34の取付孔37を備え支柱2,3および壁面
Cにそれぞれ取付けられて前記パイプ本体33を掛けわ
たす対の受部材35,36とから構成される。
【0034】パイプ本体33は、一本物や伸縮自在のも
のが適宜用いられ、両端に軸部34を備える。軸部34
は、基部の小径軸部34aと先部の大径軸部34bとか
ら構成される。
【0035】一方、受部材35,36は、縦長な金属小
片状で、図9に示すように、一端部に軸部34の取付孔
37を設けるとともに他端部にネジ孔38等が設けてな
る。前記取付孔37は、円形孔部37aとこの中心を通
って直径方向にのびる長孔部37bとから構成されてな
る。
【0036】前記水平棚5は、図1に示すように、一本
物のパイプを平行に配列して棚面を構成する棚板8と、
棚板8の両端に交差して取り付けされる対の支持部材1
0とから概略構成される。棚板8のパイプは、上述した
外パイプ18または内パイプ19と同一構成なので、こ
こでは外パイプ18の符号を付して説明を省略する。ま
た、対の支持部材10は、上述した一方の支持部材また
は他方の支持部材と同一構成なので、ここでは外パイプ
18に対応する支持部材10の符号を付して説明を省略
する。そして、この水平棚5は、支柱2,3や壁面Cに
取り付けられる連結部材39を付設してなる。連結部材
39は、断面L形状の金属小片で、左右両側に脱落防止
片を有してなる。
【0037】前記バスケット6は、図10にも示すよう
に、前記対の支柱2,3と壁面Cを連結する対のレール
部材41とこの対のレール部材41に案内されて水平方
向に移動可能に取り付けされるバスケット本体70とか
ら概略構成される。
【0038】バスケット本体70は、ワイヤからなるか
ご状容器であって、各種大きさのバスケットを用意する
ことができる。
【0039】各レール部材41は、前後に対のホルダ4
2と、ホルダ42間に掛けわたされた上下2本のロッド
43と、ロッド43間に形成されるレール溝44とから
概略構成される。なお、ホルダ42は、支柱2,3や壁
面Cにネジ等で取り付けられる連結部材45,46を一
体に備えてなる。
【0040】続いて、上述したごとく構成された伸縮自
在棚A、支柱2.3、収納部材4,5,6の組み付けに
ついて概略説明する。なお、本発明において、以下に述
べる組付手順は必ずしもこれに限るものでないことは勿
論である。
【0041】先ず、設置スペースBの左右の壁面Cに伸
縮自在棚Aに備える取付部材14,15がネジ付け等に
より取り付けられる。
【0042】取付部材14,15の取付後、伸縮自在棚
Aの長さをスライド調整しながら両端の各支持部材1
0,11を取付部材14,15の水平片14bに載せ、
ネジで固着される。このとき、長孔14cの範囲内で支
持部材10,11を移動して取付位置を適宜調整するこ
とができる。
【0043】それから、取付金具49を使用して支柱
2,3の上端部と前記中間の支持部材12,13の各一
端を結合することにより前記伸縮自在棚Aの前面に対の
支柱2,3が組み付けられて垂設される。
【0044】また、支柱2,3および壁面Cに受部材3
5,36が取り付けられ、左右一対の受部材34,35
間にパイプ本体33が掛けわたされる。パイプ本体33
は、軸部34の大径軸部34bを受部材35の円形孔部
37aに入れてから小径軸部34aを長孔部37bに移
動するとともに長孔部37bの孔縁に大径軸部34bを
係合し、接着剤等で固着する。
【0045】また、支柱2,3および壁面Cに連結部材
39が取り付けられ、この連結部材を介して前記棚板8
が取り付けられて水平棚5が設置される。
【0046】また、支柱2,3および壁面Cにレール部
材41の両端が取り付けられる。そして、レール溝44
にバスケット本体70をスライド自在に挿入する。
【0047】しかして、図2に示すように、左右の壁面
Cおよび後面の壁面に囲まれた収納スペース(設置スペ
ース)Bに、伸縮自在棚1と、伸縮自在棚1の前面側に
取り付けられて垂設される対の支柱2,3と、対の支柱
2,3の所望位置に組み付けられて支柱2,3の内側の
収納スペースを仕切る収納部材4,5,6とでクローゼ
ットが組み立てることができる。よって、従来のような
4方枠に組んだフレーム枠材が必要なくなる。
【0048】なお、図1において符号52は、伸縮自在
棚1の中間の取付部材で、設置スペースBの後面の壁面
Cと前記中間の支持部材12,13とに取り付けられ
る。これにより、クローゼットAを一層堅牢に組み立て
ることができる。
【0049】前記中間の取付部材52は、図11に示す
ような構成とすることができる。この中間の取付部材5
5は、側面視略直角三角形状の金属板で、隣接する二辺
を一側へ折り曲げて取付片55a,55bを設けるとと
もに、掛止孔55cにU字状の吊具56を取り付けな
る。そして、一方の取付片55aを中間の取付部材1
2,13の下面にネジ止めし、他方の取付片55bを壁
面Cにネジ止めする。このような構成にすると、クロー
ゼットAを一層堅牢に組み立てることができるし、ハン
ガーパイプ4の長さが長い場合には長さ中間を吊具56
で支持してパイプ33本体の撓みを防止することができ
る。
【0050】また、上述した図示実施形態では、対の支
柱2,3は、伸縮自在棚1の中間の支持部材12,13
だけに組み付けて伸縮自在棚1の前面に垂設した。しか
し、この発明では、図示しないがこれに限るものでな
く、伸縮自在棚1の対の支持部材10,11も使用して
組み付けて伸縮自在棚1の前面に垂設する構成とするこ
とができる。
【0051】また、上述したように伸縮自在棚1の中間
の支持部材12,13を外パイプ18に対して移動可能
に設ける構成とすると、中間の支持部材12,13の移
動に合わせて支柱2,3の間隔を調整することができ、
各種大きさの収納部材4,5,6を使用することができ
る。
【0052】また、上述した図示実施形態では、支柱
1,2は対とした。しかし、この発明では、たとえばク
ローゼットの前面開口0.5間〜1.5間で支柱1本、
2間で支柱2本を設置する目安とすることができる。
【0053】また、上述した図示実施形態では、伸縮自
在棚1に備える支持部材10,11とハンガーパイプ4
の受部材35を別体で構成した。しかし、この発明で
は、前記支持部材10,11と受部材35とを一体の構
成とすることができる。
【0054】また、本発明のクローゼットAは、図示さ
れた実施の形態に限るものでなく、図示しないが、たと
えば長さの異なる各種伸縮自在棚を用いたり、中間の支
持部材の本数を増減したり、収納部材の数を増減したり
して種々の形態とすることができる。
【0055】
【発明の効果】以上のことから、本発明のクローゼット
は、取付部材により壁面に伸縮自在棚を取り付けるとと
もに、伸縮自在棚の前面に対の支柱を組み付けて垂設
し、さらに対の支柱の所望位置に収納部材を組み付けて
クローゼットを組み立てることができるので、従来のよ
うな4方枠に組んだフレーム枠材の構造材が必要なくな
り、簡単な構成となし、部品点数を削減して安価なクロ
ーゼットを提供することができる。
【0056】また、請求項1の発明では、クローゼット
内にはハンガーパイプが設置され、洋服等を吊り下げる
ことができる。
【0057】また、請求項2記載の発明では、ハンガー
パイプを受部材に簡単容易に取り付けことができる。
【0058】また、請求項3記載の発明では、支柱と壁
面に連結部材を取り付けてクローゼット内に水平棚を設
置することができる。さらに、クローゼット内には水平
棚に載置される収納物等各種の収納物を収納することが
できる。
【0059】また、請求項4記載の発明では、バスケッ
トが移動可能な状態でクローゼット内に設置することが
できる。さらに、クローゼット内にはバスケットに載置
される収納物等各種の収納物を収納することができる。
【0060】また、請求項5記載の発明では、伸縮自在
棚は、伸縮パイプが回り止めされるので棚面の収納物を
安定して載置することができるし、外パイプと内パイプ
の接触、取付孔との接触が面接触となるので、ねじれ応
力による変形が少なくなり、耐久使用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかるクローゼットの一実施
の形態を示す全体の分解斜視図である。
【図2】図2は、組み付けた状態を示すクローゼットの
正面図である。
【図3】図3は、伸縮自在棚の長手方向の断面略図であ
る。
【図4】図4は、伸縮パイプの分解斜視図である。
【図5】図5は、一方の支持部材の正面図である。
【図6】図6は、他方の支持部材の正面図である。
【図7】図7は、中間の支持部材の正面図である。
【図8】図8は、取付部材の一部の拡大斜視図である。
【図9】図9は、収納部材であるハンガーパイプと受部
材の一部の組み付け状態を示す分解斜視図である。
【図10】図10は、収納部材であるバスケットと支柱
との一部の分解斜視図である。
【図11】図11は、中間の取付部材の他の実施例の斜
視図である。
【符号の説明】
1 伸縮自在棚 2,3 支柱 4,5,6 収納部材 8 棚板 10,11 支持部材 12,13 中間の支持部材 14,15 取付部材 18 外パイプ 19 内パイプ 20 伸縮パイプ 33 パイプ本体 34 軸部 34a 小径軸部 34b 大径軸部 35,36 受部材 37 取付孔 37a 円形孔部 37b 長孔部 39 連結部材 41 レール部材 70 バスケット本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸田 憲雄 新潟県西蒲原郡吉田町下中野1594番地3 コーダ工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−129540(JP,U) 特許2736742(JP,B2) 特許2634887(JP,B2) 実公 昭59−40832(JP,Y2) 実公 昭43−8517(JP,Y1) 実公 平6−35051(JP,Y2) 実公 平1−20923(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 96/00 - 96/14 A47B 45/00 A47B 61/00 - 61/02 E04F 19/08 102

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外パイプに内パイプをスライド自在に挿
    入してなる伸縮パイプをそれぞれ平行に配列する棚板
    と、前記棚板の両端に交差して取り付けされる対の支持
    部材と、前記棚板の長さ方向の中間に掛けわたされる中
    間の支持部材と、前記対の支持部材を壁面に取り付ける
    取付部材とから伸縮自在棚が形成され、前記伸縮自在棚
    の前面に組付けされて垂設される対の支柱と、この対の
    支柱の所望位置に組付けされて支柱の内側の収納スペー
    スを水平に仕切る収納部材とから構成され、前記収納部
    材は、パイプ本体と、このパイプ本体の両端の軸部の取
    付孔を備え支柱および壁面にそれぞれ取付けられて前記
    パイプ本体を掛けわたす対の受部材とから構成されるハ
    ンガーパイプであることを特徴とするクローゼット。
  2. 【請求項2】 前記取付孔は円形孔部とこの中心を通っ
    て直径方向にのびる長孔部とから構成され、前記軸部は
    基部の小径軸部と先部の大径軸部とから構成されてなる
    ことを特徴とする請求項記載のクローゼット。
  3. 【請求項3】 外パイプに内パイプをスライド自在に挿
    入してなる伸縮パイプをそれぞれ平行に配列する棚板
    と、前記棚板の両端に交差して取り付けされる対の支持
    部材と、前記棚板の長さ方向の中間に掛けわたされる中
    間の支持部材と、前記対の支持部材を壁面に取り付ける
    取付部材とから伸縮自在棚が形成され、前記伸縮自在棚
    の前面に組付けされて垂設される対の支柱と、この対の
    支柱の所望位置に組付けされて支柱の内側の収納スペー
    スを水平に仕切る収納部材とから構成され、前記収納部
    材は、支柱と壁面にそれぞれ取り付けられる連結部材を
    付設してなる水平棚であることを特徴とするクローゼッ
    ト。
  4. 【請求項4】 外パイプに内パイプをスライド自在に挿
    入してなる伸縮パイプをそれぞれ平行に配列する棚板
    と、前記棚板の両端に交差して取り付けされる対の支持
    部材と、前記棚板の長さ方向の中間に掛けわたされる中
    間の支持部材と、前記対の支持部材を壁面に取り付ける
    取付部材とから伸縮自在棚が形成され、前記伸縮自在棚
    の前面に組付けされて垂設される対の支柱と、この対の
    支柱の所望位置に組付けされて支柱の内側の収納スペー
    スを水平に仕切る収納部材とから構成され、前記収納部
    材は、前記対の支柱と壁面を連結する対のレール部材と
    この対のレール部材に案内されて水平方向に移動可能に
    取り付けされるバスケット本体とから構成されるバスケ
    ットであることを特徴とするクローゼット。
  5. 【請求項5】 上面および両側面の断面形状を平面とし
    下面の断面形状をR形状とする外パイプに略同形状の内
    パイプをスライド自在に挿入してなる伸縮パイプをそれ
    ぞれ平行に配列して棚面を構成してなる棚板と、前記棚
    板の両端に交差して取り付けされる対の支持部材と、前
    記棚板の長さ方向の中間に掛けわたされる中間の支持部
    材と、前記対の支持部材を壁面に取り付ける取付部材と
    から伸縮自在棚が形成され、前記伸縮自在棚の前面に組
    付けされて垂設される対の支柱と、この対の支柱の所望
    位置に組付けされて支柱の内側の収納スペースを水平に
    仕切る収納部材とから構成されることを特徴とするクロ
    ーゼット。
  6. 【請求項6】 前記収納部材は、ハンガーパイプ、水平
    棚またはバスケットのいずれか一つ以上からなることを
    特徴とする請求項記載のクローゼット。
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