JP2013188403A - 収納ラック - Google Patents

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Hideki Asada
秀樹 浅田
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Abstract

【課題】利用者の希望に応じて、収納棚を、洗剤などの物品を好適に載置して収納できる状態と、前記バスケットを衣類の取り出しが容易な状態で載置して収納できる状態とに変更自在とした収納ラックを提供すること。
【解決手段】左右の縦支柱と、該左右の縦支柱間に差し渡されて取り付けられる棚部材とを備え、前記左右の縦支柱は、それぞれ前後2本の支柱部材からなり、前記棚部材は、水平状態又は任意の角度に前傾させた状態に変更自在とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、様々な物品を収納する収納ラックに関するものであり、より詳しくは、例えば洗濯機の上部空間など、室内の上部空間に収納部を形成して物品を収納できるようにした収納ラックに関するものである。
一般に、家庭用洗濯機の高さ寸法は1m前後位のものであり、洗濯機の上方空間はいわゆるデッドスペースになりがちである。そのため、従来から、洗濯機の周囲に支柱を立設し、当該支柱に棚部材を取り付けて、洗濯機の上方空間に物品の収納スペースを形成した収納ラックが広く利用されている(例えば、下記特許文献1)。このような収納ラックを利用すれば、洗濯機周りで使用する洗剤や柔軟剤、その他小物などの物品を収納することができる。
実開平3−64523号公報 実用新案登録第3028037号公報 実用新案登録第3086658号公報
一方、洗濯機及び上記収納ラックは、浴室前や洗面台の近くに設置されることが多く、洗濯機の傍に、入浴の際に脱衣した衣類を一時的に入れるためのバスケット(いわゆる脱衣かご)を置いておくことがよくある。このバスケットは、浴室の入口付近ないし洗濯機周りの床面に置かれている場合が多く、このバスケットが浴室の入口付近や洗濯機周りのスペースの一部を占拠してしまって、浴室前の通路(廊下)の通行の邪魔になるという問題があった。
なお、このバスケットは、上記従来の収納ラックに形成された収納スペース(収納棚)に載置しておくことも可能なものである。しかしながら、通常この種のバスケットは上方に開口し且つ様々な衣類を一度に収容可能なようにある程度の深さ寸法を有するものであって、これを洗濯機の上方に位置する収納棚の上に載置した場合、衣類の出し入れをしづらい、という問題があった。
本発明は、上記のような問題点を克服するためになされたものであり、利用者の希望に応じて、収納棚を、洗剤などの物品を好適に載置して収納できる状態と、前記バスケットを衣類の取り出しが容易な状態で載置して収納できる状態とに変更自在とした収納ラックを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る収納ラックは、左右の縦支柱と、該左右の縦支柱間に差し渡されて取り付けられる棚部材とを備え、前記左右の縦支柱は、それぞれ前後2本の支柱部材からなり、前記棚部材は、水平状態又は任意の角度に前傾させた状態に変更自在となされたことを特徴とする。
本発明に係る収納ラックによれば、洗剤、柔軟剤、その他小物等の物品を載置して収納するだけであれば、棚部材を水平状態として、その上に物品を収納するようにすればよく、また、脱衣した衣類を入れるバスケットを収納するときには、棚部材を任意の角度に前傾させ、衣類の出し入れを容易なものとすることができる。
本発明に係る収納ラックにおいて、棚部材は、左右の前側の支柱部材間に差し渡された横桟部材と左右の後側の支柱部材間に差し渡された横桟部材との上に載置されるようにして設けられるようにすることもできる。
また、本発明に係る収納ラックにおいて、左右の前側の支柱部材間に差し渡された横桟部材又は左右の後側の支柱部材間に差し渡された横桟部材の少なくともいずれか一方が、任意の高さ位置に移動可能となされ、これにより、棚部材が水平状態又は任意の角度に前傾させた状態に変更自在となされるようにしてもよい。
以上のとおり、本発明に係る収納ラックによれば、棚部材が水平状態又は任意の角度に前傾させた状態に変更自在となされているので、洗剤や柔軟剤、その他小物等の物品を載置して収納するときには、棚部材を水平状態として、その上に物品を収納するようにすることができ、また、脱衣した衣類を入れるバスケットを載置して収納するときには、棚部材を任意の角度に前傾させ、衣類の出し入れを容易なものとすることができる。それゆえ、利用者のニーズに応じて、洗濯機周りや浴室前の限られたスペースを有効に利用することが可能となる。
本発明に係る収納ラックの一実施形態を示す斜視図であり、当該収納ラックの使用状態図である。 図1に示した収納ラックの斜視図である。 図2に示した収納ラックの棚部材の配置を変えた状態を示す斜視図である。 図2に示した収納ラックの棚部材を示す斜視図である。 図2に示した収納ラックの正面図である。 図2に示した収納ラックの(a)は左側面図、(b)は右側面図である。 (a)は図6におけるXの範囲の拡大図であって、手前の縦支柱を除いた説明図、(b)は同じく図6におけるYの範囲の拡大図であって、手前の縦支柱を除いた説明図である。 図2に示した収納ラックの背面図である。 図2に示した収納ラックの(a)は平面図、(b)は底面図である。 図3に示した収納ラックの正面図である。 図3に示した収納ラックの背面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜11は、本発明に係る収納ラック1の一実施形態を示すものであり、図1は、タオルTやバスケット(脱衣かご)Bなどを収納した使用状態を示す斜視図である。この図1に示すように、本実施形態における収納ラック1は、洗濯機設置場所に設置されるものであって、洗濯機Wの左右にそれぞれ縦支柱2を立設すると共に、当該支柱2、2間に棚部材を差し渡すようにして、これにより洗濯機Wの上方空間に収納棚部3、4を形成しているものである。
図1に示した使用状態における収納ラック1では、上下に2段の収納棚部3、4が形成され、上段の収納棚部3には複数のタオルTが、下段の収納棚部4には脱衣した衣類などを入れるバスケットBが載置されている。また、左右の側面には複数のフック部36、66が設けられ、当該フック部36、66にブラシCやカゴKなどの小物が吊るされている。更に、縦支柱2の上端部から前方に突出して設けられた物掛け部5には、衣類Sを掛けたハンガーHが吊るされている。このように、本実施形態における収納ラック1は、洗濯機周りで必要な様々な物品を好適に収納することが可能なものである。
図2は、図1における収納ラック1のみを示した図である。図1及び図2に示すように、この実施形態における収納ラック1は、左右に縦支柱2を備えている。左右の縦支柱2は、いずれも前側の支柱部材21と、当該前側の支柱部材21の後方に所定間隔を空けて配された後側の支柱部材22とを備えている。後側の支柱部材22は、その下端部が床面に設置されるようにして立設される。一方、前側の支柱部材21は、その下端部においてジョイント部材81を介して略倒「L」字状の前脚部23に接続されており(図6を更に参照)、当該前脚部23を介して後側の支柱部材22に接続され、また床面に接地するようになされている(より詳しくは、前側支柱部材21の下端部はジョイント部材81を介して前脚部23の中間部に接続され、前脚部23は、その一端部が後側の支柱部材22に接続されると共に、他端部が床面に接地するようになされている)。
更に、前側の支柱部材21と後側の支柱部材22とは、それぞれの中間高さにおいて中間連結具6によって互いに連結され、また、それぞれの上端部近傍において、後述する上段の収納棚部3の側端部材31によって互いに連結されている。以上の構成により、前側の支柱部材21と後側の支柱部材22とが、歪みなく略平行に配されてしっかりと接続される。
また、前側の支柱部材21と後側の支柱部材22とは、それぞれ伸縮自在となされ、高さ調節が可能なものである。各支柱部材21、22は、ステンレス材で表面を被覆したスチール製の管状部材で形成された下側支柱部材211、221と、同じくステンレス材で表面を被覆したスチール製の管状部材で形成され、下側支柱部材211、221の内径よりも僅かに小さい外径を有する上側支柱部材212、222とからなる。この上側支柱部材212、222を下側支柱部材211、221内に挿入すると共に任意の位置で互いにネジ留めして固定可能することにより、各支柱部材21、22が形成され、いずれも高さ調節が可能なものとなされている。
この点をより詳細に説明すると、この実施形態においては、前側の下側支柱部材211の上端部と後側の下側支柱部材221の上端部とが、中間連結具6によって連結されている。この中間連結具6は、合成樹脂材料で成形されたものであって、前側の支柱部材21および後側の支柱部材22をそれぞれ挿通可能な挿通孔61、62が形成されており(図3参照)、前側の下側支柱部材211及び後側の下側支柱部材221の上端部に嵌着されている。これによって、中間連結具6は、前側の下側支柱部材211の上端部と後側の下側支柱部材221の上端部との間に略水平に差し渡されるようにして取り付けられている。そして、上側の支柱部材212、222は、それぞれ中間連結具6に形成された挿通孔61、62及び下側支柱部材211、221内に挿入され、任意の高さ位置まで挿入された状態で下側の支柱部材211、221に対してネジ部材63でネジ留めされ、こうして支柱部材21、22の高さ寸法を任意に調節可能としている。
尚、中間連結具6の側壁面には、複数のフック部66が設けられており、このフック部66に様々な物品を吊るして収納することができる。
また、後側の支柱部材22の下端面、及び前脚部23の下端面(前端における床面への接地面)には、それぞれ高さを調節可能とするアジャスター25が設けられており(図2参照)、これにより各支柱部材21、22が鉛直に安定して立設される。
尚、上記各支柱部材21、22は、この実施形態においては、ステンレス材で表面を被覆したスチール製の管状部材としているが、これに限られない。ステンレス製であってもよいし、表面を合成樹脂材料で被覆した鋼管を用いてもよく、あるいはそれら以外の任意の材料を適宜選択して用いるようにしてもよい。また、形状においても、この実施形態においては円筒形状としているが、これに限られるものではなく、例えば断面形状が四角形の角筒としてもよいし、それ以外の任意の形状としてもよい。
縦支柱2の上端部近くには、左右の縦支柱2、2間に差し渡すようにして上段の収納棚部3が設けられている。この上段収納棚部3は、左右の側端部材31と、該側端部材31、31間に差し渡して設けられた複数の棚パイプ部材32とにより構成されている。この側端部材31は合成樹脂材料によって成形されたものであって前後方向に長く、また上下方向に貫通して前後の支柱部材212、222を挿通可能な支柱嵌挿孔311、312が形成されている(図2参照)。また、当該側端部材31の内側側壁面には、棚パイプ部材32の端部を嵌入可能なパイプ嵌入孔313が形成されている(図3参照)。複数の棚パイプ部材32の両端部をそれぞれ左右2つの側端部材31のパイプ嵌入孔313に嵌入して固定すると、当該複数の棚パイプ部材32は収納ラック1の前後方向に所定間隔を空けて平行に配されることとなり、複数の棚パイプ部材32の上面にタオルその他の物品を載置可能な上段収納棚部3が形成される。当該上段収納棚部3は、その支柱嵌挿孔311、312に支柱部材212、222を挿通させた上で、任意の高さ位置においてネジ部材35でネジ留めされることにより支柱部材212、222に固定される。尚、側端部材31の側壁面には、複数のフック部36が設けられており(図3参照)、当該フック部36に様々な物品を吊るして収納することが可能である。
上段収納棚部3の各棚パイプ部材32は、いずれも伸縮自在となされている。この実施形態においては、棚パイプ部材32は、ステンレス製の管状部材で形成され、図2に示すように、やや外径の大きい外パイプ部材321と、外パイプ部材321の内径よりも僅かに小さい外径を有する内パイプ部材322とからなるものであって、内パイプ部材322が外パイプ部材内321に摺動自在に挿入されて、これにより伸縮自在となされている。
左右の前側の支柱部材21には、その上端部から上方へ延び、更に中間部で屈曲してそこから斜め前方へ延びる一対のアーム部51、51と、当該左右のアーム部51、51の先端部近傍同士を接続する第一の物掛け杆52と、左右のアーム部51、51の中間部同士を接続する第二の物掛け杆53とを備えた物掛け部5が設けられている(図2参照)。この物掛け部5は、支柱部材21、22と同様、ステンレス材で表面を被覆したスチール製パイプ部材により形成され、前側の支柱部材21の上端部に対して着脱自在となされている。この物掛け部5を備えることにより、例えば図1に示すように、洗濯機Wで洗濯した衣類SをハンガーHに掛け、これを物掛け部5に一時的に吊るしておくことができる。あるいは、例えば、この物掛け部5にカーテンを吊るすようにすると、収納棚部3、4を覆う目隠しになる。
尚、当該物掛け部5の第一の物掛け杆52及び第二の物掛け杆53は、いずれも上述した上段収納棚部3の各棚パイプ部材32と同様、伸縮自在となされている。
次に、下段の収納棚部4について説明する。下段の収納棚部4は、図2及び図3に示すように、左右の支柱部材間に差し渡された前後2本の横桟部材41、42と、当該2本の横桟部材41、42に載置されるようにして配された棚部材7とにより形成される。各横桟部材41、42は、ステンレス材で表面を被覆したスチール製管状部材からなり、両端部に固着された可動ジョイント部材43を介し支柱部材21、22に取り付けられている。また、横桟部材41、42は、いずれも上述した上段収納棚部3の各棚パイプ部材32と同様、伸縮自在となされている。
図2、図3等に示すように、前側の横桟部材41は前側の支柱部材21、21(212、212)間に差し渡され、後側の横桟部材42は後側の支柱部材22、22(222、222)間に差し渡されている。可動ジョイント部材43は、合成樹脂材料で成形されたものであって、上下方向に開口して支柱部材212、222を挿通させることが可能な円柱形状の支柱挿通孔431が形成されている。また、可動ジョイント部材43の外側の周側壁面には、周側壁面から支柱挿通孔431内へ貫通し、ネジ部材44を螺合可能なネジ孔(図示せず)が形成されている。
以上の構成により、横桟部材41、42を左右の支柱部材間に差し渡すようにして、可動ジョイント部材43内に支柱部材212、222を挿通させ、横桟部材41、42を所望の高さに保持した状態で、可動ジョイント部材43のネジ孔にネジ部材44を螺合して、横桟部材41及び横桟部材42をそれぞれ支柱部材21(212)及び支柱部材22(222)に対して固定することができる。このとき、前側の横桟部材41及び後側の横桟部材42は、それぞれ別個独立して任意の高さ位置に固定することが可能である。図1、図2、図5〜6及び図8に示した実施形態では、前側の横桟部材41と比べ、後側の横桟部材42の方が高い位置に保持されて固定されているが、図3及び図10〜11に示すように、前側の横桟部材41及び後側の横桟部材42を同じ高さ位置に固定することもできる。
上述のようにして固定された2本の横桟部材41、42上に棚部材7が載置されて配され、図1〜図3に示すように、下段収納棚部4が形成される。図1及び図2に示した状態のときは、上述したように前側の横桟部材41よりも後側の横桟部材42の方が高い位置に保持されて固定されているため、棚部材7はその上面が前傾した状態で配されている。一方、図3では、前側の横桟部材41及び後側の横桟部材42が同じ高さ位置に固定されており、それゆえ棚部材7はその上面が略水平状態となるように配される。
この実施形態における棚部材7は、図4の斜視図に示したものであり、金属製の線材の表面を合成樹脂材料で被覆した線材を縦横に交差させて形成した平面視略矩形状のメッシュ状の載置棚部71を備えている。このメッシュ状の載置棚部71の前端部及び側端部の一部には、当該前端部及び側端部から上方へ立ち上がる周縁壁部72が形成されており、これによって当該メッシュ状の載置棚部71の上に載置した物品が容易に収納ラックの前方又は側方へ落ちることがないようになされている。
また、載置棚部71の下面かつ前端部寄りの位置には、2つの滑動規制片73が下方へ突設されている。この2つの滑動規制片73は、収納ラック1の前後方向に所定間隔を空けて、左右方向に平行して延びるように設けられている。この実施形態における各滑動規制片73は、メッシュ状の載置棚部71と同様、合成樹脂材料で被覆した金属製の線材により形成されており、図5に示すように、正面視で矩形上に下方へ突出した突出片となされている。また、2つの滑動規制片73は、図7(a)に示すように、その側面視において下方に開放した「コ」字状となされている。
以上のような構成を備えることで、棚部材7を横桟部材41、42上に載置するときには、図6(b)及び図7(a)に示すように2つの滑動規制片73の間に横桟部材41が配されるようにして載置すると、当該2つの滑動規制片43により、棚部材7の前後方向の動きが規制される。それゆえ、棚部材7が図2に示すように前傾して配される場合でも、棚部材7が前方へ滑り落ちることがない。
この2つの滑動規制片73の間の間隔は、前側の横桟部材41の外径とほぼ同じか、それよりも大きい寸法であればよい。すなわち、これを横桟部材41の外径とほぼ同じとし、棚部材7を横桟部材41上に載置した際に2つの滑動規制片73が横桟部材41を前後方向から挟持するようにして、棚部材7が収納ラック1の前後方向に全く動かないようにしてもよいし、あるいは2つの滑動規制片73の間の間隔を横桟部材41の外径よりも大きくして、棚部材7を横桟部材41上に載置した際に、棚部材7が前後方向に多少動くことができるようにしてもよい。
また、棚部材7の後側端部には、棚部材7の後端部側が上方に跳ね上がって横桟部材42から落ちることがないように、抜け止め手段が備えられている。当該抜け止め手段は、図2〜4及び図7(b)等に示すように、棚部材7の後端部近傍から後方かつ下方へ、かつ側面視略半円弧を描くようにして延び、更にその先端部が前方方向に直線的に延びて、側面視略倒「U」字状に突設された抜け止め部75を備えるものである。
この抜け止め部(「U」字状部)75は、図10及び図11の側面図に示した状態、すなわち棚部材7の上面が水平となるように配された状態においては、「U」字の内側の底部と後側の横桟部材42との間に隙間が生じるようになされており、その分だけ「U」字状部(U字の底部)75が後方へ突出するようになされている。この点、図2に示すように棚部材7を前傾した状態とする場合は、棚部材7を水平状態とした場合よりも、前側の横桟部材41と後側の横桟部材42との間の距離が長くなる。そのため、棚部材7を水平状態とする場合はもちろん、所定角度まで前傾させた場合でも抜け止め部75の「U」字状部内に後側の横桟部材42が配されるよう、「U」字状部の後端部を後方へ長く延ばしている(図7(b)参照)。これによって、棚部材7を水平状態にした場合でも、或いは前傾状態にした場合でも、後側の横桟部材42がU字状部75内に配されるので、何かの弾みで棚部材7の後端部側が上方に跳ね上がって横桟部材42から脱落するという恐れがないものとなっている。
尚、上述した滑動規制片73及び抜け止め手段75は、上記の形態、形状に限られない。同様の機能を果たす範囲であれば、その形態や形状を任意に変更できるものである。また、載置棚部71は上記したメッシュ棚状のものに限られない。例えば板材で形成されてもよく、合成樹脂製のトレイなどであってもよい。
以上のような構成により、下側の棚部材7を、図1、図2に示したような前傾状態、あるいは図3に示したような水平状態に設けることができる。そうして、棚部材7を前傾状態とすれば、図1に示すように、脱衣した衣類を一時的に入れておくためのバスケット(脱衣かご)Bを前方へ傾いた状態で棚部材7上に載置して保持することができる。その場合、バスケットBの上方開口部が前方に傾いた状態となるので、衣類の出し入れが非常に容易となる。また、図3に示したような水平状態とすれば、上段の収納棚部3と同様に、下段の収納棚部4にもタオルや洗剤、その他洗濯機周りで必要な小物などを載置して収納することができる。
尚、上述したとおり、棚部材7を支持する横桟部材41、42は、いずれも支柱部材21、22に対してネジ留めされたものであって、必要に応じてその高さ位置を変更することができ、また、前側の横桟部材41と後側の横桟部材42はそれぞれ別個独立して高さ位置を変更できるので、棚部材7の前傾角度を所望の角度に調節することが可能である。したがって、洗濯機Wの高さ寸法に応じて、あるいは下側の収納棚部4に載置して収納する物品の大きさに応じて、収納棚部4の高さ位置を変更可能である。また、下側収納棚部4に載置するバスケットの大きさや形状に応じて、或いはこれを使用する人の背の高さなどに応じて棚部材7の前傾角度を調節することができる。
さらに、この実施形態においては、左右の後側の下側支柱部材211、221間には、筋交い杆9が正面視で斜めに差し渡されて配されている。当該筋交い杆9の両端部には合成樹脂製のジョイント部材91が固着されており、当該ジョイント部材91を介してそれぞれ左右の下側支柱部材211、221に取り付けられている。このジョイント部材91は、いずれも上下方向に貫通する貫通孔911を備えており、下側支柱部材211、221を挿通可能であり、かつ当該ジョイント部材91を上下に摺動させて任意の高さ位置においてネジ部材92によって下側支柱部材221に固定することが可能となされている。
この点、上述したとおり、棚パイプ部材32、横桟部材41、横桟部材42、第一の物掛け杆52及び第二の物掛け杆53はいずれも伸縮自在となされており、また筋交い杆9も斜めの角度を変えて支柱部材22に固定することが可能となっているので、左右の縦支柱2、2間の間隔を任意に広げたり狭めたりすることができる。それゆえ、収納ラック1を設置するスペースの幅に合わせて、収納ラック1の幅寸法を調節することが可能である。この点につき更に付言すれば、棚部材7は横桟部材41、42上に載置するだけなので、収納ラック1の幅寸法を変更しても(その幅寸法に関係なく)、同一の棚部材7を利用することができる。
以上のとおり、具体的な実施形態を示して本発明に係る収納ラック1を説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々に形態等を変更することが可能なものである。すなわち、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定され、また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるものである。
1 収納ラック
2 縦支柱
21 前側の支柱部材
22 後側の支柱部材
23 前脚部
3 上段の収納棚部
4 下段の収納棚部
41 前側の横桟部材
42 後側の横桟部材
43 可動ジョイント部材
5 物掛け部
6 中間連結具
7 棚部材
71 載置棚部
72 周縁壁部
73 滑動規制片
75 抜け止め手段(抜け止め部)
W 洗濯機


Claims (3)

  1. 左右の縦支柱と、該左右の縦支柱間に差し渡されて取り付けられる棚部材とを備え、
    前記左右の縦支柱は、それぞれ前後2本の支柱部材からなり、
    前記棚部材は、水平状態又は任意の角度に前傾させた状態に変更自在となされたことを特徴とする収納ラック。
  2. 棚部材は、左右の前側の支柱部材間に差し渡された横桟部材と左右の後側の支柱部材間に差し渡された横桟部材との上に載置されるようにして設けられたことを特徴とする請求項1に記載の収納ラック。
  3. 左右の前側の支柱部材間に差し渡された横桟部材又は左右の後側の支柱部材間に差し渡された横桟部材の少なくともいずれか一方が、任意の高さ位置に移動可能となされ、これにより、棚部材が水平状態又は任意の角度に前傾させた状態に変更自在となされたことを特徴とする請求項2に記載の収納ラック。


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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018040257A1 (zh) * 2016-08-31 2018-03-08 江阴友利特家居用品有限公司 洗衣机置物架

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