JP2023050832A - 全固体電池およびその評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ショートの発生抑制しつつ、初期不良を検出することができる全固体電池、全固体電池の製造方法、および全固体電池の評価方法を提供する。【解決手段】 全固体電池は、固体電解質層と、前記固体電解質層の第1主面に設けられ電極活物質を含む第1電極層と、前記固体電解質層の第2主面に設けられ電極活物質を含む第2電極層と、を備える全固体電池であって、20℃/minの昇温速度で加熱した場合に、前記全固体電池の単位体積(cm3)あたり、550℃から700℃までに30mg以上53mg以下のCO2が外部に発生し、550℃から750℃までに90mg以上155mg以下のCO2が外部発生することを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、全固体電池およびその評価方法に関する。
酸化物系固体電解質を用いた全固体電池は、有機系電解質、硫化物系固体電解質等で懸念される発火、有毒ガス発生等が起こらない安全な二次電池を提供可能な技術として期待されている。このような全固体電池は、小型の部品であるため、効率的に初期の不良を検出する技術が求められる。
国際公開第2018/026009号
そこで、例えば、微小なクラック、構造的な欠陥、外観では検出できない内部クラックなどの初期不良を検出するために、加熱によって全固体電池から発生するガスを検出することが考えられる。例えば、特許文献1では全固体電池に水を含ませる技術を開示しているため、この技術を用いて、温度上昇に伴って漏洩してくる水分を検出することが考えられる。しかしながら、全固体電池に水が含まれていると、全固体電池中の特定の成分が溶出するおそれがある。そこで、他のガスを用いることが考えられる。しかしながら、多量のガスが全固体電池に含まれていると、ショートが発生するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ショートの発生を抑制しつつ、初期不良を検出することができる全固体電池およびその評価方法を提供することを目的とする。
本発明に係る全固体電池は、固体電解質層と、前記固体電解質層の第1主面に設けられ電極活物質を含む第1電極層と、前記固体電解質層の第2主面に設けられ電極活物質を含む第2電極層と、を備える全固体電池であって、20℃/minの昇温速度で加熱した場合に、前記全固体電池の単位体積(cm)あたり、550℃から700℃までに30mg以上53mg以下のCOが外部に発生し、550℃から750℃までに90mg以上155mg以下のCOが外部発生することを特徴とする。
上記全固体電池において、前記固体電解質層は、内部に、COを含む空隙を備えていてもよい。
上記全固体電池において、前記固体電解質層の厚みは、5μm以上、30μm以下であってもよい。
本発明に係る全固体電池の評価方法は、上記いずれかの全固体電池に対して充放電試験を行なった際に、前記全固体電池から外部にCOを検出することで、前記全固体電池を評価することを特徴とする。
本発明によれば、ショートの発生抑制しつつ、初期不良を検出することができる全固体電池、全固体電池の製造方法、および全固体電池の評価方法を提供することができる。
全固体電池の基本構造を示す模式的断面図である。 実施形態に係る全固体電池の模式的断面図である。 他の全固体電池の模式的断面図である。 昇温速度を20℃/minとした場合に全固体電池から外部発生したCO量を例示する図である。 実施形態に係る固体電解質層の断面のSEM像を例示する図である。 全固体電池の製造方法のフローを例示する図である。 (a)および(b)は積層工程を例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
(実施形態)
図1は、全固体電池100の基本構造を示す模式的断面図である。図1で例示するように、全固体電池100は、第1内部電極10(第1電極層)と第2内部電極20(第2電極層)とによって、固体電解質層30が挟持された構造を有する。第1内部電極10は、固体電解質層30の第1主面上に形成されている。第2内部電極20は、固体電解質層30の第2主面上に形成されている。
全固体電池100を二次電池として用いる場合には、第1内部電極10および第2内部電極20の一方を正極として用い、他方を負極として用いる。本実施形態においては、一例として、第1内部電極10を正極層として用い、第2内部電極20を負極層として用いるものとする。
固体電解質層30は、NASICON型の結晶構造を有し、イオン伝導性を有する酸化物系固体電解質を主成分とする。固体電解質層30の固体電解質は、例えばリチウムイオン伝導性を有する酸化物系固体電解質である。当該固体電解質は、例えば、リン酸塩系固体電解質である。NASICON型の結晶構造を有するリン酸塩系固体電解質は、高い導電率を有するとともに、大気中で安定しているという性質を有している。リン酸塩系固体電解質は、例えば、リチウムを含んだリン酸塩である。当該リン酸塩は、特に限定されるものではないが、例えば、Tiとの複合リン酸リチウム塩(例えば、LiTi(PO)などが挙げられる。または、TiをGe,Sn,Hf,Zrなどといった4価の遷移金属に一部あるいは全部置換することもできる。また、Li含有量を増加させるために、Al,Ga,In,Y,Laなどの3価の遷移金属に一部置換してもよい。より具体的には、例えば、Li1+xAlGe2-x(POや、Li1+xAlZr2-x(PO、Li1+xAlTi2-x(POなどが挙げられる。例えば、第1内部電極10および第2内部電極20に含有されるオリビン型結晶構造をもつリン酸塩が含む遷移金属と同じ遷移金属を予め添加させたLi-Al-Ge-PO系材料が好ましい。例えば、第1内部電極10および第2内部電極20にCoおよびLiを含むリン酸塩が含有される場合には、Coを予め添加したLi-Al-Ge-PO系材料が固体電解質層30に含まれることが好ましい。この場合、電極活物質が含む遷移金属の電解質への溶出を抑制する効果が得られる。第1内部電極10および第2内部電極20にCo以外の遷移元素およびLiを含むリン酸塩が含有される場合には、当該遷移金属を予め添加したLi-Al-Ge-PO系材料が固体電解質層30に含まれることが好ましい。
正極として用いられる第1内部電極10は、オリビン型結晶構造をもつ物質を電極活物質として含有する。第2内部電極20も、当該電極活物質を含有していることが好ましい。このような電極活物質として、遷移金属とリチウムとを含むリン酸塩が挙げられる。オリビン型結晶構造は、天然のカンラン石(olivine)が有する結晶であり、X線回折において判別することができる。
オリビン型結晶構造をもつ電極活物質の典型例として、Coを含むLiCoPOなどを用いることができる。この化学式において遷移金属のCoが置き換わったリン酸塩などを用いることもできる。ここで、価数に応じてLiやPOの比率は変動し得る。なお、遷移金属として、Co,Mn,Fe,Niなどを用いることが好ましい。
オリビン型結晶構造をもつ電極活物質は、正極として作用する第1内部電極10においては、正極活物質として作用する。例えば、第1内部電極10にのみオリビン型結晶構造をもつ電極活物質が含まれる場合には、当該電極活物質が正極活物質として作用する。第2内部電極20にもオリビン型結晶構造をもつ電極活物質が含まれる場合に、負極として作用する第2内部電極20においては、その作用メカニズムは完全には判明してはいないものの、負極活物質との部分的な固溶状態の形成に基づくと推察される、放電容量の増大、ならびに、放電に伴う動作電位の上昇という効果が発揮される。
第1内部電極10および第2内部電極20の両方ともオリビン型結晶構造をもつ電極活物質を含有する場合に、それぞれの電極活物質には、好ましくは、互いに同一であっても異なっていてもよい遷移金属が含まれる。「互いに同一であっても異なっていてもよい」ということは、第1内部電極10および第2内部電極20が含有する電極活物質が同種の遷移金属を含んでいてもよいし、互いに異なる種類の遷移金属が含まれていてもよい、ということである。第1内部電極10および第2内部電極20には一種だけの遷移金属が含まれていてもよいし、二種以上の遷移金属が含まれていてもよい。好ましくは、第1内部電極10および第2内部電極20には同種の遷移金属が含まれる。より好ましくは、両電極が含有する電極活物質は化学組成が同一である。第1内部電極10および第2内部電極20に同種の遷移金属が含まれていたり、同組成の電極活物質が含まれていたりすることにより、両内部電極層の組成の類似性が高まるので、全固体電池100の端子の取り付けを正負逆にしてしまった場合であっても、用途によっては誤作動せずに実使用に耐えられるという効果を有する。
第2内部電極20は、負極活物質を含んでいる。一方の電極だけに負極活物質を含有させることによって、当該一方の電極は負極として作用し、他方の電極が正極として作用することが明確になる。なお、両方の電極に負極活物質として公知である物質を含有させてもよい。電極の負極活物質については、二次電池における従来技術を適宜参照することができ、例えば、チタン酸化物、リチウムチタン複合酸化物、リチウムチタン複合リン酸塩、カーボン、リン酸バナジウムリチウムなどの化合物が挙げられる。
第1内部電極10および第2内部電極20の作製においては、これら電極活物質に加えて、イオン電導性を有する固体電解質や、導電性材料(導電助剤)などが添加されている。これらの部材については、バインダと可塑剤を水あるいは有機溶剤に均一分散させることで内部電極用ペーストを得ることができる。導電助剤として、カーボン材料などが含まれていてもよい。導電助剤として、金属が含まれていてもよい。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。第1内部電極10および第2内部電極20に含まれる固体電解質は、例えば、固体電解質層30の主成分固体電解質と同じとすることができる。
固体電解質層30の厚さは、例えば、5μm以上30μm以下であり、7μm以上25μm以下であり、10μm以上20μm以下である。第1内部電極10および第2内部電極20の厚さは、例えば、5μm以上50μm以下であり、7μm以上45μm以下であり、10μm以上40μm以下である。各層の厚さは、例えば、1層の異なる10点の厚さの平均値として測定することができる。
図2は、複数の電池単位が積層された積層型の全固体電池100aの模式的断面図である。全固体電池100aは、略直方体形状を有する積層チップ60を備える。積層チップ60において、積層方向端の上面および下面以外の4面のうちの2面である2側面に接するように、第1外部電極40aおよび第2外部電極40bが設けられている。当該2側面は、隣接する2側面であってもよく、互いに対向する2側面であってもよい。本実施形態においては、互いに対向する2側面(以下、2端面と称する)に接するように第1外部電極40aおよび第2外部電極40bが設けられているものとする。
以下の説明において、全固体電池100と同一の組成範囲、同一の厚み範囲、および同一の粒度分布範囲を有するものについては、同一符号を付すことで詳細な説明を省略する。
全固体電池100aにおいては、複数の第1内部電極10と複数の第2内部電極20とが、固体電解質層30を介して交互に積層されている。複数の第1内部電極10の端縁は、積層チップ60の第1端面に露出し、第2端面には露出していない。複数の第2内部電極20の端縁は、積層チップ60の第2端面に露出し、第1端面には露出していない。それにより、第1内部電極10および第2内部電極20は、第1外部電極40aと第2外部電極40bとに、交互に導通している。なお、固体電解質層30は、第1外部電極40aから第2外部電極40bにかけて延在している。このように、全固体電池100aは、複数の電池単位が積層された構造を有している。
第1内部電極10、固体電解質層30および第2内部電極20の積層構造の上面(図2の例では、最上層の第1内部電極10の上面)に、カバー層50が積層されている。また、当該積層構造の下面(図2の例では、最下層の第1内部電極10の下面)にも、カバー層50が積層されている。カバー層50は、例えば、Al、Si、Zr、Tiなどを含む無機材料(例えば、Al、SiO、ZrO、TiOなど)を主成分とする。カバー層50は、固体電解質層30の主成分を主成分として含んでいてもよい。
第1内部電極10および第2内部電極20は、集電体層を備えていてもよい。例えば、図3で例示するように、第1内部電極10内に第1集電体層11が設けられていてもよい。また、第2内部電極20内に第2集電体層21が設けられていてもよい。第1集電体層11および第2集電体層21は、導電性材料を主成分とする。例えば、第1集電体層11および第2集電体層21の導電性材料として、金属、カーボンなどを用いることができる。第1集電体層11を第1外部電極40aに接続し、第2集電体層21を第2外部電極40bに接続することで、集電効率が向上する。
全固体電池は、一般的には小型の部品であるため、効率的に初期不良を検出する技術が求められる。初期不良としては、例えば、微小なクラック、構造的な欠陥、外観では検出できない内部クラックなどが挙げられる。初期不良が生じている全固体電池が内部にガス成分を含んでいる場合に充放電試験を行なうと、全固体電池から外部に当該ガス成分が発生する(漏洩する)。したがって、全固体電池の充放電試験を行なう際に当該ガス成分の検出・不検出を判断することによって、全固体電池に初期不良が生じているか否かを判断できるようになる。
そこで、例えば、全固体電池の内部に所定量の水分を含ませておき、加熱によって全固体電池から外部に発生する水分を検出することが考えられる。しかしながら、全固体電池に水分が含まれていると、全固体電池中の特定の成分が当該水分中に溶出するおそれがある。そこで、本実施形態においては、CO(二酸化炭素)に着目する。
本実施形態においては、固体電解質層30の内部の空隙などにCOガスを含ませることによって、全固体電池100aにCOガスを含ませる。このような構造としておくことで、全固体電池100aに微小なクラック、構造的な欠陥、外観では検出できない内部クラックなどの初期不良が生じていた場合に、全固体電池100aの充放電試験を行なうと、温度の上昇によりCOが全固体電池100aから外部に発生してくる。したがって、充放電試験を実施してCOの検出・不検出を判断することによって、全固体電池100aに初期不良が生じているか否かを判断できるようになる。
ただし、全固体電池100aが含むCO量が少ないと、初期不良が生じていても、充放電試験時にCO発生を検出できないおそれがある。そこで、全固体電池100aに含ませるCO量に下限を設けることが好ましい。常温において全固体電池100a中に含まれるCO量を測定することは困難であるため、全固体電池100aを加熱した際に全固体電池100aから外部に発生してくるCO量で規定する。
図4は、昇温速度を20℃/minとした場合に、全固体電池100aから外部に発生したCO量を例示する図である。図4で例示するように、全固体電池100aを加熱していくと、550℃を超えたあたりからCOが発生し、650℃を超えたあたりから上昇率が低下し、700℃を超えてから750℃程度まで急激にCO発生量が多くなる傾向にある。700℃を超えてから750℃程度までCO発生量が多くなるのは、固体電解質の結晶化に伴いCOが排出されるからであると考えられる。
そこで、本実施形態においては、昇温速度を20℃/minとした場合に、550℃から700℃までに発生したCO量と、550℃から750℃までに発生したCO量との2段階で、全固体電池100a中に含まれるCO量を規定する。具体的には、全固体電池100aを加熱した際に、550℃から700℃までに30mg/cm以上のCOが発生し、550℃から750℃までに90mg/cm以上のCOが発生するように、全固体電池100aにCOが含まれている。充放電試験時にCO発生をより確実に検出する観点から、550℃から700℃までに60mg/cm以上のCOが発生し、550℃から750℃までに160mg/cm以上のCOが発生することが好ましく、550℃から700℃までに80mg/cm以上のCOが発生し、550℃から750℃までに200mg/cm以上のCOが発生することがより好ましい。
なお、上記のCO発生量の「mg/cm」は、全固体電池100aの単位体積(cm)あたりのCO発生量(mg)のことを意味する。
一方、全固体電池100aが含むCO量が多いと、固体電解質の絶縁抵抗が低下する理由から、ショートが発生するおそれがある。そこで、全固体電池100aに含ませるCO量に上限を設けることが好ましい。具体的には、全固体電池100aを加熱した際に、550℃から700℃までに53mg/cm以下のCOが発生し、550℃から750℃までに155mg/cm以下のCOが発生するように、全固体電池100aにCOが含まれている。ショートの発生をより抑制する観点から、550℃から700℃までに40mg/cm以下のCOが発生し、550℃から750℃までに80mg/cm以下のCOが発生することが好ましく、550℃から700℃までに20mg/cm以下のCOが発生し、550℃から750℃までに50mg/cm以下のCOが発生することがより好ましい。
例えば、固体電解質層30内に複数の空隙を形成しておき、当該空隙内にCOを含ませておく。図5は、固体電解質層30の断面のSEM像を例示する図である。当該断面は、例えば、第1内部電極10、固体電解質層30、および第2内部電極20の積層方向に沿った断面である。図5で例示するように、固体電解質層30内に、複数の空隙31を形成しておく。また、各空隙31内に、COを含ませておく。
続いて、図2で例示した全固体電池100aの製造方法について説明する。図6は、全固体電池100aの製造方法のフローを例示する図である。
(固体電解質層用の原料粉末作製工程)
まず、上述の固体電解質層30を構成する固体電解質層用の原料粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、酸化物系固体電解質の固体電解質材料を作製することができる。得られた固体電解質材料を有機溶剤存在下で粉砕することで、所望の平均粒径に調整することができる。例えば、5mmφのZrOボールを用いた遊星ボールミルで、所望の平均粒径に調整する。有機溶剤存在下で粉砕することにより、原料粉末の表面のダングリングボンドに、エトキシ基、プロピル基のようにO(酸素)を介在させた有機基が化学的に結合する。O(酸素)を介在させた有機基は、例えば、R-O結合(Rはアルキル基など)で表現されるアルコキシ基などである。
(カバー層用の原料粉末作製工程)
まず、上述のカバー層50を構成するセラミックスの原料粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、カバー層用の原料粉末を作製することができる。得られた原料粉末を乾式粉砕することで、所望の平均粒径に調整することができる。例えば、5mmφのZrOボールを用いた遊星ボールミルで、所望の平均粒径に調整する。固体電解質層30とカバー層50とが同組成を有する場合には、固体電解質層用の原料粉末を代用することができる。
(内部電極用ペースト作製工程)
次に、上述の第1内部電極10および第2内部電極20の作製用の内部電極用ペーストを作製する。例えば、導電助剤、電極活物質、固体電解質材料、焼結助剤、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで内部電極用ペーストを得ることができる。固体電解質材料として、上述した固体電解質ペーストを用いてもよい。導電助剤として、カーボン材料などを用いる。導電助剤として、金属を用いてもよい。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金や各種カーボン材料などをさらに用いてもよい。第1内部電極10と第2内部電極20とで組成が異なる場合には、それぞれの内部電極用ペーストを個別に作製すればよい。
内部電極用ペーストの焼結助剤として、例えば、Li-B-O系化合物、Li-Si-O系化合物、Li-C-O系化合物、Li-S-O系化合物,Li-P-O系化合物などのガラス成分のどれか1つあるいは複数などのガラス成分が含まれている。
(外部電極用ペースト作製工程)
次に、上述の第1外部電極40aおよび第2外部電極40bの作製用の外部電極用ペーストを作製する。例えば、導電性材料、ガラスフリット、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで外部電極用ペーストを得ることができる。
(固体電解質グリーンシート作製工程)
固体電解質層用の原料粉末を、結着材、分散剤、可塑剤などとともに、水性溶媒あるいは有機溶媒に均一に分散させて、湿式粉砕を行うことで、所望の平均粒径を有する固体電解質スラリを得る。このとき、ビーズミル、湿式ジェットミル、各種混練機、高圧ホモジナイザーなどを用いることができ、粒度分布の調整と分散とを同時に行うことができる観点からビーズミルを用いることが好ましい。得られた固体電解質スラリにバインダを添加して固体電解質ペーストを得る。得られた固体電解質ペーストを塗工することで、固体電解質グリーンシート51を作製することができる。塗工方法は、特に限定されるものではなく、スロットダイ方式、リバースコート方式、グラビアコート方式、バーコート方式、ドクターブレード方式などを用いることができる。湿式粉砕後の粒度分布は、例えば、レーザ回折散乱法を用いたレーザ回折測定装置を用いて測定することができる。
(積層工程)
図7(a)で例示するように、固体電解質グリーンシート51の一面に、内部電極用ペースト52を印刷する。なお、内部電極用ペースト52の厚みは、固体電解質グリーンシート51の厚み以上とする。固体電解質グリーンシート51上で内部電極用ペースト52が印刷されていない領域には、逆パターン53を印刷する。逆パターン53として、固体電解質グリーンシート51と同様のものを用いることができる。印刷後の複数の固体電解質グリーンシート51を、交互にずらして積層する。図7(b)で例示するように、積層方向の上下から、カバーシート54を圧着することで、積層体を得る。この場合、当該積層体において、2端面に交互に、内部電極用ペースト52が露出するように、略直方体形状の積層体を得る。カバーシート54は、固体電解質グリーンシート作製工程と同様の手法でカバー層用の原料粉末を塗工することで形成することができる。カバーシート54は、固体電解質グリーンシート51よりも厚く形成しておく。塗工時に厚くしてもよく、塗工したシートを複数枚重ねることで厚くしてもよい。
次に、2端面のそれぞれに、ディップ法等で外部電極用ペースト55を塗布して乾燥させる。これにより、全固体電池100aを形成するための成型体が得られる。
(焼成工程)
次に、得られた積層体を焼成する。焼成の条件は酸化性雰囲気下あるいは非酸化性雰囲気下で、最高温度を好ましくは400℃~1000℃、より好ましくは500℃~900℃などとすることが特に限定なく挙げられる。最高温度に達するまでにバインダを十分に除去するために酸化性雰囲気において最高温度より低い温度で保持する工程を設けてもよい。プロセスコストを低減するためにはできるだけ低温で焼成することが望ましい。焼成後に、再酸化処理を施してもよい。以上の工程により、全固体電池100aが生成される。
なお、内部電極用ペーストと、導電性材料を含む集電体用ペーストと、内部電極用ペーストとを順に積層することで、第1内部電極10および第2内部電極20内に集電体層を形成することができる。
本実施形態に係る製造方法においては、固体電解質層用の原料粉末の表面に、エトキシ基、プロピル基のようにO(酸素)を介在させた有機基が化学的に結合している。O(酸素)を介在させた有機基は、安定して結合することから、原料粉末が焼結を開始して緻密化を開始しても脱離せずに残存する傾向にある。O(酸素)を介在させた有機基は、焼成工程において、雰囲気温度が当該焼結開始温度を上回ってから脱離してガス化する。この場合において、O(酸素)を介在させた有機基の周囲では固体電解質が緻密化しているために、ガスが外部に排出されずに球状化する。このガスが球状化した部分が、空隙31を形成することになる。O(酸素)を介在させた有機基がガス化したものは、酸化してCOとなる。
例えば、固体電解質層用の原料粉末の平均粒径、焼成工程の焼成温度、焼成工程の焼成時間などの焼成条件を調整することによって、固体電解質層30に含ませるCO量を調整することができる。
なお、固体電解質層30にCOを含ませる方法は、上記に限られない。例えば、COガスを多く含む雰囲気中で全固体電池100aを加熱することで、固体電解質層30内にCOを含ませることができる。一例として、Nガス90%、COガス10%の雰囲気で700℃程度まで加熱することで、固体電解質層30にCOを含ませることができる。その後に、減圧雰囲気で加熱して固体電解質層30からCOを発生させ、固体電解質層30内のCO量を調整することができる。
図2の構造を有し、固体電解質層を170層備える全固体電池を作製した。全固体電池の形状は、4.5mm×3.2mm×3.2mmとした。
(実施例1)
実施例1では、各サンプルに対し、Nガスが90体積%でCOガスが10体積%の雰囲気で700℃まで加熱することで、固体電解質層内にCOガスを含ませた。その後に、圧力を10Paに制御した電気炉内で700℃まで加熱することで、固体電解質層内のCOガス量を調整した。
(実施例2)
実施例2では、各サンプルに対し、Nガスが90体積%でCOガスが10体積%の雰囲気で700℃まで加熱することで、固体電解質層内にCOガスを含ませた。その後に、圧力を10Paに制御した電気炉内で700℃まで加熱することで、固体電解質層内のCOガス量を調整した。実施例1よりも電気炉内の圧力を高くすることで、固体電解質層内に残存させるCOガス量を多くした。
(実施例3)
実施例3では、各サンプルに対し、Nガスが90体積%でCOガスが10体積%の雰囲気で700℃まで加熱することで、固体電解質層内にCOガスを含ませた。その後に、圧力を10Paに制御した電気炉内で600℃まで加熱することで、固体電解質層内のCOガス量を調整した。実施例2よりも電気炉内の温度を低くすることで、固体電解質層内に残存させるCOガス量を多くした。
(比較例1)
比較例1では、各サンプルに対し、Nガスが90体積%でCOガスが10体積%の雰囲気で700℃まで加熱することで、固体電解質層内にCOガスを含ませた。その後に、圧力を10Paに制御した電気炉内で700℃まで加熱することで、固体電解質層内のCOガス量を調整した。実施例1よりも電気炉内の圧力を低くすることで、固体電解質層内に残存させるCOガス量を少なくした。
(比較例2)
比較例2では、各サンプルに対し、Nガスが90体積%でCOガスが10体積%の雰囲気で700℃まで加熱することで、固体電解質層内にCOガスを含ませた。その後に、大気雰囲気で600℃まで加熱することで、固体電解質層内のCOガス量を調整した。実施例3と比較して高い圧力下で加熱することで、固体電解質層内に残存させるCOガス量を多くした。
(比較例3)
比較例3では、各サンプルに対し、Nガスが90体積%でCOガスが10体積%の雰囲気で700℃まで加熱することで、固体電解質層内にCOガスを含ませた。固体電解質層内のCOガス量を調整しなかったことで、比較例2よりも、固体電解質層内に残存させるCOガス量を多くした。
実施例1~3および比較例1~3のそれぞれについて、20℃/minの昇温速度で加熱し、550℃から700℃までに発生したCO量(mg/cm)と、550℃から750℃までに発生したCO量(mg/cm)を測定した。実施例1では、550℃から700℃までに発生したCO量は30mg/cmであり、550℃から750℃までに発生したCO量は90mg/cmであった。実施例2では、550℃から700℃までに発生したCO量は45mg/cmであり、550℃から750℃までに発生したCO量は125mg/cmであった。実施例3では、550℃から700℃までに発生したCO量は53mg/cmであり、550℃から750℃までに発生したCO量は155mg/cmであった。比較例1では、550℃から700℃までに発生したCO量は15mg/cmであり、550℃から750℃までに発生したCO量は45mg/cmであった。比較例2では、550℃から700℃までに発生したCO量は60mg/cmであり、550℃から750℃までに発生したCO量は185mg/cmであった。比較例3では、550℃から700℃までに発生したCO量は75mg/cmであり、550℃から750℃までに発生したCO量は215mg/cmであった。CO量の測定には、ガスクロマトグラフィーを用いた。
実施例1~3および比較例1~3のそれぞれの100サンプルについて、ショートが生じているか否かを調べた。100サンプル中のショート個数を算出することで、ショート率(%)を算出した。結果を表1に示す。実施例1~3および比較例1~3について、ショート率が10%以下であれば合格「〇」と判定し、ショート率が15%以下であればやや良好「△」と判定し、ショート率が15%を上回っていれば不合格「×」と判定した。実施例1~3および比較例1では合格「〇」と判定され、比較例2,3では不合格「×」と判定された。これは、実施例1~3および比較例1では、550℃から700℃までに発生したCO量が53mg/cm以下であり、550℃から750℃までに発生したCO量が155mg/cm以下であったからであると考えられる。
Figure 2023050832000002
実施例1~3および比較例1~3のそれぞれについて、切込みを入れて初期不良の状態を生じさせたうえで充放電を行ない、充放電中にCO検出機によってCOを検出できたか否かを判定した。CO検出機として、GASTEC社製の二酸化炭素濃度測定器CD-1000を用いた。実施例1~3および比較例1~3について、COが検出されれば合格「〇」と判定し、COが検出されなければ不合格「×」と判定した。表1に結果を示す。実施例1~3および比較例2,3は合格「〇」と判定され、比較例1は不合格「×」と判定された。これは、実施例1~3および比較例2,3では、550℃から700℃までに発生したCO量が30mg/cm以上であり、550℃から750℃までに発生したCO量が90mg/cm以上であったからであると考えられる。
実施例1~3および比較例1~3について、ショート率およびCO検出のいずれも不合格「×」でなければ、総合判定を合格「〇」と判定した。ショート率およびCO検出の少なくともいずれか一方が不合格「×」であれば、総合判定を不合格「×」と判定した。表1に結果を示す。比較例1~3ではいずれも不合格「×」であったのに対して、実施例1~3ではいずれも合格「〇」であった。これは、実施例1~3では550℃から700℃までに発生したCO量が53mg/cm以下であり、550℃から750℃までに発生したCO量が155mg/cm以下であり、550℃から700℃までに発生したCO量が30mg/cm以上であり、550℃から750℃までに発生したCO量が90mg/cm以上であったからであると考えられる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 第1内部電極
11 第1集電体層
20 第2内部電極
21 第2集電体層
30 固体電解質層
31 空隙
40a 第1外部電極
40b 第2外部電極
50 カバー層
51 固体電解質グリーンシート
52 内部電極用ペースト
53 逆パターン
54 カバーシート
55 外部電極用ペースト
60 積層チップ
100,100a 全固体電池

Claims (4)

  1. 固体電解質層と、前記固体電解質層の第1主面に設けられ電極活物質を含む第1電極層と、前記固体電解質層の第2主面に設けられ電極活物質を含む第2電極層と、を備える全固体電池であって、
    20℃/minの昇温速度で加熱した場合に、前記全固体電池の単位体積(cm)あたり、550℃から700℃までに30mg以上53mg以下のCOが外部に発生し、550℃から750℃までに90mg以上155mg以下のCOが外部発生することを特徴とする全固体電池。
  2. 前記固体電解質層は、内部に、COを含む空隙を備えることを特徴とする請求項1に記載の全固体電池。
  3. 前記固体電解質層の厚みは、5μm以上、30μm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の全固体電池。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の全固体電池に対して充放電試験を行なった際に、前記全固体電池から外部にCOを検出することで、前記全固体電池を評価することを特徴とする全固体電池の評価方法。
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