JP2023048487A - 車載機器の搭載構造 - Google Patents

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慎悟 小田
Shingo Oda
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Abstract

【課題】車載機器から発生する異音を低減することが可能な車載機器の搭載構造を提供する。【解決手段】車両のエンジンコンパートメント10内に搭載された車載機器20と、エンジンコンパートメント10内に配置され、エンジンに空気を導く吸気管30と、エンジンコンパートメント10内に吸気管30に接続して設けられ、エンジンに導かれる空気を濾過するエアクリーナー40と、車載機器20と吸気管30とを接続するブラケット50と、を備える車載機器の搭載構造。【選択図】図1

Description

本発明は、車載機器の搭載構造に関する。
車両のエンジンコンパートメント内に搭載される車載機器の1つとしてパワーコントロールユニットがある。パワーコントロールユニットを効率よく冷却するために、パワーコントロールユニットをラジエータグリルに対向させると共にインバータユニットの実装面が車両の前後方向と概ね直交するようにエンジンコンパートメント内に配置することが知られている(例えば特許文献1)。
特開2010-83317号公報
エンジンコンパートメント内に搭載された車載機器が車両の振動に伴って振動することで、車載機器から異音が発生し、快適性が低下する恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、車載機器から発生する異音を低減することを目的とする。
本発明は、車両のエンジンコンパートメント内に搭載された車載機器と、前記エンジンコンパートメント内に配置され、エンジンに空気を導く吸気管と、前記エンジンコンパートメント内に前記吸気管に接続して設けられ、前記エンジンに導かれる前記空気を濾過するエアクリーナーと、前記車載機器と前記吸気管とを接続するブラケットと、を備える車載機器の搭載構造である。
本発明によれば、車載機器から発生する異音を低減することができる。
図1は、実施例1における車載機器の搭載構造を示す側方図である。 図2は、比較例における車載機器の搭載構造を示す側方図である。 図3は、実施例1および比較例における車載機器の搭載構造において、車載機器から発生する異音の大きさを計測した実験結果である。 図4(a)および図4(b)は、実施例1における車載機器の搭載構造によって異音が小さくなった理由を説明するための図である。 図5は、実施例2における車載機器の搭載構造を示す側方図である。 図6は、実施例3における車載機器の搭載構造を示す側方図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1における車載機器20の搭載構造を示す側方図である。図1に示すように、実施例1に係る車両は、車体の前部に画成されたエンジンコンパートメント10内に車載機器20と吸気管30とエアクリーナー40とブラケット50とが設けられている。また、図示は省略するが、エンジンコンパートメント10内には動力を出力可能なエンジンおよびモータも設けられている。このように、実施例1に係る車両は、動力源としてエンジンとモータを有するハイブリッド車両である。
エンジンコンパートメント10内に搭載された車載機器20は、例えば内部に回路基板が収容された本体側ケース22上に上蓋24が設けられたDC-DCコンバータである。本体側ケース22と上蓋24とは例えばネジなどの締結部材により締結されている。DC-DCコンバータは、ハイブリッド車用のバッテリの高電圧を降圧してライトなどの補器類に供給する。
吸気管30(吸気ダクト)は、エンジンコンパートメント10内に配置されている。吸気管30は、エンジンコンパートメント10内に搭載されたエンジンに空気(外気)を供給するために設けられている。すなわち、空気(外気)は吸気管30の内部を流れてエンジンに供給される。エンジンは、吸気管30を介して供給される空気と、他の系統を介して供給されるガソリンと、により動力を出力する。
エアクリーナー40は、エンジンコンパートメント10内に吸気管30に接続して設けられている。エアクリーナー40は、吸気管30の内部を流れてエンジンに供給される空気を濾過して砂塵や異物などを取り除く。エアクリーナー40は、剥き出し型のエアフィルターであってもよいし、ボックス内にエアフィルターが収容されている構造であってもよい。
ブラケット50は、一端が車載機器20の上蓋24にネジまたは接着剤などの接続部材によって直接接続し、他端が吸気管30にネジまたは接着剤などの接続部材によって直接接続している。したがって、車載機器20と吸気管30はブラケット50を介して連結している。ブラケット50は、後述するような車載機器20において上蓋24が本体側ケース22に対して振動する場合に、上蓋24の振動に応じて振動(変形)することが可能となっている。すなわち、ブラケット50は、上蓋24の振動に応じた振動(変形)が可能となるような弾性率の材料および形状により形成されている。例えば、ブラケット50は、直線状に延びた形状をし、鉄などの金属により形成されている。ブラケット50の内部は空洞になっていてもよいし、空洞でなくてもよい。ブラケット50の内部が空洞である場合、ブラケット50の内部と吸気管30の内部とが連通していてもよいし、連通していなくてもよい。
[比較例]
図2は、比較例における車載機器20の搭載構造を示す側方図である。図2に示すように、比較例においては、車載機器20と吸気管30がブラケットを介して連結していない。その他の構成は、実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例1および比較例において、車載機器20であるDC-DCコンバータは、上蓋24が本体側ケース22にネジなどの締結部材によって締結されている。この場合に、エンジンおよび/または走行する道路状態などによる車両の振動により、上蓋24が本体側ケース22に対して振動することで車載機器20から異音が発生することがある。
ここで、実施例1および比較例における車載機器20の搭載構造において、車載機器20から発生する異音の大きさを比較した。図3は、実施例1および比較例において、車載機器20から発生する異音の大きさを計測した実験結果である。図3の横軸は周波数(Hz)、縦軸は音圧(dB)である。実施例1の計測結果を実線で示し、比較例の計測結果を点線で示している。ブラケット50は鉄により形成し、車載機器20から発生する異音の大きさは、実車で騒音計により計測した。図3に示すように、実施例1の車載機器20の搭載構造では、比較例の車載機器20の搭載構造に比べて、最大音圧が低い結果となった。
実施例1の車載機器20の搭載構造とすることで、車載機器20から発生する異音が小さくなった理由は次のように考えられる。図4(a)および図4(b)は、実施例1における車載機器20の搭載構造によって異音が小さくなった理由を説明するための図である。図4(a)に示すように、車載機器20と吸気管30が車載機器20で生じた振動に応じて振動可能なブラケット50により接続されていることで、ブラケット50と吸気管30が剛性kのばねに相当し、エアクリーナー40が質量mの補助質量に相当するダイナミックダンパ60が形成されると考えられる。すなわち、図4(b)に示すように、ブラケット50と吸気管30が剛性kのばね62の役割を担い、エアクリーナー40が質量mの補助質量64の役割を担うダイナミックダンパ60が車載機器20に接続された構成になると考えられる。
ブラケット50と吸気管30とによるばね62の剛性kとエアクリーナー40による補助質量64の質量mとによって決まるダイナミックダンパ60の共振周波数√(k/m)を、比較例において音圧が最も大きかった周波数(共振周波数)またはその近傍の周波数fに合わせる。これにより、車載機器20の上蓋24が本体側ケース22に対して共振周波数で振動した際に、ブラケット50と吸気管30とエアクリーナー40とからなるダイナミックダンパ60が逆位相で振動し、その結果、本体側ケース22に対する上蓋24の振動が低減されると考えられる。これにより、実施例1では、車載機器20から発生する異音が小さくなったと考えられる。なお、ダイナミックダンパ60の共振周波数√(k/m)は、ブラケット50の形状や厚さ、材料などによって制御することができ、これにより、音圧を低減したい周波数にダイナミックダンパ60の共振周波数を調整することができる。
実施例1によれば、図1のように、エンジンコンパートメント10内に搭載された車載機器20と、エンジンコンパートメント10内に配置され、エアクリーナー40が接続された吸気管30と、がブラケット50により接続されている。これにより、車両の振動によって車載機器20で生じる振動に対して、ブラケット50と吸気管30とエアクリーナー40とがダイナミックダンパ60として機能し、車載機器20で生じる振動を低減できる。よって、車載機器20から発生する異音を低減することができる。
実施例1において、ブラケット50は、車載機器20を平面視したときに、車載機器20の中央領域に接続されていることが好ましい。車載機器20の中央領域は振動に起因する異音が大きくなり易い領域であるため、この中央領域にブラケット50を接続することで、車載機器20から発生する異音を効果的に低減することができる。車載機器20の中央領域は、幾何学的な中心でなくてもよく、例えば本体側ケース22と上蓋24を有する場合では上蓋24の重心近傍の領域であってもよい。
図5は、実施例2における車載機器20の搭載構造を示す側方図である。図5に示すように、実施例2においては、車載機器20上に防音部材70が設けられている。防音部材70は、例えば吸音部材である。防音部材70には開口72が設けられていて、ブラケット50は開口72を介して車載機器20に直接接続されている。その他の構成は実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例2によれば、車載機器20上に防音部材70が設けられている。これにより、車載機器20から発生する異音を低減することができる。また、ブラケット50は、防音部材70に設けられた開口72を介して、車載機器20に直接接続されている。これにより、ブラケット50と吸気管30とエアクリーナー40とからなるダイナミックダンパ60によって車載機器20で生じる振動を低減でき、車載機器20から発生する異音を低減することができる。
図6は、実施例3における車載機器20の搭載構造を示す側方図である。図6に示すように、実施例3においては、車載機器20と吸気管30とを接続するブラケット50aは、第1部分52と第2部分54とに分割可能となっている。第1部分52と第2部分54は、例えばネジおよびボルトなどの締結部材56により連結されている。その他の構成は実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例1および実施例2では、車載機器20と吸気管30とを接続するブラケット50は、分割することができない1つの部材からなる場合を例に示した。しかしながら、この場合に限られず、実施例3のように、ブラケット50aは第1部分52と第2部分54とに分割可能である場合でもよい。なお、ブラケット50aは2つのパーツに分割可能な場合に限られず、3つ以上のパーツに分割可能な場合でもよい。ブラケット50aが2つ以上のパーツに分割可能である場合、車載機器20と吸気管30の相対位置が様々な場合においても、車載機器20と吸気管30をブラケット50aにより容易に接続することができる。
なお、実施例1から実施例3では、車載機器20がDC-DCコンバータである場合を例に示したが、この場合に限られず、例えばDC-DCコンバータ以外の電力変換装置、エンジン、トランスアクスル、またはバッテリなどの場合でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 エンジンコンパートメント
20 車載機器
22 本体側ケース
24 上蓋
30 吸気管
40 エアクリーナー
50、50a ブラケット
52 第1部分
54 第2部分
56 締結部材
60 ダイナミックダンパ
62 ばね
64 補助質量
70 防音部材
72 開口

Claims (1)

  1. 車両のエンジンコンパートメント内に搭載された車載機器と、
    前記エンジンコンパートメント内に配置され、エンジンに空気を導く吸気管と、
    前記エンジンコンパートメント内に前記吸気管に接続して設けられ、前記エンジンに導かれる前記空気を濾過するエアクリーナーと、
    前記車載機器と前記吸気管とを接続するブラケットと、を備える車載機器の搭載構造。
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