JP6011312B2 - 車載吸気系部品であるレゾネータ - Google Patents

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本発明は、制振用ダンパが取り付けられた車載吸気系部品であるレゾネータに関する。
従来から、例えば、レゾネータ及びエアクリーナ等のように、車体に固定されるとともに内燃機関に吸入される空気が導入される吸気系部品(即ち、車載吸気系部品)が知られている。係る吸気系部品は車体に固定されているので車体の振動が伝達される。更に、吸気系部品には内燃機関の吸気脈動による振動が伝達される。その結果、吸気系部品から発生する騒音が大きくなる。そこで、従来の吸気系部品の一つは、吸気系部品の外部にブラケットを取り付け、そのブラケットにワイヤーハーネス及びマス(質量体)を担持させることによってダイナミックダンパを構成している。このダイナミックダンパにより、吸気系部品に生じる振動を低減させることができるので、吸気系部品が発する騒音を低減することができる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2000−220537号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、ブラケットを吸気系部品の外部に取り付けなければならないので、吸気系部品全体が大型化し、吸気系部品を車両に搭載するための空間を余分に確保しなければならないという問題がある。更に、吸気系部品の近傍をワイヤーハーネスが通過していない場合、上記従来技術によりダイナミックダンパを構成すること自体が難しいという問題もある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。即ち、本発明の車載吸気系部品であるレゾネータは、制振用ダンパをレゾネータの内部に配置したことを特徴とする。これによれば、レゾネータを大型化することなく、レゾネータの発する騒音又は振動を低減することができる。
この場合、前記制振用ダンパは、前記車載吸気系部品であるレゾネータの振動周波数(共振周波数)と同じ振動周波数(共振周波数)を有するダイナミックダンパであることが望ましい。これによれば、車載吸気系部品の振動を効果的に低減することができるので、車載吸気系部品の発する振動を効果的に低減することができる。
本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の各実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る車載吸気系部品としてのレゾネータの平面図である。 図2は、図1に示したレゾネータの正面図である。 図3は、図2に示した下本体部の平面図(図2の1−1線に沿った平面にて吸気系部品を切断した断面図)である。 図4は、図1に示したレゾネータを所定方向から見た概略外観図である。 図5は、図3の2−2線に沿った平面にて下本体部及びダイナミックダンパーを切断した断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る車載吸気系部品について図面を参照しながら説明する。
図1乃至図4に示したように、本発明の実施形態に係る車載吸気系部品は、車両に搭載されるレゾネータ10である。レゾネータ10は図示しない「車両(自動車)に搭載された内燃機関の吸気ダクト」の下方に配設される。レゾネータ10は吸気ダクト内を流れる空気の吸気音を共鳴により低減する機能を有する。レゾネータ10は樹脂により形成されている。
より具体的に述べると、レゾネータ10は、上本体部11、下本体部12、首部13、第1取付部14、第2取付部15及び第3取付部16を有する。
上本体部11は下面が開放した箱状である。
下本体部12は上面が開放した箱状である。下本体部12は、図1及び図3に示したように、平面視において上本体部11と略同一の形状を有している。下本体部12の上部は上本体部11の下部と接合され、それにより共鳴室が構成されている。
首部13は上部及び下部が開放した略中空円筒形状を有する。首部13の下部は上本体部11と一体的に形成され上本体部11に接続されている。首部13の上部は図示しない吸気ダクトに接続されるようになっている。
取付部14は上本体部11と一体的に形成され、上本体部11の側面の一つから延設されている。取付部14の端部にはボルト貫通孔14aが設けられている。
取付部15は上本体部11と一体的に形成され、上本体部11の側面の他の一つから延設されている。取付部15の端部にはボルト貫通孔15aが設けられている。
取付部16は下本体部12と一体的に形成され、下本体部12の側面の一つから延設されている。取付部16の端部にはボルト貫通孔16aが設けられている。
レゾネータ10は、ボルト貫通孔14a〜16aを通る図示しないボルトにより車体(エンジンルーム構成部材)に固定されるようになっている。
図3に示したように、下本体部12の底部(下面)には水抜き穴12aが形成されている。更に、図3及び図5に示したように、下本体部12の底部には「制振用ダンパであるダイナミックダンパ20」が固定されている。即ち、ダイナミックダンパ20は、レゾネータ10の内部に配置・固定されている。このダイナミックダンパ20の共振周波数(振動周波数)はレゾネータ10の振動周波数(共振周波数或いは制振すべき周波数)と一致するように予め設定されている。ダイナミックダンパ20は、マスが共振振動して構造物であるレゾネータ10の振動エネルギーを代替吸収することにより、レゾネータ10の振動を低減するようになっている。
より具体的に述べると、図5に示したように、ダイナミックダンパ20は、基台21、弾性体(ばね部材)22及びマス(質量体、重り)23を備えている。
基台21は円板状薄板体であって中央に取付穴を備えている。
弾性体22は円環状のゴムである。弾性体22の縦断面は略長方形である。弾性体22は、その下面が基台21の外周部近傍に固定されている。
マス23は肉厚円筒状の金属である。マス23の下面は弾性体22の上面に固定されている。
ダイナミックダンパ20は、ワッシャ24、締め付けナット25、ボルト26及び円筒部材27によって下本体部12の底壁12bに締め付け固定されている。即ち、ダイナミックダンパ20は、基台21が、「基台21及び底壁12bを貫通するボルト26」と「ワッシャ24及びナット25」とにより、底壁12bに締結されることにより、レゾネータ10の内部に固定される。
以上のように構成されたレゾネータ10は、図4の矢印Aにより示したように、内燃機関の吸気脈動が伝達されるので振動する。更に、図4の矢印B1〜B3に示したように、レゾネータ10は、取付部14〜16を介して車体の振動がレゾネータ10へと伝達されるので振動する。しかしながら、レゾネータ10は、その内部(内部空間)にダイナミックダンパ20を保持している。よって、レゾネータ10に生じる振動がダイナミックダンパ20により低減されるので、レゾネータ10が振動することによって発生する騒音が低減される。
しかも、ダイナミックダンパ20はレゾネータ10の内部(内部空間)に取り付けられているから、レゾネータ10が大型化しない。従って、レゾネータ10は、車体(例えば、エンジンルーム)のスペースを有効に活用することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明はレゾネータ以外の吸気部品(例えば、エアクリーナ、サージタンク及びヘッドガードピラー等)にも適用可能である。
また、ダイナミックダンパは、ダイナミックダンパ20とは異なる構造を有するダイナミックダンパであってもよい。加えて、ダイナミックダンパ20は、レゾネータ10の内部に確実に固定される限りにおいて、底壁12b以外の箇所に固定されてもよい。
10…レゾネータ、11…上本体部、12…下本体部、12b…底壁、20…ダイナミックダンパ、21…基台、22…弾性体、23…マス。

Claims (2)

  1. 内燃機関の吸気ダクトの下方に配設されるとともに、制振用ダンパを備える車載吸気系部品であって前記吸気ダクト内を流れる空気の吸気音を共鳴により低減する車載吸気系部品であるレゾネータ(10)において、下面が開放した箱状の上本体部(11)と、上面が開放した箱状であり且つその上部が前記上本体部(11)の下部と接合されることにより共鳴室を構成する下本体部(12)と、前記上本体部(11)と一体的に形成され且つ前記吸気ダクトに接続される首部(13)と、を備え、
    前記制振用ダンパは、
    基台(21)、弾性体(22)及びマス(23)を備え、
    前記基台(21)は円板状薄板体であって中央に取付穴を有し、
    前記弾性体(22)は円環状であってその下面が基台(21)に固定され、
    前記マス(23)は円筒状の金属であってその下面が弾性体(22)の上面に固定され、
    前記基台(21)が、前記下本体部の底壁(12b)に、前記基台(21)の取り付け穴及び前記底壁(12b)を貫通するボルト(26)と、ナット(25)と、によって締付け固定されることにより、前記制振用ダンパが前記共鳴室内に配置されたことを特徴とするレゾネータ。
  2. 請求項1に記載のレゾネータにおいて、前記制振用ダンパは前記レゾネータの振動周波数と同じ振動周波数を有するダイナミックダンパである、レゾネータ。
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