JP2023038729A - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP2023038729A
JP2023038729A JP2021145602A JP2021145602A JP2023038729A JP 2023038729 A JP2023038729 A JP 2023038729A JP 2021145602 A JP2021145602 A JP 2021145602A JP 2021145602 A JP2021145602 A JP 2021145602A JP 2023038729 A JP2023038729 A JP 2023038729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
locking piece
slit
engaging surface
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021145602A
Other languages
English (en)
Inventor
一鷹 生地
Kazutaka Ikuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2021145602A priority Critical patent/JP2023038729A/ja
Publication of JP2023038729A publication Critical patent/JP2023038729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】外れ留め具をフレームにスナップ式に係合でき且つフレームから簡単に取り外せる建具を提供すること。【解決手段】固定窓1は、窓枠10と、窓枠10内に配置されるパネルと、窓枠10に取り付けられる外れ留め具60とを備える。外れ留め具60は、外れ留め本体61と、外れ留め本体61からX軸方向に突出した弾性変形可能な係止片65とを有する。窓枠10は、係止片65が挿入されるスリット481が形成された係合面部48を有する。スリット481は、X軸方向における幅寸法が係止片65の突出寸法よりも小さい幅狭部485と、X軸方向における幅寸法が係止片65の突出寸法よりも大きい幅広部486とを有する。係合面部48は、係止片65が幅狭部485に配置される場合には当該係止片65に対して係合状態であり、係止片65が幅広部486に配置される場合には当該係止片65に対して非係合状態である。【選択図】図4

Description

本発明は、パネルを窓枠などのフレーム内に設置する際に当該パネルをフレームに対して外れ留めをする外れ留め具を設けた固定窓などの建具に関する。
従来、建具として、サッシ枠体(フレーム)にパネルを装着した嵌め殺しサッシユニットが知られている(特許文献1参照)。サッシ枠体は、上枠、下枠および左右の縦枠を備えている。下枠にはパネルの縁部が納まる凹部が形成されている。上枠および左右の縦枠には、それぞれの枠本体および押縁によって、パネルの縁部が納まる凹部が形成されている。また、上枠には支持金具が取り付けられている。上枠には挿入口および内向突片が形成されており、挿入口には支持金具(外れ留め具)が挿入されており、内向突片には支持金具の一部分が打ち出し加工されてなる係止片がスナップ式に係合している。上枠に取り付けられた支持金具は、上枠および左右の縦枠の枠本体に押縁を取り付ける前の状態で、パネルがサッシ枠体から外れることを防止している。
特開2001-207741号公報
ところで、特許文献1に記載の嵌め殺しサッシユニットでは、支持金具の係止片を上枠の内向突片にスナップ式に係合することで、支持金具を上枠にネジ止めする場合などと比べて、支持金具を上枠に簡単に取り付けられる。しかし、この嵌め殺しサッシユニットでは、係止片の内向突片に対する係合を解除する場合には、係止片を内向突片に対して一旦引っ込めなければならないと考えられ、このため、支持金具を上枠から取り外すのに手間を要する。
特許文献1に記載の嵌め殺しサッシユニットでは、支持金具を上枠に係合していますが、例えば支持金具を左右の縦枠に係合する場合にも上記同様に、支持金具を左右の縦枠から取り外すのに手間を要する。
本発明の目的は、外れ留め具をフレームにスナップ式に係合でき且つフレームから簡単に取り外せる建具を提供することにある。
本発明の建具は、フレームと、フレーム内に配置されるパネルと、フレームに取り付けられる外れ留め具とを備え、前記外れ留め具は、前記パネルに対して面外方向に向かい合って配置される保持部を有した外れ留め本体と、先端が前記フレームの見付け方向において前記外れ留め本体から突出した係止片とを有し、前記フレームは、前記係止片が挿入されるスリットが形成された係合面部を有し、前記スリットは、前記フレームの見付け方向における幅寸法が前記係止片の突出寸法よりも小さい幅狭部と、前記フレームの見付け方向における幅寸法が前記係止片の突出寸法よりも大きい幅広部とを有し、前記係止片は、その突出寸法が前記幅狭部の幅寸法よりも小さくなるまで弾性変形可能に構成され、前記係合面部は、前記係止片が前記幅狭部に配置される場合には当該係止片に対して係合状態であり、前記係止片が前記幅広部に配置される場合には当該係止片に対して非係合状態であることを特徴とする。
本発明によれば、外れ留め具をフレームにスナップ式に係合でき且つフレームから簡単に取り外せる建具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る固定窓を示す外観姿図。 前記実施形態に係る固定窓を示す縦断面図。 前記実施形態に係る固定窓を示す横断面図。 前記実施形態に係る固定窓の上側要部を示す斜視図。 前記実施形態に係る固定窓の下側要部を示す斜視図。 前記実施形態に係る固定窓の要部を示す横断面図。 前記実施形態に係る固定窓のスリットを示す説明図。 前記実施形態に係る固定窓の外れ止め具を示す斜視図。 前記固定窓の第1変形例の要部を示す斜視図。 前記固定窓の第2変形例の要部を示す斜視図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図5において、本実施形態に係る建具としての固定窓1(FIX窓、嵌め殺し窓)は、フレームとしての窓枠10(枠体)と、窓枠10内に配置されるガラスパネル等のパネル50と、窓枠10に取り付けられる外れ留め具60とを備えている。
以下の説明において、固定窓1の左右方向をX軸方向とし、固定窓1の上下方向をY軸方向とし、固定窓1の見込み方向(面外方向)をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
窓枠10は、上枠20(上フレーム材)、下枠30(下フレーム材)および左右の縦枠(縦フレーム材)40をフレーム材として備えている。上枠20、下枠30および左右の縦枠40は、矩形状のパネル50の四周縁部に沿って配置されており、左右の縦枠40は図3に示すように互いに同様に形成されており、左右逆向きに配置されている。上枠20、下枠30および左右の縦枠40は、室外側の金属製枠材21,31,41と、金属製枠材21,31,41に取り付けられた室内側の樹脂枠材22,32,42とを備えている。本実施形態では、金属製枠材21,31,41はアルミ製であり、樹脂枠材22,32,42は合成樹脂製である。金属製枠材21,31,41には、押縁23,33,43が係合している。押縁23,33,43は、パネル50の室外側に配置されてその室外面51を押えており、樹脂枠材22,32,42は、パネル50の室内側に配置されてその室内面52に当接している。押縁23が係合した金属製枠材21および樹脂枠材22は、パネル50の上縁部が納まる凹部24を形成している。押縁33が係合した金属製枠材31および樹脂枠材32は、パネル50の下縁部が納まる凹部34を形成している。押縁43が係合した金属製枠材41および樹脂枠材42は、パネル50の縦縁部が納まる凹部44を形成している。
上枠20、下枠30および左右の縦枠40では、金属製枠材21,31,41および樹脂枠材22,32,42が組み合わされて各枠材の本体を構成しており、この本体に押縁23,33,43が係合している。
縦枠40の金属製枠材41は、図3および図5に示すように、Z軸方向に沿った見込み面部45と、見込み面部45の室内端に連続してX軸方向に沿った見付け面部46と、見付け面部46の内周端から室外側に向かってZ軸方向に延出した延出片部47と、延出片部47から外周側に向かってX軸方向に延出した係合面部48と、見込み面部45からX軸方向における外周側に延出した取付片部49とを有している。見込み面部45のうちの見付け面部46よりも室外側の部分には係合部451が形成されており、係合部451に押縁43が係合している。延出片部47には、係合片471がX方向における内周側に延出して形成されており、係合片471には、樹脂枠材42が係合している。
係合面部48には、図4の(A)および(B)に示すようにY軸方向における一端側にスリット481が形成されており、図5の(A)および(B)に示すようにY軸方向における他端側にスリット482が形成されている。スリット481,482はY軸方向に沿っている。また、係合面部48には、スリット481に対して下方に配置された孔483(螺合孔)と、スリット482に対して上方に配置された孔484(螺合孔)とが形成されている。
スリット481は、幅狭部485および幅広部486を有している。幅狭部485および幅広部486は図7に示すようにそれぞれ矩形状に形成されており、上下に連続している。
幅狭部485は、Y軸方向に沿った左右の縦縁487,488およびX軸方向に沿った横縁489によって形成されている。X軸方向における幅狭部485の縦縁487,488間の幅寸法L1は、幅広部486の後述する幅寸法L2よりも小さく、更に、後述する係止片65の突出寸法L3よりも小さい。
幅広部486は、Y軸方向に沿った左右の縦縁490,491、X軸方向に沿った横縁492および縦縁491,488に連続した連続縁493によって形成されている。縦縁490は、縦縁487に連続してY軸方向に面一となっている。X軸方向における幅広部486の縦縁490,491間の幅寸法L2は、係止片65の突出寸法L3よりも大きい。
また、幅狭部485および幅広部486のY軸方向における寸法は、係止片65のY軸方向における寸法以上の寸法である。幅狭部485および幅広部486のY軸方向における寸法は、本実施形態では互いに略等しい。
スリット482は、スリット481と概略同様に形成されており、スリット481とは上下逆向きに配置されている。このため、スリット481では、幅狭部485が幅広部486に対して上方であって縦枠40の一端側(上端側、上枠20側)に配置されるが、スリット482では、幅狭部485が幅広部486に対して下方であって縦枠40の他端側(下端側、下枠30側)に配置される。
なお、スリット481,482の縦縁487,490は縦枠40のX軸方向における内周側に配置され、スリット481,482の縦縁488,491は縦枠40のX軸方向における外周側に配置される。
係合面部48の孔483,484には、図4(A)および図5(A)に示すように、移動規制具としてのねじ495がそれぞれ螺合している。本実施形態では、ねじ495は、係合面部48の室外面に当接する頭部496と、孔483,484に螺合するねじ部497とを有している。ねじ495は、+形状および-形状の溝部とは異なる形状の溝部、例えば五つ以上の放射状の溝が形成された溝部が頭部496に形成された防犯ネジによって構成されてもよい。
ここで、孔483は、スリット481の幅狭部485との間で幅広部486をY軸方向に挟む位置に形成されており、孔483に螺合したねじ495の頭部496は、係合面部48から室外側に突出して配置されている。また、孔484は、スリット482の幅狭部485との間で幅広部486をY軸方向に挟む位置に形成されており、孔484に螺合したねじ495の頭部は、係合面部48から室外側に突出して配置されている。
外れ留め具60は、本実施形態では金属製の金具で構成されており、図8の(A)および(B)に示すように、外れ留め本体61と、係止片65とを有している。
外れ留め本体61は、Z軸方向に沿った本体片部611と、本体片部611のY軸方向に沿った室外縁部からX軸方向における内周側に折曲されて延出した保持片部612,613,614(保持部)と、保持片部613に連続していると共に本体片部611よりもX軸方向における外周側に延出した当接片部615と、本体片部611のY軸方向に沿った室内縁部からX軸方向における外周側に折曲されて延出した突片616,617と、突片616,617の位置において本体片部611からZ軸方向に延出した挿入片部618を有している。当接片部615の先端縁部615Aは係止片65側に向かってZ軸方向に折曲されている。保持片部613は、保持片部612,614の間に配置されている。保持片部613には、図6に示すようにパネル50の室外面51に当接する樹脂部材620が装着されている。一対の突片616,617は、外れ留め具60において係止片65を間に挟む位置に設けられている。
係止片65は、本実施形態では挿入片部618が矩形板状に切出し加工されて形成されている。係止片65は、Y軸方向に沿った基端63が挿入片部618に連続し、且つ、Y軸方向に沿った先端64が挿入片部618からX軸方向における外周側に突出している。先端64は、基端63に対して室外側に配置されている。
この係止片65は、X軸方向に弾性変形可能に構成されており、平常状態では挿入片部618に対するX軸方向の突出寸法L3が幅狭部485の幅寸法L1よりも大きいが、弾性変形を生じることで幅狭部485の幅寸法L1よりも小さくなることが可能である。このため、外れ留め具60では、係止片65が幅狭部485(本実施形態では縦縁488)に当たって弾性変形を生じることで、挿入片部618を幅狭部485にX軸方向に挿入可能となっている。また、前述したように幅広部486の幅寸法L2が係止片65の平常状態における突出寸法L3よりも大きいので、外れ留め具60は、挿入片部618を幅広部486に配置することで簡単にZ軸方向に引き抜くことができる。
以下、本実施形態に係る固定窓1においてパネル50を窓枠10内に設置する手順について説明する。
まず、押縁23,33,43が上枠20、下枠30および左右の縦枠40の本体に対して係合していない状態の窓枠10内にパネル50を配置し、室内面52を樹脂枠材22,32,42に当接させた状態とする。なお、予め、ねじ495は孔483,484に螺合させておく。
次に、左右の縦枠40の上側部分および下側部分に外れ留め具60を取り付ける。具体的には、各外れ留め具60の挿入片部618を、左右の縦枠40におけるスリット481,482の幅狭部485に室外側からZ軸方向に挿入する。このとき、係止片65は弾性変形を生じつつ室外側から幅狭部485を通り抜けて復元し、先端64が図6に示すように係合面部48の室内面48Bに対してX軸方向にスナップ式に係合する。突片616,617は、係合面部48の室外面48Aに沿って配置される。このようにして、係止片65を係合面部48に係合し、図4(A)に示すように上側の外れ留め具60を係合面部48の上側部分に取り付け、図5(A)に示すように下側の外れ留め具60を係合面部48の下側部分に取り付ける。また、係止片65の係合面部48に対する係合状態では、保持片部612,613,614は、パネル50に対して室外面51側に配置され、保持片部613に装着された樹脂部材620がパネル50の室外面51に当接し、且つ、当接片部615の先端縁部615Aが見込み面部45の係合部451に対してX軸方向に当接する。
このとき、図4(A)に示すように挿入片部618がスリット481に挿入された上側の外れ留め具60の突片617は、ねじ部497が孔483に螺合したねじ495に対してY軸方向における上方であって頭部496に当接可能な位置(スリット481の幅狭部485との間で幅広部486をY軸方向に挟む位置)に配置される。このため、上側の外れ留め具60が仮に自重によって下方に落ちようとしても、突片617がねじ495に支えられるので、上側の外れ留め具60が係合面部48から外れることを抑制できる。また、図5(A)に示すように挿入片部618がスリット482に挿入された下側の外れ留め具60の突片616は、ねじ部497が孔484に螺合したねじ495に対してY軸方向における上方であって頭部496に当接可能な位置(スリット482の幅狭部485との間で幅広部486をY軸方向に挟む位置)に配置される。本実施形態では、ねじ495は前述したように防犯ねじで構成されているので、ねじ495に対応した特殊工具を用いなければ、外れ留め具60を係合面部48から取り外せない構成となっている。
前述したように外れ留め具60を係合面部48に取り付けることで、押縁23,33,43によってパネル50の室外面51を押える前であっても、外れ留め具60によってパネル50を窓枠10内に保持することができ、パネル50が室外側に不意に倒れることを抑制できる。
次に、押縁23,33,43を上枠20、下枠30および左右の縦枠40の本体に係合し、押縁23,33,43よってパネル50の室外面51を押える。
このようにして、窓枠10内にパネル50を設置する。
以下、パネル50に破損等が生じた場合に、パネル50を窓枠10から取り外す手順について説明する。
まず、押縁23,33,43を上枠20、下枠30および左右の縦枠40の本体から取り外す。
次に、特殊工具を用いてねじ495を孔483,484から取り外し、外れ留め具60がY軸方向に移動可能な状態とする。
次に、図4(B)に示すように上側の外れ留め具60を係合面部48から取り外し、且つ、図5(B)に示すように下側の外れ留め具60を係合面部48から取り外す。具体的には、上側の外れ留め具60はY軸方向に沿って下方に移動し、挿入片部618をスリット481の幅広部486に配置し、係止片65と係合面部48との係合が解除された被係合状態とする。続いて、外れ留め具60をZ軸方向において室外側に移動し、係止片65を幅広部486から室外側に引き抜く。また、下側の外れ留め具60はY軸方向に沿って上方に移動し、挿入片部618をスリット482の幅広部486に配置し、係止片65と係合面部48との係合が解除された非係合状態とする。続いて、外れ留め具60をZ軸方向において室外側に移動し、係止片65を幅広部486から室外側に引き抜く。
このように、外れ留め具60が係合面部48にスナップ式に係合しても、係止片65を幅広部486から引き抜くことで、外れ留め具を係合面部48から簡単に取り外せる。
外れ留め具60を取り外すことで、パネル50が窓枠10内から取り外せる状態となり、新たなパネル50に交換等することが可能となる。
[変形例]
前記実施形態では、係合面部48にねじ495が取り付けられているが、これに限らず、例えば図9に示す第1変形例のように、上側のスリット481に係止片65が挿通される外れ留め具60の突片617をスリット481に沿ったY軸方向において下方に延設し、この延設部分にねじ495を螺合して取り付ける一方、係合面部48のうちのねじ495に対応する部分に規制孔70を形成し、この規制孔70にねじ495を挿入することで、外れ留め具60のY軸方向の移動(特に下方への移動)を規制してもよい。また、下側のスリット482に係止片65が挿通される外れ留め具60の突片616をスリット482に沿ったY軸方向において上方に延設し、この延設部分にねじ495を螺合して取り付ける一方、係合面部48のうちのねじ495に対応する部分に規制孔(図示省略)を形成し、この規制孔にねじ495を挿入することで、外れ留め具60のY軸方向の移動(特に上方への移動)を規制してもよい。
また例えば図10に示す第2変形例のようにねじ495を配置してもよい。図10は外れ留め具60を上側のスリット481に対してZ軸方向に差し込んで係合面部48に係合する直前の状態を示している。図10では、ねじ495は第1変形例と同様に突片617に取り付けるが、係止片65および係合面部48の係合状態で幅広部486に挿入されて配置される。図10に示すように、ねじ495が上側のスリット481の幅広部486に挿入されて配置される場合には外れ留め具60の下方への移動を規制する。また、図示しないが、ねじ495が突片617に取り付けられて下側のスリット482の幅広部486に挿入されて配置される場合には外れ留め具60の上方への移動を規制する。
第2変形例においては、ねじ495を突片617(616)から取り外すことで、外れ留め具60の前述した移動規制が解除されるので、外れ留め具60を取り外せる。なお、第2変形例では突片617(616)には前述した延設部分は不要なので形成されていない。
このように、外れ留め具60や係合面部48には、ねじ495が取り外し可能に取り付けられてもよい。
前記実施形態では、ねじ495が孔484に螺合しており、特殊工具がなければ下側の外れ留め具60を係合面部48から取り外せない構成となっているが、特殊工具を用いずとも下側の外れ留め具60を取り外せてもよい場合には、ねじ495を孔484に螺合して取り付けなくてもよい。
また、前記実施形態では、ねじ495が孔483に螺合しており、このねじ495によって上側の外れ留め具60の下方移動を抑制する構成となっているが、上側の外れ留め具60が自重によって下方移動しない程度に係止片65が係合面部48に強く係合している場合などには、ねじ495を孔483に螺合して取り付けなくてもよい。
前記実施形態では、縦枠40の係合面部48には、上下のスリット481,482が形成されているが、これに限らず、左右の縦枠40の長手方向における略中間位置に一つのスリット(図示省略)が形成されていてもよい。この場合には、左右の縦枠40のそれぞれに対して一つの外れ留め具60が取り付けられる。
前記実施形態では、左右の縦枠40が、スリット481,482が形成された係合面部48を有しているが、これに代えてまたは加えて、上枠20および下枠30が係合面部48を有し、この係合面部48にスリット481,482や、上枠20や下枠30の長手方向における略中間位置に配置されるスリットが形成されていてもよく、上枠20および下枠30に外れ留め具60が取り付けられてもよい。更に、上枠20および下枠30に取り付けられた外れ留め具60のX軸方向の移動を抑制して外れ留め具60が係合面部48から外れることを抑制するねじ(図示省略)が上枠および下枠30に螺合して取り付けられていてもよい。また、例えば、下枠30の本体自体が凹部34を形成し、押縁33を有しない構成である場合には、上枠20だけに外れ留め具60やねじを取り付け、下枠30には外れ留め具60やねじを取り付けなくてもよい。
前記実施形態では、窓枠10は、パネル50の室外面51を押える押縁23,33,43を備えており、パネル50を室外側から枠内に配置する構成となっているが、これに代えて、枠本体がパネル50の室外面51に当接し、枠本体に係合する押縁がパネル50の室内面52を押える構成としてもよい。この場合、パネル50は室内側から枠内に配置されることとなり、押縁の取付前はこのパネル50が室内側に倒れるおそれがあるので、窓枠10には、室内側から外れ留め具60が取り付けられる係合面部が形成され、この係合面部に取り付けられた外れ留め具60によってパネル50が室内側に倒れることを抑制する構成であってもよい。またこの場合、外れ留め具60の保持片部612,613,614はパネル50の室内面52側に配置される。
前記実施形態では、外れ留め具60には、上下一対の突片616,617が形成されており、係合面部48のスリット481側およびスリット482側への取付けに兼用可能な構成となっているが、突片616を省略して突片617を形成した外れ留め具60をスリット481に挿入してもよく、また、突片617を省略して突片616を形成した外れ留め具60をスリット482に挿入してもよい。
前記実施形態では、窓枠10をフレームとし、窓枠10内にパネル50が設置される固定窓1を建具として説明したが、このほか、窓枠10内に可動に配置されるパネル50の四周縁部に設けられる框体(図示省略)をフレームとする各種の窓を建具としてもよい。
[発明のまとめ]
本発明の建具は、フレームと、フレーム内に配置されるパネルと、フレームに取り付けられる外れ留め具とを備え、前記外れ留め具は、前記パネルに対して面外方向に向かい合って配置される保持部を有した外れ留め本体と、先端が前記フレームの見付け方向において前記外れ留め本体から突出した係止片とを有し、前記フレームは、前記係止片が挿入されるスリットが形成された係合面部を有し、前記スリットは、前記フレームの見付け方向における幅寸法が前記係止片の突出寸法よりも小さい幅狭部と、前記フレームの見付け方向における幅寸法が前記係止片の突出寸法よりも大きい幅広部とを有し、前記係止片は、その突出寸法が前記幅狭部の幅寸法よりも小さくなるまで弾性変形可能に構成され、前記係合面部は、前記係止片が前記幅狭部に配置される場合には当該係止片に対して係合状態であり、前記係止片が前記幅広部に配置される場合には当該係止片に対して非係合状態であることを特徴とする。
本発明の建具によれば、係止片を幅狭部に押し付けて弾性変形させることで当該幅狭部に挿入でき、この幅狭部の幅寸法が係止片の平常状態の突出寸法よりも小さいので、弾性変形が復元した係止片をフレームの係合面部にスナップ式に係合できる。また、幅広部の幅寸法が係止片の突出寸法よりも大きいので、係止片を広幅部に配置することで、前記係合を解除でき、外れ留め具をフレームから簡単に取り外すことができる。
本発明の建具では、前記フレームは、上フレーム材、下フレーム材および左右の縦フレーム材を備え、前記スリットは、前記上フレーム材、前記下フレーム材および左右の前記縦フレーム材のうちの少なくとも一つのフレーム材の長手方向における一端側および他端側にそれぞれ形成され、前記一端側における前記スリットの前記幅狭部は、当該スリットの前記幅広部よりも前記フレーム材の長手方向における一端側に配置され、前記他端側における前記スリットの前記幅狭部は、当該スリットの前記幅広部よりも前記フレーム材の長手方向における他端側に配置されてもよい。
このような構成によれば、例えば一端側の幅広部が幅狭部よりも当該一端側に配置される場合や、他端側の幅広部が幅狭部よりも当該他端側に配置される場合と比べて、外れ留め具をフレームの一端側や他端側に寄せた位置に配置できて、パネルがフレームから外れることを、より効果的に抑制できる。
本発明の建具では、前記外れ留め具および前記係合面部のうちの少なくとも一方には、前記係止片と前記係合面部との係合状態で前記スリットに沿った方向における前記外れ留め具の移動を規制する移動規制具が取り外し可能に取り付けられてもよい。
このような構成によれば、外れ留め具が意図せずにスリットに沿った方向に移動しようとしても、移動規制具によって前述した移動を規制でき、外れ留め具が係合面部から外れる位置に配置されて当該係合面部から外れるおそれを低減できる。
本発明の建具では、前記係合面部には、前記幅狭部との間で前記幅広部を挟む位置で前記移動規制具が前記係合面部から突出して取り外し可能に取り付けられ、前記外れ留め具は、前記係合面部に沿って配置される突片を有し、前記突片は、前記係止片と前記係合面部との係合状態で前記移動規制具に当接可能な位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、移動規制具の係合面部に対する取付け状態では、係止片が幅狭部から幅広部に向かうように外れ留め具が移動しようとしても外れ留め具が移動規制具によって移動規制され、係止片が幅狭部に配置された前記係合状態を維持するので、外れ留め具がフレームから外れることを抑制できる。
また、移動規制具の係合面部に対する取外し状態では、移動規制具による外れ留め具の移動規制が解除され、外れ留め具をその移動によって係止片を幅広部に配置でき、フレームから取り外すことができる。
本発明の建具では、前記フレームは、上フレーム材、下フレーム材および左右の縦フレーム材を備え、前記縦フレーム材が前記係合面部を有し、前記スリットは、前記係合面部における上側および下側にそれぞれ形成され、上側の前記スリットでは、前記幅狭部が前記幅広部に対して前記上フレーム側に配置され、下側の前記スリットでは、前記幅狭部が前記幅広部に対して前記下フレーム側に配置され、前記移動規制具は、上側の前記スリットにおける前記幅狭部との間で前記幅広部を挟む位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、係止片が上側のスリットに挿入された外れ留め具が、その自重などによって下方に移動しようとしても、移動規制具によって外れ留め具の下方への移動を規制でき、外れ留め具がフレームから外れることを抑制できる。
また、係止片が下側のスリットに挿入された外れ留め具が、その自重などによって下方に移動しようとしても、下側のスリットにおける幅広部が幅狭部に対して上方に配置されているので、下側のスリットにおける幅狭部との間に幅広部を挟む位置に別途に移動規制具を設けなくても、外れ留め具が係合面部から外れることを抑制できる。
更に、下側のスリットにおける幅狭部との間に幅広部を挟む位置に別途に移動規制具を設けないことで、この移動規制具を取り外す必要もなく、係止片が下側のスリットに挿入された外れ留め具を係合面部から簡単に取り外すことができる。
本発明の建具では、前記外れ留め具は、前記係合面部に沿って配置される突片を有し、前記突片は、前記外れ留め具において前記係止片を間に挟む位置に一対設けられてもよい。
このような構成によれば、例えば縦フレーム材に取り付ける場合には外れ留め具を上下いずれの向きでも取り付けることができ、また例えば、上フレーム材や下フレーム材に取り付ける場合には、左右いずれの向きでも取り付けることができて、外れ留め具の汎用性を向上できる。
本発明の建具では、前記移動規制具は、頭部およびねじ部を有し、+形状および-形状の溝部とは異なる形状の溝部が前記頭部に形成された防犯ネジによって構成されてもよい。
このような構成によれば、+ドライバーや-ドライバーでは移動規制具を取り外せず、前述した防犯ネジに対応した専用工具を用いなければならない構成にでき、防犯性を向上できる。
本発明の建具では、前記外れ留め具は、金具で構成され、前記保持部には、前記パネルに当接する樹脂部材が設けられていてもよい。
このような構成によれば、例えば外れ留め具の全体が樹脂製である場合と比べて、外れ留め具の強度を向上でき、また、パネルには樹脂部材が当接するので、外れ留め具の金属部分がパネルを傷つけることを抑制できる。
本発明の建具では、前記フレームは、上フレーム材、下フレーム材および左右の縦フレーム材を備え、少なくとも前記上フレーム材および左右の前記縦フレーム材は、前記パネルの室外面および室内面のうちの一方側に配置される見付け面部を有した本体と、前記パネルの室外面および室内面のうちの他方側に配置されて前記本体に取り付けられる押縁とを備え、左右の前記縦フレーム材における前記本体は、前記外れ留め具が取り付けられる係合面部を有し、前記保持部は、前記パネルの室外面および室内面のうちの他方側に配置されてもよい。
このような構成によれば、上フレーム材および左右の縦フレーム材において押縁を本体に取り付ける前であっても、外れ留め具を左右の縦フレーム材に取り付けることで、パネルが倒れてフレームから外れてしまうおそれを低減でき、建具の組立性を向上できる。
1…固定窓(建具)、10…窓枠(フレーム)、20…上枠(上フレーム材)、21,31,41…金属製枠材、22,32,42…樹脂枠材、23,33,43…押縁、24,34,44…凹部、30…下枠(下フレーム材)、40…縦枠(縦フレーム材)、45…見込み面部、451…係合部、46…見付け面部、47…延出片部、471…係合片、48…係合面部、481,482…スリット、483,484…孔、485…幅狭部、486…幅広部、487,488,490,491…縦縁、489,492…横縁、48A…室外面、48B…室内面、49…取付片部、493…連続縁、495…ねじ、496…頭部、497…ねじ部、50…パネル、51…室外面、52…室内面、60…外れ留め具、61…外れ留め本体、611…本体片部、612,613,614…保持片部、615…当接片部、615A…先端縁部、616,617…突片、618…挿入片部、620…樹脂部材、63…基端、64…先端、65…係止片、70…規制孔、L1,L2…幅寸法、L3…突出寸法。

Claims (9)

  1. フレームと、フレーム内に配置されるパネルと、フレームに取り付けられる外れ留め具とを備え、
    前記外れ留め具は、前記パネルに対して面外方向に向かい合って配置される保持部を有した外れ留め本体と、先端が前記フレームの見付け方向において前記外れ留め本体から突出した係止片とを有し、
    前記フレームは、前記係止片が挿入されるスリットが形成された係合面部を有し、
    前記スリットは、前記フレームの見付け方向における幅寸法が前記係止片の突出寸法よりも小さい幅狭部と、前記フレームの見付け方向における幅寸法が前記係止片の突出寸法よりも大きい幅広部とを有し、
    前記係止片は、その突出寸法が前記幅狭部の幅寸法よりも小さくなるまで弾性変形可能に構成され、
    前記係合面部は、前記係止片が前記幅狭部に配置される場合には当該係止片に対して係合状態であり、前記係止片が前記幅広部に配置される場合には当該係止片に対して非係合状態である
    ことを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具において、
    前記フレームは、上フレーム材、下フレーム材および左右の縦フレーム材を備え、
    前記スリットは、前記上フレーム材、前記下フレーム材および左右の前記縦フレーム材のうちの少なくとも一つのフレーム材の長手方向における一端側および他端側にそれぞれ形成され、
    前記一端側における前記スリットの前記幅狭部は、当該スリットの前記幅広部よりも前記フレーム材の長手方向における一端側に配置され、
    前記他端側における前記スリットの前記幅狭部は、当該スリットの前記幅広部よりも前記フレーム材の長手方向における他端側に配置される
    ことを特徴とする建具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建具において、
    前記外れ留め具および前記係合面部のうちの少なくとも一方には、前記係止片と前記係合面部との係合状態で前記スリットに沿った方向における前記外れ留め具の移動を規制する移動規制具が取り外し可能に取り付けられる
    ことを特徴とする建具。
  4. 請求項3に記載の建具において、
    前記係合面部には、前記幅狭部との間で前記幅広部を挟む位置で前記移動規制具が前記係合面部から突出して取り外し可能に取り付けられ、
    前記外れ留め具は、前記係合面部に沿って配置される突片を有し、
    前記突片は、前記係止片と前記係合面部との係合状態で前記移動規制具に当接可能な位置に配置される
    ことを特徴とする建具。
  5. 請求項3または請求項4に記載の建具において、
    前記フレームは、上フレーム材、下フレーム材および左右の縦フレーム材を備え、
    前記縦フレーム材が前記係合面部を有し、
    前記スリットは、前記係合面部における上側および下側にそれぞれ形成され、
    上側の前記スリットでは、前記幅狭部が前記幅広部に対して前記上フレーム側に配置され、
    下側の前記スリットでは、前記幅狭部が前記幅広部に対して前記下フレーム側に配置され、
    前記移動規制具は、上側の前記スリットに対して前記係止片が挿入された係合状態の前記外れ留め具の下方への移動を規制可能な位置に配置される
    ことを特徴とする建具。
  6. 請求項3および請求項5のいずれか一項に記載の建具において、
    前記外れ留め具は、前記係合面部に沿って配置される突片を有し、
    前記突片は、前記外れ留め具において前記係止片を間に挟む位置に一対設けられる
    ことを特徴とする建具。
  7. 請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の建具において、
    前記移動規制具は、頭部およびねじ部を有し、+形状および-形状の溝部とは異なる形状の溝部が前記頭部に形成された防犯ネジによって構成される
    ことを特徴とする建具。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の建具において、
    前記外れ留め具は、金具で構成され、
    前記保持部には、前記パネルに当接する樹脂部材が設けられる
    ことを特徴とする建具。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の建具において、
    前記フレームは、上フレーム材、下フレーム材および左右の縦フレーム材を備え、
    少なくとも前記上フレーム材および左右の前記縦フレーム材は、前記パネルの室外面および室内面のうちの一方側に配置される見付け面部を有した本体と、前記パネルの室外面および室内面のうちの他方側に配置されて前記本体に取り付けられる押縁とを備え、
    左右の前記縦フレーム材における前記本体は、前記外れ留め具が取り付けられる係合面部を有し、
    前記保持部は、前記パネルの室外面および室内面のうちの他方側に配置される
    ことを特徴とする建具。
JP2021145602A 2021-09-07 2021-09-07 建具 Pending JP2023038729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021145602A JP2023038729A (ja) 2021-09-07 2021-09-07 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021145602A JP2023038729A (ja) 2021-09-07 2021-09-07 建具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023038729A true JP2023038729A (ja) 2023-03-17

Family

ID=85514629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021145602A Pending JP2023038729A (ja) 2021-09-07 2021-09-07 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023038729A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9003709B2 (en) Retention clip for outer belt weatherstrip
EP1995097A1 (en) Fixing clip for interior part of vehicle
US7576999B2 (en) Expansion card retention assembly
US11452390B2 (en) Planar display assembly
JP6427139B2 (ja) 床材の固定構造
JP2023038729A (ja) 建具
KR100953996B1 (ko) 자동차 내장용 부품 고정클립
JP3650967B2 (ja) 押縁付き建具
RU177865U1 (ru) Узел крепления каркаса динамика или усилителя
JP7493784B2 (ja) 窓枠取付構造
JPH06549Y2 (ja) 格子体の取付装置
JP2006017342A (ja) 空気調和機
JP2013124766A (ja) 取り付け部材および取り付け部材の構成方法
JPH085271Y2 (ja) 面格子の組付け構造
JP6953368B2 (ja) セッティングブロック
JPH029579Y2 (ja)
JP2941770B1 (ja) ピボットヒンジ
JP2011185327A (ja) 固定具
JP2017057875A (ja) 締結補助部品、締結補助部品の装着構造、締結補助部品を備えた装置および締結補助部品の装着方法
JP2006188851A (ja) 操作盤のロック装置
GB2617462A (en) Sun visor attachment device
JPH0748939Y2 (ja) 額縁取付構造
JP2022165277A (ja) 通信機器の設置構造
JP2573452Y2 (ja) ドア等の小口カバ−取付金具
JP2003221983A (ja) 建 具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240417