JP2023035831A - 化粧料用吸水性樹脂粒子及び化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料 - Google Patents

化粧料用吸水性樹脂粒子及び化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】皮膚へ塗布する際の伸びと肌なじみが良く、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有する化粧料を得ることが出来る化粧料用吸水性樹脂粒子を提供する。【解決手段】(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩、デンプン、並びに架橋性単量体を必須構成単位とする吸水性樹脂粒子であり、架橋性単量体がカルボキシル基との反応性を有する官能基及びビニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を2個以上有する単量体であり、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対するデンプンの重量の割合が4~25重量%である化粧料用吸水性樹脂粒子とする。【選択図】 なし

Description

本発明は化粧料用吸水性樹脂粒子及び化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料に関する。
皮膚への塗布時の伸び、べたつきのないなめらかな感触及びツヤに優れた化粧料として、多糖類と、(メタ)アクリル酸及び架橋剤とを構成単位とする吸水性樹脂からなる樹脂粒子を含有する化粧料が知られている(特許文献1)。
特開2014-237628号公報
しかしながら、特許文献1に記載の樹脂粒子を含有する化粧料であっても、使用感(皮膚に塗布するときの伸びや肌なじみの良さ、及び塗布後のべたつきのなさ等)が十分でなく、必ずしも満足できるものではなかった。
本発明は、皮膚へ塗布する際の伸びと肌なじみが良く、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有する化粧料を得ることが出来る吸水性樹脂粒子を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の吸水性樹脂を化粧料に一成分として添加することにより、皮膚へ塗布する際の伸びと肌なじみが良く、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有する化粧料が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩、デンプン、並びに架橋性単量体を必須構成単位とする吸水性樹脂粒子であり、架橋性単量体がカルボキシル基との反応性を有する官能基及びビニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を2個以上有する単量体であり、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対するデンプンの重量の割合が4~25重量%である化粧料用吸水性樹脂粒子、及び前記化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料である。
本願発明の化粧料用吸水性樹脂粒子は、化粧料に添加することにより、皮膚へ塗布する際の伸びと肌なじみが良く、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有する化粧料を得ることが出来る。
第1の本願発明は化粧料用吸水性樹脂粒子である。
本発明において、化粧料にはスキンケア用化粧料[洗浄料(洗顔料及びボディーソープ等)、クレンジング、化粧水、クリーム、乳液、ゲル、美容液、美容オイル、パック、フェイスマスク、シェービングローション、サンスクリーン、アフターサンローション、日焼け用製剤、デオドランドローション、ボディローション、ハンドケアローション、フットケアローション、及びボディオイル等]、ヘアケア用化粧料[ヘアワックス、ヘアムース、ヘアジェル、ヘアオイル、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアローション、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナー、アウトバストリートメント、アウトバスコンディショナー、及び頭髪用洗浄料(シャンプー等)等]、並びにメイクアップ用化粧料(化粧下地、ファンデーション、リキッドファンデーション、頬紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、口紅、リップクリーム、リップグロス、及びリップライナー等)等が含まれる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子である吸水性樹脂粒子は、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩、デンプン、並びに架橋性単量体を必須構成単位とする吸水性樹脂粒子であり、架橋性単量体がカルボキシル基との反応性を有する官能基及びビニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を2個以上有する単量体であり、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対するデンプンの重量の割合が4~25重量%である。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子の必須構成単位であるデンプンとしては、未加工デンプン及び加工デンプンを用いることができる。
未加工デンプンは、植物原料から抽出、精製して得られたデンプンであり、サツマイモデンプン、ジャガイモデンプン、コムギデンプン、トウモロコシデンプン、コメデンプン及びタピオカデンプン等が挙げられる。
加工デンプンは、上記未加工デンプンに物理的処理、化学処理又は酵素処理を施すことにより特性を改質したデンプンであり、アセチル化デンプン、オクテニルコハク酸化デンプン、ヒドロキシプロピル化デンプン、アセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、酢酸デンプン、酸化デンプン、リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン、リン酸化デンプン、リン酸架橋デンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン等が挙げられる。
デンプンの中でも吸水性樹脂組成物を添加した時の化粧料の塗布時の伸びが良く、べたつきのないなめらかな感触の化粧料とする観点から、加工デンプンが好ましく、酸化デンプンが更に好ましい。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子は必須構成単位として、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩を含む。本発明において(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸及び/又はメタクリル酸を意味する。
(メタ)アクリル酸塩は(メタ)アクリル酸と中和剤との塩であり、中和剤としては、アルカリ金属の水酸化物(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸化リチウム等)、アルカリ金属の炭酸塩(炭酸ナトリウム及び重炭酸ナトリウム等)、アルカリ土類金属の水酸化物(水酸化カルシウム等)、オニウムカチオンの水酸化物(水酸化アンモニウム及び3-メチルイミダゾリウム水酸化物等)、及びオニウムカチオンの炭酸塩(炭酸アンモニウム、及び1,2,3,4-テトラメチルイミダゾリウムモノメチル炭酸塩等)等が含まれる。
これらの中和剤のうち、吸水量及び化粧料塗布時の伸びの観点から、アルカリ金属の水酸化物が好ましい。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子は必須構成単位として、架橋性単量体を含み、架橋性単量体は、カルボキシル基との反応性を有する官能基及びビニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を2個以上有する単量体である。
架橋性単量体としては、少なくとも2個のビニル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない架橋性単量体(b1)、カルボキシル基との反応を有する少なくとも1個の官能基と少なくとも1個のビニル基とを有する架橋性単量体(b2)、及びカルボキシル基との反応性を有する少なくとも2個の官能基を有しビニル基を有さない架橋性単量体(b3)等が挙げられる。
本明細書において架橋性単量体が有するビニル基は、エチレンから1個の水素原子を除いた1価の炭化水素基である。エチレンから1個の水素原子を除いた構造を含む官能基である、アリル基、(メタ)アクリロイル基、ビニルエステル基、アリルエーテル基及びビニルエーテル基を有する単量体は、本発明におけるビニル基を有する単量体に含まれる。
カルボキシル基との反応性を有する官能基としては、カルボキシル基と反応して共有結合(エステル結合及びアミド結合等)を形成する官能基、及びイオン結合を形成する官能基等が含まれ、水酸基、エポキシ基、第1級~第3級アミノ基及び第4級アンモニウム基等が挙げられる。
少なくとも2個のビニル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない架橋性単量体(b1)としては、少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b11)、少なくとも2個のビニルエーテル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b12)、及び少なくとも2個のアリルエーテル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b13)等が含まれる。
これらの架橋性単量体(b1)は単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよい。
少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b11)としては、分子内に2個以上(好ましくは2~3個)の(メタ)アクリロイル基を有する単量体等が挙げられ、好ましい単量体としては、N,N’-メチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、及びポリグリセリン(重合度3~13)のポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
少なくとも2個のビニルエーテル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b12)としては、分子内に2個以上(好ましくは2~3個)のビニルエーテル基を有する単量体等が挙げられ、好ましい単量体としては、エチレングリコールジビニルエーテル、1,4-ブタンジオールジビニルエーテル、1,4-シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、1,6-ヘキサンジオールジビニルエーテル、ポリエチレングリコール(重合度2~5)ジビニルエーテル、ビスフェノールAジビニルエーテル、およびポリグリセリン(重合度3~13)ポリビニルエーテル等が挙げられる。
少なくとも2個のアリルエーテル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b13)としては、アリルエーテル基を2個有する単量体(b131)、及びアリルエーテル基を3個以上有する単量体(b132)等が挙げられる。
アリルエーテル基を2個有する単量体(b131)としては、ジアリルエーテル、1,4-シクロヘキサンジメタノールジアリルエーテル、及び数平均分子量が100~4,000であるポリエチレングリコールのジアリルエーテル等が好ましい。
アリルエーテル基を3個以上有する単量体(b132)としては、トリメチロールプロパントリアリルエーテル、グリセリントリアリルエーテル、ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル及びテトラアリルオキシエタン等が好ましい。
少なくとも2個のビニル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない架橋性単量体(b1)としては、化粧料の塗布時の伸び及びべたつきのないなめらかな感触の化粧料とする観点から、N,N’-メチレンビスアクリルアミド及びトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートが好ましい。
カルボキシル基との反応性を有する少なくとも1個の官能基と少なくとも1個のビニル基とを有する架橋性単量体(b2)としては、特開平1-103615号公報及び特開2000-26510号公報等に記載されているものが使用でき、カルボキシル基との反応を有する少なくとも1個の官能基と少なくとも1個のビニル基とを有する非イオン性架橋性単量体(b21)、及びカルボキシル基との反応を有する少なくとも1個のカチオン性官能基と少なくとも1個のビニル基とを有するカチオン性架橋性単量体(b22)等が挙げられる。
これらの架橋性単量体(b2)は単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよい。
非イオン性架橋性単量体(b21)としては、分子内にアリルエーテル基を1個以上有し、かつカルボキシル基との反応を有する官能基として水酸基を1個以上有する非イオン性架橋性単量体(b211)、分子内に(メタ)アクリロイル基を1個以上有し、かつカルボキシル基との反応を有する官能基として水酸基を1個以上有する非イオン性架橋性単量体(b212)、及び分子内に(メタ)アクリロイル基を1個以上有し、かつカルボキシル基との反応を有する官能基としてエポキシ基を1個以上有する非イオン性架橋性単量体(b213)等が挙げられる。
非イオン性架橋性単量体(b211)としては、グリセリンジアリルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ペンタエリスリトールジアリルエーテル、ポリグリセリン(重合度2~5)のジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ジグリセリントリアリルエーテル、ソルビトールトリアリルエーテル、及びポリグリセリン(重合度3~13)のポリアリルエーテル等が挙げられる。
非イオン性架橋性単量体(b212)としては、N-メチロール(メタ)アクリルアミド、及びヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
非イオン性架橋性単量体(b213)としては、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
カルボキシル基との反応を有する少なくとも1個のカチオン性官能基と少なくとも1個のビニル基とを有するカチオン性架橋性単量体(b22)としては、第4級アンモニウム基と(メタ)アクリロイル基とを有するカチオン性架橋性単量体、及び第3級アミノ基と(メタ)アクリロイル基とを有するカチオン性架橋性単量体等が挙げられる。
第4級アンモニウム基と(メタ)アクリロイル基とを有するカチオン性架橋性単量体としては、N,N,N-トリメチル-N-(メタ)アクリロイルオキシエチルアンモニウムの炭酸塩、及びN,N,N-トリエチル-N-(メタ)アクリロイルオキシエチルアンモニウム炭酸塩等が挙げられる。
第3級アミノ基と(メタ)アクリロイル基とを有するカチオン性架橋性単量体としては、(メタ)アクリレートとしては、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、及び(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル等が挙げられる。
カルボキシル基との反応を有する少なくとも1個の官能基と少なくとも1個のビニル基とを有する架橋性単量体(b2)としては、化粧料の塗布時の伸び及びべたつきのないなめらかな感触の化粧料とする観点から、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル及びソルビトールトリアリルエーテルが好ましい。
カルボキシル基との反応性を有する少なくとも2個の官能基を有しビニル基を有さない架橋性単量体(b3)としては、特開平1-103615号公報及び特開2000-26510号公報等に記載されているものが使用できる。
架橋性単量体(b3)としては、多価グリシジル化合物(b31)、多価イソシアネート化合物(b32)、多価アミン化合物(b33)及び多価アルコール化合物(b34)が挙げられる。これらの架橋性単量体(b3)は単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよい。
多価グリシジル化合物(b31)としては、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール(化学式量又は数平均分子量:100~4,000)のジグリシジルエーテル、及びポリプロピレングリコール(化学式量又は数平均分子量:100~4,000)のジグリシジルエーテル等が挙げられる。
多価イソシアネート化合物(b32)としては、脂肪族ポリイソシアネート(エチレンジイソシアネート、及びヘキサメチレンジイソシアネート等)、脂環式ポリイソシアネート(イソホロンジイソシアネート、及びジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等)、芳香脂肪族ポリイソシアネート(キシリレンジイソシアネート等)、並びに芳香族ポリイソシアネート(2,4-又は2,6-トリレンジイソシアネート、及び4,4’-又は2,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート等)等が挙げられる。
多価アミン化合物(b33)としては、エチレンジアミン、ポリエチレンイミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン及びテトラエチレンペンタミンが挙げられる。
多価アルコール化合物(b34)としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ポリアルキレン(重合度2~50)グリコール、グリセリン、及びソルビトール等が挙げられる。
カルボキシル基との反応性を有する少なくとも2個の官能基を有しビニル基を有さない架橋性単量体(b3)としては、化粧料の塗布時の伸び及びべたつきのないなめらかな感触の化粧料とする観点から、エチレングリコールジグリシジルエーテルが好ましい。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子である吸水性樹脂粒子が必須構成単位とする架橋性単量体としては、化粧料の塗布時の伸び及びべたつきのないなめらかな感触の化粧料を得る観点から、少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b11)、少なくとも2個のアリルエーテル基を有しカルボキシル基との反応性を有する官能基を有さない単量体(b13)、分子内にアリルエーテル基を1個以上有しかつ水酸基を1個以上有する非イオン性架橋性単量体(b211)、及び多価グリシジル化合物(b31)が好ましく、N,N’-メチレンビス(メタ)アクリルアミド、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル及びエチレングリコールジグリシジルエーテルが更に好ましい。
これらの架橋性単量体は単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよい。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子である吸水性樹脂粒子が必須構成単位とするデンプンの重量割合は、化粧料の塗布時の伸び及びべたつきのないなめらかな感触の化粧料とする観点から、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対して4~25重量%であり、6~22重量%であることが好ましく、8~17重量%であることがさらに好ましい。デンプンの重量割合がこの範囲にあることでべたつきのないなめらかな感触の化粧料とすることが出来る。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子である吸水性樹脂粒子が必須構成単位とする架橋性単量体の重量割合は、化粧料の粘度等の観点から、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対して0.07~0.32重量%であることが好ましく、0.12~0.30重量%であることが更に好ましく、0.15~0.25であることが特に好ましい。
化粧料の塗布時の伸びと肌なじみ及び塗布後のべたつきは、化粧料の静置時粘度と化粧料を塗布している時の粘度との関係に左右され、化粧料を塗布している時の粘度は化粧料に応力を与えて剪断力がかかった状態における粘度と考えることができる。
なかでも、静置時粘度に比べて剪断力がかかった状態において大きく粘度が低下する様な粘度挙動を有することで塗布する際の伸びと肌なじみが良好となり、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有する化粧料とすることができる。
(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩、デンプン、並びに架橋性単量体を必須構成単位とする吸水性樹脂粒子は、必須構成単位であるデンプンの量を特定範囲にすることにより、化粧料に添加することで剪断力がかかった状態における粘度の変化を化粧料に適したものにし、化粧料に対して適した粘度挙動を付与することができる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子の必須構成単位であるデンプンの量が5重量%未満であると、化粧料を塗布している際の粘度が十分に下がらず、塗布時の伸びが十分ではないだけで無く、べたつき感のある化粧料となる。
また、デンプンの量が30重量%超えると、吸水性樹脂粒子が化粧料中に均一に分散できなくなり、塗布時になめらかな使用感を与える化粧料とすることができない。
また、化粧料が、剪断力がかかった状態における粘度に対して高い静置時粘度を有することで、経時的に泡の大きさが変化し難く、消失し難い安定な膜を有する泡を形成する。そのため、泡が高密度に詰まったきめが細かく泡持ちの良い(すなわち、寿命の長い)泡が生成し、弾力性がありもちもちとした泡質を有する化粧料とすることができる。更に、化粧料が洗浄剤である場合には、きめ細かく弾力性のある泡によって洗浄することによって洗浄性(皮脂汚れの落ち)が向上するだけでなく、泡切れが改善され、洗浄後の使用感(さっぱり感)に優れた洗浄剤となる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子である吸水性樹脂粒子は、特公平6-96619号公報及び特開2014-237628号公報等に記載の公知の方法によって得ることができる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子を得る好ましい方法としては、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩、デンプン、並びに架橋性単量体の混合物を非水溶媒中で逆相懸濁重合することによって吸水性樹脂粒子を得る方法、及び(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩と架橋性単量体をデンプン存在下で水溶液重合して得られた重合体を粉砕して吸水性樹脂粒子を得る方法等が挙げられる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子としては、水溶液重合で得られる重合体を用いた吸水性樹脂粒子が更に好ましい。有機溶剤を用いない水溶液重合を用いた場合、吸水性樹脂中に有機溶剤が含まれていないため、肌に直接接触する化粧料用吸水性樹脂粒子の製造方法として好ましい。
(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩と架橋性単量体とをデンプン存在下で水溶液重合する場合、デンプンの水溶液中で(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩と架橋性単量体とを含む混合物である単量体組成物を重合することが好ましく、水の重量に対する(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸塩及びデンプンの合計重量の割合が20~30重量%であることが好ましい。
水溶液重合に用いるラジカル重合開始剤としては、特開2002-282627号公報等に記載の公知の重合開始剤を用いることができ、アゾ化合物[アゾビスイソバレロニトリル、アゾビスイソブチロニトリル、4,4’-アゾビス(4-シアノバレリックアシッド)、2,2’-アゾビス[2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]及び2,2’-アゾビス(2-アミジノプロパン)ジハイドロクロライド等]、及びレドックス開始剤(アルカリ金属塩の亜硫酸塩又は重亜硫酸塩、亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸アンモニウム及びL-アスコルビン酸等の還元剤と、アルカリ金属塩の過硫酸塩、並びに過硫酸アンモニウム及び過酸化水素水等の過酸化物との組み合わせ等)等が挙げられる。
これらのラジカル重合開始剤は単独で使用してもよく、2種類以上を併用してもよい。
水溶液重合における重合温度は、使用するラジカル重合開始剤の種類等に応じて調整することができるが、反応性等の観点から、-10~100℃が好ましく、-10~80℃が更に好ましい。
水溶液重合におけるラジカル重合開始剤の使用量は、反応性等の観点から、水溶液重合の際に原料として用いる(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対して、0.000001~3.0重量%が好ましく、更に好ましくは0.000001~0.5重量%である。
水溶液重合の際に原料として用いる(メタ)アクリル酸塩の割合(モル%)は、重合反応のし易さ等の観点から、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計モル数に基づいて0~30モル%であることが好ましい。
水溶液重合することにより、重合体は水を含むゲル(以下、含水ゲルと記載する場合がある)として得られる。含水ゲルは、必要により中和及び破断した上で、乾燥、粉砕することで吸水性樹脂粒子とすることができる。
含水ゲルの中和を行う場合、含水ゲルに前記の中和剤を混合する工程を行うことで、含水ゲルの中和物を得ることができる。
含水ゲルの中和物における中和率は、含水ゲルの取り扱い性及び直接皮膚に接触する化粧料に用いる等の観点から、60~80モル%が好ましく、更に好ましくは65~78モル%である。
なお、中和率とは、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩を構成単位とする吸水性樹脂に含まれる(メタ)アクリル酸塩のモル数の(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計モル数に対する割合を意味し、水溶液重合において原料として用いた(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩のモル数と含水ゲルの中和に用いた中和剤のモル数とから計算することができる。
含水ゲルの中和は、含水ゲルと中和剤とを、カッター刃を備えた縦切り型スリッター、カッター刃を備えた横切り型スリッター、回転刃を備えたカッター式の裁断機、及び所定の口径の目皿と回転刃を備えたミートチョッパー等の公知の裁断装置を用いて混合することにより行うことが好ましい。これらの裁断装置を用いて混合することにより、含水ゲルの破断と中和とを同時に行うことができる。
裁断装置によって混合する際の温度は、好ましくは10~80℃であり、混合時の破断機器の回転数は、好ましくは20~100rpmである。
含水ゲルの乾燥は、必要に応じて中和した含水ゲルをカッター刃が備えられた縦切り型スリッター、カッター刃を備えた横切り型スリッター、回転刃を備えたカッター式の裁断機、及び所定の口径の目皿と回転刃を備えたミートチョッパー等の粗裁機で0.5~20mm角に破断したもの、又は成形機で細長く成形したものを、必要により中和剤を添加して中和を行った後に、公知の方法で乾燥することにより行うことができる。
乾燥は、透気乾燥(パンチングメタルやスクリーン上に含水ゲルを積層し、強制的に50~200℃の熱風を通気させて乾燥する等)、通気乾燥(含水ゲルを容器中に入れ、熱風を通気・循環させ乾燥する方法、及びロータリーキルンの様な機械で更にゲルを細分化しながら乾燥する方法等)、及び接触乾燥(ドラムドライヤー上に含水ゲルを圧縮延伸して乾燥する等)等の方法を用いることができる。
乾燥温度は、使用する乾燥機や乾燥時間等により適宜調整することができるが、吸水性樹脂粒子の吸水特性等の観点から、50~180℃が好ましく、80~150℃が更に好ましい。
乾燥時間は、使用する乾燥機の機種及び乾燥温度等により適宜調整することができるが、吸水性樹脂粒子の含水率及び変色の観点から、5~300分が好ましく、5~120分が更に好ましい。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子の製造工程において、含水ゲル同士の付着、及び混合装置や乾燥機への含水ゲルの付着を防ぐ目的で、必要により含水ゲルと離型剤とを混合してもよい。
離型剤としては、無機粉末(炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、及び酸化チタン等)、天然物由来の粉末(小麦粉、デンプン、及びカルボキシメチルセルロース等)、合成樹脂粉末(ポリビニルアクコール、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、及びポリエチレン等の粉末)、アニオン性界面活性剤(ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、及びラウリルリン酸ナトリウム等)、非イオン性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、モノステアリン酸グリセリル、及びノニルフェノールポリオキシエチレン等)、カチオン性界面活性剤(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等)、両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等)、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、カチオン化セルロース、及びポリエチレングリコール等が挙げられる。
離型剤が粉末状の場合は、離型剤の添加料量は、含水ゲルに対して30重量%以下が好ましい。
必要に応じて中和した含水ゲルを乾燥、粉砕した後、必要により公知の表面架橋反応を行っても良い。表面架橋反応は、カルボキシル基との反応性を有する少なくとも2個の官能基を有する化合物で、粉砕後の粒子の表面を後架橋する公知の方法で行うことができる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子の製造工程における乾燥後の粉砕は、公知の方法で行うことができ、衝撃粉砕機(ピンミル、カッターミル、スキレルミル及びACMパルペライザー等)や空気粉砕機(ジェット粉砕機等)等を用いることができる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子は、塗布時の伸びや化粧料のなめらかさ等の観点から、体積平均粒子径が5~500μmであることが好ましく、10~300μmであることが更に好ましい。
前記の本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子の製造工程における粉砕条件を調整する方法及び粉砕物を分級する方法等により所定の体積平均粒子径に調整することができる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子の体積平均粒子径は、吸水性樹脂粒子をメタノールに分散し、レーザー回折式粒度分布測定装置[マイクロトラック(日機装株式会社製)等]を用いて測定される。
第2の本願発明である化粧料は、第1の発明である前記の化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料である。
本発明の化粧料における化粧料用吸水性樹脂粒子の含有量は、化粧料の重量を基準として、0.1~3重量%が好ましく、更に好ましくは0.5~2重量%である。
この範囲にあることで、感触と塗布性とが良好な化粧料とすることができる。
本発明の化粧料には、化粧料用吸水性樹脂粒子以外に、水、油性成分、ワックス、界面活性剤、有機溶剤、増粘剤、無機粉体、有機酸、アルカリ及び糖等を含んでも良い。
本発明の化粧料において、水の含有量は、塗布時の伸びや化粧料のなめらかさ等の観点から、化粧料の重量を基準として、40~85重量%が好ましく、更に好ましくは50~70重量%である。
油性成分としては、天然油脂類、炭化水素類、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル類、及びシリコーン類等が挙げられる。
天然油脂類としては、アーモンド油、オリーブ油、硬化油、ツバキ油、ヒマシ油、ヤシ油、ミツロウ、及びカルナウバロウ等が挙げられる。
炭化水素類としては、直鎖状又は分岐状の炭化水素油が含まれ、スクワラン、セレシン、パラフィン、流動パラフィン、及びワセリン等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、及び12-ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2-デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、ポリオキシエチレンコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、及びモノオレイルグリセリルエーテル(セラキルアルコール)等が挙げられる。
エステル類としては、ステアリン酸ブチル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、モノステアリン酸グリセリル、及びジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリル等が挙げられる。
シリコーン類としては、ジメチルシリコーン、フェニルメチルシリコーン、及びシクロメチコン等が挙げられる、
本発明の化粧料において、油性成分の含有量は、塗布時の伸びや化粧料のなめらかさ等の観点から、化粧料の重量を基準として、5~30重量%が好ましく、更に好ましくは8~25重量%である。
界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、脂肪族アルコールアルキレンオキサイド付加物(オレイルアルコールエチレンオキサイド11モル付加物等)、ポリオキシアルキレングリコール高級脂肪酸エステル(モノステアリン酸ポリエチレングリコール及びジステアリン酸ポリエチレングリコール等)、多価脂肪族アルコール脂肪酸エステル(モノラウリン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸エチレングリコール及びモノラウリン酸ソルビタン等)、及び多価脂肪族アルコールと高級脂肪酸との部分エステルのアルキレンオキサイド付加物(モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、及びポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド等)、高級脂肪酸とジエタノールアミンの縮合物(ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、及びラウリン酸脂肪酸ジエタノールアミド等)等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、エーテルカルボン酸又はその塩[(ポリ)オキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、及び(ポリ)オキシエチレンラウリルスルホコハク酸2ナトリウム等]、硫酸エステル塩[ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル(ポリ)オキシエチレン硫酸ナトリウム、及びラウリル(ポリ)オキシエチレン硫酸トリエタノールアミン塩等]、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸スルホン酸ナトリウム、アルキルフェニルスルホン酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等)、リン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム及び(ポリ)オキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等]、脂肪酸塩(ラウリン酸ナトリウム及びラウリン酸トリエタノールアミン等)、及びアシル化アミノ酸塩(ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミン、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム及びラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム等)が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム及びエチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等)及びアミン塩(ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド乳酸塩、ジラウリルアミン塩酸塩及びオレイルアミン乳酸塩等)等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、ベタイン型両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン及びラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等)、及びアミノ酸型両性界面活性剤(β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等)が挙げられる。
本発明の化粧料において、界面活性剤の含有量は、化粧料のなめらかさや肌への刺激性等の観点から、化粧料の重量を基準として、10重量%以下が好ましく、更に好ましくは2~5重量%である。
有機溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3-メチル-1,3-ブタンジオール、1,3-ブタンジオール、1,2-ペンタンジオール、及び1,2-ヘキサンジオール等が挙げられる。
本発明の化粧料において、有機溶剤の含有量は、塗布時の伸びや化粧料のなめらかさ等の観点から、化粧料の重量を基準として、20重量%以下が好ましく、更に好ましくは10重量%以下である。
増粘剤としては、キサンタンガム、グアガム、デンプン、カルボキシメチルセルロース、セチルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸塩等が挙げられる。
本発明の化粧料において、増粘剤の含有量は、化粧料のハンドリング性等の観点から、化粧料の重量を基準として、5重量%以下が好ましく、更に好ましくは1.0重量%以下である。
無機粉体としては、酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオリン、雲母、ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、アルミナ、シリカ及びシリル化シリカ等が挙げられる。
本発明の化粧料において、無機粉体の含有量は、塗布時の伸びや化粧料のなめらかさ等の観点から、化粧料の重量を基準として、30重量%以下が好ましく、更に好ましくは15重量%以下である。
有機酸としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、及びリン酸等が挙げられる。
本発明の化粧料において、有機酸の含有量は、化粧料のなめらかさ等の観点から、化粧料の重量を基準として、3重量%以下が好ましく、更に好ましくは2重量%以下である。
アルカリとしては、アルカリ金属(ナトリウム及びカリウム等)の水酸化物、アルカリ土類金属(カルシウム等)の水酸化物、アンモニア水、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、及びモノエタノールアミン等が挙げられる。
本発明の化粧料において、アルカリの含有量は、化粧料の肌への刺激性等の観点から、3重量%以下が好ましく、更に好ましくは2重量%以下である。
糖としては、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、ペンタエリスリトール、グルコース、ショ糖、果糖、乳糖、マルトース、キシロース及びトレハロース等が挙げられる。
本発明の化粧料において、糖の含有量は、塗布時の伸びや化粧料のなめらかさ等の観点から、化粧料の重量を基準として、5重量%以下が好ましく、更に好ましくは2重量%以下である。
本発明の化粧料は、上記以外の化粧料に通常使用される成分[最新化粧品科学(薬事日報社発行)に記載の色素、香料、ホルモン類、ビタミン類、感光素、植物・動物抽出成分、保湿剤、キレート剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、防腐・殺菌剤及び制汗・消臭剤等]等を添加することができる。
本発明の化粧料において、上記の化粧料に通常使用される成分の含有量は、化粧料のなめらかさや肌への刺激性等の観点から、化粧料の重量を基準として、10重量%以下が好ましく、更に好ましくは5重量%以下である。
本発明の化粧料は、化粧料用吸水性樹脂粒子を含有していればその性状に限定は無く、液状、クリーム状及びゲル状等にすることができる。
粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]が5~100Pa・sである化粧料はクリーム状又はゲル状の化粧料として分類され、粘度が5Pa・s未満の化粧料は液状に分類される。
本発明の化粧料は、前記の化粧料用吸水性樹脂粒子とその他の成分とをホモジナイザー等の公知の混合装置を用いて混合すること等により得ることができ、下記工程1~3を行う方法が挙げられる。
工程1:水と必要により用いる界面活性剤、有機溶剤、増粘剤、酸、アルカリ及び糖等とを混合してなる水相を30~80℃に加熱し、水相を撹拌しながら前記の化粧料用吸水性樹脂粒子を徐々に投入し均一に分散させる工程。
工程2:必要により用いる油性成分、無機粉体及び界面活性剤等の混合物を30~80℃で加熱、混合して油相を作成する工程。
工程3:工程1で化粧料用吸水性樹脂粒子を分散した水相を撹拌しながら、工程2で作成した油相を水相に加えて乳化させる工程。
前記の化粧料用吸水性樹脂粒子とその他の成分との混合を行う際の温度は、混合時のハンドリング性や混合後の均一性等の観点から、20~90℃が好ましく、更に好ましくは30~80℃である。
以下、実施例及び比較例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例1>
酸化デンプン(王子コーンスターチ社製)18.5重量部及び精製水(電気伝導率1.0μS/cm以下に精製した水。以下、同様である。)792重量部を室温で混合し、更に75℃で撹拌しながら60分間加熱し酸化デンプンの糊状溶液を作製した。
続いて、密閉できる試料投入口を有する蓋を有する断熱容器に、アクリル酸(富士フィルム和光純薬社製、和光特級試薬)185重量部、N,N’-メチレンビスアクリルアミド(東京化成工業社製、試薬SU)0.33重量部及び作製した酸化デンプンの糊状溶液の全量(810.5重量部)を入れ、撹拌しながら内容物の温度を1~2℃に調整した。
次いで、内容物中に窒素を1リットル/分で30分間流入して窒素置換した後、容器を密閉し、過酸化水素水(富士フィルム和光純薬社製、特級試薬)を希釈した1重量%過酸化水素水溶液0.9重量部、0.2重量%L-アスコルビン酸(東京化成工業社製、試薬)水溶液3.0重量部及び2,2’-アゾビス(2-アミジノプロパン)ジハイドロクロライド(富士フィルム和光純薬社製、和光1級試薬)0.2重量部を添加し、混合した。なお、このときの内容物の温度は約5℃であった。
1重量%過酸化水素水溶液、0.2重量%L-アスコルビン酸水溶液及び2,2’-アゾビス(2-アミジノプロパン)ジハイドロクロライドの添加によってラジカル重合が開始されて重合の進行と共に温度が上昇する。内容物の温度が約40℃に達したら密閉下で約8時間40℃を維持することで重合を進めて、含水ゲルを得た。
含水ゲルを断熱容器からとり出し、小型ミートチョッパー(ローヤル社製)を用いて含水ゲルを室温下で3~10mmに細分化した後、小型ミートチョッパーに戻し、小型ミートチョッパー中で細分化した含水ゲルに水酸化ナトリウム(富士フィルム和光純薬製、試薬)の48重量%水溶液154重量部を加え、カルボキシル基を中和した(中和率72モル%)。
中和後の含水ゲルを、目開き850μmのSUS製のスクリーンの上に厚さ5cmで広げ、小型透気乾燥機(八光電機製作所社製)を用い、供給風温160℃、風速1.5m/秒の条件で、40分間加熱乾燥し、水分含有量が約4%の乾燥物を得た。
この乾燥物を家庭用ミキサーで粗粉砕後、更にピンミルで微粉砕をおこない体積平均粒子径30μmの本願発明の化粧料用吸水性樹脂粒子(X-1)を得た。
<実施例2~11、比較例1~2>
重合に用いる原料を表1に記載の種類及び量に変更する以外は実施例1と同様に反応を行い、本願発明の化粧料用吸水性樹脂粒子(X-2)~(X-11)、及び比較用の吸水性樹脂粒子(X’-1)~(X’-2)を得た。
吸水性樹脂粒子の体積平均粒子径及び吸水性樹脂粒子の1重量%水分散液の粘度を以下の方法で測定し、表1に記載した。
なお、トウモロコシデンプンは、王子コーンスターチ社製の工業用でん粉を用いた。
トリメチロールプロパントリアクリレート及びエチレングリコールジグリシジルエーテルは、富士フィルム和光純薬製の試薬をそれぞれ用いた。ペンタエリスリトールトリアリルエーテルは、株式会社大阪ソーダ製のネオアリルP-30を用いた。
[吸水性樹脂粒子の体積平均粒子径]
吸水性樹脂粒子をメタノール(富士フィルム和光純薬製、特級試薬)に分散し、レーザー回折式粒度分布測定装置[マイクロトラック(日機装株式会社製)]により体積平均粒子径を測定した。
[吸水性樹脂粒子の1重量%水分散液の25℃での粘度]
100mlトールビーカーに吸水性樹脂粒子1.00gを精秤した後、精製水を加えて100.00gとした。空気をかまないように慎重に撹拌して均一分散液とし、25℃に温調した後、B型粘度計(4号ローター、12rpm)を用いて回転開始60秒後の数値を読み取った。
なお、実施例4にかかる化粧料用吸水性樹脂粒子(X-4)の分散液については、B型粘度計(4号ローター、12rpm)での測定上限値を超えたため、表1には100超と記載した。
Figure 2023035831000001
<実施例12~22、及び比較例3~4>
実施例1~11、及び比較例1~2で得られた吸水性樹脂粒子を用いてローションを作製し、使用感(肌に塗布している際の伸び性、肌なじみ性、及びべたつきのなさ)を評価し、その結果を表2に記載した。
ローションの作製、及びローションの使用感の評価は、以下の方法で行った。
<ローションの作製>
実施例12~22、及び比較例3~4のそれぞれについて、表2に記載の配合組成に従って準備した成分を、撹拌装置(HOMOGENIZING DISPER Model 2.5、PRIMIX製)を用いて、室温で5分間、600rpmで撹拌した。その後脱泡機を用いて脱泡し、本願発明のローション(Y-1)~(Y-11)及び比較用のローション(Y’-1)~(Y’-2)を得た。
<ローションの使用感の評価>
5人の専門評価員が、本願発明のローション(Y-1)~(Y-11)及び比較用のローション(Y’-1)~(Y’-2)のそれぞれについて、2gのローションを指で肌に塗布しているときの伸び性と肌なじみ性、及び塗布してから10分間室温で乾燥させた後のべたつきのなさを、1点(悪い)から5点(非常に良い)までの5段階で評価し、合計点数を表2に記載した。
合計点数が大きいほど、伸び性と肌なじみ性、及びべたつきのなさがより良好であることを意味する。
Figure 2023035831000002
なお、表2に記載のフェノキシエタノール、グリセリン、及びキサンタンガムは、富士フィルム和光純薬社製の試薬をそれぞれ用いた。
<実施例23~33、及び比較例5~6>
実施例1~11、及び比較例1~2で得られた吸水性樹脂粒子を用いて乳液を作製し、その使用感(肌に塗布している際の伸び性、肌なじみ性、及びべたつきのなさ)を評価し、その結果を表3に記載した。
乳液の作製、及び乳液の使用感の評価は、以下の方法で行った。
<乳液の作製>
実施例23~33、及び比較例5~6のそれぞれについて、表3に記載の配合組成に従って各成分を準備した。
水性成分1に記載された各成分、及び油性成分に記載された各成分を混合し、85℃に加温して均一な水性成分1と油性成分とを得た。
撹拌容器(HOMOGENIZING DISPER Model 2.5、PRIMIX製)に入れた油性成分を撹拌しながら水性成分1を徐々に加え、85℃・600rpmの条件で5分間撹拌した後、水酸化ナトリウムの水溶液である水性成分2、及び吸水性樹脂粒子を順に加え、更に85℃・3000rpmで5分間撹拌した。
その後、室温まで冷却し、更に脱泡機で脱泡し、本発明の乳液(Y-12)~(Y-22)及び比較用の乳液(Y’-3)~(Y’-4)を得た。
<乳液の使用感の評価>
5人の専門評価員が、本発明の乳液(Y-12)~(Y-22)及び比較用の乳液(Y’-3)~(Y’-4)のそれぞれについて、2gの乳液を指で肌に塗布しているときの伸び性と肌なじみ性、及び塗布してから10分間室温で乾燥させた後のべたつきのなさを、1点(悪い)から5点(非常に良い)までの5段階で評価し、合計点数を表3に記載した。合計点数が大きいほど、伸び性と肌なじみ性、及びべたつきのなさがより良好であることを意味する。
Figure 2023035831000003
なお、表3に記載の各成分は、以下のものを用いた。
・ポリアクリル酸は、Lubrizol製のCarbopol 980 Polymerを用いた。
・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンは、日光ケミカルズ株式会社製のNIKKOL TO-10Vを用いた。
・パルミチン酸2-エチルヘキシルは、交洋ファインケミカル株式会社製のコーヨーPOCを用いた。
・ステアリン酸グリセリルは、三洋化成工業株式会社製のTG-Cを用いた。
・クエン酸、クエン酸ナトリウム、1,3-ブタンジオール、フェノキシエタノール、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール及び水酸化ナトリウムは、富士フィルム和光純薬社製の試薬をそれぞれ用いた。
<実施例34~44、及び比較例7~8>
実施例1~11、及び比較例1~2で得られた吸水性樹脂粒子を用いて洗顔フォームを作製し、洗浄中の泡の弾力性、泡持ち及び使用感(洗浄後のさっぱり感)を評価し、その結果を表4及び表5に記載した。
洗顔フォームの作製、及び洗顔フォームの泡の弾力性、泡持ち及び使用感の評価は、以下の方法で行った。
<洗顔フォームの作製>
実施例34~44、及び比較例7~8のそれぞれについて、表4~5に記載の配合組成に従って各成分を準備した。
洗浄成分に記載された各成分、及び水性成分に記載された各成分を混合し、85℃に加温して均一な洗浄成分と水性成分とを得た。
撹拌容器(HOMOGENIZING DISPER Model 2.5、PRIMIX製)に精製水と吸水性樹脂粒子を入れ、室温・600rpmの条件で5分間撹拌して吸水性樹脂粒子の1重量%分散液を作製した。
撹拌容器(HOMOGENIZING DISPER Model 2.5、PRIMIX製)に入れた洗浄成分に、水性成分の混合物を一気に加え、85℃・3000rpmで5分間撹拌した後、続けて吸水性樹脂粒子の1重量%水分散液を加え、更に85℃・3000rpmで5分間撹拌した。
その後、室温まで冷却し、更に脱泡することにより本発明の洗顔フォーム(Y-23)~(Y-33)及び比較用の洗顔フォーム(Y’-5)~(Y’-6)を得た。
<洗顔フォームの泡の弾力性、泡持ち及び使用感の評価>
専門評価者5人が、本発明の洗顔フォーム(Y-23)~(Y-33)及び比較用の洗顔フォーム(Y’-5)~(Y’-6)について、洗顔フォーム1gを両手のひらで泡立てて水で濡らした後の顔面を洗顔した。
泡立てた泡の弾力性及び泡持ち、並びに洗顔後に水で洗い流してタオルでふき取った後のさっぱり感を1点(悪い)から5点(非常に良い)までの5段階で評価し、合計点数を表4~5に記載した。合計点数が大きいほど、洗顔フォームの泡の弾力性、泡持ち及び洗顔後の使用感(水で洗い流してタオルでふき取った後のさっぱり感)が良好であることを意味する。
Figure 2023035831000004
Figure 2023035831000005
なお、表4~5に記載載の各成分は、以下のものを用いた。
・ステアリン酸グリセリルは、三洋化成工業株式会社製のTG-Cを用いた。
・ポリエチレングリコールは、三洋化成工業株式会社製のPEG400を用いた。
・ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドは、三洋化成工業株式会社製のプロファンエキストラ24を用いた。
・イソペンチルグリコールは、株式会社クラレ製のIPG-Sを用いた。
・ラウリン酸、ミリスチル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、グリセリン、トコフェロール、水酸化カリウム、3-メチル-1,3-ブタンジオール、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム及びフェノキシエタノールは、富士フィルム和光純薬社製の試薬をそれぞれ用いた。
表2~3に記載した化粧料(ローション及び乳液)の評価結果から、本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料は、皮膚へ塗布する際の伸びと肌なじみが良く、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有することがわかる。
また、表4~5に記載した洗顔フォームの評価結果から、洗浄剤に用いた場合の泡質(泡の弾力性及び泡持ち)、及び使用感にも優れていることがわかる。
本発明の化粧料用吸水性樹脂粒子を用いることで、皮膚へ塗布する際の伸びと肌なじみが良く、塗布後のべたつきがない優れた使用感を有する化粧料とすることができる。また、泡質(泡の弾力性及び泡持ち等)にも優れていることから、スキンケア用洗浄料及びヘアケア用洗浄料としても特に好ましく用いることができる。

Claims (3)

  1. (メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩、デンプン、並びに架橋性単量体を必須構成単位とする吸水性樹脂粒子であり、
    架橋性単量体がカルボキシル基との反応性を有する官能基及びビニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を2個以上有する単量体であり、
    (メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸塩の合計重量に対するデンプンの重量の割合が4~25重量%である化粧料用吸水性樹脂粒子。
  2. 体積平均粒子径が5~500μmである請求項1に記載の化粧料用吸水性樹脂粒子。
  3. 請求項1又は2に記載の化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料。
JP2022097690A 2021-08-31 2022-06-17 化粧料用吸水性樹脂粒子及び化粧料用吸水性樹脂粒子を含む化粧料 Pending JP2023035831A (ja)

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