JP5913423B2 - 化粧料 - Google Patents
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そこで、本発明は、皮膚への塗布時の伸び、べたつきのないなめらかな感触及びツヤに優れた化粧料を提供することを目的とする。
(A)として、化粧料の塗布時の伸び及びべたつきのないなめらかな感触の化粧料とする観点から、好ましくはデンプンである。
生デンプンは、サツマイモデンプン、ジャガイモデンプン、コムギデンプン、トウモロコシデンプン、コメデンプン及びタピオカデンプン等が挙げられる。
吸水性樹脂を構成する(メタ)アクリル酸(B1)において、一部又は全部のカルボキシル基は中和剤で中和されていてもよい。なお、カルボキシル基が中和剤で中和されていてもよいとは「・・・酸」及び/又は「・・・酸塩」を意味する。
中和剤としては、カリウム、ナトリウム及びリチウム等のアルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩(炭酸ナトリウム及び重炭酸ナトリウム等)、カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物、オニウムカチオンの水酸化物並びにオニウムカチオンの炭酸塩{1,2,3,4−テトラメチルイミダゾリウムモノメチル炭酸塩等}等が含まれる。
これらの中和剤のうち、吸水量及び化粧料塗布時の伸びの観点から、アルカリ金属の水酸化物が好ましい。
カルボキシル基との反応性を有する官能基とは、カルボキシル基と反応してエステル結合やアミド結合を形成する官能基が含まれ、水酸基、エポキシ基及びアミノ基等が挙げられる。
(b131)としては、C6以上かつMn(数平均分子量)4,000以下、例えばジアリルエーテル、1,4−シクロヘキサンジメタノールジアリルエーテル、アルキレン(C2〜5)グリコールジアリルエーテル、およびPEG(Mn100〜4,000)ジアリルエーテル等が挙げられる。
(b132)としては、TMPトリアリルエーテル、GRトリアリルエーテル、PEテトラアリルエーテルおよびテトラアリルオキシエタン等が挙げられる。
(b212)としては、C9〜100のものが含まれ、例えばPEトリアリルエーテル、ジGRトリアリルエーテル、ソルビトール(以下SOと略記することがある)トリアリルエーテル、ポリGR(重合度3〜13)ポリアリルエーテル等が挙げられる。
(b213)としては、C4〜10のものが含まれ、例えばN−メチロール(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
(b214)としては、C6〜20のものが含まれ、例えばグリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
(b3)としては、例えば、多価(2〜10またはそれ以上)グリシジル化合物(b31)、多価(2〜3またはそれ以上)イソシアネート(b32)、多価(2〜10またはそれ以上)アミン(b33)および多価(2〜10またはそれ以上)アルコール(b34)が挙げられる。これらの(b3)は単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよい。
これらの架橋剤(B2)は単独で使用してもよく、また2種以上併用してもよい。
一方、逆相懸濁重合は特開2012−241000に記載のように重合時にn−ヘキサンのような石油系炭化水素分散媒が必須であり、重合後に脱溶剤工程があるものの、吸水性樹脂中に残存溶剤が含まれるため本用途には好ましくない。
開始剤(B3)の使用量は、特に限定はないが、(メタ)アクリル酸(B1)の重量に対して、重合度の観点から、0.000001〜3.0重量%が好ましく、さらに好ましくは0.000001〜0.5重量%である。
含水ゲルの中和を行う場合には、架橋重合体の含水ゲルに上記中和剤を混合して、含水ゲルの中和物を得る。この工程で得られる含水ゲルの中和度は、含水ゲルの粘着性及び吸水性樹脂の人体の皮膚に対する安全性の観点から、含水ゲル中のカルボキシル基の60〜80モル%が好ましく、さらに好ましくは65〜78モル%である。
混合する際の温度としては、従来この工程で行われる範囲でよく、好ましくは10〜80℃である。また、混合するシア(剪断)も、従来公知の方法でよく、機器の回転数は、好ましくは20〜100rpmである。
乾燥温度としては、使用する乾燥機や乾燥時間等により種々異なるが、好ましくは、50〜180℃、より好ましくは80〜150℃である。乾燥温度が180℃以下であると乾燥時の熱によりポリマーが架橋しにくく、熱架橋により架橋度が上がりすぎることがなく、吸収量が低下しない。50℃以上であると乾燥に長時間を要さず効率的である。
乾燥時間に関しても、使用する乾燥機の機種及び乾燥温度等により異なるが、樹脂粒子の含水率及び変色の観点から、好ましくは5〜300分、より好ましくは5〜120分である。
離型剤としては、無機粉末[炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、酸化チタン等]、天然物由来の粉末[小麦粉、デンプン、カルボキシメチルセルロース等]、合成高分子若しくは合成樹脂の粉末[ポリビニルアクコール、シリコン樹脂、フッ素系樹脂、ポリエチレン等]、アニオン性界面活性剤[ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリル燐酸ナトリウム等]、非イオン性界面活性剤[1:1型椰子油脂肪酸ジエタノールアミド、モノステアリン酸グリセリン、ノニルフェノールポリオキシエチレン等]、カチオン性界面活性剤[塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等]、両性活性剤[椰子油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等]、高分子活性剤[カチオン化セルロース、ポリエチレングリコール等]、シリコン系界面活性剤及びフッ素系界面活性剤等を例示できる。
離型剤の添加料量は、離型剤が粉末状の場合は、含水ゲルに対して0〜30重量%が好ましい。
粉砕方法は、通常の方法でよく、例えば、衝撃粉砕機(ピンミル、カッターミル、スキレルミル及びACMパルペライザー等)や空気粉砕機(ジェット粉砕機等)等で行うことができる。
樹脂粒子(C)の体積平均粒子径は、1〜50μmであるが、ツヤに優れる化粧料を得る観点から、好ましくは5〜12μmである。1μmより小さいと吸湿性が大きくなり取扱いが難しく、水への分散性が悪い。50μmより大きいと吸水ゲルのなめらかな感触が得られなく、またツヤが悪くなる。
10Pa・s以上であることで塗布性が良好であるので好ましい。60Pa・s以下であることで攪拌したときの脱泡性が良く作業性が良いので好ましい。
なお、純水とは、電気伝導率1.0μS/cm以下の水である。
該光沢度は60〜130であることでツヤが良くなり美的効果が得られ好ましい。光沢度はさらに100〜130がより好ましい。
オイル・ワックス類としては、アーモンド油、オリーブ油、硬化油、ツバキ油、ヒマシ油、ヤシ油、シリコーン油、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、等が挙げられる。
本発明の化粧料において、水混和性有機溶剤の含有量は、なめらかな感触の観点から、0〜20重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜10重量%である。
本発明の化粧料において、増粘剤の含有量は、ハンドリングの観点から、0〜5重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜1.0重量%である。
本発明の化粧料において、無機粉体の含有量は、なめらかな感触の観点から、0〜30重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜15重量%である。
本発明の化粧料において、酸の含有量は、なめらかな感触の観点から、0〜3重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜2重量%である。
本発明の化粧料において、アルカリの含有量は、肌への刺激低減の観点から、0〜3重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜2重量%である。
本発明の化粧料において、糖の含有量は、なめらかな感触の観点から、0〜5重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜2重量%である。
本発明の化粧料において、上記成分の含有量は、なめらかな感触の観点から、0〜10重量%が好ましく、さらに好ましくは0〜5重量%である。
化粧料がクリーム状又はゲル状とは、化粧料の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]が5〜100Pa・sであるものが含まれる。
化粧料の粘度(25℃)は、塗布時の伸びやなめらかな感触の観点から、10〜60Pa・sが好ましい。
混合する温度は、なめらかな感触の観点から、20〜90℃が好ましく、さらに好ましくは30〜80℃である。
一例としては、下記工程1〜3により乳化する方法が挙げられる。
工程1:水相(水、界面活性剤、水混和性有機溶剤、増粘剤、酸、アルカリ及び糖等)を調整後、30〜80℃に加熱、攪拌し、その中に樹脂粒子(C)を徐々に投入し均一に分散させる工程。
工程2:油相(油剤成分、無機粉体及び界面活性剤等)を調整後、30〜80℃に加熱、攪拌する工程。
工程3:作成した油相を水相に攪拌しながら加えて乳化させる工程。なお、攪拌機はホモジナイザー等を使用できる。
以下の各実施例及び比較例において、各物性測定方法及び評価の基準は次の通りである。
250メッシュナイロンネット製、サイズ10×20cm、ヒートシール幅5mmのティーバッグ状袋と、純水を準備する。吸水性樹脂をJIS標準篩いでふるい分けし、30〜100メッシュの粒径のものを採取して測定試料とする。
試料0.1gをティーバッグ状袋へ投入し、それを純水中に、ティーバッグ状袋の底から約15cmを浸す。1時間放置後にティーバッグ状袋を引き上げ、垂直に吊るして15分間水切りする。重量(Ag)を測定する。試料を入れない空のティーバッグ状袋を使用して同様の操作を行い重量(Bg)を測定する。吸水量は次式から計算する。これを樹脂粒子の吸水量とした。
吸水量(g/g)=(A−B)/0.1
樹脂粒子をメタノールに分散させ、レーザー回折式粒度分布測定装置(マイクロトラック(日機装株式会社製))により測定する。
100mlトールビーカーに試料1.00gを精秤、純水を加えて100.00gとする。攪拌棒にて極力空気をかまないように攪拌して均一分散液とし、25℃に温調する。B型粘度計で4号ローター、12rpmで測定し、回転開始60秒後の指数を読み取る。
100mlトールビーカーに試料1.00gを精秤、純水を加えて100.00gとする。攪拌棒にて攪拌して均一分散液とした後、減圧脱泡して空気をかまないようにする。この吸水膨潤体をガラス板に展ばして厚み約0.2mmの薄膜に調整し、光沢計で測定する。(入射角=反射角=60°)(JIS Z 8741準拠)
酸化デンプン(王子コーンスターチ社製)50部及び純水283部からなる懸濁液を作成した後、75℃で60分間加熱しながら攪拌して酸化デンプン糊状溶液を作成した。
続いて、別の断熱重合槽に、アクリル酸40.9部、N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.2部及び酸化デンプン糊状溶液260部を仕込み、攪拌・混合しながら内容物の温度を1〜2℃に保った。
次いで内容物の液相中に窒素を1リットル/分で30分間流入した後、密閉下1%過酸化水素水溶液1部、0.2%アスコルビン酸水溶液1.2部及び2%の2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロライド水溶液2.8部を添加・混合してグラフト重合を開始させた。このときの内容物の温度は約5℃であった。
重合と共に温度が上昇し約40℃に達するが、引き続き、密閉下で40℃に約8時間温度管理しながら重合して、含水ゲルを得た。含水ゲルの含水率は72.5%であった。
ブロック状の架橋された含水ゲルを断熱重合槽から取り出し、小型ミートチョッパー(ローヤル社製)を用いてゲルを室温下、60rpmで3〜10mmの太さのヌードル状になるように細分化した後、48重量%水酸化ナトリウム水溶液34.1部を加え、前記小型ミートチョッパー、同一条件で架橋重合体中のアクリル酸のカルボキシル基を中和した(中和度72モル%)。
この含水ゲルを、目開き850μmのSUS製のスクリーンの上に、厚さ5cmで積層し、小型透気乾燥機(八光電機製作所社製)を用い、供給風温160℃、風速1.5m/秒の条件下で、40分間含水ゲルに透気させて、含水ゲルを加熱乾燥し、水分含有量が約4%の乾燥物を得た。
この乾燥物を家庭用ミキサーを用いて粗粉砕後、ピンミルで微粉砕をおこない体積平均粒子径8.0μmの樹脂粒子(C1)を得た。
得られた樹脂粒子(C1)の吸水量は550g/gであった。また、樹脂粒子(C1)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は25Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は111であった。
ピンミルで体積平均粒子径15μmとなるように微粉砕をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C2)を得た。得られた樹脂粒子(C2)の吸水量は550g/gであった。また、樹脂粒子(C2)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は42Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は65であった。
ピンミルで体積平均粒子径50μmとなるように微粉砕をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C3)を得た。得られた樹脂粒子(C3)の吸水量は550g/gであった。また、樹脂粒子(C3)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は46Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は30であった。
ピンミルで体積平均粒子径6μmとなるように微粉砕をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C4)を得た。得られた樹脂粒子(C4)の吸水量は550g/gであった。また、樹脂粒子(C4)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は21Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は115であった。
N,N’−メチレンビスアクリルアミドの量を0.5部として重合をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C5)を得た。得られた樹脂粒子(C5)の吸水量は300g/gであった。また、樹脂粒子(C5)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は16Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は112であった。
N,N’−メチレンビスアクリルアミドの量を0.12部として重合をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C6)を得た。得られた樹脂粒子(C6)の吸水量は1000g/gであった。また、樹脂粒子(C6)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は53Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は110であった。
酸化デンプン(王子コーンスターチ社製)の量を5部として重合をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C7)を得た。得られた樹脂粒子(C7)の吸水量は500g/gであった。また、樹脂粒子(C7)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は22Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は112であった。
ピンミルで体積平均粒子径60μmとなるように微粉砕をおこなう以外は製造例1と同様にして樹脂粒子(C’1)を得た。得られた樹脂粒子(C’1)の吸水量は550g/gであった。また、樹脂粒子(C’1)を1.0重量%分散させたときの吸水膨潤体の粘度(25℃)[B型粘度計、4号ローター、12rpm]は48Pa・s、光沢度(入射角=反射角=60°)は18であった。
下記表1の配合割合に従って、混合・攪拌して、乳化型(クリーム状)の化粧料(バニシングクリーム)を調整した。
下記表1の配合割合に従って、混合・攪拌して、乳化型(クリーム状)の比較用化粧料(バニシングクリーム)を調整した。
下記表2の配合割合に従って、混合・攪拌して、乳化型(クリーム状)の化粧料(ファンデーション)を調整した。
下記表2の配合割合に従って、混合・攪拌して、乳化型(クリーム状)の比較用化粧料(ファンデーション)を調整した。
実施例及び比較例で得られたバニシングクリーム及びファンデーションの使用感を、10名の評価パネラーが顔面に塗布し、そのときの伸び、感触性(べたつき感、なめらか感、ツヤ)についての感想を集計し、以下の基準で評価した。結果を表3に示した。
評価基準
◎;非常に良い(10人全てが良いと感じた)
○;良い(10人中8〜9人が良いと感じた)
△;少し悪い(10人中6〜7人が良いと感じた)
×;悪い(10人中0〜5人が良いと感じた)
Claims (9)
- 多糖類(A)と、(メタ)アクリル酸(B1)及び架橋剤(B2)とを構成単位とする吸水性樹脂からなる樹脂粒子(C)を含有する化粧料であって、
前記吸水性樹脂を構成する(B1)の中和度が60〜80モル%であって、(C)が水不溶性であり、(C)の純水に対する吸水量が300〜1000g/gであり、(C)の体積平均粒子径が1〜50μmであり、化粧料の性状がクリーム状又はゲル状である化粧料。 - 樹脂粒子(C)の体積平均粒子径が5〜12μmである請求項1に記載の化粧料。
- (メタ)アクリル酸(B1)の重量に対して、架橋剤(B2)の割合が、0.05〜1重量%である請求項1または2記載の化粧料。
- 多糖類がデンプンである請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料。
- 樹脂粒子(C)が、デンプンに(メタ)アクリル酸(B1)及び架橋剤(B2)をグラフト重合することにより、前記(B1)及び前記(B2)とが結合されてなる吸水性樹脂からなる樹脂粒子である請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料。
- 樹脂粒子(C)の含有量が化粧料の重量を基準として0.1〜3重量%である請求項1〜5のいずれかに記載の化粧料。
- 純水中に樹脂粒子(C)を1.0重量%分散させた吸水膨潤体の下記測定条件における粘度(25℃)が10〜60Pa・sである請求項1〜6のいずれかに記載の化粧料。
[粘度測定条件]
B型粘度計、4号ローター、12rpm
試験液:純水(電気伝導率1.0μS/cm以下) - 純水中に樹脂粒子(C)を1.0重量%分散させた吸水膨潤体の下記測定条件における光沢度が60〜130である請求項1〜7のいずれかに記載の化粧料。
[光沢度測定条件]
光沢計、入射角=反射角=60° - 多糖類(A)と、(メタ)アクリル酸(B1)及び架橋剤(B2)とがラジカル重合開始剤(B3)の存在下に水溶液重合して得られる吸水性樹脂からなる樹脂粒子(C)を含有する化粧料であって、
前記吸水性樹脂を構成する(B1)の中和度が60〜80モル%であって、(C)が水不溶性であり、(C)の純水に対する吸水量が300〜1000g/gであり、(C)の体積平均粒子径が1〜50μmであり、化粧料の性状がクリーム状又はゲル状である化粧料の製造方法。
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