JP2023031493A - 操作バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックの失念を防止する操作バルブを提供する。【解決手段】操作バルブ100は、流体の流通を制御するバルブ131と、前記バルブを収納する収納体130と、前記バルブの開閉を制御する心棒170と、前記心棒の周方向の回転を操作する操作レバー110と、前記回転を前記バルブが閉じた状態に規制するロック状態と、前記ロック状態が解除されたアンロック状態との切替を操作する操作カバー150と、前記ロック状態を維持する方向に前記操作カバーを付勢する弾性体160と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、操作バルブに関する。
二輪車や自動車、重機等に搭載されるエンジンの下部にはオイルパンが設けられている。オイルパンにはエンジンのピストンなどを潤滑するオイルが溜められている。オイルは定期的に交換される。オイルを交換する際には、スパナなどの工具によってオイルパンの底に設けられているドレン口のネジ蓋を外す作業が行われる。
ドレン口のネジ蓋を外した場合、同時にオイルが噴出する。これにより、作業者の身体がオイルで汚れることがある。また、オイルの排出を終えた後にネジ蓋でドレン口を塞ぐ際には、ネジ蓋や工具がオイルにまみれ、ドレン口にネジ蓋を取り付ける作業に手間がかかることもある。
このようなオイル交換に伴う不都合を解消する機器として、ネジ蓋と同様にドレン口に取り付け可能な操作バルブが知られている。この操作バルブは、常時ドレン口に取り付けた状態で使用され、操作レバーを回動させることによってバルブの開閉を操作することができる。通常の状態では操作レバーはバルブが閉じられた閉状態に維持されており、操作レバーを回動させるとバルブが開いた開状態に移行し、オイルが排出される。なお、バルブが閉じられた状態では上記回動をロック(規制)することもできる(以上、特許文献1乃至3参照)。
特開2002-106731号公報 特開2017-36828号公報 特開2020-112259号公報
ところで、バルブを開いてオイルを排出した後にバルブを再び閉じる場合、作業者は操作レバーを開状態から閉状態に回動させる操作を行い、その後、操作レバーの回動をロックする操作を行う。これにより、作業者の意図しない操作レバーの回動を防止することができる。
しかしながら、作業者によってはバルブを閉じたことに安心し、ロックを失念することが想定される。また、作業者によっては不十分な作業時間に起因してロックを失念することも想定される。このようなロックの失念が発生すると、作業者の意図とは無関係に操作レバーが回動し、オイルパンに溜められたオイルが周囲に流出するおそれがある。
そこで、本発明では、ロックの失念を防止する操作バルブを提供することを目的とする。
本発明に係る操作バルブは、流体の流通を制御するバルブと、前記バルブを収納する収納体と、前記バルブの開閉を制御する心棒と、前記心棒の周方向の回転を操作する操作レバーと、前記回転を前記バルブが閉じた状態に規制するロック状態と、前記ロック状態が解除されたアンロック状態との切替を操作する操作カバーと、前記ロック状態を維持する方向に前記操作カバーを付勢する弾性体と、を有する。
本発明に係る操作バルブによれば、ロックの失念を防止することができる。
図1は第1実施形態に係る操作バルブのオイルパンへの取付例を示す斜視図である。 図2(a)は第1実施形態に係る操作バルブの閉状態における第1斜視図の一例である。図2(b)は第1実施形態に係る操作バルブの閉状態における第2斜視図の一例である。図2(c)は第1実施形態に係る操作バルブの閉状態におけるZ1-Z1断面図の一例である。 図3は第1実施形態に係る操作バルブの分解斜視図の一例である。 図4(a)は第1実施形態に係る操作バルブの閉状態における正面図の一例である。図4(b)は第1実施形態に係る操作バルブの閉状態におけるZ2-Z2部分断面図の一例である。 図5(a)は第1実施形態に係る操作バルブの開状態における第1斜視図の一例である。図5(b)は第1実施形態に係る操作バルブの開状態における第2斜視図の一例である。図5(c)は第1実施形態に係る操作バルブの開状態におけるZ3-Z3断面図の一例である。 図6(a)は第1実施形態に係る操作バルブの開状態における正面図の一例である。図6(b)は第1実施形態に係る操作バルブの開状態におけるZ4-Z4部分断面図の一例である。 図7は第1実施形態に係る操作バルブの開状態におけるZ4-Z4部分断面図の他の一例である。 図8(a)は第2実施形態に係る操作バルブのオイルパンへの取付例を示す斜視図である。図8(b)は第2実施形態に係る操作バルブの斜視図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、操作バルブ100はオイルパン10の底に設けられているドレン口11に取り付けられる。オイルパン10はオイルを溜める容器である。ドレン口11はオイルパン10に溜められたオイルを排出する開口である。オイルは、二輪車や自動車、重機等に搭載されるエンジンのピストンなどを潤滑する潤滑油である。ドレン口11の内周の奥側(即ちオイルパン10の内部側)には操作バルブ100を機械的に結合するアダプタ機構(不図示)が設けられている。
操作バルブ100に設けられた操作レバー又は操作コック(以下、単に操作レバーという)110を回動させることにより、操作バルブ100の開閉を操作することができる。オイルパン10にオイルを溜めておく通常の状態では操作レバー110は閉状態に維持されている。操作レバー110を閉状態から開状態に回動させると、オイルパン10のオイルが操作バルブ100を経由して排出される。
図2及び図3を参照して、操作バルブ100の詳細について説明する。なお、図2では操作バルブ100が閉状態に維持されている。
図2(a)乃至(c)に示すように、操作バルブ100は収納体130とキャップ140を備える。図2(c)に示すように、収納体130はバルブ(具体的にはボールバルブ)131を収納する。バルブ131はオイルの流通を制御する。また、図2(c)に示すように、収納体130は筒型であり、内部にオイルの流路132を備える。なお、図2(c)では、バルブ131が閉じられて、流路132が閉塞した状態が示されている。
図2(a)乃至(c)に示すように、収納体130の一方の端部に位置するプラグ部135にはカム溝133が設けられている。したがって、上述したアダプタ機構がカム溝133によってガイドされる突起を備えていれば、アダプタ機構の突起とカム溝133は機械的に結合する。これにより、操作バルブ100をオイルパン10に取り付けることができる。オイルパン10のオイルはプラグ部135に設けられた複数の流入口134を通じて収納体130の内部に流入する。このため、バルブ131が開けば、収納体130の内部に流入したオイルは流路132とキャップ140の流路142(図2(c)参照)を流通し、キャップ140の排出口145から排出される。
操作バルブ100をドレン口11に取り付ける場合には、例えば収納体130から径方向に突出した2つの突出部136,137を片手の手指二本でつかんで収納体130のプラグ部135をドレン口11に差し込み、周方向のいずれか一方に回転させる。これにより、アダプタ機構の突起がカム溝133によってガイドされ、突起とカム溝133が締結する。結果的に、図1に示すように、操作バルブ100をドレン口11に取り付けることができる。なお、詳細は後述するが、突出部136には操作レバー110が取り付けられる。
バルブ131は操作レバー110を回動させることによって開閉操作することができる。例えば、バルブ131が閉じた状態で操作レバー110を反時計回りに回動させると、バルブ131が開く。これにより、ドレン口11から排出されるオイルが操作バルブ100を経由して排出される。逆に、バルブが開いた状態で操作レバー110を時計回りに回動させると、バルブ131が閉じる。これにより、ドレン口11から排出されていたオイルは、収納体130の流路132のうちバルブ131の手前で留まる。この結果、操作バルブ100からのオイルの排出が止まる。
図3に示すように、操作バルブ100は、上述した収納体130、バルブ131、キャップ140に加え、円筒部を含む操作カバー150とスプリング(具体的にはコイルスプリング)160を操作バルブ100の軸方向に備えている。さらに、操作バルブ100は、上述した操作レバー110に加え、収納体130に設けられた突出部136の突出方向に並ぶ心棒(ステム)170、O(オー)リング180、Eクリップ190を備えている。図2(c)に示すように、心棒170はバルブ131と機械的に結合する。
図2(c)に示すように、操作カバー150は収納体130の外周面を部分的にカバーする。図2(c)及び図3に示すように、操作カバー150の円筒部の内周面には段差151が設けられている。すなわち、操作カバー150は、スプリング160の外径と同等又はわずかに大きな第1内径と、スプリング160の外径より小さな第2内径を有する。このため、操作カバー150の円筒部内部にスプリング160を収容すると、スプリング160は操作カバー150を通過せずに段差151により引っかかる。すなわち、スプリング160は操作カバー150を貫通することができない。
キャップ140は、排出口145を含む排出部146と、内部に上述した流路142を含み、外周に雄ネジが設けられた接続部147とを備える。排出部146は円盤型の底蓋部と、底蓋部と接続部147との間に位置し、底蓋部及び接続部147と一体的に設けられた台座部とを有する。台座部の外径はスプリング160の内径と同等である。底蓋部の外径はスプリング160の外径と同等である。
このように、底蓋部の外径は台座部の外径より大きいため、操作カバー150の内部に収容されたスプリング160のキャップ140側は底蓋部に載置することができる。接続部147の外周に設けられた雄ネジは、収納体130のプラグ部135の逆側に位置する被接続部138の内周に設けられた雌ネジとネジ結合する。これにより、操作カバー150の内部にスプリング160を収容した状態で、収納体130にキャップ140を取り付けることができる。この状態では、自然長のスプリング160は圧縮され、操作カバー150を収納体130側に付勢する復元力を備える。
操作カバー150における円筒部のプラグ部135側には、側面が円弧である2つの湾曲壁152,153が円筒部と一体的に対向して設けられている。2つの湾曲壁152,153は互いに離隔した状態で円筒部に配置される。2つの湾曲壁152,153の形状は共通する。2つの湾曲壁152,153の側面がいずれも円弧であるため、2つの湾曲壁152,153の間には隙間が生じる。2つの湾曲壁152,153の一方の隙間の弧相当のクリアランス長は突出部136の周方向の長さと同等である。2つの湾曲壁152,153の他方の隙間の弧相当のクリアランス長は突出部137の周方向の長さと同等である。したがって、図2(a)に示すように、2つの湾曲壁152,153の一方の隙間に突出部136が嵌合し、2つの湾曲壁152,153の他方の隙間に突出部137が嵌合する。
また、図3に示すように、操作カバー150における円筒部のプラグ部135側であって、突出部136が嵌合する隙間にはロック機構154が一体的に設けられている。ロック機構154はプラグ部135側に突出する突起155を備えている。詳細は後述するが、突起155は心棒170の外周に設けられた溝172と嵌合する。
図3に示すように、心棒170は収納体130から離れる方向に突出したレバー結合部171を備えている。レバー結合部171は操作レバー110の回転部112に設けられた開口113に挿入される。これにより、心棒170と操作レバー110が結合する。操作レバー110は回転部112から直角に屈曲した持ち手111を回転部112と一体的に備えている。持ち手111は作業者の手指が直接触れる部位である。例えば、作業者は数本の手指で持ち手111をつまみ、持ち手111を押し下げたり、引き上げたりすることができる。作業者は持ち手111をつままずに1本の手指で持ち手111を押し下げたり、押し上げたりしてもよい。これにより、回転部112が回転し、レバー結合部171を通じて、心棒170が回転する。
図3に示すように、心棒170のレバー結合部171側とは逆側にはバルブ結合部173が設けられている。バルブ結合部173はバルブ131のバルブ溝139と結合する。したがって、心棒170が回転すると、心棒170の回転に連動してバルブ131が回転し、バルブ131が開いたり閉じたりする。すなわち、心棒170はバルブ131の開閉を制御する。なお、レバー結合部171とバルブ結合部173との間にはOリング180を配置することができる(併せて図2(c)参照)。Oリング180より心棒170のシール性を向上することができ、オイル漏れを抑制することができる。
ここで、操作レバー110の回転部112は突出部136のキャップ140側に設けられた切り欠き136Aから突出部136の内部に挿入される。一方、心棒170はOリング180が装着された状態で収納体130の流路132を通じて収納体130の内部に収納される。そして、収納体130の内部で回転部112とレバー結合部171が結合する。突出部136は流路132の流通方向と直交する円形の貫通孔136Bを含むため、回転部112の中心を含む一部分が貫通孔136Bから露出する。貫通孔136Bの外周の一部に対応する突出部136の内周にはクリップ溝が周方向に設けられている。クリップ溝はEクリップ190の厚みと同等の幅を備えている。このため、このクリップ溝にEクリップ190を取り付けることができる(併せて図2(a)乃至(c)参照)。
次に、図4を参照して、心棒170の回転をバルブ131が閉じた状態に規制するロック状態について説明する。
まず、図4(a)に示すように、操作レバー110の持ち手111は、ロック状態ではオイルの排出方向と異なる方向を指す姿勢を保つ。例えば、オイルの排出方向が垂直方向あれば、持ち手111は水平方向を指す姿勢を保つ。持ち手111がオイルの排出方向と異なる方向を指す姿勢を保っていれば、作業者はバルブ131が閉じた状態であることを瞬時に把握することができる。
バルブ131が閉じた状態では、図4(b)に示すように、ロック機構154の突起155が心棒170の溝172と篏合する。これにより、心棒170の回転をバルブ131が閉じた状態に規制するロック状態に維持される。ロック状態であれば、心棒170の回転が規制されるため、操作レバー110を回動させることができない。仮に、溝172に嵌合した突起155が溝172から離脱すれば、操作レバー110を介して心棒170を回転させることができる。
次に、図5乃至図7を参照して、ロック状態が解除されたアンロック状態と操作バルブ100の開状態について説明する。
上述したように、操作カバー150の内部にはスプリング160が収容されている。このため、操作カバー150をオイルの排出方向に変位させることができる。操作カバー150が変位し、この変位に連動してロック機構154が変位することで、突起155が溝172から離脱する。例えば、作業者が一方の手(例えば左手)の手指で操作カバー150をつかみ、操作カバー150をオイルの排出方向にスプリング160の圧縮限度にまで引っ張ると、図5(a)乃至(c)に示すように、操作カバー150は元の位置から変位する。操作カバー150が変位すると、操作カバー150の変位に連動して、ロック機構154の突起155が心棒170の溝172から離脱する。これにより、ロック状態からアンロック状態に移行する。すなわち、操作カバー150によりロック状態とアンロック状態の切り替えを操作することができる。アンロック状態に移行すると、操作レバー110を回動させることができる。
アンロック状態に移行すると、作業者は操作カバー150を一方の手で変位させた状態のまま、他方の手(例えば右手)の手指で操作レバー110の持ち手111をつまんで持ち手111を押し下げ、操作レバー110を回動させる。これにより、操作レバー110の回転部112が反時計回りに回転して、図5(a)及び(b)並びに図6(a)に示すように、持ち手111の姿勢がロック状態の際の元の姿勢から変化する。具体的には、持ち手111がオイルの排出方向と異なる方向から同じ方向を指す姿勢に変化する。持ち手111がオイルの排出方向と同じ方向を指す姿勢を保てば、作業者はバルブ131が開いた状態であることを瞬時に把握することができる。
なお、作業者が操作カバー150を一方の手で変位させた状態を維持していれば、図5(c)及び図6(b)に示すように、突起155と心棒170との間にはスプリング160の圧縮限度に相当する距離の空隙(クリアランス)191が生じる。そして、作業者が操作カバー150から一方の手(例えば左手)を離すと、スプリング160の復元力が操作カバー150の段差151に作用し、操作カバー150がプラグ部135の方向に変位する。操作カバー150がプラグ部135の方向に変位すると、操作カバー150の変位に連動して、図7に示すように、ロック機構154の突起155もプラグ部135の方向に変位し、突起155が心棒170に当接して空隙191が消失する。
以上、操作バルブ100の閉状態でもあるロック状態からアンロック状態に移行して操作バルブ100の開状態までの手順を説明したが、操作バルブ100の開状態から操作バルブ100の閉状態に戻すには、以下の手順で、作業を行えばよい。
まず、作業者は片方の手(例えば右手)の手指で操作レバー110の持ち手111をつまんで引き上げ、操作レバー110を回動させる。操作レバー110の回動に連動して、ロック機構154の突起155は心棒170の外周を相対的に摺動(スライド)しながら、ロック状態に徐々に移行する。スプリング160の復元力は操作カバー150の段差151に作用し続けているため、突起155が心棒170の溝172の位置に相対的に到達すると、ロック機構154をプラグ部135側に押し上げる。これにより、突起155が溝172に動的に嵌合し、ロック状態への移行が完了し、操作バルブ100が閉状態に戻る。
このように、操作バルブ100の開状態から操作バルブ100の閉状態に戻す場合には、操作カバー150をオイルの排出方向に引っ張らなくても、操作レバー110を回動させるだけで、ロック状態に移行することができる。すなわち、操作バルブ100を閉状態に戻せば、操作バルブ100をロックする作業を行わなくても、操作レバー110は動的にロックされる。これにより、操作レバー110のロックの失念を防止することができる。
特に、両手を使わずに片手だけで操作バルブ100を閉状態に戻せるため、操作レバー110の操作性が向上する。なお、操作レバー110が路上の異物(例えば砂利や布など)と干渉して破損する可能性を低減するために、操作バルブ100は車高の高い車両のオイルパン10に取り付けることが望ましい。また、操作バルブ100を車高の高い車両のオイルパン10に取り付ける代わりに、オイルパン10や車両のフロアなどに取り付けられるアンダーカバーにより操作バルブ100を覆うようにしてもよい。
(第2実施形態)
続いて、図8を参照して、本発明の第2実施形態に説明する。なお、第1実施形態に係る操作バルブ100と同様の構成には基本的に対応する符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8(a)に示すように、操作バルブ200はオイルパン20の底に設けられているドレン口21に取り付けられる。ドレン口21の内周の奥側(即ちオイルパン20の内部側)には操作バルブ200を機械的に結合する雌ネジが設けられている。一方、図8(b)に示すように、操作バルブ200は、第1実施形態で説明したプラグ部135に代えて、結合部235を備えている。結合部235の外周には雄ネジが設けられている。このように、第2実施形態であれば、第1実施形態で説明したプラグ部135とアダプタ機構とのカム結合に代えて、雌ネジと雄ネジとのネジ結合により、操作バルブ200をオイルパン20のドレン口21に取り付けることができる。このような操作バルブ200であっても、第1実施形態と同様に、ロックの失念を防止することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、操作レバー110の開閉に関する回動方向を逆にしてもよい。すなわち、操作レバー110の持ち手111と回転部112の接続部の位置を一端から他端に代え、時計回りでバルブ131が開き、反時計回りでバルブ131が閉じるようにしてもよい。また、上述した第1実施形態及び第2実施形態では、スプリング160を弾性体の一例として採用したが、スプリング160に代えて、ゴムチューブなどを弾性体として採用してもよい。
さらに、上述した第1実施形態及び第2実施形態では、流体の一例としてオイルを用いて説明したが、流体は飲料水であってもよいし、可燃性や不可燃性のガスであってもよい。飲料水としては例えば、水、清涼飲料水、アルコール飲料などがある。この場合、オイルパン10,20に代えて、飲料水やガスの容器を操作バルブ100,200の取付対象として採用すればよい。
10,20 オイルパン
100,200 操作バルブ
110,210 操作レバー
111 持ち手
130,230 収納体
131 バルブ
150,250 操作カバー
155 突起
160 スプリング
170 心棒
172 溝

Claims (6)

  1. 流体の流通を制御するバルブと、
    前記バルブを収納する収納体と、
    前記バルブの開閉を制御する心棒と、
    前記心棒の周方向の回転を操作する操作レバーと、
    前記回転を前記バルブが閉じた状態に規制するロック状態と、前記ロック状態が解除されたアンロック状態との切替を操作する操作カバーと、
    前記ロック状態を維持する方向に前記操作カバーを付勢する弾性体と、
    を有する操作バルブ。
  2. 前記操作カバーは、前記操作カバーが前記流体の排出方向に変位した場合に、前記ロック状態を前記アンロック状態に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作バルブ。
  3. 前記操作カバーは、前記操作カバーに設けられた突起と前記心棒の外周に設けられた溝とが嵌合することにより、前記ロック状態を維持する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の操作バルブ。
  4. 前記操作カバーは、前記操作カバーに設けられた突起が前記心棒の外周を相対的に摺動しながら、前記ロック状態に移行する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の操作バルブ。
  5. 前記操作レバーの持ち手は、前記ロック状態及び前記アンロック状態では前記流体の排出方向と異なる方向を指す姿勢を保ち、前記バルブが開いた状態では前記流体の排出方向と同じ方向を指す姿勢を保つ、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の操作バルブ。
  6. 前記ロック状態を維持する方向は、前記操作カバーを前記収納体に近づける方向であり、
    前記ロック状態を解除する方向は、前記操作カバーを前記収納体から遠ざける方向である、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の操作バルブ。
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