JPH0110530Y2 - - Google Patents

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JPH0110530Y2
JPH0110530Y2 JP1982169170U JP16917082U JPH0110530Y2 JP H0110530 Y2 JPH0110530 Y2 JP H0110530Y2 JP 1982169170 U JP1982169170 U JP 1982169170U JP 16917082 U JP16917082 U JP 16917082U JP H0110530 Y2 JPH0110530 Y2 JP H0110530Y2
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JP
Japan
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movable
flow path
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stopper
groove
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JP1982169170U
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JPS5973691U (ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば灯油用ボツクスコツクのよう
に、壁面等に取付けて室内暖房機器への燃料の供
給又は停止を行うホース接続用コツク或は都市ガ
ス用にも適したホース接続用コツクに関するもの
である。
(従来の技術) 室内暖房機器用灯油の消費料が多い寒冷地域で
は、ボツクスコツクを壁面に常設する形式を採用
しているが、従来の灯油用ボツクスコツクには、
例えば第1図に示すようにコツク2を収納したボ
ツクス型ケース1を壁面P等に垂直状態に取付
け、このコツク2の本体3に1次側流路4と2次
側流路5とを形成し、この流路4と5の間に、レ
バー7aを有する筒状の栓部7bを回動自在に設
け、栓部7bに形成した連通孔7cで流路を開閉
可能に設け、また、2次側流路5の先端にニツプ
ル等のホース接続部6を水平方向に屈曲形成した
ものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この形式のコツクによれば、ホ
ースが接続されていない状態において不用意にレ
バー7aを回動すると、ニツプル6より燃料が流
出し危険な状態になる。また、燃料供給用ホース
をニツプル6に接続する場合は、ホースをニツプ
ル6に強く押し込んだ後に安全性を図るために止
着具で接続位置を止着しなければならないため、
接続作業が面倒である上、ニツプル6内に残留す
る燃料が流れ落ちて、周辺を汚すという欠点があ
つた。
また、上記ホース7をコツクに接続離脱する作
業は、コツクレバー7を常に閉の状態で行なわな
ければならないから、ホースの着脱時においても
コツクの取り扱いが面倒であつた。
本考案は、上記した従来の埋込式のボツクスコ
ツクの欠点を有する点に鑑みて開発されたもの
で、その目的とするところは、燃料供給ホースと
の接続離脱作業や、コツク栓の開閉操作を迅速、
かつ確実に行な得るようにすると共に、燃料供給
ホースの接続されていない状態及びホースをコツ
クから切り離す際に、レバーが開の状態になつて
いてもコツク内の流路に残留する燃料漏れを確実
に防止することにある。
考案の構成 (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は、正面部
に開口部を形成したコツク本体の軸心部に、可動
栓体の栓部を回動自在に挿着し、この可動栓体に
は、ホース側に設けたソケツトの旋錠機構と係合
する外周構と、この外周構の近傍位置で、かつ可
動栓体の軸心部に回動操作部を設け、この回動操
作部には、コツク本体の軸心上で回動操作するた
めのレバーを設け、また回動操作部の後部外周
に、半円周状の摺動溝を形成し、この摺動溝と栓
部方向に沿つて連通する切欠溝を数個形成し、コ
ツク本体には、この摺動溝に摺動し、かつ切欠溝
と掛脱するピンと、このピンと切欠溝との掛合状
態に維持するための押圧ばねをコツク本体と可動
栓体との間に介在させ、一方、可動栓体の軸心部
には、ソケツトを接続したときにのみ開く弁体を
具えた2次側流路を設けると共に、コツク本体に
は、配管側と連通する1次側流路を設けて、可動
栓体の回転により1次側と2次側の流路を連通遮
断自在とする構成を採用した。
(作用) 従つて、本考案によると、コツクが閉止してい
る状態において、可動栓体の先端部にソケツトを
差し込むと、可動栓体内に設けた弁体が開き2次
側流路が開放される。
同時に、可動栓体をコツク本体側に押圧操作を
すると、押圧ばねに抗してピンが切欠溝から外れ
て摺動溝内に位置するので、押圧した状態でレバ
ーを略90度回動操作させて可動栓体の栓部をコツ
ク本体の1次側流路と連通させ、その後可動栓体
の押圧状態を解除、即ち可動栓体から手を放す
と、押圧ばねの弾発力により可動栓体が外方に動
くと共に可動栓体に形成した切欠溝がコツク本体
のピンに係止するので、可動栓体の回動が止めら
れ、みだりに可動栓体の回動操作部が回動しない
ようにしている。この状態において、コツク本体
の1次側流路とソケツト側の2次側流路が連通す
るので、室内暖房機器への燃料油或はガス等の供
給が確実に行われる。
可動栓体からソケツトを抜き去ると、可動栓体
の流路を自動的に閉塞し、次いで、回動操作部を
コツク本体方向に押圧しながら回転させると、上
記と同様にコツク本体内の流路を確実に閉塞す
る。
(実施例) 本考案におけるホース接続用コツクの一実施例
を図面に従つて説明する。
第4図bにおいて、8は、正面部に開口部9を
設けた筒状のコツク本体を示し、このコツク本体
8の側部に1次側流路10(流入側)を形成し、
更に、この1次側流路10の端部に、燃料供給タ
ンク側の燃料供給管25を螺着するための螺合部
11を設ける。
12は上記コツク本体8の内周面に装着した環
状のシール部材である。
13は流路の開閉を行う可動栓体で、この可動
栓体13は、第3図a乃至cに示すように上記コ
ツク本体8の軸心部の開口部9より挿入する栓部
14と、可動栓体13の軸心部の略中央部に設け
たレバー15aを有する回動操作部15と、更
に、可動栓体13の端部には、外周に外周溝17
を設けたプラグ部16を一体的に設けたもので、
このプラグ部16は、燃料供給ホース26の端部
を装着したソケツト27の旋錠ピン、或はボール
等が上記プラグ部16の外周溝17に係止して接
続できるように設けている。
また、可動栓体13の栓部14の側面一部に
は、流路開閉を行う栓孔18を設けると共に、可
動栓体13の内部には上記栓孔18の位置からプ
ラグ部16の端部に軸心方向に向けて2次側流路
19を圧縮ばね20の押圧力により閉塞する弁体
21を設ける。21aは、弁体21を流体密閉す
るOリングである。
また、本実施例は、上記構成に加えて、更にコ
ツク本体8の開口部9の近傍の外周面に、ピン2
2を本体8の外周から内側に突出させて設け、可
動栓体13の外周面には、上記ピン22と係止し
て摺動する半円周状の摺動溝23を形成し、摺動
溝23には、栓部14の方向に向けて3個の切欠
溝23a、23b、23cを略90度の間隔を持つ
て形成する。
24はコツク本体8と可動栓体13との間に装
着した皿ばね状の押圧ばねであり、常時は、押圧
ばね24の押圧力により可動栓体13が第2図a
における矢印A方向に弾発され、ピン22が切欠
溝23a、23b、23cに位置しているとき
に、ピン22は切欠溝23a、23b、23cの
何れかに係止し、可動栓体13の誤操作を防止し
ている。
なお、図中、29は壁面Pに取付けたボツクス
ケース、30はその蓋体、31はコツク本体8の
背部に設けたボツクスケース29への止着具であ
る。
次に、上記実施例の作用を説明する。
コツク本体8側を例えば壁面P等に垂直に取付
け、コツクが閉止している状態、即ち、1次側流
路10と栓孔18が直交した状態において、可動
栓体13のプラグ部16にソケツト27を差し込
むと、可動栓体13内に設けた弁体21が開き2
次側流路19が開放される。
同時に、第2図aにおける矢印B方向に可動栓
体13をコツク本体8側に押圧操作をすると、押
圧ばね24に抗してピン22が切欠溝23bから
外れて摺動溝23内に位置するので、押圧した状
態でレバー15aを、第2図の状態に略90度回動
操作させて可動栓体13の栓部14をコツク本体
8の1次側流路10と連通させ、その後可動栓体
13の押圧状態を解除、即ち可動栓体13から手
を放すと、押圧ばね24の弾発力により可動栓体
13に形成した切欠溝23cが、第2図aの状態
にコツク本体8のピン22に係止するので、可動
栓体13の回動が止められ、みだりに可動栓体1
3の回動操作部が回動しないようにしている。こ
の状態において、コツク本体8の1次側流路10
とソケツト側の2次側流路19が連通するので、
室内暖房機器への燃料油或はガス等の供給が確実
に行われる。
また、可動栓体13からソケツト27を抜き去
ると、弁体21の流路を自動的に閉塞し、閉塞状
態のときに、ホースを取り外すことが可能であ
り、次いで、回動操作部15のレバー15aを、
第2図cにおいて半時計回り方向に略90度コツク
本体8の方向に押圧しながら回転させると、コツ
ク本体8内の流路10を確実に閉塞することがで
きる。
考案の効果 以上のことから明らかように、本考案は、可動
栓体とソケツト接離することによつて、可動栓体
内の流路を開閉することができるので、コツク内
が開の状態であつても誤つて燃料等が漏れだすこ
となく安全性の点に優れており、また、可動栓体
は、押圧操作をすることによつてピンから切欠溝
を外すことができ、この状態で回動操作ができる
ため、誤操作の防止を確実に図ることができる。
しかも、コツク栓の軸心部に可動栓体その他の
部品を設けているので、ホース接続用のコツクと
して小型化に貢献でき、また、液体漏れもないの
で、極めて安全なホース接続用コツクを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の壁面取付用コツクの縦断面図で
あり、第2図aは本考案におけるコツクの一部切
り欠き平面図、第2図bは同上の正面図、第2図
cは同上の左側面図、第3図aは本考案における
可動栓体の一部切り欠き底面図、第3図bは同上
の正面図、第3図cは第3図aのX−X線側面断
面図、第4図aは本考案におけるコツク本体の縦
断平面図、第4図bは同上の縦断正面図、第4図
cは同上の左側面図である。 8……コツク本体、9……開口部、10……1
次側流路、13……可動栓体、14……栓部、1
5……回動操作部、15a……レバー、16……
プラグ部、17……外周部、18……栓孔、19
……2次側流路、22……ピン、23……摺動
溝、23a乃至23c……切欠溝、24……押圧
ばね、26……ホース、27……ソケツト、P…
…壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面部に開口部を形成したコツク本体の軸心部
    に、可動栓体の栓部を回動自在に挿着し、この可
    動栓体には、ホース側に設けたソケツトの施錠機
    溝と係合する外周溝と、この外周溝の近傍位置
    で、かつ可動栓体の軸心部に回動操作部を設け、
    この回動操作部には、コツク本体の軸心上で回動
    操作するためのレバーを設け、また回動操作部の
    後部外周に、半円周状の摺動溝を形成し、この摺
    動溝と栓部方向に沿つて連通する切欠溝を数個形
    成し、コツク本体には、この摺動溝に摺動し、か
    つ切欠溝と掛脱するピンと、このピンと切欠溝と
    の掛合状態に維持するための押圧ばねをコツク本
    体と可動栓体との間に介在させ、一方、可動栓体
    の軸心部には、ソケツトを接続したときにのみ開
    く弁体を具えた2次側流路を設けると共に、コツ
    ク本体には、配管側と連通する1次側流路を設け
    て、可動栓体の回転により1次側と2次側の流路
    を連通遮断自在としたことを特徴とするホース接
    続用コツク。
JP16917082U 1982-11-10 1982-11-10 ホ−ス接続用コツク Granted JPS5973691U (ja)

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JP16917082U JPS5973691U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 ホ−ス接続用コツク

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JP16917082U JPS5973691U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 ホ−ス接続用コツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973691U JPS5973691U (ja) 1984-05-18
JPH0110530Y2 true JPH0110530Y2 (ja) 1989-03-27

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ID=30369644

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4525833Y1 (ja) * 1965-08-23 1970-10-07
JPS5545035B2 (ja) * 1976-03-31 1980-11-15

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643591Y2 (ja) * 1978-09-18 1981-10-12
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JPS5973691U (ja) 1984-05-18

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