JP2023028796A - 基板搬送装置、基板搬送方法、及びボンディング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定位置(例えば、ボンディングポジション)の基板の浮きを有効に防止でき、しかも、基板サイズの変更にも安定して対応できる基板搬送装置、基板搬送方法、及びボンディング装置を提供する。【解決手段】基板を搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する搬送機構を備える。基板幅方向に所定ピッチで配設された複数個のアイランドからなる一列のアイランド群が、搬送機構を介して所定位置に搬送された際に、一列のアイランド群における、基板の幅方向両端部を、それぞれ押さえる一対の押さえ部材にて押さえる。各押さえ部材を上下移動機構を介してそれぞれ独立して上下に移動させる。一対の押さえ部材の少なくともいずれか一方を幅方向移動機構を介して幅方向に移動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、基板搬送装置、基板搬送方法、及びボンディング装置に関するものである。
半導体装置の製造においては、多数個の素子を一括して造り込まれたウエハをダイシングして個々の半導体チップに分離し、これを一個ずつリードフレーム等の所定位置にボンディングするというチップボンディングの手法が採用されている。そして、このチップボンディングにはダイボンダ(ボンディング装置)が用いられる。
ボンディング装置は、図10に示すように、供給部2の半導体チップ1を吸着するコレット3を有するボンディングアーム(図示省略)と、供給部2の半導体チップ1を観察する確認用カメラ(図示省略)と、ボンディングポジションでリードフレーム4のアイランド部5を観察する確認用カメラ(図示省略)とを備える。
供給部2は半導体ウエハ6(図9参照)を備え、半導体ウエハ6が多数の半導体チップ1に分割されている。すなわち、ウエハ6は粘着シート(ダイシングシート)に貼り付けられ、このダイシングシートが環状のフレームに保持される。そして、このダイシングシート上のウエハ6に対して、円形刃(ダイシング・ソー)等を用いて、個片化してチップ1を形成する。また、コレット3を保持しているボンディングアームは搬送機構を介して、ピックアップ位置とボンディングポジションとの間の移動が可能となっている。
また、このコレット3は、その下端面に開口した吸着孔を介してチップ1が真空吸引され、このコレット3の下端面にチップ1が吸着する。なお、この真空吸引(真空引き)が解除されれば、コレット3からチップ1が外れる。
次にこのダイボンダを使用したダイボンディング方法を説明する。まず、供給部2の上方に配置される確認用カメラにてピックアップすべきチップ1を観察して、コレット3をこのピックアップすべきチップ1の上方に位置させた後、矢印Bのようにコレット3を下降させてこのチップ1をピックアップする。その後、矢印Aのようにコレット3を上昇させる。
次に、ボンディングポジションの上方に配置された確認用カメラにて、ボンディングすべきリードフレーム(基板)4のアイランド部5を観察して、コレット3を矢印E方向へ移動させて、このアイランド部5の上方に位置させた後、コレット3を矢印Dのように下降移動させて、このアイランド部5にチップ1を供給する。また、アイランド部5にチップ1を供給した後は、コレット3を矢印Cのように上昇させた後、矢印Fのように、ピックアップ位置の上方の待機位置に戻す。
ところで、基板4のアイランド部5にチップ1をボンディングする際、基板4が浮き上がれば、チップ搭載精度が悪化するので、従来からボンディングする際に基板4を押さえて基板4の浮き上がりを防止するように構成していた。
このように基板4を押さえる押さえ機構としては、図8に示すものが提案される。図8に示す押さえ機構としては、基板4の搬送方向と直交する幅方向に沿って配設される押さえ部材10を備える。この押さえ部材10は、押さえ部材本体11と、この本体11から垂下される一対の押さえ体12A,12Bとを有する。一対の押さえ体12A,12は、ボンディングポジションQにおける、基板4の幅方向両端部側にそれぞれ対応する。
ところで、基板4は、一対のガイドレール13A、13B間に形成される搬送路15を上流側から下流側へ搬送される。この場合、搬送方向と直交する幅方向のいずれか一方側の基板端部をグリッパ16でチャックして、このグリッパ16を駆動機構(図示省略)を介して下流側へ搬送する。これによって基板4を上流側へ順次搬送していくことができる。
押さえ部材10は、他方のガイドレール13B側で支持されるいわゆる片持ち状とされ、図示省略の上下動駆動機構で矢印Z方向に沿って上下動する。また、搬送路15内には、基板4を受ける基板受け17が配設されている。なお、この基板受け17としては、少なくとも、ボンディングポジションの対応する部位に、基板4を加熱するためにヒータプレート18が配置されている。
また、ヒータプレート18はヒータブロック19上に配置される。ヒータブロック19には、図示省略の加熱源(ヒータ)が内蔵され、ヒータプレート18には、基板4をこのヒータプレートに吸着するための吸引口が複数形成されている。
このように構成することによって、グリッパ16と図示省略の駆動機構とを備えた搬送手段(搬送機構)を介して、基板4(基板のチップをボンディングすべきアイランド部)をボンディングポジションに搬送した際に、押さえ部材10を下降させて、押さえ体12A,12Bにて基板4を押さえる。この際、基板4はヒータプレート18に吸着される。なお、グリッパ16は、矢印Y方向(基板幅方向)に図示省略の駆動機構にて移動する。
そして、基板4がヒータプレート18に吸着され、かつ、押さえ部材10で押さえている状態で、基板4のアイランドにチップ1がボンディングされる。
このため、基板4がヒータプレート18から浮き上がることを有効に防止でき、これによって、チップ搭載精度悪化を防止しようとするものである。
従来においては、特許文献1~特許文献4に記載の基板押え機構がある。特許文献1に記載のリードフレーム搬送装置では、クランプ支持機構によりクランプ板を下降させて基板(リードフレーム)を押さえるものである。この場合、カム機構のカムを駆動させることにより、クランプ板を下降させるものである。
特許文献2及び特許文献3に記載のものでは、ボンディング時のリードフレームをレールの表面に押し付ける押さえアームを備えたものである。この場合、基板搬送路はカバーにて覆われ、カバーにボンディング用の開口部を設けている。このため、押さえアームの先端がこの開口部を介して、基板を押さえることになる。また、シャフトが回転すると、偏心カムが回転し、押さえアームが取り付けられている部材が上下して、これにより押さえアームが上下するものである。
特許文献4は、リードフレームにおける各リード端子の部分を、押える押さえ装置に関するものである。この場合、リードフレームのアイランド部の回りにおける各リード端子に対して接当する平面部を有する押さえ体を備えている。このため、押さえ体は、半導体チップが嵌まる貫通孔を備えたものである。すなわち、この特許文献4では、リードフレームにおける各端子を押さえ体にて押さえるものであり、各リード端子を不動の状態として、ワイヤボンディングを施すものである。
特開2003-77943号公報 特開2003-224145号公報 特開2003-224148号公報 特許第3490183号公報
図8に記載のものでは、押え部材10の一対の押さえ12A、12Bの各間隔が一定である。このため、基板サイズ変更に対応できない。従って、基板サイズに応じた押さえ部材10を揃える必要があり、コスト高となるとともに、交換作業が必要となり、生産性に劣ることになる。
また、押え部材10は、基板4が大型の場合、押えの剛性確保のため、部材の大型化・重量増となる。さらに、押え部材10は、いわゆる片持ち状であるので、支持部から離間している押さえ部12A側がしなることになって、押さえ12A、12Bを平行に押せることができず、安定して基板4を押さえることができないおそれがある。
さらに、押え部材10を上下動させて、一対の押さえ12A、12Bを上下動させるものであるので、同時に基板4を押さえることになる。このように、同時に基板4を押さえれば、押さえ12A、12B間の基板4と基板受け17のヒータプレート18との間にボイドが発生しやすくなり、ボイドが発生すれば、チップ搭載の精度が悪化するおそれがある。
前記特許文献1に記載のものでは、下降させて基板(リードフレーム)を押さえるクランプ板の長さ寸法は一定であり、基板のサイズ変更に対応することができない。また、複数のクランプ板は同時に上下動するものであり、クランプ板間において、ボイドが発生するおそれがある。
特許文献2及び特許文献3に記載のものでも、基板のサイズ変更に対応することができない。また、一対の押さえアームが同時に上下することになる。
特許文献4では、リードフレームにおける各端子を押さえ体にて押さえるものであり、各リード端子を不動の状態として、ワイヤボンディングを施すものである。すなわち、特許文献4では、ボンディング中における基板の浮きを防止するものではない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、所定位置(例えば、ボンディングポジション)の基板の浮きを有効に防止でき、しかも、基板サイズの変更にも安定して対応できる基板搬送装置および基板搬送方法を提供する。
本発明の基板搬送装置は、搬送方向及び前記搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って所定ピッチでマトリックス状にアイランドが形成された基板を、前記搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する基板搬送装置であって、前記基板を搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する搬送機構と、前記幅方向に所定ピッチで配設された複数個のアイランドからなる一列のアイランド群が、前記搬送機構を介して所定位置に搬送された際に、前記一列のアイランド群における、基板の幅方向両端部をそれぞれ押さえる一対の押さえ部材と、各押さえ部材をそれぞれ独立して上下に移動させる上下移動機構と、一対の押さえ部材の少なくともいずれか一方を幅方向に移動させる幅方向移動機構とを備えたものである。
本発明の基板搬送装置によれば、搬送機構を介して基板を搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送することができる。また、一対の押さえ部材にて、一列のアイランド群における、基板の幅方向両端部をそれぞれ押さえることができる。これにより、基板のボンディングポジションでの浮き上がりを防止できる。さらに、幅方向移動機構にて、一対の押さえ部材の少なくともいずれか一方を幅方向に移動させることができる。このため、サイズ違いの基板(幅寸法が相違する基板)に対しても対応できる。
基板が搬送される搬送路を備え、この搬送路は、前記基板を受けてその基板を吸着する基板受けを有し、かつ前記基板受けは、少なくとも前記所定位置であるボンディングポジションの対応部に基板を加熱する加熱部を備えているのが好ましい。このような基板受けを有することにより、基板のボンディングポジションでの浮き上がりを有効に防止できる。また、このように加熱部を備えたものでは、アイランドに供給されている接着剤が加熱することで硬化するもの(例えば、ダイアタッチフィルム等)であれば、熱圧着により、チップを各アイランドに安定してボンディングできる。
前記一対の押さえ部材の動作を制御して、同時に基板を押さえるモードと、一方の押さえ部材を他方の押さえ部材よりも早めて基板を、押さえるモードとを備えるように構成できる。基板と受け部材(基板受け)との間にボイドが発生しにくい基板を用いる場合等において、同時に基板を押さえるモードとすれば、ボンディング作業の短縮化を図ることができ、生産性に優れる装置となる。また、一対の押さえ部材で基板を同時に押さえれば、基板と基板受けとの間にボイドが発生しやすい基板を用いる場合、一方の押さえ部材を他方の押さえ部材よりも早めて基板を押さえるモードとすれば、一方の押さえ部材側から基板を押さえることになって、その後は、この一方側を起点に順次他方側に向かって基板を基板受けに吸着させていくことができ、基板の下面側にボイドを発生させないで済む。
前記搬送機構は、基板の少なくともいずれか一方の幅方向端部をチャックするグリッパと、このグリッパを前記搬送方向に沿って移動させるグリッパ搬送方向移動機構と、前記グリッパを基板搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って移動させるグリッパ幅方向移動機構とを備えるのが好ましい。
このように設定することによって、基板を安定して搬送方向の上流側から下流側へ搬送できる。また、前記グリッパの基板搬送方向と直交する方向である幅方向に沿った移動が可能であるので、基板のサイズ変更(幅寸法が相違する基板の変更)に対応することができる。
本発明のボンディング装置は、前記基板搬送装置を用いるボンディング装置であって、一対の押さえ部材にて基板を押さえている状態で、前記一列のアイランド群の各アイランドに、チップをボンディングするものである。
本発明のボンディング装置は、基板のボンディングポジションでの浮き上がりを防止できて、基板が浮き上がっていない状態で、チップのボンディング動作を行うことができる。さらに、幅方向移動機構にて、一対の押さえ部材の少なくともいずれか一方を幅方向に移動させることができる。このため、サイズ違いの基板(幅寸法が相違する基板)に対しても対応できる。
本発明に係る基板搬送方法は、搬送方向及び前記搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って所定ピッチでマトリックス状にアイランドが形成された基板を、前記搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する基板搬送方法であって、前記幅方向に所定ピッチで配設された複数個のアイランドからなる一列のアイランド群を、所定位置であるボンディングポジションに搬送した際に、前記一列のアイランド群における、基板の幅方向両端部をそれぞれ独立した一対の押さえ部材で押さえ、この状態で、アイランド群の各アイランドにチップがボンディングされるものである。
本発明に係る基板搬送方法では、基板のボンディングポジションでの浮き上がりを防止できて、基板が浮き上がっていない状態で、チップのボンディング動作を行うことができる。また、サイズ違いの基板(幅寸法が相違する基板)に対しても、安定したボンディング動作を行うことができる。
一対の押さえ部材のいずれか一方の押さえ部材の基板への押さえを早めて、ボンディングポジションに配設される基板受けに一方の押さえ部材側から他方の押さえ部材側に向かって基板を吸着させていくのが好ましい。この方法では、一方の押さえ部材側から基板を押さえることになって、その後は、この一方側を起点に順次他方側に向かって基板を基板受けに吸着させていくことができ、基板の下面側にボイドを発生させないで済む。
本発明は、基板のボンディングポジションでの浮き上がりを防止できるので、チップ搭載精度の悪化を招かない。また、サイズ違いの基板にも対応でき、コスト高となるのを有効に防止できるとともに、押え部材の交換作業等を必要とせず、生産性に優れる。
本発明に係る基板搬送装置の簡略ブロック図である。 基板搬送装置の搬送機構の簡略ブロック図である。 基板搬送装置の押さえ部材で同時に基板を押さえている状態の要部簡略断面図である。 基板搬送装置の押さえ部材で時間をずらせて基板を押さえている状態の要部簡略断面図である。 搬送路の簡略斜視図である。 ウエハを示す簡略斜視図である。 ボンディング工程を示す簡略図である。 従来の基板搬送装置の簡略断面図である。 ウエハを示す簡略斜視図である。 ボンディング工程を示す簡略図である。
以下本発明の実施の形態を図1~図7に基づいて説明する。
図1に本発明に係る基板搬送装置の簡略ブロック図を示し、この基板搬送装置は、図5に示すように、搬送方向(図5の矢印方向)及び搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って、所定ピッチでマトリックス状にアイランド30が形成された基板22を前記搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送するものである。また、図5では、図面の簡略化のため、チップ21が搭載されるアイランド30は、搬送方向に沿って2行、搬送方向と直交する方向に6列だけ形成されているが、これに限るものではない。なお、各アイランド30に、ボンディングポジションQ(図7参照)よりも搬送方向上流側において、ディスペンス位置で接着剤が塗布される。接着剤としては、はんだペースト、樹脂ペースト、樹脂フィルム等がある。また、樹脂ペーストや樹脂フィルムとしては、エポキシ系、ポリアミド系の種々の樹脂接合材料を用いることができる。
基板搬送装置は、基板22を搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する搬送機構31と、幅方向(搬送方向と直交する方向)に所定ピッチで配設された一列のアイランド群30Aが、搬送機構31を介して所定位置(ボンディングポジション)に搬送された際に、一列のアイランド群30Aにおける、基板22の幅方向両端部をそれぞれ押さえる一対の押さえ部材32A,32Bと、各押さえ部材32A,32Bをそれぞれ独立してそれぞれ、矢印Z1,Z2方向である上下に移動させる上下移動機構33A、33Bと、一対の押さえ部材32A,32Bの少なくともいずれか一方を矢印Y方向(図3参照)
である幅方向に移動させる幅方向移動機構34とを備える。
また、各押さえ部材32A,32Bには、図3に示すように、基板22の幅方向端部の基板表面を押さえる押さえ片35A、35Bを備える。このため、押さえ部材32A,32Bは、上下移動機構33A、33Bを介して下降させれば、各押さえ片35A、35Bが、ボンディングポジションQにおける、基板22の幅方向端部の基板表面を押さえることができ、上下移動機構33A、33Bを介して各押さえ片35A、35Bが上昇すれば、基板表面から離間して、基板押え状態が解除される。なお、押さえ片35A、35Bは、厚さ方向が基板幅方向となる平板体から構成され、その基板搬送方向寸法としては、アイランド30の基板搬送方向寸法と同等乃至わずかに長い寸法とし、また、その肉厚寸法として、基板22を押さえた際に押さえ片35A、35Bが座屈しない程度の剛性を備える寸法であればよい。なお、図3に示すように、押さえ片35A、35Bにて基板22を押さえた際には、ボンディングポジションQにおける一列のアイランド群30Aの幅方向外方を押さえることになる。このため、押さえ片35A、35Bがこのアイランド群30Aの各アイランド30へのチップ21のボンディング作業(動作)に影響を与えない。
また、この実施形態では、一方の押さえ部材32Aを、幅方向及び上下方向に移動可能とし、他方の押さえ部材32Bを幅方向には移動させないものとしている。この場合、一方の押さえ部材32Aと他方の押さえ部材32Bの上下動は独立して行うことができる。上下移動機構33A、33B、及び幅方向移動機構34は、ボールねじ機構、シリンダ機構、モータリニア機構等の種々の公知公用の移動機構を用いることができる。
また、基板22は、図5に示すように、搬送路40を搬送させることになる。この搬送路40は、図3に示すように、ガイドレール41A、41Bを備えるものであり、各ガイドレール41A、41B間に基板受け42が設けられている。そして、図3に示すように、搬送路40の下流側には、ヒータブロック44と、このヒータブロック44上に配置されるヒータプレート(加熱部)45とを備えたボンディングポジションQが設けられる。この場合のボンディングポジションQとは、チップ21をボンディングすべきアイランド30を含む一列のアイランド群30Aに対応する範囲である。
ヒータブロック44には、図示省略の加熱源(ヒータ)が内装され、ヒータプレート45には、基板22をこのヒータプレート45に吸着するための吸引口が複数形成されている。このため、ヒータプレート45には、吸着機構35(図1参照)が設けられる。なお、吸着機構35は、ヒータプレート45内に設けられる真空路と、この真空路に連通されてヒータプレート45の上面に開口する吸引口を備え、真空路に、真空ポンプやエジェクタ等の真空発生器(図示省略)が接続される。
一方のガイドレール41Aは、基板22の一方の幅方向端部22aの位置決めを行う端部に相対向する位置決め片46を有し、他方のガイドレール41Bは、基板22の他方の幅方向端部22bを受ける受け部47を有するものである。なお、一方のガイドレール41Aの位置決め片46は、図示省略の移動機構を介して基板幅方向に沿って接近・離間する方向に移動する。
また、搬送機構31は、図2に示すように、基板22の一方の幅方向端部22aをチャックするグリッパ50と、このグリッパ50を搬送路の上流側から下流側へ搬送したり、下流側から上流側へ搬送したりするグリッパ搬送方向往復機構51と、グリッパ50を開閉するグリッパ開閉機構52と、グリッパ50を基板幅方向に沿って接近・離間する方向に移動させるグリッパ幅方向移動機構53とを備えている。
グリッパ50は、図3に示すように、上下一対の把持部材50a、50bを備え、グリッパ開閉機構52を介して、各把持部材50a、50bがそれぞれ上下動する。なお、把持部材50a、50bには、把持片55,55が設けられ、グリッパ開閉機構52にて、各把持部材50a、50bが相対的に離間する方向に変位することにより開状態となり、各把持部材50a、50bが相対的に接近する方向に変位することにより閉状態となって、基板22の他方の幅方向端部をチャックすることができる。
グリッパ50は、搬送路40内の全基板22を一度にチャック可能なものであり、グリッパ搬送方向往復機構51、グリッパ開閉機構52、及びグリッパ幅方向移動機構53は、ボールねじ機構、シリンダ機構、モータリニア機構等の種々の公知公用の移動機構を用いることができる。なお、一方のガイドレール41Aの位置決め片46を移動させる移動機構は、前記グリッパ幅方向移動機構53で構成できる。
ところで、本装置の各機構31,33,34,35,51,52,53などは、図1に示すコンピュータ100にて制御される。ここで、コンピュータ100は、基本的には、入力機能を備えた入力手段と、出力機能を備えた出力手段と、記憶機能を備えた記憶手段と、演算機能を備えた演算手段と、制御機能を備えた制御手段にて構成される。入力機能は、外部からの情報を、コンピュータに読み取るためのものであって、読み込まれたデータやプログラムは、コンピュータシステムに適した形式の信号に変換される。出力機能は、演算結果や保存されているデータなどを外部に表示するものである。記憶手段は、プログラムやデータ、処理結果などを記憶して保存するものである。演算機能は、データをプログラムの命令に随って、計算や比較して処理するものである。制御機能は、プログラムの命令を解読し、各手段に指示を出すものであり、この制御機能はコンピュータの全手段の統括をする。入力手段には、キーボード、マウス、タブレット、マイク、ジョイスティック、スキャナ、キャプチャーボード等がある。また、出力手段には、モニタ、スピーカー、プリンタ等がある。記憶手段には、メモリ、ハードディスク、CD・CD-R,PD・MO等がある。演算手段には、CPU等があり、制御手段には、CPUやマザーボード等がある。
ところで、基板22のアイランド30には、ボンディング装置で、ボンディングポジションにて、チップ21がボンディングされる。ボンディング装置は、図7に示すように、ウエハ26(図6参照)から切り出されるチップ(半導体チップ)21をピックアップポジションPにてコレット(吸着コレット)23でピックアップして、リードフレームなどの基板22のボンディングポジションQに移送(搭載)するものである。ウエハ26は、図6に示されるように、金属製のリング(ウエハリング)に張設されたウエハシート(粘着シート25)上に粘着されており、ダイシング工程によって、多数のチップ21に分断(分割)される。
コレット23は、図7に示すように、ピックアップポジションP上での矢印A方向の上昇および矢印B方向の下降と、ボンディングポジションQ上での矢印C方向の上昇および矢印D方向の下降と、ピックアップポジションPとボンディングポジションQとの間の矢印E、F方向の移動とが可能とされる。コレット23は、図示省略のボンディングヘッドに付設され、このボンディングヘッドはボンディングアーム(図示省略)に付設される。そこで、このボンディングアームが図示省略の制御手段にて制御されて、コレット23の前記矢印A、B、C、D、E、Fの移動が制御される。
次に、前記のように構成された基板搬送装置にて基板を搬送する工程を説明する。まず
基板22を搬送路40に供給する。この場合、図5に示すように、複数の基板22が搬送方向に沿って、所定ピッチで配設される。そして、各基板22は、基板受け42にて受けられるとともに、ガイドレール41A、41Bにガイドされる状態とする。すなわち、基板22の他方の幅方向端部22bを他方のガイドレール41Bの受け部47にて受けるとともに、一方のガイドレール41Aの位置決め片46にて、基板22の一方の幅方向端部22aの端縁を、幅方向外方から相対面する状態としている。
そして、この状態で、図3に示すように、グリッパ50で、基板22の一方の幅方向端部22aを把持(チャック)した状態として、グリッパ搬送方向往復機構51を介して、所定ピッチで、搬送路40をその上流側から下流側へ搬送する。
基板22の最下流の一列のアイランド群30A(チップ21がボンディングされるべきアイランド30を備えたアイランド群)が搬送機構31のグリッパ搬送方向往復機構51を介して所定位置(ボンディングポジションQ)に搬送された際に、基板22の搬送を停止する。
この状態では、ヒータプレート45に基板22が吸着されるとともに、ヒータプレート45を介して基板22が加熱される。そして、各押さえ部材32A、32Bが下降して基板22の両幅方向端部を押さえ、これによって、基板22は、ヒータプレート45から浮き上がるのを有効に防止できる。
このように、基板22がヒータプレート45から浮き上がらず密接した状態で、一列のアイランド群30Aの一方の幅方向端部22a側のアイランド30から他方の幅方向端部22b側のアイランド30に、又は、他方の幅方向端部22b側のアイランド30から一方の幅方向端部22a側のアイランド30に、順次チップ21をボンディング装置でボンディングすることになる。なお、このボンディング動作の際には、グリッパ50の基板22のチャック状態を解除しても、チャック状態を維持してもよい。
この一列のアイランド群30Aの各アイランド30に対するチップ21のボンディングが終了すれば、押え部材32A、32Bを上昇させて、押さ部材32A、32Bによる基板の押さえを解除する。また、ヒータプレート45への基板22の吸着を解除する。
その後、基板を1ピッチ下流側へ搬送する。この場合の1ピッチとは、次の1列のアイランド群30Aがボンディングポジションに対応するようになる送り量である。この後は、前回と同様、ヒータプレート45に基板22を吸着するとともに、ヒータプレート45を介して基板22を加熱する状態とし、各押さえ部材32A、32Bにて基板22の両幅方向端部を押さえる状態とする。そして、1列のアイランド群30Aのアイランド30にチップ21をボンディングすることになる。
以下、同様の動作を行うことによって、1枚の基板22の各アイランド30にチップ21をボンディングしいくことができる。その後は、次の基板22の最下流の一列のアイランド群30がボンディングポジションQに搬送するようにすれば、この基板22の全アイランド30のチップ21をボンディングすることができる。すなわち、搬送路40に供給される基板22の全アイランド30にチップ21をボンディングしていくことができる。
ところで、図3に示す状態では、一対の押え部材32A、32Bが同時に基板22の幅方向端部を押さえるモードとしているが、図4に示すように、一方の押さえ部材32Aを他方の押さえ部材32Bよりも早めて基板22を押さえるモードとしてもよい。
このように、一方の押さえ部材32Aを早めることにより、基板22とヒータプレート45との間に発生しやすいボイドの発生を有効に防止することができる。すなわち、一方の押さえ部材32Aのみを矢印Z1aのように下降させて、基板22の一方の幅方向端部22aを押さえれば、図4に示すように、一方の幅方向端部22a側から他方の幅方向端部22b側に向かって浮き上がるような状態となる。この際、基板22はヒータプレート45に吸着されるので、一方の幅方向端部22a側から他方の幅方向端部22b側へ順次ヒータプレート45に密接していくことなり、基板22とヒータプレート45との間のエアが発生一方の幅方向端部側から排出され、この状態で、他方の押さえ部材32Bを矢印Z2a方向に沿って下降させていけば、ボイドの発生を防止できる。
本発明の基板搬送装置によれば、搬送機構31を介して基板22を搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送することができる。また、一対の押さえ部材32にて、一列のアイランド群30Aにおける、基板22の幅方向両端部22a、22bをそれぞれ押さえることができる。これにより、基板22のボンディングポジションQでの浮き上がりを防止できる。さらに、幅方向移動機構34にて、一対の押さえ部材32A、32Bの少なくともいずれか一方を幅方向に移動させることができる。このため、サイズ違いの基板(幅寸法が相違する基板)に対しても対応できる。
すなわち、基板22のボンディングポジションQでの浮き上がりを防止できるので、チップ搭載精度の悪化を招かない。また、サイズ違いの基板22にも対応でき、コスト高となるのを有効に防止できるとともに、押え部材32A、32Bの交換作業等を必要とせず、生産性に優れる。
また、基板22が搬送される搬送路40を備え、この搬送路40は、基板22を受けてその基板22を吸着する基板受け42を有し、かつ前記基板受け42は、少なくとも所定位置であるボンディングポジションQの対応部に基板受け42を加熱する加熱部(ヒータプレート45)を備えているのが好ましい。このような基板受け42を有することにより、基板22のボンディングポジションQでの浮き上がりを有効に防止できる。また、このように加熱部45を備えたものでは、アイランド30に供給されている接着剤が加熱することで硬化するもの(例えば、ダイアタッチフィルム等)であれば、熱圧着により、チップを各アイランドに安定してボンディングできる。
一対の押さえ部材32A、32Bの動作を制御して、同時に基板22を押さえるモードと、一方の押さえ部材32Aを他方の押さえ部材32Bよりも早めて基板22を押さえるモードとを備えるように構成できる。基板22と基板受け42との間にボイドが発生しにくい基板22を用いる場合等において、同時に基板22を押さえるモードとすれば、ボンディング作業の短縮化を図ることができ、生産性に優れる装置となる。また、一対の押さえ部材32Aで基板22を同時に押さえれば、基板22と基板受け42のヒータプレート45との間にボイドが発生しやすい基板を用いる場合、一方の押さえ部材32Aを他方の押さえ部材32Bよりも早めて基板22を押さえるモードとすれば、一方の押さえ部材32A側から基板22を押さえることになって、その後は、この一方側を起点に順次他方側に向かって基板22を基板受け42に吸着させていくことができ、基板22の下面側にボイドを発生させないで済む。
前記搬送機構31は、基板22の少なくともいずれか一方の幅方向端部をチャックするグリッパ50と、このグリッパ50を搬送方向に沿って移動させるグリッパ搬送方向往復機構51と、グリッパ50を基板搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って移動をさせるグリッパ幅方向移動機構53とを備えるのが好ましい。
このように設定することによって、基板22を安定して搬送方向の上流側から下流側へ搬送できる。また、グリッパ50の基板搬送方向と直交する方向である幅方向に沿った移動が可能であるので、基板22のサイズ変更(幅寸法が相違する基板の変更)に対応することができる。
本発明のボンディング装置は、本基板搬送装置を用いるボンディング装置であって、一対の押さえ部材32A、32Bにて基板22を押さえている状態で、一列のアイランド群30Aの各アイランド30に、チップ21をボンディングするものである。
本発明のボンディング装置は、基板22のボンディングポジションQでの浮き上がりを防止できて、基板22が浮き上がっていない状態で、チップ21のボンディング動作を行うことができる。さらに、幅方向移動機構34にて、一対の押さえ部材32A、32Bの少なくともいずれか一方を幅方向に移動させることができる。このため、サイズ違いの基板22(幅寸法が相違する基板)に対しても対応できる。
本発明に係る基板搬送方法は、搬送方向及び前記搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って、所定ピッチでマトリックス状にアイランド30が形成された基板22を前記搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する基板搬送方法であって、幅方向に所定ピッチで配設された一列のアイランド群30Aを、所定位置であるボンディングポジションQに搬送した際に、基板22の幅方向両端部22a,22bをそれぞれ独立した一対の押さえ部材32A、32Bで押さえ、この状態で、アイランド群30Aの各アイランド30にチップ21がボンディングされるものである。
本発明に係る基板搬送方法では、基板22のボンディングポジションQでの浮き上がりを防止できて、基板22が浮き上がっていない状態で、チップ21のボンディング動作を行うことができる。また、サイズ違いの基板22(幅寸法が相違する基板)に対しても、安定したボンディング動作を行うことができる。
本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、実施形態では、他方の押さえ部材32Bが基板幅方向に移動しないものであったが、この他方の押さえ部材32Bの基板幅方向に移動するものであってもよい。また、グリッパ50として、搬送路内の全基板22を把持できるものであるため、その搬送方向長さとしては、搬送路全長に亘る1機で構成されていても、各基板に対応する複数機で構成されていてもよい。
前記実施形態では、接着剤が加熱することで硬化する熱硬化性樹脂を用いるので、基板22を加熱する手段を設けたが、このような接着剤を用いない場合、このような加熱する手段を設ける必要がない。
図4では、一方の押さえ部材32Aの基板押えを、他方の押さえ部材32Bの基板押えよりも早めていた、すなわち、他方の押さえ部材32Bの基板押えを一方の押さえ部材32Aの基板押えよりも遅らせていた。しかしながら、一方の押さえ部材32Aの基板押えと、他方の押さえ部材32Bの基板押えとのタイミングをずらせる場合、他方の押さえ部材32Bの基板押えを一方の押さえ部材32Aの基板押えよりも早めるものであってもよい。
Q ボンディングポジション
21 チップ
22 基板
22a 幅方向端部
22b 幅方向端部
30 アイランド
30A アイランド群
31 搬送機構
32A,32B 押さえ部材
33A,33B 上下移動機構
34 幅方向移動機構
40 搬送路
50 グリッパ
51 グリッパ搬送方向往復機構

Claims (7)

  1. 搬送方向及び前記搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って所定ピッチでマトリックス状にアイランドが形成された基板を、前記搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する基板搬送装置であって、
    前記基板を搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する搬送機構と、
    前記幅方向に所定ピッチで配設された複数個のアイランドからなる一列のアイランド群が、前記搬送機構を介して所定位置に搬送された際に、前記一列のアイランド群における、基板の幅方向両端部をそれぞれ押さえる一対の押さえ部材と、
    各押さえ部材をそれぞれ独立して上下に移動させる上下移動機構と、
    一対の押さえ部材の少なくともいずれか一方を幅方向に移動させる幅方向移動機構とを備えたことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 基板が搬送される搬送路を備え、この搬送路は、前記基板を受けてその基板を吸着する基板受けを有し、かつ前記基板受けは、少なくとも前記所定位置であるボンディングポジションの対応部に基板を加熱する加熱部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記一対の押さえ部材の動作を制御して、同時に基板を押さえるモードと、一方の押さえ部材を他方の押さえ部材よりも早くさせて基板を押さえるモードとを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記搬送機構は、基板の少なくともいずれか一方の幅方向端部をチャックするグリッパと、このグリッパを前記搬送方向に沿って移動させるグリッパ搬送方向移動機構とを備え、前記グリッパの基板搬送方向と直交する方向である幅方向に沿った移動を可能としたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の基板搬送装置。
  5. 前記請求項1~請求項4のいずれか1項の基板搬送装置を用いるボンディング装置であって、
    一対の押さえ部材にて基板を押さえている状態で、前記一列のアイランド群の各アイランドに、チップをボンディングするボンディング装置。
  6. 搬送方向及び前記搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って、所定ピッチでマトリックス状にアイランドが形成された基板を、前記搬送方向に沿って上流側から下流側へ搬送する基板搬送方法であって、
    前記幅方向に所定ピッチで配設された複数個のアイランドからなる一列のアイランド群を、所定位置であるボンディングポジションに搬送した際に、前記一列のアイランド群における、基板の幅方向両端部をそれぞれ独立した一対の押さえ部材で押さえ、この状態で、アイランド群の各アイランドにチップがボンディングされる基板搬送方法。
  7. 一対の押さえ部材のいずれか一方の押さえ部材の基板への押さえを早くして、ボンディングポジションに配設される基板受けに一方の押さえ部材側から他方の押さえ部材側に向かって基板を吸着させていくことを特徴とする請求項6に記載の基板搬送方法。
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