JP2023020733A - グリッパ - Google Patents

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隆 宮崎
Takashi Miyazaki
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Abstract

【課題】 複数種類の物品について、それぞれ異なる処理を可能とする。【解決手段】 容器1(物品)を保持するとともに、搬送手段4の搬送経路に沿って移動するように構成されたグリッパ14に関する。上記搬送手段4は、搬送経路ごとに異なる処理が行われる少なくとも2つの内側搬送経路CAと外側搬送経路CBとに沿って容器1を搬送する。そして各グリッパ14は、上記シリンジ1Aを内側搬送経路CAの位置で保持する内側保持部16aと、バイアル1Bを外側搬送経路CBの位置で保持する外側保持部16bとを備え、かつ上記内側保持部16aと外側保持部16bとでシリンジ1A、バイアル1Bを同時に保持するように構成されている。【選択図】 図4

Description

本発明はグリッパに関し、詳しくは物品を保持するとともに、搬送手段の搬送経路に沿って移動するように構成されたグリッパに関する。
従来、物品を搬送する搬送手段と、上記搬送手段による物品の搬送経路に沿って設けた物品処理手段とを備えた物品処理装置が知られ、このような搬送手段は上記物品を保持するとともに、搬送手段の搬送経路に沿って移動するように構成されたグリッパを備えている。
一方、上記物品処理装置として、物品を保持する保持手段を環状の搬送経路に沿って移動させるものや(特許文献1)、複数種類の物品(デバイス)を処理するために上記物品処理手段のヘッドを交換可能にしたものが知られている(特許文献2)。
特開2020-192642号公報 特開2012-116495号公報
しかしながら、上記特許文献1の物品処理装置は、隣接する物品処理手段と物品処理手段との間に冗長な空間が必要とされ、また特許文献2の物品処理装置についても、複数種類の物品の処理が可能であるものの作業空間を確保するために冗長な空間が必要であることから、機械が大型化してしまうという問題があった。
このような問題に鑑み、本発明は搬送される複数種類の物品に対して異なる処理を可能とするグリッパを提供するものである。
すなわち請求項1の発明にかかるグリッパは、物品を保持するとともに、搬送手段の搬送経路に沿って移動するように構成されたグリッパにおいて、
上記搬送手段は、搬送経路ごとに異なる処理が行われる少なくとも2つの内側搬送経路と外側搬送経路とに沿って物品を搬送し、
各グリッパは、上記物品を内側搬送経路の位置で保持する内側保持部と、外側搬送経路の位置で保持する外側保持部とを備え、かつ上記内側保持部と外側保持部とで異なる物品を同時に保持することを特徴としている。
上記発明によれば、各グリッパが内側保持部と外側保持部とで異なる物品を同時に保持した状態で搬送手段の搬送経路に沿って移動すると、これらの物品に対して内側搬送経路と外側搬送経路とでそれぞれ異なる処理を行うことが可能となる。
これにより、装置の大型化を抑制できるとともに、物品処理手段が内側搬送経路および外側搬送経路で異なる処理を行うことから、複数種類の物品に対する処理を同時に行うことが可能となり、物品の効率的な処理も行うことができる。
本実施例にかかる充填装置の平面図 充填装置の側面図 搬送手段を構成する保持手段の平面図 搬送手段の部分断面図
以下図示実施例について説明すると、図1は物品としての容器1に液体を充填する物品処理装置としての充填装置2を示し、本実施例の充填装置2は容量の異なる2種類の容器1に同じ液体を充填するようになっている。
上記充填装置2は、内部が無菌状態に維持された無菌チャンバ3と、無菌チャンバ3の内部に設けられるとともに上記容器1を搬送する搬送手段4と、無菌チャンバ3の内部に空の容器1を供給する容器供給手段5と、上記容器1に液体を充填する充填手段6と、上記容器1にキャップを装着するキャッパ7と、上記容器1を排出する容器排出手段8とを備え、これらは図示しない制御手段によって制御されるようになっている。
上記本実施例の充填装置2は上記容量の大きな大容器1Aと、容量の小さな小容器1Bを処理することが可能となっており、これらの容器1の上部にはそれぞれキャップが装着される口部が形成され、本実施例では大容器1Aと小容器1Bの口部には形状の異なるキャップが装着されるようになっている。
このように、上記大容器1Aと小容器1Bとは形状が異なり、液体の充填量や装着するキャップが異なることから、従来は別々の充填装置2を用いて液体の充填を行うか、もしくは同じ充填装置2であっても大容器1A用と小容器1B用とで型替えを行う必要があったが、本実施例ではこれらの大容器1A用と小容器1Bを一台の充填装置2で同時に処理することを可能としている。
上記無菌チャンバ3の内部空間は、上述した上記搬送手段4や充填手段6等を収容可能な大きさに形成されており、無菌チャンバ3の外部には、図示しないが無菌エアを供給するための給気手段と、無菌チャンバ3内の空気を排出するための排気手段とが設けられている。
図2に示すように、上記給気手段は上記無菌チャンバ3の上部に設けた給気口11から無菌エアを供給するようになっており、図1には図示しないが、上記給気口11は無菌チャンバ3の複数個所に設けられている。
これに対し、上記排気手段は無菌チャンバ3の下部に排気口12を備えており、また上記排気口12には従来公知のHEPAユニットが設けられており、排出する空気を清浄化するようになっている。
このような構成とすることで、無菌チャンバ3の内部の給気口11から供給された無菌エアは、当該無菌チャンバ3の上方から下方に向けてラミナフローを形成して、上記排気口12から排出されるようになっている。
そして本実施例の排気口12は、上記搬送手段4の内側、具体的には上記搬送手段4を構成するグリッパ14の移動経路の内周側に配置されており、また排気口12は上記搬送手段4による容器1の搬送高さよりも低い位置に設けられている。
このように、排気口12を搬送手段4の内側に配置することで、当該排気口12が無菌チャンバ3の略中央に配置されることとなり、上述したように上記搬送手段4や充填手段6といった物品処理手段を収容可能な大きな内部空間を有する無菌チャンバ3の内部において、空気の流れが滞りやすい中央部分に空気の流れを形成し、無菌状態を維持するようになっている。
さらに、後述するように本実施例の搬送手段4の駆動手段はグリッパ14の移動経路よりも内周側に設けられているため、駆動手段より発生した粉塵を搬送手段4の内側に設けた排気口12より吸引して、容器1や液体に粉塵が進入しないようにすることができる。
なお上記排気口12については、上記搬送手段4の内側であれば複数個所に設けるようにしてもよい。
上記搬送手段4は、上記種類の異なる大容器1Aおよび小容器1Bを、平行に設けた内側搬送経路CAおよび外側搬送経路CBを用いて搬送するようになっている。
具体的には、上記大容器1Aを内側搬送経路CAによって搬送し、上記小容器1Bを上記内側搬送経路CAと並行に設けた外側搬送経路CBによって搬送するようになっている。
上記搬送手段4は、無端状の長円状に設けられたレール13と、上記レール13に沿って移動するとともに上記大容器1Aおよび小容器1Bを同時に保持する複数のグリッパ14と、上記グリッパ14を上記レール13に沿って個別に移動させる駆動手段15とを備えている。
上記レール13は上記直線部分と円弧状部分とからなる略長円状に配置されており、また図2に示すように当該レール13は複数間隔で設けられた柱状部材13aによって上記無菌チャンバ3の床面に対して所要の高さに設けられている。
このように上記レール13を複数の柱状部材13aによって支持することで、無菌チャンバ3内を流通する空気は柱状部材13aと柱状部材13aとの間を流通して、上記搬送手段4の内側に配置された排気口12に向けて流通するようになっている。
図3は上記グリッパ14の平面図を示し、大容器1Aおよび小容器1Bを把持する一対の把持部材16と、上記把持部材16を開閉させる開閉手段17とを備えている。
上記把持部材16には、上記大容器1Aを保持するための内側保持部16aと、上記小容器1Bを保持するための外側保持部16bが形成されている。
上記内側保持部16aおよび外側保持部16bは、把持部材16における対向した位置に形成された凹部によって構成され、上記把持部材16を閉鎖すると、上記凹部によって大容器1Aや小容器1Bが把持されるようになっている。
そして内側保持部16aによって上記大容器1Aを保持すると、当該大容器1Aは上記内側搬送経路CAに位置するようになっており、また外側保持部16bによって小容器1Bを保持すると、当該小容器1Bは上記外側搬送経路CBに位置するようになっている。
上記開閉手段17は、揺動軸17aに対して揺動可能に設けられた2つのアーム17bを備え、各アーム17bの一方の端部にはそれぞれ上記把持部材16が固定されるとともに、これらのアーム17bには図示しないカムが設けられている。これにより、両アーム17bが連動して揺動して上記把持部材16が開閉するようになっている。
上記両アーム17bの把持部材16側の端部にはバネ17cが設けられており、当該バネ17cは上記把持部材16を接近させる方向、すなわちグリッパ14を閉鎖状態に付勢するようになっている。
また一方のアーム17bは上記レール13側に突出するように設けられており、その先端にはカムフォロア17dが設けられている。上記カムフォロア17dを押圧すると、上記アーム17bが上記揺動軸17aを中心に揺動するため、上記把持部材16が開閉するようになっている。
そして上記カムフォロア17dの内側には、図示しない駆動手段によって駆動される開閉バー18が設けられており、当該開閉バー18は容器1の搬送経路に沿って直交する方向に進退動するように設けられている。
上記開閉バー18によって上記カムフォロア17dをレール13の内側から外側に向けて押圧すると、上記把持部材16が揺動して開放状態となり、その状態から開閉バー18が外側から内側に向けて移動すると、上記把持部材16が上記バネ17cの付勢力によって閉鎖状態となる。
上記開閉バー18は、図1に示すように上記搬送手段4に沿って設けられた上記容器供給手段5、容器排出手段8のそれぞれに隣接した位置に設けられており、また複数のグリッパ14のカムフォロア17dを同時に押圧して同時に開閉させるよう、搬送方向に所定の長さを有している。
上記駆動手段15は従来公知のリニア駆動によって上記グリッパ14を移動させるようになっており、図4に示すように、上下に平行に設けられたレール13とレール13との間に設けられた複数の電磁コイル19と、上記グリッパ14を保持するとともに上記電磁コイル19との間で生じさせた電磁誘導により移動するシャトル20とによって構成されている。
上記シャトル20は、上記電磁コイル19に近接した位置に設けられた永久磁石20aと、上記永久磁石20aの上下に設けられるとともに上記レール13に係合するローラ20bとを備えている。
上記構成により、上記制御手段が各電磁コイル19を制御することで、各シャトル20を移動させることができ、当該シャトル20に設けられたグリッパ14を移動させることが可能となっている。
上記容器供給手段5は、空の大容器1Aや小容器1Bを無菌チャンバ3の外部から搬入するようになっており、空の大容器1Aおよび小容器1Bを搬送するベルトコンベヤ5aと、当該ベルトコンベヤ5aから大容器1Aや小容器1Bを取り出して上記搬送手段4のグリッパ14に受け渡すロボット5bとを備えている。
上記ベルトコンベヤ5aは、搬送した空の大容器1Aや小容器1Bを上記搬送手段4に隣接した位置に停止させ、上記搬送手段4は例えば4個のグリッパ14を容器供給手段5に隣接した位置に停止させる。そして上記グリッパ14の停止位置には上記開閉バー18が設けられている。
上記ロボット5bは複数の保持ヘッドを備えており、具体的には搬送方向に設けた大容器1Aを保持する4個の保持ヘッドと、これと並行に設けた小容器1Bを保持する4個の保持ヘッドとを備え、上記大容器1Aを保持する保持ヘッドと小容器1Bを保持する保持ヘッドとは上記内側搬送経路CAと上記外側搬送経路CBと同じ間隔で設けられている。
このような構成により、上記ロボット5bがベルトコンベヤから大容器1Aと小容器1Bとを取り出し、上記保持ヘッドをベルトコンベヤ5aに隣接した位置で停止したグリッパ14まで移動させる。
その状態でグリッパ14を開放状態から閉鎖状態とすることにより、4個のグリッパ14における内側保持部16aと外側保持部16bに、それぞれ大容器1Aおよび小容器1Bが保持されるようになっている。
上記充填手段6は、上記大容器1Aに液体を充填する充填ノズル6aAと、上記小容器1Bに液体を充填する充填ノズル6aBとを備えており、これらは図示しない昇降手段によって昇降可能に設けられるとともに、図示しない液体供給手段から液体が供給されるようになっている。
上記大容器1Aに液体を充填する充填ノズル6aAは上記内側搬送経路CAにそって4個設けられ、上記小容器1Bに液体を充填する充填ノズル6aBも上記外側搬送経路CBに沿って4個設けられており、充填ノズル6aAと充填ノズル6aBとは搬送経路に対して直交する方向に設けられている。
このように充填ノズル6aA、6aBを配置することで、上記搬送手段4が充填手段6にグリッパ14を移動させると、大容器1Aに液体を充填する4個の充填ノズル6aAの下方に4個の大容器1Aが位置し、小容器1Bに液体を充填する4個の充填ノズル6aBの下方に4個の小容器1Bが位置することとなる。
なお、上記大容器1Aに液体を充填する4個の充填ノズル6aAと、上記小容器1Bに液体を充填する4個の充填ノズル6aBとを、搬送経路に沿って上流側および下流側に離隔させて配置し、大容器1Aと小容器1Bに対する液体の充填タイミングを異ならせてもよい。
上記キャッパ7は、上記充填手段6と同様、上記大容器1Aにキャップを装着するための4個のキャッピングヘッド7aAと、上記小容器1Bにキャップを装着するための4個のキャッピングヘッド7aBとを備えており、これらは図示しない昇降手段によって昇降可能に設けられるとともに、図示しないキャップ供給手段からキャップが供給されるようになっている。
上記大容器1Aにキャップを装着するキャッピングヘッド7aAおよび小容器1Bにキャップを装着するキャッピングヘッド7aBも、上記充填手段6の充填ノズル6aA、6aBと同様の配置で設けられている。
これにより、上記搬送手段4がキャッパ7にグリッパ14を移動させると、大容器1Aのための4個のキャッピングヘッド7aAの下方にそれぞれ大容器1Aが位置し、小容器1Bのための4個のキャッピングヘッド7aBの下方にそれぞれ小容器1Bが位置することとなる。
なお、キャッパ7についても、大容器1Aのためのキャッピングヘッド7aAを設ける位置と、小容器1Bのためのキャッピングヘッド7aBを設ける位置を搬送経路に沿って上流側および下流側に離隔させて配置してもよい。
上記容器排出手段8は、上記キャッパ7の下流側に隣接した位置に設けられたベルトコンベヤ8aと、当該ベルトコンベヤ8aに隣接して設けられたロボット8bによって構成され、搬送手段4には容器排出手段8の位置に開閉バー18が設けられている。
このような構成により、上記大容器1Aおよび小容器1Bを把持したグリッパ14が上記ベルトコンベヤ8aに隣接した位置に停止すると、上記ロボット8bが上記グリッパ14に把持された大容器1Aおよび小容器1Bを受け取る。
続いてロボット8bは把持した大容器1Aおよび小容器1Bをベルトコンベヤ8a上に載置し、ベルトコンベヤ8aは当該大容器1Aおよび小容器1Bを無菌チャンバ3の外部に設けられた図示しない後工程へと搬送する。
以下、上記構成を有する充填装置2の動作について説明する。
最初に、上記容器供給手段5のベルトコンベヤ5aが大容器1Aと小容器1Bを搬送し、このとき搬送手段4は4個のグリッパ14をベルトコンベヤ5aに隣接した位置に待機させるとともに、開閉バー18によって開放状態としておく。
続いて容器供給手段5のロボット5bがベルトコンベヤ5a上の大容器1Aおよび小容器1Bを保持してこれを搬送手段4のグリッパ14に受け渡す。これにより、上記グリッパ14の内側搬送経路CA側に大容器1Aが保持され、外側搬送経路CB側に小容器1Bが保持されることとなる。
次に、制御手段は搬送手段4を制御して、4個のグリッパ14を充填手段6に移動させる。
充填手段6では内側搬送経路CAおよび外側搬送経路CBの上方にそれぞれ4個ずつ充填ノズル6aA、6aBが位置しており、充填手段6が充填ノズル6aA、6aBを下降させることで、大容器1Aおよび小容器1Bに対して液体の充填が行われる。
このとき、内側搬送経路CAの充填ノズル6aAは大容器1Aの容量に合わせて液体を充填し、外側搬送経路CBの充填ノズル6aBは小容器1Bの容量に合わせて液体を充填する。
液体の充填が終了して充填ノズル6aA、6aBが上方に退避すると、搬送手段4はグリッパ14を下流側のキャッパ7へと移動させる。
キャッパ7では内側搬送経路CAおよび外側搬送経路CBの上方にそれぞれ4個ずつキャッピングヘッド7aA、7aBが位置しており、上記キャッピングヘッド7aA、7aBは上記大容器1Aおよび小容器1Bに対してキャップの装着を行う。
このとき、内側搬送経路CAのキャッピングヘッド7aは大容器1Aに適合するキャップを装着し、外側搬送経路CBのキャッピングヘッド7aは小容器1Bに適合するキャップを装着する。
そして、制御手段は上記グリッパ14を上記容器排出手段8へと移動させ、上記ロボット8bが上記グリッパ14の大容器1Aおよび小容器1Bをベルトコンベヤ8aに移載し、その後ベルトコンベヤ8aが大容器1Aおよび小容器1Bを図示しない後工程へと搬送する。
また上記実施例によれば、形状の異なる大容器1Aおよび小容器1Bを、それぞれ内側搬送経路CAおよび外側搬送経路CBに沿って搬送するとともに、上記充填手段6やキャッパ7といった物品処理手段は、容量や装着するキャップの異なる大容器1Aおよび小容器1Bに対してそれぞれ対応する処理を行うようになっている。
これにより、従来は大容器1Aおよび小容器1Bのそれぞれについて専用の充填装置2を用いて液体の充填を行っていたのを、一台の充填装置2によって処理することが可能となる。
なお上記実施例では容量の異なる2種類の大容器1Aおよび小容器1Bに対して同じ液体を充填するようになっているが、そのほかにも内側搬送経路CAおよび外側搬送経路CBとで、物品に対して異なる処理を行うようにすることができる。
例えば、同形状の容器を内側搬送経路CAおよび外側搬送経路CBを用いて搬送し、充填手段6において大容器1Aと小容器1Bとに対して異なる種類の液体を充填することも可能である。
また上記実施例では、大容器1Aおよび小容器1Bに液体を充填する充填装置2について説明したが、無菌チャンバ3の内部で物品を保持するグリッパ14を循環移動させる搬送手段4を備えた物品処理装置であれば、その他の物品を処理するものであってもよい。
1 容器(物品) 1A シリンジ
1B バイアル 3 無菌チャンバ
4 搬送手段 5 容器供給手段
6 充填手段 7 キャッパ
14 グリッパ 15 駆動手段
16a 内側保持部 16b 外側保持部
CA 内側搬送経路 CB 外側搬送経路

Claims (1)

  1. 物品を保持するとともに、搬送手段の搬送経路に沿って移動するように構成されたグリッパにおいて、
    上記搬送手段は、搬送経路ごとに異なる処理が行われる少なくとも2つの内側搬送経路と外側搬送経路とに沿って物品を搬送し、
    各グリッパは、上記物品を内側搬送経路の位置で保持する内側保持部と、外側搬送経路の位置で保持する外側保持部とを備え、かつ上記内側保持部と外側保持部とで異なる物品を同時に保持することを特徴とするグリッパ。
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