JP2023020674A5 - - Google Patents
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Description
上述した課題を解決するため、本発明に係る有機物低温分解装置は以下の技術的特徴を有する。
(1) 有機物を含む廃棄物を400℃以下の温度で熱分解処理を行う有機物低温分解装置において、磁気発生手段を備え、外部から取り込まれた空気が該磁気発生手段が形成する磁界内を通過するように構成された磁気空調ユニットと、熱分解処理される該廃棄物を載置する載置部を備え、さらに該載置部に載置された該廃棄物の少なくとも下方又は側方に空気を供給するため、該磁気空調ユニットからの空気を導入し、導入された空気を一時的に貯留する空気室と、該空気室から該廃棄物に向けて貯留した空気を供給する複数の流路とが形成されている熱分解炉と、該熱分解炉から排出される排煙を導入し、該排煙が蛇行しながら移動するように複数の仕切板で構成された流路を備えた排煙トラップ手段と、該排煙トラップ手段から排出される排煙を導入し、排煙をバーナーで800℃~1000℃の範囲の温度に加熱して排気する排煙燃焼手段を備え、さらに、該熱分解炉は、該廃棄物を炉内に投入するための開口部を塞ぐ二重扉を備え、該二重扉を構成する外側扉と内側扉は互いに機械的に連結され、該外側扉が開くと該内側扉が閉じ、該外側扉が閉じると該内側扉が開くよう構成され、該外側扉と該内側扉との間には、該開口部を塞ぐ耐熱性シートが配置され、該シートは該外側扉が開いた状態で開閉可能に設定されていることを特徴とする。
(1) 有機物を含む廃棄物を400℃以下の温度で熱分解処理を行う有機物低温分解装置において、磁気発生手段を備え、外部から取り込まれた空気が該磁気発生手段が形成する磁界内を通過するように構成された磁気空調ユニットと、熱分解処理される該廃棄物を載置する載置部を備え、さらに該載置部に載置された該廃棄物の少なくとも下方又は側方に空気を供給するため、該磁気空調ユニットからの空気を導入し、導入された空気を一時的に貯留する空気室と、該空気室から該廃棄物に向けて貯留した空気を供給する複数の流路とが形成されている熱分解炉と、該熱分解炉から排出される排煙を導入し、該排煙が蛇行しながら移動するように複数の仕切板で構成された流路を備えた排煙トラップ手段と、該排煙トラップ手段から排出される排煙を導入し、排煙をバーナーで800℃~1000℃の範囲の温度に加熱して排気する排煙燃焼手段を備え、さらに、該熱分解炉は、該廃棄物を炉内に投入するための開口部を塞ぐ二重扉を備え、該二重扉を構成する外側扉と内側扉は互いに機械的に連結され、該外側扉が開くと該内側扉が閉じ、該外側扉が閉じると該内側扉が開くよう構成され、該外側扉と該内側扉との間には、該開口部を塞ぐ耐熱性シートが配置され、該シートは該外側扉が開いた状態で開閉可能に設定されていることを特徴とする。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の有機物低温分解装置において、該シートは、該開口部の外側で、該開口部と該外側扉との間に配置されていることを特徴とする。
Claims (4)
- 有機物を含む廃棄物を400℃以下の温度で熱分解処理を行う有機物低温分解装置において、
磁気発生手段を備え、外部から取り込まれた空気が該磁気発生手段が形成する磁界内を通過するように構成された磁気空調ユニットと、
熱分解処理される該廃棄物を載置する載置部を備え、さらに該載置部に載置された該廃棄物の少なくとも下方又は側方に空気を供給するため、該磁気空調ユニットからの空気を導入し、導入された空気を一時的に貯留する空気室と、該空気室から該廃棄物に向けて貯留した空気を供給する複数の流路とが形成されている熱分解炉と、
該熱分解炉から排出される排煙を導入し、該排煙が蛇行しながら移動するように複数の仕切板で構成された流路を備えた排煙トラップ手段と、
該排煙トラップ手段から排出される排煙を導入し、排煙をバーナーで800℃~1000℃の範囲の温度に加熱して排気する排煙燃焼手段を備え、
さらに、該熱分解炉は、該廃棄物を炉内に投入するための開口部を塞ぐ二重扉を備え、
該二重扉を構成する外側扉と内側扉は互いに機械的に連結され、該外側扉が開くと該内側扉が閉じ、該外側扉が閉じると該内側扉が開くよう構成され、
該外側扉と該内側扉との間には、該開口部を塞ぐ耐熱性シートが配置され、該シートは該外側扉が開いた状態で開閉可能に設定されていることを特徴とする有機物低温分解装置。 - 請求項1に記載の有機物低温分解装置において、
該排煙燃焼手段の排煙が通過する流路内の温度を検出する排煙用温度センサを備え、
該バーナーの駆動を制御する制御手段を有し、該制御手段は、該廃棄物の熱分解処理を開始する前に、該排煙用温度センサが800℃~1000℃の範囲になるよう該バーナーを駆動制御することを特徴とする有機物低温分解装置。 - 請求項1又は2に記載の有機物低温分解装置において、
該熱分解炉は、該廃棄物又はその近傍の温度を検出する燃焼用温度センサを備え、
該バーナーの駆動を制御する制御手段を有し、該制御手段は、該燃焼用温度センサが、300℃~400℃の範囲を検出した際には、該バーナーの駆動を停止することを特徴とする有機物低温分解装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の有機物低温分解装置において、
該シートは、該開口部の外側で、該開口部と該外側扉との間に配置されていることを特徴とする有機物低温分解装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021126165A JP7361403B2 (ja) | 2021-07-30 | 2021-07-30 | 有機物低温分解装置 |
Publications (3)
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Family
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Family Applications (1)
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